JP3430846B2 - 衛星放送受信機 - Google Patents

衛星放送受信機

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JP3430846B2
JP3430846B2 JP06766297A JP6766297A JP3430846B2 JP 3430846 B2 JP3430846 B2 JP 3430846B2 JP 06766297 A JP06766297 A JP 06766297A JP 6766297 A JP6766297 A JP 6766297A JP 3430846 B2 JP3430846 B2 JP 3430846B2
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紀顕 大本
芳和 林
裕史 阿座上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星放送受信機の
選局回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放送衛星を利用した衛星放送では映像信
号を周波数変調して伝送するFM方式を用いて伝送して
いる。この場合、日本に割り当てられているのは8チャ
ンネルである。また通信衛星を利用した衛星放送では同
じくFM方式を用いたものとQPSK方式を用いたもの
とがある。通信衛星の場合では、そのチャンネル数は放
送衛星に比べて格段に多く、24チャンネルにも及ぶ。
今後衛星の能力が向上すれば、さらに多チャンネル化が
進むと思われる。
【0003】このような衛星放送の受信には図19に示
すように、衛星放送受信用アンテナより入力される第1
中間周波信号から希望する周波数変調波を所定の第2中
間周波信号に周波数変換を施し、弾性表面波フィルタ
(SAW BPF)によるチャンネルフィルタ14で,
その希望するチャンネルの変調波1波を抜き取って、復
調器15によって復調を行っていた。図19に示すよう
に、入力端子9から入力された第1中間周波信号は第1
中間周波増幅器10で増幅された後、可変同調バンドパ
スフィルタ11によって受信信号を大まかに選択した後
に前置可変減衰器12を介して、周波数変換器13に入
力され、第2中間周波信号に周波数変換される。その周
波数変換に用いる局部発振信号はPLL周波数シンセサ
イザー17で安定化しており、局部発振回路16の発振
周波数は高精度に安定化されている。
【0004】さて、可変同調バンドパスフィルタ11
は、周波数変換器13などにおいて歪みが生じて、相互
変調妨害が生じないようにするものである。この機能は
入力された多数の信号から大まかに受信信号を選択し、
受信信号を数波に制限することで実現している。受信チ
ャンネルの周波数帯域幅は30MHz程度であり、その
周波数間隔は30MHzから40MHz程度であるの
で、可変同調バンドパスフィルタ11の帯域幅は、60
MHzから80MHz程度で、選択する受信信号の周波
数にその中心周波数が一致していることが望ましい。
【0005】また、帯域特性は出来るだけ平坦であるこ
とが望ましい。このフィルタは近年、構成が簡単で小型
かつ安価なため、マイクロストリップラインによるカッ
プルドラインを用いたバンドパスフィルタによって構成
されることが一般的であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなバンドパスフィルタは、段間結合に容量性結合を用
いた場合が多く、その結合度は周波数が高くなるほど大
きくなる。そのためにフィルタの帯域幅は周波数が高く
なるほど広くなる。この様子を示したフィルタの帯域幅
の測定例を図20に示す。
【0007】図20に示すように3dB帯域幅で比較す
ると、高域の帯域幅は、低域のそれに比べて約2倍にな
っている。ディジタル衛星放送においては、変調方式は
QPSKなどの位相変調を用いるようになり、歪み特性
に対する特性はアナログ方式であるFM方式に比べ高く
なっている。しかしながら入力されるチャンネル数は多
くなり、入力帯域幅は従来に比べ、相当広くなってい
る。広帯域化によって、バンドパスフィルタの低域での
帯域幅と高域でのそれとの比は拡大することになる。低
域で充分な帯域幅を確保すると高域では、帯域幅が広す
ぎることになり相互変調妨害が生じやすくなるという課
題が生じてきた。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の衛星放送受信機は、第一中間周波信号を入
力して帯域制限する可変同調帯域通過フィルタと選局の
ための局部発振信号の周波数を安定化するPLL周波数
シンセサイザーとを備え、第一中間周波信号がその第一
中間周波帯域の中央近辺においては、可変同調帯域通過
フィルタの同調周波数をその可変同調帯域通過フィルタ
の中心周波数になるように設定し、さらに局部発振信号
の周波数を可変同調帯域通過フィルタの中心周波数に第
二中間周波数を加えた周波数になるように設定し、また
第一中間周波信号がその第一中間周波帯域の端点近辺に
おいては、局部発振信号の周波数を可変同調帯域通過フ
ィルタの端点近辺の周波数に第二中間周波数を加えた周
波数になるように設定することを特徴としたものであ
る。
【0009】本発明によれば、3次歪みは、可変同調帯
域通過フィルタの中央ほど強く発生し、その端点付近で
は軽減されるので、相互変調妨害の対する特性が改善さ
れる作用を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、第一中間周波信号を入力して帯域制限する可変同調
