JPH07505037A - ネットワークエコー消去装置 - Google Patents

ネットワークエコー消去装置

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ネットワークエコー消去装置 発明の背景 ■1発明の分野 本発明は通信システムに関する。特に本発明は、電話システムのエコーを消去す る新しい改良された方法および装置に関する。
II、関連技術の説明 現在の地上ベースの電話機は全て両方向の伝送を支持する2線式ライン(利用者 または加入者ループと呼ばれる)によって中央局に接続されている。しかしなが ら、約35マイルより長い呼びに対して、2つの伝送方向は物理的に分離したワ イヤで区別されなければならず、結果的に4線式ラインになる。2線式および4 線式セグメントをインターフェイスする装置はハイブリッドと呼ばれる。典型的 な長距離電話回路は、局部ハイブリッドへの加入者ループにおける2線式、遠方 のハイブリッドへの長距離ネットワーク上の4線式および遠方の通話者への2線 式であると説明できる。
ハイブリッドの使用は長距離スピーチ伝送を容易にするが、ハイブリッドにおけ るインピーダンス整合は結果的にエコーを生じさせる。通話者Aのスピーチは電 話ネットワーク中の遠方のハイブリッド(通話者Bに最も近い)1イブリツド) から通話者Aに向かって反射され、彼または彼女自身の音声の耳障りなエコーを 通話者Aに聞かせる。したがって、ネットワークエコー消去装置はハイブリッド においてインピーダンス不整合によって発生させられたエコーを取除くために地 上ベースの電話ネットワークにおいて使用され、ハイブリッドと共に中央局に典 型的に配置される。したがって、通話者AまたはBに最も近く配置されたエコー 消去装置は、呼びの他方の端部のハイブリッドによって発生されられたエコーを 消去するために使用される。
地上ベースの電話システムにおいて使用されるネットワークエコー消去装置は、 典型的に信号のデジタル伝送を容易にするようなデジタル装置である。アナログ スピーチ信号はデジタル形態に変換される必要があるため、中央局に配置された コーデックが典型的に使用される。電話機A(通話者A)から中央局Aに供給さ れたアナログ信号はハイブリッドAを通過させられ、コーデックAによってデジ タル形態に変換される。その後、デジタル信号は、それらがアナログ形態への変 換のためにコーデックBに供給される中央局Bに伝送される。アナログ信号はハ イブリッドBを通って電話機B(通話者B)に結合される。ハイブリッドBにお いて、通話者Aの信号のエコーが生成される。このエコーはコーデックBによっ てエンコードされ、中央局Aに伝送される。中央局Aにおいて、エコー消去装置 は復帰エコーを除去する。
通常のアナログセル電話システムにおいて、エコー消去装置はまた使用され、典 型的にベースステーションに配置されている。これらのエコー消去装置は、不所 望のエコーを除去するために地上ベースのシステムのものと同様にして動作する 。
自動車ステーションと地上ベースの電話機との間の呼びのためのデジタルセル電 話システムにおいて、自動車ステーションの通話者のスピーチはコーデックを使 用してデジタル化され、その後1組のパラメータにスピーチをモデル化するボコ ーダを使用して圧縮される。ボコード化されたスピーチはコード化され、電波で デジタル的に送信される。ベースステーションの受信機は信号をデコードし、伝 送されたスピーチパラメータからデジタルスピーチ信号を合成するボコーダデコ ーダに4線式でそれを送る。この合成されたスピーチは、24個の音声チャンネ ルの時間多重送信群であるTIインターフェイスを介して電話ネットワークに送 られる。通常中央局であるネットワークのある点において、信号はアナログ形態 に変換され、加入者ループにおいてハイブリッドに送られる。
このハイブリッドにおいて、信号は地上ベースの加入者電話機へのワイヤ対によ る伝送のために2線式に変換される。
参照のために、自動車ステーションと地上ベースの電話機との間のセルの呼びに おいて、自動車ステーションの通話者は遠端部の通話者であり、地上ベースの電 話機の通話者は近端部の通話者である。地上ベースのシステムにおけるように、 遠端部の通話者のスピーチは電話ネットワーク中の遠方ハイブリッドから遠端部 の通話者に向かって反射される。その結果として、遠端部の通話者、すなわち自 動車ステーションは彼等自身の音声の耳障りなエコーが聞こえる。
通常のネットワークエコー消去装置は、典型的に適応デジタルフィルタ処理技術 を使用している。しかしながら、通常使用されているフィルタはチャンネルを正 確に複製することができず、結果的にある残留エコーを生じる。中央クリップエ コー抑制装置は残留エコーを消去するために使用される。
エコー消去装置は、信号を非直線的な関数にする。合成された雑音は、中央クリ ップエコー抑制装置によってゼロに設定された信号部分を置換し、チャンネルが “不活性”を発音させないようにするために使用されることができる。
上記のエコー消去方法はアナログ信号に対して満足できるが、この夕身プの残留 エコー処理はデジタル電話機において問題を生じさせる。上記のように、デジタ ルシステムにおいて、ボコーダは伝送のためにスピーチを圧縮するために使用さ れる。ボコーダは特に非直線的な効果に感応するため、中央クリップは音声品質 を劣化させる。さらに、使用される雑音置換技術は通常の雑音特性において知覚 的な変化を発生させる。
したがって、本発明の目的は、改良された音声品質のために高度のダイナミック エコー消去を行うことのできる新しい改良されたエコー消去装置を提供すること である。
本発明の別の目的は、アナログ通信システムとデジタル通信システムとの結合に おけるエコー消去に特に適したエコー消去装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、両方の加入者が同時に話した場合に対してエコー消 去装置に改良されたエコー消去特性を与えることである。
発明の要約 本発明は、デジタル電話用のための新しい改良されたネットワークエコー消去装 置である。本発明によると、未知のエコーチャンネルの衝撃応答が識別されるエ コー消去装置が使用され、このエコーの複製が適応フィルタ処理技術を使用して 生成され、エコー複製が遠端部の通話者に向かって進行する信号から減算され、 遠端部の通話者のエコーを消去する。
本発明において、各フィルタのステップサイズが異なる目的に対して各フィルタ を最適化するように特定的に調節される2つの適応フィルタが使用される。一方 のエコー消去装置のフィルタはエコー消去を実行し、高いエコー反射損失強化( ERLE)のために最適化される。第2のフィルタである状態フィルタは状態決 定のために使用され、迅速な適応のために最適化される。
本発明は、両速話者が同時に話している二重トークの処理において通常のエコー 消去装置とは顕著に異なっている。通常のエコー消去装置は、エコーチャンネル を追跡する適応フィルタが既に少l−劣化してしまうまで二重1・−りを検出す ることができず、残留エコーを除去するために非直線的な中央クリッパの使用を 必要とする。
本発明はまた可変的な適応しきい値を含んでいる。この新しい技術は、二重トー クの開始時にフィルタ適応を直に停止させ、したがって評価されたエコーチャン ネルを正しく保存し、残留エコーを除去するために中央クリップすることを不要 にする。付加的な特徴として、本発明は大墓の背景雑音を有する環境でもスピー チを正しく検出する改良されたスピーチ検出方法を含んでいる。本発明はまたエ コーチャンネルにおけるフラット遅延を自動的に補償する新しい技術を使用し、 迅速な初期適応を可能にする。
