JP2654436B2 - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
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- JP2654436B2 JP2654436B2 JP62325141A JP32514187A JP2654436B2 JP 2654436 B2 JP2654436 B2 JP 2654436B2 JP 62325141 A JP62325141 A JP 62325141A JP 32514187 A JP32514187 A JP 32514187A JP 2654436 B2 JP2654436 B2 JP 2654436B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- panel
- opening
- edge
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/73—Means for mounting coupling parts to apparatus or structures, e.g. to a wall
- H01R13/74—Means for mounting coupling parts in openings of a panel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49117—Conductor or circuit manufacturing
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は全般的に電気コネクタ、特にラックパネルコ
ネクタシステムに関する。
ネクタシステムに関する。
(従来の技術とその問題点) 係合する組になった多数接点電気コネクタの一方がラ
ックパネルに取付けられ、他方の組が引出しの端部に取
付けられているコネクタは公知である。前記コネクタは
引出しをラックの中に挿入することによって係合させら
れる。
ックパネルに取付けられ、他方の組が引出しの端部に取
付けられているコネクタは公知である。前記コネクタは
引出しをラックの中に挿入することによって係合させら
れる。
ラックパネルシステムにおいて、係合作業中コネクタ
に接近することはしばしば不可能であり、コネクタは互
にめくら係合させねばならない。めくら係合するコネク
タを正しく整合させるため、コネクタの一方をそれを取
付けているパネルに対し移動可動すなわち浮動状態にな
るよう取付け、それ自体を係合作業中に別のコネクタに
自動的に整合させることは公知である。このようなラッ
クパネルコネクタシステムの一つにMETRIMATE Drawer C
onnector(ペンシルバニア州ハリスバーグ市AMP社の商
標)がある。このコネクタにおいて、係合する組の中の
プラグコネクタが半径方向に浮動状態に取付けられるよ
う2本のショウルダーねじによって引出しに取付けられ
ている。プラグコネクタハウジングの係合端に一体に成
形してあるガイドピンがリセプタクルコネクタハウジン
グの収容へこみに入り、前記ガイドピンの広い傾斜面に
よって、前記コネクタの複数個の雄と雌の電気端子を係
合させる以前に、プラグおよびリセプタクルコネクタハ
ウジングを自動的に整合させる。プラグコネクタを半径
方向に浮動できるよう取付けており、それを取付けてい
る引出しの端部パネルに対し係合作業中横方向に移動さ
せることができるので、大型傾斜ガイドピンによる整合
が可能である。
に接近することはしばしば不可能であり、コネクタは互
にめくら係合させねばならない。めくら係合するコネク
タを正しく整合させるため、コネクタの一方をそれを取
付けているパネルに対し移動可動すなわち浮動状態にな
るよう取付け、それ自体を係合作業中に別のコネクタに
自動的に整合させることは公知である。このようなラッ
クパネルコネクタシステムの一つにMETRIMATE Drawer C
onnector(ペンシルバニア州ハリスバーグ市AMP社の商
標)がある。このコネクタにおいて、係合する組の中の
プラグコネクタが半径方向に浮動状態に取付けられるよ
う2本のショウルダーねじによって引出しに取付けられ
ている。プラグコネクタハウジングの係合端に一体に成
形してあるガイドピンがリセプタクルコネクタハウジン
グの収容へこみに入り、前記ガイドピンの広い傾斜面に
よって、前記コネクタの複数個の雄と雌の電気端子を係
合させる以前に、プラグおよびリセプタクルコネクタハ
ウジングを自動的に整合させる。プラグコネクタを半径
方向に浮動できるよう取付けており、それを取付けてい
る引出しの端部パネルに対し係合作業中横方向に移動さ
せることができるので、大型傾斜ガイドピンによる整合
が可能である。
多くのラックパネルコネクタシステムにおいて、コネ
クタ部材特に浮動式コネクタ部材はそれぞれのパネルに
取付けるまで完全に組立てることができなかったので、
しばしば望ましくない環境下において部品とシステム組
立体を脱落する問題が起きた。多くの設計において、浮
動式コネクタ部材は組立時間とコストを増大し作業員に
とって不便である複数本のねじやその他ばらばらになっ
た固定用エレメントによってパネルに固定されていた。
多くの使用例において、設計上の制限により浮動式コネ
クタをパネル上のせまいスペース内に取付ける必要を生
じ、取付用ねじやその他の部品を使用しなければならな
いことがコネクタの有効スペース内への取付けを妨げて
いた。
クタ部材特に浮動式コネクタ部材はそれぞれのパネルに
取付けるまで完全に組立てることができなかったので、
しばしば望ましくない環境下において部品とシステム組
立体を脱落する問題が起きた。多くの設計において、浮
動式コネクタ部材は組立時間とコストを増大し作業員に
とって不便である複数本のねじやその他ばらばらになっ
た固定用エレメントによってパネルに固定されていた。
多くの使用例において、設計上の制限により浮動式コネ
クタをパネル上のせまいスペース内に取付ける必要を生
じ、取付用ねじやその他の部品を使用しなければならな
いことがコネクタの有効スペース内への取付けを妨げて
いた。
従来の多くのラックパネルシステムにおいて、この浮
動式取付方法はコネクタ部材を互に係合させまたは外す
ときに遭遇する大きな力に耐えることができなかった。
例えば、ある使用例において、係合作業中コネクタに大
きな力を作用させることができるロボットによってコネ
クタ部材の係合作業が行われている。
動式取付方法はコネクタ部材を互に係合させまたは外す
ときに遭遇する大きな力に耐えることができなかった。
例えば、ある使用例において、係合作業中コネクタに大
きな力を作用させることができるロボットによってコネ
クタ部材の係合作業が行われている。
(問題点を解決するための手段) 本発明の電気コネクタは、 第1端縁部および第2端縁部を有する開口が形成され
たパネルの前記開口の中に挿入されかつ保持される、ほ
ぼ対向する第1端部および第2端部を有する電気コネク
タにおいて、 前記コネクタを前記パネルの開口内で前記パネルの板
厚方向に保持するため、前記パネルに形成された開口の
第1端縁部および第2端縁部の前記板厚方向の対向部分
をそれぞれ受容するよう前記電気コネクタの第1端部お
よび第2端部から前記電気コネクタの中に延びる第1細
孔および第2細孔と、 前記パネルに対し前記電気コネクタを前記パネルの板
厚方向に直交する方向にわずかに移動可能に保持するた
