JPH0751351B2 - 給紙印刷機のグリツパー軸のグリツパーフインガー - Google Patents
給紙印刷機のグリツパー軸のグリツパーフインガーInfo
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- JPH0751351B2 JPH0751351B2 JP3216490A JP21649091A JPH0751351B2 JP H0751351 B2 JPH0751351 B2 JP H0751351B2 JP 3216490 A JP3216490 A JP 3216490A JP 21649091 A JP21649091 A JP 21649091A JP H0751351 B2 JPH0751351 B2 JP H0751351B2
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- gripper
- force
- gripper finger
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F21/00—Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
- B41F21/10—Combinations of transfer drums and grippers
- B41F21/104—Gripper details
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- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Manipulator (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ばね力が調整可能であ
りかつグリッパー支持物のほぼ移送点の方向に作用して
いる第１の圧縮ばねを備えた給紙印刷機のグリッパー軸
用のグリッパーフィンガーに関する。グリッパーフィン
ガーは、更に、先端が支持面に当たりかつこれもまたほ
ぼグリッパー支持物の移送点の方向に力を作用させる調
整ねじを備え、この二つの力の合力がグリッパー軸の中
心点と移送点とをほぼ結ぶように配置される。
りかつグリッパー支持物のほぼ移送点の方向に作用して
いる第１の圧縮ばねを備えた給紙印刷機のグリッパー軸
用のグリッパーフィンガーに関する。グリッパーフィン
ガーは、更に、先端が支持面に当たりかつこれもまたほ
ぼグリッパー支持物の移送点の方向に力を作用させる調
整ねじを備え、この二つの力の合力がグリッパー軸の中
心点と移送点とをほぼ結ぶように配置される。
【０００２】
【従来技術及びその課題】これらの特徴を満足に持った
グリッパーフィンガーがＤＥ３６３２７６８．Ｃ１に開
示される。本発明も使用するこの従来のグリッパーフィ
ンガーの特別の利点は、運転中に生ずる力がグリッパー
の中心を通過し、即ち、グリッパー軸の中心とグリッパ
ー支持物の移送点(transfer point)とを結ぶ線内をほぼ
延びることである。この原理の利点のないその他の従来
のグリッパーフィンガーと比べて、これは種々の運転状
態において特に遊びの変化が生じないという非常に重要
な利点が得られる。
グリッパーフィンガーがＤＥ３６３２７６８．Ｃ１に開
示される。本発明も使用するこの従来のグリッパーフィ
ンガーの特別の利点は、運転中に生ずる力がグリッパー
の中心を通過し、即ち、グリッパー軸の中心とグリッパ
ー支持物の移送点(transfer point)とを結ぶ線内をほぼ
延びることである。この原理の利点のないその他の従来
のグリッパーフィンガーと比べて、これは種々の運転状
態において特に遊びの変化が生じないという非常に重要
な利点が得られる。
【０００３】しかし、かかるグリッパーフィンガーは摩
耗が比較的大きい。摩耗したグリッパーフィンガーを交
換するにはグリッパー軸を全体として外さねばならず、
このときにだけグリッパー軸からグリッパーフィンガー
を外すことができる。これは、もちろん、労働集約的で
あり、また必然的に容認しがたい長時間の機械休止を招
く。