本発明によると、エコー消去装置およびエコーを有する受信チャンネル信号を復 帰チャンネル信号において消去する方法テハ、エコーを有する受信チャンネル信 号がエコーチャンネルによって入力復帰チャンネル信号と結合される。エコー消 去装置は第1のフィルタ係数を生成する第1のフィルタを有し、第1のフィルタ 係数により第1のエコー評価信号を生成し、第1のフィルタ制御信号に応答して 第1のフィルタ係数を更新する。第1の合計器は結合された復帰チャンネルおよ びエコー受信チャンネル信号から第1のエコー評価信号を減算して、第1のエコ ー残留信号を生成する。第2のフィルタは第2のフィルタ係数を生成し、第2の フィルタ係数により第2のエコー評価信号を生成し、第2のフィルタ制御信号に 応答して第2のフィルタ係数を更新する。第2の合計器は結合された信号から第 2のエコー評価信号を減算して、第2のエコー残留信号を生成し、復帰チャンネ ル上に第2のエコー残留信号を供給する。制御装置は、第1の制御状態が第1の 予め定められたエネルギレベルより上の受信チャンネル信号を示す複数の制御状 態の1つを受信チャンネル信号、結合された信号並びに第1および第2のエコー 残留信号から決定し、制御装置が第1の制御状態であるとき、それは第1の制御 信号を発生し、第1のエコー残留信号および結合された信号の第1のエネルギ比 と第2のエコー残留信号および結合された信号の第2のエネルギ比の少なくとも 1方が予め定められたレベルを越えたとき、第2の制御信号を発生する。
図面の簡単な説明 本発明の特徴、目的および利点は、以下の詳細な説明および図面からさらに明ら かになるであろう。図面において、同じ参照符号は一貫して対応した素子を示し ている。
図1は、デジタルセル電話システムおよび地上ベースの電話システムとのインタ ーフェイス構造例を示したブロック図である。
図2は通常のエコー消去装置のブロック図である。
図3は、エコーチャンネル衝撃応答の領域を示したグラフである。
図4はトランスバーサル適応フィルタのブロック図である。
図5は本発明のエコー消去装置のブロック図である。
図6は、図5の制御装置をさらに詳細に示したブロック図である。
図7は、エコー消去のためのサンプルデータ処理のフロー図である。
図8は、図7のパラメータ調節ステップに含まれるステップのフロー図である。
図9は、図7の周期関数計算ステップに含まれるステップのフロー図である。
図10は、円形端部のサンプルバッファおよび初明フイルタタップ位置を示した 図である。
図11は、タップバッファおよび初期フィルタタップの状態フィルタおよびエコ ー消去装置フィルタへの複写を示した図である。
図12は、タップバッファおよび状態フィルタとエコー消去装置フィルタのフィ ルタタップ位置のサンプルに関する最大シフトを示した図である。
図13は、種々のエコー消去装置の状態を示した状態マシンの図である。
図14は、図7の状態マシンのステップに含まれるステップのフロー図である。
好ましい実施例の詳細な説明 地上ベースの電話システムとインターフェイスするセル電話システムのようなセ ル通信システムにおいて、ベースステーションに配置されたネットワークエコー 消去装置は、自動車ステーションに戻ったエコーを消去する。図1を参照すると 、−例のシステム構造がデジタルセル電話システムおよび地上ベース電話システ ムに対するそのインターフェイスのために設けられている。このシステム構造は 自動車ステーション10、セルまたはベースステーション30、自動車電話交換 局(MTSO)40、中央局50および電話機60の動作素子によって形成され る。他の構造は、種々の動作素子の配置または位置を変化するだけでセルシステ ムを含むシステムに対して使用されてもよいことが理解されるべきである。本発 明のエコー消去装置はまた通常のシステムにおいて通常のエコー消去装置の代わ りに使用されてもよいことが理解されるべきである。
自動車ステーション10は、特には示されていない他の素子と共にマイクロホン 13およびスピーカ14を含む送受話器12と、コーデック16と、ボコーダ1 8と、トランシーバ2oと、アンテナ22とを含んでいる。自動車ステーション の利用者の音声は、マイクロホン13によって受信されコーデック16に結合さ れてデジタル形態に変換される。その後、デジタル化された音声信号はボコーダ 18によって圧縮される。デコード化されたスピーチは変調され、トランシーバ 20およびアンテナ22によって電波でデジタル的に送信される。
トランシーバ20は例えば時分割多重アクセス(TDMA)、或は周波数ホッピ ング(F H)またはコード分割多重アクセス(CDMA)等の拡散スペクトル タイプのデジタル変調技術を使用してもよい。CDMA変調および送信技術の一 例は、米国特許第5.103.459号明細書(“SYSTEM AND ME TBOD FORGENERATING 5IGNAL WAVEFOilM  IN A CDMA CELLυLAR置EPHONE”、 1992年4月7 日出願)に記載されている。このようなCDMAシステムにおいて、ボコーダ1 8は本出願人の米国別出願第07/713.661号明細書(VARIABLE  RATE VOCODER”。
1991年6月11日)に記載されているような可変率タイプであることが好ま しい。
ベースステーション30は特には示されていない他の素子と共に、アンテナ32 、トランシーバシステム34およびMTSOインターフェイス36を含んでいる 。ベースステーショントランシーバシステム34は自動車ステーション10およ び別の自動車ステーション(示されていない)から受信された信号を復調してデ コードし、MTSO40への伝送のためにそれらをMTSOインターフェイス3 6に送る。信号はマイクロ波、光ファイバまたは配線リンク等の種々の異なる方 法によりベースステーション30からMTSOに伝送される。
MTSO40は、特に示されていない他の素子と共にベースステーションインタ ーフェイス42、複数のボコーダセレクタカード44A乃至44Nおよび公共交 換電話ネットワーク(PSTN)インターフェイス48を含む。ベースステーシ ョン30からの信号はベースステーションインターフェイス42で受信され、ボ コーダセレクタカード44A乃至44Nの1つ、例えばボコーダセレクタカード 44Aに供給される。
各ボコーダセレクタカード44A乃至44Nは、各ボコーダ45A乃至45Nお よび各ネットワークエコー消去装置46A乃至46Nを備えている。各ボコーダ 45A乃至45N内に含まれたボコーダデコーダ(示されていない)は、各自動 車ステーション伝送スピーチパラメータからデジタルスピーチ信号を合成する。
その後、これらのサンプルは、PSTNインターフェイス48にそれらを送る各 エコー消去装ff146A乃至46Nに送られる。この例において、信号はボコ ーダ45Aおよびエコー消去装置46Aを通して供給される。その後、各呼びに 対して合成されたスピーチサンプルは、典型的に配線T1インターフェイス、す なわち24個の音声チャンネルの時間多重群を介して電話ネットワークへのPS TNインターフェイス48を通って中央局50に送られる。
中央局50は、特に示されていない他の素子と共にMTSOインターフェイス5 2、コーデック54およびハイブリッド56を含んでいる。MTSOインターフ ェイス52を通って中央局50において受信されたデジタル信号は、それがアナ ログ形態に変換されてハイブリッド56に送られるコーデック54に結合される 。ハイブリッド56においてアナログ4線式信号は、地上ベースの加入者電話機 60へのワイヤ対による伝送のために2線式に変換される。
