JPH07506813A - ホリニン酸の立体異性体を分離する方法 - Google Patents

ホリニン酸の立体異性体を分離する方法

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JPH07506813A JP5514507A JP51450793A JPH07506813A JP H07506813 A JPH07506813 A JP H07506813A JP 5514507 A JP5514507 A JP 5514507A JP 51450793 A JP51450793 A JP 51450793A JP H07506813 A JPH07506813 A JP H07506813A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ホリニン酸の立体異性体を分離する方法本発明は、ホリニン酸(folinic  acid)の立体異性体を分離する方法に関する。
ホリニン酸、すなわちN−(5−ホルミル−(6足、旦) −5,6,7,8− テトラヒドロプテロイル)−L−グルタミン酸は、化学合成によって得たときは 、その2つの(6R)および(6S)ジアステレオマー形の等モル混合物により て形成されている。
(6S)l!4性体のみがカルシウム塩として生成物の周知の薬理学的活性を有 し、不斉合成により(6旦)異性体を合成するために種々の試みがなされたが、 これらは工業的見地から完全には好結果をもたらさなかうた。
その等モル混合物からの両ジアステレオマーの分解に関する限り、たとえこれら がまだこの問題に対する理想的な解決を与えなかったとしても、US特許268 8018および特許出願W0 88103844を挙げることが価値がある。
今や、葉酸から出発して化学合成によって生成された等モルジアステレオマー混 合物から、遊離およびアルカリ土類金属イオンとの塩の両方の、2つの光学的に 純粋な(6足)および(6旦)形のホリニン酸を好収率で分離および単離するこ とを可能にする方法が発見された。
本発明のもう一つの顕著な具体化は、上記のジアステレオマー等モル混合物から 、各々優れた光学純度(0,P、 )によって特徴づけられる(6旦)−ホリニ ン酸、(6旦)−ホリニン酸の適当な少なくとも二塩基有機アミン類(これらは 脂肪族、直鎖、環式および/または複素環式である)との塩誘導体を製造および 単離する方法に関する。
本発明のもう一つの顕著な具体化は、新規な(6K)−ホリニン酸および/また は(6旦)−ホリニン酸の上記アミン類との塩によって表される。
ホリニン酸は通常、葉酸から出発する合成によって製造されるが、この葉酸は分 子の(S)−グルタミン酸に相当する部分に(S)キラル中心を含んでいる。
プテリン残基の5−および6−位間の二重結合を水素化することにより、6−位 ン類との塩を過烏な溶媒または好ましくは溶媒の二元または三元混合物から結晶 化させることにより、使用するアミンに従ってその(6K)または(6旦)形に 富む上記の塩の混合物を得ることができることがわかった。
上記の光学的に富む混合物は、1回以上の再結晶によって優勢な異性体形にさら に富ませて、相当する各々(6K)−ホリニン酸、(6旦)−ホリニン酸の上記 アミンとの塩を、少な(とも99%、通常は99%よりも高い光学純度で得るこ とができる。
これらの塩から、同じ光学純度をもつ相当するアルカリ土類金属イオンとの塩へ の変換は、非常に容易である。
例えば、その(6旦)−形に富む混合物から、(6旦)−ホリニン酸のカルシウ ム塩(または相当するアルカリ土類金属イオンとの塩)は、99%より高い光学 純度で製造することができる。この結果は好ましくは、下記の方法の1つに従っ て達成することができる。
a) (6S)に富むジアミノホリネートの水溶液から、中性pHでそして場合 により沈殿溶媒の存在においてアルカリ土類金属塩化物で処理することにより、 望のアルカリ土類金属のホリニン酸塩となる。
b) 光学的に純粋な(6互)形を得るために、(6互)に富むジアミノホリネ ートを適当な溶媒混合物から再結晶させる。相当するアルカリ土類金属イオンと の塩を、次にa)に記載した通りの交換によって得る。
(6R,S)−ホリニン酸およびその光学的に純粋なジアステレオマー形を塩化 するのに好ましい金属陽イオンは、アルカリ土類金属、特にCa、 Mg、 S r。
Ba、の陽イオンである。Ca”イオンが特に好ましい。