め、前記パネルに形成された開口の第1端縁部および第
2端縁部のそれぞれに協働する第1保持装置および第2
保持装置とを具備し、 前記第1保持装置が、前記コネクタから延出すると共
に前記第1端縁部に形成された切欠に挿入される該切欠
より幅狭のリブで形成され、 前記第2保持装置が、前記コネクタから延出すると共
に前記第2端縁部に形成された切欠に係合する該切欠よ
り幅狭の係合部を有する可撓性の掛け止め部材で形成さ
れ、 前記第1保持装置および前記第2保持装置のそれぞれ
が、前記コネクタと一体的に形成されていることを特徴
とするものである。
たパネルの前記開口の中に挿入されかつ保持される、ほ
ぼ対向する第1端部および第2端部を有する電気コネク
タにおいて、 前記コネクタを前記パネルの開口内で前記パネルの板
厚方向に保持するため、前記パネルに形成された開口の
第1端縁部および第2端縁部の前記板厚方向の対向部分
をそれぞれ受容するよう前記電気コネクタの第1端部お
よび第2端部から前記電気コネクタの中に延びる第1細
孔および第2細孔と、 前記パネルに対し前記電気コネクタを前記パネルの板
厚方向に直交する方向にわずかに移動可能に保持するた
め、前記パネルに形成された開口の第1端縁部および第
2端縁部のそれぞれに協働する第1保持装置および第2
保持装置とを具備し、 前記第1保持装置が、前記コネクタから延出すると共
に前記第1端縁部に形成された切欠に挿入される該切欠
より幅狭のリブで形成され、 前記第2保持装置が、前記コネクタから延出すると共
に前記第2端縁部に形成された切欠に係合する該切欠よ
り幅狭の係合部を有する可撓性の掛け止め部材で形成さ
れ、 前記第1保持装置および前記第2保持装置のそれぞれ
が、前記コネクタと一体的に形成されていることを特徴
とするものである。
本発明によれば、工具並びに別個の固定用エレメント
を使用せずに完全組立ユニットとしてパネルに容易に取
付けることができる浮動式コネクタを有するラックパネ
ル型電気コネクタ組立体が提供される。前記コネクタは
係合作業中に不整合状態に係合するコネクタを自動的に
補償するためパネルに対し長手方向、すなわちパネルの
厚板方向と横方向、すなわちパネルの板厚方向に直交す
る方向と回転方向に一定限度僅かに移動できる。前記コ
ネクタはパネルの開口内に挿入され保持されるようにな
りコネクタをパネルに対し一定限度の移動を可能にして
パネル開口の中に横方向並びに長手方向に保持するた
め、第1パネル端縁部と第2パネル端縁部をそれぞれ収
容するようほぼ対向した第1側と第2側からコネクタの
中に横方向に延びる第1細孔および第2細孔を有する。
コネクタと一体構造の可撓性の掛け止め装置が第2細孔
に協働している。
を使用せずに完全組立ユニットとしてパネルに容易に取
付けることができる浮動式コネクタを有するラックパネ
ル型電気コネクタ組立体が提供される。前記コネクタは
係合作業中に不整合状態に係合するコネクタを自動的に
補償するためパネルに対し長手方向、すなわちパネルの
厚板方向と横方向、すなわちパネルの板厚方向に直交す
る方向と回転方向に一定限度僅かに移動できる。前記コ
ネクタはパネルの開口内に挿入され保持されるようにな
りコネクタをパネルに対し一定限度の移動を可能にして
パネル開口の中に横方向並びに長手方向に保持するた
め、第1パネル端縁部と第2パネル端縁部をそれぞれ収
容するようほぼ対向した第1側と第2側からコネクタの
中に横方向に延びる第1細孔および第2細孔を有する。
コネクタと一体構造の可撓性の掛け止め装置が第2細孔
に協働している。
第1実施例によれば、第1と第2のパネル端縁部が第
1と第2のへこみを含むように形成され、コネクタはパ
ネルに対しコネクタの第1側を一定限度の横方向移動を
可能にして開口内に横方向に保持するためコネクタを開
口内に取付けるとき第1へこみの中に入るようになった
内側リブを第1細孔の中に備えている。可撓性掛け止め
部材はコネクタの第2側をパネルに対し一定限度横方向
に移動できるように開口の中に横方向に保持するため、
コネクタを該開口内に取付けるとき第2へこみの中に入
るようになった弾力性掛け止め部材である。
1と第2のへこみを含むように形成され、コネクタはパ
ネルに対しコネクタの第1側を一定限度の横方向移動を
可能にして開口内に横方向に保持するためコネクタを開
口内に取付けるとき第1へこみの中に入るようになった
内側リブを第1細孔の中に備えている。可撓性掛け止め
部材はコネクタの第2側をパネルに対し一定限度横方向
に移動できるように開口の中に横方向に保持するため、
コネクタを該開口内に取付けるとき第2へこみの中に入
るようになった弾力性掛け止め部材である。
本発明の第1実施例の浮動式コネクタはその周囲端縁
部から中へ延びた切欠部を有するパネルに取付けること
ができる。
部から中へ延びた切欠部を有するパネルに取付けること
ができる。
コネクタはその一方の側をその側からパネルの切欠部
の中に挿入し該コネクタの反対側を横方向に切欠部の中
で回転してその切欠部に移動的に受け入れられるまで回
転することによって簡単に取付けられる。
の中に挿入し該コネクタの反対側を横方向に切欠部の中
で回転してその切欠部に移動的に受け入れられるまで回
転することによって簡単に取付けられる。
第2実施例によれば、浮動式コネクタをパネルの閉鎖
孔の中に取付けることができ、孔の切欠部が挿入すべき
コネクタ部分の形状に整合し浮動できるよう僅かに大き
い矩形端縁部を備えている。このような閉鎖孔はパネル
に対し幾分大きな構造用強度を保持している。またコネ
クタは対向した第1と第2の細孔を有する。第1細孔は
パネル端縁部を間に入れるため前方に延びたフランジ部
分の軸方向後向きに延びた長いフランジ部分との間に形
成された取付用フランジの1端を完全に横切って延びて
いる。第2細孔がコネクタの各端部のフランジ部の背面
と、前記背面に沿ってコネクタの各端部を横切って延び
る錠止フィンガー、すなわち係合部との間に形成されて
いる。前記係合部はパネルの後側の切欠部に近い該パネ
ルの平面から延びているボスによってコネクタの側に向
って撓むことができる。コネクタは前方に延びたフラン
ジ部分がパネルの切欠部の第1端縁部に係合するまで該
コネクタの前部を該切欠部に挿入することによって取付
けられ、コネクタは切欠部の第2端縁部が第2細孔に沿
い前記係合部の前向き側面に接触するまで僅かに前方に
傾けられ、前記コネクタは第2細孔に切欠部第2端縁部
を収容するため横方向に移動され、その時にパネルボス
が係合部によって係合され、それをスプリングの弾力に
抗して撓ませ、切欠部第1端縁部をすべらせて前方に延
びたフランジ部分を通り越させ第1細孔に整合させ後方
に延びた長いフランジ部分に接触させる。切欠部の両方
の端縁部が各細孔に入ると、コネクタは取付けられ係合
部ははね返えりパネルボスに連続係合することによって
該コネクタを切欠部のほぼ中心に位置決めする。
孔の中に取付けることができ、孔の切欠部が挿入すべき
コネクタ部分の形状に整合し浮動できるよう僅かに大き
い矩形端縁部を備えている。このような閉鎖孔はパネル
に対し幾分大きな構造用強度を保持している。またコネ
クタは対向した第1と第2の細孔を有する。第1細孔は
パネル端縁部を間に入れるため前方に延びたフランジ部
分の軸方向後向きに延びた長いフランジ部分との間に形
成された取付用フランジの1端を完全に横切って延びて
いる。第2細孔がコネクタの各端部のフランジ部の背面
と、前記背面に沿ってコネクタの各端部を横切って延び
る錠止フィンガー、すなわち係合部との間に形成されて
いる。前記係合部はパネルの後側の切欠部に近い該パネ
