JPH075082Y2 - 排紙装置 - Google Patents

排紙装置

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JPH075082Y2
JPH075082Y2 JP13280688U JP13280688U JPH075082Y2 JP H075082 Y2 JPH075082 Y2 JP H075082Y2 JP 13280688 U JP13280688 U JP 13280688U JP 13280688 U JP13280688 U JP 13280688U JP H075082 Y2 JPH075082 Y2 JP H075082Y2
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paper
roller
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drive roller
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JP13280688U
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宏幸 秋元
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は印刷媒体の排紙機構に関し、特に液晶プリン
タ、電子写真複写機その他の画像形成装置に用いられる
排紙装置に係るものである。
〔従来技術及びその問題点〕
電子写真複写機、液晶プリンタ等の画像形成装置には、
一般に回転駆動される駆動ローラとこの駆動ローラに押
圧されながら従動回転する従動ローラが設けられ、両ロ
ーラの接触部位に画像形成を終えた用紙を挟持して排出
側へ搬送する排紙装置が設けられる。第4図はそのよう
な排紙装置を備える従来の画像形成装置の概略構成図で
ある。
画像形成装置21は下部に給紙カセット22を有していて、
この給紙カセット22内に積載して収納されている用紙が
順に給紙ローラ23から湾曲する搬送路を経て給紙駆動ロ
ーラ24及び給紙従動ローラ25に送られ、更に待機ローラ
26、感光体ドラム27を備えた画像形成部を経て加熱ロー
ラ18、加圧ローラ19間に至り、駆動ローラ2の回転によ
りこの駆動ローラ2と従動ローラ15との回転で画像形成
された用紙が排紙トレイ28上に所謂フェースアップの排
紙方式で排出される。
一方、前記従動ローラ15の排紙側に設けられている排紙
方式切換装置29の切換え選択によってガイド板11間の通
路を開放させることにより、前記駆動ローラ2の回転に
伴って排出される用紙が前記ガイド板11の通路に至って
従動ローラ8及びこれに接して配設されている駆動ロー
ラ2の間に送り出される。従って、この場合は前記駆動
ローラ2の回転によって前記ガイド板11間に送り込まれ
た前記用紙が排紙トレイ12側に所謂フェースダウンの排
紙方式が排出される。そして、画像形成を完了した用紙
を出来映えよく整然と排出するため前記駆動ローラ2と
前記従動ローラ15及び前記駆動ローラ2と前記従動ロー
ラ8等による排紙装置は種々工夫されたものが知られて
いる。
第5図はそのように工夫された従来の排紙装置の一例を
示す要部断面図である。
同図において、回転軸1は両端が不図示の画像形成装置
本体のフレームに軸支されていて、ノックピン4を介し
てこの回転軸1に固定されている駆動ローラ2のローラ
本体2aに嵌め込んだ例えばゴム製の摩擦部材2bに従動ロ
ーラ8が押圧アーム9を介して押し当てられている。こ
の押圧アーム9は板ばね部材で形成されていて、この押
圧アーム9の基部9aは前記本体側のフレーム10に固定さ
れている。そして、ガイド板11間に送り込まれてくる用
紙は前記駆動ローラ2と前記従動ローラ8に挟まれて搬
送され排紙トレイ12側に送り出される。前記排紙トレイ
12の底部には順次積載された用紙13が示されている。ま
た、前記フレーム10の上部に位置する部材は筺体14の一
部である。
第6図は第5図に示すI−I線断面図である。同図にお
いて、前記ローラ本体2aの外周面の両端部には、このロ
ーラ本体2aが前記回転軸1に軸支された状態において、
この回転軸1に直交する向きに外方に突出するギヤ歯状
の突起3が形成されている。この突起3は、用紙を排出
する際、この突起3の当たっている用紙部分を押しなが
ら排出側へ蹴り出すような役割を果たし、それにより用
紙を確実に搬送できるようにしている。
前記駆動ローラ2は、用紙サイズにもよるが、可能な限
りその中央部に位置するよう適数配設される。前記のよ
うな突起3を有する駆動ローラ2で用紙を排出する場
合、比較的薄い普通紙では突起3に当たっている部分か
ら前記従動ローラ8の端部に至る用紙部分が適当に撓み
用紙を傷つけるようなことはない。しかしながら、はが
きのように小サイズでかつ厚紙の用紙は撓み難いため前
記突起と接触する付近に傷を付けたり折れを生じたりす
るという問題があった。そこで、このような小サイズの
厚紙が通過する範囲に配設される前記駆動ローラ2に対
して前記突起3を設けないようにすると、前述のような
突起3による用紙の蹴り出しが不十分となり用紙の斜行
や排紙状態が不安定となる欠点があった。
〔考案の目的〕
本考案は前記問題点に鑑み、用紙サイズの如何にかかわ
らず良好な排紙効率を保持し得、特に、はがき等の小サ
イズの用紙の排紙時においても、その用紙を傷付けた
り、その用紙に折れを生じたり、斜行搬送されることの
ない排紙装置を提供することを目的とする。
〔考案の要点〕
本考案は前記目的を達成するために、用紙搬送方向に直
交する回転軸と、該回転軸に軸支する軸孔と周面の端部
に前記回転軸と交差する方向に突出する複数の突起部と
を有する駆動ローラと、該駆動ローラの前記周面に圧接
する従動ローラとを具備し、用紙を前記両ローラで挟持
しつつ搬送しかつ用紙後端を前記突起部にて蹴り出して
