JPH0751758B2 - 金属防食剤 - Google Patents
金属防食剤Info
- Publication number
- JPH0751758B2 JPH0751758B2 JP61119694A JP11969486A JPH0751758B2 JP H0751758 B2 JPH0751758 B2 JP H0751758B2 JP 61119694 A JP61119694 A JP 61119694A JP 11969486 A JP11969486 A JP 11969486A JP H0751758 B2 JPH0751758 B2 JP H0751758B2
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- acrylic copolymer
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- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は金属防食剤に関する。さらに詳しくは水と金
属が接触する腐食環境において、水に添加して用いる金
属防食剤に関する。
属が接触する腐食環境において、水に添加して用いる金
属防食剤に関する。
（ロ）従来の技術 いわゆる水誘導装置例えば蒸気製造装置、加熱系、化学
反応プラント、冷却水系等においては、その装置を構成
している金属（鉄、軟鋼、鋳鉄等）と水とが接触してお
り、腐食が発生しやすく、このような腐食に対してはそ
の防止のために従来から種々の防食剤が提案され使用さ
れている。この中で特に冷却水等の循環水に添加して用
いる水溶性防食剤としてクロム酸塩、リン酸塩、亜硝酸
塩等の無機塩、エタノールアミン等が知られている。
反応プラント、冷却水系等においては、その装置を構成
している金属（鉄、軟鋼、鋳鉄等）と水とが接触してお
り、腐食が発生しやすく、このような腐食に対してはそ
の防止のために従来から種々の防食剤が提案され使用さ
れている。この中で特に冷却水等の循環水に添加して用
いる水溶性防食剤としてクロム酸塩、リン酸塩、亜硝酸
塩等の無機塩、エタノールアミン等が知られている。
（ハ）発明が解決しようとする問題点 しかし、これまで優秀なものと認められていた重クロム
酸カリウム等のクロム酸化合物は、現在毒性の問題から
ほとんど使用されていないし、またその他重合リン酸等
も公害上の規制等により徐々にその使用が制限されつつ
ある。さらに亜硝酸塩と低級アミンのように、併用すれ
ば反応して発癌性のニトロソアミンを生ずものもあり、
その使用に際して種々の規制を受けるものが少なくな
い。
酸カリウム等のクロム酸化合物は、現在毒性の問題から
ほとんど使用されていないし、またその他重合リン酸等
も公害上の規制等により徐々にその使用が制限されつつ
ある。さらに亜硝酸塩と低級アミンのように、併用すれ
ば反応して発癌性のニトロソアミンを生ずものもあり、
その使用に際して種々の規制を受けるものが少なくな
い。
この発明は公害等の問題となる重金属化合物、窒素化合
物およびリン化合物を含むことなく優れた防食効果を発
揮する防食剤の開発を目的としてなされたものである。
これらの点に関連しこの発明の発明者らは鋭意研究を重
ねた結果、スケール防食剤として知られている（メタ）
アクリル酸および／またはその塩と特定のアクリル酸誘
導体とを主構成成分とするアクリル系共重合体（特開昭
60−41595号公報）が優れた防食効果を発現する事実を
見い出した。
物およびリン化合物を含むことなく優れた防食効果を発
揮する防食剤の開発を目的としてなされたものである。
これらの点に関連しこの発明の発明者らは鋭意研究を重
ねた結果、スケール防食剤として知られている（メタ）
アクリル酸および／またはその塩と特定のアクリル酸誘
導体とを主構成成分とするアクリル系共重合体（特開昭
60−41595号公報）が優れた防食効果を発現する事実を
見い出した。
この発明は、上記知見をさらに発展させることによりな
されたものである。
されたものである。
この発明に用いるポリマレイン酸類は従来からスケール
防食剤として知られており（特公昭53 20475号公報）、
また特定の防食性化合物との併用下において防食性補助
成分として働くことは知られている（特開昭53−149837
号公報、特開昭53−149836号公報）。しかしそれ自体充
分な防食効果を発現するものではない。
防食剤として知られており（特公昭53 20475号公報）、
また特定の防食性化合物との併用下において防食性補助
成分として働くことは知られている（特開昭53−149837
号公報、特開昭53−149836号公報）。しかしそれ自体充