(6R,’E+>−ホリニン酸の塩化に適する少なくとも二塩基有機アミンは、 少なくとも1つ置換されているかまたは非置換の少なくとも2または3個のC原 子より成る炭化水素鎖によって相互に結合している少な(とも2個のアミノ基を 含有する。直鎖、環式または複素環式、置換または非置換、ラセミまたはキラル 、脂肪族ジーまたはポリアミン類から選択することができる。
特に好ましいアミンは、一般式夏ないし■:(式中、 R1ないしRIIは、同一であるかまたは異なっていて、Hであるか、または、 1−4個のOH基および/または1−4個のアルコキシまたはヒドロキシアルコ キシ基によって置換されていてもよい、直鎖または分枝鎖状のC3−、アルキル 基であり。
R7ないしR1゜は、同一であるかまたは異なっていて、R1またはOHであり 。
nは、0−6であり: mは、2−8である) のジアミンである。
非限定例として、特に好ましいジアミンは:エチレンジアミン、1.2−ジアミ ノ−プロパン、1.3−ジアミノ−プロパン、1.3−ジアミノ−2−ヒドロキ シ−プロパン、(シス)−1,2−ジアミノ−シクロヘキサン、(トランス)− 1,2−ジアミノ−シクロヘキサン、ピペラジン、1.4−ジメチル−ピペラジ ン、2−メチル−ピペラジン、2.5−ジメチル−ピペラジンから選択すること ができる。
同等に好ましいアミンはまた、3ないし6個のN原子を含有するポリアミノ直鎖 誘導体またはマクロ環状化合物であることもできる。
例としてこれらの最後のもののなかでは、1.4.7. 10−テトラアザ−シ クロドデカンおよび、そのエチレン橋上および窒素原子上の両方で置換された誘 導体類を挙げることができる。
ホリニン酸の」1記アミンとの塩のジアステレオマー混合物の結晶化に適する溶 媒は好ましくは、二元または三元の水/双極性非プロトン性有機溶媒混合物およ び/または水/双極性中性(aprotic)有機溶媒/プロトン性有機溶媒の 混合物である。
好ましいプロトン性有機溶媒は、すなわちメタノール、エタノール、ロープロバ ノール、イソプロパツール、エチレングリコール、1.2−プロピレングリコー ル、1,3−プロピレングリコール、ホルムアミド、N−メチル−ホルムアミド である。
好ましい双極性中性有機溶媒は、すなわちジメチル−ホルムアミド(DMF)、 ジメチルアセトアミド(DMAC) 、ジメチルスルホキシド(DMSO) 、 N−メチル−ピロリドン(NMP) 、ヘキサメチルホスホルアミド(HMPT )である。
本発明の方法を、非限定例として出発物質として(6R,S)−ホリニン酸のカ ルシウム塩を用いて本明細書【N:この後に説明するが、この方法は下記の段階 に従って行われる・ 段階1 0ないし25℃の範囲の温度で鉱酸を用いてpHを1と3との間に調整すること による、そのカルシウム塩の水溶液からの(6R,S)−ホリニン酸の沈殿。
段階2 酸の双極性中性溶媒中への溶解。
b)温度5ないし35℃での、■=5ないし1 : 50 (W/V)の範囲の 比率で同じ双極性中性溶媒中に、または1・5 (W/V)ないし1 :15  (W/V)の範囲の比率でプロトン性有機溶媒中に、溶解させた化学量論量また は20%以下のモル過剰の所望のアミンとの反応。
c)25℃ないし5℃の範囲の温度の反応媒質を、所望の塩が完全に沈殿するま で徐冷すること。沈殿は、双極性中性溶媒に比較して0.1:1ないし2:l( V/V)の範囲の体積比のプロトン性有機溶媒を加えることによって容易にする ことができる: によって固体として得られる。
上記の塩化反応はまた、水中で懸濁液相で実施することもでき、続いて得られる 水溶液を、沈殿剤として作用する水溶性プロトン性有機溶媒を用いるかまたはこ の溶媒中で希釈することができる。
段階3 その上記アミンとの塩の、場合により有機プロトン性溶媒を添加した、水/双極 性中性水溶性溶媒からの結晶化または不溶化によるホリニン酸ジアステレオマー の部分分離。
塩/溶媒混合物の重量/体積(W/V)比はl:2ないし1:60、好ましくは 14ないし1:45、の範囲であることができる。
混合物 水/双極性中性溶媒の組成(v / v )は、1:0.5ないし1: 20、好ましくは1:lないし1:15、の範囲であることができ;このような 混合物はまた、上記のプロトン性有機溶媒が必要な場合には体積で70%まで、 好ましくは50%までの量のプロトン性有機溶媒を含有することもできる。
(6R,S)−ホリニン階の上述のアミンとの塩は、温度25℃ないし70℃、 好ましくは30℃ないし50℃、の所望の溶媒の混合物に直接溶解させることが できる。
他方で、これらは水に溶解させることもできる。続いて所望の量の双極性中性溶 媒を、場合により必要な追加量のプロトン性有機溶媒とともに、上記の水溶液に 加える。