ルの平面から延びているボスによってコネクタの側に向
って撓むことができる。コネクタは前方に延びたフラン
ジ部分がパネルの切欠部の第1端縁部に係合するまで該
コネクタの前部を該切欠部に挿入することによって取付
けられ、コネクタは切欠部の第2端縁部が第2細孔に沿
い前記係合部の前向き側面に接触するまで僅かに前方に
傾けられ、前記コネクタは第2細孔に切欠部第2端縁部
を収容するため横方向に移動され、その時にパネルボス
が係合部によって係合され、それをスプリングの弾力に
抗して撓ませ、切欠部第1端縁部をすべらせて前方に延
びたフランジ部分を通り越させ第1細孔に整合させ後方
に延びた長いフランジ部分に接触させる。切欠部の両方
の端縁部が各細孔に入ると、コネクタは取付けられ係合
部ははね返えりパネルボスに連続係合することによって
該コネクタを切欠部のほぼ中心に位置決めする。
本発明は、パネルの開口にコネクタを前記パネルの板
厚方向に保持するためパネルに形成された開口の第1端
縁部および第2端縁部の前記板厚方向の対向部分をそれ
ぞれ受容する第1細孔および第2細孔を具えているの
で、ねじ等の固定用エレメントを使用せずにコネクタを
パネルを開口内に長手方向に保持することができる。
厚方向に保持するためパネルに形成された開口の第1端
縁部および第2端縁部の前記板厚方向の対向部分をそれ
ぞれ受容する第1細孔および第2細孔を具えているの
で、ねじ等の固定用エレメントを使用せずにコネクタを
パネルを開口内に長手方向に保持することができる。
また、本発明は、パネルに対しコネクタをパネルの板
厚方向に直交する方向にわずかに移動可能に保持するた
めパネルに形成された開口の第1端部および第2端部の
それぞれに協働する第1保持装置および第2保持装置を
コネクタに一体的に設けているので、固定用エレメント
を使用せずにパネルの開口内にパネルの板厚方向に直交
する方向にわずかに移動可能に保持することができ、複
数個のコネクタをパネル上のせまいスペース内に取付け
ることができる。
厚方向に直交する方向にわずかに移動可能に保持するた
めパネルに形成された開口の第1端部および第2端部の
それぞれに協働する第1保持装置および第2保持装置を
コネクタに一体的に設けているので、固定用エレメント
を使用せずにパネルの開口内にパネルの板厚方向に直交
する方向にわずかに移動可能に保持することができ、複
数個のコネクタをパネル上のせまいスペース内に取付け
ることができる。
別個の取付用工具を必要としないので、本発明のコネ
クタの数個の実施例をパネルのせまいスペースに取付け
ることができる。また、前記コネクタは補合コネクタに
係合するときまたは分離するとき相当大きな力に確実に
耐えることができる。特に、係合する力または分離する
力はコネクタ本体の細孔の剛性のある側壁に加わるが、
脆い内側リブや掛け止め部材には加わらない。したがっ
て、本発明のコネクタは特にラックパネルコネクタシス
テムをロボットやその他の機械装置によって係合させた
り分離したりする利用分野に適している。
クタの数個の実施例をパネルのせまいスペースに取付け
ることができる。また、前記コネクタは補合コネクタに
係合するときまたは分離するとき相当大きな力に確実に
耐えることができる。特に、係合する力または分離する
力はコネクタ本体の細孔の剛性のある側壁に加わるが、
脆い内側リブや掛け止め部材には加わらない。したがっ
て、本発明のコネクタは特にラックパネルコネクタシス
テムをロボットやその他の機械装置によって係合させた
り分離したりする利用分野に適している。
本発明の別の効果とその詳細が、好適の実施例に関す
る次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
る次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
本発明を添付の図面を参照しながら実施例につき説明
する。
する。
(実 施 例) 第1図は第1パネル12に取付けた第1コネクタ(コネ
クタ)11とプリント基板14に取付けた第2コネクタ13を
有する電気コネクタシステム10を示している。該コネク
タシステム10は第1パネル(パネル)12が静止パネルを
有しプリント基板14が大型組立体(図示せず)に取付け
られているラックパネル型システムを含んでいる。当業
者が熟知しているようにコネクタ13と基板14を取付けて
いる前記組立体を矢印15で示す方向にパネル12にくっつ
けるとコネクタ11,13が接続される。
クタ)11とプリント基板14に取付けた第2コネクタ13を
有する電気コネクタシステム10を示している。該コネク
タシステム10は第1パネル(パネル)12が静止パネルを
有しプリント基板14が大型組立体(図示せず)に取付け
られているラックパネル型システムを含んでいる。当業
者が熟知しているようにコネクタ13と基板14を取付けて
いる前記組立体を矢印15で示す方向にパネル12にくっつ
けるとコネクタ11,13が接続される。
コネクタ11はパネル12の開口16内に取付けたプラグコ
ネクタを備え、コネクタ13は組立体上の基板14に取付け
たリセプタクルコネクタを備えている。プラグコネクタ
11は複数個の電気ケーブル27a,27bをそれぞれ成端する
複数個の接触端子26a,26bを有し、リセプタクルコネク
タ13はそれぞれ基板14の回路に電気接続されている複数
個のターミナルポスト33a,33bを含む複数個のリセプタ
クル接触端子36a,36bを有する。2つのコネクタ11,13を
接続すると、プラグコネクタ11の各プラグ接触端子26a,
26bは整合したリセプタクルコネクタ13のリセプタクル
接触端子36a,36bと電気的に接続されて前記コネクタを
通る電気回路(図示せず)を形成する。
ネクタを備え、コネクタ13は組立体上の基板14に取付け
たリセプタクルコネクタを備えている。プラグコネクタ
11は複数個の電気ケーブル27a,27bをそれぞれ成端する
複数個の接触端子26a,26bを有し、リセプタクルコネク
タ13はそれぞれ基板14の回路に電気接続されている複数
個のターミナルポスト33a,33bを含む複数個のリセプタ
クル接触端子36a,36bを有する。2つのコネクタ11,13を
接続すると、プラグコネクタ11の各プラグ接触端子26a,
26bは整合したリセプタクルコネクタ13のリセプタクル
接触端子36a,36bと電気的に接続されて前記コネクタを
通る電気回路(図示せず)を形成する。
プラグコネクタ11は例えばバロックス(VALOX)420SE
O熱可塑性樹脂(ゼネラル電気会社の登録商標)のよう
なガラス充填ポリエステルから単一片に成形した誘電性
ハウジング21を有する。ハウジング21は係合面22と、背
面23と、係合面22から背面にハウジング21の中を長手方
向に延びる複数本の端子収容通路24a,24bを有する。該
端子収容通路24a,24bは電気ケーブル27a,27bをそれぞれ
成端する複数個の電気プラグ接触端子26a,26bを保持し
ている。例えば、端子26aはケーブル27Aの信号搬送コン
ダクターに取付けられた信号端子を有し、端子26bは動
力線27bに連結した動力端子を含むことができる。
O熱可塑性樹脂(ゼネラル電気会社の登録商標)のよう
なガラス充填ポリエステルから単一片に成形した誘電性
ハウジング21を有する。ハウジング21は係合面22と、背
面23と、係合面22から背面にハウジング21の中を長手方
向に延びる複数本の端子収容通路24a,24bを有する。該
端子収容通路24a,24bは電気ケーブル27a,27bをそれぞれ
