JPH06105869B2 - 衛星放送テレビ受信機チューナ回路 - Google Patents

衛星放送テレビ受信機チューナ回路

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JPH06105869B2
JPH06105869B2 JP26464787A JP26464787A JPH06105869B2 JP H06105869 B2 JPH06105869 B2 JP H06105869B2 JP 26464787 A JP26464787 A JP 26464787A JP 26464787 A JP26464787 A JP 26464787A JP H06105869 B2 JPH06105869 B2 JP H06105869B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は衛星放送テレビ受信機のチューナ回路に関する
ものである。
「従来の技術」 一般に、衛星放送テレビ受信機は、通常の地上放送テレ
ビ受信機の前段にアダプタとしてのチューナ回路が結合
される。
このチューナ回路について説明すると、パラボラアンテ
ナで11GHz帯と4GHz帯の衛星放送信号を受信すると、コ
ンバータで、950〜1450MHz帯の第1の中間周波(IF)信
号に変換し、この第1のIF信号はRF増幅回路で増幅さ
れ、プリセレクタ回路で所定の周波数の信号を選択して
ミクサ回路に送り、このミクサ回路では発振回路の局部
発振信号と混合し、134.26MHzの第2の中間周波(IF)
信号を得、これを増幅回路で増幅した後、ローパスフィ
ルタ(LPF)回路を経てさらに増幅回路で増幅し、通常
のテレビ受信機の復調回路へと送られる。
以上のような衛星放送テレビ受信機における前記プリセ
レクタ回路は、第3図に示すように、RF増幅回路からの
信号を結合コンデンサ(20)を介して1次側インダクタ
(21)(28)に供給し、また、結合窓(22)を有するシ
ールド板(23)を介した結合ループ(24)に、ミクサ回
路から局部発振信号が混入され、2次側インダクタ(2
5)から第2IF信号が得られる。(26)(27)は同調電圧
で容量の可変する可変容量ダイオードである。このよう
な複同調回路からなるプリセレクタ回路やミクサ回路の
インダクタは第4図に示すように、銅板を打抜いて形成
したもので、単なるコ字形だけでなく、複雑な形状の調
整突片等を一体に設け、また、イメージトラップ調整は
主に結合ループを2次側インダクタとシールド板の間で
動かして行っていた。
「発明が解決しようとする問題点」 しかるに、従来の銅板からなるインダクタは構造が複雑
であるばかりか、調整突片や結合ループの調整が狭いス
ペースで行なわれるため作業性が極めて悪く、調整に多
くの時間を費やしていた。また、調整によるばらつき、
振動による変動、温度変化による調整点のドリフトなど
があり、製品の品質を保つ上でも不都合であった。さら
に、インダクタや結合ループの半田固着時の浮き上りな
どでも特性上の影響を受け、組立上の困難があった。
「問題点を解決するための手段」 本発明は上述のような目的を達成するためになされたも
ので、パラボラアンテナで受信した衛星放送信号をコン
バータで第1のIF信号に変換した後、プリセレクタ回路
で所定の周波数の信号を選択し、この信号に、局部発振
信号をミクサ回路で混合して第2のIF信号に変換し、通
常のテレビ受信機へ伝送するようにした回路において、
前記プリセレクタは、複同調回路を構成する1次側と2
次側のインダクタをマイクロストリップラインによるプ
リント基板へのパターンで形成し、前記1次側インダク
タに臨ませて、コンデンサとパターンによるインダクタ
とからなるイメージトラップを設け、また、2次側イン
ダクタに臨ませて、ミクサ回路のパターンによる結合ル
ープを設け、前記1次側インダクタとイメージトラップ
用インダクタとの間および前記2次側インダクタとミク
サ回路の結合ループとの間に、それぞれ結合度調整用の
ワイヤを臨設してなるものである。
「作用」 パラボラアンテナで11GHz帯と4GHz帯の衛星放送信号を
受信すると、コンバータで950〜1450MHzの第1のIF信号
に変換され、さらにミクサ回路で134.26MHzの第2のIF
信号を得る、この信号は第2IF用増幅回路で増幅され、
通常のテレビ受信機の復調回路へ信号が送られる。
なお、前記プリセレクタ回路のインダクタはすべてプリ
ント基板へのパターン化で形成することにより1次側と
2次側の調整を必要としない。また、段間への信号の入
出力の結合調整は、ワイヤを左右に動かすだけで調整
し、調整後はろうで固着する。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第2図において、(1)はパラボラアンテナで、このポ
ラボラアンテナ(1)はコンバータ(2)を介してチュ
ーナ回路(3)の入力端子(4)に結合されている。こ
の入力端子(4)は第1IF用増幅回路(5)、プリセレ
クタ回路(6)を介してミクサ回路(7)に結合され、
また、このミクサ回路(7)には局部信号の発振回路
(8)と発振信号増幅回路(9)が結合されている。こ
のミクサ回路(7)の出力側には、第2IF用の初段増幅
回路(11)、ローパスフィルタ(LPF)回路(12)、第2
IF用の2段増幅回路(13)を介して出力端子(14)が結
合されている。また、前記第2IF用の初段増幅回路(1
1)には自動利得制御(AGC)回路(10)が結合されてい
る。前記発振信号増幅回路(9)の出力側には第2IF信
号(134.26MHz)のずれ検出用1/2分周回路(15)が結合
されている。
前記プリセレクタ回路(6)は、第1図に示すように、
復同調回路を構成する1次側インダクタ(21)、2次側
