JPH0751181B2 - 洗たく機の運転制御装置 - Google Patents
洗たく機の運転制御装置Info
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- JPH0751181B2 JPH0751181B2 JP1156445A JP15644589A JPH0751181B2 JP H0751181 B2 JPH0751181 B2 JP H0751181B2 JP 1156445 A JP1156445 A JP 1156445A JP 15644589 A JP15644589 A JP 15644589A JP H0751181 B2 JPH0751181 B2 JP H0751181B2
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- tank
- automatic tank
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、全自動洗たく槽と非全自動洗たく槽とを並設
し、全自動洗たく槽側の脱水工程と、非全自動洗たく槽
側の排水または注水すすぎ工程とが競合した場合に、全
自動洗たく槽側の脱水工程がスムーズに進行し、しかも
全自動洗たく槽と非全自動洗たく槽とを並行運転する場
合のトータルの洗たく終了時間を早めることのできる、
改良されたこの種洗たく機の運転制御装置に関する。
し、全自動洗たく槽側の脱水工程と、非全自動洗たく槽
側の排水または注水すすぎ工程とが競合した場合に、全
自動洗たく槽側の脱水工程がスムーズに進行し、しかも
全自動洗たく槽と非全自動洗たく槽とを並行運転する場
合のトータルの洗たく終了時間を早めることのできる、
改良されたこの種洗たく機の運転制御装置に関する。
〔従来の技術〕 全自動洗たく槽、すなわち給水−洗い−排水−すすぎ−
脱水の全工程を自動的におこなう全自動洗たく槽(以
下、全自動槽と云う)と、非全自動洗たく槽、すなわち
脱水工程を除いた給水−洗い−排水−すすぎまでの工程
をそれぞれ単独あるいは自動的におこなう非全自動洗た
く槽(以下、非全自動槽と云う)とを並設した洗たく機
が、たとえば特公昭63−66232号公報で先に提案されて
いる。
脱水の全工程を自動的におこなう全自動洗たく槽(以
下、全自動槽と云う)と、非全自動洗たく槽、すなわち
脱水工程を除いた給水−洗い−排水−すすぎまでの工程
をそれぞれ単独あるいは自動的におこなう非全自動洗た
く槽(以下、非全自動槽と云う)とを並設した洗たく機
が、たとえば特公昭63−66232号公報で先に提案されて
いる。
しかして、前記構成を採用する洗たく機は、全自動槽と
非全自動槽とが並設されているため、色物と白物とを別
個に、しかも時間を同じくして洗うことのできる、いわ
ゆる同時洗いや、洗たく物を非全自動槽側で先に洗い、
洗い終わつた洗たく物を全自動槽側に移してすすぎ−脱
水をおこない、この間、非全自動槽内で洗たく液やすす
ぎ液を再利用して次の洗たくをおこなう、いわゆる送り
洗いができる利点がある。
非全自動槽とが並設されているため、色物と白物とを別
個に、しかも時間を同じくして洗うことのできる、いわ
ゆる同時洗いや、洗たく物を非全自動槽側で先に洗い、
洗い終わつた洗たく物を全自動槽側に移してすすぎ−脱
水をおこない、この間、非全自動槽内で洗たく液やすす
ぎ液を再利用して次の洗たくをおこなう、いわゆる送り
洗いができる利点がある。
ところで、前記のごとく、全自動槽と非全自動槽とを並
設したこの種洗たく機は、全自動槽側からの排水ホース
と非全自動槽側からの排水ホースとを合流させ、洗たく
機設置床の排水口へは、1本の機外排水ホースで洗たく
水を排出するようにしている。すなわち、一般家庭にお
いて、洗たく機設置場所の排水口は1個が普通であり、
したがつて洗たく機の機種のいずれを問わず、機外排水
ホースは1本とせざるを得ない。
設したこの種洗たく機は、全自動槽側からの排水ホース
と非全自動槽側からの排水ホースとを合流させ、洗たく
機設置床の排水口へは、1本の機外排水ホースで洗たく
水を排出するようにしている。すなわち、一般家庭にお
いて、洗たく機設置場所の排水口は1個が普通であり、
したがつて洗たく機の機種のいずれを問わず、機外排水
ホースは1本とせざるを得ない。
他方、給水−洗い−排水−すすぎ−脱水の工程を実行す
る全自動槽側の全工程終了時間は、給水−洗い−排水−
すすぎの工程を実行する非全自動槽側の全工程終了時間
よりも長くなる。
る全自動槽側の全工程終了時間は、給水−洗い−排水−
すすぎの工程を実行する非全自動槽側の全工程終了時間
よりも長くなる。
ところで、全自動槽側からの排水ホースと非全自動槽側
からの排水ホースとを合流させ、洗たく機設置床の排水
口へは、1本の機外排水ホースで洗たく水を排出するよ
うにした場合、問題となるのは、1本の機外排水ホース
による処理能力の点である。
からの排水ホースとを合流させ、洗たく機設置床の排水
口へは、1本の機外排水ホースで洗たく水を排出するよ
うにした場合、問題となるのは、1本の機外排水ホース
による処理能力の点である。
すなわち、この種洗たく機において、全自動槽側の処理
工程と非全自動槽側の処理工程とは、それぞれ単独的に
おこなわれるものであり、したがつて、全自動槽側の脱
水工程中、非全自動槽側で排水または注水すすぎをおこ