成端する複数個の電気プラグ接触端子26a,26bを保持し
ている。例えば、端子26aはケーブル27Aの信号搬送コン
ダクターに取付けられた信号端子を有し、端子26bは動
力線27bに連結した動力端子を含むことができる。
また、リセプタクルコネクタ13はガラス充填ポリエス
テルからなる単一片誘電性ハウジング30を有し、該ハウ
ジング30は前部係合面34と背面32を有する。複数体の端
子収容通路37A,37bがハウジング30の中を長手方向に通
り複数個のリセプタクル接触端子36a,36bを保持し、こ
れらリセプタクル接触端子の後方からターミナルポスト
33a,33bが延出している。リセプタクルコネクタ13が、
それぞれコネクタハウジングと基板14の整合孔を通って
延びる複数個のねじ31により、またはその他の適当な方
法でプリント基板14に固定されている。
テルからなる単一片誘電性ハウジング30を有し、該ハウ
ジング30は前部係合面34と背面32を有する。複数体の端
子収容通路37A,37bがハウジング30の中を長手方向に通
り複数個のリセプタクル接触端子36a,36bを保持し、こ
れらリセプタクル接触端子の後方からターミナルポスト
33a,33bが延出している。リセプタクルコネクタ13が、
それぞれコネクタハウジングと基板14の整合孔を通って
延びる複数個のねじ31により、またはその他の適当な方
法でプリント基板14に固定されている。
プラグコネクタ11とリセプタクルコネクタ13は係合し
てコネクタ組立体10を形成することができる。ラックパ
ネル型システムにおいて、一般にコネクタには係合作業
中接近できない。したがってコネクタは互にめくら状態
で係合されねばならない。係合作業中にコネクタを互に
確実に整合させるため、プラグコネクタ11にハウジング
21と一体構造の1対のガイドピン39,40を設け、該ガイ
ドピンは係合面22の両端から両方に延出している。ガイ
ドピン39,40はコネクタの係合時にリセプタクルコネク
タ13の整合へこみ41,42の中にそれぞれ収容されるよう
配置されている。ガイドピン39,40は前端部の外側に半
円形面を含む整合接触面43,44をなるべく有する。整合
接触面43,44はプラグハウジング21のそれぞれ第1およ
び第2端部を形成する軸方向対称側面46,47から連続し
て前方に延びスムースに約30度に傾斜している。リセプ
タクル13のへこみ41,42は接触面43,44とガイドピン39,4
0に協働する整合接触内面51,52を有する。
てコネクタ組立体10を形成することができる。ラックパ
ネル型システムにおいて、一般にコネクタには係合作業
中接近できない。したがってコネクタは互にめくら状態
で係合されねばならない。係合作業中にコネクタを互に
確実に整合させるため、プラグコネクタ11にハウジング
21と一体構造の1対のガイドピン39,40を設け、該ガイ
ドピンは係合面22の両端から両方に延出している。ガイ
ドピン39,40はコネクタの係合時にリセプタクルコネク
タ13の整合へこみ41,42の中にそれぞれ収容されるよう
配置されている。ガイドピン39,40は前端部の外側に半
円形面を含む整合接触面43,44をなるべく有する。整合
接触面43,44はプラグハウジング21のそれぞれ第1およ
び第2端部を形成する軸方向対称側面46,47から連続し
て前方に延びスムースに約30度に傾斜している。リセプ
タクル13のへこみ41,42は接触面43,44とガイドピン39,4
0に協働する整合接触内面51,52を有する。
プリント基板14に取付けたリセプタクルコネクタ13を
パネル12に取付けたプラグコネクタ11に係合するとき、
ガイドピン39,40がへこみ41,42に入る。プラグとリセプ
タクルのコネクタは僅かに不整合になる性質を有するの
で、整合接触面43,44がコネクタ本体の半円形ずきんの
外周面の任意の位置で整合接触面51,52に係合する。コ
ネクタを係合作業中に確実に整列させるため、ガイドピ
ン39,40は前記接触面とへこみ41,42の接触によって押さ
れて移動する。
パネル12に取付けたプラグコネクタ11に係合するとき、
ガイドピン39,40がへこみ41,42に入る。プラグとリセプ
タクルのコネクタは僅かに不整合になる性質を有するの
で、整合接触面43,44がコネクタ本体の半円形ずきんの
外周面の任意の位置で整合接触面51,52に係合する。コ
ネクタを係合作業中に確実に整列させるため、ガイドピ
ン39,40は前記接触面とへこみ41,42の接触によって押さ
れて移動する。
あとで詳細に述べるように、前記両コネクタは自動的
に整合でる。その理由はプラグコネクタ11が浮動状態で
パネル12に取付けられ、該パネル12に対し長手方向と横
方向と回転方向に移動して前記コネクタの不整合を補償
できるからである。整合してのち、2個のコネクタの端
子が互に係合してコネクタ組立体全体の電気接続が完成
する。
に整合でる。その理由はプラグコネクタ11が浮動状態で
パネル12に取付けられ、該パネル12に対し長手方向と横
方向と回転方向に移動して前記コネクタの不整合を補償
できるからである。整合してのち、2個のコネクタの端
子が互に係合してコネクタ組立体全体の電気接続が完成
する。
プラグコネクタ11を取付けているパネル12を第2図に
詳細に示す。パネル12は任意の適当な剛性材料例えば剛
性プラスチックで作りここに記載の実施例においては、
自動車用品のパネルを含んでいるが、これは本発明を特
定の使用例に限定しようとする考えではないことを御理
解願いたい。
詳細に示す。パネル12は任意の適当な剛性材料例えば剛
性プラスチックで作りここに記載の実施例においては、
自動車用品のパネルを含んでいるが、これは本発明を特
定の使用例に限定しようとする考えではないことを御理
解願いたい。
本発明はコネクタ本体を浮動状態に装着するためにパ
ネル上に比較的狭い面積しか得られない場合に特に適し
ており、第2図に示すパネルにおいて本発明のコネクタ
は該パネルの両端の三角形のスペース12a,12bに取付け
ねばならない。
ネル上に比較的狭い面積しか得られない場合に特に適し
ており、第2図に示すパネルにおいて本発明のコネクタ
は該パネルの両端の三角形のスペース12a,12bに取付け
ねばならない。
コネクタハウジング21がその背面23の近くに1対の横
方向の溝すなわち第1細孔61および第2細孔62を有す
る。これらの細孔61,62はハウジングの半円形側面(第
1および第2端部)46,47の内方に延びている。細孔61,
62はほぼ半円形であり第1図に示すようなパネル12の厚
さより僅かに大きい幅を有し、前記コネクタを開口16に
挿入したときパネル12の端縁部の対向部分を収容できる
ようになっている。特に、第2図を参照すると、開口16
はパネル部分12aの端縁部70に形成され開口側部71と、
パネルの開口形成用端縁部によって形成される上部端縁
部(第1端縁部)72と下部端縁部(第2端縁部)73を有
する。コネクタ11を開口16の中に入れた時第1端縁部72
の1部分が第1細孔61に入り、第2端縁部73の1部分が
第2細孔62の中に入る(第1図参照)。したがって、コ
ネクタ11を開口16の中に入れたとき、第1細孔61の側壁
74,75と第2細孔62の側壁76,77がフランジを形成し、こ
のフランジは第1図に矢印78で示す長手方向にコネクタ
の上側部と下側部が開口16から抜け出るのを防止する。
しかしながら、細孔61,62はパネル12の厚さより幾分幅
が広いのでコネクタ11がパネル12に対し長手方向に僅か
に移動できる。
方向の溝すなわち第1細孔61および第2細孔62を有す