分な防食効果を発現するものではない。
（ニ）問題点を解決するための手段及び作用 本発明者らは前記アクリル系共重合体の防食効果をより
向上させるために種々の薬剤との併用を試みた結果、ポ
リマレイン酸と併用することにより、各々の単独使用時
に比して著しく優れた相乗的防食効果が得られる事実を
見出した。
向上させるために種々の薬剤との併用を試みた結果、ポ
リマレイン酸と併用することにより、各々の単独使用時
に比して著しく優れた相乗的防食効果が得られる事実を
見出した。
かくしてこの発明によれば、 （ｉ）（メタ）アクリル酸および／またはその塩（Ａ）
とスルホエチル（メタ）アクリレートおよび／またはそ
の塩（Ｂ）とを主成分として構成されるアクリル系共重
合体１重量部と、 （ii）ポリマレイン酸および／またはその塩0.2〜５重
量部を有効成分として含有してなる金属防食剤が提供さ
れる。
とスルホエチル（メタ）アクリレートおよび／またはそ
の塩（Ｂ）とを主成分として構成されるアクリル系共重
合体１重量部と、 （ii）ポリマレイン酸および／またはその塩0.2〜５重
量部を有効成分として含有してなる金属防食剤が提供さ
れる。
この発明に用いるアクリル系共重合体の構成単位となる
（メタ）アクリル酸および／またはその塩（Ａ）には、
アクリル酸、メタクリル酸並びにこれらの酸のアルカリ
金属塩を挙げることができる。
（メタ）アクリル酸および／またはその塩（Ａ）には、
アクリル酸、メタクリル酸並びにこれらの酸のアルカリ
金属塩を挙げることができる。
また一方のスルホエチル（メタ）アクリレートおよび／
またはその塩（Ｂ）には、アクリル酸、メタクリル酸そ
れぞれのスルホエチルエステル並びにこれらのエステル
のアルカリ金属塩等を挙げることができる。
またはその塩（Ｂ）には、アクリル酸、メタクリル酸そ
れぞれのスルホエチルエステル並びにこれらのエステル
のアルカリ金属塩等を挙げることができる。
上記共重合体は、単量体（Ａ）および（Ｂ）を主成分と
して構成され、かつ該単体（Ａ）と（Ｂ）とが95:5〜4
0:60となるモル比で構成されるものが防食効果の点で好
ましく、さらに90:10〜50:50なるモル比からなるものが
より好ましい。
して構成され、かつ該単体（Ａ）と（Ｂ）とが95:5〜4
0:60となるモル比で構成されるものが防食効果の点で好
ましく、さらに90:10〜50:50なるモル比からなるものが
より好ましい。
また上記共重合体の分子量は、約500〜20,000に調整さ
れるのが防食効果の点で好ましく、さらには約1,000〜1
0,000がより好ましい。
れるのが防食効果の点で好ましく、さらには約1,000〜1
0,000がより好ましい。
上記共重合体は、アクアイック（登録商標、日本触媒化
学工業株式会社）という名称で入手可能であり、この発
明の防食剤の製剤においても該市販品を用いることが簡
便である。しかしまたこの共重合体を製造して用いるこ
とも可能である。
学工業株式会社）という名称で入手可能であり、この発
明の防食剤の製剤においても該市販品を用いることが簡
便である。しかしまたこの共重合体を製造して用いるこ
とも可能である。
この場合の製造は、通常の重合開始剤を用いた種々の重
合法により行うことができるが、反応の制御の容易さの
点から溶媒中で重合することがより好ましい。
合法により行うことができるが、反応の制御の容易さの
点から溶媒中で重合することがより好ましい。
この場合用いられる溶媒としては各種の溶媒が選択可能
であるが、上記単量体（Ａ）および（Ｂ）の溶解性の点
から、水や低級アルコールが適している。
であるが、上記単量体（Ａ）および（Ｂ）の溶解性の点
から、水や低級アルコールが適している。
また上記溶媒により重合開始剤が適宜選択される。例え
ば水媒体中では過硫酸のアルカリ金属塩もしくはアンモ
ニウム塩または過酸化水素等が挙げられ、低級アルコー
ル等の媒体中では、ベンゾイルパーオキシド、ラウロイ
ルパーオキシド、クメンハイドロパーオキシド、アゾビ
スイソブチロニトリル等が挙げられる。
ば水媒体中では過硫酸のアルカリ金属塩もしくはアンモ
ニウム塩または過酸化水素等が挙げられ、低級アルコー
ル等の媒体中では、ベンゾイルパーオキシド、ラウロイ
ルパーオキシド、クメンハイドロパーオキシド、アゾビ
スイソブチロニトリル等が挙げられる。
上記重合反応には、適当な促進剤や連鎖移動剤が適宜選
択併用されてよい。
択併用されてよい。
上記重合反応の温度は、用いる溶媒及び重合開始剤等に
より適宜定められるが、通常０〜120℃の範囲内で行わ
れる。
より適宜定められるが、通常０〜120℃の範囲内で行わ
れる。
この発明に用いるポリマレイン酸としては、種々の分子
量のものが使用できるが、合成の容易性の点で比較的低