帯域通過フィルタと、選局のための局部発振信号の周波
数を安定化するPLL周波数シンセサイザーとを備え、
第一中間周波信号がその第一中間周波帯域の中央近辺に
おいては、前記可変同調帯域通過フィルタの同調周波数
をその前記可変同調帯域通過フィルタの中心周波数にな
るように設定し、局部発振信号の周波数を前記可変同調
帯域通過フィルタの中心周波数に第二中間周波数を加え
た周波数になるように設定し、第一中間周波信号がその
第一中間周波帯域の端点近辺においては、局部発振信号
の周波数を前記可変同調帯域通過フィルタの端点近辺の
周波数に第二中間周波数を加えた周波数になるように設
定することを特徴としたものであり、3次歪みは、可変
同調帯域通過フィルタの中央ほど強く発生しないので相
互変調妨害の対する特性が改善される作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、第一中間周波信
号を入力して帯域制限する同調回路を容量性素子で結合
された可変同調帯域通過フィルタと、選局のための局部
発振信号の周波数を安定化するPLL周波数シンセサイ
ザーとを備え、第一中間周波信号がその第一中間周波帯
域の低域側端点近辺においては、前記可変同調帯域通過
フィルタの同調周波数をその前記可変同調帯域通過フィ
ルタの中心周波数になるように設定し、局部発振信号の
周波数を前記可変同調帯域通過フィルタの中心周波数に
第二中間周波数を加えた周波数になるように設定し、第
一中間周波信号がその第一中間周波帯域の高域側端点近
辺においては、局部発振信号の周波数を前記可変同調帯
域通過フィルタの高域側端点近辺の周波数に第二中間周
波数を加えた周波数になるように設定することを特徴と
したものであり、3次歪みは、可変同調帯域通過フィル
タの中央ほど強く発生しないので相互変調妨害の対する
特性が改善される作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、第一中間周波信
号を入力して帯域制限する同調回路を容量性素子で結合
された可変同調帯域通過フィルタと、選局のための局部
発振信号の周波数を安定化するPLL周波数シンセサイ
ザーとを備え、第一中間周波信号がその第一中間周波帯
域の低域側端点近辺においては、前記可変同調帯域通過
フィルタの同調周波数をその前記可変同調帯域通過フィ
ルタの中心周波数になるように設定し、局部発振信号の
周波数を前記可変同調帯域通過フィルタの中心周波数に
第二中間周波数を加えた周波数になるように設定し、第
一中間周波信号がその第一中間周波帯域の高域側端点近
辺においては、局部発振信号の周波数を可変同調帯域通
過フィルタの低域側端点近辺の周波数に第二中間周波数
を加えた周波数になるように設定することを特徴とした
ものであり、3次歪みは、可変同調帯域通過フィルタの
中央ほど強く発生しないので相互変調妨害の対する特性
が改善される作用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、同調回路を容量
性素子で結合された可変同調帯域通過フィルタと受信信
号帯域の高い周波数側の帯域のすぐ外側に極を有するト
ラップ回路とで構成される第一中間周波信号を入力して
帯域制限するフィルタと、選局のための局部発振信号の
周波数を安定化するPLL周波数シンセサイザーとを備
え、第一中間周波信号がその第一中間周波帯域の低域側
端点近辺においては、前記可変同調帯域通過フィルタの
同調周波数をその前記可変同調帯域通過フィルタの中心
周波数になるように設定し、局部発振信号の周波数を前
記可変同調帯域通過フィルタの中心周波数に第二中間周
波数を加えた周波数になるように設定し、また第一中間
周波信号がその第一中間周波帯域の高域側端点近辺にお
いては、局部発振信号の周波数を前記可変同調帯域通過
フィルタの低域側端点近辺の周波数に第二中間周波数を
加えた周波数になるように設定することを特徴としたも
のであり、3次歪みは、可変同調帯域通過フィルタの中
央ほど強く発生しないので相互変調妨害の対する特性が
改善される作用を有する。また受信周波数の高域端で
は、トラップ回路によって、可変同調帯域通過フィルタ
の帯域幅が狭められるので、3次歪みは軽減される。
【0014】請求項5に記載の発明は、第一中間周波信
号を入力して帯域制限する同調回路を誘導性素子で結合
された可変同調帯域通過フィルタと、選局のための局部
発振信号の周波数を安定化するPLL周波数シンセサイ
ザーとを備え、第一中間周波信号がその第一中間周波帯
域の高域側端点近辺においては、前記可変同調帯域通過
フィルタの同調周波数をその前記可変同調帯域通過フィ
ルタの中心周波数になるように設定し、さらに局部発振
信号の周波数を可変同調帯域通過フィルタの中心周波数
に第二中間周波数を加えた周波数になるように設定し、
また第一中間周波信号がその第一中間周波帯域の低域側
端点近辺においては、局部発振信号の周波数を前記可変
同調帯域通過フィルタの低域側端点近辺の周波数に第二
中間周波数を加えた周波数になるように設定することを
特徴としたものであり、3次歪みは、可変同調帯域通過
フィルタの中央ほど強く発生しないので相互変調妨害の
対する特性が改善される作用を有する。
【0015】請求項6に記載の発明は、第一中間周波信
号を入力して帯域制限する同調回路を誘導性素子で結合
された可変同調帯域通過フィルタと、選局のための局部
発振信号の周波数を安定化するPLL周波数シンセサイ
ザーとを備え、第一中間周波信号がその第一中間周波帯
域の高域側端点近辺においては、前記可変同調帯域通過