なつた場合、機外排水ホース内は、水頭の高い非全自動
槽側からの排水で占領され、全自動槽側の排水が妨げら
れて、当該全自動槽側の脱水による排水路が一時的とは
云え遮断されてしまう。
工程と非全自動槽側の処理工程とは、それぞれ単独的に
おこなわれるものであり、したがつて、全自動槽側の脱
水工程中、非全自動槽側で排水または注水すすぎをおこ
なつた場合、機外排水ホース内は、水頭の高い非全自動
槽側からの排水で占領され、全自動槽側の排水が妨げら
れて、当該全自動槽側の脱水による排水路が一時的とは
云え遮断されてしまう。
その結果、脱水回転による渦流で脱水された洗剤水が、
全自動槽側の内槽とこれを包囲している外槽間で滞留
し、その一部は、前記脱水回転による渦流により、全自
動槽側の内槽と外槽間で発泡する。
全自動槽側の内槽とこれを包囲している外槽間で滞留
し、その一部は、前記脱水回転による渦流により、全自
動槽側の内槽と外槽間で発泡する。
そして、前記発泡現象による泡が全自動槽側の内槽内に
逆流すると、脱水率低下により、次のすすぎ工程での性
能低下を招くばかりでなく、発泡現象がはなはだしいと
きには、その泡が全自動槽の上部から流れ出し、洗たく
機を設置してある床をぬらす不具合を生じる。
逆流すると、脱水率低下により、次のすすぎ工程での性
能低下を招くばかりでなく、発泡現象がはなはだしいと
きには、その泡が全自動槽の上部から流れ出し、洗たく
機を設置してある床をぬらす不具合を生じる。
一方、前記のごとくして、全自動槽側の内槽とこれを包
囲している外槽間に位置して、脱水による水が滞留する
と、前記内槽を回転させるモータの回転数が定常回転数
にまで上昇せずに、いわゆるモータ回転数の低下につな
がるが、斯かる場合、モータの異常過熱、さらにはこれ
に起因するモータの発煙・発火による焼損にまで至る場
合のあり得ることを考慮して、その安全対策を講じ、万
全を期しておかなければならない。なお、このような現
象は、機外排水ホースが長かつたり、機外排水ホースの
中途が敷居などをまたいで持ち上がつていたり、さらに
は近年のように、製品のコンパクトサイズ化により、全
自動槽の内槽と外槽間の隙間が減少している場合、より
一層顕著となる。
囲している外槽間に位置して、脱水による水が滞留する
と、前記内槽を回転させるモータの回転数が定常回転数
にまで上昇せずに、いわゆるモータ回転数の低下につな
がるが、斯かる場合、モータの異常過熱、さらにはこれ
に起因するモータの発煙・発火による焼損にまで至る場
合のあり得ることを考慮して、その安全対策を講じ、万
全を期しておかなければならない。なお、このような現
象は、機外排水ホースが長かつたり、機外排水ホースの
中途が敷居などをまたいで持ち上がつていたり、さらに
は近年のように、製品のコンパクトサイズ化により、全
自動槽の内槽と外槽間の隙間が減少している場合、より
一層顕著となる。
他方、既述のごとく、給水−洗い−排水−すすぎ−脱水
の工程を実行する全自動槽側の全工程終了時間は、給水
−洗い−排水−すすぎの工程を実行する非全自動槽側の
全工程終了時間よりも長くなる。
の工程を実行する全自動槽側の全工程終了時間は、給水
−洗い−排水−すすぎの工程を実行する非全自動槽側の
全工程終了時間よりも長くなる。
本発明の目的は、全自動槽と非全自動槽とを並設し、全
自動槽側の脱水工程と、非全自動槽側の排水または注水
すすぎ工程とが競合した場合に、全自動槽側の脱水工程
がスムーズに進行し、しかも全自動槽と非全自動槽とを
並行運転する場合のトータルの洗たく終了時間を早める
ことのできる、改良されたこの種洗たく機の運転制御装
置を提供することにある。
自動槽側の脱水工程と、非全自動槽側の排水または注水
すすぎ工程とが競合した場合に、全自動槽側の脱水工程
がスムーズに進行し、しかも全自動槽と非全自動槽とを
並行運転する場合のトータルの洗たく終了時間を早める
ことのできる、改良されたこの種洗たく機の運転制御装
置を提供することにある。
前記目的は、給水−洗い−排水−すすぎ−脱水の全工程
を自動的におこなう全自動槽と、給水−洗い−排水−す
すぎの工程をそれぞれ単独あるいは自動的におこなう非
全自動槽とを並設し、かつ前記全自動槽側からの排水ホ
ースと非全自動槽側からの排水ホースとを合流させ、洗
たく機設置床の排水口へは、1本の機外排水ホースで洗
たく済みの水を排出する洗たく機において、前記全自動
槽側の脱水工程と、非全自動槽側の排水・注水すすぎ工
程とが競合した場合に、全自動槽側の脱水工程を、非全
自動槽側の排水・注水すすぎ工程に優先して進行させ、
非全自動槽側の排水・注水すすぎ工程を一時的に停止さ
せて待機状態とし、かつ前記非全自動槽側での処理工程
の一時停止時間は、全自動槽側での脱水工程が完全に終
了する以前の、予め設定の所定時間経過までとして、こ
の所定時間経過後、非全自動槽側の排水・注水すすぎ工
程を自動的に再開する手段を具備することにより達成さ
れる。
を自動的におこなう全自動槽と、給水−洗い−排水−す
すぎの工程をそれぞれ単独あるいは自動的におこなう非
全自動槽とを並設し、かつ前記全自動槽側からの排水ホ
ースと非全自動槽側からの排水ホースとを合流させ、洗
たく機設置床の排水口へは、1本の機外排水ホースで洗
たく済みの水を排出する洗たく機において、前記全自動
槽側の脱水工程と、非全自動槽側の排水・注水すすぎ工
程とが競合した場合に、全自動槽側の脱水工程を、非全
