JPH06225426A - 取付け枠の設置構造 - Google Patents

取付け枠の設置構造

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JPH06225426A
JPH06225426A JP50A JP1065193A JPH06225426A JP H06225426 A JPH06225426 A JP H06225426A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 1065193 A JP1065193 A JP 1065193A JP H06225426 A JPH06225426 A JP H06225426A
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JP
Japan
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mounting frame
opening
support member
metal fitting
movable
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JP50A
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Takao Harada
隆生 原田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】壁板の種々の厚み寸法に対応して取付け枠の取
付けを行なう。 【構成】壁板1に設けられた開口部2に取付け枠3を配
設する。取付け枠3の端縁部を開口部2の表面側開口縁
に当接する。取付け枠3より突設された支持部材4を開
口部2内に収納配置する。先部に当接片5を備えた可動
金具6を支持部材4に設ける。取付け枠3より回動自在
に突出されたボックスねじ10を可動金具6のねじ孔に
螺合する。可動金具6は支持部材4の長手方向に沿って
スライド移動自在とされている。可動金具6の当接片5
を開口部2の裏面側開口縁に当接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンセント等の配線器
具が取付けられる取付け枠の設置構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、壁板1に設けられた開口部2への
取付け枠3の設置構造として例えば、図9に示されるよ
うなものが提供されている。このものは、図8に示され
るように取付け枠3よりはさみ金具30が突設されてお
り、このはさみ金具30を開口部2内に収納配置しては
さみ金具30の先部に設けられた当接片30aを開口部
2の裏面側開口縁に当接し、この状態でボックスねじ1
0を締め込んで取付け枠3と当接片30aとで壁板1を
挟持することで開口部2に取付けられるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、壁板1が位置することとなる取付け
枠3とはさみ金具30の当接片30aとの間の巾寸法は
予め所定巾に決められた状態となっており、取付けでき
る壁板1の厚み寸法が限定されてしまうものであり、壁
板1の厚み寸法が大き過ぎたり、小さ過ぎたりする場合
には取付けを行なうことができず、種々の壁板1の厚み
寸法に対応することができないという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、壁板の種々の厚み寸法に対応して取付けを行
なうことができる取付け枠の設置構造を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、壁板1に設けられた開口部2に取付け
枠3を配設し、取付け枠3の端縁部を開口部2の表面側
開口縁に当接し、取付け枠3より突設された支持部材4
を開口部2内に収納配置し、先部に当接片5を備えた可
動金具6を支持部材4に設け、取付け枠3より回動自在
に突出されたボックスねじ10を支持部材4の長手方向
に沿ってスライド移動自在とされた可動金具6のねじ孔
7に螺合し、可動金具6の当接片5を開口部2の裏面側
開口縁に当接したものである。
【0006】また、支持部材4の長手方向に沿ってレー
ル溝8を形成し、ねじ孔7が設けられた係合片9をレー
ル溝8に係合して支持部材4の長手方向に沿ってスライ
ド移動自在に可動金具6を配置し、取付け枠3より回動
自在に突出されたボックスねじ10を係合片9のねじ孔
7に螺合するようにしてもよい。
【0007】
【作用】しかして、ボックスねじ10を回転操作するこ
とで支持部材4に対する可動金具6の取付け位置を長手
方向に沿って調整することができ、取付け枠3と当接片
5との間の巾寸法を任意の巾寸法に調整することができ
るものであり、開口部2が設けられた種々の壁板1の厚
み寸法に対応して取付け枠3を取付けることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。図7に示されるように壁板1の一部を矩形状
に切り欠くことによって壁板1には開口部2が設けられ
ており、この開口部2に取付け枠3が取付けられるよう
になっている。
【0009】取付け枠3は開口部2が設けられた壁板1
の表面側開口縁に沿って配置できるようにロ字状に形成
されており、上部と下部には支持部材4が取付けられる
連結板3aが一体に設けられている。連結板3aの中央
部にはボックスねじ10が挿入される通孔11が設けら
れており、通孔11の両側にはL字状の係止孔12が設
けられている。通孔11の上部には取付け枠3を覆うよ
うに取付け枠3の外面側に設置される化粧カバー13を
固定するための固定ネジ(図示せず)が挿入されるねじ
孔14が設けられている。
【0010】取付け枠3と直交するように取付け枠3よ
り突設される支持部材4は、一端に設けられた一対の係
止爪15を上記係止孔12にそれぞれ係止することで連
結板3aに連結されている。この支持部材4は図3、図
4に示されるように薄板材4aによって形成されてお
