JPH07505887A - タキソール誘導体 - Google Patents

タキソール誘導体

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JPH07505887A JP5518598A JP51859893A JPH07505887A JP H07505887 A JPH07505887 A JP H07505887A JP 5518598 A JP5518598 A JP 5518598A JP 51859893 A JP51859893 A JP 51859893A JP H07505887 A JPH07505887 A JP H07505887A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、植物から得られる化学療法化合物に関する。特に、本発明+1 、T  s x m r c * n a d e Il+口から単離される天然物質 の9−ジヒドロ−13−アセチルバラ力チン■およびそれから合成されるタキソ ールの新規類似体に関する。
テルペンのタキサン類であるタキソールは、広範囲の癌に対する化学療法剤とし て興味深い。タキソールは、臨床試験で進行した乳癌および卵巣癌に対して有効 であることが示されており、予備的研究では、他の多くの癌に対しても有望な活 性を示した。タキソールの研究、開発および臨床テストの現状をまとめたものは 、 Bo+msn、Chemicsl & En(inee+iB Hews  (Sepleabet 2. 1991)、ll−18にあり、タキソール分野 の合成研究に関しては、D、G、l にing+lon in Ph!+1te 1. The口p、(1992)。
印刷中に見い出される。
下記構造式。
を有するタキソールは、主にT!xa+属の木皮、ならびに量は少ないがTrx ++s @の高木および低木の葉からの抽出によって得られるので、現在は供給 が制限されている。タキソールの主要源である the Pscilic ys v T!!II )ueviloli*は、成長の遅0常緑樹であり、地理的分 布が限定されており、ますます減少している。さらに、木皮の400ppm未満 であるタキソールを単離する方法は困難であり、収率が低く、高コストである。
イチイを長期的または大規模に採集することは、環境および経済的理由により、 受は入れられる選択とは考えられない。その結果、臨床上の用途および試験のた めのタキソールをさらに供給するための差し迫った必要がある。
他の71111種の針葉樹もタキソールおよびその前駆体の再生可能源として探 査されているが、他の研究者らは、タキソールを組織および細胞培養において産 生ずることを試みている。その化合物およびその関連類似体の全化学合成は試み られているが、まだ達成されていない。バッカチン■およびセファロマンニンな どの天然に存在するタキソール前駆体の化学的変換が報告されているが、潜在的 に活性なタキソールおよび関連化合物を産生ずるための別の方法がさらに必要で ある。
天然に存在するタキソールより水溶性が大きいタキソールプロドラッグまたは誘 導体も探究されている。潜在的に溶解性が高められた新規誘導体の研究では、注 目されている分子上の部位の一つがC−9位のケトン官能基である。タキソール は非常に還元されに<<、特にC−9カルボニル基は、たとえ種々の水素化物試 薬を用いても、還元されにくい。C−9位にカルボニル基以外の官能基を有する 化合物の開示例は多くない。米国特許No、5.015,744およびNo、4 ,976.399 (lotionら)には、C−7、C−9およびC−10位 がアセチル化されたタキソール誘導体が一般的に開示されている。しかし、74 4特許は、C−9フル力ツイルオキシ誘導体の製造法を提供するものではない。
399特許は、C−9およびC−10位の両方に0−アセチル基を有する7−デ オキシ化合物の例を含む。これらの化合物は、恐らくタクスシン合成を経て合成 することができるタキソール類似体であり、合成中はビシナールヒドロキシ基が アセトニド基で保護される。しかし、遊離のC−7、C−9ジオールが合成でき たという示唆はない。さらに、C−9に遊離のヒドロキシ基を有するタキソール の類似体の合成を可能にする方法は何も提案されていない。すなわち、タキソー ルおよびバッカチン■の9−ジヒドロ誘導体は合成物質として得られておらず、 タキソールおよびバッヵチン系の9−ジヒドロ化合物は、天然源からもこれまで 単離されたことがない。
潜在的に優れた薬効を有する9−ジヒドロタキソール化合物を合成することがで きれば、化学者および薬理学者にはかなり有利であると考えられる。9−ジヒド ロ誘導体は改善された水溶性を有することが期待される。さらに、そのような誘 導体の9−ヒドロキシ基は、さらに誘導したり、プロドラッグを合成するための 別の官能性を付与するであろう。さらに、この位置にカルボニル基の代わりにヒ ドロキシ基が存在すると、分子の安定性がより大きくなり、化合物の活性を低下 させるC−7位のエビ化が起こりにくくなる。
発明の要旨 本発明の一発明では、カナダイチイ Tl1ll csu*deas口の今まで は未知の構成成分である、下記構造式(1)を有する化合物の9−ジヒドロ−1 3−アセチルバラ力チン■を開示する。式(+)において、rPhJおよびrA cJは、各々、アセチルおよびフェニルラジカルを表す。
本発明の別の発明では、全体として9−ジヒドロ−13−アセチルバッカチン■ と共通する、下記構造式(■):を有する9−ジヒドロタキソール類似体および 9−ジヒドロ−13−アセチルバラ力チン■から該化合物を合成する方法を開示 する。式(II)のR1は、下記式:[式中、R8は水素、アルキル、ツーニル 、置換フェニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノ、フェノキ シまたは置換フェノキシであり;R9は水素、アルキル、ヒドロキシアルキル、 アルコキシアルキル、アミノアルキル、フェニルまたは置換フェニルであり;R 10は水素、アルカノイル、置換アルカノイルまたはアミノアルカノイルである 。]を有する基である。
式(n)のR、R’、R”およびR7は、独立して、水素、アルキル、アルカノ イルまたはアミノアルカノイルである。
式(n)のR3は水素、アルキルまたはアミノアルカノイルである。