る。これらの細孔61,62はハウジングの半円形側面(第
1および第2端部)46,47の内方に延びている。細孔61,
62はほぼ半円形であり第1図に示すようなパネル12の厚
さより僅かに大きい幅を有し、前記コネクタを開口16に
挿入したときパネル12の端縁部の対向部分を収容できる
ようになっている。特に、第2図を参照すると、開口16
はパネル部分12aの端縁部70に形成され開口側部71と、
パネルの開口形成用端縁部によって形成される上部端縁
部(第1端縁部)72と下部端縁部(第2端縁部)73を有
する。コネクタ11を開口16の中に入れた時第1端縁部72
の1部分が第1細孔61に入り、第2端縁部73の1部分が
第2細孔62の中に入る(第1図参照)。したがって、コ
ネクタ11を開口16の中に入れたとき、第1細孔61の側壁
74,75と第2細孔62の側壁76,77がフランジを形成し、こ
のフランジは第1図に矢印78で示す長手方向にコネクタ
の上側部と下側部が開口16から抜け出るのを防止する。
しかしながら、細孔61,62はパネル12の厚さより幾分幅
が広いのでコネクタ11がパネル12に対し長手方向に僅か
に移動できる。
細孔61は中心に儲けた内側リブ(リブ)79によってほ
ぼ等しい大きさの2個の四分円に分割される。リブ79は
第5図に示すようにパネル12の開口形成用第1端縁部72
の矩形へこみ(切欠)80に入るようになっている。開口
16の中でコネクタを僅かに横方向に移動することができ
るようにしながら、該コネクタを開口16の中で横方向に
保持するための第1保持装置を該コネクタを備えてい
る。
ぼ等しい大きさの2個の四分円に分割される。リブ79は
第5図に示すようにパネル12の開口形成用第1端縁部72
の矩形へこみ(切欠)80に入るようになっている。開口
16の中でコネクタを僅かに横方向に移動することができ
るようにしながら、該コネクタを開口16の中で横方向に
保持するための第1保持装置を該コネクタを備えてい
る。
また、コネクタ11は開口16の中でコネクタを横方向に
保持するための第2保持装置を設けるため、パネル12の
開口形成用第2端縁部73の第2へこみ(切欠)82に協働
するようになった掛け止め部材81を該コネクタの下側部
分に形成している。掛け止め部材81はなるべくプラスチ
ックのハウジング21と一体的に成形されその端部から殆
ど直角に延びる係合部83を持った細長い弾性力アームを
有する。第6図に最良に示すように係合部83は傾斜状の
カム面84と錠止面86とを形成するように形作られてい
る。
保持するための第2保持装置を設けるため、パネル12の
開口形成用第2端縁部73の第2へこみ(切欠)82に協働
するようになった掛け止め部材81を該コネクタの下側部
分に形成している。掛け止め部材81はなるべくプラスチ
ックのハウジング21と一体的に成形されその端部から殆
ど直角に延びる係合部83を持った細長い弾性力アームを
有する。第6図に最良に示すように係合部83は傾斜状の
カム面84と錠止面86とを形成するように形作られてい
る。
コネクタ11をパネル12に取付けるため、コネクタ12の
上端部が先づ初めに、第5図に実線で示すよう、開口側
部71から開口16の中に挿入され、内側リブ79が図示の如
くへこみ80の中に入り、パネルの開口形成用第1端縁部
72が切欠80の一方の側において第1細孔61に入る。つぎ
にコネクタを矢印85で示すように反時計方向に回転して
開口16の中に入れる。開口16の中に回転して入るとパネ
ルの開口形成用第2端縁部73がコネクタの第2細孔62に
入る。掛け止め部材81のカム面84がパネルの背面に係合
し押されてコネクタを開口16の中に完全に挿入する。し
かしながら、係合部83の錠止端縁部86が切欠82の端縁部
87を離れるとき、錠止アーム81が前方に(第6図におい
て下方に)はねかえり、係合部83が切欠82に入ってコネ
クタの下端を開口16の中に錠止する。その後に係合部83
の錠止端縁部86が切欠82の端縁部87に協働して、コネク
タが前記開口16から矢印85の方向と反対の横方向に出る
のを防止する。
上端部が先づ初めに、第5図に実線で示すよう、開口側
部71から開口16の中に挿入され、内側リブ79が図示の如
くへこみ80の中に入り、パネルの開口形成用第1端縁部
72が切欠80の一方の側において第1細孔61に入る。つぎ
にコネクタを矢印85で示すように反時計方向に回転して
開口16の中に入れる。開口16の中に回転して入るとパネ
ルの開口形成用第2端縁部73がコネクタの第2細孔62に
入る。掛け止め部材81のカム面84がパネルの背面に係合
し押されてコネクタを開口16の中に完全に挿入する。し
かしながら、係合部83の錠止端縁部86が切欠82の端縁部
87を離れるとき、錠止アーム81が前方に(第6図におい
て下方に)はねかえり、係合部83が切欠82に入ってコネ
クタの下端を開口16の中に錠止する。その後に係合部83
の錠止端縁部86が切欠82の端縁部87に協働して、コネク
タが前記開口16から矢印85の方向と反対の横方向に出る
のを防止する。
へこみ80,82はコネクタ11を任意の横方向に僅かに移
動させ得るような大きさである。上述のように、細孔6
1,62の幅もまたコネクタを第1図に矢印78で示す方向に
僅かに長手方向に移動させ得るようになっている。なる
べく、へこみの大きさと細孔の大きさは任意の方向に約
0.060インチ(1.524mm)「浮動」させ得るような大きさ
である。
動させ得るような大きさである。上述のように、細孔6
1,62の幅もまたコネクタを第1図に矢印78で示す方向に
僅かに長手方向に移動させ得るようになっている。なる
べく、へこみの大きさと細孔の大きさは任意の方向に約
0.060インチ(1.524mm)「浮動」させ得るような大きさ
である。
したがって、本発明によれば工具とか別個の取付け道
具を使用しなくてもパネルにすみやかに浮動取付けでき
るコネクタを提供する。必要に応じ、掛け止め部材81を
単に押して切欠82の端縁部87との係合状態から外すこと
によりコネクタをすみやかにパネルから分離することが
できる。
具を使用しなくてもパネルにすみやかに浮動取付けでき
るコネクタを提供する。必要に応じ、掛け止め部材81を
単に押して切欠82の端縁部87との係合状態から外すこと
によりコネクタをすみやかにパネルから分離することが
できる。
またコネクタ11は前記組立体をパネル12にくっつける
かまたはそこから離れさせるときコネクタ11,13を係合
または分離している場合に遭遇し易いいかなる力にも確
実に耐えることができる。特に、コネクタの係合作業ま
たは分離作業中に加えられる任意の力は細孔61,62の剛
性壁74,75,76,77に対して加えられるが、一層脆い内側
リブや掛け止め部材には加えられない。このようにし
て、本発明のシステムはプリント基板14とコネクタ13を
備えた組立体を製作状態のもとで例えば自動車の自動組
立時にロボットアーム等によってパネル12にくっつける
作業に特に適している。また、本発明のコネクタはパネ
ルに取付ける前に単体として完全に組立てられ、現場に
おける部品の紛失のおそれと組立の不便さを低減させる
ことができる。
かまたはそこから離れさせるときコネクタ11,13を係合
または分離している場合に遭遇し易いいかなる力にも確
実に耐えることができる。特に、コネクタの係合作業ま
たは分離作業中に加えられる任意の力は細孔61,62の剛
性壁74,75,76,77に対して加えられるが、一層脆い内側
リブや掛け止め部材には加えられない。このようにし
