JP2000299153A - ケーブルコネクタ - Google Patents

ケーブルコネクタ

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JP2000299153A
JP2000299153A JP11107102A JP10710299A JP2000299153A JP 2000299153 A JP2000299153 A JP 2000299153A JP 11107102 A JP11107102 A JP 11107102A JP 10710299 A JP10710299 A JP 10710299A JP 2000299153 A JP2000299153 A JP 2000299153A
Authority
JP
Japan
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connector
cable
lock
connection
fpc
Prior art date
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Pending
Application number
JP11107102A
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English (en)
Inventor
Akira Nakamura
彰 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルとコネクタとの接続信頼性を向上さ
せ、且つ、コネクタにケーブルを接続する際の操作性を
向上させたケーブルコネクタを提供する。 【解決手段】コネクタ1のコネクタロック部3の片側ま
たは両側にコネクタロック片4を設け、ケーブル2には
コネクタロック部3と同一側にケーブルロック用突起部
5を設け、コネクタ1のコネクタロック部3を閉じた状
態でコネクタロック片4とケーブルロック用突起部5と
が嵌合するように構成しているので、ケーブル2はコネ
クタ1とロックされた状態となり、ケーブル2を抜けな
くすることができる。また、ケーブル2がコネクタ1に
途中までしか挿入されていない半差し状態の場合には、
コネクタロック部3を閉じることができないため、半差
し状態を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FPC/FFCコ
ネクタ等の、ケーブルコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】FPC(Flexible Print
ed Circuit)/FFC(Flexible
Flat Cable)コネクタ等のケーブルコネクタ
は、コネクタをプリント配線板等に半田付けで接続し、
このコネクタのコネクタロック部を開いた後ケーブルの
接続部側を挿入し、コネクタロック部を閉じてケーブル
の接続部をコネクタハウジングに押しつけ接触させるこ
とにより挟持して、ケーブルの固定を行っていた。
【0003】図4に、従来のケーブルコネクタを示す。
コネクタハウジング11に一端部を回動自在に支持され
たコネクタロック部13とを具備するケーブルコネクタ
10に、端部にケーブル接続部を有するケーブル12が
接続され、コネクタロック部13を閉じた状態を示して
いる。この場合、コネクタロック部13がケーブル12
をコネクタハウジング11に押しつけることにより、ケ
ーブル12はコネクタ10に保持され、一体に固定され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなケ
ーブルコネクタに於いては、コネクタとケーブルが固定
された状態でケーブルを引くような外力が加わった場
合、コネクタロック部がコネクタハウジングに押しつけ
ている保持力だけでケーブルは固定されているため、保
持力以上の外力が加わった場合、ケーブルが抜け接続が
解除される事があった。
【0005】また、コネクタへケーブルを接続させる場
合、コネクタ奥行き方向への位置決めが無く挿入位置を
確認できない上に、どの状態でもコネクタのロックを閉
じることが出来るので、ケーブルが途中までしか挿入さ
れていない半差し状態になり、接続されていない状態に
なる場合があった。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、ケーブルとコネクタとの接続信頼性を向上させ、
且つ、コネクタにケーブルを接続する際の操作性を向上
させたケーブルコネクタを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るケーブルコ
ネクタは、コネクタハウジングと、このコネクタハウジ
ングに一端部を回動自在に支持されたコネクタロック部
とを具備するコネクタに、端部にケーブル接続部を有す
るケーブルを接続し、このケーブルは前記コネクタハウ
ジングと前記コネクタロック部により挟まれて保持され
てなるケーブルコネクタにおいて、前記コネクタロック
部の他端部側には、コネクタロック片が設けられ、前記
ケーブルには、ケーブルロック用突起部が設けられ、こ
れらコネクタロック片とケーブルロック用突起部とは、
前記コネクタに前記ケーブルを接続し、前記コネクタハ
ウジングと前記コネクタロック部により保持された際に
嵌合することを特徴とする。
【0008】このケーブルコネクタにおいては、コネク
タロック部を閉じた状態で、コネクタロック片とケーブ
ルロック用突起部とが嵌合することにより、ケーブルと