耗が比較的大きい。摩耗したグリッパーフィンガーを交
換するにはグリッパー軸を全体として外さねばならず、
このときにだけグリッパー軸からグリッパーフィンガー
を外すことができる。これは、もちろん、労働集約的で
あり、また必然的に容認しがたい長時間の機械休止を招
く。
【０００４】これはＤＥ３６２３４０５．Ｃ１に開示さ
れた事項を支援するものである。これに開示されたグリ
ッパーフィンガーは２個の部品から作られ、下部グリッ
パーフィンガー要素及びこの直ぐ上方の上部グリッパー
フィンガー要素より構成され、移送点に隣接した要素の
端部は圧縮ばねの手段により離され広げられる。他方の
端部には調整ねじが設けられ、２個のグリッパーフィン
ガー要素間の距離を調節する。両方のグリッパーフィン
ガー要素は、上部グリッパーフィンガー要素の穴を貫通
してグリッパー軸内のねじの中にねじ込まれるねじ手段
によりグリッパー軸に固定される。下部グリッパーフィ
ンガー要素には円柱の一部分の輪郭を持った凹所が設け
られ、この輪郭部分は同じ側(上側)からそれ自体をグリ
ッパー軸に押し付け、またここには上部のグリッパーフ
ィンガー要素も配置される。
れた事項を支援するものである。これに開示されたグリ
ッパーフィンガーは２個の部品から作られ、下部グリッ
パーフィンガー要素及びこの直ぐ上方の上部グリッパー
フィンガー要素より構成され、移送点に隣接した要素の
端部は圧縮ばねの手段により離され広げられる。他方の
端部には調整ねじが設けられ、２個のグリッパーフィン
ガー要素間の距離を調節する。両方のグリッパーフィン
ガー要素は、上部グリッパーフィンガー要素の穴を貫通
してグリッパー軸内のねじの中にねじ込まれるねじ手段
によりグリッパー軸に固定される。下部グリッパーフィ
ンガー要素には円柱の一部分の輪郭を持った凹所が設け
られ、この輪郭部分は同じ側(上側)からそれ自体をグリ
ッパー軸に押し付け、またここには上部のグリッパーフ
ィンガー要素も配置される。
【０００５】この従来技術のグリッパーフィンガーは、
その取り付け及び取り外しを行うには単に固定用ねじを
弛めることのみしか必要でないので、着脱が容易な利点
があるが、グリッパーが開閉し、従ってグリッパー先端
が変位した場合、遊びの大きな変化が生ずる。遊びの変
化及び変位の程度は、グリッパー軸受けの摩耗に依存す
る。この摩耗及び遊びの変化がシートのダブリングを発
生させる。
その取り付け及び取り外しを行うには単に固定用ねじを
弛めることのみしか必要でないので、着脱が容易な利点
があるが、グリッパーが開閉し、従ってグリッパー先端
が変位した場合、遊びの大きな変化が生ずる。遊びの変
化及び変位の程度は、グリッパー軸受けの摩耗に依存す
る。この摩耗及び遊びの変化がシートのダブリングを発
生させる。
【０００６】従来技術に関連して、ドイツ特許第１１７
４８０４号が参照される。この特許は、グリッパー軸を
取り外さずにグリッパーフィンガーをグリッパー軸上に
置きうるように、本体部に約１８０°にわたる開口を有
するグリッパーフィンガーを開示する。グリッパーフィ
ンガーのこのように開かれた本体部は、ばね力の調整可
能なばねによって閉鎖される。しかし、この従来のグリ
ッパーフィンガーは、特に開口閉鎖用のばねがこれに関
連した充分の抵抗を示さないため、上述の摩耗及び遊び
の変化の欠点を持つ。圧縮ばねの力及び交差する接触面
による力の合力がグリッパー軸の中心点と移送点とを結
ぶことは本発明の重要な特徴でもあるが、このようなこ
れら二つの力を有する設備もまたない。
４８０４号が参照される。この特許は、グリッパー軸を
取り外さずにグリッパーフィンガーをグリッパー軸上に
置きうるように、本体部に約１８０°にわたる開口を有
するグリッパーフィンガーを開示する。グリッパーフィ
ンガーのこのように開かれた本体部は、ばね力の調整可
能なばねによって閉鎖される。しかし、この従来のグリ
ッパーフィンガーは、特に開口閉鎖用のばねがこれに関
連した充分の抵抗を示さないため、上述の摩耗及び遊び
の変化の欠点を持つ。圧縮ばねの力及び交差する接触面
による力の合力がグリッパー軸の中心点と移送点とを結
ぶことは本発明の重要な特徴でもあるが、このようなこ