フィルタの同調周波数を前記その可変同調帯域通過フィ
ルタの中心周波数になるように設定し、局部発振信号の
周波数を前記可変同調帯域通過フィルタの中心周波数に
第二中間周波数を加えた周波数になるように設定し、ま
た第一中間周波信号がその第一中間周波帯域の低域側端
点近辺においては、局部発振信号の周波数を可変同調帯
域通過フィルタの高域側端点近辺の周波数に第二中間周
波数を加えた周波数になるように設定することを特徴と
したものであり、3次歪みは、可変同調帯域通過フィル
タの中央ほど強く発生しないので相互変調妨害の対する
特性が改善される作用を有する。
【0016】請求項7に記載の発明は、第一中間周波信
号を入力して帯域制限する同調回路を容量性素子と誘導
性素子の両方で結合された可変同調帯域通過フィルタで
構成されるフィルタが、選局のための局部発振信号の周
波数を安定化するPLL周波数シンセサイザーとを備
え、第一中間周波信号がその第一中間周波帯域の中央近
辺においては、前記可変同調帯域通過フィルタの同調周
波数をその前記可変同調帯域通過フィルタの中心周波数
になるように設定し、さらに局部発振信号の周波数を前
記可変同調帯域通過フィルタの中心周波数に第二中間周
波数を加えた周波数になるように設定し、第一中間周波
信号がその第一中間周波帯域の端点近辺においては、局
部発振信号の周波数を前記可変同調帯域通過フィルタの
端点近辺の周波数に第二中間周波数を加えた周波数にな
るように設定することを特徴としたものであり、帯域幅
が広くならないので、3次歪みは強く発生しないので相
互変調妨害の対する特性が改善される作用を有する。
【0017】(実施の形態1)以下に、本発明の請求項
1及び請求項2に記載された発明にの実施の形態につい
て、図1,図2,図3、図4、図5を用いて説明する。
【0018】図1において、10は第1中間周波増幅
器、11は可変同調バンドパスフィルタ、12は前置可
変減衰器、13は周波数変換器、14はチャンネルフィ
ルタ、15復調器は、16は局部発振回路、17はPL
L周波数シンセサイザーである。図2は図1における可
変同調バンドパスフィルタ11の構成例であり、20,
21,22,23はマイクロストリップライン、29,
30はマイクロストリップラインで構成されたカップル
ドライン、27,31は可変容量ダイオード、26,3
2はチップコンデンサー、28,33は抵抗である。2
4,25はそれぞれ入出力端子、26は同調電圧の印可
端子である。
【0019】また、図3は図1における局部発振回路1
6に用いられる共振回路をを示し、34は負性抵抗回路
への接続端子、35はマイクロストリップライン、38
は可変容量ダイオード、37は抵抗、36は同調電圧の
印可端子である。
【0020】上記のように構成された衛星放送受信機に
ついて、以下その動作について説明する。
【0021】第1中間周波入力端子9に衛星放送受信用
アンテナで受信された信号が入力される。衛星放送受信
機では、入力される第1中間周波信号から希望する周波
数変調波を所定の第2中間周波信号に周波数変換を施
し、弾性表面波フィルタ(SAW BPF)によるチャ
ンネルフィルタ14で,その希望するチャンネルの変調
波1波を抜き取って、復調器15によって復調を行って
いる。
【0022】図1に示すように、入力端子9から入力さ
れた第1中間周波信号は第1中間周波増幅器10で増幅
された後、可変同調バンドパスフィルタ11によって受
信信号を大まかに選択した後に前置可変減衰器12を介
して、周波数変換器13に入力され、第2中間周波信号
に周波数変換される。その周波数変換に用いる局部発振
信号はPLL周波数シンセサイザー17で安定化してお
り、局部発振回路16の発振周波数は高精度に安定化さ
れている。
【0023】さて、可変同調バンドパスフィルタ11
は、周波数変換器13などにおいて歪みが生じて、相互
変調妨害が生じないようにするものである。この機能は
入力された多数の信号から大まかに受信信号を選択し、
受信信号を数波に制限することで実現している。受信チ
ャンネルの周波数帯域幅は30MHz程度であり、その
周波数間隔は30MHzから40MHz程度である。そ
のため受信周波数が低い帯域においては可変同調バンド
パスフィルタ11の帯域幅は、60MHzから80MH
z程度で選択する受信信号の周波数にその中心周波数が
一致していることが望ましい。また、帯域特性は出来る
だけ平坦であることが望ましい。
【0024】しかしながらカップルドラインと可変容量
ダイオードを用いた可変同調バンドパスフィルタは、図
4に示すように容量性結合をしているために低い周波数
帯で必要な帯域幅を確保すると、高域では帯域幅が広く
ならざるを得ない。そのため後段の周波数変換器13な
どにおいて生じる3次歪み特性が厳しくなる。3次歪み
特性は図5に示すように(文献:「衛星放送CATV技
術」電波技術協会昭和59年発行からの引用)理論的に
バンドパスフィルタの中央ほど歪みの項数が増えて、強
い妨害が生じる。
【0025】そこで図3に示す様な局部発振回路の共振
特性と可変同調バンドパスフィルタ11の同調特性とを
図4に示すように選択する。即ち受信周波数が低い周波
数では、図に示すように可変同調バンドパスフィルタ1
1のほぼ中央に受信周波数がくるように設定する。また
受信周波数が高い周波数では、図に示すように可変同調
バンドパスフィルタ11の通過帯域の高い方の端点ぎり
ぎりに受信周波数がくるように設定する。このようにす
れば3次歪みの項数が減るので相互変調歪みが軽減でき
ることになる。
【0026】(実施の形態2)以下に、本発明の請求項