排出すべく配設した排紙装置において、前記回転軸にほ
ぼ球状の膨出部を形成し、前記駆動ローラの軸孔内面を
前記膨出部の球面に対応した球面として前記膨出部に嵌
合させ、前記両球面には駆動を伝達するための互いに係
合しかつ前記駆動ローラが前記用紙搬送方向に対する姿
勢を変えることなく前記回転軸に対し揺動自在となる凹
凸部を設け、前記駆動ローラは所定の剛性値を越えた用
紙が前記両ローラで挟持されつつ搬送される際に前記突
起部が用紙に押圧されることにより揺動することを特徴
とする。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳述
する。従来例に示された部材と同じものは同一の記号を
付して説明する。
第1図(a),(b)は本考案の排紙装置に用いる駆動
ローラの構造を示す一部断面平面図である。
回転軸1には球面状の膨出部5を形成してあり、これは
例えば、金属材料で断面弧状に形成した環体を形成し、
該環体を前記回転軸1に軸着する。該環体が固定される
前記回転軸1の部位には平目ローレットを刻設してあ
り、これに対応して前記環体の内周面にも平目ローレッ
トを設けてある。そして、前記環体は前記回転軸1の前
記平目ローレットを刻設した部位に圧入若しくは鋲着等
して固定してある。これにより、前記平目ローレットの
刻みが互いに噛み合って空回りするのを防止している。
また、前記環体の外周面のほぼ中央部すなわち前記膨出
部5の頂部には薄いギヤ歯6を形成してある。
駆動ローラ2は筒体状のローラ本体2aを有し、その周面
の両端部には該駆動ローラ2が前記回転軸1に軸支され
た際、該回転軸1と交叉する方向に突出するギヤ歯状の
突起3が疎らに形成されている。
一方、前記ローラ本体2aの内面すなわち軸孔となる筒体
内面には、全体を前記膨出部5の曲面にほぼ相応する曲
面に窪ませ該ローラ本体2aを前記回転軸1に軸支した際
前記膨出部5の頂部に設けたギヤ歯の凹凸にほぼ噛み合
って回転軸方向に揺動自在になるようにその回転軸方向
に沿って湾曲状に凹溝を該凹溝の幅に相当する間隔を空
けて連設した凹凸部7を形成してある。第2図は第1図
のA−A線断面図で、前述のように前記駆動ローラ2を
前記回転軸に軸支して前記凹凸部に前記ギヤ歯6が噛み
合っている様子を示している。
前記ローラ本体2aには例えばゴム製の摩擦部材2bを嵌め
込んであり、該摩擦部材2bに従動ローラ8が押圧アーム
9を介して押し当てられている。
第3図は前述の如く構成した本考案の排紙装置を前記加
熱ローラ18及び前記加圧ローラ19に隣接する部位に設け
た例を示す概略側断面図である。同図において、前記加
熱ローラ18の下部には周面を耐熱性及び弾性を有するシ
リコンゴム等によって被覆した加圧ローラ19を適宜圧力
で圧接してあり、トナー画像の形成を完了した用紙13が
その圧接部を通過する際、その用紙13を狭持、押圧し前
記加圧ローラ18の加熱作用と前記加圧ローラ19の加圧作
用が相俟ってトナー画像を前記用紙13上に熱融着させ
る。用紙排出側の前記加熱ローラ18の周面の至近部位に
は剥離爪16の先端を位置させてあり、前記用紙13が前記
熱融着の際、前記加熱ローラ18に貼り付いた状態にある
とき、これを剥がして該用紙13を前記駆動ローラ2側に
誘導する。そのように誘導されて、前記用紙13の先端が
前記駆動ローラ2と前記従動ローラ15との接部に達する
と、該用紙13は両ローラ2,15に狭持されながら排出され
てゆく。この場合、前記駆動ローラ2と前記従動ローラ
15は前述のように適数配設されるが、その配設位置は第
1図(b)に示すように、はがき等の小サイズの厚紙17
に対し用紙端が前記突起3の両方に掛からないように配
設するのが好ましい。而して、普通紙の場合は第1図
(a)に示すように前記突起3から前記従動ローラ15の
端部に至る用紙部分がうまく撓み前記駆動ローラ2は前
記回転軸1と同心状態で回転する。これに対し、はがき
等のような厚紙17の場合は(上記のように第1図(b)
に示す片側の前記突起3すなわち同図において右側の突
起には用紙端が掛からないように予め搬送される)、前
記駆動ローラ2と前記従動ローラ15に狭持される状態と
なると、剛性のある前記厚紙17は前記従動ローラ15の押
圧力で用紙に当接している前記突起3を前記回転軸1に
近づく向きに押圧する。それにより揺動自在に構成され
た前記駆動ローラ2は偏心状態に変位して回転し、前記
厚紙17は排出される。そのため、前記厚紙17は折れた
り、傷付いたりしない。また、前記厚紙17の後端が前記
駆動ローラ2と前記従動ローラ15との狭持から解放され
る際、前記駆動ローラ2は元の状態に速やかに復帰する
ので前記突起3により前記厚紙17を蹴り出すことができ
る。なお、前記駆動ローラ2は軸方向に2分割された状
態のもの鋳造等して作り、組立時にその2つを前記膨出
部5に被せてねじ、鋲等で連結したり、接着、融着等に
より一体的に固定する。また、以上のように構成する本
考案の排紙装置は第4図の排紙トレイ12に隣接する側の
排紙装置(駆動ローラ2、従動ローラ8)に適用するこ
ともできる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案によればはがきのよ
うな厚紙の排紙も傷や折れを生ずることなく効率よく排
紙でき、信頼性に優れた画像形成装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本考案の排紙装置に用いる駆動
ローラの構成を示す一部断面平面図、 第2図は第1図のA−A線断面図、 第3図は本考案の排紙装置を加熱ローラ及び加圧ローラ
に隣接する部位に設けた例を示す概略側断面図、 第4図は排紙装置が適用される画像形成装置の概略構成
図、 第5図は従来の排紙装置を示す要部断面図、 第6図は第5図のI−I線断面図である。 1……回転軸、2……駆動ローラ、3……突起、5……
膨出部、6……ギヤ歯、7……凹凸部、17……厚紙.