れら二つの力を有する設備もまたない。
【０００７】本発明は説明された欠点を回避する。上述
の特徴を有し、具現化された利点を保ちながら、長期間
の運転の後でも、種々の運転状態中に可能な遊びの変化
をいささかもなしに、グリッパー軸に容易に取り付けう
るグリッパーフィンガーを提案することがその目的であ
る。遊びの自動補償はグリッパー軸受け面及びグリッパ
ー軸に摩耗があるときに生ずる。
の特徴を有し、具現化された利点を保ちながら、長期間
の運転の後でも、種々の運転状態中に可能な遊びの変化
をいささかもなしに、グリッパー軸に容易に取り付けう
るグリッパーフィンガーを提案することがその目的であ
る。遊びの自動補償はグリッパー軸受け面及びグリッパ
ー軸に摩耗があるときに生ずる。
【０００８】これは特許請求の範囲の特徴とする部分に
よる装置により達成される。
よる装置により達成される。
【０００９】２部品構成のグリッパーフィンガーは、こ
れの軸への着脱を容易にする。第２のグリッパーフィン
ガー要素は本体への第１のグリッパーフィンガー要素を
補足して、装着されたとき、グリッパーフィンガーが全
体としてグリッパー軸に係留され保持されるように、１
８０°以上の角度でグリッパー軸を囲む。第１の圧縮ば
ねは、２個のグリッパーフィンガー要素のそれぞれの端
部を離し広げようとし、一方、第２の圧縮ばねは第２の
グリッパーフィンガー要素をより大きな力でグリッパー
軸に押し付け、従ってこの配置は安定状態に止どまる。
前述のように合力がグリッパー軸の中心点とグリッパー
支持物の移送点とを結び、かつこのために第２の圧縮ば
ねの力の方向がグリッパー軸の中心点と移送点とを結ぶ
線の方向又は少なくも実質的にこの連結線の方向に延び
るように、第２の圧縮ばねは干渉すべきではなく、ある
いは少なくも干渉効果があってはならない。
れの軸への着脱を容易にする。第２のグリッパーフィン
ガー要素は本体への第１のグリッパーフィンガー要素を
補足して、装着されたとき、グリッパーフィンガーが全
体としてグリッパー軸に係留され保持されるように、１
８０°以上の角度でグリッパー軸を囲む。第１の圧縮ば
ねは、２個のグリッパーフィンガー要素のそれぞれの端
部を離し広げようとし、一方、第２の圧縮ばねは第２の
グリッパーフィンガー要素をより大きな力でグリッパー
軸に押し付け、従ってこの配置は安定状態に止どまる。
前述のように合力がグリッパー軸の中心点とグリッパー
支持物の移送点とを結び、かつこのために第２の圧縮ば
ねの力の方向がグリッパー軸の中心点と移送点とを結ぶ
線の方向又は少なくも実質的にこの連結線の方向に延び
るように、第２の圧縮ばねは干渉すべきではなく、ある
いは少なくも干渉効果があってはならない。
【００１０】第２の圧縮ばねのばね力は適切な手段によ
り調整可能にできる。しかし、構造の簡単な別の実施例
においては、ばね力を不変の所与のものとすることもで
きる。
り調整可能にできる。しかし、構造の簡単な別の実施例
においては、ばね力を不変の所与のものとすることもで
きる。
【００１１】第２の圧力片に加えられる力は、もしこれ
が第１の圧縮ばねから離れた方に向いたその端部におい
てグリッパー軸にねじ止めされるならば、特に平衡した
ものとなる。いかなる場合も、第２のグリッパーフィン
ガー要素は、第１のグリッパーフィンガー要素ではなく
てグリッパー軸にねじ止めされることが好ましい。
が第１の圧縮ばねから離れた方に向いたその端部におい
てグリッパー軸にねじ止めされるならば、特に平衡した
ものとなる。いかなる場合も、第２のグリッパーフィン
ガー要素は、第１のグリッパーフィンガー要素ではなく
てグリッパー軸にねじ止めされることが好ましい。
【００１２】第２のグリッパーフィンガー要素が第１の
グリッパーフィンガー要素の横方向フランジ間の凹所に
受け入れられれば、第１のグリッパーフィンガー要素に
おける第２のグリッパーフィンガーの支持に対する構造
的に特に簡単でかつ所要空間の少ない解決が得られる。
グリッパーフィンガー要素の横方向フランジ間の凹所に
受け入れられれば、第１のグリッパーフィンガー要素に
おける第２のグリッパーフィンガーの支持に対する構造
的に特に簡単でかつ所要空間の少ない解決が得られる。