その後1.:れらの溶液をほぼ0℃まで徐冷すると、この間に結晶化が起こる。
得られる固体成分はアミノーホリネートの(6足)および(6互)異性体の混合 物より成り、この混合物は溶解度の小さい方の形(すなわち、塩化剤として使用 したアミノ化合物により旦または旦)に富んでいる。
例えば、エチレンジアミノ(6R,S)−ホリネートの結晶化では、(6R)異 性体塩に富む混合物となる。
これに反して、ピペラジン(6R,S)−ホリネートからは、(6K)形が優先 的に結晶化する。
通常、上記の一つの異性体形に富む固体混合物は、65ないし98%の範囲の光 学純度を示す。
結晶母液は明らかに、他方の異性体形に富んでおり、通常は65ないし80%の 範囲の光学純度値を示す。
段階4 部分的に光学的に精製した段階3から得たアミノホリネートを、組成が1:1( v / v )から1 : 20 (v/v)までの範囲の水/双極性中性溶媒 の混合物から11記塩を1回以上再結晶させることによってさらに精製する。こ の結晶用混合物は場合により、体積で50%までの量のプロトン性有機溶媒をも 含有することができる。所望の光学的に純粋なアミノホリネートは、99%より 高い光学純度をもって得られる。
旦)ホリニン酸カルシウムに変換することができる。
好ましい方法の1つは、0.2ないし5、好ましくは2ないし4部(W/W)の 水溶性カルシウム塩、好ましくは塩化物または硝酸塩、の存在における水(pH =7、温度0−25℃)からの上記アミノホリネートの結晶化である。
別法として、所望の光学的に純粋なホリニン酸カルシウムを、大過剰のプロトン 性水溶性有機溶媒を添加することにより、上述のCa”+含有水溶液から沈殿さ せることができる。
段階5 段階3に記載した結晶化の結果得られる母液中に含まれるホリニン酸の立体異性 体もまた、99%よりも高い光学純度で上記母液から回収される。
これらは、好ましくは本明細書中でこの後に記載する手順の1つに従って、アミ ノまたはカルシウム塩として得ることができる。
a)上述の母液から、もし存在するならば有機プロトン性溶媒を、25ないし5 0℃の温度で減圧蒸留して除去し、続いて水溶性双極性中性溶媒を、混合物を水 に不溶性の有機溶媒、好ましくは塩化メチレン(CHiClり 、で抽出するこ とによって除去する。得られる水溶液に、アミノ(6R,S)−ホリネートの出 発量に関して0. 2ないし5、好ましくは2ないし4重量部(W/W)に相当 する量のCaCIgを添加する。次にpHを、IN NaOHによって6と7と の間の範囲の値に調整し、そしてエタノールを加えることによって温度0−25 ℃、好ましくは5−25℃、で操作して所望のカルシウム塩の沈殿を得る。
65ないし85%の範囲の光学純度をもつその優勢なジアステレオマーに冨むホ リニン酸カルシウムは、濾過によって回収される。光学的に純粋なホリニン酸カ ルシウム(99%より高い光学純度)は最終的に、pH6ないし7で温度0ない し25℃の10ないし100容の水からの1回以上の結晶化によって得られる。
b)段階3から得た母液に、適当な沈殿溶媒、双極性中性またはプロトン性有機 溶媒のどちらか、を母液体積に関して等量ないし0.05−5容で加える。〇− 20℃に冷却することにより、ジアミノホリネートの優勢な光学異性体を70% より高い光学純度で選択的に結晶させることができる。
99%より高い光学純度をもつ所望のアミノホリネートは次に、場合により体積 で50%までの量のプロトン性有機溶媒を加えることにより、1:1ないし1:  20 (v/v)の範囲の比率をもつ水/双極性中性溶媒混合物から1回以上 結晶化させることによって得られる。
ことができる。この溶液に、出発物質のホリニン酸塩と比較して化学量論鳳の、 アルカリ土類金属陽イオンと不溶性塩を形成する鉱酸または有機酸(好ましくは 硫酸または蓚酸の陰イオン)で塩化した所望のアミンを含有する別の水溶液を添 加することができる。この沈殿する不溶性塩、すなわち蓚酸カルシウム、を濾去 し、得られる所望のジアミノ(6R,S)−ホリネートを含む水溶液に、次に適 当な鳳の双極性中性溶媒を加えるが、場合により先に記載したようなプロトン性 有機溶媒とともに添加する。
結晶化は、Oないし25℃の範囲の温度で実施することができ、中性またはやや アルカリ性のpllで操作することにより1時間から50まで続く。
段階1に記載した手順はまた、段階4および5に従って得られるその相当する光 学的に純粋な塩から出発して、99%より高い光学純度をもつ遊離のホリニン酸 (6Rまたは6旦)の光学的に純粋な異性体を得るために採用することもできる 。
