JPH0738568B2 - 衛星放送テレビ受信機のチューナ回路 - Google Patents

衛星放送テレビ受信機のチューナ回路

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JPH0738568B2
JPH0738568B2 JP62264648A JP26464887A JPH0738568B2 JP H0738568 B2 JPH0738568 B2 JP H0738568B2 JP 62264648 A JP62264648 A JP 62264648A JP 26464887 A JP26464887 A JP 26464887A JP H0738568 B2 JPH0738568 B2 JP H0738568B2
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capacitance
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安繁 叶内
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はインダクタと、高域トラッキング補正容量とを
マイクロストリップラインのパターン化により実現した
衛星放送テレビ受信機のチューナ回路に関するものであ
る。
「従来の技術」 一般に、衛星放送テレビ受信機は、通常の地上放送テレ
ビ受信機の前段にアダプタとしてチューナ回路が結合さ
れる。
このチューナ回路について説明すると、パラボラアンテ
ナで11GHz帯と4GHz帯の衛星放送信号を受信すると、コ
ンバータで、950〜1450MHz帯の第1の中間周波(IF)信
号に変換し、この第1のIF信号は増幅回路で増幅され、
プリセレクタ回路で所定の周波数の信号を選択してミク
サ回路に送り、このミクサ回路では発振回路の局部発振
信号と混合し、134.26MHzの第2の中間周波(IF)信号
を得、これを増幅回路で増幅した後、ローパスフィルタ
(LPF)回路を経てさらに増幅回路で増幅し、通常のテ
レビ受信機の復調回路へと送られる。
しかるに、衛星放送テレビ受信機のチューナ回路は同調
回路や発振回路のインダクタと可変容量ダイオードを必
須とするが、周波数が高いので、インダクタは銅板をコ
字形や棒状に打ち抜いたマイクロストリップラインをプ
リント基板の貫通孔に差し込み、半田等で固着してなる
ものである。このとき、可変容量ダイオードと並列に高
域トラッキング補正用の微小容量を接続するが、これは
チップコンデンサを用い、半田槽にデップして組立てて
いた。
「発明が解決しようとする問題点」 微小容量としてチップコンデンサを用い、これを半田槽
にデップして組立てていたため、作業性が悪く、しか
も、微小容量のため、コンデンサのばらつきがあり、ま
た接続状態により容量が変化するなどの問題があった。
「問題点を解決するための手段」 本発明は上述のような問題点を解決するためになされた
もので、パラボラアンテナで受信した衛生放送信号をコ
ンバータで第1のIF信号に変換した後、プリセレクタ回
路に同調電圧を印加して所定の周波数の信号を抽出し、
ミクサ回路で局部発振回路の発振信号を付加して第2IF
信号を得るようにした回路において、前記プリセレクタ
は、複同調回路を構成する1次側と2次側のインダクタ
と、可変容量ダイオードと、前記インダクタとの間に容
量を形成する隙間を持って前記インダクタの可変容量ダ
イオード側に一体に設けられ、かつ、前記可変容量ダイ
オードの並列接続された高域トラッキング補正微小容量
と、前記1次側と2次側のインダクタとの間を結合する
共振ラインを具備し、前記インダクタと微小容量と共振
ラインはマイクロストリップラインをプリント基板上に
パターン化により形成したものからなるものである。
「作用」 パラボラアンテナで11GHz帯と4GHz帯の衛星放送信号を
受信すると、コンバータで950〜1450MHzの第1のIF信号
に変換され、プリセレクタ回路では、同調電圧に対応し
た周波数の信号が選択され、この信号はミクサ回路で13
4.26MHzの第2のIF信号を得、この信号は第2IF用増幅回
路で増幅される。このとき、前記インダクタと微小容量
は、プリント基板に直接マイクロストリップラインをパ
ターン化して形成したので、極めて正確な周波数が得ら
れる。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
(1)はパラボラアンテナで、このパラボラアンテナ
(1)はコンバータ(2)を介してチューナ回路(3)
の入力端子(4)に結合されている。この入力端子
(4)は第1IF用増幅回路(5)、プリセレクタ回路
(6)を介してミクサ回路(7)に結合され、また、こ
のミクサ回路(7)には発振回路(8)と発振信号増幅
回路(9)が結合されている。このミクサ回路(7)の
出力側には、第2IF用の初段増幅回路(11)、ローパス
フィルタ(LPE)回路(12)、第2IF用の2段幅回路(1
3)を介して出力端子(14)が結合されている。また、
前記第2IF用の初段増幅回路(11)には自動利得制御(A
GC)回路(10)が結合されている。前記発振信号増幅回
路(9)の出力側には第2IF信号(134.26MHz)のずれ検