自動槽側の排水・注水すすぎ工程に優先して進行させ、
非全自動槽側の排水・注水すすぎ工程を一時的に停止さ
せて待機状態とし、かつ前記非全自動槽側での処理工程
の一時停止時間は、全自動槽側での脱水工程が完全に終
了する以前の、予め設定の所定時間経過までとして、こ
の所定時間経過後、非全自動槽側の排水・注水すすぎ工
程を自動的に再開する手段を具備することにより達成さ
れる。
しかして、前記構成よりなる本発明によれば、この種洗
たく機において、全自動槽側の脱水工程と、非全自動槽
側の排水・注水すすぎ工程とが競合した場合に、全自動
槽側の脱水工程を、非全自動槽側の排水・注水すすぎ工
程に優先して進行させ、非全自動槽側の排水・注水すす
ぎ工程を一時的に停止させて待機状態とすることによ
り、全自動槽側の脱水工程と非全自動槽側の排水工程、
あるいは全自動槽側の脱水工程と非全自動槽側の注水す
すぎ工程とが競合するものではないから、前記〔発明が
解決しようとする課題〕の項で述べたこの種洗たく機の
問題点、すなわち1本の機外排水ホースによる処理能力
の問題点を悉く解決することができる。
たく機において、全自動槽側の脱水工程と、非全自動槽
側の排水・注水すすぎ工程とが競合した場合に、全自動
槽側の脱水工程を、非全自動槽側の排水・注水すすぎ工
程に優先して進行させ、非全自動槽側の排水・注水すす
ぎ工程を一時的に停止させて待機状態とすることによ
り、全自動槽側の脱水工程と非全自動槽側の排水工程、
あるいは全自動槽側の脱水工程と非全自動槽側の注水す
すぎ工程とが競合するものではないから、前記〔発明が
解決しようとする課題〕の項で述べたこの種洗たく機の
問題点、すなわち1本の機外排水ホースによる処理能力
の問題点を悉く解決することができる。
また、前記構成よりなる本発明によれば、全自動槽側の
脱水工程と、非全自動槽側の排水・注水すすぎ工程とが
競合した場合、全工程終了時間が非全自動槽側より長い
全自動槽側において、その脱水工程を、非全自動槽側の
排水・注水すすぎ工程に優先して進行させることによ
り、非全自動槽側に比べて元々長い全自動槽側での全工
程終了時間の短縮化をはかり、ひいては全自動槽と非全
自動槽とを並行運転する場合のトータルの洗たく終了時
間を早めることができる。
脱水工程と、非全自動槽側の排水・注水すすぎ工程とが
競合した場合、全工程終了時間が非全自動槽側より長い
全自動槽側において、その脱水工程を、非全自動槽側の
排水・注水すすぎ工程に優先して進行させることによ
り、非全自動槽側に比べて元々長い全自動槽側での全工
程終了時間の短縮化をはかり、ひいては全自動槽と非全
自動槽とを並行運転する場合のトータルの洗たく終了時
間を早めることができる。
これに加えて、本発明によれば、、以下に記載する利点
をも同時に奏することができる。
をも同時に奏することができる。
すなわち、全自動槽側での脱水工程に際し、その全プロ
セスを通して洗たく物に含まれている水分が遠心脱水作
用を受けるものではなく、脱水工程時、全自動槽側の内
槽を回転させているモータがオン状態にあっても、その
後半の時間帯にあっては、洗たく物に含まれている水分
のほとんどが内槽の遠心作用によって振り切られた状態
にある。
セスを通して洗たく物に含まれている水分が遠心脱水作
用を受けるものではなく、脱水工程時、全自動槽側の内
槽を回転させているモータがオン状態にあっても、その
後半の時間帯にあっては、洗たく物に含まれている水分
のほとんどが内槽の遠心作用によって振り切られた状態
にある。
したがって、このような状態において、敢えて全自動槽
側での脱水工程が完全に終了するのを待つことなく、優
先させた全自動槽側での脱水による排水量が予め設定さ
れた量以下になるまで、換言すると脱水開始から一定時
間経過後、非自動槽側の排水弁開放による処理工程を自
動的に再開するようにすれば、その分、洗たくに要する
時間の短縮化をはかることができる。
側での脱水工程が完全に終了するのを待つことなく、優
先させた全自動槽側での脱水による排水量が予め設定さ
れた量以下になるまで、換言すると脱水開始から一定時
間経過後、非自動槽側の排水弁開放による処理工程を自
動的に再開するようにすれば、その分、洗たくに要する
時間の短縮化をはかることができる。
以下、本発明を、第1図〜第7図の一実施例にもとづい
て説明すると、第1図は本発明を適用した洗たく機の全
体構成を示す縦断面図、第2図は第1図の斜視図、第3
図は第1図および第2図に符号5で示す操作パネルの平
面図である。
て説明すると、第1図は本発明を適用した洗たく機の全
体構成を示す縦断面図、第2図は第1図の斜視図、第3
図は第1図および第2図に符号5で示す操作パネルの平
面図である。
また、第4図は本発明を適用した洗たく機の全体的動作
系を示す電気回路図、第5図は同じく本発明を適用した
洗たく機の洗たく工程をステツプ状に示す図、第6図お
よび第7図はいずれも本発明装置によつて実行される具
体的内容を示すフローチヤートである。
系を示す電気回路図、第5図は同じく本発明を適用した
洗たく機の洗たく工程をステツプ状に示す図、第6図お
よび第7図はいずれも本発明装置によつて実行される具
体的内容を示すフローチヤートである。
本発明を適用した洗たく機の外観を示す第2図におい
て、1は給水→洗い→排水→脱水→給水→すすぎ→排水
→脱水までの一連の工程を自動的におこなう全自動槽、
2は給水,洗い,排水,すすぎの各工程をそれぞれ単独