コーデック54から出力されたアナログ信号はまたインピーダンス不整合のため にハイブリッド56から反射される。この信号反射は、自動車ステーションlO に向かって戻るエコー信号の形態を取る。ハイブリッド56における反射または エコー通路は破線の矢印58によって示されている。
別の方向において、電話機60からの2線式アナログスピーチ信号は中央局50 に供給される。中央局50において、スピーチ信号はハイブリッド56において 4線式に変換され、自動車ステーションlOに向かって進むエコー信号に付加さ れる。結合されたスピーチおよびエコー信号はコーデック54においてデジタル 化され、MTSOインターフェイス52によってMTSO40に送られる。
MT S 040において、信号はPSTNインターフェイス48によって受信 され、信号がボコーダ45Aによってエンコードされる前にエコーを除去するエ コー消去装fif46Aに送られる。
デコードされたスピーチ信号は、自動車ステーションlOへの伝送のためにベー スステーションインターフェイス42を介してベースステーション30およびそ の他の適当な付加的なベースステーションに転送される。ベースステーション4 2がら伝送された信号は、MTSOインターフェイス36によってベースステー ション30で受信される。信号は送信エンコーディングおよび変調のためにトラ ンシーバシステム34に送られ、アンテナ32で送信される。
送信された信号は自動車ステーション10においてアンテナ22で受信され、復 調およびデコーディングのためにトランシーバ20に供給される。その後、信号 は合成されたスピーチサンプルが生成されるボコーダ18に供給される。これら のサンプルはスピーカ14に供給されたアナログスピーチ信号と共にデジタルア ナログ変換のためにコーデック16に供給される。
本発明のエコー消去装置を十分に理解するために、デジタルセル環境において動 作する場合の伝統的なエコー消去装置およびその欠点を検討することが有効であ る。図2には、伝統的なネットワークエコー消去装置(NEC)+00のブロッ ク図が示されている。
図2において、自動車ステーションからのスピーチ信号は遠端部のスピーチx  (n)として記号を付けられ、一方地上側からのスピーチは近端部のスピーチv  (n)として記号を付けられている。ハイブリッドからのx (n)の反射は 、未知のエコーチャンネル+02を通してx (n)を送りエコー信号y (n )を生成する場合をモデル化され、エコー信号y(n)は近端部のスピーチ信号 v (n)と合計器+04において合計される。合計器104はエコー消去装置 自身に含まれている素子ではないが、このような装置の物理的な効果はシステム の寄生的結果である。低い周波数の背景雑音を除去するために、エコー信号y  (n)と近端部のスピーチ信号v (n)の合計は、フィルタ!06を通してバ イパスフィルタ処理され、信号r (n)を生成する。信号r (n)は、合計 器10gおよび近端部のスピーチ検出回路+10への1つの人力とじて供給され る。
合計器108の別の人力(減算大刀)は、適応トランスバーサルフィルタ112 の出力に結合される。適応フィルタ112は、遠端部のスピーチ信号x (n) および合コ1器108から出力されたエコー残留信号e (n)のフィードバッ クを受信する。
エコーを消去する時、適応フィルタ+12はエコー路の衝撃応近端部のスピーチ が検出されたときにフィルタ適応プロセスを凍結するように回路110から制御 信号を受信する。
エコー残留信号e (n)はまた回路+10および中央クリップエコー抑制装置 +14に出力される。抑制装置1140出カは、エコー消去装置が作動している ときに消去されたエコー信号として供給される。
エコー路衝撃応答は、図3のグラフに示されているように、フラット遅延領域お よびエコー分散の2つの部分に分解されることができる。応答特性がゼロに近い フラット遅延領域は、遠端部のスピーチに対する往復遅延によって発生させられ 、ハイブリッドから反射してエコー消去装置に戻る。応答が著しいエコー分散領 域は、ハイブリッドからの反射によって発生させられたエコ一応答である。
適応フィルタによって生成されたエコーチャンネル評価が本当のエコーチャンネ ルに完全に整合した場合、エコーは完全に消去される。しかしながら、フィルタ は通常チャンネルを正しく複写することができず、ある残留エコーを生じさせる 。エコー抑制装置+14は、しきい値Aより下に落ちる任意の信号部分をゼロに 設定する非直線的な関数により信号を通過させ、またしきい値Aより上の変化さ れていない任意の信号セグメントを通過させることによって残留エコーを消去す る。合成された雑音は、中央クリップによってゼロに設定された信号部分を置換 し、チャンネルが“不活性”の音響状態になることを阻止するために使用される ことができる。
上記のように、この方法はアナログ信号に対して満足できるが、この残留エコー 処理はボコーダが伝送のためにスピーチを圧縮するために使用されるデジタル電 話機において問題を生じさせる。ボコーダは特に非直線的な効果に感応するため 、中央クリップは音声品質を劣化させ、一方で雑音置換技術は雑音特性において 知覚的な変化を生じさせる。
図4は図2の適応フィルタ+12の構造をさらに詳細に示す。
以下のように図4の表記を定める: N:フィルタ次数: x (n) ・時間nにおける遠端部スピーチのサンプル;hk (n):時間 nにおけるに番目のフィルタタップ;r (n) :時間nにおけるエコーサン プル;Δ y (n) :時間nにおける評価されたエコー;e (n) :時間nにおけ るエコー残留。
適応フィルタ112は複数のタップを有する遅延素子120I乃至120、複数 の乗算器122 乃至122、加算器12N−10N−1 4および係数発生器126を含む。入力された遠端部スピーチサンプルx (n )は遅延素子1201および乗算器122oの両者に人力される。次のサンプル がフィルタ+12に入来すると、古いサンプルは遅延素子12o2乃至122N −1を通してシフトされ、それらはまた6乗算器1221乃至122N−1に出 力される。
係数発生器126は合計器108(図2)から出力されたエコー残留信号e ( n)を受信し、1組の係数ho(n)乃至hh−+ (n)を発生する。これら のフィルタ係数値ho (n)乃至h (n)は、乗算器+220乃至122N −1にそれぞれ供給する合計器124に供給される。その後、評価されたエコて エコー残留信号e (n)を形成する合計器108(図2)に供給される。図2 の伝統的なエコー消去装置において、制御入力は発生器126に供給され、近端 部のスピーチが回路110によって検出されない場合に係数更新を可能にする。
二m+−−りまたは近端部のスピーチだけが回路110によって検出された場合 、制御人力はフィルタ係数の更新を不能にする。
エコー路応答を追跡するためにフィルタタップ係数を適合させる係数発生器12 6において実施されるアルゴリズムは、正規化された最小平均二乗(NLMS) 適応アルゴリズムである。このアルゴリズムに対してベクトルエx (n) − [x (o) x (n−1) x (n−2) −x (n−N+I)] ( 11h (n) =[ho(n) h、 (n) h2(n) ・−hN−1( I+)] (2)を導入すると、h (n)とx (n)との間のベクトル内積 はニとして定められる。
適応アルゴリズムは; として定められ、ここにおいて、 h (n)はタップ係数ベクトルであり、x (n)は基準信号人力ベクトルで あり、e (n)はエコー残留信号であり、 μはステップサイズであり、 E (n)はN個の最も新しいサンプルの二乗の合計トシx で計算されたエネルギ評価であって、ここで:N’1 このアルゴリズム(4)の主な利点は、それが別の適応アルゴリズムよりも小さ い計算要求を有し、その安定特性が良く理解されていることである。集束は、μ m1が最も速い集束を行うステップサイズ(0くμく2)の適切な選択によって 保証されることができる。より小さいステップサイズは、集束速度を犠牲にして 定常状態でより大きい程度の消去を提供する。
近端部の通話者スピーチ信号v (n)は、近端部の通話者からのスピーチが検 出されたとき、適応フィルタ112が近端部のスピーチ検出回路+10によって ディスエーブルされるため、エコー残留信号e (n)に含まれないことが留意 されなければならない。
フィルタ112にエネーブル信号を供給することに加えて、回路110はまたE  (n)の値を生成し、制御人力において!! フィルタ112に供給する。さらに、μの値は典型的に発生器126において固 定されるか、或は固定された値が制御入力において回路+10から供給される。
エコー消去の最も難しい設計問題は、二重トークすなわち両方の加入者が同時に 話した場合の検出および処理である。
単一の通信だけを可能にする音声活性化スイッチ(V OX)と対照的に、エコ ー消去装置は二重通信を保存し、近端部の通話者が話している間に、遠端部の通 話者エコーを連続的に消去しなければならない。フィルタ係数が近端部のスピー チによって劣化されることを阻止するために、フィルタタップは実際のエコーチ ャンネルの伝送特性からの発散を阻止するために凍結されなければならない。
図2を参照すると、近端部のスピーチ検出回路110はエネルギ1則定値x ( n) 、r (n)およびe (n)を使用し、近端部のスピーチが発生した時 を決定することができる。従来の二重トーク検出方法は、ハイブリッドを横切る エコー路の損失が約6dBである知識を使用してx(n)およびr (n)の短 期間エネルギ平均を比較する。ハイブリッド損失が6dBより下降した場合、近 端部のスピーチであると示される。
しかしながら、実験結果において、この方法が感度を欠くことが明らにされてい る。近端部のスピーチv (n)の大きいダイナミック範囲は、この方法に時々 誤検出させ、フィルタ係数を劣化させる。
別の一般的な二重トーク検出方法は、短期間エコー復帰損失強化(E RL E )を検査することである:ERLE(dB) = 10101oσ2/σ2)、  (6)e ここで、σ 2はy (n)の変数であり、σ 2はe (n)y e の変数であり、これらの変数は短期間エネルギ平均ニを使用して近似される。
ERLEは、それがエコー消去装置を通された後、エコーから除去されるエネル ギ間を表す。この二重l・−り検出方法はr (n)およびe (n)の短期間 エネルギ評価を比較し、短期間ERLEが6dB等のある予め定められたしきい 値より下に下降した場合に二重トークであると宣言する。この方法は大きい感度 を提供するが、それは近端部のスピーチの開始を検出する前に小さい遅延を招き 、適応が凍結される前にエコーチャンネル評価を少し劣化させる。この損傷のた めに、付加的な技術を使用して残留エコーを除去することが必要とされる。した がって、本発明が提供するような二重トーク中のエコーチャンネル評価を保存す る改良された方法を見出すことが望ましい。
二重トークを検出するためにこれらのエコー比較方法のいずれかを使用した時、 特にセル呼び環境における高レベルの背景雑音は、正しい二重トーク検出におい て問題を生じる可能性が高い。したかって、本発明が提供するように、高い雑音 背景レベル環境において二重トークを検出するための改良された方法を使用する ことが望ましい。
図5を参照すると、本発明のネットワークエコー消去装置(NEC)+40の1 実施例のブロック図が示されている。実施例において、N E C140はテキ サス州ダラスのテキサス・インスツルメンツ社によって製造されたTMS 32 0C3Xシリ一ズデジタル信号プロセッサのようなデジタル信号プロセッサ形態 で構成される。別のデジタル信号プロセッサは、この技術にしたがって機能する ようにプログラムされることが理解されなければならない。その代りとして、N  E C140の別の構造がディスクリートなプロセッサから、または適応特定 集積回路(ASIC)形態で構成されてもよい。
実施例において、N E C140は本質的に異なる動作状態のそれぞれに対し て限定された機能を有する状態マシンであることが理解されるべきである。N  E C140が動作する状態は、沈黙、遠端部のスピーチ、近端部のスピーチ、 二重トークおよびハングオーバーである。以下、N E C140の動作をさら に詳細に説明する。
図5において、図2に対するように自動車ステーションからのスピーチ信号は遠 端部のスピーチx (n)として記号が付けられ、地上側のスピーチは近端部の スピーチv (n)として記号が付けられる。ハイブリッドからのx (n)の 反射は、未知のエコーチャンネル142を通してx (n)を送り、エコー信号 y (n)を生成する場合をモデル化されており、このエコー信号y (n)は 近端部のスピーチ信号v (n)と合計器I44で合成される。合計器144は エコー消去装置自身に含まれた素子ではないが、このような装置の物理的な効果 はシステムの寄生的な結果である。低い周波数の背景雑音を除去するために、エ コー信号y (n)および近端部スピーチ信号v (n)の合計はフィルタ14 6によりバイパスフィルタ処理され信号r (n)を生成する。信号r (n) は、合計器148および150並びに制御装置152に1つの人力として供給さ れる。
入力された遠端部のスピーチx (n)は、1組のトランスバーサル適応フィル タ(初期フィルタ156、状態フィルタ158およびエコー消去装置フィルタ1 60)および制御装置152への人力のためにバッファ154に蓄積される。実 施例において、初期フィルター56は448個のフィルタ係数またはタップを有 し、一方状態フィルタ158およびエコー消去装置フィルター60はそれぞれ2 56個のタップを有している。
N E C140の初期動作中、スピーチサンプルx (n)は制御装置152 の制御下における初期エコー消去およびエコー遅延調節のために初期フィルター 56に与えられる。初期動作のこの期間中、状態フィルター58およびエコー消 去装置フィルター60は制御装置+52によってディスエーブルされる。初期フ ィルター56からの初期エコー消去出力信号y (n)はフれ、エコー残留信号 e (n)の初期評価を生成する。制御装置152の制御下において、フィルタ スイッチ162は、合計器148への人力に対して初期フィルター56およびエ コー消去装置フィルタ160の出力の間の選択をする。
上記のように、エコー遅延調節プロセスはN E C140の初期動作の期間中 に行なわれる。このプロセスにおいて、初期フィルター56のフィルタタップ係 数またはタップは、最大値のタップの決定のために制御装置152に与えられる 。このプロセスは、信号のエコー分散領域とフラット遅延領域を区別するために 使用される。
エコー遅延調節プロセスの終了時に、初期フィルター56からの256個のタッ プは、以下さらに詳細に説明されるように状態フィルター58およびエコー消去 装置フィルター60のタップに複写される。エコー遅延調節プロセスの結果は、 信号r(n)のエコー分散領域と一致したサンプルx (n)に関して適応フィ ルタ処理が行われることを確実にする。この初期動作の後、状態フィルタ158 およびエコー消去装置フィルタ160はエネーブルされ、最初にフィルタ+56 によって与えられたタップを使用する。将来的な適応は生成されたタップにイル タ158から合計器150の1つの人力に出力され、それは合計器+50におい て信号r (n)から減算される。合計器150からの結果的な出力は、制御装 置152に人力される信号合計器148の1つの入力に供給され、それは合計器 148において信号r (n)から減算される。合計器148から出力された結 果的なエコー残留信号e (n)は、制御装置+52への入力としてフィードバ ックされる。合計器+48からの出力としてのエコー残留信号e (n)はN  E C140の出力として直接的に、或は付加的な処理素子を通して供給される 。以下詳細に説明されるように、制御装置152はまた状態フィルタ158およ びエコー消去装置フィルタ160の適応に対して制御を折本発明において、雑音 解析/合成特徴はN E C140の出力において与えられる。この特徴は、出 力スイッチ164、雑音解析装置+66および雑音合成装置168によって支持 される。
出力スイッチ+64および雑音解析装置166の両者は合計器148から出力信 号e (n)を受信する。雑音解析装置ff166は制御装置152の制御下に おいて信号e(、n)を解析し、雑音合成装置168に解析出力を供給する。雑 音合成装置168は、信号e (n)の解析された特性に基づいて合成された雑 音信号s (n)を生成する。その後、雑音合成装置168の出力が出力スイッ チ164に供給される。制御装r!1152の制御下にある出力スイッチ+64 を通って、N E C140の出力は合計器148からの直接の信号として(J l−給されるか、或は雑音合成装置168から合成された雑音信号s (n)と して供給される。
大部分の典型的な電話会話は、1人だけが任意の時に話している場合、単一トー クモードで行われる。遠端部の通話者だけか話している場合に、N E C14 0は合成された雑音信号s (n)とエコー残留信号e (n)を置換すること によってエコーを完全に排除するために雑音解析/合成特徴を使用する。遠端部 の通話者が信号特性の変化を検出しないようにするために、直線的な予測コーデ ィング(L P G)技術を使用して沈黙の最も新しい期間中に実際の背景雑音 のパワーおよびスペクトル特性と整合するように雑音が合成される。以下におい てさらに詳細に説明されるこの雑音合成方法は、二重トークに対するN E C 140の最適化を可能にするように設計考慮項目として単一トークを効果的に回 避する。以下、雑音解析/合成特徴に関して詳細に説明する。
本発明の付加的な特徴として、図5の実施例に示されているように利得段もまた 設けられることができる。この特徴を構成する時、N E C140への遠端部 のスピーチ信号x (n)の人力に可変利i)素子+7Qが設けられている。人 力された遠端部のスピーチ信号x (n)は可変利得段170を通ってバッファ 154および未知のエコーチャンネル+42に供給される。
制御装置152は可変利得段!70との組合わせで自動利得制御特徴を提供し、 そうでなければ未知エコーチャンネル142によって非直線的に影響を与えられ る信号を限定する。制御装置152および可変列i6段170はまたフィルタ適 応プロセスに対して集束時間を減少するように機能する。以下、この特徴をさら に詳細に説明する。
本発明の実施例に示されているように、2つの独立的に適応するフィルタである フィルタ158および+60は、未知のエコーチャンネルを追跡する。フィルタ 160は実際のエコー消去を行うが、フィルタ158はN E C140が動作 すべき状態を決定するために制御装置152によって使用される。このために、 フィルタ158および160はそれぞれ状態フィルタおよびエコー消去装置フィ ルタと呼ばれる。この2フイルタ方法の利点は、未知のエコーチャンネル140 をモデル化するエコー消去装置フィルタ+60のフィルタ係数が近端部のスピー チからの劣化の危険性なしにより効果的に保存されることが可能なことである。
エコーチャンネル特性を密に保存することによって、本発明の設計は中央クリッ ピングを不要にする。
フィルタ158および160の特性を監視する制御装置152内で実行される制 御アルゴリズムは、二重トークにおける評価されたエコーチャンネル特性を保存 するために最適化される。
制御装置152は適切な時間においてフィルタ158および160の適用をオン およびオフに切替え、両フィルタのステップサイズを調節して、速い初期適応を 可能にするようにx (n)に関して利得装置170を調節する。
図6は、図5の制御装置152を(機能的なブロック図の形態で)さらに詳細に 示す。図6において、制御装置152は状態マシンおよびプロセス制御装置18 0、エネルギ計算装置182、差動エネルギマグニチュード装rrL184、可 変適応しきい値装置186、自動利得制御装置188およびフラット遅延計算装 置190から構成されている。
状態マシン180は、図14に関して示されているように全体的な状態マシン機 能および図7に関して示されているような種々の全体プロセス制御を実行する。
状態マシン180は、N E C140の初期動作中に初期フィルタ156およ びフラット遅延計算装置190に対する制御を行う。状態マシン180は、初期 設定に関して状態フィルタ158およびエコー消去装置フィルタ160を制御し 、適応制御およびステップサイズ制御を行う。状態マシン+80はまた雑音解析 装置166およびスイッチ162 、164に対して制御を行う。状態マシン1 80はまたエコー消去装置フィルタ+60の状態マシンの適応制御に対して可変 適応しきい値装置+86をエネーブルする。状態マシン180はまたエコー消去 装置フィルタ160および状態フィルタ158にそれぞれ供給するために合計器 148から信号e (n)を、および合計器150から信号el(n)受信する 。別の形態では、信号el(n)およびe (n)は状態フィルタ158および エコー消去装置フィルタ160に直接供給されてもよい。
エネルギ計算装置182は円形バッファ154からのx (n)、HP F 1 46からのr(n)、合計器148からのe (n) 、および合計器150か らのel(n)に対するサンプル値を受信し、差動エネルギマグニチュード装置 184および状態マシン+80に(lt給するために以下説明されるように種々 の値を計算する。差動エネルギマグニチュード装置184は、近端部のスピーチ および、または遠端部のスピーチが存在しているか否かを決定するように、しき い値レベルとの比較のためにエネルギ計算装置182において計算されたエネル ギ値を使用する。
この決定の結果は状態マシン180に提供される。
エネルギl装置+82は、フィルタ+58および160に対して各段階でエネル ギ評価を計算する。これらのエネルギ評価は最も新しいサンプルの二乗の合計と して31”pされる。時間nにおける信号x (n)についての2つのエネルギ 測定値E (n)およびE (n)はそれぞれ+28および256個のX IK サンプルに対して計算され、以下の式にしたがって表されることができる:12 7 同様に、エネルギ計算装置!82は、以下の式にしたがって各信号r (n)  、e (n)およびel(n)に対する時間nでのエネルギ評価E (n)、E  (n)およびE el(n )をI ? エネルギ計算装置11s2はまた以下の式にしたがつて時間nのハイブリッド損 失Hloss(n)を計算する:H1oss(n) (dB)= 101ogl O[Ex(n)/E、(n)]、 (14)エコー消去装置フィルタ+60のエ コー復帰損失強化(ERLE)は、以下の式にしたがってエネルギ計算装置18 21:より状態フィルタ158のエコー復帰損失強化(ERLEI)+1また以 下の式にしたがってエネルギ計算装置182により計算さエコーチャンネルによ って発生させられたエコー信号中の非直線性を回避するために、最大値の近くに 予め設定されたしきい値より低い値にサンプルx (n)の受信された値を制限 することが望ましい。可変利得段+70と組合わせられた自動利得制御装置18 8がこの結果を達成する。円形バッファからサンプルx (n)を受信する自動 利得制御装置188は、サンプル値が過度に大きい場合にそれらを制限するよう に可変利得素子170に利得制御信号を供給する。
N E C140の初期動作時の状態マシン180の制御下におけるフラット遅 延計算装置190は、初期フィルタからフラット遅延を計算する。その後、フラ ット遅延計算装置190は状態フィルタ158およびエコー消去装置フィルタ! 60に円形バッファオフセット情報を提供し、呼びに対するフラット遅延期間を 考慮する。
本発明のネットワークエコー消去装置の実施例において、3分枝方法は二重トー ク検出/処理問題を解決するために使用される。したがって、本発明は(1)異 なるステップサイズを持つ2つの独立的に適用するフィルタと: (2)フィル タ適用をオンおよびオフに切替えるための可変しきい値と:および(3)スピー チ検出用の差動エネルギアルゴリズムとを使用する。
N E C140は、2つの独立的に適応する適応フィルタを使用する。別の2 7.イルタ方法とは異なって、N E C140はエコー消去のために使用する フィルタ158と160間で前後に切替えず、また定常状態で2つのフィルタ間 でタップ情報も交換しない。これらの以前から知られている両技術はエコー消去 装置の出力において不所望の“ポツプを生じさせる転移を発生させる。本発明に おいて、エコー消去装置フィルタ160は常に実際のエコー消去を行い、一方状 態フィルタ158は異なる消去装置状態を区別するために状態マシン+80内で 行われた制御アルゴリズムによって使用される。この新しい二重フィルタ方法は 、エコー消去装置フィルタ+60に対する伝統的な適用方法の使用を可能にする 。制御アルゴリズムが消去装置が動作する状態を“確証しない”場合、それはエ コー消去装置フィルタ+60の適用をオフに切替え、一方状態フィルタ+58は 連続的に適用する。状態マシン180は、状態決定の助けとなるように状態フィ ルタ+58から収集された統計を使用する。適応フィルタのステップサイズは、 エコー消去装置フィルタ!60が定常状態で高いERLEを獲得し、一方状態フ ィルタ158はエコーチャンネル応答の任意の変化に迅速に応答するように調節 される。2つのフィルタ158および160が前述された方法で同時に適用する ことを可能にすることによって、エコー消去装置の全体的な特性が強化される。
状態フィルタ158およびエコー消去装置フィルタ160は、初期フィルタ15 6と共に図4を参照して記載された方法でそれぞれ構成される。状態フィルタ1 58およびエコー消去装置フィルタ160は、 8kHzのサンプリング速度で 32m sのエコー分散期間を計算するためにそれぞれ256個のタップを含む 。状態フィルタ158およびエコー消去装置フィルタ160に対して、エコー分 散期間およびサンプリング速度に応じて、多いまたは少ない数のタップが使用さ れてもよいことが理解されるべきである。サンプルバッファ154は、アメリカ 大陸を横断して行われた呼びに対するフラット遅延およびエコー分散の64m5 の時間期間を計算するために512個の遠端部のスピーチサンプルを含んでいる 。個々の電話機の呼びにおいて直面するフラット遅延の異なる値を処理するため に、本発明のネットワークエコー消去装置はフラット遅延を自動的に決定し、エ コー分散領域で動作するタップ数を最大にするようにフィルタタップをシフトす る。したがって、本発明のエコー消去装置はシフトを伴わなずに0乃至32m  sの範囲のエコ一応答を処理し、最大遅延シフトにより32乃至64m5までの エコ一応答を処理する。デジタル信号プロセッサおよびそれに関連した処理技術 に関して技術的に良く知られているように、初期フィルタ+56はフィルタ15 8および160を形成するために使用されてもよいことが理解されなければなら ない。
初期処理の終了時、初期フィルタ156は“破壊”されて、独立した係数発生器 を備えた2つのフィルタ158および160にされる。以下、初期特徴をさらに 詳細に説明する。
二重トークの開始時にエコー消去装置フィルタ160のフィルタ係数を保存する ために、N E C140はエコー消去装置フィルタ160の適応をオンおよび オフに切替えるために可変適応しきい値(VTで示された)を使用する。可変適 応しきい値(VT)は可変適応しきい値装置186によって;1算され、状態マ シン180に供給される。制御アルゴリズムは、状態フィルタ158またはエコ ー消去装置フィルタ160のいずれ力<VTより大きいERLEを有している場 合に、エコー消去装置フィルタ160を適応させることを可能にする。再び図4 を参ル発生器126かフィルタ適応のためにフィルタ係数を更新すんでいる。両 フィルタのERLEがVTより小さい場合、状態マシン180は係数ベクトル発 生器+26が更新された係数を供給できないようにする。この場合、係数ベクト ル発生器126は、適応が再度エネーブルされるまで既存の係数を出力する。制 御入力はまた式(4)のμ、Eエエ(n)およびe(n)の値のような別のパラ メータを係数ベクトル発生器126に提供する。
図6において、状態フィルタ158に対するERLEはr(n)およびel(n )の値を使用して式(6)にしたがってエネルギ計算装置182において計算さ れる。同様に、値r(n)およびe (n)の値に関してエコー消去装置160 に対してエネルギ計算装置182で計算が行なわれる。可変適応しきい値装置+ 86において、この例では6dBの初期最小しきい値に状態マシン+80によっ てVTが初期化される。可変適応しきい値装置186におけるしきい値処理は以 下のCコードによって説明されることができる: また、L しt (ERLE<Mτ−3dI3) て゛あSなジ)「′、(■= MT、1でち3.。
ERLEが(VT+6dB)を通って上昇すると、適応しきい値も上昇し、ピー クERLEの後方に6dBを残す。この6dBの余裕はERLEの可変度を示す 。状態マシン180は、フィルタ158および160のいずれのERLEか最後 のERL Eビークの6dB内にある場合、エコー消去装置フィルタ160が連 続的に適応することを可能にする。ERLEが最小しきい値より下の3dBに下 降した場合、適応しきい値は最小しきい値にリセットされる。この方法の利点は 、エコー消去装置フィルタ160の適応が二重トークの開始時に直ぐに停止させ られることである。例えば、遠端部の通話者が話している唯一の1人であると仮 定する、最後のERLEピークは34dBである。近端部の通話者が話し始める と、ERLEは下降して、ERLEが28dBになったときにフィルタ適応は停 止される。慣例的な近端部のスピーチ検出器は、ERLEが約6dBより下に下 降するまで適応を中止せず、これはエコーチャンネル評価が少し劣化されること を許す。したがって、エコーチャンネル特性をさらに密に保存することによって 、本発明は二重トークにおけるさらに大きいエコー排除を達成し、一方で伝統的 なエコー消去装置において使用される中央クリッパと関連した音声品質劣化を回 避する。
本発明の実施例において、フィルタ+60の適応が停止させられる前に両フィル タ+58および160のERLEかVTより下に下降することが好ましい。この 制御アルゴリズムの特性は、両フィルタのERLEが二重トークの開始時に直ぐ 下降するため、いずれのERLE測定値の正常な可変度と二ffiトークの開始 を区別することを助ける。
本発明の別の観点は、フィルタ158および+60が集束を達成するとき、VT に対する最小しきい値の値はw期設定から増加されることである。VTに対する 最小しきい値が増加すると、エコー消去装置フィルター60が適応される前に、 さらに高いERLEが必要である。
大きい背景雑音レベルが状態決定を妨害しないようにするために、本発明のエコ ー消去装置は信号x (n)およびe (n)に関して差動エネルギアルゴリズ ムを使用する。差動エネルギマグニチュード装置184および状態マシン180 内で行われ、以下さらに詳細に説明されるこのアルゴリズムは、背景雑音レベル を連続的に監視し、通話者が話しているか否かを決定するために信号エネルギと それを比較する。実施例における差動エネルギマグニチュード装置184は、背 景雑音レベルB の関数である3つのしきい値T、(B、) 、T2(B、)お よびT3 (B、)を4算する。信号x (n)の信号エネルギが3つの全しき い値を越えた場合、連語者が話していると決定される。信号エネルギがTIおよ びT2を越えるがT3を越えない場合、通話者は“スピード”という単語中の“ sp“音のような無声音を発【2ていると決定される。
信号エネルギが3つの全しきい値より小さい場合、通話者は話していないと決定 される。
本発明のエコー消去装置におけるサンプルデータ処理の例示的な全体フロー図は 図7および以下に示されている。状態マシン180の制御下のアルゴリズムがブ ロック200で最初にスタートし、次にブロック202においてx (n)およ び■(n)のμ法則のサンプルを初めに獲得し、その後それらはブロック204 でそれらの直線的な値に変換される。v (n)サンプルはブロック206にお いてサンプルr (n)を得るためにバイパスフィルタ(HPF)を通過させら れる。HPFであり、残留DCおよび低周波数雑音を除去する図5のフィルタ1 46は、良く知られたデジタルフィルタ技術を使用して構成されたデジタルフィ ルタである。HPFは典型的に37dBυ1除によりカットオフされた120H zの停止帯域および0.7dBリツプルによりカットオフされた250Hzのパ スバンドの特性を持つ第3のオーダーの楕円型フィルタとして構成される。HP Fは典型的に以下のように表Iに示された係数を持つ第1のオーダーおよび第2 のオーダーの直接形態構造の縦続接続として構成される。
表I 次にエネルギ平均E およびE はブロック208においてX XI 信号サンプルx (n)に対して更新される。次にブロック21Oにおいてエネ ルギ平均E (n)がハイブリッド上でのエネルギ損失H1oss (n)の計 算と共に信号サンプルr (n)に対して更新される。
ブロック2i2において、適応フィルタ158(図5)の出力である値yl ( n)が計算され、ブロック214でエコー残留el(n)が決定される。ブロッ ク216においてERLEIおよびフィルタ158に対するエネルギ平均Eel が更新される。
同様に、ブロック218で適応フィルタ160(図5)の出力である値y (n )が計算され、その後ブロック220において残留エコーe (n)が決定され る。それからブロック222においてフィルタ160に対するERLEおよびエ ネルギ平均E。
が更新される。ブロック208乃至222に示されたあるステップは、別のステ ップに要求される値によって決定されるようにその他の種々の順番で行われても よいことが理解されるべきである。さらに、あるステップはステップ2+2乃至 216および218乃至222のように並列に行われてもよい。したがって、図 7を参照してここに説明された順序は処理ステップの順序の一例に過ぎない。
前のステップの終了時、パラメータ調節ステップはブロック224で行われ、こ のステップは図8を参照してさらに詳細に説明される。パラメータ調節ステップ の終了すると、周期関数ステップがブロック226で行われ、このステップは図 9を参照してさらに詳細に説明される。周期関数ステップの終了すると、状態マ シン動作ステップがブロック228で行われ、このステップは図14を参照して さらに詳細に説明される。
状態マシン動作ステップの終了時、プロセスはフロー図の点Aに戻って反復する 。
図8のフロー図は、図7のブロック224のパラメータ調節ステップを詳細に示 す。パラメータ調節ステップにおいて、フィルタステップサイズおよび可変しき い値パラメータがエコー消去装置動作中に更新される。
状態フィルタ158およびエコー消去装置フィルタ160(図5)の両者は、フ ィルタ係数発生器への制御人力において1のステップサイズ(μm−μ2−1) を提供することによって動作の開始時に状態マシン+80によって初期化される 。このレベルにおけるこのフィルタの初期化は、速い初期集束を可能にする。パ ラメータ調節ステップに達した時、初期パラメータ調節アルゴリズムが使用され る。このm期アルゴリズムにおいて、エコー消去装置フィルタに対してμ2の値 に設定された制御素子が0.5の固定値より大きいか否かに関する決定がブロッ ク250で行われる。そうならば、ERLEが14dBより大きいか否かに関す る決定がブロック252で行われる。チャンネルの集束を1ffif6し始めた 時のように、ERI、Eが14dBより大きくない場合、カウンタ(5couo fカウンタ)の値はブロック254でゼロ(Scounl = Q )に等しく 設定され、パラメータ調節ステップはこのサンプルに対して終了され、サブルー ティンは点Cで出される。
ERLEが14dBより大きいと決定された場合、ブロック256においてカウ ンタがインクレメントされる。その後、ブロック258において、5counl 値が400のカラン)・値にインク1ノメントされたか否かに関する決定が行わ れる。5counf値が400のカウント値より小さい場合、パラメータ調節ス テップはこのサンプルに対して終了され、サブルーティンは点Cで出される。
しかしながら、ブロック258の決定により結果的に5counl値が400の カウント値に等しいことが判明し、それが50m sに対して14dBより大き いERLEに対応する(連続的に)場合、ブロック260において状態フィルタ のステップサイズ(/ll)は0.7にシフトされ、エコー消去装置フィルタの ステップサイズ(μ2)は0.4にシフトされる。またブロック260において 、5countカウンタはゼロにリセットされる。その後、パラメータ調節ステ ップはサンプルに対して終了され、サブルーティンは点Cで出される。
ブロック250でエコー消去装置フィルタに対してμ2の値を設定された制御素 子が0.5の固定値より大きくないことが決定された場合、中間アルゴリズムが 実施される。この中間アルゴリズムにおいて、μ2に対する値が0.2より大き いか否かに関する決定がブロック262において行われる。そうであるならば、 ERLEが20dBより大きいか否かに関する決定かブロック264で行われる 。ERLEが20dBより大きくない場合、プロ・ツク266において5cou nl値はゼロに等しく設定され(Seounl= 0) 、このサンプルに対す るパラメータ調節ステップが終了され、サブルーティンは点Cて出される。
ERLEが20dBより大きいと決定された場合、プロ・ツク268においてカ ウンタは・fンクレメントされる。その後、ブロック270においてカウンタ値 が400のカウント値にインクレメントされるか否かの決定が行われる。カウン タ値が400のカウント値より小さい場合、パラメータ調節ステップはこのサン プルに対して終了され、サブルーティンは点Cで出される。