て、本発明のシステムはプリント基板14とコネクタ13を
備えた組立体を製作状態のもとで例えば自動車の自動組
立時にロボットアーム等によってパネル12にくっつける
作業に特に適している。また、本発明のコネクタはパネ
ルに取付ける前に単体として完全に組立てられ、現場に
おける部品の紛失のおそれと組立の不便さを低減させる
ことができる。
第7図乃至第10図はパネル12のパネル部分12b(第2
図)の開口18の中に取付けられるようになった本発明の
別の実施例である浮動コネクタ(コネクタ)100を示
す。開口18は開口16の幾分違った形状を有しパネル12の
周囲端縁部105の側部開口106、およびパネルの開口形成
用の第1端縁部101および第2端縁部102によって形成さ
れている。第1へこみ(切欠)103が第1端縁部101に形
成され、第2へこみ(切欠)104が第2端縁部102に形成
され、これらがコネクタ100の第1保持装置および第2
保持装置に協働してコネクタ100を開口18の中に横方向
に保持している。
図)の開口18の中に取付けられるようになった本発明の
別の実施例である浮動コネクタ(コネクタ)100を示
す。開口18は開口16の幾分違った形状を有しパネル12の
周囲端縁部105の側部開口106、およびパネルの開口形成
用の第1端縁部101および第2端縁部102によって形成さ
れている。第1へこみ(切欠)103が第1端縁部101に形
成され、第2へこみ(切欠)104が第2端縁部102に形成
され、これらがコネクタ100の第1保持装置および第2
保持装置に協働してコネクタ100を開口18の中に横方向
に保持している。
コネクタ100は構造がコネクタ11に類似であるので簡
単に説明する。コネクタ100は係合面112と背面113を有
するコネクタハウジング111を包含している。コネクタ1
00は更に第1図の係合コネクタ13のへこみ41,42に類似
であるかも知れない係合コネクタ(図示せず)の整合し
た開口内に受け入れられるようになった傾斜状整合面11
6,117を有する。
単に説明する。コネクタ100は係合面112と背面113を有
するコネクタハウジング111を包含している。コネクタ1
00は更に第1図の係合コネクタ13のへこみ41,42に類似
であるかも知れない係合コネクタ(図示せず)の整合し
た開口内に受け入れられるようになった傾斜状整合面11
6,117を有する。
第7図に最良に示すように、コネクタ本体111は背面1
13の近くにそれぞれ上部横方向細孔(第1細孔)121を
下部横方向細孔(第2細孔)122を有し、該細孔はそれ
ぞれコネクタハウジング111の半円形側面(第1および
第2端部)123,124の内方に延びている。細孔121,122は
コネクタ100が開口18の中に取付けられるときパネル12
の第1端縁部101および第2端縁部102の1部分を受け入
れてコネクタ100を開口18の中に長手方向に保持するよ
うになっている。また、第1細孔121は第9図に最良に
示すよう該細孔121の側面に接近して該細孔内に配置さ
れる内側リブ(リブ)131を有する。リブ131はコネクタ
の上端を開口18の中に横方向に保持するため開口18の切
欠103の中に延びるようになった第1保持装置を有す
る。
13の近くにそれぞれ上部横方向細孔(第1細孔)121を
下部横方向細孔(第2細孔)122を有し、該細孔はそれ
ぞれコネクタハウジング111の半円形側面(第1および
第2端部)123,124の内方に延びている。細孔121,122は
コネクタ100が開口18の中に取付けられるときパネル12
の第1端縁部101および第2端縁部102の1部分を受け入
れてコネクタ100を開口18の中に長手方向に保持するよ
うになっている。また、第1細孔121は第9図に最良に
示すよう該細孔121の側面に接近して該細孔内に配置さ
れる内側リブ(リブ)131を有する。リブ131はコネクタ
の上端を開口18の中に横方向に保持するため開口18の切
欠103の中に延びるようになった第1保持装置を有す
る。
また、コネクタ100はその下端近くに掛け止め部材132
を有する。該掛け止め部材132は第10図に一層明瞭に図
示され端部から係合部133が延び出ているハウジング111
と一体構造の細長いアームを有する。係合部133は錠止
面134とカム面136を形成する。掛け止め部材132はコネ
クタ100の下端を開口18の中に横方向に保持するため切
欠104の中に延びる第2保持装置を有する。
を有する。該掛け止め部材132は第10図に一層明瞭に図
示され端部から係合部133が延び出ているハウジング111
と一体構造の細長いアームを有する。係合部133は錠止
面134とカム面136を形成する。掛け止め部材132はコネ
クタ100の下端を開口18の中に横方向に保持するため切
欠104の中に延びる第2保持装置を有する。
第1図および第3図乃至第6図の実施例におけるコネ
クタ11と同様に、コネクタ100が開口18の中に挿入され
取付けられる。初めにコネクタ100の上端が側部開口106
から開口18の中に挿入され、細孔121の内側リブ11が開
口18の切欠103に入りパネル12の第1端縁部101の1部分
が第1細孔121に入る。つぎにコネクタ100が時計方向に
矢印141のように回転されて、該コネクタの下端が開口
の中に挿入される。コネクタが開口に入ると、パネルの
第2端縁部102がコネクタの第2細孔122に入る。挿入中
に掛け止め部材132のカム面136がパネル12の背面に接触
し押し出されてコネクタを充分に開口の中に侵入させ
る。しかしながら、掛け止め部材の錠止面134が切欠104
の端縁部を離れるとき、第10図に示すように掛け止め部
材が下方向にはねかえりコネクタ100を開口18の中に横
方向に保持する。
クタ11と同様に、コネクタ100が開口18の中に挿入され
取付けられる。初めにコネクタ100の上端が側部開口106
から開口18の中に挿入され、細孔121の内側リブ11が開
口18の切欠103に入りパネル12の第1端縁部101の1部分
が第1細孔121に入る。つぎにコネクタ100が時計方向に
矢印141のように回転されて、該コネクタの下端が開口
の中に挿入される。コネクタが開口に入ると、パネルの
第2端縁部102がコネクタの第2細孔122に入る。挿入中
に掛け止め部材132のカム面136がパネル12の背面に接触
し押し出されてコネクタを充分に開口の中に侵入させ
る。しかしながら、掛け止め部材の錠止面134が切欠104
の端縁部を離れるとき、第10図に示すように掛け止め部
材が下方向にはねかえりコネクタ100を開口18の中に横
方向に保持する。
前述の実施例におけるように、切欠103,104の寸法と
細孔121,122の幅は、コネクタがパネルに対しあらゆる
方向において凡そ0.060インチ(1.524mm)浮動できるよ
うに選ばれる。
細孔121,122の幅は、コネクタがパネルに対しあらゆる
方向において凡そ0.060インチ(1.524mm)浮動できるよ
うに選ばれる。
本発明のコネクタの別の実施例を第11図乃至第14D図
に示す。コネクタ200が道具を使用せずに第13図のパネ
ル204の開口202に取付けられるようになっている。開口
202はその両側でパネルを連続させて、パネルに構造上
の強度を提供するが、このことはパネルをプラスチック
で作るとき特に重要となる。しかしながら、切欠部は特
殊な場合にパネルの端縁部から離れた位置に在る。コネ
クタハウジング208の比較的高い端部すなわち第1端部2
06は予定距離外方に延びた前部フランジ部分210と更に
長く予定距離外方に延びた後部フランジ部分212を備