【００１３】グリッパー軸における２個のグリッパーフ
ィンガー要素の接触面は円形輪郭とすることができる。
しかし、この配置は、２個のグリッパーフィンガー要素
の少なくも一方の接触面がリブの形でグリッパー軸に対
して置かれることが好ましいグリッパー軸との良好な接
触が得られる。これにより狭い接触面が形成され、この
接触面はグリッパーフィンガーとグリッパー軸との定め
られかつ再現可能な接触を管理し、更に本発明により提
供された解決に寄与する。
ィンガー要素の接触面は円形輪郭とすることができる。
しかし、この配置は、２個のグリッパーフィンガー要素
の少なくも一方の接触面がリブの形でグリッパー軸に対
して置かれることが好ましいグリッパー軸との良好な接
触が得られる。これにより狭い接触面が形成され、この
接触面はグリッパーフィンガーとグリッパー軸との定め
られかつ再現可能な接触を管理し、更に本発明により提
供された解決に寄与する。
【００１４】
【実施例】本発明は更に重要な特徴を明白にする本発明
の実施例を参照しより詳細に説明されるであろう。
の実施例を参照しより詳細に説明されるであろう。
【００１５】まず、本発明によるグリッパーフィンガー
の基本的な構成が図１を参照し詳細に説明されるであろ
う。グリッパーフィンガーはグリッパー軸１の上に取り
付けられる。グリッパー支持物が位置２において示され
る。グリッパーフィンガーのフィンガー部材３とグリッ
パー支持物２との間の移送点４が、グリッパーフィンガ
ーに対するそのグリッパー支持を生ずる。これはグリッ
パーフィンガーがシートを保持する場所である(図示せ
ず)。
の基本的な構成が図１を参照し詳細に説明されるであろ
う。グリッパーフィンガーはグリッパー軸１の上に取り
付けられる。グリッパー支持物が位置２において示され
る。グリッパーフィンガーのフィンガー部材３とグリッ
パー支持物２との間の移送点４が、グリッパーフィンガ
ーに対するそのグリッパー支持を生ずる。これはグリッ
パーフィンガーがシートを保持する場所である(図示せ
ず)。
【００１６】一般に、グリッパーフィンガーは２個の部
品から構成され、第１のグリッパーフィンガー要素５
は、これをグリッパー軸上に押しつけうるように１８０
°より少し小さな開口を形成している本質的にＵ字形の
輪郭を持つ。
品から構成され、第１のグリッパーフィンガー要素５
は、これをグリッパー軸上に押しつけうるように１８０
°より少し小さな開口を形成している本質的にＵ字形の
輪郭を持つ。
【００１７】第１のグリッパーフィンガー要素５は、第
２のグリッパーフィンガー要素６により補足される。こ
の第２のグリッパーフィンガー要素６は、第１のグリッ
パーフィンガー要素の開口を明らかに１８０°以上の角
度になるように補足し、従ってグリッパーフィンガーが
取り付けられたときは、開口は全グリッパーフィンガー
が１８０°以上の対応角度でグリッパー軸に保持される
距離で閉鎖され、こうしてグリッパーフィンガーがここ
に確実に保持される。第２のグリッパーフィンガー要素
６は、ねじ７の手段によりグリッパー軸１に固定され
る。第２のグリッパーフィンガー要素６は、接触面８か
ら、調整ねじ１０を受ける延長部９に延びる。点１１に
おいて、延長部９は第２のグリッパーフィンガー要素６
の主要素に変わり、第２のグリッパーフィンガー要素６
は、取り付けられたときは、点１１に至るまで軸上にあ
る。
２のグリッパーフィンガー要素６により補足される。こ
の第２のグリッパーフィンガー要素６は、第１のグリッ
パーフィンガー要素の開口を明らかに１８０°以上の角
度になるように補足し、従ってグリッパーフィンガーが
取り付けられたときは、開口は全グリッパーフィンガー
が１８０°以上の対応角度でグリッパー軸に保持される
距離で閉鎖され、こうしてグリッパーフィンガーがここ
に確実に保持される。第２のグリッパーフィンガー要素
６は、ねじ７の手段によりグリッパー軸１に固定され
る。第２のグリッパーフィンガー要素６は、接触面８か
ら、調整ねじ１０を受ける延長部９に延びる。点１１に
おいて、延長部９は第２のグリッパーフィンガー要素６
の主要素に変わり、第２のグリッパーフィンガー要素６
は、取り付けられたときは、点１１に至るまで軸上にあ