下記の実施例は、本発明の最も顕著な特徴をよりよ(説明することを目的として おり、習熟した技術者に対してこのものに限定するものではない。
実施例1 g、および0.5N塩酸670−を、かくはんしなから5−20℃で、水300 耐に同時に滴加する。次に、得られる(6R,S)−ホリニン酸を含有する懸濁 液を、かくはんしながら1時間5−25℃に保つ。その後、沈殿を濾過し、水で HP L Cタイター(Litre) 二>99% 下記のクロマトグラフィー 条件下で実施: カラム ハイパー(Hibar”)リヒロスフエア−(Lichrospher e)RP18−5μm [メルク(Merck)]:長さ250mm;直径4m m 移動相:A=ニリン塩緩衝液pH7,8;B;25% リン酸塩緩衝液pH7, 8中のメタノール(V/V)流11: 1. 2+d/分:カラム温度 35℃ :UV254nm検出器勾配、 0ないし2分 B=12%、2ないし20分  B=80%までの直線勾配次に3分間保持、その後23ないし35分 B=12 %までの逆勾配同じ手順に従って下記の遊離酸化合物を得たニー実施例6の(6 旦)−ホリニン酸カルシウムから出発して、99%より高い光実施f!42 −に溶解させる。同じ溶媒400TIliに溶解させたエチレンジアミン10. 5gを温度5−35℃で添加する。沈殿した塩の懸濁液を約1時間かくはんしな から5)IPLCタイター:298.5% 実施例1のクロマトグラフィー法に 従う。
実施例3 温度25−40℃でか(はんしながら、DMAC920−を添加する。次に温度 を5℃まで下げ、24時間かくはんすると生成物が結晶化する。その後、沈殿を を含むエチレンジアミノホリネート40.2gを得る。(6K)形の含量は下記 の条件下でキラルHPLCを行うことにより測定する:カラム 長さ250mm ;直径4mm;キラル(chiral)Si 300BSA (SERVA)を 手で供給する、5μm固定相。
移動相: 0. 25 M N a H* P Oa水溶液流鍛:1.01Lt /分:カラム温度40’C;検出器:UV280nm (310nm)濾過稜の 母液は60%ジアステレオマー過剰のエチレンジアミノ(6S)−ホリネートを 含有する(上述の条件下でキラルHPLCで測定した)。
実施例1および3に記載したクロマトグラフィー条件を賎りの実施例における操 作および測定にも使用する。
実施例4 エチレンジアミノ(6R)−ホリネートの単離および精製実施例3に記載した結 晶化から得た、60%ジアステレオマー過剰のエチレンジアミノ(6旦)−ホリ ネートを主として含有する母液に170−のDMACを添加する。この溶液をか くはんしながら48時間10℃に保つ。得られる沈殿を濾過し、エタノールで洗 浄し、乾燥させる。15gのエチレンジアミノ(6旦)−ホリネートが、99% より高い光学純度で得られる(キラルHPLC操作は実施例3に従って実施した )。
HPLCタイター:>98.5; [ff]’;=−14,so (C=2.1 %H,0)実施例5 エチレンジアミノ(6S)−ホリネートからの(6S)−ホリニン酸カルシウム の製造 水100−に溶解させたエチレンジアミノ(6S)−ホリネート(実施例4に記 載したようにして得た)10gに、塩化カルシウム10gおよびエタノール40 0tfを、5−25℃でか(はんしながら添加する。分離する沈殿を濾過し、エ タノール水溶液(95%)で洗浄し、乾燥させる。次に生成物を50−60℃で pH6−6,5の水に再溶解させる。1/2の重量の塩化カルシウムを加え、I NのNaOHでpHを7に調整する。所望の化合物は0−25℃で16時間で結 晶する。
沈殿した結晶生成物を濾過し、冷水およびエタノール水溶液で洗浄し、乾燥させ る。約20%の結晶水を含む(6互)−ホリニン酸カルシウムl1gを、99% より高い光学純度(キラルHPLCによる)で得る。
HPLCタイター・〉99%; [dl”:=−15° (c=1%H,0)実 施例6 エチレンジアミノ(6R)−ホリネートの精製光学純度80%のエチレンジアミ ノ(6足)−ホリネート(実施例3に記載したようにして得た)35gを、体積 比1/1.25+7)水/DMAC500−から再結晶させる。温度および結晶 時間は次の通りである: 0−25℃および48時間。結晶した生成物を濾過し 、エタノールで洗浄し、乾燥させる。光学純度が99%より高い(キラルHPL C)エチレンジアミノ(6R)−ホリネート25gが得られる。[ff] o= +44.4’ (c=2.1%H,O)実施例7 (6互)−異性体に富むエチレンジアミノホリネート混合物からの(6旦)−ホ リニン酸カルシウム単離および精製 実施例3に記載した結晶化から得られる、60%ジアステレオマー過剰のエチレ ンジアミノ(6旦)−ホリネートを主として含有する母液を、塩化メチレン5× 400−で抽出する。得られる水溶液に、o−25℃でか(はんしながら塩化カ ルシウム50gを加え、次にIN NaOHでpHを7に調整し、エタノール2 50■lを加える。固体の分離生成物を濾過し、エタノール水溶液で洗浄し、乾 燥させる。得られる生成物を、pH7,0−25℃で、重量3/4の塩化カルシ ウムの存在において水から2回再結晶させるが、このとき各回毎に、濾過した生 成物を最初は冷水で、そして次にはエタノールで、洗浄する。