り、係止片15は薄板材4aの一端より側方に向けて突
設されている。薄板材4aの他端には突条16が設けら
れており、この突条16によって薄板材4aの曲げ強度
を向上させるようにしている。また、薄板材4aには中
央部を長手方向に沿って切り起こして一対の切り起こし
片8aが設けられており、一対の切り起こし片8aによ
ってレール溝8が形成されている。レール溝8には係合
片9を係合するようにして可動金具6が取付けられるよ
うになっている。
【0011】可動金具6は図5、図6に示されるように
連結板6aの先部を湾曲させて断面し字状に形成されて
おり、曲成された先部に当接片5が形成されている。当
接片5の先部には切り起こしによって複数の突起体19
が突設されている。連結板6aの長手方向に沿う両端部
には突条20が設けられており、突条20によって連結
板6aの曲げ強度を向上させるようになっている。ま
た、連結板6aの先端には折り曲げ片6bが設けられて
おり、折り曲げ片6bと連結板6aとの境目には切り起
こしによって係合片9が形成されている。係合片9は上
記一対の切り起こし片8aにて形成されるレール溝8の
形状に合わせて略三角形状に形成されており、中央部に
はボックスねじ10が螺合されるねじ孔7が設けられて
いる。レール溝8に係合される係合片9は一対の切り起
こし片8aによって抜け止めが行なわれた状態でレール
溝8に沿って移動可能となっており、係合片9がレール
溝8に沿ってスライド移動することで支持部材4の長手
方向に沿って可動金具6を位置調整することができるよ
うになっている。
【0012】取付け枠3の通孔11に挿通されたボック
スねじ10は支持部材4のレール溝8に係合された係合
片9のねじ孔7に螺合されており、ボックスねじ10を
回転操作することで可動金具6を支持部材4の長手方向
に沿って移動させることができるようになっている。し
かして、取付け枠3は支持部材4に連結された可動金具
6の先部の当接片5を開口部2が設けられた壁板1の裏
面側開口縁に当接し、この状態でボックスねじ10を締
め込んで可動金具6の当接片5を開口部2が設けられた
壁板1の裏面側開口縁に当接させることによって図1に
示されるように開口部2に取付けられるものである。こ
こで、ボックスねじ10の締め込みによって当接片5に
設けられた突起体19が壁板1の裏面側開口縁に食い込
むことで取付け枠3と当接片5とによる壁板1の挟持が
確実に行なわれるものである。22はコンセント等の配
線器具であり、13は化粧カバーである。
【0013】そして、取付け場所に応じて開口部2が設
けられた壁板1の板厚が異なる場合にはボックスねじ1
0の締め込み量を調整することで支持部材4に対する可
動金具6の取付け位置を支持部材4の長手方向に沿って
位置調整することができ、当接片5と取付け枠3との間
の巾寸法を変化させることができるものであり、壁板1
の板厚が異なる場合にも種々対応して取付けを行なうこ
とができるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように、壁板に設けられ
た開口部に取付け枠を配設し、取付け枠の端縁部を開口
部の表面側開口縁に当接し、取付け枠より突設された支
持部材を開口部内に収納配置し、先部に当接片を備えた
可動金具を支持部材に設け、取付け枠より回動自在に突
出されたボックスねじを支持部材の長手方向に沿ってス
ライド移動自在とされた可動金具のねじ孔に螺合し、可
動金具の当接片を開口部の裏面側開口縁に当接してある
ので、ボックスねじの締め付けによって支持部材に対す
る可動金具の取付け位置を長手方向に沿って調整するこ
とができ、取付け枠と当接片との間の巾寸法を任意の巾
寸法に調整することができるものであり、開口部が設け
られた壁板の種々の厚み寸法に対応して開口部に取付け
枠を設置することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部省略した断面図で
ある。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】支持部材を示すものであり、(a)は正断面
図、(b)は左側面図、(c)は右側面図である。
【図4】図3(c)におけるA−D線断面図である。
【図5】可動金具を示すものであり、(a)は正面図、
(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は平面図
である。
【図6】図5(d)におけるA−D線断面図である。
【図7】開口部を示す正面図である。
【図8】従来例の分解斜視図である。
【図9】同上の断面図である。
【符号の説明】
1 壁板 2 開口部 3 取付け枠 4 支持部材 5 当接片 6 可動金具 7 ねじ孔 8 レール溝 9 係合片 10 ボックスねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁板に設けられた開口部に取付け枠を配
    設し、取付け枠の端縁部を開口部の表面側開口縁に当接
    し、取付け枠より突設された支持部材を開口部内に収納
    配置し、先部に当接片を備えた可動金具を支持部材に設
    け、取付け枠より回動自在に突出されたボックスねじを
    支持部材の長手方向に沿ってスライド移動自在とされた
    可動金具のねじ孔に螺合し、可動金具の当接片を開口部
    の裏面側開口縁に当接して成ることを特徴とする取付け
    枠の設置構造。
  2. 【請求項2】 支持部材の長手方向に沿ってレール溝を
    形成し、ねじ孔が設けられた係合片をレール溝に係合し
    て支持部材の長手方向に沿ってスライド移動自在に可動
    金具を配置し、取付け枠より回動自在に突出されたボッ
    クスねじを係合片のねじ孔に螺合して成ることを特徴と
    する請求項1記載の取付け枠の設置構造。
  3. 【請求項3】 支持部材及び可動金具に曲げ強度を確保
    するための突条を設けて成ることを特徴とする請求項1
    記載の取付け枠の設置構造。
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