出用1/2分周回路(15)が結合されている。
前記プリセレクタ回路(6)は、第1図に示すように、
イメージトラップ用インダクタ(16)、1次側インダク
タ(17)、2次側インダクタ(18)、共振ライン(19)
はすべてマイクロストリップラインよりなり、1次側と
2次側のインダクタ(17)(18)にそれぞれ可変容量ダ
イオード(20)(21)が結合されている。このようなイ
ンダクタ(17)(18)に可変容量ダイオード(20)(2
1)を結合した場合において、この可変容量ダイオード
(20)(21)と並列に、高域トラッキング補正用の微小
容量(22)(23)もまたマイクロストリップラインにて
実現している。すなわち、前記インダクタおよび微小容
量としてのマイクロストリップライン(16)(17)(1
8)(19)(22)(23)はプリント基板上にパターンを
直接印設されることによって構成される。この微小容量
(22)(23)としてのパターンは10mm角で約5pFで、そ
の形状は正方形、長方形など特に形状にこだわらないい
が、インダクタ(17)(18)との間に容量を形成する隙
間が必要となる。
なお、(24)は、同調電圧入力端子、(25)は信号入力
端子、(26)はミクサ回路(7)における局部発振信号
入力端子、(27)は134.26MHzの第2IF信号出力端子であ
る。
つぎに本発明の作用を説明する。
パラボラアンテナ(1)で11GHz帯と4GHz帯の衛星放送
信号を受信すると、コンバータ(2)で、950〜1450MHz
帯の第1の中間周波(IF)信号に変換してチューナ回路
(3)の入力端子(4)に入力する。この入力端子
(4)に入力した第1のIF信号は第1IF用の増幅回路
(5)で増幅され、プリセレクタ回路(6)では、同調
電圧入力端子(30)からの電圧に対応した所定周波数の
信号を選択してミクサ回路(7)に送られる。このミク
サ回路(7)では発振回路(8)と発振信号増幅回路
(9)を介して送られてきた局部発振信号と混合し、13
4.26MHzの第2の中間周波(IF)信号が出力する。この
第2のIF信号は第1IF用の初段増幅回路(11)で増幅さ
れるが、このときAGC回路(10)からのAGC電圧で所定の
利得に制御される。その後、ローパスフィルタ(LPF)
回路(12)を経て第2IF用の2段増幅回路(13)で増幅
され、この134.26MHzの第2のIF信号は、出力端子(1
4)を経て通常のテレビ受信機の復調回路へと送られ
る。
前記実施例では、プリセレクタ回路(6)における同調
回路部分について説明したが、これに限られるものでは
なく、インダクタと可変容量ダイオードを有する局部発
振回路にも利用できる。
「発明の効果」 本発明の上述のように、インダクタと微小容量とをマイ
クロストリップラインをプリント基板に直接パターン化
して形成したので、微小容量のばらつきを抑え、トラッ
キング調整を容易にし、さらに部品点数を削減でき、安
価で品質のすぐれたものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるチューナ回路中のプリセレクタ回
路の一実施例を示す電気回路図、第2図は衛生放送テレ
ビ受信機のチューナ回路のブロック図である。 (1)……パラボラアンテナ、(2)……コンバータ、
(3)……チューナ回路、(4)入力端子、(5)……
増幅回路、(6)……プリセレクタ回路、(7)ミクサ
回路、(8)……発振回路、(9)……発振信号増幅回
路、(10)……AGC回路、(11)……第2IF用初段増幅回
路、(12)……LPF回路、(13)……第2IF用2段増幅回
路、(14)……出力端子、(16)(17)(18)(19)…
…マイクロストリップラインからなるインダクタ、(2
0)(21)……可変容量ダイオード、(22)(23)……
微小容量。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パラボラアンテナで受信した衛星放送信号
    をコンバータで第1のIF信号に変換した後、プリセレク
    タ回路に同調電圧を印加して所定の周波数の信号を抽出
    し、ミクサ回路で局部発振回路の発振信号を付加して第
    2IF信号を得るようにした回路において、 前記プリセレクタは、 複同調回路を構成する1次側と2次側のインダクタと、 可変容量ダイオードと、 前記インダクタとの間に容量を形成する隙間を持って前
    記インダクタの可変容量ダイオード側に一体に設けら
    れ、かつ、前記可変容量ダイオードに並列接続された高
    域トラッキング補正用微小容量と、 前記1次側と2次側のインダクタとの間を結合する共振
    ラインを具備し、 前記インダクタの微小容量と共振ラインはマイクロスト
    リップラインをプリント基板上にパターン化により形成
    したものからなることを特徴とする衛星放送テレビ受信
    機のチューナ回路。
JP62264648A 1987-10-20 1987-10-20 衛星放送テレビ受信機のチューナ回路 Expired - Lifetime JPH0738568B2 (ja)

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