あるいは自動的におこなう非全自動槽を示し、前記全自
動槽1と非全自動槽2とは、並設した状態でベース3上
に載置されている。4は前記2つの槽1,2を外包する外
枠,5は外枠4の上方に載置された操作パネル5を示して
いる。
て、1は給水→洗い→排水→脱水→給水→すすぎ→排水
→脱水までの一連の工程を自動的におこなう全自動槽、
2は給水,洗い,排水,すすぎの各工程をそれぞれ単独
あるいは自動的におこなう非全自動槽を示し、前記全自
動槽1と非全自動槽2とは、並設した状態でベース3上
に載置されている。4は前記2つの槽1,2を外包する外
枠,5は外枠4の上方に載置された操作パネル5を示して
いる。
そして、第1図に示すように、全自動槽1は、複数のつ
り棒6により弾性的に吊り下げられており、その槽内底
部には、パルセータ(1)7が回転自在に軸支され、側
壁には、多数の透孔を有する内槽8が設けられているも
のであつて、前記全自動槽1は、内槽8を外包する外槽
9の底部に固定されたクラツチ10により回転自在に軸支
されている。また、内槽8の上方には、脱水時のアンバ
ランスを抑制するバランサー11が固定され、その内部に
液体12が封入されている。一方、クラツチ10の下方に
は、従動プーリ(1)13が軸支され、その従動プーリ
(1)13は、モータ(1)14の下方に軸支された駆動プ
ーリ(1)15とベルト(1)16を介して連結され、洗
い,すすぎ,脱水時の駆動をおこなう。
り棒6により弾性的に吊り下げられており、その槽内底
部には、パルセータ(1)7が回転自在に軸支され、側
壁には、多数の透孔を有する内槽8が設けられているも
のであつて、前記全自動槽1は、内槽8を外包する外槽
9の底部に固定されたクラツチ10により回転自在に軸支
されている。また、内槽8の上方には、脱水時のアンバ
ランスを抑制するバランサー11が固定され、その内部に
液体12が封入されている。一方、クラツチ10の下方に
は、従動プーリ(1)13が軸支され、その従動プーリ
(1)13は、モータ(1)14の下方に軸支された駆動プ
ーリ(1)15とベルト(1)16を介して連結され、洗
い,すすぎ,脱水時の駆動をおこなう。
全自動槽1と並設された非全自動槽2には、その底部に
軸受17が固定され、これにパルセータ(2)18が軸支さ
れている。また、軸受17の下方には、従動プーリ(2)
19が軸支され、この従動プーリ(2)19は、ベース3上
に防振支持されたモータ(2)20の上方に軸支された駆
動プーリ(2)21ととベルト(2)22を介して連結さ
れ、洗い,すすぎ時の駆動をおこなう。さらに、非全自
動槽2のコーナー部には、溢水口23が設けられており、
溢水口23は、注水すすぎ時の溢水をおこなう。
軸受17が固定され、これにパルセータ(2)18が軸支さ
れている。また、軸受17の下方には、従動プーリ(2)
19が軸支され、この従動プーリ(2)19は、ベース3上
に防振支持されたモータ(2)20の上方に軸支された駆
動プーリ(2)21ととベルト(2)22を介して連結さ
れ、洗い,すすぎ時の駆動をおこなう。さらに、非全自
動槽2のコーナー部には、溢水口23が設けられており、
溢水口23は、注水すすぎ時の溢水をおこなう。
ベース3上には、全自動槽1の外槽9底部に設けられか
つ、電気的に弁の開閉をおこなう排水弁(1)24に接続
された内部排水ホース(1)25と、同じように非全自動
槽2の底部に設けられた排水弁(2)26に接続された内
部排水ホース(2)27との2本のホースを合流させるY
字管28が固定され、このY字管28に対し、機外への排水
をおこなう機外排水ホース29が接続されている。
つ、電気的に弁の開閉をおこなう排水弁(1)24に接続
された内部排水ホース(1)25と、同じように非全自動
槽2の底部に設けられた排水弁(2)26に接続された内
部排水ホース(2)27との2本のホースを合流させるY
字管28が固定され、このY字管28に対し、機外への排水
をおこなう機外排水ホース29が接続されている。
第3図には、マイクロコンピユータにより制御される操
作部30が示されている。すなわち、本実施例の場合、前
記マイクロコンピユータには、全自動槽1側で脱水運転
をおこなつているとき、非全自動槽2側で第6図のフロ
ーに示すごとき排水工程、あるいは第7図のフローに示
すごとき注水すすぎ洗い工程が競合した場合、前記全自
動槽1側での脱水が脱水開始から3分以内であれば、こ
の期間は、非全自動槽2側の排水または注水すすぎが一
時的に停止して待機状態となり、全自動槽1側での脱水
が脱水開始から3分を経過すると、非全自動槽2側の排
水または注水すすぎ工程の運転が自動的に再スタートす
るように、あらかじめプログラミングされている。
作部30が示されている。すなわち、本実施例の場合、前
記マイクロコンピユータには、全自動槽1側で脱水運転
をおこなつているとき、非全自動槽2側で第6図のフロ
ーに示すごとき排水工程、あるいは第7図のフローに示
すごとき注水すすぎ洗い工程が競合した場合、前記全自
動槽1側での脱水が脱水開始から3分以内であれば、こ
の期間は、非全自動槽2側の排水または注水すすぎが一
時的に停止して待機状態となり、全自動槽1側での脱水
が脱水開始から3分を経過すると、非全自動槽2側の排
水または注水すすぎ工程の運転が自動的に再スタートす
るように、あらかじめプログラミングされている。
ここで、前記構成よりなる洗たく機の動作について説明
