JPH07509440A - 変性サポニンによる薬物送達促進方法 - Google Patents

変性サポニンによる薬物送達促進方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 変性サポニンによる薬物送達促進方法 技術頑 本発明は薬化学分野である。特に本発明は、動物の粘膜を通る薬物送達を促進す るための変性サポニンの使用に関する。本発明の変性サポニンは、天然サポニン に較べてかなり低減された粘膜に対する刺激性を示す。
発明の背景 ある種の小さいペプチドを鼻の粘膜を通って、嗅ぐことにより、または水溶液か ら直接吸収することができることは公知である。(ゴートン(GordonSG 、S。
)ら、Proc、Natl、^cad、Sci、[13^ 82ニア419−7 423 (1985年)]。しかしながら吸収効率はかなり低(変動的であり、 インシュリン等の治療上重要な分子量のより大きいペプチドはほとんど吸収され ない。[ヒライ(Hirai)ら、ダイアベットス(Diabetes) 、2 7:296−299、(1978年)]。
数多くの研究者たちが、界面活性剤によりポリペプチドの送達を促進することを 試みてきた。例えばゴートンら、Proc、Natl、^cad、Sci、US ^ 82ニア419−7423 (1985年)には、疎水性胆汁酸塩によりイ ンシュリンの鼻からの吸収が促進されることを報告している。
ロンゲネノカー(Longenecker、 J、 P、 )ら、J、Phar m、 Sci、76:351−355 (1987年)には、タウロジヒドロフ シジン酸ナトリウムが薬物、特にインシュリンの鼻からの透過の有効な促進剤で あることを開示している。
モリモト(10rimoto、K)ら、J、Phaem、Pharmacal、 37:134−136 (1984年)には、インシュリンとカルシトニンの鼻 からの吸収がポリアクリル酸ゲルによって促進され得ることを開示している。
またインシュリンー胆汁酸塩エアロゾルの成分としてのインシュリン投与が公開 されているモーゼス(Moses、^、c、)、ダイアベット(Diabete s) 、32:1040−1047 (1983年)、および鼻、直腸、口腔、 舌下および筋肉内インシュリン効力と胆汁酸吸収促進剤とを比較したアウングス ト(^ungst1B、 J、)ら、 J、Pharm。
Exp、Ther、 244:23−27 (1988年)参照。
ミタニ(Mitani、 Y)ら、Drug Design Del、、1:6 5−To (1986年)には界面活性剤(非イオン、陰イオンおよび両性)に よる、およびよらないβ−インターフェロンの鼻腔的投与が開示されている。界 面活性剤を使用しない場合、β−インターフェロンはウサギに吸収されなかった 。鼻投与後のインターフェロンの吸収を促進するのにグリココール酸ナトリウム が最もを効であった。しかしながらグリココール酸ナトリウムによるβ−インタ ーフェロンの吸収は、静脈内投与による全吸収の2.2%であった。
鼻組織によるポリペプチドの摂取を促進するために使用された他の界面活性剤に はサポニンが含まれる。サポニンは植物種(400以上)に広く分布し一連の生 理活性を示すが、そのあるものは有用でありあるものは有害である。水中で撹拌 した場合石鹸状の泡を生じ、そのグループにこの名が与えられるのはこの性質に よる。一般的にサポニンに帰せられる他の性質には例えば、溶血活性、コレステ ロール結合性および苦みがある。サポニンの化学および生物学的意義のレビ5− としてはプライス(Price、 K、 R,)ら、CRCCr1t、Rev、 Food Sci、Nutr、26・27 (1987年)参照のこと。
サポニン溶液が鼻の膜を通るポリペプチドの送達を促進するのに使用されている 。例えばピリオン(PillionSD)ら、Invest、0ptha1.  Vis、Set、32:3021−27 (1991年)には、Gypsoph illa由来の未精製サポニンを1%溶液として含む目薬中のインシュリンの投 与は、ラットにおけるD−グルコース血中レベルの迅速かつ再現性のある減少を もたらすことが報告されている。サポニンを含まないインシュリン目薬には効果 がなかった。日本抄aJP第62126135号(1987年)には、ステロイ ドまたはテルペン構造を有するサポニンを使用する成長ホルモン放出因子の鼻腔 投与が開示されている。またサポニン[シグマ・ケミカル社(SigIIla  ChelIical Company)製]を含有する目薬の成分としての投与 によるインシュリンの全身送達が開示されるチュー(Chiou、 G、 C, Y、 )ら、J、Pharm、Sci、78:815−8 (1989年);お よびチューら、J、0cu1. Pharm、5+81−91 (1989年) 参照のこと。またチューら、ダイアベット・ケア(Diabetes Care ) 11ニア50−51 (1988年)(サポニンのきげんは開示されていな い)参照のこと。またサポニン[サポニンを和光純薬工業(fako Pure  Chemical Ind、、Ltd、 0saka)から入手したという以 外は起源が開示されていない]を含む溶液によるラットにおけるインシュリンの 鼻腔投与が開示されるヒライ(Hirai、 S、)ら、Int、J、Phar a+、、9:173−84 (1981年)およびヒライら、Int、J、Ph ara+、、9+165−72 (1989年)参照のこと。
界面活性剤は粘膜を通る薬物の摂取を促進するのにおおいに有望であるが、主な 欠点はそれらが刺激性であることである。従って界面活性剤を含む薬剤組成物の 長期使用は不可能と思われる。しかしながら急性治療では、粘膜がそれ自身を容 易に修復するので局所効果はより重要でない。鼻腔膜透過性を増進するために促 進剤を使用する場合、長期毒性効果はより重要である。ポリオキシエチレン−9 −ラウリルエステル等のある種の界面活性剤による粘膜の慢性侵食は、炎症、過 形成(ハイパーブランア、取perplasia) 、化生(メタブラシア、m ataplasia)および正常な鼻の機能の劣化を伴うことがある。リ−(L ee、 W、 A、 )およびロンゲネッカー、BioPharm、、30−3 7 (1988年)参照。
文献報告は生体塩が粘膜構造を破壊する[マーチン(MartinSG、 P、  )およびマリオソト(MarriotSC,) 、J、Pharm、Phar macol、、31ニア54 (1981年)]、膜からのリン脂質およびタン パク質放出を加速する[ホワイトモア(Whitmore、 D^)ら、J、P harm、Pharmacol、31:277 (1979年)]および腸粘膜 を損傷する[キムテ(Kimura、 T、)ら、J、Nut、Sci、Vit aminol、、(1982年)]ことを示している。慢性侵食はまた、鼻腔循 環を空気中のバクテリアおよび関連毒物に暴露する[リーおよびロンゲネソカー 、Biopharm、30−37 (1988年)]。従って、刺激を起こさず に粘膜を通る薬物送達を促進する新しい界面活性剤の開発を引き続き行う必要が ある。
本発明は薬学的活性物質の粘膜を通る摂取を促進するための薬剤組成物に関し、 以下を包含する; (a)粗りイラヤ・サポナリア(Quillaja 5aponaria)抽出 物から得られる化学変性サポニンまたはその分画であッテ、QA−17、QA− 18、QA−21、QA−21−VlおよびQA−21−V2のトリテルペンア ルデヒド基がメチレンアルコールまたはメチレンアミノ基ニ還元されテイテもよ イQA−17、QA−18、QA−21、QA−21J1およびQA−21−V 2(7)少なくとも1種を包含する化学変性サポニンまたはその分画:またはQ A−17、QA−18、QA−21、QA−21−VlおよびQA−2トv2の 脂肪酸アラビノース部または脂肪酸アラビノース−ラムノース部が加水分解によ って除去され対応するグリコシド断片を生シロQA−17、QA−18、QA− 21、QA−21−Mlオ、J−ヒQA−21−V2ノ少なくとも1種を包含す る化学変性サポニンまたはその分画、またはQA−17、QA−18、QA−2 1、QA−21−VlおよびQA−21−V2のトリテルペンアルデヒド基がメ チレンアルコールまたはメチレンアミノ基に還元されてイテよ(、かツQA−1 7、QA−18、QA−21、QA−21−VlおよびQA−21−V2の脂肪 酸アラビノース部または脂肪酸アラビノース−ラムノース部が加水分解により除 去され対応するグリコシド断片を生じるQA−17、QA−18、QA−21、 QA−21−VlおよびQA−21−V2の少なくとも1種を包含する化学変性 サポニンまたはその分画 。
(b)薬学的活性物質:および随意に (C)薬剤的に許容されるキャリアー。
本発明はまた粘膜を通る薬学的活性物質の摂取を促進する方法であって、前記粘 膜を薬剤組成物と接触させることを包含する方法に関し、この薬剤組成物は以下 の成分を包含する。
(a)粗りイラヤ・サポナリア抽出物から得られる化学変性サポニンまたはその 分画ニおいて、QA−17、QA−18、QA−21、QA−21−Vlおヨヒ Q^−21−v2ノトリテルヘンアルデヒド基がメチレンアルコールまたはメチ レンアミノ基に還元されていてもよいQA−17、QA−18、QA−21、Q A−21−VlおよびQA−21−V2の少な(とも1種を包含する化学変性サ ポニンまたはその分画:またはQA−17、QA−18、QA−2L QA−2 1−VlおよびQA−21−1’2の脂肪酸アラビノース部または脂肪酸アラビ ノース−ラムノース部が加水分解によって除去され対応するグリコシド断片を生 じるQA−17、QA−18、QA−21、QA−21−MlおよびQA−21 −V2の少なくとも1種を包含する化学変性サポニンまタハソノ分画;マタハQ ^−17、QA−18、QA−21、QA−21−VlおよびQA−21−V2 ノトリテルペンアルデヒド基がメチレンアルコールまたはメチレンアミノ基に還 元されてイテもよく、かツQA−17、QA−18、QA−21、QA−21− VlおよヒQA−21−V2)脂肪酸アラビノース部または脂肪酸アラビノース −ラムノース部が加水分解により除去され対応するグリコシド断片を生じるQA −17、QA−18、QA−21、QA−21−VlおよびQA−21−v2の 少な(とも1種を包含する化学変性サポニンまたはその分画:(b)薬学的活性 物質:および随意に (C)薬剤的に許容されるキャリアー。
図面の説明 図1はQA−17、QA−18およびQA−21の構造的関係を表す。
図2AはPBS (0) 、QA−21(・)およびアルデヒド基がメチレンア ルコールに還元されているQA−21(ム)の溶血活性を示すグラフを表す。図 2BはQA−181((0) 、0A−2111(・)、QA−7(ロ)および QA−21(ム)の溶血活性を示すグラフを表す。
tff13Aは20μmの生理食塩水の眼球投与後のラットの血液グルコースレ ベルを示すグラフを表す。図3Bは0.5%の市販粗ギブソフィラ・サポニン( シグマケミカル社)′+04%の豚インシュリンを20μm眼球投与後の血液グ ルコースレベルを示すグラフを表す。図30は0.5%の粗りイラヤ・サポニン (水抽出液から超濾過で精製)+05%の豚インシュリンを20μm眼球投与後 の血液グルコースレベルを示すグラフを表す。
図4は0.1%Q^−21H(インシュリンなし)の眼球投与の、ラットの血液 グルコースレベルに対する効果を示す。
図5は0.025%Q^−21Hおよび0.4%正規豚インツユリン20μmの 眼球投与の、3匹のラットの血液グルコースレベルの平均に対する結果を表す。
図6は005%Q^21−Bおよび0.4%正規豚インシュリン20μmの眼球 投与の、3匹の雄ラットの血液グルコースレベルの平均に対する結果を示すグラ フである。
図7は01%Q^−21FIおよび0.4%正規豚インシュリン20μmの眼球 投与の、3匹の雄ラットの血液グルコースレベルの平均に対する結果を示すグラ フである。
図8は第一のラット(閣)に対する001%Q^−21Hおよび0.4%正規豚 インシュリン10μm/眼球;第二のラット(◆)に対する0、01%純Q^− 218および0.4%正規豚インシュリン10μm/眼球、および第三のラット (X)に対する0、01%Q^−21Hおよび04%正規豚インシュリン20μ m/眼球の眼球投与の血液低下効果を示すグラフである。
図9Aはクイラヤ・サポナリア樹皮抽出物の逆相HPLC分析を表す。図9Bは アルカリ加水分解後のクイラヤ・サポナリア街皮抽出物の逆相11PLC分析を 表す。
図10Aはアルカリ加水分解後にQA−18から得られた精製Q^−1811の 逆相)IPLC分析を表す。図10’Bはアルカリ加水分解後にQA−21から 得られた精製Q^−21)1の逆相HPLC分析を表す。
図11はQA−21(○)、グリシンによる還元アミン化によりトリテルペンア ルデヒド位で変性されたQA−21(・)、エチレンジアミンによる還元アミノ 化によりトリテルペンアルデヒド位で変性されたQA−21(ロ)、およびエチ ルアミンによる還元アミノ化によりトリテルペン位で編成されたQA−21(△ )のアジュバント活性を示すグラフを表す。
図12はQA−21(0) 、および対応するメチレンアルコールへの還元によ りトリテルペン位で変性されたQA−21(・)のアジュバント活性を示すグラ フを表す。
好ましい実施態様の説明 本発明は粘膜を通る薬学的活性物質の送達を増進するための薬剤組成物の成分と して使用する場合、サポニンによって引き起こされる刺激が、クイラヤ・サポナ リア・モリナ(Molina)引皮中に存在しこの原料から精製できるアジュバ ント化合物であるQA−17、QA−18およびQA−21のアルデヒド基を変 性することにより軽減されるという発見に関する。
本発明は動物に投与した場合、実質的にアジュバント活性または刺激性を有さな いが、薬物輸送に対し充分な溶菌効果を保持する変性サポニンを使用する。この ような変性サポニンはいくつかの方法で得られる。最初の方法では精製Q^−1 7、QA−18、QA−21、それらの混合物、またはクイラヤ・サボナリア・ モリナ樹皮から得られQA−17、QA−18およびQA−21を含有するる精 製分画のアルデヒド基がナトリウムまたはりチウムボロハイドライド等の穏和な 還元剤で還元され、アルコールが得られる。方法I参照。別法ではQA−17、 QA−18、QA−21、それらの混合物、またはクイラヤ・サポナリア・モリ ナ樹皮から得られQA−17、QA−18およびQA−21を含有するる精製分 画のアルデヒドに一級アミンと還元剤による還元アミノ化を行い、QA−17、 QA−18およびQA−21の関連するアミノ誘導体が得られる。方法■参照。
還元的アルキル化工程に使用できる一級アミンの例には、それに限定されるもの ではないがメチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、エチレンジアミン、 プロピレンジアミン、2−メチル−2−アミノエチルアミン、3−メチル−3− アミノプロピルアミン、4−メチル−4−アミノブチルアミン、5−メチルアミ ノペンチルアミン、6−メチルアミノヘキシルアミン、3−メチルアミノ−2− メチルプロピルアミン、2−エチルアミノエチルアミン、3−エチルアミノプロ ピルアミン、4−エチルアミノブチルアミン、5−エチルアミノペンチルアミン 、6−ニチルアミノヘキシルアミン、3−プロピルアミノプロピルアミン、4− プロピルアミノブチルアミン、5−プロピルアミノペンチルアミン、6−プロピ ルアミノヘキシルアミン、2−(NSN’−ジメチルアミノ)エチルアミン、3 −ジメチルアミノプロピルアミン、4−ジメチルアミノブチルアミン、5−ジメ チルアミノペンチルアミン、6−シメチルアミノヘキシルアミン、3−ジメチル アミノ−2−メチルプロピルアミン、2− (N、N’−ジエチルアミノ)エチ ルアミン、3−ジエチルアミノプロピルアミン、4−ジエチルアミノブチルアミ ン、5−ジエチルアミノペンチルアミン、6−ジエチルアミノブチルアミン、3 −ジプロピルアミノペンチルアミン、4−ジプロピルアミノブチルアミン、5− ジプロピルアミノペンチルアミン、6−ジプロピルアミノヘキシルアミン、5− ジエチルアミンベンクン−2−アミン、およびグリシン、チロシン、フェニルア ラニン、メチオニン、アラニン、セリン、イソロイシン、スレオニン、バリン、 プロリン、リジン、ヒスチジン、グルタミン、グルタミン酸、トリプトファン、 アルギニン、アスパラギン酸、アスパラギンまたはシスティン等のアミノ酸が含 まれる。
方法■ 好ましくはそのエステル側鎖はアジュバント活性を減少させるために加水分解さ れている、クイラヤ サボナリア由来のサポニンの精製分画が用いられる。方法 ■参照。この加水分解の生成物であるQA−188とQA−21Hは粘膜を通る 薬物の摂取を促進する。この様な加水分解は精製サポニンから行うことができる か、あるいはその後の変性サポニンの精製を伴う粗混合物で行うことができる。
図10は精製されたQA−18およびQA−21それぞれから得られたQA−1 81!およびQA−21Hの逆相[IPLC分析を示す。図9はQA−1811 とQA−218が優勢な生成物であり、クイラヤ 5aponnar1a樹皮か らの粗抽出物のアルカリ加水分解後に容易に精製できることを示している。
好ましくはQA−18HとQA−2111は炎症反応と残存アジュバント効果を 低減するためにさらに変性される。方法■に示される様にQA−1811とQA −21Hのアルデヒド基はナトリウムまたはりチウムボロハイドライドで還元さ れ、対応するメチルアルコールを与える。また、アルデヒド基に一級アミンとナ トリウムまたはりチウムボロハイドライドで還元的アミノ化が行われ、対応する 二級アミンを与える。方法■参照。
従って本発明は薬学的活性物質の粘膜を通る摂取を促進するための薬剤組成物に 関し、以下を包含する; (a)粗製クイラヤ・サボナリア抽出物から得られる化学変性サポニンまたはソ ノ分画ニおいて、QA−17、QA−18、QA−21、QA−21−Vlおよ ヒQA−21−V2ノ)リテルペンアルデヒド基がメチレンアルコールまたはメ チレンアミノ基に還元されていてもヨイQA−17、QA−18、QA−21、 QA−21−VlおよびQA−21−V2+7)少な(とも1種を包含する化学 変性サポニンまたはその分画;またはQA−17、QA−18、QA−21、Q A−21−VlおよびQA−21−V2の脂肪酸アラビノース部または脂肪酸ア ラビノース−ラムノース部が加水分解によって除去され対応するグリコンド断片 を生じるQA−17、QA−18、QA−21、QA−21−VlおよびQA− 21−V2の少なくとも1種を包含する化学変性サポニンまたハソ(n13e画 ;まtコはQA−17、QA−18、QA−21、QA−21−VlおよびQA −21−V2(r) I−リテルペンアルデヒド基がメチレンアルコールまたは メチレンアミノ基に還元されテイテもよ(、かツQA−17、QA−18、QA −21、QA−21−VlおよヒQ^−21−V2)脂肪酸アラビノース部また は脂肪酸アラビノース−ラムノース部が加水分解により除去され対応するグリコ シド断片を生じるQA−17、QA−18、QA−2]、QA−21−Vlおよ びQA−21−V2の少なくとも1種を包含する化学変性サポニンまたはその分 画:(b)薬学的活性物質、および随轡に (C)薬剤的に許容されるキャリアー。
アミノ基は式 −N(R)−R’ [式中、Rは水素、R′は水素、Ct−aア ルキル、cz−cttアルキルアミノアルキル、アリール、アラルキル、C,− C,シクロアルキル、アリールおよび式 R” (式中R”は水素、C1−4ア ルキルまたはフェニル、−CHC02H ヒドロキシフェニル、インドリル、メルカプト、Cl−1アルキルチオ、ヒドロ キシ、カルボキン、アミノ、グアニジノ、イミダゾリルまたはカルバミル置換C 3−、アルキルであるか、またはRおよびR”は共にピロリジニルまたはピペリ ンニル環を形成する) を有する基を表わす]を有する。
典型的なC,−C,アルキル基にはメチル、エチル、n−プロピル、i−プロピ ル、nブチル、t−ブチル、i−ブチル、ペンチルおよびヘキシル基が含まれる 。
典型的なC5,8シクロアルキル基にはシクロプロピル、シクロブチル、シクロ ペンチル、シクロヘキシル、シクロへブチル、およびシクロオクチル基が含まれ る。
典型的なアリル基にはフェニル、ナフチル、フェナンスリル、アンスランル、お よびフルオレン基が含まれる。
典型的なアラルキル基には例えばフェネチル、フェニルプロピル、フェニルブチ ル、フェニルペンチルおよびフェニルヘキシル基等の上記アリール基の1種で置 換されたC、−C,アルキル基と、その分枝同族体が含まれる。
典型的なcrcuアルキルアミノ基には2−メチルアミノエチル、3−メチルア ミノプロピル、4−メチルアミノブチル、5−メチルアミノペンチル、6−メチ ルアミノエチル、3−メチルアミノ−2−メチルプロピル、2−エチルアミノエ チル、3−エチルアミノプロピル、4−エチルアミノブチル、5−エチルアミノ ペンチル、6−ニチルアミノヘキシル、3−プロピルアミノプロピル、4−プロ ピルアミノブチル、5−プロピルアミノペンチル、6−プロピルアミノヘキシル 、2− (N、N’ −ジメチルアミノ)エチル、3−ジメチルアミノプロピル 、4−ジメチルアミノブチル、5−ツメチルアミノペンチル、6−ジメチルアミ ノへキシル、3−ジメチルアミノ−2−メチルプロピル、2− (N、N’−ジ エチルアミノ)エチル、3−ジエチルアミノプロピル、4−ジエチルアミノブチ ル、5−ジエチルアミノペンチル、6−ジエチルアミノブチル、3−ジプロピル アミノプロピル、4−ジプロピルアミノブチル、5−ジプロピルアミノペンチル 、6−ジプロピルアミノヘキシル、5−ジエチルアミンペンタン−2−イル等が 含まれる。
その内容が完全に本明細書の一部をなす米国特許第5.057.540号によれ ば、サポニンは南米産樹木であるクイラヤ サポナリア モリナの構成の水抽出 液から精製される。サポニン活性を有する少なくとも22ビークが分離可能であ る。優勢な精製クイラヤサポニンはQA−7、QA−17、QA−18およびQ A−21(それぞれQA−7、QA−17、QA−18およびQA−21として も知られている)である。これらのサポニンは高圧液体クロマトグラフィー(H PLC)および低圧シリカクロマトグラフィーで精製されている。QA−21は 疎水性相互作用クロマトグラフィー(HILIC)を用いてさらに精製され、異 なった化合物であるQA−21−VlおよびQA−21−V2に分離される。従 ってrQA−21Jは、4QmM酢酸のメタノール/水(58/42、v/v) 溶液を用い、バイダック(Vydac) C4(a子寸法5μm1、孔径330 A、 4.6mm1DX 25cm/)の逆相11PLc上で単一ピークとして 現れる成分QA−21−VlとQA−21−V2の混合物を表す。その成分分画 は、さらに精製された成分で行われた実験を記述する場合、特にQA−21−V lおよびQA−21−V2と呼ばれる。
クイラヤ サポナリア モリナ引皮由来のサポニンを精製するために、クイラヤ  サポナリア モリナ樹皮の水抽出物を水に対し透析する。透析抽出物を凍結乾 燥で乾燥、メタノールで抽出し、メタノール可溶抽出物をシリカゲルクロマトグ ラフィー上および逆相高圧液体クロマトグラフィー(IIPLc)でさらに精製 する。
それぞれのサポニンは逆相HPLCで分離される。少なくとも22本のピーク( QA−1〜QA−22と指定される)が分離できる。それぞれのピークは逆相薄 層クロマトグラフィー上で単一ピークのみを示す炭化水素に対応する。それぞれ の成分がバイダックC4HPLCカラムで以下のように同定された:旦ユ2 保 持時間(分) 包 保持時間(分)QA−1溶媒先端 QA−1221,2QA −24,60A−1322,6 Q^−3560八−1424,0 Q^−464QA−1525,6 QA−57,20^−1628,6 Q八−69,20^−1735,2 Q、へ−79,60A−1838,2 Q八−80]、6 0人−1943,6QA−913,O0人−2047,6 Q八−1017,20A−2151,6QA−1119,0QA−2261,0 実質的に純粋なQA−17サポニンは以下のように性格づけされるニアシュバン ト活性を有する:乾燥重量あたり約29%の炭化水素を(アントロンで分析)含 む;205−210nmにUV吸収を有する;粒子径5.c+m、孔径330A 、4.6mmIDx 25cmLを有するバイダック04カラム上、流速1ml /min、 40+aM酢酸のメタノール−水(58:42 ; V/V)の溶 液中でRP−HPLCにかけたときの保持時間約35分: 40a+M酢酸中の 粒子径5μm1孔径33OA% 10m10mmIDX25を有するバイダック 04カラムから50〜80%メタノールグラディエント溶離で63−64%メタ ノールで溶出;水中で0.06%(W/v)および0リン酸緩衝生理食塩水中で 0.03%の限界ミセル濃度を有する;25μg/mlでヒツジ赤血球の溶血を 引き起こす;およびモノサッカライド残基末端ラムノース、末端キシロース、2 −フコース、3−キシロース、3.4−ラムノース、2.3−グルクロン酸、末 端グルコース、2−アラビノース、末端ガラクトースおよびアビオース(結合は 決定されず)を含有する。
実質的に純粋なQA−18サポニンは以下のように性格づけされる;免疫アジュ バント活性を有する。乾燥重量あたり約25−26%の炭化水素を(アントロン で分析)含む: 205−210nmにUV吸収を有する二粒子径5μc、孔径 330人、4.6mIIIDX 25cmLを有するバイダック04カラム上、 流速1ml/win、 40mM酢酸のメタノール−水(58:42:v/v) 溶液でRP−HPLCにかけたときの保持時間約38分; 40mM酢酸中の粒 子径5μm、孔径330A、 10關ID X 25cmLを有するパイダック 04カラムから50〜80%メタノールグラディエント溶離で64−65%メタ ノールで溶出;水中で0.04%(冒/V)およびリン酸緩衝生理食塩水中で0 .02%(W/V)の限界ミセル濃度を有する;25μg/m1以上でヒツジ赤 血球の溶血を引き起こす;およびモノサッカライド残基末端アラビノース、末端 アビオース、末端キシロース、末端グルコース、末端ガラクトース、2−フコー ス、3−キシロース、3,4−ラムノースおよび2.3−グルクロン酸を含有す る。
実質的に純粋なQA−21サポニンは以下のように性格づけされる:免疫アジュ バント活性を有する。乾燥重量あたり約22%の炭化水素を(アントロンで分析 )含む: 205−210nmにUV吸収を有する:粒子径5μ閣、孔径330 人、4.6m++ID X 25cmLを有するバイダック04カラム上で、流 速lll1/win、 40mM酢酸のメタノール−水(58:42 : v/ v)溶液でIIP−)IPLCにかけたときの保持時間約51分;粒子径5μ臥 孔径330A。
10mm1Dx 25cmLを有するバイダック04カラムから4Qmll酢酸 の50〜80%メタノールグラディエント溶離で69〜70%メタノールで溶出 :水中で約0.03%(冒/V)およびリン酸緩衝生理食塩水中で0.02%の 限界ミセル濃度を有する;25Hg/111以上でヒツジ赤血球の溶血を引き起 こす。成分分画である実質的に純粋なQA−21−VlおよびQA−21−V2 サポニンはFAB−Isにより同じ分子量と同一のスペクトルを有する。
それらはQA−21−Vlが末端アビオースを有するのに対しQA−21−1’ 2ではキシロースである(従って2個の末端キンロースを有しアビロースを有さ ない)点で異なるのみである。二つの成分はさらにモノサッカライド末端アラビ ノース、末端アビオース、末端キンロース、4−ラムノース、末端ガラクトース 、2−フコース、3−キンロース、および2.3−グルクロン酸を含有する。
アルカリ加水分解生成物は以下の様に調製される。QA−18を短時間のアルカ リ加水分解処理すると1個の主要炭化水素含有アルカリ加水分解生成物(QA− 181(と命名)を生じた。精製Q^−1811はQA−18から調製され、以 下の様に単離された。
1mlのQA−18(5mg/ml)を25μlのIN NaOHと室温で15 分間インキュベートした。
反応を100μmのIN 酢酸を加えて停止した。これらの加水分解条件を用い てQA−18は、未加水分解Q^−18に対する66、8m1nに較べて保持時 間8.0m1nを有するピークにおいて溶出し、QA−18Hの親水性増加を示 す主要加水分解生成物(QA−18H)に完全に転換された。[クロマトグラフ ィーは55/45のメタノール/水(V/V)中の01%トリフルオロ酢酸中、 バイダックC+ (4,6mIIIDx25cmL) ;流速1 ml/min 。
180分間のグラディエンドで64/36メタノール/水(V/V)で溶出]。
純粋なQA−18H(保持時間8.0m1n)を含有するピークを次の特性評価 のためにプールした。QA−21)1で表されるQA−21の加水分解生成物を 同じ方法で調製し精製した。QA−21)1は未加水分解QA−21の80.4 m1nに対して9.3m1nの保持時間を有した。これらの加水分解生成物はI IPLcの保持時間と逆相薄層クロマトグラフィーにより、NH4HCO3中の 穏和なアルカリ加水分解を用いるヒグチ(Higuchi)ら、フィトケミスト リー(Phytochemistry) 、26:229 (1987年)、の 方法を用いて得られる主要加水分解生成物と同一であることが示された(表5) 。さらにこれらの生成物QA−181およびQA−21Hは、QA−7、QA− 17、QA−18およびQA−21と共に他のサポニンを含有する粗サポニン混 合物であるrQuil−^」の加水分解からの主要分解生成物であることが示さ れ、これは加水分解生成物Q^−21HおよびQA−18Hは上記ヒグチらによ り構造決定のために単離されたものと同じ加水分解生成物であることを示してい る。
表5 主要アルカリ加水分解生成物の保持時間Q^−17)1 8.0゜ QA−18[18,0“ 82″ QA−21119,3“ 9.5b 加水分解Quil−^ 82°、9.3゜a ケンブリッジ・バイオサオエンス (Ca+obridge BioScience)の加水分解条件 5mg/m lサポニン、pH13、反応時間・室温15分b ヒグチらの加水分解条件 5 mg/mlサポニン、6%NH,lICO3、メタノール/水(1/1、v/v )、反応時間=100℃で60分HPLC条件 バイダックC4、粒径5μL孔 径300A、 0.46 X 25cm溶媒^溶媒中0.1%トリフルオロ酢酸 溶媒B=メタノール中0.1%トリフルオロ酢酸グラディエンド=55−64%  B/180分流速” 1ml/min 変性サポニンを包含する本発明の組成物は、多数の薬学的活性物質のいずれかひ とつの粘膜を通る摂取を促進するために使用される。好ましくはこの様な薬学的 活性物質はポリペプチドであるが、本発明はそれに限定することを意図しない。
本発明の変性サポニンを包含する組成物は、その分子量が約2C1O1000未 満であるかぎり、どの様な薬学的活性物質の摂取を促進するために使用できる。
本発明の組成物と共に投与されるこの様なポリペプチドの例には、それに限定さ れるものではないがインシュリン、インシュリン様成長因子、成長ホルモン、副 甲状腺ホルモン、レニン、プロラクチン、甲状腺刺激ホルモン、コルチコトロピ ン、卵胞刺激ホルモン、絨毛膜生殖腺刺激ホルモン、黄体形成ホルモン、黄体放 出ホルモン、インターフェロン(アルファ、ベータおよびガンマ)、リンホカイ ン、インターロイキン、腫瘍壊死因子、IgG等の抗体(モノクローナルおよび ポリクローナル)、エンケア7リン[スー(Su、 K、S、E)ら、J、Ph arm、Sci、74:394−98 (1985年)]、カルシトニン[マツ クマーチン(11cMartin、 C)およびビータース(PetersSG 、 ) 、デリバリ−・システム・フォア・ペプチド・ドラッグス(Deliv ery System For Peptide Drugs) 、デービス( Davis)ら(編集)、pp、 、249−53、ラクタム・プレス(Pla num Press)ニューヨーク(1986年)コ、ソマトスフチン[(マソ クマーチンおよびビータース、デリノくり−・システム・フォア・ペプチド・ド ラソグス、デービス、SS、ら(編集) 、pp、 255−63、ラクタム・ プレス・ニューヨーク(1986年)〕、メチオニル成長ホルモン【ムーア(1 1oore、 J、 、A、 )ら、デリバリ−・システム・フォア・ペプチド ・ドラ・ソグス、デービス、S、Sら(編集) 、pp、317−329、ラク タム・プレス・ニューヨーク(1986年)]、オキシドノン[ヘンドリソクス (Hendricks、 C,II、 )およびポーズ(Pose、 S。
V、)、J、A、11.A、175:384−387(1961年)]、パップ レシンおよびデスモプレンン[リノチソン(Richson、 D、 W、 ) およびロビンソン(Robinson、 A、G、) 、^nnInt、MCd 、103:228−239 (1985年)]、黄体ホルモン放出ホルモン[フ ィフク(FinkSG、)ら、J、Endocr、63:351−360 (1 974年)]、酢酸ナファレイン[アニノク(1へnik、 S、T、)ら、P harm、Sci、73:684−685 (1984年)コ、セクレチン[オ ーワキ(OhvakiXT、 )ら、J、Pharm、Sci、、74:551 0−552 (1985年)コ、グルカゴン[ボンチオローリ(Pontiro li、^、E、)ら、^eta Diabetol Let、22:102−1 10 (985年)コ、ピモロール[カイラ(Kaila、 T、 )ら、J、 0cular Pharo、1ニア9−83 (1985年)〕、ピモロール[ カイラ(l(aila、 T、)ら、]、OcularPharm、、1ニア9 −83 (1985年)]、チロトロピン放出ホルモン[サンド−(Sand。
實、l)およびペトリ(Petri、マ、)、τrans Nas、5yste +m、1led、、チェノ(chien、 Y、 1. )編集、エルゼビア・ サイエンス・パブリンヤーズ(Elsevier 5cience Publi shers B、B、) 、アムステルダム、pp、 183−199 (19 85年)]が含まれる。
さらに本発明の組成物は酵素、すなわちトランスフェラーゼ、ノゾドロラーゼ、 イソメラーゼ、プロテアーゼ、リガーゼおよびエステラーゼ、フォスファターゼ 、グリコノダーゼ、およびペプチダーゼ等のりガーゼおよびオキシドレダクター ゼ;ロイペプチン、キモスタチンおよびペプスタチン等の酵素阻害剤、および腫 瘍アンギオシェネノス因子等の成長因子の鼻孔膜を通る摂取を促進するために使 用される。
他の適当な薬学的活性物質は脂溶性ビタミンA、 D、 EおよびKと共にプロ ゲステロン、エストロゲンおよびアンドロゲン等の脂溶性ステロイドである。
低および高分子量ペプチドに加えて、薬学的活性物質は抗炎症剤(例えばインド メタシン、フルールビプロフェン、ケトプロフェン、イブプロフェン、フェニル ブタシン)、抗生物質(例えばベータラクタム、アミノグリコシド、マクロライ ド、テトラサイクリン、プリリドンカルボン酸、ホスフォマイシン)、抗腫瘍剤 (例えばアトリアマイノン、シスプラチン、プレオマイシン、マイトマイシン、 フルオロウラノル、ビンブラスチン、ビンクリスチン)、アミノ酸(例えばアス コルビン酸、N−アセチルトリプトファン)、抗カビ剤、プロスタグランディン 、ビタミン、ステロイドおよび抗ウィルス剤(AZT、 DDI、ア/クロビー ア、ヨードウリシン、アマンタジンおよびビダラビン)である。
本発明の組成物は結膜、異腹、膣、結腸、尿道、膀胱、肺、大腸およびおよび小 腸を含む任意の粘膜に応用できる。本発明の組成物はまた、例えばツク・ソチの 成分として経皮的に投与される。好ましくは本発明の組成物は目薬の成分として 眼に、エアロゾルの成分として鼻に、または固形ウェファ−の成分として経口的 に投与される。
さらに本発明の組成物は適当な支持放出組成物中に調合される。例えば変性サポ ニンと薬物を、サポニンと薬物を長期間にわたって放出するシリコーンエラスト マーと組み合わせることができる。シリコーンエラストマーはまた、アルブミン を包含してもよい。米国特許第4,985.253号明細書の内容を本発明の一 部とする。シリコーンエラストマーからの薬物の放出速度は、シリコーンエラス トマー中に水溶性または脂溶性混合剤または共通溶剤(例えばポリエチレングリ コール400、ポリソルベート80、アルギン酸ナトリウム、し−アラニン、塩 化ナトリウム、ポリジメチルシロキサン)を加えて制御することができる。放出 速度を加速する目的で任意の他の添加剤もまたシリコーンエラストマー中に加え ることができる。
さらに薬学的活性物質とサポニンはポリラクチドおよび/またはポリグリコリド コポリマー、セルロースポリマー(メチル−、メチルヒドロキシエチル−、ヒド ロキシプロピル−、ヒドロキシエチル−、ナトリウムカルボキシエチルセルロー ス)、ポリアクリル酸、ポリメチルメタクリレート、架橋ポリアクリル酸、ポリ ビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、アガロー ス、またはジビニルアゾベンゼン架橋スチレンとヒドロキシエチルメタクリレー トを包含する制御放出組成物に配合される。また薬学的活性物質とサポニンはD EAE−デキストランマイクロスフェア、澱粉マイクロスフェア、またはアルブ ミンマイクロスフェアの成分として調合される。
サポニンと薬学的活性物質が支持放出組成物中に調合される場合、薬剤物質の内 容物は投与される投与量、および放出速度によって適当に制御される。組成物が マトリックス型調合物に成形される場合、薬剤物質は通常5〜40重量%であり 、より好ましくは15重量%を越えない、例えば9重量%以下である。ペプチド ホルモンを投与する場合、その含有量は約6〜10重量%未満でなければならな い。使用する場合、アルブミンは50重量%未満で、好ましくは約20〜30重 量%で存在する。シリコーンエラストマーは50重量%以上の量で、好ましくは 70〜901量%の量で含まれる。
支持放出組成物は成分を任意の順番で混合して調製される。アルブミンを添加す る場合、薬物とアルブミンが最初に、好ましくは固形で混ぜ合わされる。また薬 剤物質とアルブミンの水溶液を混ぜ合わせ、得られた混合物が固形混合物をつく るために凍結乾燥される。この混合物を次いでエラストマー基剤と、随意には可 塑剤(例えばジメチルポリシロキサン)と均一に分散し、そこに硬化剤を加え得 られた混合物を撹拌する。混合物を次いで適当な鋳型に満たし、室温で硬化して 成形組成物を得る。別法では薬剤物質を含まないコア材料を、薬剤物質、随意に はアルブミンを含有するシリコーンエラストマーを包含する組成物で被覆し、成 形組成物を製造する。この様なコア材料は任意の非毒性材料を包含する。好まし くはこの様なコア材料は弾性ポリマーである。
本発明の支持放出組成物は体腔中で粘膜と有効に接触するに適した任意の形状を 有する。例えば薬学的活性物質力活下投与される場合、支持放出組成物はウェフ ァ−の形である。薬学的活性物質が膣から投与される場合、支持放出組成物はリ ング状の形態である。眼から投与する場合、支持放出組成物は薄い眼移植物の形 状である。
本発明の組成物はまたサボディラ(sapodilla)のラテックスからのガ ムを包含するチュウィンガムの成分として調合される。好ましくはチュウィンガ ム組成物はまた甘味剤、(砂糖、アスパルテーム等)および薬学的活性物質に伴 う不快な味をマスクする芳香剤(スパーミント、ウィンターグリーンまたはペパ ーミント油等)を包含する。
眼または鼻から投与する場合、本発明の組成物は薬剤として許容される緩衝系に よりpl+3.0〜8.0の間、最も好ましく pH5,0〜5.4に緩衝され た水溶液中に調合される。pHを好ましい範囲に維持する事ができる任意の薬剤 として許容される緩衝系が本発明の実施に使用される。典型的な緩衝液は例えば 酢酸緩衝液、ホスフェート緩衝液、シュウ酸緩衝液、コハク酸緩衝液等である。
緩衝液の濃度は0.005〜0.1モルの範囲、最も好ましくは約0.02モル である。
本発明の組成物が眼球投与される場合、組成物はデキストロースとグルタチオン と共にナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、塩素および炭酸イオ ンを含む溶液を包含する。例えば米国特許第4.550.002号、第4.44 3.432号参照。
また眼用液は塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウムおよびN−2−ヒ ドロキシエチルピペラジン−N−2−エタンスルホン酸を含む水溶液を包含する 。水酸化ナトリウムがp++値を約7.25にするために含まれてもよく、硫酸 マグネシウムも含まれてもよい。英国特許出願6B第2.064.320号参照 。また眼に投与した場合苦痛を与えない潅注液を開示する米国特許第4.938 .970号参照。この特許によれば電解液はpH6,85−8,0に緩衝された 2〜IQmeq/Lのに3、Q meq/LのCB”、1meq/LのMg”9 および110〜150meq/LのNa’を包含する。
保存剤、組織の浸透圧値を保つ塩類、または既知の鼻または眼用調合化学により 指示される他の添加剤もこれらの調合物に添加してよい。
「動物」という用語は、本発明の組成物から利益を受ける全ての動物を意図する 。これらの動物のうちの第一はヒトであるが、本発明はそれに限定することを意 図せず、本発明の有利な効果を得る任意で全ての動物を処置することが本発明の 意図する範囲である。
鼻からの投与の目的では、本発明の組成物は好ましくは内容物を鼻粘膜に施すこ とを可能にする手段、例えば鼻アプリケータ装置を備えた容器中に入れる。適し た施法は公知であり、液体組成物を鼻粘膜にドロップまたはスプレー形状で投与 するために用いられるものが含まれる。ポリペプチドの投与量はできるかぎり性 格に制御されなければならないので、投与量が正確な制御をしやすいスプレーア プリケーターの使用が一般に好ましい。適した投与器には例えば噴霧器、例えば ポンプ噴霧器およびエアロゾルディスペンサーが含まれる。後者の場合、アプリ ケーターは算用アプリケータで使用するに適した噴射媒体と共に本発明による組 成物を含有する。噴霧器は適当なスプレーアダプターを備えていて、内容組成物 を鼻粘膜へ送達できる。この様な器具は公知である。
容器、例えば算用アプリケーターまたはドロップボトルは一回の鼻または眼から の投与、または数日または数週間にわたる数回の連続投与に充分な組成物を含む 。
以下の実施例は説明のためであり、本発明の方法および組成物を制約するもので はない。他の適当な変法、および病院治療で通常経験するいろいろな条件および パラメーターの採用、および等業者に公知のものは本発明の精神と範囲内である 。
実施例1 還元的アルキル化を介したグリシンとエチレンジアミンのQA−21 トリテルペンアルデヒドへの結合 グリシンをQA−21トリテルペンアルデヒドと反応させるため、20■のQA −21を0゜8 mlの50%メタノール、50+allリン酸ナトリウム緩衝 液、pH6,0に溶解した。グリシンの05m1溶液水溶液を調製した。全量で 0.1mlのグリシンをQA−21溶液に添加した。ナトリウムシアノボロハイ ドライドの0.1Mメタノール溶液を調製した(5ml中32mg)。全量で0 .1mlのナトリウムシアノボロハイドライドの溶液をQA−21溶液に添加し た。ナトリウムシアノボロハイドライドの添加は2.5.2L 25および46 時間に繰り返された。反応混合物を逆相1(PLCで精製した。31.3分の新 しいピークを採集した。新規化合物をFAB−MSで確認した。
エチレンジアミンをQA−21トリテルペンアルデヒドと反応させるため、5m gのQA−21を1mlの50%メタノール、20mM トリエチルアミンホス フェート、pH6に溶解した。全量で0.15m1の0.1Mエチレンジアミン 水溶液を加え、次いで50mMのナトリウムシアノボロハイドライドのメタノー ル溶液0.06m1を添加した。シアノボロハイドライドの残りの一定量を45 分および16時間に添加した。反応精製物を30−60%のB法による逆相1( PLCで精製した。19.6分の新しいピークを採集した。この物質を凍結乾燥 した。得られたピークを逆相薄層クロマトグラフィーで分析したところニンヒド リンと反応することが分かり、これは0人−21に遊離アミノ基が付加されたこ とを示している。
実施例20^−21トリテルペンアルデヒドのメチレンアルコールへの還元0人 −2112+++Hの4ml水溶液を8111のO,1Mリン酸ナトリウム緩衝 液と混合し最終Qへ−21a度を1mg/mlとした。0.OIM Na0)1 中でIMのナトリウムボロハイドライドの貯蔵溶液を調製した。全量で0.58 hlのナトリウムボロハイドライドをQA−21に少しづつ増やしながら添加し た(約50μlの増加)。ナトリウムボロハイドライドの最終1度は0.05M であった。この反応混合液を室温で1時間インキュベートした。
11IlのIN酢酸で反応を停止した。ナトリウムボロハイドライドを除去する ため、QA−21をC111に吸着した。4+olの反応混合物をC11を含む カートリッジに通した。カートリッジを次いで5mlの水で2回洗浄した。次い でQA−21をC10から5mlのメタノールで溶出した。この方法を残りのb lの反応混合液に繰り返した。メタノールをN2気流中で蒸発させた。還元Q^ −21を次いで39%アセトニトリル10.15%トリフルオロ酢酸に溶解し、 残存未還元Q^−21を除去するためHPLCで精製した[バイダックC4、粒 径5μm、 3ml/+ninの流速で60分で25−40%Bのグラディエン ド(溶液A −0,15%TF^水溶液、溶液B−0,15%TF^のアセトニ トリル溶液)]。還元QQA21は保持時間46.8分に溶離した(未還元Q^ −21に対する保持時間48.1分に比較)。
還元QA−21に対応するピークを貯蔵し、水で1/2に希釈し上記cpsカー トリッジ上に収集した。最終精製物を凍結乾燥し免疫化の研究に使用した。
実施例3 変性Q^−21サポニンのアジュバント活性上記の通り調製された変 性Q^−21サポニンをアジュバント活性につき試験した。
C57bl/6マウス(グループあたり5匹)を生理食塩水中の25μgのオボ アルブミンと10−50MgのQA−21またはその誘導体の1種で皮下注射に より免疫した。ブースター免疫化を14日目に行った。抗体反応(全1gG)を 酵素免疫分析により二回目の免疫化後に測定した。トリテルペンアルデヒド位で 還元的アルキル化により調製した2種の誘導体は試験した投与量でアジュバント 活性を維持していなかった(図11)。トリテルペンアルデヒドがアルコールに 還元された変性Q^−21は若干のアジュバント活性を維持していたが、QA− 21よりも高い最少有効投与量であった(図12)。二回のブースター免疫化が 2週間置きに行われた同様な実験の結果を表6にまとめる。
前立 QA−21と誘導体のアジュバント活性オボアルブミン(10Mg)と共 に 抗オボアルブミンIgG投与されたサポニン(10Mg) 全量(タイター の対数)なし 2.59±0.81 Q^−214,06±0.30 Q^−21−Amエチルアミン 2.69±0.59Q^−21−^−エチレン ジアミン’ 2.68±0.36Qa−21−A−ブリッジ’ 2.00±0. 19° トリテルペンアルデヒドで変性 !m%I旦 変性サポニンの溶血活性 溶血試験は膜透過性を測定することにより、薬学的活性物貿の粘膜を通る摂取を 促進する界面活性剤の能力の大ざっばな目安である。簡単に言うと、変性サポニ ンの希釈液をリン酸緩衝生理食塩水中1:2希釈で丸底マイクロタイタープレー ト上、連続した列に作成する。アルセパ−液[^1severs 5oluti on、ライタツカ−(fhittaker) ]中の10μlの正常ヒツジ血液 を各ウェルに加え撹拌した。プレートを室温で1時間インキュベートし、次いで 未溶血細胞を沈降させるためプレートをツルバール(Sorvall) RT6 000中で遠心した。溶血のないことはウェルの底の未溶血細胞のペレットの存 在で測定された。溶血活性はヒツジ赤血球がらのヘモグロビンの放出の増加によ り測定された(赤血球上澄液の562または570nmでの吸光度で測定)。
図2に示される様に、QA−21はきわめて低い濃度で膜透過性をがなり増加さ せる。還元Q^−21もまた膜透過性を増加させるが、QA−21に較べてより 低いレベルおよびより高い濃度でである。
実施例4 変性サポニンで促進される眼からのイン/ニリン投与プロトコール: 雄スブラグードーレー(Sprague−Da冒1ey)ラットをキシラジンー ケタミンで麻酔し、30分後(時間0)に0.4%イン/ニリン(100U/m l)プラスまたはマイナス生理食塩水と以下のサポニンのうちの1種とからなる 目薬を投与した:ギプソフィラ(Gypsophilla)より抽出されたング マ粗サポニン(シグマケミカル社、セントルイス、Mo、);クイラヤ由来粗サ ポニン; QA−21由来Q^−21精製サポニン加水分解誘導体。典型的には 20μmの目薬をひとつの眼に送達したが、時には両方の眼に20μmを送達し た。血液D−グルコースレベルをアキュチェック(^ccucheck)液グル コースレベルを表す。それぞれの一本の線は、示されていなければ一匹の実験動 物から得られたデータを表す。
結果。
図3八に示す様に、対照として、ラットの眼に生理食塩水を投与した場合、血液 グルコースレベルに変化はほとんどなかった。しかし0.5%のシグマギプソフ ィラ・サポニンを0.4%の正規豚インシュリンと共に投与した場合、有意の低 血糖効果が観察された。図3B参照。0.5%の粗りイラヤ・サポニン(未変性 )を正規豚イン/ニリンと共投与した場合、血清グルコースレベルにより少ない 有意の減少が観察された。図30参照。
図4は01%の純粋なサポニンの対照溶液(イン/ニリンなし)の眼からの投与 の、3匹のう、トにおける血液グルコースレベルへの効果を示す。グラフがらみ られる様に、イン/ニリンの無い場合は何等の有意な低血糖効果は観察されなか った。
図5は20μlの0.025% QA−2111と04%の正規豚イシンユリン 投与時の、3匹のラットに対する血液グルコースレベルへの結果を示す。グラフ からみられる様に有意の低血糖効果が観察された。
図6は005% QA−218と04%の正規豚インシュリン投与時の、3匹の ラットに対する血液グルコースレベルへの結果を示す。グラフからみられる様に 有意の低血糖効果が観察された。
図7は0.1% QA−21Hと0.4%の正規豚インシュリン投与の、3匹の ラットに対する血液グルコースレベルへの結果を示すグラフを表す。グラフから みられる様に有意の低血糖効果が観察された。
図8は最初のラットに対する0、01% QA−218と0.4%正正規インシ ュリン10μl/眼;第二のラットに対する0、01%純Q^−21)1と0. 4%正正規インシュリンの10μm/眼:第三のラットに対する001% QA −211(と0.4の正規豚インシュリンの20μm/眼投与の血液低下効果を 示すグラフを表す。それらの結果は、0,01%Q^−21)1でもイン/ニリ ンのある程度の限界輸送が観測されたことを示している。
これらの実験から以下の結論が導かれる。
1、インシュリン吸収につき試験された全てのサポニンの効果は、60分後に観 察される最大低血糖作用を伴う迅速な開始を示した。
2.7グマサポニンに較べて、ケンブリッジクイラヤサポニンは目薬からのイン /ニリンの全身性吸収を刺激するにはより有効でなかったが、ケンブリッジQ^ −2111は有意により有効であった。
3 サポニンの濃度が減少するにつれて眼の刺激は減少した。0.1%精製Q^ −218は眼の刺激をもたらしたが、0.05%および0025%のQA−21 8は、次第により少ない刺激を起こした。しかしながら二つのより低い非刺激的 投与量は輸送を誘導する効果がなかったが、これはこの製品が刺激がない輸送に 有効で有り得ることを示唆している。部分精製(粗)クィラヤサポニンもまた、 輸送を誘導するに最低限有効である投与量である0、5%で眼の刺激をもたらし たが、これはこの粗製品が刺激なしに有効に使用てきないことを示している。
以上の説明から当業者は本発明の本質的な特徴を確認することができ、その精神 と範囲から逸脱することなく、過度の実験を行わずに多様な用途と条件に適応す るための様々な変化と変法を行うことができる。
濃度 (ug/mり 濃度 (0g1ml1 時間(分) 時間(分) 時間(分) F工GURE4 (]p16山)Y−[/(6 F工α■こ5 (1p15山) Y−口1(−1; F工απ旧6 (Ip/fi田)Y−一口1(,4 F工GURE7 (1p75uu) Y:−口1rA F工α…C3 (1p75cu) ”r−口’l/−4フロントページの続き (72)発明者 マージヤニ、ダンテ・ジエイアメリカ合衆国01748マサチ ューセッツ、ホブキントン、スクール・ストリート48番

Claims (58)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下を包含する薬学的活性物質の動物の粘膜を通る摂取を促進するための薬 剤組成物: (a)QA−17、QA−18、QA−21、QA−21−V1およびQA−2 1−V2のトリテルベンアルデヒド基がメチレンアルコールまたはメチレンァミ ノ基に還元されているQA−17、QA−18、QA−21、QA−21−V1 およびQA−21−V2の少なくとも1種を包含する化学変性サポニンまたはそ の分画:またはQA−17、QA−18、QA−21、QA−21−V1および QA−21−V2の脂肪酸アラビノース部または脂肪酸ラムノース部が加水分解 によって除去され対応するグリコシド断片を生じるQA−17、QA−18、Q A−21、QA−21−V1およびQA−21−V2の少なくとも1種を包含す る化学変性サポニンまたはその分画:またはQA−17、QA−18、QA−2 1、QA−21−V1およびQA−21V2のトリテルペンアルデヒド基がメチ レンァルコールまたはメチレンアミノ基に還元され、かつQA−17、QA−1 8、QA−21、QA−21−V1およびQA−21−V2の脂肪酸アラビノー ス部または脂肪酸アラビノース・ラムノース部が加水分解により除去され対応す るグリコシド断片を生じるQA−17、QA−18、QA−21、QA−21− V1およびQA−21−V2の少なくとも1種を包含する化学変性サポニンまた はその分画である粗製クイラヤ・サポナリア抽出物から得られる化学変性サポニ ンまたはその分画: (b)薬学的活性物質:および随意に (c)薬剤的に許容されるキャリアー。
  2. 2.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアルコールに還元され ているQA−17である請求項1の薬剤組成物。
  3. 3.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアルコールに還元され ているQA−18である請求項1の薬剤組成物。
  4. 4.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアルコールに還元され ているQA−21である請求項1の薬剤組成物。
  5. 5.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアルコールに還元され ているQA−21−V1である請求項1の薬剤組成物。
  6. 6.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアルコールに還元され ているQA−21−V2である請求項1の薬剤組成物。
  7. 7.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアミノ基に還元されて いるQA−17である請求項1の薬剤組成物。
  8. 8.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアミノ基に還元されて いるQA−18である請求項1の薬剤組成物。
  9. 9.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアミノ基に還元されて いるQA−21である請求項1の薬剤組成物。
  10. 10.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアミノ基に還元され ているQA−21−V1である請求項1の薬剤組成物。
  11. 11.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアミノ基に還元され ているQA−21−V2である請求項1の薬剤組成物。
  12. 12.メチレンアミノ基が−CH2N(R)−R′[式中、Rは水素、R′は水 素、C1−8アルキル、C2〜C12アルキルアミノアルキル、アリール、アラ ルキル、C3〜C6シクロアルキル、アリールおよび式:R′′(式中、R′′ は水素、C1−4アルキル、−CH−C02H またはフェニル、ヒドロキシフェニル、インドリル、メルカプト、C1−4アル キルチオ、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ、グアニジノ、イミダゾリルまたは カルバミル置換C1−4アルキル:またはRとR′′が共にピロリジルまたはピ ペリジニル環を形成する)基からなる群から選ばれた請求項7〜11のいづれか 1項の薬剤組成物。
  13. 13.以下を包含する薬学的活性物質の動物の粘膜を通る摂取を促進するための 薬剤組成物: (a)QA−17、QA−18、QA−21、QA−21−V1およびQA−2 1−V2の脂肪酸アラビノース部または脂肪酸アラビノース・ラムノース部が加 水分解により除去され対応するグリコシド断片を与えるQA−17、QA−18 、QA−21、QA−21−V1およびQA−21−V2の少なくとも1種を包 含する化学変性サポニンまたはその分画:またはQA−17、QA−18、QA −21、QA−21−V1およびQA−21−V2のトリテルペンアルデヒド基 がメチレンアルコールまたはメチレンアミノ基に還元され、かつQA−17、Q A−18、QA−21、QA−21−V1およびQA−21−V2の脂肪酸アラ ビノース部または脂肪酸アラビノースーラムノース部が加水分解によって除去さ れ対応するグリコシド断片を生じるQA−17、QA−18、QA−21、QA −21V1およびQA21−V2の少なくとも1種を包含する化学変性サポニン またはその分画である粗製クイラヤ・サポナリア抽出物から得られる化学変性サ ポニンまたはその分画: (b)薬学的活性物質:および随意に、(c)薬剤的に許容されるキャリアー。
  14. 14.サポニンのアルデヒド基またはその分画がメチレンアルコールまたはメチ レンアミノ基に還元されている請求項13の薬剤組成物。
  15. 15.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアルコールに還元さ れているQA−18Hである請求項13の薬剤組成物。
  16. 16.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアルコールに還元さ れているQA−21Hである請求項13の薬剤組成物。
  17. 17.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアルコールに還元さ れているQA−21−V1Hである請求項13の薬剤組成物。
  18. 18.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアルコールに還元さ れているQA−21−V2Hである請求項13の薬剤組成物。
  19. 19.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアミノ基に還元され ているQA−18Hである請求項13の薬剤組成物。
  20. 20.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアミノ基に還元され ているQA−21Hである請求項13の薬剤組成物。
  21. 21.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアミノ基に還元され ているQA−21V1Hである請求項13の薬剤組成物。
  22. 22.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアミノ基に還元され ているQA−21−V2Hである請求項13の薬剤組成物。
  23. 23.メチレンアミノ基が−CH2−N(R)−R′[式中、Rは水素、R′は 水素、C1−8アルキル、C2〜C12アルキルアミノアルキル、アリール、ア ラルキル、C3〜C6シクロアルキル、アリールおよび式:R′′(式中、R′ ′は水素、C1−4アルキル、−CH−CQ2H またはフェニル、ヒドロキシフェニル、インドリル、メルカプト、C1−4アル キルチオ、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ、グァニジノ、イミダゾリルまたは カルバミル置換C1−4アルキル:またはRとR′′が共にピロリジルまたはピ ペリジニル環を形成する)基からなる群から選ばれた請求項19〜22のいづれ か1項の薬剤組成物。
  24. 24.(a)QA−17、QA−48、QA−21、QA−21−V1およびQ A−21−V2のトリテルペンアルデヒド基がメチレンアルコールまたはメチル アミノ基に還元されているQA−17、QA−18、QA−21、QA−21− V1およびQA−21−V2の少なくとも1種を包含する化学変性サポニンまた はその分画:またはQA−17、QA−18、QA−21、QA−21−V1お よびQA−21−V2の脂肪酸アラビノース部または脂肪酸アラビノースーラム ノース部が加水分解により除去され対応するグリコシド断片を与えるQA−17 、QA−18、QA−21、QA−21−V1およびQA−21−V2の少なく とも1種を包含する化学変性サポニンまたはその分画:またはQA−17、QA −18、QA−21、QA−21−V1およびQA−21−V2のトリテルペン アルデヒド基がメチレンアルコールまたはメチレンアミノ基に還元され、かつQ A−17、QA−18、QA−21、QA−21−V1およびQA−21−V2 の脂肪酸アラビノース部または脂肪酸アラビノースーラムノース部が加水分解に よって除去され対応するグリコシド断片を生じるQA−17、QA−18、QA −21、QA−21V1およびQA21−V2の少なくとも1種を包含する学変 性サポニンまたはその分画である粗製クイラヤ・サポナリア抽出物から得られる 化学変性サポニンまたはその分画: (b)薬学的活性物質:および随意に (c)薬剤的に許容されるキャリアー を含む薬剤組成物を動物の粘膜と接触させることを特徴とする動物の粘膜を通る 薬学的活性物質の摂取を促進する方法。
  25. 25.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアルコールに還元さ れているQA−17である請求項24の方法。
  26. 26.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアルコールに還元さ れているQA−21である請求項24の方法。
  27. 27.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアルコールに還元さ れているQA−21−V1である請求項24の方法。
  28. 28.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアルコールに還元さ れているQA−21−V2である請求項24の方法。
  29. 29.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアルコールに還元さ れているQA−17である請求項24の方法。
  30. 30.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアミノ基に還元され ているQA−18である請求項24の方法。
  31. 31.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアミノ基に還元され ているQA−21である請求項24の方法。
  32. 32.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基がメチレンアミノ基に還元され ているQA−21V1である請求項24の方法。
  33. 33.サポニンまたはその分画が、アルデヒド基かメチレンアミノ基に還元され ているQA−21−V2である請求項24の方法。
  34. 34.メチレンアミノ基が−CH2−N(R)一R′[式中、Rは水素、R′は 水素、C1−8アルキル、C2〜C12アルキルアミノアルキル、アリール、ア ラルキル、C3〜C6シクロアルキル、アリールおよび式:R′′(式中、R′ ′は水素、C1−4アルキル、−CH−CO2H またはフェニル、ヒドロキシフエニル、インドリル、メルカプト、C1−4アル キルチオ、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ、グアニジノ、イミダゾリルまたは カルバミル置換C1−4アルキル:またはRとR′′が共にピロリジルまたはピ ペリジニル環を形成する)基からなる群から選ばれた請求項29〜33のいづれ か1項の方法。
  35. 35.(a)QA−17、QA−18、QA−21、QA−21−V1およびQ A−21−V2の脂肪酸アラビノース部または脂肪酸アラビノースーラムノース 部が加水分解で除去され対応するグリコシド断片を与える化学変性サポニンまた はその分画:またはQA−17、QA−18、QA−21、QA−21−V1お よびQA−21−V2のトリテルペンアルデヒド基がメチレンアルコールまたは メチレンアミノ基に還元されるQA−17、QA−18、QA−21、QA−2 1−V1およびQA−21−V2の少なくとも1種を包含しかつQA−17、Q A−18、QA−21、QA−21−V1およびQA−21−V2の脂肪酸アラ ビノース部または脂肪酸アラビノースーラムノース部が加水分解により除去され 対応するグリコシド断片を与えるQA−17、QA−18、QA−21、QA− 21−V1およびQA−21−V2の少なくとも1種を包含する化学変性サポニ ンまたはその分画である粗製クイラヤ・サポナリア抽出物から得られる化学変性 サポニンまたはその分画: (b)薬学的活性物質:および随意に (c)薬剤的に許容されるキャリアー を含む薬剤組成物を動物の粘膜と接触させることを特徴とする動物の粘膜を通る 薬学的活性物質の摂取を促進する方法。
  36. 36.化学変性サポニンまたはその分画のトリテルペンアルデヒド基がメチレン アルコールまたはメチレンアミノ基に還元される請求項35の方法。
  37. 37.アルデヒドが式−CH2−NH−R(式中、Rは水素、C1−8アルキル 、C2〜C12アルキルアミノアルキル、アリル、アラルキル、C3〜C6シク ロアルキルおよびアリールからなる群から選ばれる)を有するメチレンアミノ基 に還元される請求項35の方法。
  38. 38.粘膜が結膜、鼻咽頭、咽頭、膣、結腸、尿道、膀胱または腸に存在するも のである請求項24または35の方法。
  39. 39.薬剤組成物が動物の眼球投与により前記膜と接触する請求項24または3 5の方法。
  40. 40.薬剤組成物が動物の鼻腔投与により前記膜と接触する請求項24または3 5の方法。
  41. 41.薬剤組成物が動物の舌下投与により前記膜と接触する請求項24または3 5の方法。
  42. 42.薬剤組成物が動物の経膣投与により前記膜と接触する請求項24または3 5の方法。
  43. 43.薬剤組成物が動物の口腔投与により前記膜と接触する請求項24または3 5の方法。
  44. 44.トリテルペンアルデヒド基がメチレンアルコールに還元されているサポニ ンQA−17またはサポニンQA−17を含有する粗クイラヤ・サポナリア抽出 物から得られる分画。
  45. 45.トリテルペンアルデヒド基がメチレンアルコールに還元されているサポニ ンQA−18またはサポニンQA−18を含有する粗クイラヤ・サポナリア抽出 物から得られる分画。
  46. 46.トリテルペンアルデヒド基がメチレンアルコールに還元されているサポニ ンQA−18HまたはサポニンQA−18Hを含有する粗クイラヤ・サポナリア 抽出物から得られる分画。
  47. 47.トリテルペンアルデヒド基がメチレンアルコールに還元されているサポニ ンQA−21またはサポニンQA−21を含有する粗クイラヤ・サポナリア抽出 物から得られる分画。
  48. 48.トリテルベンアルデヒド基がメチレンアルコールに還元されているQA− 21HまたはサポニンQA−21Hを含有する粗クイラヤ・サポナリア抽出物か ら得られる分画。
  49. 49.トリテルペンアルデヒド基がメチレンアルコールに還元されているサポニ ンQA−21−V1またはサポニンQA−21−V1を含有する粗クイラヤ・サ ポナリア抽出物から得られる分画。
  50. 50.トリテルペンアルデヒド基がメチレンアルコールに還元されているサポニ ンQA−21−V1またはサポニンQA−21−V2を含有する粗クイラヤ・サ ポナリア抽出物から得られる分画。
  51. 51.トリテルペンアルデヒド基がメチレンアミノ基に還元されているサポニン QA−17またはサポニンQA−17を含有する粗クイラヤ・サポナリア抽出物 から得られる分画。
  52. 52.トリテルペンアルデヒド基がメチレンアミノ基に還元されているサポニン QA−18またはサポニンQA−18を含有する粗クイラヤ・サポナリア抽出物 から得られる分画。
  53. 53.トリテルベンアルデヒド基がメチレンアミノ基に還元されているサポニン QA−18HまたはサポニンQA−18Hを含有する粗クイラヤ・サポナリア抽 出物から得られる分画。
  54. 54.トリテルペンアルデヒド基がメチレンアミノ基に還元されているサポニン QA−21またはサポニンQA−21を含有する粗クイラヤ・サポナリア抽出物 から得られる分画。
  55. 55.トリテルペンアルデヒド基がメチレンアミノ基に還元されているサポニン QA−21HまたはサポニンQA−21Hを含有する粗クイラヤ・サポナリア抽 出物から得られる分画。
  56. 56.トリテルペンアルデヒド基がメチレンアミノ基に還元されているサポニン QA−21−V1またはサポニンQA−21−V1を含有する粗クイラヤ・サポ ナリア抽出物から得られる分画。
  57. 57.トリテルペンアルデヒド基がメチレンアミノ基に還元されているサポニン QA−21−V2またはサポニンQA−21−V2を含有する粗クイラヤ・サポ ナリア抽出物から得られる分画。
  58. 58.メチレンアミノ基が−CH2−N(R)−R′[式中、Rは水素であり: R′は水素、C1−6アルキル、C2〜C12アルキルアミノアルキル、アリー ル、アラルキル、C3〜C6シクロアルキル、アリールおよび式:R′′(式中 、R′′は水素、C1−4アルキル、−CH−CO2H またはフェニル、ヒドロキシフェニル、インドリル、メルカプト、C1−4アル キルチオ、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ、グアニジノ、イミダゾリルまたは カルバミル置換C1−4アルキル:またはRとR′′が共にピロリジルまたはピ ペリジニル環を形成する)基からなる群から選ばれた請求項51〜57のいづれ かに記載のサポニン。
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