え、これらのフランジ部分の間に第1細孔214を形成し
ている。比較的低い端部すなわち第2端部216はフラン
ジ220の背面218と係合部222を有し、該係合部222は初め
に第2端部216から横方向に延び、つぎに該第2端部に
沿って延び、背面218と係合部222の間に第2細孔224を
形成している。
に示す。コネクタ200が道具を使用せずに第13図のパネ
ル204の開口202に取付けられるようになっている。開口
202はその両側でパネルを連続させて、パネルに構造上
の強度を提供するが、このことはパネルをプラスチック
で作るとき特に重要となる。しかしながら、切欠部は特
殊な場合にパネルの端縁部から離れた位置に在る。コネ
クタハウジング208の比較的高い端部すなわち第1端部2
06は予定距離外方に延びた前部フランジ部分210と更に
長く予定距離外方に延びた後部フランジ部分212を備
え、これらのフランジ部分の間に第1細孔214を形成し
ている。比較的低い端部すなわち第2端部216はフラン
ジ220の背面218と係合部222を有し、該係合部222は初め
に第2端部216から横方向に延び、つぎに該第2端部に
沿って延び、背面218と係合部222の間に第2細孔224を
形成している。
第14A図乃至第14D図において、コネクタ200は簡単な
操作によって開口202の中に挿入され取付けられる。矢
印が該コネクタの移動を示す。第14A図において、コネ
クタ200はパネルの開口202の中に入れられ、上部端縁部
すなわち第1端縁部226が第1端部206に沿い、パネル20
4が前部フランジ210の前面に接触し第2端縁部228が第
2端部216に沿っている。第14B図において、コネクタ20
0は第2端部216において前方に傾倒され、その結果第2
端縁部228すなわち下部端縁部228が第2細孔224と整合
し、撓んでいない係合部222の最外部分230が第2端縁部
228を越えて遠く外方に延び、コネクタ200が全体的に開
口202の中に入るのを防止する。第14C図において、コネ
クタ200は第2端部216に沿って横方向に移動させられ、
第2端縁部228が第2細孔224に入りストップ装置すなわ
ちパネルボス232が係合部222の自由端234に係合し該自
由端234を係合部222のスプリングの弾力にさからって内
方へコネクタ200に向って撓ませ、これによってコネク
タ200を充分に深く降下させ、その結果第1端縁部226が
前部フランジ部分210の外端236の上を通過し第1細孔21
4に整合する。後部フランジ部分212が第1端縁部226を
通って外方に充分に外端部238まで延びコネクタ200が滑
って開口202の中に押し込まれるのを防止する。第14図
に示すように、両方の端縁部226,228がそれぞれの細孔2
14,224に整合されると、撓んだ係合部222はパネルボス2
30に対してはね返えり、コネクタ200を垂直方向に移動
させて開口202のほぼ中心に置き、この位置でコネクタ2
00は浮動状態で、しかししっかりと取付けられる。今述
べた作業を逆に行えばコネクタ200をパネル204から容易
に分離することができる。
操作によって開口202の中に挿入され取付けられる。矢
印が該コネクタの移動を示す。第14A図において、コネ
クタ200はパネルの開口202の中に入れられ、上部端縁部
すなわち第1端縁部226が第1端部206に沿い、パネル20
4が前部フランジ210の前面に接触し第2端縁部228が第
2端部216に沿っている。第14B図において、コネクタ20
0は第2端部216において前方に傾倒され、その結果第2
端縁部228すなわち下部端縁部228が第2細孔224と整合
し、撓んでいない係合部222の最外部分230が第2端縁部
228を越えて遠く外方に延び、コネクタ200が全体的に開
口202の中に入るのを防止する。第14C図において、コネ
クタ200は第2端部216に沿って横方向に移動させられ、
第2端縁部228が第2細孔224に入りストップ装置すなわ
ちパネルボス232が係合部222の自由端234に係合し該自
由端234を係合部222のスプリングの弾力にさからって内
方へコネクタ200に向って撓ませ、これによってコネク
タ200を充分に深く降下させ、その結果第1端縁部226が
前部フランジ部分210の外端236の上を通過し第1細孔21
4に整合する。後部フランジ部分212が第1端縁部226を
通って外方に充分に外端部238まで延びコネクタ200が滑
って開口202の中に押し込まれるのを防止する。第14図
に示すように、両方の端縁部226,228がそれぞれの細孔2
14,224に整合されると、撓んだ係合部222はパネルボス2
30に対してはね返えり、コネクタ200を垂直方向に移動
させて開口202のほぼ中心に置き、この位置でコネクタ2
00は浮動状態で、しかししっかりと取付けられる。今述
べた作業を逆に行えばコネクタ200をパネル204から容易
に分離することができる。
第14A図乃至第14C図から分るように、開口202の寸法
Dに対するコネクタ200のそれぞれの外表面部間の距離
の関係は上述の取付作業法が可能なように選ばれ、Dそ
のものはコネクタ200が浮動できるようにコネクタの長
さ(細孔の底部間)より大きく例えば0.12インチ(3.04
8mm)に選び、各方向に0.06インチ(1.524mm)の隙間を
与えるように選ぶ。距離の関係は次のようである。D1は
前部フランジ部分210の外端236と第2細孔224の底部の
間の距離でDより小さく、 D3は第2コネクタ端部216と第1細孔214の底部間の距
離でDより小さく、D2は後部フランジ部分212の外端238
と第2細孔224の底部の間の距離でDより大きく、D5は
第1細孔214の底部と撓んだときの係合部222の最外部23
0との間の距離でDより大きく、D5は第1細孔214の底部
と例えばパネルボス232により撓まされた係合部222の最
外部との間の距離である。
Dに対するコネクタ200のそれぞれの外表面部間の距離
の関係は上述の取付作業法が可能なように選ばれ、Dそ
のものはコネクタ200が浮動できるようにコネクタの長
さ(細孔の底部間)より大きく例えば0.12インチ(3.04
8mm)に選び、各方向に0.06インチ(1.524mm)の隙間を
与えるように選ぶ。距離の関係は次のようである。D1は
前部フランジ部分210の外端236と第2細孔224の底部の
間の距離でDより小さく、 D3は第2コネクタ端部216と第1細孔214の底部間の距
離でDより小さく、D2は後部フランジ部分212の外端238
と第2細孔224の底部の間の距離でDより大きく、D5は
第1細孔214の底部と撓んだときの係合部222の最外部23
0との間の距離でDより大きく、D5は第1細孔214の底部
と例えばパネルボス232により撓まされた係合部222の最
外部との間の距離である。
(発明の効果) 本発明は、第1保持装置がコネクタから延出すると共
に第1端縁部に形成された切欠に挿入される該切欠より
幅狭のリブで形成され、第2保持装置がコネクタから延
出すると共に第2端縁部に形成された切欠に係合する該
切欠より幅狭の係合部を有する可撓性の掛け止め部材で
形成され、第1保持装置および第2保持装置のそれぞれ
がコネクタと一体的に形成されているので、コネクタを
パネルの開口内においてパネルの板厚方向に直交する方
向にわずかに移動可能に保持することができるばかりで
なく、コネクタとは別部材の固定用エレメントを使用せ
ずに複数個のコネクタをパネル上のせまいスペース内に
取り付けることができる。
に第1端縁部に形成された切欠に挿入される該切欠より