する。
する。
まず、全自動槽1に布を入れて運転をスタートさせる
と、第5図に示すようなステツプで運転が進行する(な
お、第5図において、○印の部分が本発明に関連するス
テツプである)。
と、第5図に示すようなステツプで運転が進行する(な
お、第5図において、○印の部分が本発明に関連するス
テツプである)。
しかして、本発明で対象とする前記洗たく機は、既述の
ごとく、全自動槽1と非全自動槽2とが並設されている
ため、色物と白物とを別個に、しかも時間を同じくして
洗うことのできる同時洗いや、洗たく物を非全自動槽2
側で先に洗い、洗い終わつた洗たく物を全自動槽1側に
移してすすぎ→脱水をおこない、この間、非全自動槽2
内で洗たく液やすすぎ液を再利用して次の洗たくをおこ
なう送り洗いができる利点がある。
ごとく、全自動槽1と非全自動槽2とが並設されている
ため、色物と白物とを別個に、しかも時間を同じくして
洗うことのできる同時洗いや、洗たく物を非全自動槽2
側で先に洗い、洗い終わつた洗たく物を全自動槽1側に
移してすすぎ→脱水をおこない、この間、非全自動槽2
内で洗たく液やすすぎ液を再利用して次の洗たくをおこ
なう送り洗いができる利点がある。
ところで、全自動槽1と非全自動槽2とを並設したこの
種洗たく機は、先に述べたように、全自動槽1側からの
排水ホース(1)25と非全自動槽2側からの排水ホース
(2)27とを合流させ、洗たく機設置床の排水口へは、
1本の機外排水ホース29で洗たく水を排出するようにし
ている。すなわち、一般家庭において、洗たく機設置場
所の排水口は1個が普通であり、したがつて洗たく機の
機種のいずれを問わず、機外排水ホース29は1本とせざ
るを得ない。
種洗たく機は、先に述べたように、全自動槽1側からの
排水ホース(1)25と非全自動槽2側からの排水ホース
(2)27とを合流させ、洗たく機設置床の排水口へは、
1本の機外排水ホース29で洗たく水を排出するようにし
ている。すなわち、一般家庭において、洗たく機設置場
所の排水口は1個が普通であり、したがつて洗たく機の
機種のいずれを問わず、機外排水ホース29は1本とせざ
るを得ない。
しかし、全自動槽1側からの排水ホース(1)25と非全
自動槽2側からの排水ホース(2)27とを合流させ、洗
たく機設置床の排水口へは、1本の機外排水ホース29で
洗たく水を排出するようにした場合、問題となるのは、
1本の機外排水ホース29による処理能力の点である。
自動槽2側からの排水ホース(2)27とを合流させ、洗
たく機設置床の排水口へは、1本の機外排水ホース29で
洗たく水を排出するようにした場合、問題となるのは、
1本の機外排水ホース29による処理能力の点である。
すなわち、この種洗たく機において、全自動槽1側の処
理工程と非全自動槽2側の処理工程とは、それぞれ単独
的におこなわれるものであり、したがつて、全自動槽1
側の脱水工程中、非全自動槽2側で排水または注水すす
ぎをおこなつた場合、機外排水ホース29内は、水頭の高
い非全自動槽1側からの排水で占領され、全自動槽1側
の排水が妨げられて、当該全自動槽1側の脱水による排
水路が一時的とは云え遮断されてしまう。
理工程と非全自動槽2側の処理工程とは、それぞれ単独
的におこなわれるものであり、したがつて、全自動槽1
側の脱水工程中、非全自動槽2側で排水または注水すす
ぎをおこなつた場合、機外排水ホース29内は、水頭の高
い非全自動槽1側からの排水で占領され、全自動槽1側
の排水が妨げられて、当該全自動槽1側の脱水による排
水路が一時的とは云え遮断されてしまう。
その結果、脱水回転による渦流で脱水された洗剤水が、
全自動槽1側の内槽8とこれを包囲している外槽9間で
滞留し、その一部は、前記脱水回転による渦流により、
全自動槽1側の内槽8と外槽9間で発泡する。
全自動槽1側の内槽8とこれを包囲している外槽9間で
滞留し、その一部は、前記脱水回転による渦流により、
全自動槽1側の内槽8と外槽9間で発泡する。
そして、前記発泡現象による泡が全自動槽1側の内槽8
内に逆流すると、脱水率低下により、次のすすぎ工程で
の性能低下を招くばかりでなく、発泡現象がはなはだし
いときには、その泡が全自動槽1の上部から流れ出し、
洗たく機を設置してある床をぬらす不具合を生じる。
内に逆流すると、脱水率低下により、次のすすぎ工程で
の性能低下を招くばかりでなく、発泡現象がはなはだし
いときには、その泡が全自動槽1の上部から流れ出し、
洗たく機を設置してある床をぬらす不具合を生じる。
一方、前記のごとくして、全自動槽1側の内槽8とこれ
を包囲している外槽9間に位置して、脱水による水が滞
留すると、前記内槽8を回転させるモータ(1)14の回
転数が定常回転数にまで上昇せずに、モータ回転数の低
下につながるが、斯かる場合、モータ(1)14の異常過
熱、さらにはこれに起因するモータ(1)14の発煙・発
火による焼損にまで至る場合のあり得ることを考慮し
て、その安全対策を講じ、万全を期しておかなければな
らない。
を包囲している外槽9間に位置して、脱水による水が滞
留すると、前記内槽8を回転させるモータ(1)14の回
転数が定常回転数にまで上昇せずに、モータ回転数の低
下につながるが、斯かる場合、モータ(1)14の異常過
熱、さらにはこれに起因するモータ(1)14の発煙・発
火による焼損にまで至る場合のあり得ることを考慮し
て、その安全対策を講じ、万全を期しておかなければな