分子のものが適しており、通常分子量約300〜5000のも
のが好適に使用できる。防食効果の点で1000以下のもの
が特に好ましい。これらは、例えば有機溶媒中で無水マ
レイン酸を、５％以上の重合開始剤（ベイゾイルパーオ
キサイド、アゾビスイソブチロニトリル等）を用いて加
温する等の重合条件に付して得たポリ無水マレイン酸を
水等で加水分解したり、また水溶液中でマレイン酸又は
無水マレイン酸をモノアルカリ金属塩又はアンモニウム
塩とし、重合開始剤（ヒドロパーオキサイド類、ジ−ア
ルキル パーオキサイド類及び過硫酸塩類等）を用いて
加温する等の重合条件に付して得られる。また、ポリマ
レイン酸塩としては、実質的に水溶性であれば使用で
き、例えばリチウム、ナトリウムおよびカリウム塩の如
きアルカリ金属塩、アンモニウム塩又はメチルアミン、
ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジ
エチルアミン、プロピルアミン等の低級アルキルアミン
との塩が好適に使用できる。これらのうち防食効果の点
でアルカリ金属塩を用いることが好ましい。なお、ポリ
マレイン酸の一部エステル体や一部アミド体等も重合体
として実質的に水溶性であれば使用可能である。
量のものが使用できるが、合成の容易性の点で比較的低
分子のものが適しており、通常分子量約300〜5000のも
のが好適に使用できる。防食効果の点で1000以下のもの
が特に好ましい。これらは、例えば有機溶媒中で無水マ
レイン酸を、５％以上の重合開始剤（ベイゾイルパーオ
キサイド、アゾビスイソブチロニトリル等）を用いて加
温する等の重合条件に付して得たポリ無水マレイン酸を
水等で加水分解したり、また水溶液中でマレイン酸又は
無水マレイン酸をモノアルカリ金属塩又はアンモニウム
塩とし、重合開始剤（ヒドロパーオキサイド類、ジ−ア
ルキル パーオキサイド類及び過硫酸塩類等）を用いて
加温する等の重合条件に付して得られる。また、ポリマ
レイン酸塩としては、実質的に水溶性であれば使用で
き、例えばリチウム、ナトリウムおよびカリウム塩の如
きアルカリ金属塩、アンモニウム塩又はメチルアミン、
ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジ
エチルアミン、プロピルアミン等の低級アルキルアミン
との塩が好適に使用できる。これらのうち防食効果の点
でアルカリ金属塩を用いることが好ましい。なお、ポリ
マレイン酸の一部エステル体や一部アミド体等も重合体
として実質的に水溶性であれば使用可能である。
［使用態様］ 上記アクリル系共重合体とポリマレイン酸類は通常、水
に溶解した形態で用いられる。この際、アクリル系共重
合体１重量部に対し、ポリマレイン酸および／またはそ
の塩を0.1〜10重量部とするのが相乗効果が発揮される
点で適しており、0.2〜５重量部が好ましく、約１重量
部とするのがとくに好ましい。
に溶解した形態で用いられる。この際、アクリル系共重
合体１重量部に対し、ポリマレイン酸および／またはそ
の塩を0.1〜10重量部とするのが相乗効果が発揮される
点で適しており、0.2〜５重量部が好ましく、約１重量
部とするのがとくに好ましい。
上記水溶液剤として得られたこの発明の金属防食剤は、
用途・目的に応じて適当量添加されて用いられるが、通
常防食対象水中に上記共重合体成分が１〜500ppm含有さ
れるよう添加されることが好ましい。該範囲の下限以下
では意図する防食効果が発揮されず、また上限以上では
より以上の効果が期待できず浪費に終わり好ましくな
い。さらに上記範囲内において、より充分な防食効果が
発揮される好ましい添加量としては10〜100ppmである。
用途・目的に応じて適当量添加されて用いられるが、通
常防食対象水中に上記共重合体成分が１〜500ppm含有さ
れるよう添加されることが好ましい。該範囲の下限以下
では意図する防食効果が発揮されず、また上限以上では
より以上の効果が期待できず浪費に終わり好ましくな
い。さらに上記範囲内において、より充分な防食効果が
発揮される好ましい添加量としては10〜100ppmである。
なお、この発明の防食剤中には、上記アクリル酸系共重
合体とポリマレイン酸類との相乗効果が害されない限
り、他の防食性成分が混合されていてもよく、さらに他
の分散剤、殺菌・殺菌剤等の添加剤が適宜添加されてい
てもよい。
合体とポリマレイン酸類との相乗効果が害されない限
り、他の防食性成分が混合されていてもよく、さらに他
の分散剤、殺菌・殺菌剤等の添加剤が適宜添加されてい
てもよい。
（ホ）実施例 試験液として大阪市水５倍濃縮水を用いて、軟鋼テスト
ピースに対する防食効果確認試験を行った。１の平底
ビーカーに所定量の薬剤を加えた試験液１を収容し、
モーターと連動した撹拌棒の先端に軟鋼のテストピース
「市販品名 spcc、形状は30×50×1mmの長方形板上で
ある」を懸吊し、液中に浸漬する。サーモスタットを付
設してマントルヒータにて40℃または50℃に液温を保
ち、上記テストピースを100rpmの速度で回転させつつ３
日間テストする。テスト終了後テストピースを取り出し
酸洗、水洗、乾燥後重量を測定し、重量減少量からMDD
（mg/dm2・day）即ち１日当りの腐食減量を測定する。
使用した大阪市水５倍濃縮水の水質を［表１］に、MDD
を［表２］及び［表３］に示す。
ピースに対する防食効果確認試験を行った。１の平底
ビーカーに所定量の薬剤を加えた試験液１を収容し、
モーターと連動した撹拌棒の先端に軟鋼のテストピース
「市販品名 spcc、形状は30×50×1mmの長方形板上で
ある」を懸吊し、液中に浸漬する。サーモスタットを付
設してマントルヒータにて40℃または50℃に液温を保
ち、上記テストピースを100rpmの速度で回転させつつ３
日間テストする。テスト終了後テストピースを取り出し
酸洗、水洗、乾燥後重量を測定し、重量減少量からMDD
（mg/dm2・day）即ち１日当りの腐食減量を測定する。
使用した大阪市水５倍濃縮水の水質を［表１］に、MDD
を［表２］及び［表３］に示す。
なお、［表２］は液温40℃における各比率でのMDDを示
すものであり、アクリル系共重合体としては、（Ａ）成
分がアクリル酸ナトリウムで（Ｂ）成分がスルホエチル
アクリレートからなる市販（登録商標アクアリック；日
本触媒化学工業株式会社）の下記共重合体： を用い、ポリマレイン酸塩としては各々分子量約300〜4
00及び約900のものを用いた。
すものであり、アクリル系共重合体としては、（Ａ）成
分がアクリル酸ナトリウムで（Ｂ）成分がスルホエチル
アクリレートからなる市販（登録商標アクアリック；日
本触媒化学工業株式会社）の下記共重合体： を用い、ポリマレイン酸塩としては各々分子量約300〜4
00及び約900のものを用いた。
一方〔表３〕は液温50℃における各比率でのMDDを示す
ものであり、アクリル系共重合体としては前記LS−15、
LS−20及びLS−30（分子量4000）についての結果であ
る。
ものであり、アクリル系共重合体としては前記LS−15、
LS−20及びLS−30（分子量4000）についての結果であ
る。
なお、参考のために、前記〔表２〕及び〔表３〕中の実
施例での添加濃度25mg/及び50mg/における添加比率
とMDDとの関係をアクリル系共重合体の分子量との関係
と共に第１図及び第２図に例示した。
施例での添加濃度25mg/及び50mg/における添加比率
とMDDとの関係をアクリル系共重合体の分子量との関係
と共に第１図及び第２図に例示した。
前記〔表２〕及び〔表３〕並びに第１図及び第２図から
認められるように、アクリル系共重合体とポリマレイン
酸塩との併用により、MDDは各々の単独使用時に比して
著しく低下しており、相乗効果が発揮されていることが
判る。ことにその効果は、前者：後者が1:5〜5:1の場合
（前者１重両部に対して後者が0.2〜５）に著しいこと
が判る。
認められるように、アクリル系共重合体とポリマレイン
酸塩との併用により、MDDは各々の単独使用時に比して
著しく低下しており、相乗効果が発揮されていることが
判る。ことにその効果は、前者：後者が1:5〜5:1の場合
（前者１重両部に対して後者が0.2〜５）に著しいこと
が判る。
（ヘ）発明の効果 この発明の金属防腐剤は、特定のアクリレート系共重合
体とポリマレイン酸類との相乗的効果に基づいて鉄、軟
鋼、鋳鉄等に対して優れた防食効果を発現するものであ
る。そして、重金属化合物、リン化合物、アミン系化合
物などを要しないという利点も備えている。
体とポリマレイン酸類との相乗的効果に基づいて鉄、軟
鋼、鋳鉄等に対して優れた防食効果を発現するものであ
る。そして、重金属化合物、リン化合物、アミン系化合
物などを要しないという利点も備えている。
【図面の簡単な説明】 第１図及び第２図は、各々この発明の金属防食剤の効果
を示すグラフ図である。
を示すグラフ図である。
Claims (4)
- 【請求項１】（ｉ）（メタ）アクリル酸および／または
その塩（Ａ）とスルホエチル（メタ）アクリレートおよ
び／またはその塩（Ｂ）とを主成分として構成されるア
クリル系共重合体１重量部と （ii）ポリマレイン酸および／またはその塩0.2〜５重
量部とを有効成分として含有してなる金属防食剤。 - 【請求項２】アクリル系共重合体が、成分（Ａ）：
（Ｂ）の共重合比が95:5〜40:60の共重合体である特許
請求の範囲第１項記載の金属防食剤。 - 【請求項３】アクリル系共重合体の分子量が約500〜200