インダクタ(25)、これらを結合する共振ライン(2
9)、前記1次側インダクタ(21)に臨ませたイメージ
トラップ用インダクタ(28)、前記2次側インダクタ
(25)に臨ませた局部発振信号を入力するためのインダ
クタ(30)をプリント基板上に直接パターン化により形
成し、前記1次側インダクタ(21)の一端には結合コン
デンサ(20)を介してRF信号入力端子(31)が結合され
ている。なお、(32)(33)は可変容量ダイオード、
(34)は同調電圧入力端子、(35)(36)(37)(38)
(39)はコンデンサ、(40)(41)は抵抗、(42)はイ
ンダクタである。
このようなプリセレクタ回路(6)において、イメージ
波の周波数は、前記インダクタ(28)のインダクタンス
と、2つのインダクタ(21)(28)間の容量とによって
決定される。なお、2つのインダクタ(21)(28)間、
(25)(30)間の結合度が弱いときには、それぞれの間
にコンデンサが挿入される。
つぎに、第1図のミクサ回路(7)においても、インダ
クタ(30)(43)(44)がプリント基板上に直接パター
ン化により形成する。(45)は局部発振入力端子、(4
6)は出力端子である。
以上のように構成されたプリセレクタ回路(6)とミク
サ回路(7)において、段間への信号の入出力の結合調
整用として、ウレタン等で被覆されたワイヤ(47)(4
8)が設けられる。一方のワイヤ(47)の一端は1次イ
ンダクタ(21)の一端に接続し、このワイヤ(47)の他
方端は左右に動ける状態でイメージトラップ用インダク
タ(28)の上に臨ませる。同様に、他方のワイヤ(48)
の一端は2次インダクタ(25)の一端に接続し、このワ
イヤ(48)の他方端は左右に動ける状態でミクサ回路
(7)のインダクタ(30)の上に臨ませる。これらのワ
イヤ(47)(48)はそれぞれ左右に動かしながら調整
し、調整後、ろう(49)(50)で固着する。
つぎに本発明の作用を説明する。
パラボラアンテナ(1)で11GHz帯と4GHz帯の衛星放送
信号を受信すると、コンバータ(2)で、950〜1450MHz
帯の第1の中間周波(IF)信号に変換してチューナ回路
(3)の入力端子(4)に入力する。この入力端子
(4)に入力した第1のIF信号は第1IF用の増幅回路
(5)で増幅され、プリセレクタ回路(6)で所定周波
数を選択してミクサ回路(7)に送られる。このミクサ
回路(7)では発振回路(8)と発振信号増幅回路
(9)を介して送られてきた局部発振信号と混合し、13
4.26MHzの第2の中間周波(IF)信号が出力する。この
第2のIF信号は第1IF用の初段増幅回路(11)で増幅さ
れるが、このときAGC回路(10)からのAGC電圧で所定の
利得に制御される。その後、ローパスフィルタ(LPF)
回路(12)を経て第2IF用の2段増幅回路(13)で増幅
され、この134.26MHzの第2のIF信号は、出力端子(1
4)を経て通常のテレビ受信機の復調回路へと送られ
る。
「発明の効果」 本発明は上述のように構成したので、1次側と2次側の
インダクタの結合は無調整となり、段間への信号の入出
力の結合調整のみとなり、しかもワイヤを左右に動かす
だけで極めて簡単に調整できる。したがって高品質のチ
ューナ回路を提供でき、かつ組立上の問題もなくなり、
部品削除によるコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるチューナ回路中のプリセレクト回
路とミクサ回路の一実施例を示す電気回路図、第2図は
衛星放送テレビ受信機のチューナ回路のブロック図、第
3図は従来のプリセレクト回路図、第4図は同上斜視図
である。 (1)……パラボラアンテナ、(2)……コンバータ、
(3)……チューナ回路、(4)……入力端子、(5)
……増幅回路、(6)……プリセレクタ回路、(7)…
…ミクサ回路、(8)……発振回路、(9)……発振信
号増幅回路、(10)……AGC回路、(11)……第2IF用初
段増幅回路、(12)……LPF回路、(13)……第2IF用2
段増幅回路、(14)……出力端子、(21)(25)(28)
(30)……パターン化によるインダクタ、(32)(33)
……可変容量ダイオード、(47)(48)……ワイヤ、
(49)(50)……ろう。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パラボラアンテナで受信した衛星放送信号
    をコンバータで第1のIF信号に変換した後、プリセレク
    タ回路で所定の周波数の信号を選択し、この信号に、局
    部発振信号をミクサ回路で混合して第2のIF信号に変換
    し、通常のテレビ受信機へ伝送するようにした回路にお
    いて、前記プリセレクタは、複同調回路を構成する1次
    側と2次側のインダクタをマイクロストリップラインに
    よるプリント基板へのパターンで形成し、前記1次側イ
    ンダクタに臨ませて、コンデンサとパターンによるイン
    ダクタとからなるイメージトラップを設け、また、2次
    側インダクタに臨ませて、ミクサ回路のパターンによる
    結合ループを設け、前記1次側インダクタとイメージト
    ラップ用インダクタとの間および前記2次側インダクタ
    とミクサ回路の結合ループとの間に、それぞれ結合度調
    整用のワイヤを臨設してなることを特徴とする衛星放送
    テレビ受信機のチューナ回路。
  2. 【請求項2】結合度調整用のワイヤは、絶縁材で被覆さ
    れたワイヤの一端を一方のインダクタに接続し、ワイヤ
    の他端を、結合度調整後にろうにより固定してなる特許
    請求の範囲第2項記載の衛星放送テレビ受信機のチュー
    ナ回路。
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