らない。
しかるに、本実施例によれば、全自動槽1による脱水工
程が既に開始されているとき、非全自動槽2による第6
図のフローに示すごとき排水工程、あるいは第7図のフ
ローに示すごとき注水すすぎが開始しようとした場合、
前記全自動槽1側での脱水が脱水開始から3分以内であ
れば、この期間は、非全自動槽2側の排水または注水す
すぎを一時的に停止して待機状態とする手段を備えてい
るから、その間、全自動槽1側の脱水工程と非全自動槽
2側の排水工程、あるいは全自動槽1側の脱水工程と非
全自動槽2側の注水すすぎ工程とが競合するものではな
く、先に述べたように、この種洗たく機の問題点、すな
わち1本の機外排水ホース29による処理能力の問題点を
悉く解決することができる。
程が既に開始されているとき、非全自動槽2による第6
図のフローに示すごとき排水工程、あるいは第7図のフ
ローに示すごとき注水すすぎが開始しようとした場合、
前記全自動槽1側での脱水が脱水開始から3分以内であ
れば、この期間は、非全自動槽2側の排水または注水す
すぎを一時的に停止して待機状態とする手段を備えてい
るから、その間、全自動槽1側の脱水工程と非全自動槽
2側の排水工程、あるいは全自動槽1側の脱水工程と非
全自動槽2側の注水すすぎ工程とが競合するものではな
く、先に述べたように、この種洗たく機の問題点、すな
わち1本の機外排水ホース29による処理能力の問題点を
悉く解決することができる。
また、前記構成よりなる本発明によれば、全自動槽1側
の脱水工程と、非全自動槽2側の排水・注水すすぎ工程
とが競合した場合、全工程終了時間が非全自動槽2側よ
り長い全自動槽1側において、その脱水工程を、非全自
動槽2側の排水・注水すすぎ工程に優先して進行させる
ことにより、非全自動槽2側に比べて元々長い全自動槽
1側での全工程終了時間の短縮化をはかり、ひいては全
自動槽1と非全自動槽2とを並行運転する場合のトータ
ルの洗たく終了時間を早めることができる。
の脱水工程と、非全自動槽2側の排水・注水すすぎ工程
とが競合した場合、全工程終了時間が非全自動槽2側よ
り長い全自動槽1側において、その脱水工程を、非全自
動槽2側の排水・注水すすぎ工程に優先して進行させる
ことにより、非全自動槽2側に比べて元々長い全自動槽
1側での全工程終了時間の短縮化をはかり、ひいては全
自動槽1と非全自動槽2とを並行運転する場合のトータ
ルの洗たく終了時間を早めることができる。
なお、本実施例においては、全自動槽1による脱水工程
が既に開始されているとき、非全自動槽2による第6図
のフローに示すごとき排水工程、あるいは第7図のフロ
ーに示すごとき注水すすぎが開始しようとした場合、前
記全自動槽1側での脱水が脱水開始から3分以内であれ
ば、この期間は、非全自動槽2側の排水または注水すす
ぎを一時的に停止して待機状態とし、全自動槽1側での
脱水が脱水開始から3分を経過すると、非全自動槽2側
の排水または注水すすぎ工程の運転が自動的に再スター
トする手段を備えた場合について例示したが、前記した
3分という時間はあくまでも一例であつて、この時間
は、たとえば全自動槽1側の内槽8の大小、さらには脱
水に際して前記内槽8を回転駆動するモータ(1)14の
回転速度によつても異なる。
が既に開始されているとき、非全自動槽2による第6図
のフローに示すごとき排水工程、あるいは第7図のフロ
ーに示すごとき注水すすぎが開始しようとした場合、前
記全自動槽1側での脱水が脱水開始から3分以内であれ
ば、この期間は、非全自動槽2側の排水または注水すす
ぎを一時的に停止して待機状態とし、全自動槽1側での
脱水が脱水開始から3分を経過すると、非全自動槽2側
の排水または注水すすぎ工程の運転が自動的に再スター
トする手段を備えた場合について例示したが、前記した
3分という時間はあくまでも一例であつて、この時間
は、たとえば全自動槽1側の内槽8の大小、さらには脱
水に際して前記内槽8を回転駆動するモータ(1)14の
回転速度によつても異なる。
しかして、前記のごとく、全自動槽1側で脱水運転をお
こなつているとき、非全自動槽2側での排水あるいは注
水すすぎをする・しないの決定を、全自動槽1側での脱
水開始から一定時間(たとえば、本実施例のごとく3
分)とした利点は下記のとおりである。
こなつているとき、非全自動槽2側での排水あるいは注
水すすぎをする・しないの決定を、全自動槽1側での脱
水開始から一定時間(たとえば、本実施例のごとく3
分)とした利点は下記のとおりである。
すなわち、全自動槽1側で脱水運転をおこなつていると
き、非全自動槽2側での排水あるいは注水すすぎ工程が
競合した場合に、優先させた全自動槽1側での脱水工程
が完全に終了した後、非全自動槽2側の排水または注水
すすぎ工程を自動的に再スタートさせることに問題はな
い。
き、非全自動槽2側での排水あるいは注水すすぎ工程が
競合した場合に、優先させた全自動槽1側での脱水工程
が完全に終了した後、非全自動槽2側の排水または注水
すすぎ工程を自動的に再スタートさせることに問題はな
い。
ただ、全自動槽1側での脱水工程に際し、その全プロセ
スを通して洗たく物に含まれている水分が遠心脱水作用
を受けるものではなく、脱水工程時、全自動槽1側の内
槽8を回転させているモータ(1)14がオン状態にあつ
ても、その後半の時間帯にあつては、洗たく物に含まれ
ている水分のほとんどが内槽8の遠心作用によつて振り
