JPH0750851B2 - 衛星放送テレビ受信機のチューナ回路 - Google Patents

衛星放送テレビ受信機のチューナ回路

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JPH0750851B2
JPH0750851B2 JP62264649A JP26464987A JPH0750851B2 JP H0750851 B2 JPH0750851 B2 JP H0750851B2 JP 62264649 A JP62264649 A JP 62264649A JP 26464987 A JP26464987 A JP 26464987A JP H0750851 B2 JPH0750851 B2 JP H0750851B2
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安繁 叶内
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は衛星放送テレビ受信機のチューナ回路に関する
もので、特に、段間複同調回路と局部発振回路の設定と
構成をより簡略化したものである。
「従来の技術」 一般に、衛星放送テレビ受信機は、通常の地上放送テレ
ビ受信機の前段にアダプタとしてのチューナ回路が結合
される。
このチューナ回路について説明すると、パラボラアンテ
ナで11GHz帯と4GHz帯の衛星放送信号を受信すると、コ
ンバータで、950〜1450MHz帯の第1の中間周波(IF)信
号に変換し、この第1のIF信号は増幅回路で増幅され、
段間複同調回路からなるプリセレクタ回路で所定の周波
数の信号を選択してミクサ回路に送り、このミクサ回路
では局部発振回路の局部発振信号と混合し、134.26MHz
の第2の中間周波(IF)信号を得、これを増幅回路で増
幅した後、ローパスフィルタ(LPF)回路を経てさらに
増幅回路で増幅し、通常のテレビ受信機の復調回路へと
送られる。
しかるに、通常のテレビ受信機のUHFチューナ回路の複
同調回路や局部発振回路では、同調コイルは、周波数が
高いので、第3図に示すように、銅板をコ字形や棒状に
打ち抜いたマイクロストリップライン(16)…をプリン
ト基板(17)の貫通孔(18)…に差し込み、半田等で固
着してなるものである。このとき、段間複同調回路と局
部発振回路の共振周波数は一方がλ/4のときは他方もλ
/4、一方がλ/2のときは他方もλ/2と揃えていた。
「発明が解決しようとする問題点」 マイクロストリップラインは、周波数が低い場合は長
く、高くなるに従い短かくなるが、従来のように、銅板
を打ち抜いたものでは、周波数が高くて長さの短かいも
のでは、小型化が可能であるが調整が複雑になり、逆に
周波数が低くて長さの長いものでは、調整が容易である
が、大型化する。また、プリント基板への固着の際、半
田のわずかな量のちがいや、プリント基板からわずかに
浮き上ったりすると、周波数特性が変化してしまうとい
う問題があった。
「問題点を解決するための手段」 本発明は上述のような問題点を解決するためになされた
もので、パラボラアンテナで受信した衛星放送信号をコ
ンバータで第1のIF信号に変換した後、プリセレクタ回
路に同調電圧を印加して所定の周波数の信号を抽出し、
この信号に、局部発振回路の局部発振信号を混合して第
2のIF信号に変換するようにした回路において、前記プ
リセレクタ回路を構成する複同調回路の1次側と2次側
の共振インダクタをλ/4に設定し、前記局部発振回路の
共振インダクタをλ/2に設定し、前記複同調回路の1次
側と2次側の共振インダクタを共振ラインで結合し、こ
れら共振しインダクタと共振ラインをマイクロストリッ
プラインによりプリント基板上にパターン化により形成
してなるものである。
「作用」 パラボラアンテナで11GHz帯と4GHz帯の衛星放送信号を
受信すると、コンバータで950〜1450MHzの第1のIF信号
に変換され、プリセレクタ回路では、同調電圧に対応し
た周波数の信号が選択され、この信号はミクサ回路で局
部発振信号と混合されて134.26MHzの第2のIF信号を
得、この信号は第2IF用増幅回路で増幅される。このと
き、前記プリセレクタと局部発振回路の共振イダクタ
は、プリント基板に直接マイクロストリップラインをパ
ターン化して形成したので、極めて正確な周波数の第2
のIF信号に変換される。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第2図において、(1)はパラボラアンテナで、このパ
ラボラアンテナ(1)はコンバータ(2)を介してチュ
ーナ回路(3)の入力端子(4)に結合されている。こ
の入力端子(4)は第1IF用増幅回路(5)、プリセレ
クタ回路(6)を介してミクサ回路(7)に結合され、
また、このミクサ回路(7)には局部発振回路(8)と
発振信号増幅回路(9)が結合されている。このミクサ
回路(7)の出力側には、第2IF用の初段増幅回路(1
1)、ローパスフィルタ(LPF)回路(12)、第2IF用の
2段増幅回路(13)を介して出力端子(14)が結合され
ている。また、前記第2IF用の初段増幅回路(11)には
自動利得制御(AGC)回路(10)が結合されている。前
記発振信号増幅回路(9)の出力側には第2IF信号(13
4.26MHz)のずれ検出用1/2分周回路(15)が結合されて
いる。
前記プリセレクタ回路(6)を構成する複同調回路は、
第1図に示すように、マイクロストリップライン(16
a)(16b)(16c)(16d)(16h)、可変容量ダイオー
ド(19)(20)の他に、抵抗(21)(22)、コンデンサ
(23)(24)(25)(26)(27)(28)(29)からな
る。このうち、前記マイクロストリップライン(16a)
(16b)(16c)(16d)(16h)は共振インダクタを形成
するため、λ/4共振となる長さとなるようにプリント基
板(17)上に直接パターン化して印設されるとともに、
1次側(16a)(16b)と2次側(16c)の結合をそれぞ
れの共振ライン(16h)のある適当な位置からパターン
で結合する。またミクサ回路(7)のコイルもマイクロ
ストリップライン(16e)(16f)(16g)をプリント基
板(17)上に直接印設する。
なお、(30)は、同調電圧入力端子、(31)は信号入力
端子、(32)は局部発振信号入力端子、(33)は134.26
MHzの第2IF信号出力端子である。
前記局部発振回路(8)はλ/2の共振信号を発振するも
ので、第1図に示すように、マイクロストリップライン
からなる共振インダクタ(16i)の両端に、温度補償用
のコンデンサ(34)(35)を結合し、一方のコンデンサ
(34)には抵抗(36)を介して同調電圧入力端子(37)
を結合するとともに、可変容量ダイオード(38)を結合
する。その他、トランジスタ(39)、抵抗(40)(41)
(42)(43)、コンデンサ(44)(45)(46)(47)
(48)(49)(50)(51)で構成されている。また、前
記発振信号増幅回路(9)はピックアップ用インダクタ
(52)、トランジスタ(53)(54)、抵抗(55)(56)
(57)(58)、コンデンサ(59)(60)(61)(62)で
構成されている。(63)は前記ミクサ回路(7)への出
力端子である。
つぎに本発明の作用を説明する。
パラボラアンテナ(1)で11GHz帯と4GHz帯の衛星放送
信号を受信すると、コンバータ(2)で、950〜1450MHz
帯の第1の中間周波(IF)信号に変換してチューナ回路
(3)の入力端子(4)に入力する。この入力端子
(4)に入力した第1のIFし号は第1IF用の増幅回路
(5)で増幅され、プリセレクタ回路(6)では、同調
電圧入力端子(30)からの電圧に対応した所定周波数の
信号を選択してミクサ回路(7)に送られる。このミク
サ回路(7)では発振回路(8)と発振信号増幅回路
(9)を介して送られてきたλ/2の局部発振信号と混合
し、134.26MHzの第2の中間周波(IF)信号が出力す
る。この第2のIF信号は第1IF用の初段増幅回路(11)
で増幅されるが、このときAGC回路(10)からのAGC電圧
で所定の利得に制御される。その後、ローパスフィルタ
(LPF)回路(1)を経て第2IF用の2段増幅回路(13)
で増幅され、この134.26MHzの第2のIF信号は、出力端
子(14)を経て通常のテレビ受信機の復調回路へと送ら
れる。
「発明の効果」 本発明は上述のように、マイクロストリップラインで共
振インダクタを形成するに際し、段間の複同調回路には
λ/4共振を用い、局部発振回路にはλ/2共振を用いたの
で、調整の容易さと小型化という特徴を合せ持つ回路を
構成できる。またプリント基板に直接パターン化して形
成し、1次側と2次側の結合をそれぞれの共振ラインの
ある適当な位置からパターンで結合したことにより、希
望の選択度(帯域幅)が得られ、なおかつイメージ妨害
についても最良値が選択できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるチューナ回路中のプリセレクタ回
路と局部発振回路の一実施例を示す電気回路図、第2図
は衛星放送テレビ受信機のチューナ回路のブロック図、
第3図は従来のマイクロストリップラインの斜視図であ
る。 (1)……パラボラアンテナ、(2)……コンバータ、
(3)……チューナ回路、(4)……入力端子、(5)
……増幅回路、(6)……プリセレクタ回路、(7)…
…ミクサ回路、(8)……発振回路、(9)……発振信
号増幅回路、(10)……AGC回路、(11)……第2IF用初
段増幅回路、(12)……LPF回路、(13)……第2IF用2
段増幅回路、(14)……出力端子、(16)(16a)〜(1
6i)……マイクロストリップライン、(17)……プリン
ト基板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パラボラアンテナで受信した衛星放送信号
    をコンバータで第1のIF信号に変換した後、プリセレク
    タ回路に同調電圧を印加して所定の周波数の信号を抽出
    し、この信号に、局部発振回路の局部発信信号を混合し
    て第2のIF信号に変換するようにした回路において、 前記プリセレクタ回路を構成する複同調回路の1次側と
    2次側の共振インダクタをλ/4に設定し、前記局部発振
    回路の共振インダクタをλ/2に設定し、 前記複同調回路の1次側と2次側の共振インダクタを共
    振ラインで結合し、 これら共振インダクタと共振ラインをマイクロストリッ
    プラインによりプリント基板上にパターン化により形成
    してなることを特徴とする衛星放送テレビ受信機のチュ
    ーナ回路。
JP62264649A 1987-10-20 1987-10-20 衛星放送テレビ受信機のチューナ回路 Expired - Lifetime JPH0750851B2 (ja)

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JPS5547763A (en) * 1978-10-02 1980-04-04 Nec Corp Electronic call meter unit
JPS6042481U (ja) * 1983-08-31 1985-03-26 三井造船株式会社 エレクトロスラグ溶接機のノズルの保持構造

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