式(■)のR6は水素、アルキル、アルカノイル、アミノアルカノイルまたはフ ェニルカルボニル(−C(0)−フェニル)である。
あるいは、式(n)のRは、R2またはR4のいずれかと一緒になって、下記式 。
[式中、R11およびR12は、独立して、水素、アルキル、フェニルまたは置 換フェニルであるか、あるいは、R11およびR12が一緒になって、酸素およ び硫黄から成る群から選択される単一の原子であるか;あるいは、RおよびR1 2の一方が水素、アルキル、フェニルまたは置換フェニルであり、他方が−OR または−NR13R14(R13およびR14は、独立して、アルキル、アルカ ノイル、置換アルカノイル、フェニルまたは置換フェニルである。)である。] を有する環を形成してもよい。
これらの化合物は、癌および白血病の治療に関して、または治療用のタキソール 誘導体の合成において有用であることが期待される。
発明の詳細な説明 本発明は、9−ジヒドロ−13−アセチルバラ力チン■およびその誘導体く構造 式(n)を有する9−ジヒドロタキソールなど)[式中、RI、R12は上記で 定義した通りである。]を含む。本発明の化合物には、−OR’がタキソールの 側鎖である下記式: を有する基である化合物が含まれる。また、R3が水素である化合物、すなわち 、タキソールの9−ジヒドロ類似体も含まれる。
下記の定義は、これらの化合物および本発明の記載全体に当てはまる。
本明細書で使用する「アルキル」は、1〜6個の炭素原子を含む直鎖または分岐 鎖飽和炭化水素から1個の水素原子を除去して得られる1価の基を意味し、例え ば、それらに限定されないが、メチル、エチル、n−およびイソ−プロピル、n −1sec−、イソ−およびt−ブチル、ペンチルならびにヘキシルが挙げられ る。
本明細書で使用する「アルカノイル」は、上記で定義したアルキル基にカルボニ ル基が結合した基を意味し、例えば、それらに限定されないが、アセチル、プロ ピオニル、ブタノイルおよびイソブタノイルが挙げられる。
本明細書で使用する「アルコキシ」は、上記で定義したアルキル基に酸素原子が 結合した基を意味し、例えば、それらに限定されないが、メトキシ、エトキシ、 イソプロポキシ、ブトキシおよびt−ブトキシが挙げられる。
本明細書で使用する「アミノアルカノイル」は、1〜3個のアミノ置換基を有す る上記で定義したアルカノイル基を意味し、例えば、それらに限定されないが、 2−アミノプロパノイル、4−アミノブタノイルおよび6−アミノヘキサノイル が挙げられる。さらに、アミノ基は、所望により、天然に存在するアミノ酸のペ プチジル残基ならびにそれがら形成されるジーおよびトリーペプチド残基で置き 換わってもよい。
本明細官で使用する「アミノアルキル」は、アミノ置換基または置換アミノ置換 基を有する上記で定義したアルキル基を意味する。
本明細書で使用する「ハロゲン」は、ブロモ(Br)、クロロ(CI)、フルオ ロ(F)およびヨード(+)から選択される基を意味する。
本明細書で使用する「ハロアルキル」は、1〜3個のハロゲン原子置換基を有す る上記で定義したアルキル基を意味し、例えば、それらに限定されないが、フル オロメチル、トリフルオロメチルおよびフルオロエチルが挙げられる。
本明細書で使用する「N−保護された」および「N−保護の」は、合成中にアミ ノ基またはアミノ酸もしくはペプチドのN−末端を望ましくない反応から保護し たり、エキソペプチダーゼがその化合物を攻撃するのを防いだり、その化合物の 溶解性を増加したりするための基の使用を意味し、例えば、それらに限定されな いが、スルホニル;アセチル、ピバロイルおよびベンゾイルなどのアシル;t− ブチルオキシカルボニル(BOC)、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)など のアルコキシカルボニル;ならびにL−またはD−アミ7/アシル残基(それら 自身もN−保護されていてもよい)の使用が挙げられる。他の例は、The P eptides、E、 G「oIs ind 1. Meienhole+、  Vol、3゜^t*deai+ P+e++ (1981)に記載されており、 これは、参考文献として本明細書に挿入する。
本明細書で使用する「プロドラッグ」は、例えば血液中での加水分解により、i n vivoで急速に変換されて式(1)の親代合物になる化合物を意味する。
プロドラッグ概念の完全な論文は、T、tliHchi ind Y、5lel ltが、’P+od+w(+ *s HotelDeliwe+7 S7+le m+’、A C,S、S7mposiws S@+i!+、Vol、14゜^m s+1cIn Chcmicsl 5ocie17 (1975)に載せており 、これは、参考文献として本明細書に挿入する。カルボキシ基を含む化合物に対 するプロドラッグとして有用なエステルの例は、’Bio+evt++ibl@ C*tt1ets in Drag De+i(o: Thto+7 *nd^ pplicxlion’、 sd、 E、 B、 Roche、 PeBlmo n P+e+s (19B71の14〜21頁に記載されており、これを参考文 献として本明細書に挿入する。
本明細書で使用する「プロドラッグエステル基」は、生理条件下で加水分解され るいくつかのエステル形成基のいずれかを意味する。プロドラッグエステル基の 例としては、ピバロイルオキシメチル、アセトキシメチル、フタリジル、インダ ニルおよびメトキシメチルならびに他の公知の基が挙げられる。
本明細書で使用する「保護基」はその分野では周知であり、化学変換を受ける化 合物の官能基上の置換基であって、合成中の望ましくない反応および分解を防ぐ 基を意味する。例えば、T、H,Grtene、’P+oltclitc Gr oIlps in OB*nic 57nlhe+is’。
John WilB & 5ons (19g+) (参考文献として本明細書 に挿入する。)参照。
本明細書で使用する「置換アルカノイル」は、ヒドロキシ、スルフヒドリル、ア ルコキシ、カルボキシおよびハロゲンなどの1〜3個の置換基を有する上記で定 義したアルカノイル基を意味する。
本明細書で使用する「置換アルコキシ」は、ヒドロキシ、スルフヒドリル、アル コキシ、チオアルコキシ、カルボキシ、アミノおよびハロゲンなどの1〜3個の 置換基を有する上記で定義したアルコキシ基を意味する。