切られた状態にある。したがつて、このような状態にお
いて、敢えて全自動槽1側での脱水工程が完全に終了す
るのを待つことなく、優先させた全自動槽1側での脱水
による排水量があらかじめ設定された量以下になるま
で、換言すると脱水開始から一定時間経過後(たとえ
ば、本実施例のごとく3分経過後)、非全自動槽2側で
排水または注水すすぎ工程を自動的に再スタートするよ
うにすれば、その分、洗たくに要する時間の短縮化をは
かることができる。
スを通して洗たく物に含まれている水分が遠心脱水作用
を受けるものではなく、脱水工程時、全自動槽1側の内
槽8を回転させているモータ(1)14がオン状態にあつ
ても、その後半の時間帯にあつては、洗たく物に含まれ
ている水分のほとんどが内槽8の遠心作用によつて振り
切られた状態にある。したがつて、このような状態にお
いて、敢えて全自動槽1側での脱水工程が完全に終了す
るのを待つことなく、優先させた全自動槽1側での脱水
による排水量があらかじめ設定された量以下になるま
で、換言すると脱水開始から一定時間経過後(たとえ
ば、本実施例のごとく3分経過後)、非全自動槽2側で
排水または注水すすぎ工程を自動的に再スタートするよ
うにすれば、その分、洗たくに要する時間の短縮化をは
かることができる。
第8図は第3図に示した操作パネル5の変形例を示す平
面図であり、第8図に示すように、一時的待機状態を表
示する待機ランプ31を付設することにより、現在おこな
われている洗たくの進行状況を、作業者に対して視覚的
に認識させることができる。
面図であり、第8図に示すように、一時的待機状態を表
示する待機ランプ31を付設することにより、現在おこな
われている洗たくの進行状況を、作業者に対して視覚的
に認識させることができる。
以上本発明によれば、全自動槽と非全自動槽とを並設
し、全自動槽側の脱水工程と、非全自動槽側の排水また
は注水すすぎ工程とが競合した場合に、全自動槽側の脱
水工程がスムーズに進行し、しかも全自動槽と非全自動
槽とを並行運転する場合のトータルの洗たく終了時間を
早めることのできる、改良されたこの種洗たく機の運転
制御装置を得ることができる。
し、全自動槽側の脱水工程と、非全自動槽側の排水また
は注水すすぎ工程とが競合した場合に、全自動槽側の脱
水工程がスムーズに進行し、しかも全自動槽と非全自動
槽とを並行運転する場合のトータルの洗たく終了時間を
早めることのできる、改良されたこの種洗たく機の運転
制御装置を得ることができる。
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示し、第1図は本
発明を適用した洗たく機の全体構成を示す縦断面図、第
2図は第1図の斜視図、第3図は第1図および第2図に
符号5で示す操作パネルの平面図、第4図は本発明を適
用した洗たく機の全体的動作系を示す電気回路図、第5
図は同じく本発明を適用した洗たく機の洗たく工程をス
テツプ状に示す図、第6図および第7図はいずれも本発
明装置によつて実行される具体的内容を示すフローチヤ
ート、第8図は第3図に示した操作パネル5の変形例を
示す平面図である。 1…全自動洗たく槽(全自動槽)、2…非全自動洗たく
槽(非全自動槽)、8…内槽、9…外槽、25…内部排水
ホース(1)、27…内部排水ホース(2)、29…機外排
水ホース。
発明を適用した洗たく機の全体構成を示す縦断面図、第
2図は第1図の斜視図、第3図は第1図および第2図に
符号5で示す操作パネルの平面図、第4図は本発明を適
用した洗たく機の全体的動作系を示す電気回路図、第5
図は同じく本発明を適用した洗たく機の洗たく工程をス
テツプ状に示す図、第6図および第7図はいずれも本発
明装置によつて実行される具体的内容を示すフローチヤ
ート、第8図は第3図に示した操作パネル5の変形例を
示す平面図である。 1…全自動洗たく槽(全自動槽)、2…非全自動洗たく
槽(非全自動槽)、8…内槽、9…外槽、25…内部排水
ホース(1)、27…内部排水ホース(2)、29…機外排
水ホース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−60898(JP,A) 実開 昭58−49687(JP,U) 実開 昭63−199788(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】給水−洗い−排水−すすぎ−脱水の全工程
を自動的におこなう全自動洗たく槽と、給水−洗い−排
水−すすぎの工程をそれぞれ単独あるいは自動的におこ
なう非全自動洗たく槽とを並設し、かつ前記全自動洗た
く槽側からの排水ホースと非全自動洗たく槽側からの排
水ホースとを合流させ、洗たく機設置床の排水口へは、
1本の機外排水ホースで洗たく済みの水を排出する洗た
く機において、 前記全自動洗たく槽側の脱水工程と、非全自動洗たく槽
側の排水・注水すすぎ工程とが競合した場合に、全自動
洗たく槽側の脱水工程を、非全自動洗たく槽側の排水・
注水すすぎ工程に優先して進行させ、非全自動洗たく槽
側の排水・注水すすぎ工程を一時的に停止させて待機状
態とし、かつ前記非全自動洗たく槽側での処理工程の一
時停止時間は、全自動洗たく槽側での脱水工程が完全に
終了する以前の、予め設定の所定時間経過までとして、
この所定時間経過後、非全自動洗たく槽側の排水・注水
すすぎ工程を自動的に再開する手段を具備してなること