コネクタは強固に固定される。そのため、ケーブルを引
く方向に、コネクタロック部による保持力以上の外力が
加わった場合でも、コネクタとケーブルとの接続が解除
されることがない。また、ケーブルがコネクタに接続さ
れておらず、半差し状態の場合は、コネクタロック片が
ケーブルロック用突起部と嵌合せず、コネクタの固定が
出来ない状態になるため、ケーブルの半差しを防止する
ことが出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図1乃至図3を参照して説明する。図1は、FPC
コネクタとFFCケーブルが接続された状態を示してお
り、図2は、FPCコネクタの構造を示しており、図3
は、FFCケーブルの構造を示している。これらの図に
示すように、FPC/FFCコネクタ(ケーブルコネク
タ)Aは、FPCコネクタ(コネクタ)1とFFCケー
ブル(ケーブル)2が固定され一体となっているもので
ある。
【0010】FPCコネクタ1は、プリント配線板等に
半田付け等で接続されたコネクタハウジング1aと、こ
のコネクタハウジング1aに一端部をX−Y方向に回動
自在に支持されたコネクタロック部3と、コネクタロッ
ク部3の他端部に突設されたコネクタロック片4から構
成されている。
【0011】コネクタハウジング1aは函状をなしてお
り、ケーブル2を差し込み電気的接続をとるための図示
しない接続端子がある。この接続端子を覆うようにコネ
クタロック部3が設けられている。コネクタロック部3
は、蝶番等によりコネクタハウジング1aに取り付けら
れており、コネクタ1の差込端部に平行な軸線であっ
て、且つ、ケーブル2の差込方向(ケーブル2が延在す
る方向)に直交する軸線をもって、一端部を回動自在に
支持されている。このコネクタロック部3は、接続端子
にケーブル2のケーブル接続部6を接続させる際には、
X方向に回動させ開いた状態とし、接続端子とケーブル
接続部6との接続が完了したら、Y方向に回動させ閉じ
た状態としうるように、コネクタハウジング1aに対し
て開閉自在な構成となっている。また、コネクタロック
部3の他端部側には、左右の両端部に一対をなすコネク
タロック片4が、FFCケーブル2側に向けて突出して
設けられている。
【0012】FFCケーブル2は、ケーブル本体2a
と、その端部に設けられたケーブル接続部6と、このケ
ーブル接続部6の後部に設けられたケーブルロック用突
起部5から構成されている。
【0013】ケーブル本体2aは、帯状をなしており、
その延在する方向の両側部であってケーブル接続部6の
後部には、ケーブルロック用突起部5が突出するように
設けられている。このケーブルロック用突起部5は、平
板状且つ略三角形状をなしており、ケーブル2が延在す
る方向の端部(後端部)を形成する一辺は、ケーブル2
が延在する方向とほぼ直交するようになっている。
【0014】上記コネクタロック片4とケーブルロック
用突起部5とは、ケーブル2を接続端子の最深部まで挿
入して接続し、コネクタロック部3を閉じた状態におい
て、コネクタロック片4の各々が、ケーブルロック用突
起部5の各々の後端部に引っかかり嵌合された状態とな
るよう構成されている。
【0015】次に、FPCコネクタ1とFFCケーブル
2とを接続する動作について説明する。まず、FPCコ
ネクタ1のコネクタロック部3を、図2中X方向に回動
させて開いた状態にしておく。
【0016】次に、ケーブル2に設けられたケーブル接
続部6を、コネクタロック部3とコネクタハウジング1
aの間に設けられた接続端子に接続する。ここでいう接
続とは、ケーブル接続部6がFPCコネクタ1に挿入可
能な最深部まで挿入されたことを意味する。最深部に至
らない、いわゆる半差し状態は接続されていない状態で
ある。
【0017】次に、FPCコネクタAのコネクタロック
部3を、Y方向に回動させて閉じた状態にして、FPC
コネクタ1とFFCケーブル2とは固定され、接続は完
了し、FPC/FFCコネクタAを構成する。
【0018】このとき、ケーブル接続部6が接続端子に
接続されていれば、コネクタロック部3を閉じることが
でき、コネクタロック片4の各々が、ケーブルロック用
突起部5の各々の後端部に引っかかり嵌合された状態と
なる。一方、ケーブル接続部6が接続端子に接続されて
いなければ、コネクタロック部3を閉じようとしても、
コネクタロック片4の各々がケーブルロック用突起部5
の各々と嵌合位置以外で当接することにより互いに嵌合
することができず、コネクタロック部3を閉じることが
できない。
【0019】このように、FPCコネクタ1とFFCケ
ーブル2とが接続された状態であれば、FFCケーブル
2は、コネクタロック部3によりコネクタハウジング1
aに押しつけられ保持されるとともに、コネクタロック
片4とケーブルロック用突起部5とが嵌合することによ
りケーブル方向への動きが規制されるので、FPCコネ
クタ1に強固に固定される。そのため、ケーブルを引く
方向に、コネクタロック部3による保持力以上の外力が
加わった場合でも、FPCコネクタ1とFFCケーブル
2との接続が解除されることがない。
【0020】また、FPCコネクタ1とFFCケーブル
2とが接続されていない状態であれば、コネクタロック
片4とケーブルロック用突起部5とは嵌合せず、コネク
タロック部3を閉じることができない。このため、FP
Cコネクタ1とFFCケーブル2の半差しを防止するこ
とが出来る。
【0021】上記実施の形態においては、FPCコネク
タとFFCケーブルとを接続する場合についてのみ記載