3に記載された発明にの実施の形態について、図6,図
7,図8、図9を用いて説明する。
【0027】図6において、10は第1中間周波増幅
器、11は可変同調バンドパスフィルタ、12は前置可
変減衰器、13は周波数変換器、14はチャンネルフィ
ルタ、15復調器は、19は局部発振回路、17はPL
L周波数シンセサイザーである。図7は図6における可
変同調バンドパスフィルタ11の構成例であり、20,
21,22,23はマイクロストリップライン、29,
30はマイクロストリップラインで構成されたカップル
ドライン、27,31は可変容量ダイオード、26,3
2はチップコンデンサー、28,33は抵抗である。2
4,25はそれぞれ入出力端子、26は同調電圧の印可
端子である。
【0028】また、図8は図6における局部発振回路1
9に用いられる共振回路をを示し、34は負性抵抗回路
への接続端子、35はマイクロストリップライン、38
は可変容量ダイオード、37は抵抗、36は同調電圧の
印可端子である。
【0029】上記のように構成された衛星放送受信機に
ついて、以下その動作について説明する。
【0030】第1中間周波入力端子9に衛星放送受信用
アンテナで受信された信号が入力される。衛星放送受信
機では、入力される第1中間周波信号から希望する周波
数変調波を所定の第2中間周波信号に周波数変換を施
し、弾性表面波フィルタ(SAW BPF)によるチャ
ンネルフィルタ14で,その希望するチャンネルの変調
波1波を抜き取って、復調器15によって復調を行って
いる。図6に示すように、入力端子9から入力された第
1中間周波信号は第1中間周波増幅器10で増幅された
後、可変同調バンドパスフィルタ11によって受信信号
を大まかに選択した後に前置可変減衰器12を介して、
周波数変換器13に入力され、第2中間周波信号に周波
数変換される。その周波数変換に用いる局部発振信号は
PLL周波数シンセサイザー17で安定化しており、局
部発振回路19の発振周波数は高精度に安定化されてい
る。
【0031】さて、可変同調バンドパスフィルタ11
は、周波数変換器13などにおいて歪みが生じて、相互
変調妨害が生じないようにするものである。この機能は
入力された多数の信号から大まかに受信信号を選択し、
受信信号を数波に制限することで実現している。受信チ
ャンネルの周波数帯域幅は30MHz程度であり、その
周波数間隔は30MHzから40MHz程度である。そ
のため受信周波数が低い帯域においては可変同調バンド
パスフィルタ11の帯域幅は、60MHzから80MH
z程度で選択する受信信号の周波数にその中心周波数が
一致していることが望ましい。
【0032】また、帯域特性は出来るだけ平坦であるこ
とが望ましい。しかしながらカップルドラインと可変容
量ダイオードを用いた可変同調バンドパスフィルタは、
図7に示すように容量性結合をしているために低い周波
数帯で必要な帯域幅を確保すると、高域では帯域幅が広
くならざるを得ない。そのため後段の周波数変換器13
などにおいて生じる3次歪み特性が厳しくなる。3次歪
み特性は図5に示すように理論的にバンドパスフィルタ
の中央ほど歪みの項数が増えて、強い妨害が生じる。そ
こで図8に示すように可変容量ダイオードに38にチッ
プコンデンサーを付加することにより高い周波数での同
調感度を劣化させる。
【0033】こうして局部発振回路の共振特性と可変同
調バンドパスフィルタ11の同調特性とを図9に示すよ
うに選択する。即ち受信周波数が低い周波数では、図に
示すように可変同調バンドパスフィルタ11のほぼ中央
に受信周波数がくるように設定する。
【0034】また受信周波数が高い周波数では、図に示
すように可変同調バンドパスフィルタ11の通過帯域の
低いい方の端点ぎりぎりに受信周波数がくるように設定
する。このようにすれば3次歪みの項数が減るので相互
変調歪みが軽減できることになる。
【0035】(実施の形態3)以下に、本発明の請求項
4に記載された発明にの実施の形態について、図10,
図11を用いて説明する。
【0036】図10において、10は第1中間周波増幅
器、11は可変同調バンドパスフィルタ、20はトラッ
プ回路、12は前置可変減衰器、13は周波数変換器、
14はチャンネルフィルタ、15復調器は、19は局部
発振回路、17はPLL周波数シンセサイザーである。
可変同調バンドパスフィルタ11は実施の形態2におけ
る図7と同等である。また局部発振回路19に用いられ
る共振回路も図8と同等である。
【0037】上記のように構成された衛星放送受信機に
ついて、以下その動作について説明する。
【0038】第1中間周波入力端子9に衛星放送受信用
アンテナで受信された信号が入力される。衛星放送受信
機では、入力される第1中間周波信号から希望する周波
数変調波を所定の第2中間周波信号に周波数変換を施
し、弾性表面波フィルタ(SAW BPF)によるチャ
ンネルフィルタ14で,その希望するチャンネルの変調
波1波を抜き取って、復調器15によって復調を行って
いる。図10に示すように、入力端子9から入力された
第1中間周波信号は第1中間周波増幅器10で増幅され
た後、可変同調バンドパスフィルタ11によって受信信
号を大まかに選択した後に前置可変減衰器12を介し
て、周波数変換器13に入力され、第2中間周波信号に
周波数変換される。その周波数変換に用いる局部発振信
号はPLL周波数シンセサイザー17で安定化してお
り、局部発振回路19の発振周波数は高精度に安定化さ
れている。
【0039】さて、可変同調バンドパスフィルタ11
は、周波数変換器13などにおいて歪みが生じて、相互
変調妨害が生じないようにするものである。この機能は
入力された多数の信号から大まかに受信信号を選択し、
受信信号を数波に制限することで実現している。受信チ
ャンネルの周波数帯域幅は30MHz程度であり、その
周波数間隔は30MHzから40MHz程度である。そ
のため受信周波数が低い帯域においては可変同調バンド
パスフィルタ11の帯域幅は、60MHzから80MH
z程度で選択する受信信号の周波数にその中心周波数が
一致していることが望ましい。また、帯域特性は出来る
だけ平坦であることが望ましい。
【0040】しかしながらカップルドラインと可変容量
ダイオードを用いた可変同調バンドパスフィルタは、図
7に示すように容量性結合をしているために低い周波数
帯で必要な帯域幅を確保すると、高域では帯域幅が広く
ならざるを得ない。そのため後段の周波数変換器13な
どにおいて生じる3次歪み特性が厳しくなる。3次歪み
特性は図5に示すように理論的にバンドパスフィルタの
中央ほど歪みの項数が増えて、強い妨害が生じる。
【0041】そこで図8に示すように可変容量ダイオー
ドに38にチップコンデンサーを付加することにより高
い周波数での同調感度を劣化させる。こうして局部発振
回路の共振特性と可変同調バンドパスフィルタ11の同
調特性とを図9に示すように選択する。即ち受信周波数
が低い周波数では、図に示すように可変同調バンドパス
フィルタ11のほぼ中央に受信周波数がくるように設定
する。また受信周波数が高い周波数では、図に示すよう
に可変同調バンドパスフィルタ11の通過帯域の低い方
の端点ぎりぎりに受信周波数がくるように設定する。さ
らにトラップ回路20の極は受信信号帯域の高い周波数
側の帯域のすぐ外側に設定されているので、可変同調バ
ンドパスフィルタ11の帯域幅を制限し、3次歪みの項
数が減るので相互変調歪みが軽減できることになる。
【0042】(実施の形態4)以下に、本発明の請求項
5に記載された発明にの実施の形態について、図12,
図13,図14を用いて説明する。
【0043】図12において、10は第1中間周波増幅
器、18は可変同調バンドパスフィルタ、12は前置可
変減衰器、13は周波数変換器、14はチャンネルフィ
ルタ、15復調器は、16は局部発振回路、17はPL
L周波数シンセサイザーである。図13は図12におけ
る可変同調バンドパスフィルタ18の構成例であり、2
0,21,22,23、60はマイクロストリップライ
ン、29,30はマイクロストリップラインで構成され
た共振用誘導性素子、27,31は可変容量ダイオー
ド、26,32はチップコンデンサー、28,33は抵
抗である。24,25はそれぞれ入出力端子、26は同
調電圧の印可端子である。
【0044】また、図14は図12における局部発振回
路16に用いられる共振回路をを示し、34は負性抵抗
回路への接続端子、35はマイクロストリップライン、
38は可変容量ダイオード、37は抵抗、36は同調電
圧の印可端子である。
【0045】上記のように構成された衛星放送受信機に
ついて、以下その動作について説明する。
【0046】第1中間周波入力端子9に衛星放送受信用
アンテナで受信された信号が入力される。衛星放送受信
機では、入力される第1中間周波信号から希望する周波
数変調波を所定の第2中間周波信号に周波数変換を施
し、弾性表面波フィルタ(SAW BPF)によるチャ
ンネルフィルタ14で,その希望するチャンネルの変調
波1波を抜き取って、復調器15によって復調を行って
いる。図12に示すように、入力端子9から入力された
第1中間周波信号は第1中間周波増幅器10で増幅され
た後、可変同調バンドパスフィルタ18によって受信信
号を大まかに選択した後に前置可変減衰器12を介し
て、周波数変換器13に入力され、第2中間周波信号に
周波数変換される。その周波数変換に用いる局部発振信
号はPLL周波数シンセサイザー17で安定化してお
り、局部発振回路16の発振周波数は高精度に安定化さ
れている。
【0047】さて、可変同調バンドパスフィルタ18
は、周波数変換器13などにおいて歪みが生じて、相互
変調妨害が生じないようにするものである。この機能は
入力された多数の信号から大まかに受信信号を選択し、
受信信号を数波に制限することで実現している。受信チ
ャンネルの周波数帯域幅は30MHz程度であり、その
周波数間隔は30MHzから40MHz程度である。
【0048】図13に示す可変同調バンドパスフィルタ
18は共振回路を誘導性素子によって結合した構成であ
り、高い周波数ほどその結合度が小さくなるので帯域幅
が小さくなる。そのため受信周波数が高い帯域において
は可変同調バンドパスフィルタ18の帯域幅は、60M
Hzから80MHz程度で選択する受信信号の周波数に
その中心周波数が一致していることが望ましい。
【0049】また、帯域特性は出来るだけ平坦であるこ
とが望ましい。しかしながらこの構成の可変同調バンド
パスフィルタは、誘導性結合をしているために高い周波
数帯で必要な帯域幅を確保すると、低域では帯域幅が広
くならざるを得ない。そのため後段の周波数変換器13
などにおいて生じる3次歪み特性が厳しくなる。3次歪
み特性は図5に示すように理論的にバンドパスフィルタ
の中央ほど歪みの項数が増えて、強い妨害が生じる。
【0050】そこで同調電圧に対する局部発振回路の発
振周波数変化よりも可変同調バンドパスフィルタ18の
同調周波数変化が大きくなるように可変容量ダイオード
を選択するに選択する。即ち受信周波数が高い周波数で
は、可変同調バンドパスフィルタ18の帯域のほぼ中央
に受信周波数がくるように設定する。また受信周波数が