を特徴とする洗たく機の運転制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1156445A JPH0751181B2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 洗たく機の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1156445A JPH0751181B2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 洗たく機の運転制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0321295A JPH0321295A (ja) | 1991-01-30 |
JPH0751181B2 true JPH0751181B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=15627904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1156445A Expired - Fee Related JPH0751181B2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 洗たく機の運転制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751181B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101075227B1 (ko) | 2006-07-25 | 2011-10-19 | 삼성전자주식회사 | 2조식 세탁기의 운전제어방법 |
KR101435813B1 (ko) | 2007-11-27 | 2014-08-29 | 엘지전자 주식회사 | 세탁물 처리장치 및 그 제어방법 |
AU2012227170B2 (en) * | 2007-11-27 | 2014-05-15 | Lg Electronics Inc | Laundry treating device and method of controlling the same |
CN106319843B (zh) * | 2015-07-09 | 2020-04-28 | 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 | 一种多筒洗衣机的排水控制方法 |
EP3231924B1 (en) * | 2014-12-12 | 2024-07-17 | Qingdao Haier Laundry Electric Appliances Co., Ltd | Multi-drum washing machine drainage control method |
CN105734892B (zh) * | 2014-12-12 | 2019-02-05 | 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 | 一种多筒洗衣机补水控制方法 |
CN105734915B (zh) * | 2014-12-12 | 2019-02-05 | 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 | 一种多滚筒洗衣机加热控制方法 |
CN106192290B (zh) * | 2014-12-12 | 2020-06-30 | 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 | 一种多滚筒洗衣机排水-脱水控制方法 |
CN105734894B (zh) * | 2014-12-12 | 2019-02-05 | 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 | 一种多筒洗衣机的排水控制方法 |
CN105734890B (zh) * | 2014-12-12 | 2019-06-28 | 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 | 一种双滚筒洗衣机控制方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5849687U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-04 | 株式会社日立製作所 | 洗濯機 |
JPS6060898A (ja) * | 1983-09-14 | 1985-04-08 | 松下電器産業株式会社 | 二槽式洗濯機 |
JPS63199788U (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-22 |
-
1989
- 1989-06-19 JP JP1156445A patent/JPH0751181B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0321295A (ja) | 1991-01-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |