JPH0750569A - 光電スイッチ - Google Patents

光電スイッチ

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JPH0750569A
JPH0750569A JP19261393A JP19261393A JPH0750569A JP H0750569 A JPH0750569 A JP H0750569A JP 19261393 A JP19261393 A JP 19261393A JP 19261393 A JP19261393 A JP 19261393A JP H0750569 A JPH0750569 A JP H0750569A
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light
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高感度長距離検出を可能とする距離判定形光
電スイッチを実現する。 【構成】 投光部3と、レンズ系2を介し、被検出物体
6上の輝点の像を受光面上に結像させる受光部4と、受
光面上において、投光軸と受光軸を結ぶ方向に配列され
たn(n>2)個の受光エレメント(10)と、各受光
エレメント101、102、・・・、10nの各光電流
I1、I2、・・・、Inを所定比率k1と1−k1、
k2と1−k2、・・・knと1−knに分割してそれ
ぞれ第1、第2の光電流出力端に導くn個の分流部12
と、第1、第2の光電流出力を入力として検出信号を出
力する演算部16と、k1>0.5>kn及びkm≦k
p(p=m−1;m=2〜n)なる関係を保って所定比
率k1、k2、・・・knを制御する分流制御部14と
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は物体の有無を光学的に
検出する光電スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、投光部と受光部を同一筐体に設
け、投光部よりの被検出物体の表面より拡散反射される
光を受光部により検出するものとして直接反射型スイッ
チがある。直接反射型光電スイッチは、センサ筐体が1
つで動作し、他に反射板等の補助部品を必要としないの
で、取付、調整、メンテナンスが簡単で、コストが安い
などの利点があり、広く一般的に使われている。しか
し、直接反射型光電スイッチは、物体からの散乱光を利
用しているので、(A)他の方式より検出可能な距離が
短い、(B)検出物体の表面反射率により検出距離が大
きく変わる、(C)背景の反射率が大きいと、その手前
にある、反射率の少ない物体の検出ができない、ことが
ある。
【0003】これら問題点、とくに、上記(B)(C)
を軽減するために特公昭58−42411号公報に示さ
れるような構成を有する距離判定型光電スイッチが公開
されている。この光電スイッチの方式は、投光部より被
検出物体に光を照射し、被検出物体からの散乱光を受光
部で捕らえている点は直接反射型光電スイッチと同様で
あるが、受光部での光の検出方法に特徴がある。
【0004】図5は従来の光電スイッチに用いられる光
位置検出素子の構成と動作を説明する断面図、図6は図
5に示す光位置検出素子の特性を説明する特性図、図7
は位置検出用の光電スイッチの基本的な構成と動作を説
明するために単線をもって描いた光電スイッチの構成
図、図8は図7に示す光電スイッチの被検出物体までの
距離Xと受光面上の輝点の位置との関係を示す特性図で
ある。すなわち、図7において、投光部3から放射され
た光は被検出物体6上に輝点を作り、さらにその被検出
物体6上で反射された光はレンズ系2を介して受光面上
に投射され、この受光面上に上記輝点の像ができる。こ
の輝点像は被検出物体6までの距離Xが変わると、受光
面上の輝点像の位置Yが動く。よって、受光面上の輝点
像の位置Yを信号処理部5を通して判定することによ
り、距離Xを判定することになるので背景7であるか被
検出物体6であるかが判定できる。
【0005】輝点像の位置Yを判定する方法として、図
5に示す光位置検出素子(PSD)10による方法があ
る。この光位置検出素子1は受光面上の輝点像の位置Y
の値が光位置検出素子1の2つの出力電流I1、I2に
から計測できる。すなわちこの光位置検出素子1は図6
に示すような特性を有しているので、直接反射型光電ス
イッチの欠点であった上記(B)の「検出物体の表面反
射率により検出距離が大きく変わる」および上記(C)
の「背景7の反射率が大きいと、その手前にある、反射
率の少ない物体の検出ができないことがある」という問
題点を解決できる。このように、距離判定型光電スイッ
チは、受光面上の光量を検出する方式ではなく、距離情
報に基づく方式である点で、直接反射型方式と比べ、極
めて優れた特徴を有するが、反面次のような問題点を有
する。
【0006】すなわち、被検出物体6までの距離Xと受
光面上の輝点像の位置Yとの関係は図8に示すように非
線形である。すなわち、被検出物体6までの距離Xが小
さいときには被検出物体6までの距離Xに対して受光面
上の輝点像の位置Yの変化が大きいので上記光位置検出
素子1の2つの出力電流I1、I2の変化量が大きくな
り、受光面上の輝点像の位置Yが精度よく演算でき被検
出物体6までの距離Xを精度良く判定できるが、被検出
物体6までの距離Xが大きいときには被検出物体6まで
の距離Xに対して受光面上の輝点像の位置Yの変化が小
さいので上記光位置検出素子1の2つの出力電流I1、
I2の変化量が小さくなり、受光面上の輝点像の位置Y
が精度よく演算できず、被検出物体6までの距離Xが小
さいときほど被検出物体6までの距離Xを精度良く判定
できない。さらに受光面上の輝点の明るさは被検出物体
6までの距離Xが大きいとそれだけ暗くなり、ノイズの
影響が大きくなり被検出物体6までの距離Xの判定精度
が落ちるので長距離化ができないなどの問題点があっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は上述のように、被検出物体までの距離が小
さいときほど被検出物体までの距離を精度良く判定でき
ず、さらに受光面上の輝点の明るさは被検出物体までの
距離が大きいと、ノイズの影響が大きくなり被検出物体
までの距離の判定精度が落ち、長距離化が困難となるこ
とである。
【0008】請求項1の発明は距離判定型光電スイッチ
において長距離化を可能にすることを目的とするもので
ある。
【0009】請求項2の発明は距離判定型光電スイッチ
において長距離化を可能にするとともに、検出距離の調
整を可能にすることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、投光
軸より光を照射し、被検出物体上に輝点を作る投光部
と、レンズ系を介し、被検出物体上の輝点の像を受光面
上に結像させる受光部と、受光面上において、投光軸と
受光軸を結ぶ方向に配列されたn(n>2)個の受光エ
レメントと、各受光エレメントの各光電流を所定比率
(k1)と(1−k1)、(k2)と(1−k2)、・
・・(kn)と(1−kn)に分割してそれぞれ第1、
第2の光電流出力端に導くn個の分流部と、第1、第2
の光電流出力を入力として検出信号を出力する演算部
と、k1>0.5>kn及びkm≦kp(p=m−1;
m=2〜n)なる関係を保って所定比率(k1)、(k
2)、・・・(kn)を制御する分流制御部とを有する
光電スイッチである。
【0011】請求項2の発明は、投光軸より光を照射し
被検出物体上に輝点を作る投光部と、レンズ系を介し被
検出物体上の輝点の像を受光面上に結像させる受光部
と、受光面上において、投光軸と受光軸を結ぶ方向に配
列されたn(n>2)個の受光エレメントと、各受光エ
レメントの各光電流を所定比率(k1)と(1−k
1)、(k2)と(1−k2)、・・・(kn)と(1
−kn)に分割してそれぞれ第1、第2の光電流出力端
に導くn個の分流部と、第1、第2の光電流出力を入力
として検出信号を出力する演算部と、k1>0.5>k
n及びkm≦kp(p=m−1;m=2〜n)なる関係
を保って所定比率(k1)、(k2)、・・・(kn)
を制御する分流制御部と、この分流制御部は所定比率
(k1)、(k2)、・・・(kn)が変えられる操作
部を有する光電スイッチである。
【0012】
【作用】請求項1の発明における光電スイッチは、投光
軸上において、投光部より光を照射して、被検出物体上
に輝点を作る。受光部は被検出物体までの距離に対応し
た受光面上の位置に輝点像を結像させる。n(n>2)
個の受光エレメントは受光面上に結像された輝点像の位
置に応じた光電流を生じる。n個の分流器は上記各受光
エレメントの各光電流を所定比率k1と1−k1、k2
と1−k2、・・・knと1−knに分割してそれぞれ
第1、第2の光電流出力端に導く。分流制御部はk1>
0.5>kn及びkm≦kp(p=m−1;m=2〜
n)なる関係を保って上記所定比率k1、k2、・・・
knを制御する。上記所定比率k1、k2、・・・kn
に対応する受光面基準位置に対しての大小関係が上記第
1、第2の光電流出力端に含まれる。演算部は上記第
1、第2の光電流出力を入力として受光面基準位置に対
しての大小関係に基づき検出信号を出力する。
【0013】請求項2の発明における光電スイッチは、
投光軸上において、投光部より光を照射して、被検出物
体上に輝点を作る。受光部は被検出物体までの距離に対
応した受光面上の位置に輝点像を結像させる。n(n>
2)個の受光エレメントは受光面上に結像された輝点像
の位置に応じた光電流を生じる。n個の分流器は上記各
受光エレメントの各光電流を所定比率k1と1−k1、
k2と1−k2、・・・knと1−knに分割してそれ
ぞれ第1、第2の光電流出力端に導く。分流制御部はk
1>0.5>kn及びkm≦kp(p=m−1;m=2
〜n)なる関係を保って上記所定比率k1、k2、・・
・knを制御する。上記所定比率k1、k2、・・・k
nに対応する受光面基準位置に対しての大小関係が上記
第1、第2の光電流出力端に含まれる。演算部は上記第
1、第2の光電流出力を入力として受光面基準位置に対
しての大小関係に基づき検出信号を出力する。さらに分
流制御部に設けた操作部によって分割比率k1、k2、
・・・knが変えられる。
【0014】
【実施例】以下この発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1はこの発明における光電スイッチの
要部を示すブロック図、図2は図1における分流部と分
流制御部をより具体的に示す回路図、図3はこの発明の
受光部に配列される受光エレメントの配列を示す平面
図、図4はこの発明の受光部の光位置検出感度を説明す
る特性図である。すでに図7によって説明した光電スイ
ッチにおいて、受光部4として、従来の光位置検出素子
1に代え、図3に示すようなn個の受光エレメント10
を受光軸と投光軸を結ぶ方向に配列する。
【0015】図1において、12は分流部、13は差動
アンプ部、14は分流制御部、15は操作部である。受
光部4からの信号を信号処理部5によって処理し、出力
信号とするまでの中で、この発明の要部は図1に示す受
光部4、分流部12および分流制御部14であるのでこ
れについてより詳しく説明する。
【0016】図2において、a点にボルツマン電圧Vt
(=kT/q)に比例した電圧αVtが生じ、トランジ
スタQ1とトランジスタQ2の大きさの比によりαが決
まることが知られている。よってb点の電圧は操作部1
5の抵抗Rrefの大きさによらずαVtとなる。抵抗
Rpと可変抵抗VR1との合成抵抗値と抵抗Rrefと
の比によりc点に電圧が生じる。c点の電圧は所定値だ
けシフトされd点の電圧となる。この電圧を設定電圧と
呼ぶ。可変抵抗VR1の大きさを変えると設定電圧はそ
れに応じて連続的に変化する。
【0017】抵抗R1に流れる電流に比例した電流がe
点より流れるのでf点、g点、h点の順に電圧が小さく
なっていき、その電圧差は抵抗R1と抵抗Rjの比とボ
ルツマン電圧Vtとで決まる一定値である。この電圧が
参照電圧となる。この図においてRjとその前後の計3
つの抵抗だけしか示していないが、受光エレメント10
の数だけこの抵抗が直列に接続される。
【0018】図2では、図3に示す多数の受光エレメン
ト101、102、103・・・10nのうちj番目と
その前後の計3つを示して残りの受光エレメントは省略
してある。また、分流部12も同様にj番目とその前後
の計3つだけを示してある。各分流部は差動アンプ部1
3、すなわちエミッタをたがいに接続した、それぞれ対
をなすトランジスタQ3a、Q3b、Q4a、Q4b、
Q5a、Q5bを有する。これらのトランジスタQ3
a、Q3b、Q4a、Q4b、Q5a、Q5bのエミッ
タに各受光エレメント101、102、103・・・1
0nが接続され、各トランジスタQ3a、Q3b、Q4
a、Q4b、Q5a、Q5bの一方のコレクタが第1の
電流出力端pに接続され、各トランジスタQ3a、Q3
b、Q4a、Q4b、Q5a、Q5bの他方のコレクタ
が第2の電流出力端qに接続される。これによりn個の
受光エレメント10のn本の光電流信号はp、qの2つ
の信号に変換される。各トランジスタの一方のベースに
は参照電圧が、また他方のベースには設定電圧が与えら
れる。設定電圧は各分流器とも同一の電圧であるが、参
照電圧は各分流器で所定の電位差を持っていてその差は
ボルツマン電圧Vtの定数倍したものである。
【0019】今、可変抵抗VR1の値により設定電圧が
j番目の参照電圧Vjに近い場合を考える。j番目の分
流器12jを中心にその隣り合った分流器12(j+
1)、12(j−1)の参照電圧の差を適当に設計する
ことにより、1番目からj−2番目までの全ての分流器
の参照電圧は設定電圧より十分小さく受光エレメント1
0の光電流のほとんどすべてを第1の電流出力端pに、
j+2番目からn番目までの全ての分流器の参照電圧は
設定電圧より十分大きく受光エレメント10の光電流の
ほとんどすべてを第2の電流出力端qに分流していると
見なすことができる。
【0020】j−1番目の分流器12(j−1)の参照
電圧は設定電圧より低いので受光エレメント10の光電
流を第1の電流出力端pに電流の多くを分流し、j+1
番目の分流器12(j+1)の参照電圧は設定電圧より
高いので受光エレメント10の光電流を第2の電流出力
端qに電流の多くを分流する。j番目の受光エレメント
10の光電流は第1の電流出力端pと第2の電流出力端
qに分流する。
【0021】このようにすることで第1の電流出力端p
の電流をIa、第2の電流出力端qの電流をIbとする
と、図4に示すようにj番目近傍の入射光の位置に対し
ては入射光位置の変化に対して敏感な出力特性が得られ
る。すなわち、j番目近傍は受光部4の全長がLeに小
さくなった光位置検出素子1の特性と等価であり、L/
Le倍の感度が得られる。この敏感な特性の位置を光判
定基準位置Y0とする。
【0022】以上述べたように、受光面が光を受けて第
1の電流出力端pと第2の電流出力端qからの2つの出
力を有する2分割受光素子と類似の機能となる。また上
記2つの電流Ia、Ibを入力として、演算部16は所
望の出力を出す。さらに可変抵抗VR1の値を操作する
ことで上記j番目は1番目からn番目までその間の任意
の位置に光判定基準位置Y0を自由に設定できる。光判
定基準位置Y0が判定基準距離X0に対応しているの
で、VR1の値を変えることで判定基準距離X0を操作
できる。
【0023】なお、図2に示すように各分流器12j、
12(j+1)、12(j−1)に光電流と並列に直流
バイアス電流源99を設けてもよい。これにより、各分
流器12j、12(j+1)、12(j−1)の電流の
最小値が保証されるので応答速度が低下することを防止
できる。
【0024】また受光部4、分流部12、分流制御部1
4等をすべて1つの基板上に集積することもでき、この
方法は、工業的に有効である。
【0025】図2において、可変抵抗VR1に固定抵抗
Rpが並列に接続されているが、これにより光判定基準
位置Y0と判定基準距離X0との関係の非線形性を補正
している。すなわち、距離Xと受光面上の位置Yとは反
比例の関係である。そこで、可変抵抗VR1に並列に固
定抵抗Rpをつなぐことでその合成抵抗値と可変抵抗V
R1の操作量との非線形を作る。これにより距離Xと受
光面上の位置Yとの非線形を補正する。
【0026】以上、操作部15の可変抵抗VR1に基づ
き分流比率が設定される場合について説明したが、例え
ば図2において可変抵抗VR1を操作する代わりにc点
に電圧を外部から入力するようにしてもよい。この場合
も全く同様の光位置判定感度が得られえることは明らか
であるから、例えば光電スイッチからの外部入力により
判定基準距離X0を設定、変更できる光電スイッチが可
能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明における光
電スイッチにおいて、請求項1の発明によれば、投光軸
より光を照射する投光部と、レンズ系を有する受光部
と、上記受光面上に投光軸と受光軸を結ぶ方向に配列さ
れたn(n>2)個の受光エレメントと、n個の分流器
と、分流制御部および演算部とを設けているので、受光
面上の特定の位置の入射光位置(上記光判定基準位置Y
0)の感度を光位置検出素子に比べて高感度にすること
ができ、それだけ小さな光学系で動作させることがで
き、また同様の光学系を用いればより長距離まで距離判
定が可能となり、を上記判定基準距離X0を自由に設定
でき、また受光部、分流部、分流制御部の全てをシリコ
ン基板上に集積することが容易なのでより小型高性能な
光電スイッチが可能となる。
【0028】また請求項2の発明は、投光軸より光を照
射する投光部と、レンズ系を有する受光部と、上記受光
面上に投光軸と受光軸を結ぶ方向に配列されたn(n>
2)個の受光エレメントと、n個の分流器と、分流制御
部と、演算部および操作部を設けているので、請求項1
の発明に加え、分流制御部が分割比率k1、k2、・・
・knを変えられる操作部を有しているので、検出距離
の調整が容易となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明における光電スイッチの要部を示すブ
ロック図である。
【図2】図1における分流部と分流制御部をより具体的
に示す回路図である。
【図3】この発明における光電スイッチの受光部に適用
される受光エレメントの配列を示す平面図である。
【図4】図3の受光部の検出感度を説明する特性図であ
る。
【図5】従来の光電スイッチに用いられる光位置検出素
子の構成と動作を説明する断面図である。
【図6】図5に示す光位置検出素子の特性を説明する特
性図である。
【図7】位置検出用の光電スイッチの基本的な構成と動
作を説明するために単線をもって描いた光電スイッチの
構成図である。
【図8】図7に示す光電スイッチの被検出物体までの距
離Xと受光面上の輝点の位置との関係を示す特性図であ
る。
【符号の説明】
2 レンズ系 3 投光部 4 受光部 6 被検出物体 10 受光エレメント 12 分流部 14 分流制御部 15 操作部 16 演算部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投光軸より光を照射し被検出物体上に輝
    点を作る投光部と、レンズ系を介し、上記被検出物体上
    の輝点の像を受光面上に結像させる受光部と、上記受光
    面上において、投光軸と受光軸を結ぶ方向に配列された
    n(n>2)個の受光エレメントと、上記各受光エレメ
    ントの各光電流を所定比率k1と1−k1、k2と1−
    k2、・・・knと1−knに分割してそれぞれ第1、
    第2の光電流出力端に導くn個の分流部と、上記第1、
    第2の光電流出力を入力として検出信号を出力する演算
    部と、k1>0.5>kn及びkm≦kp(p=m−
    1;m=2〜n)なる関係を保って上記所定比率k1、
    k2、・・・knを制御する分流制御部とを備えた光電
    スイッチ。
  2. 【請求項2】 投光軸より光を照射し被検出物体上に輝
    点を作る投光部と、レンズ系を介し、上記被検出物体上
    の輝点の像を受光面上に結像させる受光部と、上記受光
    面上において、投光軸と受光軸を結ぶ方向に配列された
    n(n>2)個の受光エレメントと、上記各受光エレメ
    ントの各光電流を所定比率k1と1−k1、k2と1−
    k2、・・・knと1−knに分割してそれぞれ第1、
    第2の光電流出力端に導くn個の分流部と、上記第1、
    第2の光電流出力を入力として検出信号を出力する演算
    部と、k1>0.5>kn及びkm≦kp(p=m−
    1;m=2〜n)なる関係を保って上記所定比率k1、
    k2、・・・knを制御する分流制御部と、上記分流制
    御部は上記分割比率k1、k2、・・・knが変えられ
    る操作部とを備えた光電スイッチ。
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