低い周波数では、可変同調バンドパスフィルタ18の通
過帯域の高い方の端点ぎりぎりに受信周波数がくるよう
に設定する。このようにすれば3次歪みの項数が減るの
で相互変調歪みが軽減できることになる。
【0051】(実施の形態5)以下に、本発明の請求項
6に記載された発明にの実施の形態について、図15,
図16を用いて説明する。
【0052】図15において、10は第1中間周波増幅
器、18は可変同調バンドパスフィルタ、20はトラッ
プ回路、12は前置可変減衰器、13は周波数変換器、
14はチャンネルフィルタ、15復調器は、19は局部
発振回路、17はPLL周波数シンセサイザーである。
可変同調バンドパスフィルタ18は実施の形態4におけ
る図13と同等である。また局部発振回路19に用いら
れる共振回路も図8と同等である。
【0053】上記のように構成された衛星放送受信機に
ついて、以下その動作について説明する。
【0054】第1中間周波入力端子9に衛星放送受信用
アンテナで受信された信号が入力される。衛星放送受信
機では、入力される第1中間周波信号から希望する周波
数変調波を所定の第2中間周波信号に周波数変換を施
し、弾性表面波フィルタ(SAW BPF)によるチャ
ンネルフィルタ14で,その希望するチャンネルの変調
波1波を抜き取って、復調器15によって復調を行って
いる。
【0055】図15に示すように、入力端子9から入力
された第1中間周波信号は第1中間周波増幅器10で増
幅された後、可変同調バンドパスフィルタ18によって
受信信号を大まかに選択した後に前置可変減衰器12を
介して、周波数変換器13に入力され、第2中間周波信
号に周波数変換される。その周波数変換に用いる局部発
振信号はPLL周波数シンセサイザー17で安定化して
おり、局部発振回路19の発振周波数は高精度に安定化
されている。
【0056】さて、可変同調バンドパスフィルタ19
は、周波数変換器13などにおいて歪みが生じて、相互
変調妨害が生じないようにするものである。この機能は
入力された多数の信号から大まかに受信信号を選択し、
受信信号を数波に制限することで実現している。受信チ
ャンネルの周波数帯域幅は30MHz程度であり、その
周波数間隔は30MHzから40MHz程度である。
【0057】図13に示す可変同調バンドパスフィルタ
18は共振回路を誘導性素子によって結合した構成であ
り、高い周波数ほどその結合度が小さくなるので帯域幅
が小さくなる。そのため受信周波数が高い帯域において
は可変同調バンドパスフィルタ18の帯域幅は、60M
Hzから80MHz程度で選択する受信信号の周波数に
その中心周波数が一致していることが望ましい。また、
帯域特性は出来るだけ平坦であることが望ましい。しか
しながらこの構成の可変同調バンドパスフィルタは、誘
導性結合をしているために高い周波数帯で必要な帯域幅
を確保すると、低域では帯域幅が広くならざるを得な
い。そのため後段の周波数変換器13などにおいて生じ
る3次歪み特性が厳しくなる。3次歪み特性は図5に示
すように理論的にバンドパスフィルタの中央ほど歪みの
項数が増えて、強い妨害が生じる。
【0058】そこで図8に示すように可変容量ダイオー
ドに38にチップコンデンサーを付加することにより高
い周波数での同調感度を劣化させる。このようにして局
部発振回路の共振特性と可変同調バンドパスフィルタ1
8の同調特性とを設定する。即ち受信周波数が高い周波
数では、可変同調バンドパスフィルタ18のほぼ中央に
受信周波数がくるように設定する。また受信周波数が低
い周波数では、可変同調バンドパスフィルタ18の通過
帯域の高い方の端点ぎりぎりに受信周波数がくるように
設定する。
【0059】さらにトラップ回路20の極は受信信号帯
域の低い周波数側の帯域のすぐ外側に設定されているの
で、可変同調バンドパスフィルタ18の帯域幅を制限
し、3次歪みの項数が減るので相互変調歪みが軽減でき
ることになる。
【0060】(実施の形態6)以下に、本発明の請求項
7に記載された発明にの実施の形態について、図17,
図18を用いて説明する。
【0061】図17において、10は第1中間周波増幅
器、61は可変同調バンドパスフィルタ、12は前置可
変減衰器、13は周波数変換器、14はチャンネルフィ
ルタ、15復調器は、16は局部発振回路、17はPL
L周波数シンセサイザーである。図18は図17におけ
る可変同調バンドパスフィルタ61の構成例であり、2
0,21,22,23、60はマイクロストリップライ
ン、29,30はマイクロストリップラインで構成され
たカップルドライン、27,31は可変容量ダイオー
ド、26,32はチップコンデンサー、28,33は抵
抗である。24,25はそれぞれ入出力端子、26は同
調電圧の印可端子である。また局部発振回路16に用い
られる共振回路は、図8と同等である。
【0062】上記のように構成された衛星放送受信機に
ついて、以下その動作について説明する。
【0063】第1中間周波入力端子9に衛星放送受信用
アンテナで受信された信号が入力される。衛星放送受信
機では、入力される第1中間周波信号から希望する周波
数変調波を所定の第2中間周波信号に周波数変換を施
し、弾性表面波フィルタ(SAW BPF)によるチャ
ンネルフィルタ14で,その希望するチャンネルの変調
波1波を抜き取って、復調器15によって復調を行って
いる。図17に示すように、入力端子9から入力された
第1中間周波信号は第1中間周波増幅器10で増幅され
た後、可変同調バンドパスフィルタ61によって受信信
号を大まかに選択した後に前置可変減衰器12を介し
て、周波数変換器13に入力され、第2中間周波信号に