本明細書で使用する「置換アミノ」は、1または2個のアルキル置換基を有する アミノ基を意味し、例えば、それらに限定されないが、t−プチルアミハベンジ ルアミノおよびN、N−ジメチルアミノが挙げられる。
本明細書て使用する「置換フェニル」は、独立してアルキル、ハロゲン、ハロア ルキル、アルコキシ、ペンジルオキシ、チオアルコキシ、ヒドロキシ、アルカノ イル、カルボキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロおよび 一03O3Hから選択される1〜3個の置換基を有するフェニル基を意味する。
本明細書で使用する「置換フェノキシ」は、独立してアルキル、ハロゲン、ハロ アルキル、アルコキシ、ペンジルオキシ、チオアルコキシ、ヒドロキシ、アルカ ノイル、カルボキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロおよ び一0303Hから選択される1〜3個の置換基を有するフェノキシ基を意味す る。
本明細書で使用する「チオアルコキシ」は、上記で定義したアルコキン基におい て酸素原子が硫黄原子で置き換わった基を意味する。
本発明はまた、式(1)の化合物の9−ジヒドロ−13−アセチルバラ力チン■ (化合物1)から式(II)の上記化合物を合成する方法も包含する。この方法 は、下記工程:(a)化合物1のC−7およびC−9ヒドロキシ基をアセタール 形成により保護する工程。
(b)保護された中間体を一般的に脱エステル化(脱アセチル化)する工程: (C)C−13位に適当な側鎖を付加する工程:ならびに(d)選択的に保護基 を脱離して所望の物質を得る工程を含む。
本発明の化合物1は、Tl1lll cinidens口の針状葉および小枝を 押し砕いてアルコール抽出することにより得られることが見い出された。この抽 出物は、次いで、アセトン、メタノール、ヘキサン、ヘプタンおよび水から成る 溶媒系の間で分配して脂質を除去することから始まる通常の分離法を使用して精 製する。
脂質を取り除いた粗抽出物はさらに、メタノール、塩化メチレン、クロロホルム 、酢酸エチルおよび水から成る溶媒系の間で数段階で分配する。塩化メチレンが らら成る溶媒系またはクロロホルムおよび酢酸エチルから成る溶媒系に可溶な抽 出物画分が化合物1を含む。
上記画分はさらに、ヘキサン、メタノール、塩化メチレン、クロロホルム、トル エンおよび水または適切な水性緩衝液から成る溶媒系を使用して、プラネットコ イル向流クロマトグラフィー(pccc)により精製することができる。種々の 両分は、タキソール、セファロマンニンおよびパツカチン■などのいくつかのタ キサン誘導体を含む。化合物1を含む画分から溶媒を除去し、メタノールまたは エタノールおよび水から再結晶すると、純粋な化合物が白色結晶として得られる 。所望により、タキソール、バソカチンおよび他の関連化合物もクロマトグラフ ィーによる種々の両分から単離することができる。
一般に、式(n)の化合物は、次いで、保護、反応および脱保護の一連の工程に より化合物1から合成することができる。
そのような方法の一つでは、下記反応図1に示すように、まず、化合物1の7− および9−ヒドロキシ基を、少量の酸の存在下、例えばアセトンなどのアルデヒ ドまたはケトンとの反応により保護して、アセトニドなどの1.3−ジオキサン または同様の保護中間体(化合物2)を得る。この化合物は次に、例えば塩基と の反応または微生物加水分解によりC−13位の脱アセチル化を行い、化合物3 を得る。あるいは、化合物1を保護する前に直接、ブチルリチウム、メチルリチ ウムまたはトリエチル水素化ホウ素リチウムなどの試薬により脱アセチル化し、 次いで、トリエチルンリルなどの種々のシリル基を使用して7−および9−ヒド ロキシ基のいずれかまたは両方を保護することもできる。
次いで、化合物3は、適切に保護した側鎖誘導体、例えば(2R,3S)−N− ベンゾイル−0−(1−エトキシエチル)−3−フェニルイソセリンまたは(3 R,4S)−N−ベンゾイル−3−0−(1−エトキシエチル)−4−フェニル −2−アゼチジノンと反応させて、化合物4 (Rは保護されたタキソール側鎖 または類似部分である。)を得ることができる。C−10酢酸エステルの選択的 な脱アセチル化を、温和な加水分解条件を使用してこの時点で行うと、水溶性の 大きい化合物を得ることかできる。次いで、保護基を、例えば0.5%MCI/ エタノールまたはメタノールなどの温和な酸により脱離すると、式(■)[式中 、RおよびRはアセチルであり、R3、R4およびRは水素であり、R6はフェ ニルカルボニルである。
]の所望の9−ジヒドロタキソールを得ることができる。
旦は瓜m立江 別の反応図を反応図2.3および4に示す。反応図2によれば、脱アセチル化を 化合物1に対して直接行い、次いで、シリル化試薬などの種々の基を使用してC −7を選択的に保護する。
化合物6をアシル化および脱保護すると化合物9が得られ、次いで前述のように 脱保護すると化合物10が得られる。あるいは、C−10位の脱アセチル化およ び脱保護により化合物11などの物質が得られ、これは、改善された水溶解性を 有することが期待される。
化合物10はまた、反応図1に記載したように、酸の存在下でアルデヒドおよび ケトンと直接反応させることにより化合物12(反応図3)を得ることができる 。あるいは、同様に、化合物1を3−ブチナールなどと反応させると化合物13 (W=H;Z=CHCH=CH2)が得られ、ソレニ反応図1のうクタム7を前 述のように付加させると、化合物14が得られる。
酸化および脱保護により化合物12cが得られる。化合物1を炭酸、硫酸、リン 酸または同様の酸誘導体および塩基と反応させると、化合物13(WおよびZは ともに硫黄である。)などの物質が得られる。
標準条件下で化合物1のC−7位をアリル化すると、化合物15(反応図4)が 得られる。前述のようにn−ブチルリチウムで処理してラクタム7で処理すると 化合物16が得られ、これは、酸化して化合物19および20にするか、脱保護 して化合物17にすることができる。さらに、アルデヒド20を還元条件下で種 々のアミン、次いで酸と反応させると化合物21が得られる。水素化ホウ素ナト リウムなどの種々の試薬で還元すると化合物22が得られ、一方、この還元物質 をアセチル化した後、脱保護すると化合物23が得られる。
比忠凹mユ 旦は旦m免ユ 旦は巴m これらの合成で使用される特定の試薬および条件は、下記実施例で詳細に述べる 。また、当業者であれば理解されるように、バッカチン■構造のいくつかのヒド ロキシ基に影響を及ぼす選択的保護および脱保護の工程は、工程の順序および数 を変えて行ってもよく、反応図1〜4は、そのような変化を包含するものである 。
本発明は、以下の実施例によりさらに理解することができるが、以下の実施例は 説明のためのものであり、それにより本発明が限定されるものではない。
実施例1 9−′/ヒドロー13−アセチルバッ力チン■の単離および構造解析 Txro+ ++nxden+i+fPelagic L+bo++to+7.  Inc、、Po「t−11+ni+l。
Q+ub+c、C+ngdxから入手)の針状葉および小枝を押し砕いてアルコ ール抽出した30gのサンプルを21の9:1メタノール:水に溶解し、800 m1のヘキサンで4回抽出した。水相を水(400ml)で希釈し、800m1 の四塩化炭素で4回抽出した。水相をさらに水(500ml)で希釈し、800 m1の塩化メチレンで4回抽出した後、プールした塩化メチレン両分を蒸発させ て残渣を得た。
塩化メチレン可溶画分(1,0g)をCH2Cl2:CCI : M e OH : H20(5: 5 : 10 : 6 )を使用するpcccで分離した。
この有機相を移動相として使用し、画分を薄層クロマトグラフィー(T L C )によりモニターした。
pccc分離により得た9−ジヒドロ−13−アセチルバラ力チン■を含む両分 を一緒にしてメタノール/水から再結晶すると、35mgの純粋な化合物が白色 結晶として得られた(収率:抽出物の0.37%)。この化合物の構造は、スペ クトル分析で決定し、単結晶X線回折により確認した。
物理データ:メタノールから透明な棒状晶として結晶化ン融点、221℃1分子 量(FABHRMS、MH)計算値(C33H43012として)、361.2 754.実験値、361゜2771;IRスペクトル(KBr)、3500,1 725゜1720.1375.1220,1060.101101O’;−次元 および二次元のプロトンおよび13CNMHにより得られるNMR帰属は図1お よび下記表1に示す。
単結晶X線回折 線源 CuKα:対称性:単斜晶系:単位格子定数: a=8 .513 (3)、b=16.164 (2)。
c=12.772 (2)人、β=100.16 (2)度1回折計で測定した 25個の2θ値により決定:規則的消滅および密度から、空間群はP2.であり 、対称単位1個につき組成物C331142012を1分子含む:全反射:16 05 ;直接法により得た溶液:図2に示す構造を有する。最終モデルでの、非 水素原子異方性、水素原子等方性、不一致指数R=0.055表1 (、−33,05(d) 49.83 C−482,85 C−54,95(d) 84.83 C−845,50 C−161,67(s) 23.34 実施例2 9−ジヒドロバッカチンm−7.9−ア七トニド工程1:13−アセチル−9− ジヒドロバラ力チンl1l−7,9−アセトニド 上記実施例1からの9−ジヒドロ−13−アセチルーバツカチン■の試料10m gを、0.5m’lのアセトンおよび0.5m1の2,2−ジメトキンブロバン を入れた乾燥フラスコに入れ、その溶液を25℃で攪拌した。樟脳スルホン酸結 晶片を添加し、反応の経過をTLCで追跡した。反応の完了がTLCにより示さ れると、25mgのN a HCO3,固体および0.15m1のN a HC O3飽和水溶液を添加し、その混合物を数分間攪拌した。固体の硫酸ナトリウム を添加し、混合物を濾過して、固体を塩化メチレンで洗浄した。溶媒を蒸発除去 し、得られた物質をシリカゲルクロマトグラフィーにかけて3%メタノール/塩 化メチレンで溶離すると、10mgの標記化合物が油状物として得られた。MS  M/Z(DCI/NHa):671(M+I−()、688 (M+NH)、 HNMR(C’DCI3)δ:1.2 (s、3H)、1.48 (s、3H) 、1.55 (、s、3H)、1.6 (s、3H)、1.’ 8 (s、3’ H)。
2、 12 (brs、3H)、2. 15 (s、3H)、2. 2(s、3 H)、2.3 (s、3H)、2.51 (m、IH)。
3、 15 (d、IH)、4. 22 (t、LH)、4. 25(ABq、 2H)、4. 53 (d、LH)、4. 91 (d、IH)、5. 87  (d、IH)、6. 14 (t、IH)、6. 5(d、IH)、7.5 ( t、2H)、7.62 (t、IH)。
8、 1 (d、2H) 工程2:9−ジヒドロバラ力チンm−7.9−アセトニド工程1の生成物の試料 25mgを1mlのテトラヒドロフランに溶解し、不活性雰囲気下で攪拌した。
n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(90、μm、1・、6M)を−44℃で1 0分かけて添加した。塩化アンモニウムの飽和水溶液(1m l)を添加し、溶 媒を蒸発除去した。生成物をシリカゲルクロマトグラフィーにかけて5%メタノ ール/塩化メチレンで溶離すると、11mgの標記化合物が得られた。’HNM R(CDC13’)δ(一部)+1.03 (s、3H)、1.4 (s、3H )。
1、 5 (s、3H)、1. 52 (S、3H)/、1. 86 (8゜3 H)、2. 07 (s、3H)、2. 1 (d、3H)。
2、 21 (s、3H)、2. 3〜2. 5 (m、2.8)、3. 2( d、IH)、4. 2 (ABq、2H)、4. 25 (t。
LH)、4. 5 (d、LH)、4. 71 (m、LH)、4. 9(d、 IH)、5. 8 (d、LH)、6. 5 (d、LH)。
7、 5 (t、2H)、7. 62 (t、LH)、8. 1 (d、2H) 実施例3 9−ジヒドロタキソール 工程1:2′ −エトキンエチル−9−ジヒドロタキソール−7,9−アセトニ ド 実施例2の生成物の試料を、トルエン中で、6当量の光学的に純粋な(2R,2 S)−N−ベンゾイル−〇−(1−エトキンエチル)−3−フェニルイソセリン [D!n口ら、I、 Amet。
Cbc−5oc、110+591H19881に記載の方法で合成。該文献は参 考文献として本明細書に挿入する。]、6当量のジー2−ピリジルカーボネート および2当量の4−(ジメチルアミノ)ピリジンと混合し、100時間、または TLCが反応の完了を示すまで加熱還流する。溶媒を除去し、エステルをシリカ ゲルクロマトグラフィーで精製する。
あるいは、実施例2の生成物を、G@oBら、 BiooBsnic &Me+ 1icinil Chemi+l+7 Lcllc++ 2(41:295 ( 19921ま た は0目1ら、1. O+g、Chew、56:1681N9 911 C各々、参考文献として本明細書に挿入する。〕の記載に従って、塩基 の存在下で(3R,4s)−N−ベンゾイル−3−0−(l−エトキシエチル) −4−フェニル−2−アゼチジノンと反応させる。工程29−ジヒドロタキソー ル 工程1の生成物の試料を、0℃で、樟脳スルポン酸または0.5%MCI/エタ ノールなどの酸と反応させることにより、保護基を脱離する。得られる標記化合 物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製する。
実施例4 9−ジヒドロバラ力チン■ 実施例1の生成物1gを一78℃でTHFに入れ、これに3〜6当量のブチルリ チウムまたはメチルリチウムを、13−酢酸エステルの脱アセチル化が完了する まで滴下した。脱アセチル化の完了は、薄層クロマトグラフィー(T L C) 分析により確認した。その混合物を緩衝液および塩化メチレンに分配し、有機層 を硫酸ナトリウムで脱水して蒸発させた。粗生成物をメタノール/塩化メチレン を使用して精製すると、0.7gの9−ジヒドロパラ力チン■が得られた。なお 、本実施例および以下の実施例での精製は全て、フラッシュ力ラムまたは分取薄 層クロマトグラフィーのいずれかによるシリカゲルクロマトグラフィーにより行 った。
実施例5 7−0−1−リエチルンリルー9−ジヒドロバッカチン■実施例4の生成物1. 9gを0℃で6mlのピリジンに入れ、これに1.5当量の塩化トリエチルシリ ルを添加した。16時間後に反応を停止し、濃縮して、上記と同様に処理した。
(本実施例および他の全実施例において、反応を停止するために使用した緩衝液 は、p H7のリン酸塩緩衝液であった。)酢酸エチル:ヘキサンを使用して精 製すると、1.3gの7−0−トリエチルシリル−9−ジヒドロバツカチン■が 得られた。
実施例6 2′ −〇−二ドキンエチルー7−0−トリエチルシリル−9−ジヒドロタキソ ール 実施例5の生成物0.24gを一78℃でT HFに入れ、これに3当量のリチ ウム へキサメチルジンラジド(LiHMDS)または5〜40当量の水素化ナ トリウムを添加した。この混合物に反応図2のラクタム(化合物7、R+フェニ ル)を3当量添加し、反応物を1〜12時間、0〜25℃に温めた後、反応停止 し、酢酸エチル:ヘキサンを使用して精製すると、0.25gの2′−〇−二ト キシエチルー7−0−1−リエチルシリルー9−ジヒドロタキソールが得られた 。
実施例7 2’ −0−エトキシエチル−9−ジヒドロタキソール実施例6の生成物0.2 5gを0℃でメタノールに入れ、これに同量のトリエチルアミンを含む過剰のフ ッ化水素/ピリジン溶液を、反応の完了がTLC分析により確認されるまで添加 した。その混合物を緩衝液により反応停止し、酢酸エチル:ヘキサンを使用して 精製すると、0.16gの2’ −〇−二ヒトキシエチル−9−ジヒドロタキソ ール得られた。
実施例8 9−ジヒドロタキソール 実施例7の生成物60mgを0〜25℃でエタノールに溶解し、これに過剰の1 %MCIを添加した。4時間後、その反応混合物をpH7の緩衝液および塩化メ チレンで反応停止した。
有機層を蒸発させ、酢酸エチル:ヘキサンを使用して精製すると、28mgの9 −ジヒドロタキソールが得られた。標記化合物は、この処理により、実施例6の 生成物からも直接得られた。
実施例9 10−デアセチル−9−ジヒドロタキソール実施例7の生成物0.22gを0℃ でメタノールに入れ、これに過剰のIN KOHを、反応の完了がTLC分析に より確認されるまで添加した。その反応を緩衝液および塩化メチレンで停止した 。有機層を分離し、蒸発させ、実施例8と同様に1%HCIで直接処理すると、 (酢酸エチル:ヘキサンを使用して精製した後に)0.164gの10−デアセ チル−9−ジヒドロタキソールが得られた。
実施例10 9−ジヒドロタキソール−7,9−インプロピリデン ケタール 実施例3の工程1の生成物10mgを先の実施例と同様に1%HCIで処理する と、メタノール/塩化メチレンにより精製した後、5mgの9−ジヒドロタキソ ール−7,9−イソプロピリデン ケタール(反応図3、化合物12、X=Y= C)(3)が得られた。
実施例11 9−ジヒドロタキソール−7,9−プロピリデン アセタール実施例8の生成物 4mgを0.5mlのプロピオンアルデヒドに入れ、これに触媒量のp−トルエ ンスルホン酸(トシル酸)を添加して、混合物を4時間攪拌した。残渣を塩化メ チレンおよび重炭酸ナトリウム水溶液に分配し、有機層を蒸発させた。
酢酸エチル:ヘキサンを使用して精製すると、2.6mgの9−ジヒドロタキソ ール−7,9−プロピリデン アセタール(反応図3、化合物12、X=Y=C H2CH3’Iが得られた。
実施例12 9−ジヒドロタキソール−7,9−ベンジリデン アセタール実施例8の生成物 15mgをベンズアルデヒド(0,1m1)/塩化メチレフ (0,6m1)で 処理して、1.1mgの9−ジヒドロタキソール−7,9−ベンジリデン アセ タール(反応図3、化合物12、X=HSY=Ph)を得た。
実施例13 9−ジヒドロタキソール−7,9−(3,4−ジヒドロキシ)ブチリデン アセ クール 工程1 実施例1の生成物0.25gを5mlの塩化メチレンに入れ、これにL m l の3−ブチナール ジエチルアセタールおよび2.3mgの1−シル酸を添加し 、上記と同様に攪拌した。粗反応混合物を酢酸エチル、ヘキサンを使用して精製 すると、77mgの9−ジヒドロ−13−アセチルバソカチンlll7,9−( 3,4−ジヒドロキシ)ブチリデン アセタールが得られた。
工程2 工程1の生成物39mgを一78℃で3mlのテトラヒドロフラン(T HF  )に入れ、5.3当量のブチルリチウムを滴下して、混合物を一44℃に温めた 。これに反応図2のラクタム(化合物7、R=フェニル)を11g当量添加し、 その混合物を1時間、0℃に再び温めて、緩衝液により反応停止した。
反応混合物を酢酸エチルおよび水に分配して、有機層を脱水蒸発乾固し、酢酸エ チル・ヘキサンを使用して精製すると、11.3mgの2′ −〇−二ドキンエ チルー9−ジヒドロバツ力チンm 7.!J−(3,4−ジヒドロキシ)ブチリ デン アセタールがジアステレオマーの混合物として得られた。
工程3 工程2の生成物5.3mgを0.8mlのTHF:水(5:1)に入れ、これに 2当量のN−メチルモルホリン N−オキシドおよび触媒量の四酸化オスミウム を添加した。反応混合物を2時間攪拌し、過剰のチオ硫酸ナトリウムおよびセラ イト濾過助剤を添加して反応を停止し、濾過して、エタノール/塩化メチレンに より洗浄し、蒸発させた。残渣をエタノールに溶解し、過剰の1%HCIで4時 間処理し、緩衝液で反応停止して、メタノール/塩化メチレンにより精製すると 、1mgの9−ジヒドロキシール−7,9−(3,4−ジヒドロキシ)ブチリデ ン アセタールが得られた。
実施例14 9−ジヒドロタキソール−7,9−チオノカーボネート工程1 実施例1の生成物50mgをトルエンに入れ、これに3当量のチオカルボニルジ イミダゾールおよび触媒量のジメチルアミノピリジン(DMAP)を添加した。
混合物を1時間加熱還流し、p I(7の緩衝液で洗浄し、上記と同様に処理し た。メタノール 塩化メチレンを使用して精製すると、49.5mgの9−ジヒ ドロバラ力チン■ 7,9−チオノカーボネートが得られた。
工程2 工程1の生成物47mgをブチルリチウムおよび反応図2のラクタム試薬(化合 物7、R=フェニル)および上記実施例8と同様のMCIで処理すると、メタノ ール:塩化メチレンを使用して精製した後に、12mgの9−ジヒドロタキソー ル−7,9−チオノカーボネートが得られた。
実施例15 9−ジヒドロタキソール−7−0−アリルエーテル工程1 実施例1の生成物0.19mgを0℃でT HFに入れ、これにg当量の水素化 ナトリウム、触媒量のヨウ化テトラブチルアンモニウムおよび1.1当量の臭化 アリルを添加した。12時間後、反応を緩衝液および酢酸エチルで停止した。有 機層を脱水蒸発乾固し、粗残渣を酢酸エチル:ヘキサンを使用して精製すると、 61mgの9−ンヒドロバッ力チンI[[7−0−アリルエーテルが得られた。
工程2 工程1の生成物61mgを一78℃でT HFに入れ、これに6当量のブチルリ チウムを滴下し、反応図2のラクタム試薬(化合物7、R;フェニル)を2当量 添加した。その混合物を1時間、0℃に温め、上記と同様に反応停止した。酢酸 エチル:へキサンを使用して精製した後、25mgの粗生成物が得られた。この 物質を実施例8と同様に1%のHCIで処理すると、9−ジヒドロタキソール− 7−0−アリルエーテルが得られた。
実施例16 9−ジヒドロタキソール ?−0−(2,3−ジヒドロキシプロピル)エーテル 実施例15工程2の生成物4mgをTHF:水(5: 1)に入れ、これに2当 量のN−メチルモルホリン N−オキシドおよび触媒量の四酸化オスミウムを添 加した。2時間後、過剰の千オ硫酸ナトリウムおよびセライト濾過助剤を添加し て反応を停止し、濾過して、蒸発させると、組物質が得られた。この物質を上記 と同様に1%HCIで直接処理すると、3.5mgの9−ジヒドロタキソール  7−0− (2,3−ジヒドロキシプロピル)エーテルが得られた。
実施例17 9−ジヒドロタキソール 7−0− (2−ジメチルアミノエチ実施例15工程 2の粗生成物27mgを一78℃でメタノール・塩化メチレンに入れ、この中に 、出発物質がなくなるまで過剰のオゾンを入れた。反応物を窒素でパージし、2 5℃で過剰の硫化ジメチルを添加することにより反応を停止した。粗生成物を酢 酸エチル:ヘキサンを使用して上記と同様に精製すると、22mgの9−ジヒド ロタキソール−7−0−(2−メチレンカルボキシアルデヒド)が得られた。
工程2 上記工程1の生成物8mgをエタノールに入れ、これに10当量のジエチルアミ ンおよび10当量の酢酸、次いで過剰のシアノ水素化ホウ素ナトリウムを添加し た。2時間後、反応物を上記と同様に1%HCIで直接処理すると、5.4mg の9−ジヒドロタキソール 7−0− (2−ジメチルアミノエチル)エーテル が得られた。
実施例18 9−ジヒドロタキソール 7−0− (2−ヒドロキシエチル)エーテル 実施例17エ程1の生成物5mgをメタノールに入れ、これに過剰の水素化ホウ 素ナトリウムを添加し、1時間後、上記と同様にpH7の緩衝液で反応を停止し た。粗残渣を上記と同様に1%HCIで直接処理すると、(5%メタノール/塩 化メチレンを使用して精製した後に)2.2mgの9−ジヒドロタキソール 7 −O−(2−ヒドロキシエチル)エーテルが得られた。
実施例19 9−ジヒドロタキソール ?−0−(2−アセトキシエチル)エーテル 実施例18の生成物も、過剰の無水酢酸/ピリジンで3時間処理することにより 直接アセチル化した。溶媒を蒸発させた後、粗生成物を実施例8と同様に1%M CIで処理し、メタノール/塩化メチレンを使用して精製すると、9−ジヒドロ タキソール 7−0− (2−アセトキシエチル)エーテルが得られた。
実施例2O N−デベンゾイルーN−t−ブトキンカルボニル−9−ジヒド実施例5の生成物 0.1gを実施例6と同様に3当量のリチウム ヘキサメチルジシラジド(L  i HM D S )または5〜40当量の水素化ナトリウムで処理し、反応図 2のラクタム試薬(化合物7、R=t−ブトキシ)0.132gで処理すると、 (アセトン:ヘキサンを使用して精製した後に)0.144gの7−0−1−ジ エチルシリル−2′−〇−エトキシエチル−N=ニブベンゾイル−−t−ブトキ ンカルボニル−9−ジヒドロタキソールが得られた。
工程2 工程1の生成物4mgを実施例7と同様にHF/ピリジン/トリエチルアミンで 処理し、MCIで直接処理すると、メタノール/塩化メチレンを使用して精製し た後に、1.5mgのN−デベンゾイルーN−t−ブトキシカルボニル−9−ジ ヒドロタキソールが得られた。
実施例21 10−デアセチル−N−デベンゾイルーN−t−ブトキシカルボニル−9−ジヒ ドロタキソール 実施例20工程1の生成物0.275gを上記と同様にHF/ピリジン/トリエ チルアミンで処理した後、脱シリル化したその物質を実施例9と同様にKOHで 処理し、実施例8と同様に1%HCIで処理すると93.3mgの10−デアセ チル−N−デベンゾイルーN−t−ブトキシカルボニル−9−ジヒドロタキソー ルが得られた。
実施例22 N−デベンゾイルーN−t−ブチルアセチル−9−ジヒドロタ実施例5の生成物 I Qmgを実施例20工程1と同様に反応図2のラクタム試薬(化合物7、R =t−ブチル−CH2)16mgで処理すると、(アセトン:ヘキサンを使用し て精製した後に)10mgの7−0−トリエチルシリル−2’ −0−エトキシ エチル−N−デベンゾイルーN−t−ブチルアセチル−9−ジヒドロタキソール が得られた。
工程2 工程1の生成物10mgを実施例20工程2と同様にHF/ピリジン/トリエチ ルアミンおよびHCIで処理することにより脱保護すると、2.2mgのN−デ ベンゾイルーN−t−ブチルアセチル−9−ジヒドロタキソールが得られた。
実施例23 N−デベンゾイルーN−イソブトキシカルボニル−9−ジヒド実施例5の生成物 20mgを上記と同様に29mgのラクタム試薬(R=イソブトキン)で処理す ると、(酢酸エチル、ヘキサンを使用して精製した後に)19.3mgの7−0 −)リエチルンリル−2’ −0−エトキシエチル−N−デベンゾイルーN−イ ソブトキシカルボニル−9−ジヒドロタキソールが得上記工程1の生成物19m gを前記と同様にHF/ピリジン/トリエチルアミンおよびHCIで処理するこ とにより脱保護すると、9.2mgのN−デベンゾイルーN−イソブトキシカル ボニル−9−ジヒドロタキソールが得られた。
実施例24 N−デベンゾイルーN−アダマントキシカルボニル−9−ジヒ実施例5の生成物 15mgを上記と同様に26mgのラクタム試薬(R=アダマントキシ)で処理 すると、(酢酸エチル:へキサンを使用して精製した後に)20.8mgの7− 0−トリエチルシリル−2’ −〇−エトキシエチルーN−デベンゾイルーN− アダマントキシカルボニル−9−ジヒドロタキソールが得られた。
工程2 上記工程1の生成物20mgを前記と同様にHF/ピリジン/トリエチルアミン およびHCIで処理することにより脱保護すると、11mgのN−デベンゾイル ーN−アダマントキシカルボニル−9−ジヒドロタキソールが得られた。
実施例25 N−デベンゾイルーN−イソプロポキシカルボニル−9−ジヒドロタキソール 工程1 実施例5の生成物15mgを上記と同様に21mgのラクタム試薬(R=2−プ ロポキン)で処理すると、(酢酸エチル:ヘキサンを使用して精製した後に)1 4.1mgの7−0−トリエチルアミンー2′ −〇−二トキシエチルーN−デ ベンゾイルーN−イソプロポキシカルボニル−9−ジヒドロタキソールが得られ た。
工程2 上記工程1の生成物14mgを前記と同様にHF/ピリジン/トリエチルアミン およびMCIで処理することにより脱保護すると、9.1mgのN−デベンゾイ ルーN−イソプロポキシカルボニル−9−ジヒドロタキソールが得られた。
実施例26 N−デベンゾイルーN−ベンジルオキシカルボニル−9−ジヒ実施例5の生成物 84mgを上記と同様に160mgのラクタム試薬(R=2−ベンジルオキシ) で処理すると、(酢酸エチル、ヘキサンを使用して精製した後に)76mgの7 −0−トリエチルシリル−2′ −〇−二トキシエチルーN−デベンゾイルーN −ペンジルオキシカルボニル−9−ジヒドロタキソールが得られた。
工程2 上記工程1の生成物76mgを前記と同様にHCIで処理することにより脱保護 すると、32mgのN−デペンゾイルーN−ベンジルオキシカルボニル−9−ジ ヒドロタキソールが得られた。
実施例27 N−デベンゾイルー9−ジヒドロタキソール実施例26の生成物32mgを2− プロパツールに入れ、これに16mgの10%Pd/Cを添加し、混合物を水素 下で2日間攪拌した。反応物を濾過し、溶媒を蒸発させると、27mgの粗アミ ン(N−デベンゾイルー9−ジヒドロタキソール)が得られた。
実施例28 N−デベンゾイルーN−ピバロイル−9−ジヒドロタキソール実施例27の生成 物6mgを0.5mlの塩化メチレンに入れ、これに過剰のトリエチルアミンお よび5当量の塩化ピパロイルを添加した。この混合物をメタノールにより反応停 止し、メタノール/塩化メチレンを使用して精製すると、2.2mgのN−デベ ンゾイルーN−ピバロイル−9−ジヒドロタキソールが得られた。
実施例29 N−デベンゾイルーN−アセチルー9−ジヒドロタキソール先の実施例と同様の 方法で、無水酢酸を、塩基を使用することな〈実施例27の生成物7mgと反応 させると、(メタノール/塩化メチレンを使用して精製した後に)3mgのN− デベンゾイルーN−アセチルー9−ジヒドロタキソールが得られた。
実施例3O N−デベンゾイルーN−t−ブチルカルバミル−9−ジヒドロタキソール 先の実施例と同様の方法で、t−ブチルイソシアネートおよび触媒量の4−ジメ チルアミノピリジンを実施例27の生成物6mgと反応させると、(メタノール /塩化メチレンを使用して精製した後に)2.9mgのN−デベンゾイルーN− t−ブチルカルバミル−9−ジヒドロタキソールが得られた。
実施例31 本発明化合物の物理的特性 本発明化合物のプロトンNMRおよび質量スペクトルを下記表2に示す。
表2 実施例32 in vitroでの腫瘍細胞毒性の測定本発明化合物のin vitroでの 細胞毒性活性を、腫瘍細胞系A349 (ヒトの乳癌)およびP−388(マウ スの白血病)に対してテストした。培養細胞に対する細胞毒性活性として、IC 5[+を下記に述べるプロトコルに従って熱量測定法で測定した。
3日間のマイクロタイター測定法を使用して、一連の濃度の薬剤にさらした培養 細胞の増殖抑制を測定した。当該細胞が、テトラゾリウム色素であるMTT ( 臭化3−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−2,5−ジフェニルテト ラゾリウム)を、可視域の570nmに吸収がある定量可能な着色最終産物に還 元する力を代謝活性として測定した。生き残っている細胞は、MTT色素を還元 する。
被験化合物をジメチルスルホキシド(DMSO)に溶解し、最初にアールの平衡 塩類溶液、次いで培養培地により、テストすべき化合物最高濃度の2倍にまで希 釈した。この濃縮ストックから、逐次2倍希釈液を96ウエルのマイクロタイタ ートレイ中に調製した。各ウェルには、所望の最終濃度の2倍の化合物を含む。
各濃度は3回テストし、薬剤を含まない3検体のコントロールと比較した。
細胞の増殖は、化合物の希釈に使用したものと同じ培地中で行い、次いでトリプ シン処理により集菌した。この処理は、培地を吸引により除去し、細胞単分子層 をアールの平衡塩類溶液で2回洗浄し、トリプシン(0,05%)/EDTA( 0,53mM ;各250m2に対して約0.2m1)を添加し、単分子層を覆 うよう傾けた後、薄膜溶液のみを残してトリプシンを回収し;細胞単分子層が分 離するまで(目視および/または顕微鏡観察により確認)室温でインキュベート し、牛胎児血清を含む培地を添加してトリプシンの作用を停止し、細胞を再懸濁 し;細胞群の解離を助けるために摩砕し;電気的細胞計数器(例えば、Coul ls+計数器)により、または細胞懸濁物のアリコートをトリパンブルー(0, 496の標準生理的食塩水)と混合し、生きた細胞を血球針により計数すること により、1m1当たりの細胞数を測定することを含む。
集菌し、生きた細胞数を測定した後、細胞密度を25.000個/mlに調整し た。次いで、その細胞を含む接種物(0,1m1)を各ウェルに添加し、最終濃 度を各ウェルにつき2,500個の細胞とした。接種物の添加により、被験化合 物は所望の最終濃度に希釈される。
次いで、マイクロタイタートレイを、5%の二酸化炭素を含む加湿雰囲気中、3 6℃で3日間インキュベートした。3日後、20マイクロタイターの5mg/m 1MTT/リン酸塩緩衝塩水溶液を各ウェルに添加した。トレイを2〜4時間、 インキュベーターに戻し、生き残った細胞による色素の還元を行った。
培地および還元されていない色素を吸引除去した。各ウェルにDMSOを添加し 、分光光度計にょる570nmでの測定が可能になるように、色素が還元されて 生じた、水に不溶の着色最終産物を溶解した。IC5oを、570nmでの吸収 を薬物処理していないコントロール値の50%に低下させるのに必要なテスト化 合物の濃度として測定した。
下記表3に示すテスト結果は、本発明化合物の細胞毒性活性を示す。
9 0.011 0.14 10 0.025 0.042 11 0.023 0.022 12 1.0 1.0 130.30.18 理解されるように、上記の詳細な説明および実施例は、単に説明のためのもので あり、請求の範囲およびそれと均等のもののみで定義される本発明の範囲を限定 するものではない。開示した態様に対する種々の変形および改良は、当業者であ れば明らかであり、本発明の精神および範囲を逸脱しないならば行うことができ る。
図面の簡単な説明 図1は、9−ジヒドロ−13−アセチルバラ力チン■のCDCl3における水素 NMRスペクトルである。
図2は、9−ジヒドロ−13−アセチルバッヵチン■の三次元構造の推定図であ る。
旦四氏ユ 旦親12 、 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 PT、SE )、 AU、 CA、JP、 KR(72)発明者 マカルパイン、ジエイムズ ・ビーアメリカ合衆国、イリノイ・60048、リバテイピル、ウェスト・ロッ クランド・ロード・211

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R1は、下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R8は水素、アルキル、フェニル、置換フェニル、アルコキシ、置換ア ルコキシ、アミノ、置換アミノ、フェノキシおよび置換フェノキシから成る群か ら選択され;R9は水素、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル 、アミノアルキル、フエニルおよび置換フェニルから成る群から選択され;R1 0は水素、アルカノイル、置換アルカノイルおよびアミノァルカノイルから成る 群から選択される。]を有する基であり; R2、R4、R5およびR7は、独立して、水素、アルキル、アルカノイルおよ びアミノアルカノイルから成る群から選択され; R3は水素、アルキルおよびアミノアルカノイルから成る群がら選択され; R6は水素、アルキル、アルカノイル、アミノアルカノイルおよびフェニルカル ボニルから成る群から選択され;あるいは、R3は、R2およびR4の一方と一 緒になって、下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R11およびR12は、(i)各々が、独立して、水素、アルキル、フ ェニルおよび置換フェニルから成る群から選択されるか;(ii)R11および R12が一緒になって、酸素および硫黄から成る群から選択される単一の原子で あるか;あるいは、(iii)R11およびR12の一方が水素、アルキル、フ ェニルおよび置換フェニルから成る群から選択され、他方が−OR13または− NR13R14(R13およびR14は、独立して、アルキル、アルカノイル、 置換アルカノイル、フェニルおよび置換フェニルから成る群から選択される。) であるように選択される。]を有する環を形成してもよい。]を有する化合物。
  2. 2.R1が下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する基であることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
  3. 3.R3が水素であることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
  4. 4.(a)9−ジヒドロ−13−アセチルバッカチンIIIおよび(b)9−ジ ヒドロタキソールから成る群から選択される化合物。
  5. 5.下記工程: (a)9−ジヒドロ−13−アセチルパッカチンIIIのC−7およびC−9ヒ ドロキシ基を保護する工程;(b)工程(a)の生成物を脱エステル化する工程 ;(c)工程(b)の生成物のC−13位に適当な側鎖を付加する工程;ならび に (d)工程(c)の生成物を選択的に再エステル化する工程を含むタキソール誘 導体の製造方法。
  6. 6.C−7およびC−9ヒドロキシ基を、アセタール生成により保護することを 特徴とする請求項5に記載の方法。
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