JPH0751722Y2 - 回路遮断器のインターロック装置 - Google Patents

回路遮断器のインターロック装置

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JPH0751722Y2
JPH0751722Y2 JP3497890U JP3497890U JPH0751722Y2 JP H0751722 Y2 JPH0751722 Y2 JP H0751722Y2 JP 3497890 U JP3497890 U JP 3497890U JP 3497890 U JP3497890 U JP 3497890U JP H0751722 Y2 JPH0751722 Y2 JP H0751722Y2
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JP
Japan
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circuit breaker
handle
slide body
terminal
state
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JP3497890U
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JPH03124549U (ja
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利和 鵜飼
孝博 大和田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は船舶関係に多用されているもので、回路遮断器
を差込み端子に着脱する時に使用する回路遮断器のイン
ターロック装置に関する。
(従来の技術) 差込み端子に取付ける形式の回路遮断器は、断路接触子
を供えた回路遮断器に対して、これを受ける受け座を配
電盤に供えており、本体に設けられた接続端子を受け座
に設けられた差込み端子に挿入し接続する構成になって
いる。この形式の回遮断器は、電源が生きていても回路
遮断器がオフ状態であれば、回路遮断器の接続端子を差
込み端子から着脱しても支障が無い。しかしながら、オ
ン状態で回路遮断器が着脱される発弧等が懸念されるた
めに、従来例えば実開平1−79248号に示されるように
オフ状態でのみ着脱を可能にすることが考えられてい
る。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来のものは、オン状態で回路遮断器が着脱さ
れることは防止されるが、取付状態で回路遮断器と差込
み端子との接続状態が不完全な場合でも、回路遮断器を
オンさせることは可能であり、このような場合には、発
弧現象を生ずる危険性があった。
従って、本考案の目的は、オフ状態でのみ回路遮断器の
着脱が可能であるとともに、不完全な取付状態では、オ
ン状態にすることが阻止されて、発弧等の不具合の発生
を確実に回避できる回路遮断器のインターロック装置を
提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、配電盤の取付枠に取付用の開口部を有するパ
ネルを設け、前記取付枠に設けられた差込み端子に前記
開口部を貫通するようにして回路遮断器を取付けるもの
であって、前記回路遮断器に設けられたフレームに、前
記回路遮断器のハンドルの回動に応動するスライド体を
設け、このスライド体に連動して移動されて前記ハンド
ルがオン位置では前記回路遮断器が前記開口部を貫通す
ることを阻止する位置になされ且つハンドルがオフ位置
ではその阻止を解除する位置にされる規制体を移動可能
に設け、前記スライド体の移動を規制する位置に位置さ
れて前記回路遮断器を前記差込端子に固定するようにな
されており、完全締付け状態では前記スライド体の移動
を許容する固定ねじを設け、前記ハンドルがオフ位置に
された状態で前記固定ねじが非締付け状態である時にそ
の固定ねじを反締付け方向に移動付勢して前記スライド
体の移動を規制することにより前記ハンドルがオフ位置
からオン位置に変位されることを阻止するねじ付勢手段
を設けたことを特徴とするものである。
(作用) 上記した手段にれば、回路遮断器のハンドルがオン状態
では、規制体により該回路遮断器が取付用開口部を通過
することが阻止されるから、該回路遮断器の着脱が防止
