JPH075118Y2 - リーチタイプフォークリフトの誘導装置 - Google Patents

リーチタイプフォークリフトの誘導装置

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JPH075118Y2
JPH075118Y2 JP1989054476U JP5447689U JPH075118Y2 JP H075118 Y2 JPH075118 Y2 JP H075118Y2 JP 1989054476 U JP1989054476 U JP 1989054476U JP 5447689 U JP5447689 U JP 5447689U JP H075118 Y2 JPH075118 Y2 JP H075118Y2
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JP
Japan
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groove
guide roller
type forklift
reach type
forklift
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Application number
JP1989054476U
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JPH02145295U (ja
Inventor
敏夫 高岡
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、リーチタイプのフォークリフトを誘導し所定
の進路に沿って走行させる装置に関するものである。
【従来の技術】
多数の棚が設置されている倉庫での荷役運搬作業等に
は、第6図に示すような小回りのきくリーチタイプのフ
ォークリフトが広く用いられている。しかし、棚と棚の
間が狭い場合には、リーチタイプフォークリフトであっ
ても運転が困難であり、機台側面が棚に接触する危険性
がある。 そこで、このような危険を回避するため、従来は、各リ
ーチレッグ1の側面にガイドローラ2を取り付けると共
に、所定の進路に沿ってガイドプレート3を床面に垂直
に取り付け、ガイドローラ2をガイドプレート3に沿わ
すことにより、フォークリフトを誘導するようにしてい
る。
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上述した従来の構成においては、床面上
にガイドプレートを設置するため、他のフォークリフト
等はこのガイドプレートを横切って走行することができ
ないという問題点がある。また、歩行者がガイドプレー
トに足を引っ掛けて転倒する危険もある。更に、機台側
面からガイドローラが突出しているため、車幅が広くな
り、走行可能な道幅が制限される。 従って、本考案の目的は、他のフォークリフト等の走行
の邪魔になったり、歩行者に対して危険であったり、フ
ォークリフト等の走行を制限したりすることのないリー
チタイプフォークリフトの誘導装置を提供することにあ
る。
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、本考案による誘導装置
は、機台と、床面上を回転走行可能に前記機台の下側に
設けられた走行輪とを有するリーチタイプフォークリフ
トにおいて、該リーチタイプフォークリフトの所定の進
路に沿って前記床面に形成された溝と、前記床面より上
方の前記溝外の非作動位置及び前記リーチタイプフォー
クリフトの走行を案内する前記溝内の作動位置の間を移
動可能に前記機台の下側に設けられたガイドローラとを
備え、前記溝は、その幅が前記ガイドローラよりは広い
が前記走行輪よりは狭くなるように形成されている、こ
とを特徴としている。
【作用】
前記構成によれば、ガイドローラは、通常は床面上方の
非作動位置にあり、溝外に出ているため、リーチタイプ
フォークリフトは、誘導装置のないものと同様に床面上
を自在に走行可能である。リーチタイプフォークリフト
を所定の進路に沿って確実に走行させた場合は、ガイド
ローラを作動位置に移動させて溝内に入れる。 床面に設けられた溝はガイドレールとして機能し、これ
に嵌入したガイドローラによってフォークリフトは所定
の進路に沿って誘導される。溝の幅は、走行輪よりも可
及的に狭く設定されているから、このリーチタイプフォ
ークリフトは勿論のこと、他のフォークリフト等の走行
の障害になったり、作業者等に対して危険になることも
ない。
【実施例】
次に、本考案の好適な実施例について添付図面を参照し
て詳細に説明するが、図中、同一符号は同一又は対応部
分を示すものとする。 第1図及び第2図に示すように、リーチタイプフォーク
リフトのリーチレッグ10内には、一対のガイドローラブ
ラケット11がピン12によって機台前後方向に回動できる
ように枢支されている。ガイドローラブラケット11の下
側の端部間にはガイドローラ13が取り付けられており、
ガイドローラブラケット11を回動させガイドローラ13を
後述するその非作動位置から作動位置へと最も下げる
と、ガイドローラ13の最下点はフォークリフトを支持し
ている床面14よりも下方に位置するようになっている。
また、リーチレッグ10内には油圧シリンダ15がピン16に
より枢支されており、油圧シリンダ15から伸びるピスト
ンロッド17の先端が、ガイドローラブラケット11の上側
の端部間に設けられたシャフト18に連結されている。 一方、床面14には、このフォークリフトの所定の進路に
沿って溝19が形成されている。より詳細に述べるなら
ば、前記溝19の全体的形状は、フォークリフトを所定の
進路に沿って走行させた場合にガイドローラ13が床面14
上に描くと仮定される軌跡と一致する。また、第2図か
ら諒解される通り、溝19の幅は、ガイドローラ13の幅よ
りも大きく設計されているが、タイヤ(走行輪)20がこ
の溝19に落ちないよう、タイヤ20の幅よりも小さくなっ
ている。このように溝19の幅を設定すると、他のフォー
クリフト等の走行輪がこの溝19に脱輪することもなくな
り、また、作業者等がこの溝に足を踏み入れて転倒して
しまうようなこともなくなる。 次に、上述のように構成された本考案の誘導装置を用い
てリーチタイプフォークリフトを誘導する場合について
説明する。 まず、ガイドローラ13が床面14の溝19の真上に位置する
ように、機台を移動させる。この時、ガイドローラ13
は、第1図の二点鎖線で示すように、床面14より上方の
溝19外の非作動位置もしくは非誘導位置にあり、リーチ
レッグ10内に収容されている。そのため、リーチタイプ
フォークリフトはガイドローラ13の存在にも拘らず床面
上を自在に移動できる。次いで、油圧シリンダ15を作動
させてピストンロッド17を伸ばすと、ガイドローラブラ
ケット11がピン12を中心として矢印Bの方向に回転し、
ガイドローラ13は前述した作動位置即ち誘導位置へ移動
して第2図の如く溝19に入る。この後、フォークリフト
を前進若しくは後進させると、ガイドローラ13が所定の
進路に沿って形成された溝19により案内されるため、フ
ォークリフトは所定の進路に従って走行される。 前述したガイドローラ13は、機台に少なくとも1つあれ
ばその機能を果たすが、誘導を確実とし安定した走行を
確保するためには、第3図に概略的に示すように、機台
21の4カ所に設けると共に、溝19を2本設けるのが好ま
しい。また、第4図の如く、機台21のやや中央部にガイ
ドローラ13を2つ設けるようにしても良い。この場合、
溝19は1本となる。 上記実施例では、ガイドローラ13を機台下面から突出さ
せるための駆動手段として油圧シリンダ15を用いること
としたが、この駆動手段としては油圧シリンダ15の他に
も電動モータやソレノイド等が考えられる。また、この
ような駆動手段を設けずに手動でガイドローラ13を溝19
に入れるようにすることも可能である。例えば、第5図
に示す構成においては、ガイドローラ13を支持する支持
シャフト22がリーチレッグ10の上面の穴23に垂直に嵌挿
されており、支持シャフト22を固定しているピン24を支
持シャフト22の上端の穴25に差し替えることで、ガイド
ローラ13を溝19に入れることができる。この方法は、ガ
イドローラ13を溝19に入れる手間がかかるが、構造が極
めて簡単で安価に製造できるという利点がある。
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、溝をガイドレールとし
て用いているので、床面上に突起物が形成されず、他の
車両の走行を妨害することがない。また、溝のは、その
幅が走行輪より狭く設定されているので、作業者等がこ
れに足をとられて転倒する恐れは殆どなく、安全である
ばかりか、走行輪を有する他の車両の走行を妨害するこ
ともない。 更に、ガイドローラは、機台の下側に設けられており、
必然的に車幅内に収められているので、従来よりも狭い
通路での使用が可能となり、小回りもきく。逆に、従来
と同じ幅の通路では、より大型のフォークリフトの使用
が可能となるので作業能率が向上する。 しかも、ガイドローラは溝外の非作動位置と溝内の作動
位置との間で移動可能であるから、ガイドローラを非作
動位置に設定しておけば、リーチタイプフォークリフト
は床面に形成された溝以外の進路を自在に走行できる。
この場合も、溝はその幅が上述のように設定されている
ので、当該リーチタイプフォークリフトの走行を妨害す
るようなことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるリーチタイプフォークリフトの
誘導装置の一実施例を示すリーチレッグの機台前後方向
に沿っての断面図、第2図は、第1図のA−A線に沿っ
て切断した断面図、第3図は、ガイドローラの配置の一
例を示す概略説明図、第4図は、ガイドローラの配置の
別の例を示す概略説明図、第5図は、本考案の別の実施
例を示す断面図、第6図は、従来の誘導装置が設けられ
たリーチタイプフォークリフトの全体図である。 10……リーチレッグ、13……ガイドローラ、14……床
面、19……溝、20……タイヤ(走行輪)、21……機台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機台と、床面上を回転走行可能に前記機台
    の下側に設けられた走行輪とを有するリーチタイプフォ
    ークリフトにおいて、該リーチタイプフォークリフトの
    所定の進路に沿って前記床面に形成された溝と、前記床
    面より上方の前記溝外の非作動位置及び前記リーチタイ
    プフォークリフトの走行を案内する前記溝内の作動位置
    の間を移動可能に前記機台の下側に設けられたガイドロ
    ーラとを備え、前記溝は、その幅が前記ガイドローラよ
    りは広いが前記走行輪よりは狭くなるように形成されて
    いる、ことを特徴とするリーチタイプフォークリフトの
    誘導装置。
JP1989054476U 1989-05-15 1989-05-15 リーチタイプフォークリフトの誘導装置 Expired - Lifetime JPH075118Y2 (ja)

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JPH02145295U JPH02145295U (ja) 1990-12-10
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JP1989054476U Expired - Lifetime JPH075118Y2 (ja) 1989-05-15 1989-05-15 リーチタイプフォークリフトの誘導装置

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