00である特許請求の範囲第１項記載の金属防食剤。 - 【請求項４】ポリマレイン酸またはその塩の分子量が約
300〜5000である特許請求の範囲第１項記載の金属防食
剤。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61119694A JPH0751758B2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | 金属防食剤 |
| KR1019870000378A KR930011415B1 (ko) | 1986-01-17 | 1987-01-17 | 금속방식제 조성물 |
| CN87100883A CN1033178C (zh) | 1986-01-17 | 1987-01-17 | 水系中铁类金属的防蚀方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61119694A JPH0751758B2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | 金属防食剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62278285A JPS62278285A (ja) | 1987-12-03 |
| JPH0751758B2 true JPH0751758B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=14767749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61119694A Expired - Lifetime JPH0751758B2 (ja) | 1986-01-17 | 1986-05-23 | 金属防食剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751758B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5531934A (en) * | 1994-09-12 | 1996-07-02 | Rohm & Haas Company | Method of inhibiting corrosion in aqueous systems using poly(amino acids) |
| JPH11310888A (ja) * | 1998-04-27 | 1999-11-09 | Katayama Chem Works Co Ltd | 金属防食剤 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4317744A (en) * | 1979-04-25 | 1982-03-02 | Drew Chemical Corporation | Corrosion inhibitor |
| JPS59100272A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-09 | Kurita Water Ind Ltd | 金属の腐食防止剤 |
| JPS59162999A (ja) * | 1983-03-07 | 1984-09-13 | カルゴン・コ−ポレ−シヨン | カルボン酸／スルホン酸ポリマ−類を含有する相乗効果的なスケ−ルおよび腐食抑制混合剤 |
| JPS6013084A (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-23 | Kurita Water Ind Ltd | 金属の腐食防止剤 |
| JPS6041595A (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-05 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | スケ−ル防止剤 |
-
1986
- 1986-05-23 JP JP61119694A patent/JPH0751758B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62278285A (ja) | 1987-12-03 |
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| JPS6145708B2 (ja) | ||
| JPH0548309B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |