JPS62126135A - 経鼻投与用grf製剤 - Google Patents
経鼻投与用grf製剤Info
- Publication number
- JPS62126135A JPS62126135A JP60265820A JP26582085A JPS62126135A JP S62126135 A JPS62126135 A JP S62126135A JP 60265820 A JP60265820 A JP 60265820A JP 26582085 A JP26582085 A JP 26582085A JP S62126135 A JPS62126135 A JP S62126135A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grf
- preparation
- administration
- solution
- skeleton
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は成長ホルモン放出因子(GRF:G rowt
h Hormone Releasing F act
or)およびステロイド骨格またはトリテルペン骨格を
持つ界面活性剤を含有する経鼻投与製剤に関する。
h Hormone Releasing F act
or)およびステロイド骨格またはトリテルペン骨格を
持つ界面活性剤を含有する経鼻投与製剤に関する。
GRFが生体内で成長ホルモンCGH:Growth
Hormone)放出活性を示すことは公知であり(例
えばL ancet、土、 24−28.(1983)
)、臨床医学(人類医学および獣医学双方)において診
断または治療の目的で一時的または長期的な投与が期待
されている。
Hormone)放出活性を示すことは公知であり(例
えばL ancet、土、 24−28.(1983)
)、臨床医学(人類医学および獣医学双方)において診
断または治療の目的で一時的または長期的な投与が期待
されている。
GRFはペプタイドであることから、従来主として注射
剤として投与が行われている。
剤として投与が行われている。
しかしながら、注射剤による投与は苦痛を伴い、不便で
あるため、簡便な投与法として鼻腔内投与が検討されて
いるが(第7回 国際内分泌学会 抄録集 P1415
(1984)) 、吸収率が低いため、大量のGRF
を用いなければ血液中のGHの上昇が得られないという
問題があり、実用化には到っていない。
あるため、簡便な投与法として鼻腔内投与が検討されて
いるが(第7回 国際内分泌学会 抄録集 P1415
(1984)) 、吸収率が低いため、大量のGRF
を用いなければ血液中のGHの上昇が得られないという
問題があり、実用化には到っていない。
本発明者らは、このような観点からGRFを安全にかつ
頻回に投与できるように、経鼻投与製剤について、鋭意
検討した結果、ステロイド骨格またはトリテルペン骨格
を持つ界面活性剤を添加することによりGRFは鼻腔粘
膜から速やかに吸収されGH放出が促進されることを見
出し、本発明を完成した。
頻回に投与できるように、経鼻投与製剤について、鋭意
検討した結果、ステロイド骨格またはトリテルペン骨格
を持つ界面活性剤を添加することによりGRFは鼻腔粘
膜から速やかに吸収されGH放出が促進されることを見
出し、本発明を完成した。
GRFはGH放出活性を示すペブタイドであり、アミノ
酸数が44.40.37または29から成る数種類のベ
ブタイドそれぞれについて活性が認められているが、本
発明に用いる場合はいずれでもよく、またこれらの混合
物でもよい。
酸数が44.40.37または29から成る数種類のベ
ブタイドそれぞれについて活性が認められているが、本
発明に用いる場合はいずれでもよく、またこれらの混合
物でもよい。
経鼻投与とは鼻腔粘膜から薬物を吸収せしめようとする
投与形態であり、具体的には例えば水溶液を鼻腔粘膜に
噴霧することにより行われる。したがって、本発明の製
剤の形態は鼻腔内にスプレーできるように液剤であるこ
とが便利であるが、保存安定性の面から凍結乾燥粉末と
し、用時溶解液に溶解して使用してもよい。その他、懸
濁液、ゲルまたは粉末でもよく特に限定されない。
投与形態であり、具体的には例えば水溶液を鼻腔粘膜に
噴霧することにより行われる。したがって、本発明の製
剤の形態は鼻腔内にスプレーできるように液剤であるこ
とが便利であるが、保存安定性の面から凍結乾燥粉末と
し、用時溶解液に溶解して使用してもよい。その他、懸
濁液、ゲルまたは粉末でもよく特に限定されない。
GRFの製剤中含量は、例えば水溶液あるいは懸濁液中
において通常0.01〜IOW/V%であるのが好まし
いが、本発明はGRFの含量によって特に限定されるも
のではない。
において通常0.01〜IOW/V%であるのが好まし
いが、本発明はGRFの含量によって特に限定されるも
のではない。
界面活性剤は天然から得られるものであっても人工合成
によって得られるものでもよいが、ステロイド骨格また
はトリテルペン骨格を持つ化合物が好ましく、例えば、
サポニン、胆汁酸塩、あるいはスクアレンなどが挙げら
れる。
によって得られるものでもよいが、ステロイド骨格また
はトリテルペン骨格を持つ化合物が好ましく、例えば、
サポニン、胆汁酸塩、あるいはスクアレンなどが挙げら
れる。
サポニンはステロイドあるいはトリテルペノイドを非糖
部とするオリゴ配糖体であり、糖成分はグルコース、ガ
ラクトース、ペントース、メチルペントース、アラビノ
ース、グルクロン酸等が挙げられる。
部とするオリゴ配糖体であり、糖成分はグルコース、ガ
ラクトース、ペントース、メチルペントース、アラビノ
ース、グルクロン酸等が挙げられる。
胆汁酸塩は、例えば、コール酸、グリココール酸、タウ
ロコール酸、デオキシコール酸、デヒドロコール酸等の
アルカリ金属塩などが含まれる。
ロコール酸、デオキシコール酸、デヒドロコール酸等の
アルカリ金属塩などが含まれる。
界面活性剤は単独で使用されてもよいし、二種類以上を
組み合わせて用いてもよい。製剤に対する界面活性剤の
含量は、例えば、水溶液あるいは懸濁液中において通常
0.01〜50W/V%、より好ましくは0.01〜3
0W/V%である。
組み合わせて用いてもよい。製剤に対する界面活性剤の
含量は、例えば、水溶液あるいは懸濁液中において通常
0.01〜50W/V%、より好ましくは0.01〜3
0W/V%である。
本発明のGRF!jiil剤のpHは液剤(溶液、:懸
濁液またはゲル)の場合、通常2以上であるが、安定性
の面からは2〜7が好ましい。
濁液またはゲル)の場合、通常2以上であるが、安定性
の面からは2〜7が好ましい。
本発明の製剤は、公知の手段に従って任意の順序で所要
成分を混合、溶解、懸濁あるいは乳化することによって
製造できる。例えばGRFおよび一種類以上の界面活性
剤を水に溶解することによって得られる。この際、薬学
上許容される緩衝剤、安定化剤、保存剤、溶解補助剤、
p H調整剤、等張化剤などを必要に応じて加えること
ができる。
成分を混合、溶解、懸濁あるいは乳化することによって
製造できる。例えばGRFおよび一種類以上の界面活性
剤を水に溶解することによって得られる。この際、薬学
上許容される緩衝剤、安定化剤、保存剤、溶解補助剤、
p H調整剤、等張化剤などを必要に応じて加えること
ができる。
さらに凍結乾燥などにより固体状の製剤を得ることも可
能である。
能である。
以下に実施例および実験例を示すが、本発明がこれらに
限定されるものではない。
限定されるものではない。
実施例1
G RF (1−44) 2■を蒸留水5mlに溶解
し、この水?容液にコール酸ナトリウム 100■を加
え、経鼻投与用GRF製剤を得た。
し、この水?容液にコール酸ナトリウム 100■を加
え、経鼻投与用GRF製剤を得た。
実施例2
pH5の酢酸−酢酸ナトリウム緩衝?&5mlにG R
F (1−44) 5 mgを溶解し、さらにタウロコ
ール酸ナトリウム100■を添加した。この混合液を凍
結乾燥し、用時溶解型の経鼻投与用GRF製剤を得た。
F (1−44) 5 mgを溶解し、さらにタウロコ
ール酸ナトリウム100■を添加した。この混合液を凍
結乾燥し、用時溶解型の経鼻投与用GRF製剤を得た。
実施例3
G RF (1−29) 0.2mgをリン酸緩衝液
(1)H5)1mlに?容解し、グリココール酸ナトリ
ウムlO■を添加、熔解し、経鼻投与用水溶液とした。
(1)H5)1mlに?容解し、グリココール酸ナトリ
ウムlO■を添加、熔解し、経鼻投与用水溶液とした。
実施例4
G RF (1−29) 1 +ngをサポニン50
+ngを含むグリシン緩衝ン夜(pH3)5mlに)容
解し、経鼻投与用水溶液とした。
+ngを含むグリシン緩衝ン夜(pH3)5mlに)容
解し、経鼻投与用水溶液とした。
実験例1
ウィスター系雄性ラット(体重200〜300g)をペ
ンドパルビタール腹腔内注射により麻酔した。実施例3
および4で作成した経鼻投与用GRF製剤をO,1ml
/kgの容量で鼻腔内にマイフロピペントで投与した。
ンドパルビタール腹腔内注射により麻酔した。実施例3
および4で作成した経鼻投与用GRF製剤をO,1ml
/kgの容量で鼻腔内にマイフロピペントで投与した。
その後あらかじめ頚静脈に挿入したカニユーレから経時
的に採血を行い、血齋中のラット成長ホルモン(rGH
)の濃度をRIA法により定量した。
的に採血を行い、血齋中のラット成長ホルモン(rGH
)の濃度をRIA法により定量した。
なお、比較のために、界面活性剤を含有しないG RF
(1−29)を生理食塩液に溶解した水溶液および非
イオン性界面活性剤を添加<IW/V%)した水溶液を
用いて同様の実験を行った。
(1−29)を生理食塩液に溶解した水溶液および非
イオン性界面活性剤を添加<IW/V%)した水溶液を
用いて同様の実験を行った。
結果を表1に示す。なお各値はラット3〜5匹の平均値
で示した。
で示した。
Claims (2)
- (1)ステロイド骨格またはトリテルペン骨格を持つ界
面活性剤を含有することを特徴とする経鼻投与用GRF
製剤。 - (2)界面活性剤がサポニンまたは胆汁酸塩である特許
請求の範囲第1項記載の経鼻投与用GRF製剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60265820A JPS62126135A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 経鼻投与用grf製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60265820A JPS62126135A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 経鼻投与用grf製剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62126135A true JPS62126135A (ja) | 1987-06-08 |
Family
ID=17422508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60265820A Pending JPS62126135A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 経鼻投与用grf製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62126135A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU618547B2 (en) * | 1987-07-30 | 1992-01-02 | Pierrel S.P.A. | Pharmaceutical composition for intranasal administration comprising gh-releasing hormone, a cholinergic agonist and in case a bile salt |
US5273965A (en) * | 1992-07-02 | 1993-12-28 | Cambridge Biotech Corporation | Methods for enhancing drug delivery with modified saponins |
US5650398A (en) * | 1992-07-02 | 1997-07-22 | Cambridge Biotech Corporation | Drug delivery enhancement via modified saponins |
-
1985
- 1985-11-25 JP JP60265820A patent/JPS62126135A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU618547B2 (en) * | 1987-07-30 | 1992-01-02 | Pierrel S.P.A. | Pharmaceutical composition for intranasal administration comprising gh-releasing hormone, a cholinergic agonist and in case a bile salt |
US5273965A (en) * | 1992-07-02 | 1993-12-28 | Cambridge Biotech Corporation | Methods for enhancing drug delivery with modified saponins |
US5443829A (en) * | 1992-07-02 | 1995-08-22 | Cambridge Biotech Corporation | Modified saponins isolated from Quillaja saponaria |
US5650398A (en) * | 1992-07-02 | 1997-07-22 | Cambridge Biotech Corporation | Drug delivery enhancement via modified saponins |
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