周波数変換される。その周波数変換に用いる局部発振信
号はPLL周波数シンセサイザー17で安定化してお
り、局部発振回路16の発振周波数は高精度に安定化さ
れている。
【0064】さて、可変同調バンドパスフィルタ61
は、周波数変換器13などにおいて歪みが生じて、相互
変調妨害が生じないようにするものである。この機能は
入力された多数の信号から大まかに受信信号を選択し、
受信信号を数波に制限することで実現している。受信チ
ャンネルの周波数帯域幅は30MHz程度であり、その
周波数間隔は30MHzから40MHz程度である。そ
のため受信周波数が受信帯域のほぼ中央においては可変
同調バンドパスフィルタ61の帯域幅は、60MHzか
ら80MHz程度で選択する受信信号の周波数にその中
心周波数が一致していることが望ましい。また、帯域特
性は出来るだけ平坦であることが望ましい。
【0065】図18に示すように、カップルドラインと
可変容量ダイオードからなる共振回路を、容量性のカッ
プルドラインによる結合と誘導性素子であるストリップ
ラインによる段間結合を用いた可変同調バンドパスフィ
ルタは、低い周波数帯と高い周波数帯で均等に帯域幅が
広くなる。そのため帯域幅が広がるっしゅうは数幅の額
域は従来の半分となるので、後段の周波数変換器13な
どにおいて生じる3次歪み特性はそれほど厳しくならな
い。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明の衛星放送受信機に
よれば、相互変調歪みに強い受信を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における衛星放送受信機
の構成図
【図2】本発明の実施の形態1における可変同調バンド
パスフィルタの回路図
【図3】本発明の実施の形態1における局部発振回路に
用いられる共振回路の回路図
【図4】本発明の実施の形態1における可変同調バンド
パスフィルタの通過帯域特性及び受信周波数を示す図
【図5】3次歪み特性の説明図
【図6】本発明の実施の形態2における衛星放送受信機
の構成図
【図7】本発明の実施の形態2における可変同調バンド
パスフィルタの回路図
【図8】本発明の実施の形態2における局部発振回路に
用いられる共振回路の回路図
【図9】本発明の実施の形態2における可変同調バンド
パスフィルタの通過帯域特性及び受信周波数を示す図
【図10】本発明の実施の形態3における衛星放送受信
機の構成図
【図11】本発明の実施の形態3におけるトラップ回路
の回路図
【図12】本発明の実施の形態4における衛星放送受信
機の構成図
【図13】本発明の実施の形態4における可変同調バン
ドパスフィルタの回路図
【図14】本発明の実施の形態4における局部発振回路
に用いられる共振回路の回路図
【図15】本発明の実施の形態5における衛星放送受信
機の構成図
【図16】本発明の実施の形態5におけるトラップ回路
の回路図
【図17】本発明の実施の形態6における衛星放送受信
機の構成図
【図18】本発明の実施の形態6における可変同調バン
ドパスフィルタの回路図
【図19】従来例におけるの衛星放送受信機の構成図
【図20】従来例における可変同調バンドパスフィルタ
の通過帯域特性及び受信周波数を示す図
【符号の説明】
9 第1中間周波入力端子 10 第1中間周波増幅器 11 可変同調バンドパスフィルタ 12 前置可変減衰器 13 周波数変換器 14 チャンネルフィルタ 15 復調器 16 局部発振回路 17 PLL周波数シンセサイザー 20,21,22,23、35 マイクロストリップラ
イン 29,30 カップルドライン 24,25 入出力端子 27,31、38 可変容量ダイオード 26、32 チップコンデンサー 28、33、37 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−176907(JP,A) 特開 平3−263928(JP,A) 特開 平7−131367(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/18 - 1/26 H03J 1/00 - 7/32

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一中間周波信号を入力して帯域制限す
    る可変同調帯域通過フィルタと、選局のための局部発振
    信号の周波数を安定化するPLL周波数シンセサイザー
    とを備え、第一中間周波信号がその第一中間周波帯域の
    中央近辺においては、前記可変同調帯域通過フィルタの
    同調周波数をその前記可変同調帯域通過フィルタの中心
    周波数になるように設定し、局部発振信号の周波数を前
    記可変同調帯域通過フィルタの中心周波数に第二中間周
    波数を加えた周波数になるように設定し、第一中間周波
    信号がその第一中間周波帯域の端点近辺においては、局
    部発振信号の周波数を前記可変同調帯域通過フィルタの
    端点近辺の周波数に第二中間周波数を加えた周波数にな
    るように設定することを特徴とした衛星放送受信機。
  2. 【請求項2】 第一中間周波信号を入力して帯域制限す
    る同調回路を容量性素子で結合された可変同調帯域通過
    フィルタと、選局のための局部発振信号の周波数を安定
    化するPLL周波数シンセサイザーとを備え、第一中間
    周波信号がその第一中間周波帯域の低域側端点近辺にお
    いては、前記可変同調帯域通過フィルタの同調周波数を
    その前記可変同調帯域通過フィルタの中心周波数になる
    ように設定し、局部発振信号の周波数を前記可変同調帯
    域通過フィルタの中心周波数に第二中間周波数を加えた
    周波数になるように設定し、第一中間周波信号がその第
    一中間周波帯域の高域側端点近辺においては、局部発振
    信号の周波数を前記可変同調帯域通過フィルタの高域側
    端点近辺の周波数に第二中間周波数を加えた周波数にな
    るように設定することを特徴とした衛星放送受信機。
  3. 【請求項3】 第一中間周波信号を入力して帯域制限す
    る同調回路を容量性素子で結合された可変同調帯域通過
    フィルタと、選局のための局部発振信号の周波数を安定
    化するPLL周波数シンセサイザーとを備え、第一中間
    周波信号がその第一中間周波帯域の低域側端点近辺にお
    いては、前記可変同調帯域通過フィルタの同調周波数を
    その前記可変同調帯域通過フィルタの中心周波数になる
    ように設定し、局部発振信号の周波数を前記可変同調帯
    域通過フィルタの中心周波数に第二中間周波数を加えた
    周波数になるように設定し、第一中間周波信号がその第
    一中間周波帯域の高域側端点近辺においては、局部発振
    信号の周波数を可変同調帯域通過フィルタの低域側端点
    近辺の周波数に第二中間周波数を加えた周波数になるよ
    うに設定することを特徴とした衛星放送受信機。
  4. 【請求項4】 同調回路を容量性素子で結合された可変
    同調帯域通過フィルタと受信信号帯域の高い周波数側の
    帯域のすぐ外側に極を有するトラップ回路とで構成され
    る第一中間周波信号を入力して帯域制限するフィルタ
    と、選局のための局部発振信号の周波数を安定化するP
    LL周波数シンセサイザーとを備え、第一中間周波信号
    がその第一中間周波帯域の低域側端点近辺においては、
    前記可変同調帯域通過フィルタの同調周波数をその前記
    可変同調帯域通過フィルタの中心周波数になるように設
    定し、局部発振信号の周波数を前記可変同調帯域通過フ
    ィルタの中心周波数に第二中間周波数を加えた周波数に
    なるように設定し、また第一中間周波信号がその第一中
    間周波帯域の高域側端点近辺においては、局部発振信号
    の周波数を前記可変同調帯域通過フィルタの低域側端点
    近辺の周波数に第二中間周波数を加えた周波数になるよ
    うに設定することを特徴とした衛星放送受信機。
  5. 【請求項5】 第一中間周波信号を入力して帯域制限す
    る同調回路を誘導性素子で結合された可変同調帯域通過
    フィルタと、選局のための局部発振信号の周波数を安定
    化するPLL周波数シンセサイザーとを備え、第一中間
    周波信号がその第一中間周波帯域の高域側端点近辺にお
    いては、前記可変同調帯域通過フィルタの同調周波数を
    その前記可変同調帯域通過フィルタの中心周波数になる
    ように設定し、さらに局部発振信号の周波数を可変同調
    帯域通過フィルタの中心周波数に第二中間周波数を加え
    た周波数になるように設定し、また第一中間周波信号が
    その第一中間周波帯域の低域側端点近辺においては、局
    部発振信号の周波数を前記可変同調帯域通過フィルタの
    低域側端点近辺の周波数に第二中間周波数を加えた周波
    数になるように設定することを特徴とした衛星放送受信
    機。
  6. 【請求項6】 第一中間周波信号を入力して帯域制限す
    る同調回路を誘導性素子で結合された可変同調帯域通過
    フィルタと、選局のための局部発振信号の周波数を安定
    化するPLL周波数シンセサイザーとを備え、第一中間
    周波信号がその第一中間周波帯域の高域側端点近辺にお
    いては、前記可変同調帯域通過フィルタの同調周波数を
    前記その可変同調帯域通過フィルタの中心周波数になる
    ように設定し、局部発振信号の周波数を前記可変同調帯
    域通過フィルタの中心周波数に第二中間周波数を加えた
    周波数になるように設定し、また第一中間周波信号がそ
    の第一中間周波帯域の低域側端点近辺においては、局部
    発振信号の周波数を可変同調帯域通過フィルタの高域側
    端点近辺の周波数に第二中間周波数を加えた周波数にな
    るように設定することを特徴とした衛星放送受信機。
  7. 【請求項7】 第一中間周波信号を入力して帯域制限す
    る同調回路を容量性素子と誘導性素子の両方で結合され
    た可変同調帯域通過フィルタで構成されるフィルタが、
    選局のための局部発振信号の周波数を安定化するPLL
    周波数シンセサイザーとを備え、第一中間周波信号がそ
    の第一中間周波帯域の中央近辺においては、前記可変同
    調帯域通過フィルタの同調周波数をその前記可変同調帯
    域通過フィルタの中心周波数になるように設定し、さら
    に局部発振信号の周波数を前記可変同調帯域通過フィル
    タの中心周波数に第二中間周波数を加えた周波数になる
    ように設定し、第一中間周波信号がその第一中間周波帯
    域の端点近辺においては、局部発振信号の周波数を前記
    可変同調帯域通過フィルタの端点近辺の周波数に第二中
    間周波数を加えた周波数になるように設定することを特
    徴とした衛星放送受信機。
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