幅狭のリブで形成され、第2保持装置がコネクタから延
出すると共に第2端縁部に形成された切欠に係合する該
切欠より幅狭の係合部を有する可撓性の掛け止め部材で
形成され、第1保持装置および第2保持装置のそれぞれ
がコネクタと一体的に形成されているので、コネクタを
パネルの開口内においてパネルの板厚方向に直交する方
向にわずかに移動可能に保持することができるばかりで
なく、コネクタとは別部材の固定用エレメントを使用せ
ずに複数個のコネクタをパネル上のせまいスペース内に
取り付けることができる。
第1図は本発明の1実施例によるラックパネルコネクタ
システムの組立図、第2図は本発明の浮動自在のコネク
タを取付けるパネルの平面図、第3図および第4図は第
1図の浮動自在コネクタの側面図および背面図、第5図
は第2図のパネルに取付けられる第1図と第3図と第4
図の浮動自在コネクタの正面図、第6図は第5図の線6
−6における断面図であって第1図および第3図乃至第
5図の浮動自在コネクタを掛け止め部材を示す断面図、
第7図および第8図は本発明の別の実施例による浮動自
在コネクタの側面図および背面図、第9図は第2図のパ
ネルに取付けられている第7図と第8図のコネクタの正
面図、第10図は第9図の線10−10における断面図であっ
て第7図乃至第9図のコネクタの掛け止め部材を示す断
面図、第11図および第12図は別のコネクタ実施例の側面
図および背面図、第13図は第11図および第12図のコネク
タのための開口を示す図、第14A図乃至第14D図は第11図
と第12図のコネクタを第13図の開口に取付ける方法を示
す略図である。 11,100,200……コネクタ 12,204……パネル 16,18,202……開口 46,123,206……第1端部 47,124,216……第2端部 61,121,214……第1細孔 62,122,224……第2細孔 72,101,226……第1端縁部 73,102,228……第2端縁部 79,131……リブ 80……切欠 81……掛け止め部材 82……切欠 83……係合部
システムの組立図、第2図は本発明の浮動自在のコネク
タを取付けるパネルの平面図、第3図および第4図は第
1図の浮動自在コネクタの側面図および背面図、第5図
は第2図のパネルに取付けられる第1図と第3図と第4
図の浮動自在コネクタの正面図、第6図は第5図の線6
−6における断面図であって第1図および第3図乃至第
5図の浮動自在コネクタを掛け止め部材を示す断面図、
第7図および第8図は本発明の別の実施例による浮動自
在コネクタの側面図および背面図、第9図は第2図のパ
ネルに取付けられている第7図と第8図のコネクタの正
面図、第10図は第9図の線10−10における断面図であっ
て第7図乃至第9図のコネクタの掛け止め部材を示す断
面図、第11図および第12図は別のコネクタ実施例の側面
図および背面図、第13図は第11図および第12図のコネク
タのための開口を示す図、第14A図乃至第14D図は第11図
と第12図のコネクタを第13図の開口に取付ける方法を示
す略図である。 11,100,200……コネクタ 12,204……パネル 16,18,202……開口 46,123,206……第1端部 47,124,216……第2端部 61,121,214……第1細孔 62,122,224……第2細孔 72,101,226……第1端縁部 73,102,228……第2端縁部 79,131……リブ 80……切欠 81……掛け止め部材 82……切欠 83……係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−35889(JP,A) 特開 昭60−88777(JP,A) 実開 昭56−152085(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】第1端縁部および第2端縁部を有する開口
が形成されたパネルの前記開口の中に挿入されかつ保持
される、ほぼ対向する第1端部および第2端部を有する
電気コネクタにおいて、 前記電気コネクタを前記パネルの開口内で前記パネルの
板厚方向に保持するため、前記パネルに形成された開口
の第1端縁部および第2端縁部の前記板厚方向の対向部
分をそれぞれ受容するよう前記電気コネクタの第1端部
および第2端部から前記電気コネクタの中に延びる第1
細孔および第2細孔と、 前記パネルに対し前記電気コネクタを前記パネルの板厚
方向に直交する方向にわずかに移動可能に保持するた
め、前記パネルに形成された開口の第1端縁部および第
2端縁部のそれぞれに協働する第1保持装置および第2
保持装置とを具備し、 前記第1保持装置が、前記コネクタから延出すると共に
前記第1端縁部に形成された切欠に挿入される該切欠よ
り幅狭のリブで形成され、 前記第2保持装置が、前記コネクタから延出すると共に
前記第2端縁部に形成された切欠に係合する該切欠より
幅狭の係合部を有する可撓性の掛け止め部材で形成さ
れ、 前記第1保持装置および前記第2保持装置のそれぞれ
が、前記コネクタと一体的に形成されていることを特徴
とする電気コネクタ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/944,314 US4761144A (en) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | Mounting means for rack and panel connector |
US944314 | 2001-08-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63168976A JPS63168976A (ja) | 1988-07-12 |
JP2654436B2 true JP2654436B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=25481178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62325141A Expired - Lifetime JP2654436B2 (ja) | 1986-12-22 | 1987-12-22 | 電気コネクタ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4761144A (ja) |
EP (1) | EP0272804A1 (ja) |
JP (1) | JP2654436B2 (ja) |
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1986
- 1986-12-22 US US06/944,314 patent/US4761144A/en not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-11-24 EP EP87310339A patent/EP0272804A1/en not_active Ceased
- 1987-12-22 JP JP62325141A patent/JP2654436B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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---|---|
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