光学純度が99%より高く(キラルHPLCによる)、約20%の結晶水含量の (6旦)−ホリニン酸カルシウムが17g得られる。
HPLCタイター・〉99%; [a]、=−15’ (c=1%H,O)実施 例8 ピペラジノ(6R,S)−ホリネートの製造実施例1に記載したようにして製造 した(6R,S)−ホリニン酸80gを、DMAC950■lに溶解させる。エ タノール2000−に溶解させたピペラジン17.5gを、温度5−30℃でか くはんしながらこれに添加する。得られる懸濁液をかくはんしながら3時間室温 に保った後、濾過する。湿った生成物をエタノールで洗浄してから、乾燥させる 。90.5gのピペラジノ(6R,S)−ホリネートを得る。
11 P L Cタイター二〉99% 実施例9 AC(1: 10.5v/v)に懸濁させる。固体化合物が完全に溶解するまで 、温度を35℃に」−げろ。結晶化には、かくはんしながら5℃で3日を要する 。得実施例10 gを、実施例6の手順に従って混合物 水/DMAC(1: 10.5v/v) からIV#結晶させる。結晶生成物を濾過し、洗浄し、乾燥させた後、99%よ り高い光学純度(キラルHPLC操作)をもつピペラジノ(6互)−ホリネート 8gが得られる。
実施例11 して含有する母液に、エタノール1800−を加える。結晶化は5℃で64時間 る。
次に上記の塩を、実施例6の手順に従って、混合物 水/DMAC/エタノール (1: 10 : 5V/V/V)から再結晶させて、99%より高い光学純度 をもつ所望の生成物を得る。
実施例12 ピペラジノ(6互)−ホリネートからの(6旦)−ホリニン酸カルシウムの製造 −ホリネートから、99%より高い光学純度をもつ(6旦)−ホリニン酸カルシ ウムを80%の収率で得る。
実施例13 1.4−ジメチルピペラジノ(6R,S)−ホリネートの製造実施例1に記載し たようにして製造した(6R,S)−ホリニン酸80gを、DMAC800−に 溶解させる。DMAC460に溶解させた1、4−ジメチル−ピペラジン21g を、温度5−25℃でかくはんしながら添加した後、エタノール700■lを加 える。この溶液をかくはんしながら5日間5℃に保つと沈殿が得られるので、こ れを濾過し、エタノールで洗浄し、乾燥させる。
90gの1.4−ジメチルピペラジン(6R,S)−ホリネートが得られる。
(HPLCタイター:〉99%) 実施例14 1.3−ジアミノ−2−ヒドロキシ−プロパン(6R,S)−ホリネートの製造 実施例1に記載したようにして製造した(6R,S)−ホリニン酸80gを、D MAC800dにm解さセル。DMAC420dl:溶解させた1、3−ジ’7 ミノー2−ヒドロキシープロパン16.8gを温度5−25℃でかくはんしなが ら加える。溶液をかくはんしながら1.5時間、同じ温度に保って、沈殿を得て 、これを濾過し、最初にDMACで、そして次にエタノールで洗浄した後、乾燥 させる。1. 3−ジアミノ−2−ヒドロキシ−プロパン(6R,S)−ホリネ ートが89g得られる(HPLCタイター〉99%)。
実施例15 1.3−ジアミノ−2−ヒドロキシ−プロパン(6R,S)−ホリネートジアス テレオマーの部分分離 1.3−ジアミノ−2−ヒドロキシ−プロパン(6R,S)−ホリネート87g を、水600m1.m溶解させる。DMAC780sfを、温ff25−40℃ m’か<はんしながら加える。生成物は211間かくはんを続けた溶液から5℃ で結晶するので、これを濾過する。湿った生成物をエタノールで洗浄する。乾燥 させた後、約70%のジアステレオマー(6−R)(キラルHPLC)を含む1 .3−ジアミノ−2−ヒドロキシープロパンーホリネート50gを得る。銭りの 結晶母液中には、(6ミ)シアステ【/オマーが約55%ジアステレオマー過剰 に存在する。
実施例16 1.3−ジアミノ−2−ヒドロキシ−プロパン(6S)−ホリネートの単離およ び精製 実施例15に記載した分別結晶から得られる、1.3−ジアミノ−2−ヒドロキ シ−プロパン(6S)−ホリネートを55%ジアステレオマー過剰に含有するf li液に、DMAC160−を加える。この溶液をかくはんしながら30時間5 ℃に保持すると、沈殿が得られるので、これを濾過し、エタノールで洗浄する。
乾燥後に、1.3−ジアミノ−2−ヒト0キシ−プロパン(6旦)−ホリネート 20gが95%丸学純度で得られる。この生成物を、体積比1/1.5の水/D M八Cへ合物300■rから0−25℃の4度で+M結晶させる。得られる沈殿 を濾過し、エタノールで洗浄する。乾燥後に、1. 3−ジアミノ−2−ヒドロ キシ−プロパン(6ト)−ホリネーN6gを5)9%より高い光学純度(キラル HPLC

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.下記の段階: a)双極性中性有機溶媒、水および水溶性プロトン性有機溶媒から選択される少 なくとも1つの成分を含有する液体媒質中で、遊離またはアルカリ土類金属塩と してのラセミ体のホリニン酸を、少なくとも1つ置換されているかまたは非置換 のC2−C3炭化水素鎖により結合した少なくとも2個のアミノ基を有する脂肪 族直鎖または環式アミンと反応させて、相当するラセミ体のホリニン酸ジアミノ 塩を得る; b)上記ジアミノ−塩を、場合により有機水溶性プロトン性有機溶媒を含有する 、水と水溶性双極性中性有機溶媒との混合物中の溶液から結晶化させると、冷却 により分離する最初の固体が下記(6R)または(6S)ジアステレオマーの第 一異性体の大部分を含有し、他方の第二異性体の大部分が結晶化母液に残留する ;c)段階(b)からの異性体に富む固体を、この段階で使用した同じ溶媒混合 物から、第一ジアステレオマーのジアミノ塩が所望の光学純度で得られるまで1 回以上再結晶させることによって精製し、そして場合によりこの塩を相当するア ルカリ土類金属塩に変換する; d)段階(b)からの母液中に溶解して残留する固体を、この溶液を双極性中性 溶媒および/またはプロトン性有機溶媒で希釈することにより沈殿させて単離す ると、得られる固体が主として第二異性体を含有し、そしてこの固体を段階(c )に記載したように再結晶させるか、または上記母液を有機溶媒の蒸発後に過剩 の水溶性アルカリ土類金属鉱酸塩で処理して、得られる上記ホリニン酸の第二異 性体のアルカリ土類金属塩を所望の光学純度に到達するまで水で1回以上再結晶 させる; を含む、ホリニン酸の(6R)および(6S)ジアステレオマーを分離し、所望 の高光学純度の遊離または塩の形体でこれらを回収する方法。
  2. 2.段階(a)で使用するアミンが、光学的に活性であるかまたは活性でなくそ してその窒素原子が有機基によって置換されていないかまたは置換されている、 直鎖、脂環式または複素環式ジ−またはポリアミンから選択される、請求の範囲 第1項の方法。
  3. 3.段階(a)においてラセミ体ホリニン酸のアルカリ土類金属塩を使用し、こ こで上記アルカリ土類金属陽イオンは適当な陰イオンとの反応によって不活性化 されて濾去される、請求の範囲第1項の方法。
  4. 4.反応混合物を水溶性プロトン性有機溶媒で処理して、ラセミ体のホリニン酸 のジアミノ塩を段階(a)で沈殿または結晶化することによって単離する、請求 の範囲第1項の方法。
  5. 5.段階(c)または(d)において結晶化により得られる両異性体に対する所 望の光学純度が99%以上である、請求の範囲第1項の方法。
  6. 6.下記の段階: a)双極性中性有機溶媒中または該溶媒とプロトン性有機溶媒との混合物中に溶 解させるか、または水中に懸濁させた、ラセミ体の遊離ホリニン酸を、少なくと も1つ置換されているかまたは非置換の少なくとも2または3個のC原子の炭化 水素鎖によって互いに結合されている少なくとも2個のアミノ基を含む直鎖、環 式または複素環式の置換または非置換の、ラセミまたはキラルの、脂肪族ジ−ま たはポリアミンと反応させることによって、下記ラセミ混合物のジアミノ塩を製 造するか、 またはラセミ体のアルカリ土類金属ホリニン酸塩の水溶液を上記アミンと反応さ せ、上記金属イオンをその不活性化合物の形成および濾過によって除去すること によって上記ジアミノ塩を製造する;ここで得られる上記ジアミノ塩のラセミ混 合物は、反応媒質から結晶してくるか、または水溶性プロトン性有機溶媒の添加 によりまたは上記反応媒質を上記水溶性プロトン性有機溶媒中で希釈することに より、この反応媒質から沈殿する、 b)上記の沈殿したラセミ混合物を、場合によりプロトン性有機溶媒を含有する 、水および水溶性双極性中性有機溶媒からできた溶媒中の溶液から結晶化させる ;ここで結晶化により分離する固体はジアミンの2つの(6R)または(6S) ジアステレオマー形の一方(この形体は結晶母液中に大部分が溶解して残ってい る他方の形体よりも溶解性が小さい)の大部分を含有する、c)段階b)で得た 異性体に富む固体を、この段階で使用した同種の溶媒から1回以上再結晶させて 、99%より高い光学純度をもつ所望のジアミノ(6R)または(6S)−ホリ ネートを得る;ここで、この光学的に純粋なジアミノ−ホリネートを、引続き水 性媒質中の過剰の水溶性アルカリ土類金属鉱酸塩との反応により、同じ光学純度 の相当するアルカリ土類金属塩に変換することができる、d)双極性中性溶媒お よび/またはプロトン性有機溶媒で希釈することによって、段階b)で得た結晶 母液から他方の異性体に富むジアミノ塩を沈殿させ、その固体を集めそしてこれ を段階c)と同じ条件下で1回以上再結晶させて、ジアミノホリネートの他方の 立体異性体形を99%より高い光学純度で得て、次に場合により相当するアルカ リ土類金属塩を、過剰の水溶性アルカリ土類金属鉱酸塩との反応によって同一光 学純度で得るか、 または上記の段階b)の母液を、すべての有機溶媒の除去後に過剰の水溶性アル カリ土類金属鉱酸塩で直接処理して、得られる異性体に富むアルカリ土類金属ホ リニン酸塩を水から1回以上再結晶させて99%より高い光学純度の相当する金 属ホリニン酸塩を得る、 を含む、ホリニン酸および/またはそのアルカリ土類金属イオンまたは少なくと も二塩基の有機アミンとの塩の2つのジアステレオマー形、(6R)および(6 S)を、そのラセミ混合物から出発して、99%より高い光学純度(0.P.) 水準まで分離および精製するための請求の範囲第1項の方法。
  7. 7.段階a)中、ラセミ体のホリニン酸とアミン類との反応を、双極性中性有機 溶媒中またはこの溶媒とプロトン性有機溶媒との混合物中、または水中懸濁液相 で実施し、次に得られる溶液を水溶性有機プロトン性溶媒でまたはこの溶媒中で 希釈する、請求の範囲第6項の方法。
  8. 8.段階a)中、ラセミ体のアルカリ土類金属ホリニン酸塩とアミン類との反応 を水中で、無機または有機陰イオン(このものは上記アルカリ土類金属陽イオン と水に不溶性の誘導体を形成し、得られる不溶性化合物は好ましくは硫酸塩また は蓚酸塩である)の存在で実施する、請求の範囲第6項の方法。
  9. 9.段階b)およびc)での結晶化を、各成分範囲が体積比で1:0.5(v/ v)ないし1:20(v/v)、好ましくは1:1(v/v)ないし1:15( v/v)の水および水溶性双極性中性有機溶媒より成る溶媒混合物中で実施する か、またはこの結晶化をさらに体積で70%まで、好ましくは50%(v/v) までの量のプロトン性有機溶媒を加えた上記の水/水溶性双極性中性有機溶媒混 合物を含む溶媒中で実施する、請求の範囲第6項の方法。
  10. 10.段階b)に従う、ラセミ体ジアミノホリネート塩およびその塩の結晶化に 使用する溶媒混合物の間の重量/体積比が1:2(w/v)ないし1:60(w /v)、好ましくは1:4(w/v)ないし1:45(w/v)、の範囲である 、請求の範囲第6項の方法。
  11. 11.ホリニン酸の塩の結晶化を、これらの塩を25ないし70℃、好ましくは 30ないし50℃、の範囲の温度で溶媒混合物に溶解させ、次に得られる溶液を 25−0℃、好ましくは20−0℃、まで徐冷することによって、段階b)また はc)に従って実施する、請求の範囲第6項の方法。
  12. 12.段階c)で得られる光学的に純粋な(6R)または(6S)ジアミノホリ ネートを、0ないし35℃、好ましくは5ないし25℃、の範囲の温度で、好ま しくは1N水酸化ナトリウムを添加してPHを6と7との間に保持することによ り、金属塩対ジアミノ塩の重量比(w/w)で0.2ないし5、好ましくは2な いし4の、アルカリ土類金属の水溶性鉱酸塩の存在において、水中で同じ光学純 度の相当するアルカリ土類金属塩に変換する、請求の範囲第6項の方法。
  13. 13.好ましいアルカリ土類金属の陽イオンが、Ca2+、Mg2+、Sr2+ 、Ba2+から選択される、請求の範囲第6項の方法。
  14. 14.好ましい金属イオンがCa2+である、請求の範囲第13項の方法。
  15. 15.化学量論量または20%以下のモル過剩で使用される好ましいアミン類が 、一般式IないしIII: ▲数式、化学式、表等があります▼I、▲数式、化学式、表等があります▼II 、▲数式、化学式、表等があります▼III、(式中: R1ないしR8は、同一であるかまたは異なっていて、H、または1−4個のO H基および/または1−4個のアルコキシまたはヒドロキシアルコキシ基によっ て置換されていてもよい直鎖または分枝鎖状C1−6アルキル基であり、R9な いしR10は、同一であるかまたは異なっていて、R1またはOHであり、nは 、0−6であり、 mは、2−8である) のジアミンの中から選択されるか、 またはこれらが3ないし6個のN原子より成る直鎖のまたはマクロ環式のポリア ミンから選択される、請求の範囲第1項の方法。
  16. 16.好ましいアミンが:エチレンジアミン、1,2−ジアミノプロパン、1, 3−ジアミノプロパン、1,3−ジアミノ−2−ヒドロキシ−プロパン、(シス )−1,2−ジアミノ−シクロヘキサン、(トランス)−1,2−ジアミノ−シ クロヘキサン、ピペラジン、2−メチル−ピペラジン、1,4−ジメチル−ピペ ラジン、2,5−ジメチル−ピペラジン、1,4,7,10−テトラアザシクロ ドデカン、その誘導体およびその高級および低級同族体、から選択される、請求 の範囲第15項の方法。
  17. 17.好ましい双極性中性溶媒が:ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ ド、ジメチルスルホキシド、N−メチル−ピロリドン、ヘキサメチルホスホルア ミド、から選択される、請求の範囲第6項の方法。
  18. 18.好ましいプロトン性有機溶媒が:メタノール、エタノール、n−プロパノ ール、イソプロパノール、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール 、1,3−プロピレングリコール、ホルムァミド、N−メチル−ホルムアミド、 から選択される、請求の範囲第6項の方法。
  19. 19.段階c)またはd)で得られる光学的に純粋なホリニン酸の塩を水に溶解 させ、得られる水溶液を0ないし25℃の範囲の温度で鉱酸を加えることによっ てPH値1−3まで酸性化して、99%より高い光学純度の相当する遊離ホリニ ン酸の(6R)または(6S)異性体を沈殿させる、請求の範囲第6項の方法。
  20. 20.水溶性のアルカリ土類金属の鉱酸塩が塩化物および硝酸塩から選択される 、請求の範囲第12項の方法。
  21. 21.塩化用ジアミンが:エチレンジアミン、1,2−ジアミノ−プロパン、1 ,3−ジアミノ−プロパン、1,3−ジアミノ−2−ヒドロキシ−プロパン、( シス)−1,2−ジアミノ−シクロヘキサン、(トランス)−1,2−ジアミノ −シクロヘキサン、ピペラジン、2−メチル−ピペラジン、1,4−ジメチル− ピペラジン、2,5−ジメチル−ピペラジン、から選択される、ジアミノ(6R ,S)−ホリネート。
  22. 22.塩化用ジアミンが:エチレンジアミン、1,2−ジアミノ−プロパン、1 ,3−ジアミノ−プロパン、1,3−ジアミノ−2−ヒドロキシ−プロパン、( シス)−1,2−ジアミノ−シクロヘキサン、(トランス)−1,2−ジアミノ −シクロヘキサン、ピペラジン、2−メチル−ピペラジン、1,4−ジメチル− ピペラジン、2,5−ジメチル−ピペラジン、から選択される、99%より高い 光学純度をもつジアミノ(6R)−ホリネート。
  23. 23.塩化用ジアミンが:エチレンジアミン、1,2−ジアミノ−プロパン、1 ,3−ジアミノ−プロパン、1,3−ジアミノ−2−ヒドロキシ−プロバン、( シス)−1,2−ジアミノ−シクロヘキサン、(トランス)−1,2−ジアミノ −シクロヘキサン、ピペラジン、2−メチル−ピペラジン、1,4−ジメチル− ピペラジン、2,5−ジメチル−ピペラジン、から選択される、99%より高い 光学純度をもつジアミノ(6S)−ホリネート。
  24. 24.エチレンジアミノ(6R,S)−ホリネート;ピペラジノ(6R,S)− ホリネート;1,4−ジメチル−ピペラジノ(6R,S)−ホリネート:1,3 −ジアミノ−2−ヒドロキシ−プロピル(6R,S)−ホリネートエチレンジア ミノ(6R)−ホリネート;エチレンジアミノ(6S)−ホリネート;ピペラジ ノ(6R)−ホリネート; ピペラジノ(6S)−ホリネート; 1,4−ジメチル−ピペラジノ(6R)−ホリネート;1,4−ジメチル−ピペ ラジノ(6S)−ホリネート;1,3−ジアミノ−2−ヒドロキシ−プロピル( 6R)−ホリネート:1,3−ジアミノ−2−ヒドロキシ−プロピル(6S)− ホリネート;から選択されるジアミノ−ホリネート。
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