される。そして、固定ねじが非締付状態では、スライド
体の移動が規制されてハンドルをオンできないから、不
完全な取付状態のままで回路遮断器がオンされることも
起らず、発弧を起こすことが確実に防止される。
(実施例) 以下本考案の第1の実施例について第1図乃至第5図を
参照して説明する。配電盤Kは開口部1aを有するパネル
1を取付枠2に取付けており、取付枠2には開口部1aに
対向するようにして受端子3aが設けられた差込み端子3
が固定されている。4はこの差込端子3の受端子3aに接
続される接続端子4aを有した回路遮断器で、ハンドル5
の回動によりオン・オフされる断路接触子が内部に配設
されている。回路遮断器4には、クランプ6,7でフレー
ム8が取付られている。このフレーム8の上面に摺動可
能に配設されたスライド体9には、ハンドル5方向に延
びる凸部10が設けられ、ねじりコイルばね11で矢印A方
向即ちハンドル5のオフ方向に移動付勢されている。フ
レーム8の側板8aに沿うように該フレーム8に回動可能
に支持された矩形板状の規制体12には、クランク状に曲
げられた連結部12aが設けられ、これが、スライド体9
に設けられた長孔9aに嵌合され、ハンドル5が第1図に
示すオフ状態では、この規制体12が側板8aに略密着した
状態を呈している。差込み端子3に取付けられた回路遮
断器4を、その差込み端子3に取付状態に固定するため
の計4本の固定ねじ13が該回路遮断器4を貫通するよう
に設けられているが、第1図において手前の左側に位置
する1つの固定ねじ13は、スライド体9の移動軌跡内に
位置されている。即ちハンドル5が第1図に示すように
オフ位置に回動されている場合に、その1つの固定ねじ
13はスライド体9に設けた切欠部9bに対向位置されてい
る。この固定ねじ13が挿入される孔14は、第5図に示す
ように両端を除く中間の部分が径大に形成されていると
ともに、同第5図に示すように固定ねじ13の上部に鍔部
13aを有しており、この鍔部13aと孔14の下部の段部14a
との間にねじ付勢手段としてのコイルばね15が配設さ
れ、このコイルばね15の付勢力で固定ねじ13は反締付け
方向即ち矢印B方向に付勢されている。従って、第1図
に示すようにハンドル5がオフ状態で、回路遮断器4が
差込み端子3に取付られていない状態では、その固定ね
じ13の上端が回路遮断器4の上面から所定寸法突出した
状態を呈しており、この状態からハンドル5をオン方向
即ち反矢印A方向に回動させようとしてもスライド体9
の切欠部9bがこの固定ねじ13の上端に係合して移動が規
制されているために、ハンドル5が反矢印A方向に回動
することが阻止される。尚、第1図及び第2図におい
て、16はフレーム8に着脱可能に設けられたカバー、17
はフレーム8に設けられた板ばね製のスライド規制体で
ある。
次に上記構成の作用について説明する。第1図に示すよ
うにハンドル5が矢印A方向に回動された状態即ちオフ
位置では、上述のように規制体12がフレーム8の側板8a
に略密着しているから(第3図実線参照)、回路遮断器
4は開口部1aを貫通することが可能で、その回路遮断器
4に設けられた接続端子4aを差込み端子3の受端子3aに
挿入連結して第2図及び第4図に示すように取付けるこ
とができる。単に取付けただけでは、上述のようにスラ
イド体9の反矢印A方向の移動が固定ねじ13の1つで規
制されるために、取付不完全な状態でハンドル5が反矢
印A方向即ちオン方向に回動することが阻止される。4
本の固定ねじ13を全て差込端子3に締付けて回路遮断器
4と差込み端子3との取付状態が完全になると、固定ね
じ13の先端部が全て回路遮断器1の上面から非突出状態
を呈するから、スライド体9の移動が許容される。カバ
ー16は固定ねじ13の締付け後にフレーム8の前面に取付
けられる。
このようにして回路遮断器4を差込み端子3に取付けて
固定ねじ13を全て締付けてカバー16を装着した後に、ハ
ンドル5が反矢印A方向即オン方向に回動されると、ス
ライド体9がねじりコイルばね11を介して同反矢印A方
向に移動する。この移動に伴ってスライド規制体17がス
ライド体9に第2図に示すように係合するから、ハンド
ル5を再び矢印A方向即オフ位置に回動してもスライド
体9は第2図に示す位置に保持される。一方、スライド
体9が反矢印A方向に移動されると、規制体12が矢印C
方向に回動して第2図及び第4図に実線で示し、第3図
に二点鎖線で示すようにフレーム8の側板8aと略直交す