したが、これに限定する意図ではなく、他の種類のケー
ブル又はコネクタに用いられてもよい。また、ケーブル
ロック用突起部は、ケーブル本体を加工することにより
設けられても、ケーブルロック用突起部が形成された部
材をケーブル本体に貼付することにより設けられてもよ
い。更に、ケーブルロック用突起部の形状は略3角形状
のもののみ記載したが、これに限定されず、他の形状で
あってもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るケー
ブルコネクタによれば、コネクタハウジングと、このコ
ネクタハウジングに一端部を回動自在に支持されたコネ
クタロック部とを具備するコネクタに、端部にケーブル
接続部を有するケーブルを接続し、このケーブルは前記
コネクタハウジングと前記コネクタロック部により挟ま
れて保持されてなるケーブルコネクタにおいて、前記コ
ネクタロック部の他端部側には、コネクタロック片が設
けられ、前記ケーブルには、ケーブルロック用突起部が
設けられ、これらコネクタロック片とケーブルロック用
突起部とは、前記コネクタに前記ケーブルを接続し、前
記コネクタハウジングと前記コネクタロック部により保
持された際に嵌合するように構成している。
【0023】これにより、ケーブルがコネクタから簡単
に抜ける危険性を回避でき、ケーブルとコネクタとの接
続信頼性を向上させることができる。
【0024】また、コネクタに対するケーブルの半差し
を防止することができ、未接続のまま接続作業が終了さ
れることがない。そのため、接続作業の信頼性を向上さ
せることができるとともに、操作性をも向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示す図であり、FPC/
FFCコネクタの斜視図である。
【図2】 本発明の実施形態を示す図であり、FPCコ
ネクタの構造を示す斜視図である。
【図3】 本発明の実施形態を示す図であり、FFCケ
ーブルの構造を示す斜視図である。
【図4】 従来のFPC/FFCコネクタを示す斜視図
である。
【符号の説明】
A ケーブルコネクタ(FPC/FFCコネクタ) 1 コネクタ(FPCコネクタ) 1a コネクタハウジング 2 ケーブル(FFCケーブル) 2a ケーブル本体 3 コネクタロック部 4 コネクタロック片 5 ケーブルロック用突起部 6 ケーブル接続部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングと、このコネクタハ
    ウジングに一端部を回動自在に支持されたコネクタロッ
    ク部とを具備するコネクタに、端部にケーブル接続部を
    有するケーブルを接続し、このケーブルは前記コネクタ
    ハウジングと前記コネクタロック部により挟まれて保持
    されてなるケーブルコネクタにおいて、 前記コネクタロック部の他端部側には、コネクタロック
    片が設けられ、前記ケーブルには、ケーブルロック用突
    起部が設けられ、これらコネクタロック片とケーブルロ
    ック用突起部とは、前記コネクタに前記ケーブルを接続
    し、前記コネクタハウジングと前記コネクタロック部に
    より保持された際に嵌合自在とされていることを特徴と
    するケーブルコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のケーブルコネクタを構成
    する、コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のケーブルコネクタを構成
    する、ケーブル。
JP11107102A 1999-04-14 1999-04-14 ケーブルコネクタ Pending JP2000299153A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6669503B2 (en) 2001-06-07 2003-12-30 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector having a function of reliably correcting the position of an object to be connected
US7841867B2 (en) 2008-01-14 2010-11-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Hard disk drive apparatus
US9455513B2 (en) 2014-11-13 2016-09-27 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector having structure to prevent cable pull-out

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6669503B2 (en) 2001-06-07 2003-12-30 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector having a function of reliably correcting the position of an object to be connected
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001121