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙搬送方向に直交する回転軸(1)と、 該回転軸(1)に軸支する軸孔と周面の端部に前記回転
    軸(1)と交差する方向に突出する複数の突起部(3)
    とを有する駆動ローラ(2)と、 該駆動ローラ(2)の前記周面に圧接する従動ローラ
    (8)とを具備し、 用紙(13)を前記両ローラ(2,8)で挟持しつつ搬送し
    かつ用紙後端を前記突起部(3)にて蹴り出して排出す
    べく配設した排紙装置において、 前記回転軸(1)にほぼ球状の膨出部(5)を形成し、
    前記駆動ローラ(2)の軸孔内面を前記膨出部(5)の
    球面に対応した球面として前記膨出部(5)に嵌合さ
    せ、前記両球面には駆動を伝達するための互いに係合し
    かつ前記駆動ローラ(2)が前記用紙搬送方向に対する
    姿勢を変えることなく前記回転軸(1)に対し揺動自在
    となる凹凸部(6,7)を設け、 前記駆動ローラ(2)は所定の剛性値を越えた用紙(1
    7)が前記両ローラ(2,8)で挟持されつつ搬送される際
    に前記突起部(3)が用紙(17)に押圧されることによ
    り揺動することを特徴とする排紙装置。
JP13280688U 1988-10-13 1988-10-13 排紙装置 Expired - Lifetime JPH075082Y2 (ja)

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JP13280688U JPH075082Y2 (ja) 1988-10-13 1988-10-13 排紙装置

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JPH0255660U JPH0255660U (ja) 1990-04-23
JPH075082Y2 true JPH075082Y2 (ja) 1995-02-08

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ID=31390110

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JP13280688U Expired - Lifetime JPH075082Y2 (ja) 1988-10-13 1988-10-13 排紙装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007112546A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Kyocera Mita Corp 用紙反転装置、用紙反転装置の制御方法、画像形成装置

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JPH0255660U (ja) 1990-04-23

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