る。
【００１８】図１において、Ｕ字形の第１のグリッパー
フィンガー要素５がグリッパー軸上で半径方向に押せる
ような開口を有することを示すために、第１のグリッパ
ーフィンガー要素５の内側の縁１２が破線で示される。
縁１２により定められた脚は、第１のグリッパーフィン
ガー要素のＵ字形輪郭の向かい側の脚１３とほぼ平行に
延びる。
フィンガー要素５がグリッパー軸上で半径方向に押せる
ような開口を有することを示すために、第１のグリッパ
ーフィンガー要素５の内側の縁１２が破線で示される。
縁１２により定められた脚は、第１のグリッパーフィン
ガー要素のＵ字形輪郭の向かい側の脚１３とほぼ平行に
延びる。
【００１９】第１のグリッパーフィンガー要素５の脚１
３と第２のグリッパーフィンガー要素６の延長部９との
間に、第１の圧縮ばね１４が配置され、その一方の端部
は脚１３の対応凹所１５内に支持される。ばねの他方の
端部は調整ねじ１０のピン１６により保持される。ねじ
の支援により、ばね１４の圧縮力を調整できる。この圧
縮力は脚９、１３を離し広げさせようとする。この力の
ベクトルは位置１７において示される。これは移送点４
を通過する。
３と第２のグリッパーフィンガー要素６の延長部９との
間に、第１の圧縮ばね１４が配置され、その一方の端部
は脚１３の対応凹所１５内に支持される。ばねの他方の
端部は調整ねじ１０のピン１６により保持される。ねじ
の支援により、ばね１４の圧縮力を調整できる。この圧
縮力は脚９、１３を離し広げさせようとする。この力の
ベクトルは位置１７において示される。これは移送点４
を通過する。
【００２０】第１のグリッパーフィンガー要素５のＵ字
形輪郭のほぼ中心において、調整ねじ１９は、その先端
が第２のグリッパーフィンガー要素６の接触面８を押す
ようにして、このグリッパーフィンガー要素の取り付け
部１８内にねじ込まれる。これが位置２０で示された力
のベクトルを作る。図１はまたベクトル２０が移送点４
を通ることも示す。
形輪郭のほぼ中心において、調整ねじ１９は、その先端
が第２のグリッパーフィンガー要素６の接触面８を押す
ようにして、このグリッパーフィンガー要素の取り付け
部１８内にねじ込まれる。これが位置２０で示された力
のベクトルを作る。図１はまたベクトル２０が移送点４
を通ることも示す。
【００２１】２個のベクトル１７、２０は、合成ベクト
ル２１が移送点とグリッパー軸１の中心２２、即ちグリ
ッパー軸の中心軸とを結ぶように加算される。
ル２１が移送点とグリッパー軸１の中心２２、即ちグリ
ッパー軸の中心軸とを結ぶように加算される。
【００２２】第２のグリッパーフィンガー要素６は、第
１のグリッパーフィンガー要素５の横方向フランジ２３
の間を延びかつ保持される。
１のグリッパーフィンガー要素５の横方向フランジ２３
の間を延びかつ保持される。
【００２３】フランジ２３の間には、力のベクトルがベ
クトル２１と一致する第２の圧縮ばね２５用の受けも作
られる。この第２の圧縮ばね２５の上側は、フィンガー
部材３を先導する第１のグリッパーフィンガー要素５の
上向きの延長部に支持される。その下側では、第２の圧
縮ばね２５が第２のグリッパーフィンガー要素６に力を
加え、これをグリッパー軸１に押し付ける。第２の圧縮
ばね２５の力は第１の圧縮ばね１４の力より大きい。図
１は、第２の圧縮ばね２５の力が、間をＶ字状に素材が
除去されたリブ状又はくさび状の面１１、２７により、
グリッパー軸に加えられることを示す。第１のグリッパ
ーフィンガー要素５には、好ましくはリブ１１、２７と
向かい合った点に対応したリブ状の支持部を設けること
ができ、又は支持部上に分布させることができる。
クトル２１と一致する第２の圧縮ばね２５用の受けも作
られる。この第２の圧縮ばね２５の上側は、フィンガー
部材３を先導する第１のグリッパーフィンガー要素５の
上向きの延長部に支持される。その下側では、第２の圧
縮ばね２５が第２のグリッパーフィンガー要素６に力を
加え、これをグリッパー軸１に押し付ける。第２の圧縮
ばね２５の力は第１の圧縮ばね１４の力より大きい。図
１は、第２の圧縮ばね２５の力が、間をＶ字状に素材が
除去されたリブ状又はくさび状の面１１、２７により、
グリッパー軸に加えられることを示す。第１のグリッパ
ーフィンガー要素５には、好ましくはリブ１１、２７と
向かい合った点に対応したリブ状の支持部を設けること
ができ、又は支持部上に分布させることができる。
【００２４】図１に示された実施例においては、第２の
圧縮ばね２５の力は調整可能である。この目的で調整ね
じ２８が設けられ、第２の圧縮ばね２５と組み合ってい
るくさび面上に押し付けられたくさび２９と共同作用を
する。フィンガー３にねじ２８がねじ込まれると、くさ
び２９は変位し、第２の圧縮ばね２５の力は対応して増
加し又は減少する。
圧縮ばね２５の力は調整可能である。この目的で調整ね
じ２８が設けられ、第２の圧縮ばね２５と組み合ってい
るくさび面上に押し付けられたくさび２９と共同作用を
する。フィンガー３にねじ２８がねじ込まれると、くさ
び２９は変位し、第２の圧縮ばね２５の力は対応して増
加し又は減少する。
【００２５】図２−４は第２の圧縮ばね２５の別の実施
例を示し、その圧縮力はこれらの図においては調整でき
ない。図２では、これは脚状ばね２５aであり、その曲
がり端が図３の対応した受け部、又はグリッパーフィン
ガー要素６の対応した受け部と組み合う。図３において
は、ばねはリーフスプリング２５bであり、その先端は
第２のグリッパーフィンガー要素６の対応した受け部と
組み合い、このばねはねじ３０によりフィンガー部材３
に固定される。図４においては、Ｖ字形のリーフスプリ
ング２５cが設けられ、その脚は第２のグリッパーフィ
ンガー要素６のブロック状接触部材３１の回りに置か
れ、その先端はフィンガー部材３における対応凹所内に
組み合う。
例を示し、その圧縮力はこれらの図においては調整でき
ない。図２では、これは脚状ばね２５aであり、その曲
がり端が図３の対応した受け部、又はグリッパーフィン
ガー要素６の対応した受け部と組み合う。図３において
は、ばねはリーフスプリング２５bであり、その先端は
第２のグリッパーフィンガー要素６の対応した受け部と
組み合い、このばねはねじ３０によりフィンガー部材３
に固定される。図４においては、Ｖ字形のリーフスプリ
ング２５cが設けられ、その脚は第２のグリッパーフィ
ンガー要素６のブロック状接触部材３１の回りに置か
れ、その先端はフィンガー部材３における対応凹所内に
組み合う。
【００２６】図５においては、第２の圧縮ばね２５dの
下端が、第２のグリッパーフィンガー要素６の対応穴を
通って、グリッパー軸１に直接支持される。総ての実施
例について、第２の圧縮ばね２５の他方の端部がそれぞ
れ第１のグリッパーフィンガー要素５又はそのフィンガ
ー部材３に支持されるという点が共通である。
下端が、第２のグリッパーフィンガー要素６の対応穴を
通って、グリッパー軸１に直接支持される。総ての実施
例について、第２の圧縮ばね２５の他方の端部がそれぞ
れ第１のグリッパーフィンガー要素５又はそのフィンガ
ー部材３に支持されるという点が共通である。
【００２７】図５はまた、第２のグリッパーフィンガー
要素６がねじ７によりグリッパー軸１に固定されるの
で、第２の圧縮ばね２５を第２のグリッパーフィンガー
要素６において支持する必要がないことも示す。しか
し、第２のグリッパーフィンガー要素が第２の圧縮ばね
によりグリッパー軸に押し付けられる図１ないし４によ
る実施例が好ましい。第２の圧縮ばね２５が遊びを補償
するように作用し、このため、第１のグリッパーフィン
ガー要素とグリッパー軸との間の力が、空間内で本質的
に一致するベクトル２１、２６の方向内で作用すること
だけが重要である。本発明の主な特徴及び態様を説明す
れば次の通りである。
要素６がねじ７によりグリッパー軸１に固定されるの
で、第２の圧縮ばね２５を第２のグリッパーフィンガー
要素６において支持する必要がないことも示す。しか
し、第２のグリッパーフィンガー要素が第２の圧縮ばね
によりグリッパー軸に押し付けられる図１ないし４によ
る実施例が好ましい。第２の圧縮ばね２５が遊びを補償
するように作用し、このため、第１のグリッパーフィン
ガー要素とグリッパー軸との間の力が、空間内で本質的
に一致するベクトル２１、２６の方向内で作用すること
だけが重要である。本発明の主な特徴及び態様を説明す
れば次の通りである。
【００２８】１．給紙印刷機のグリッパー軸のグリッパ
ーフィンガーにおいて、グリッパーフィンガーは力(１
７)がグリッパー支持物(２)のほぼ移送点(４)の方向に
作用する調整可能なばね力を有する第１の圧縮ばね(１
４)を備え、更にグリッパーフィンガーは先端が支持面
(８)に当たりかつ同様にほぼグリッパー支持物(２)の移
送点(４)の方向に力(２０)を作用させる調整ねじ(１９)
を備え、この二つの力(１７、２０)の合力(２１)がグリ
ッパー軸の中心点(２２)と移送点(４)とをほぼ結ぶベク
トルである配置のグリッパーフィンガーにして、グリッ
パーフィンガーが２個の部品より構成され、グリッパー
フィンガー(３)を持った第１のグリッパーフィンガー要
素(５)が最大１８０°の角度でグリッパー軸(１)を囲み
かつ第２のグリッパーフィンガー要素(６)により１８０
°以上の囲み角度に補足され、第２のグリッパーフィン
ガー要素(６)はグリッパー軸(１)に固定され、第１の圧
縮ばね(１４)が２個のグリッパーフィンガー要素(５、
６)の端部(９、１３)間に設けられ、一方、第１のグリ
ッパーフィンガー要素(５)をグリッパー軸(１)に押し付
けるように第２の圧縮ばね(２５)が第１のグリッパーフ
ィンガー要素(５)と軸(１)との間に把持されて設けら
れ、前記第２のばねのばね力は前記第１のばね(１４)の
ばね力より大きくかつ力(２６)の方向は合力のベクトル
(２１)と実質的に一致することを特徴とするグリッパー
フィンガー。
ーフィンガーにおいて、グリッパーフィンガーは力(１
７)がグリッパー支持物(２)のほぼ移送点(４)の方向に
作用する調整可能なばね力を有する第１の圧縮ばね(１
４)を備え、更にグリッパーフィンガーは先端が支持面
(８)に当たりかつ同様にほぼグリッパー支持物(２)の移
送点(４)の方向に力(２０)を作用させる調整ねじ(１９)
を備え、この二つの力(１７、２０)の合力(２１)がグリ
ッパー軸の中心点(２２)と移送点(４)とをほぼ結ぶベク
トルである配置のグリッパーフィンガーにして、グリッ
パーフィンガーが２個の部品より構成され、グリッパー
フィンガー(３)を持った第１のグリッパーフィンガー要
素(５)が最大１８０°の角度でグリッパー軸(１)を囲み
かつ第２のグリッパーフィンガー要素(６)により１８０
°以上の囲み角度に補足され、第２のグリッパーフィン
ガー要素(６)はグリッパー軸(１)に固定され、第１の圧
縮ばね(１４)が２個のグリッパーフィンガー要素(５、
６)の端部(９、１３)間に設けられ、一方、第１のグリ
ッパーフィンガー要素(５)をグリッパー軸(１)に押し付
けるように第２の圧縮ばね(２５)が第１のグリッパーフ
ィンガー要素(５)と軸(１)との間に把持されて設けら
れ、前記第２のばねのばね力は前記第１のばね(１４)の
ばね力より大きくかつ力(２６)の方向は合力のベクトル
(２１)と実質的に一致することを特徴とするグリッパー
フィンガー。
【００２９】２．第２の圧縮ばね(２５)のばね力をくさ
び面(２９)の方法により調整できることを特徴とする実
施態様１によるグリッパーフィンガー。
び面(２９)の方法により調整できることを特徴とする実
施態様１によるグリッパーフィンガー。
【００３０】３．第２のグリッパーフィンガー要素(６)
が第１のグリッパーフィンガー要素(５)の横方向フラン
ジ(２３)間の凹所内に受け入れられることを特徴とする
実施態様１又は２によるグリッパーフィンガー。
が第１のグリッパーフィンガー要素(５)の横方向フラン
ジ(２３)間の凹所内に受け入れられることを特徴とする
実施態様１又は２によるグリッパーフィンガー。
【図１】示されたグリッパー支持物におけるその移送点
と共に、グリッパー軸に取り付けられたグリッパーフィ
ンガーの部分的に断面にされた側面図である。
と共に、グリッパー軸に取り付けられたグリッパーフィ
ンガーの部分的に断面にされた側面図である。
【図２】第２の圧縮ばねの変更された実施例を示す図１
に対応する図面である。
に対応する図面である。
【図３】第２の圧縮ばねの変更された実施例を示す図１
に対応する図面である。
に対応する図面である。
【図４】第２の圧縮ばねの変更された実施例を示す図１
に対応する図面である。
に対応する図面である。
【図５】第２の圧縮ばねの変更された実施例を示す図１
に対応する図面である。
に対応する図面である。
１ グリッパー軸 ２ グリッパー支持物 ３ グリッパーフインガー ４ 移送点 ５ グリッパーフインガー要素 ６ グリッパーフインガー要素 ８ 支持面 ９ 端部 １３ 端部 １４ 圧縮ばね １９ 調整ねじ ２２ 中心点 ２３ フランジ ２９ くさび面
Claims (1)
- 【請求項１】 給紙印刷機のグリッパー軸のグリッパー
フィンガーであつて、グリッパーフィンガーは力がグリ
ッパー支持物のほぼ移送点の方向に作用する調整可能な
ばね力を有する第１の圧縮ばねを備え、更にグリッパー
フィンガーは先端が支持面に当たりかつ同様にほぼグリ
ッパー支持物の移送点の方向に力を作用させる調整ねじ
を備え、この二つの力の合力がグリッパー軸の中心点と
移送点とをほぼ結ぶベクトルである配置のグリッパーフ
ィンガーにおいて、グリッパーフィンガーが２個の部品
より構成され、グリッパーフィンガーを持った第１のグ
リッパーフィンガー要素が最大１８０°の角度でグリッ
パー軸を囲みかつ第２のグリッパーフィンガー要素によ
り１８０°以上の囲み角度に補足され、第２のグリッパ
ーフィンガー要素はグリッパー軸に固定され、第１の圧
縮ばねが２個のグリッパーフィンガー要素の端部間に設
けられ、一方、第１のグリッパーフィンガー要素をグリ
ッパー軸に押し付けるように第２の圧縮ばねが第１のグ
リッパーフィンガー要素と軸との間に把持されて設けら
れ、前記第２のばねのばね力は前記第１のばねのばね力
より大きくかつ力の方向は合力のベクトルと実質的に一
致することを特徴とするグリッパーフィンガー。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4026237A DE4026237C1 (ja) | 1990-08-18 | 1990-08-18 | |
| DE4026237.5 | 1990-08-18 |
Publications (2)
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|---|---|
| JPH04234653A JPH04234653A (ja) | 1992-08-24 |
| JPH0751351B2 true JPH0751351B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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| AT (1) | ATE105778T1 (ja) |
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-
1990
- 1990-08-18 DE DE4026237A patent/DE4026237C1/de not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-06-27 EP EP91110641A patent/EP0476244B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-06-27 AT AT91110641T patent/ATE105778T1/de active
- 1991-06-27 DE DE59101660T patent/DE59101660D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-08-02 JP JP3216490A patent/JPH0751351B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-08-19 US US07/746,969 patent/US5199757A/en not_active Expired - Fee Related
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