る状態を呈するから、回路遮断器4のハンドル5がオン
状態では、該回路遮断器4を取付又は取外しのために開
口部1aを貫通通過させることが不可能である。尚、スラ
イド体9は回路遮断器4の取外しのためにカバー16を外
せばスライド規制体17による規制が解除されて該スライ
ド体9がハンドル5に連動するようになる。
上記の実施例では、回路遮断器4をオフにしないと規制
体12が回路遮断器4を差込み端子3に対して着脱するこ
とができず、しかも、固定ねじ13が少なくとも1つ完全
に締付けられないとハンドル5をオン状態にできないか
ら、従来と同様に着脱時に発弧現象を生ずることを確実
に防止でき、しかも、固定ねじ13が完全に締付けられて
いない不完全な取付状態では、ハンドル5をオンさせる
こともできないから、不完全な取付が原因の発弧の発生
も確実に防止できる。
第6図は本考案の第2の実施例を示すもので、この形態
のスライド体18を凸部19がハンドル5に対向するように
フレーム8にスライド体9の代りに摺動可能に取付け、
4個の孔20をハンドル5がオフ状態の時に固定ねじ13と
合致する位置関係に設定したもので、全ての固定ねじ13
が完全に締付けられていないと、ハンドル5をオン状態
にできないから、第1の実施例よりも一層確実に発弧の
発生を防止できる。
[考案の効果] 本考案は以上の説明から明らかなように、オン状態での
み回路遮断器の着脱が可能であるとともに、不完全な取
付状態では、回路遮断器をオン状態にすることが阻止さ
れるから、回路遮断器の着脱時に発弧等の不具合が発生
することを確実に回避できるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の第1の実施例を示すもの
で、第1図は着脱の途中の状態を示す斜視図、第2図は
取付状態の斜視図、第3図及び第4図は異なる作用状態
を示す一部破断側面図、第5図は要部の拡大断面図、第
6図は本考案の第2の実施例を示すスライド体の斜視図
である。 図面中、Kは配電盤、1はパネル、1aは開口部、2は取
付枠、3は差込み端子、4は回路遮断器、5はハンド
ル、8はフレーム、9はスライド体、12は規制体、13は
固定ねじ、15はコイルばね(ねじ付勢手段)、18はスラ
イド体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配電盤の取付枠に取付用の開口部を有する
    パネルを設け、前記取付枠に設けられた差込み端子に前
    記開口部を貫通するようにして回路遮断器を取付けるも
    のであって、前記回路遮断器に設けられたフレームと、
    このフレームに移動可能に設けられ前記回路遮断器のハ
    ンドルの回動に応動するスライド体と、このスライド体
    に連動して移動され前記ハンドルがオン位置では前記回
    路遮断器が前記開口部を貫通することを阻止する位置に
    なされ且つハンドルがオフ位置ではその阻止を解除する
    位置にされる規制体と、前記スライド体の移動を規制す
    る位置に位置されて前記回路遮断器を前記差込端子に固
    定するように設けられ完全締付け状態では前記スライド
    体の移動を許容する固定ねじと、前記ハンドルがオフ位
    置にされた状態で前記固定ねじが非締付け状態である時
    にその固定ねじを反締付け方向に移動付勢して前記スラ
    イド体の移動を規制することにより前記ハンドルがオフ
    位置からオン位置に変位されることを阻止するねじ付勢
    手段とを具備してなる回路遮断器のインターロック装
    置。
JP3497890U 1990-03-30 1990-03-30 回路遮断器のインターロック装置 Expired - Lifetime JPH0751722Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH03124549U JPH03124549U (ja) 1991-12-17
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DE102004043469B4 (de) * 2004-09-08 2007-07-26 Siemens Ag Halterungseinrichtung mit einem darauf befestigten Schaltgerät

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