しか17ながら、ブロック270の決定により結果的に5COunl値が400 のカウント値に等しいことが判明し、それが50m5に対して20dBより大き いERLEに対応する場合、ブロック272において値μlは0.4にシフトさ れ、値μ2は0,1にシフトされる。さらにブロック272において、最小しき い値は6dBの初期最小しきい値から12dBに増加される。その後、パラメー タ調節ステップはこのサンプルにχ・1して終了され、サブルーティンは点Cで 出される。
さらに小さいステップサイズへのフィルタの“ギアシフト”は、さらに高いER LEレベルが使用されることを可能にすることに留意されるべきである。しかし ながら、好ましい実施例においてμ2くμlの関係は維持され、それによってエ コー消去装置フィルタが高い定常状態のERLEを獲得し、状態フィルタがエコ ーチャンネル応答の変化に迅速に応答する。
μ2のエコー消去装置フィルタの値が0.1に設定された後、可変適応しきい値 アルゴリズムはエコーチャンネル応答をさらに密に保存するように作用する。可 変適応しきい値装置186内で行われた可変しきい値アルゴリズムは、ブロック 262においてμ2の値が0.2より小さく定められたときに実施される。ER LEがブロック274において6dBの初期最小しきい値に最初に設定された可 変しきい値(VT)より6dB大きいように定められた場合、VTの値はブロッ ク276で修正される。ブロック276において、VTはVTの前の値の大きい 方またはERLEマイナス6dBの値に設定される。
VTが設定されると、パラメータ調節ステップはこのサンプルに対して終了され 、サブルーティンは点Cで出される。
しかしながら、ブロック274においてERLEがVTプラス6dBの値より大 きくないことが決定された場合、ブロック278でERLEが最小しきい値マイ ナス3dBより小さいか否かの決定が成される。ブロック278において、最小 しきい値MTの値は中間アルゴリズムで設定されたように12dBである。ER LEが最小しきい値マイナス3dBより大きい場合、パラメータ調節ステップは このサンプルに対して終了され、サブルーティンは点Cで出される。しかしなが ら、ブロック278においてERLEが最小しきい値マイナス3dBより大きく ないと決定された場合、ブロック280においてVTは12dBであるMTの値 に設定される。パラメータ調節ステップはこのサンプルに対して終了され、サブ ルーティンは点Cで出される。
最小しきい値を増加することによって、プロセスはエコー消去装置フィルタが適 応される時に関してさらに選択的になり、いずれのフィルタからの高いERLE が必要とされることに留意すべきである。高い最小しきい値の使用は、以下図1 4中の状態マシン処理に関して説明されるように、二重トーク状態からハングオ ーバー状態にエンターするために要求される高いERLEを結果的に生じさせる 。
大きい近端部の背景雑音の存在時においてさえ、定常状態への速い転移を促進す るために、本発明のエコー消去装置は最初に遠端部のスピーチ中にx (n)の 入力利得を+3dBに調節する(IGiin−3dB)。図5に示されているよ うに、状態マシン180は可変利得段170に対する制御を行う。
この初期の3dB利得は、さらに速い初期集束を可能にする近端部の雑音に関し てr (n)で受信されたエコーのサイズを増大する(S/N比が3dBだけ増 加する)。図7のプロジン180は100m sごとに1.5dBのステップで OdBの公称値にlGa1nを回復する。実験的研究において、1.5dBの利 得変化はリスナーに対して知覚不可能であることが明らにされている。この利得 調節は通常遠端部のスピーチの最初の500m s内で段階的に除去される。
自動利得制御装置188の制御下における可変利得段170に関する第2の利得 調節は、クリッピングを自動的に回避するように行われる。エコー消去装置がボ コーダから受信するX(n)のμ法則のサンプルは、典型的に−8031乃至+ 8031の範囲である。ハイブリッドに向かって送られるサンプルX(n)が+ 8031または−8031の最大値に近い場合、ハイブリッドから戻ったサンプ ルは基準信号x (n)に非直線的に関連している。この問題を解決するために 、本発明のエコー消去装置は、サンプルx (n)の絶対値が最大値の近くの予 め設定された値、例えば7900の値より大きい時は常に人力サンプルを1.5 dBだけ減衰する(IGiin −−1,5dB)ように可変利得素子170を 自動的に制御するために自動利得制御装置188を使用する。I Ga1nは、 消去装置が沈黙状態に入ると直ぐにOdHに回復される。近端部のリスナーに知 覚不可能であるこの利得変化は通常典型的な会話において作用するが、遠端部の 通話者が大声で話している場合はエコー消去装置の動作を大幅に改良する。
再び図7を参照すると、パラメータ調節ステップが終了した後、周期関数計算ス テップが実行される。図9は、周期関数計算ステップ: (1)信号x (n) およびe (n)の差動エネルギマグニチュード、(2)雑音解析の自己相関お よびダービン帰納、および(3)エコー遅延を変化させることを考慮するための タップシフトアルゴリズムで周期的に行われる3つの計算を示す。
図9において、周期関数計算ステップはブロック300でどの計算が実行される 必要があるかに関して状態マシンの状態およびカウンタ(Fcount )から 決定する関数選択ステップでスタートする。状態にかかわらず、128個のサン プルごとにx (n)およびe (n)の差動エネルギマグニチュードが差動エ ネルギマグニチュード装置184において計算される(図6)。
DEM(x)で示された信号Xの差動エネルギマグニチュードは、遠端部の通話 者が話しているか否かを決定するために使用される。好ましい実施例において、 DEM (x)は範囲[0,3]中の整数として与えられる。DEM (x)の 値は、ブロック30?において背景雑音レベルXB、のエネルギの評価の関数で ある3つの計算されたしきい値と、図6のエネルギ計算装置!82から供給され た信号x (n)のエネルギE を比較することによって決定される。
このステップにおいて、背景雑音評価は128個のサンプルごとに計算され、制 御において次の新しいX B r + +が計算さ3つのしきい値は、以下のよ うにXB、の関数として計算される: T1(XBH) = −(3,160500xlO−s) XBi2+ 10. 35χBH+ 704.44; (18)T2(XBl) = −(7,938 816xlcS) XB、2+ 26.00 XBi+ 1769.48; ( 19)T3(XEH) = −(3,160500xlO’) XtJ2+ 1 03.5 XBH+ 7044.44. (20)遠端部の信号のエネルギE  は、再度これら3つのしきい値と比較される。E か3つのしきい値の全てより 大きい場合、DEM(x)=3であり、スピーチが存在していることを示す。E  がT およびT より大きいがT3よりは太きくない場合、DEM(x)=2 であり、発声されていないスピーチが存在している可能性があることを示す。E xがT2およびT より大きくないがTIより大きい場合、D E M(x)= 1である。最後に、E が3つのしきい値の全てよ! り小さい場合、DEM (x)=0であり、スピーチか存在しないことを示す。
DEM (X)の値は、差動エネルギマグニチュード装置184から状態マシン 180にfJ(給される。
同様に、信号eの差動エネルギマグニチュードDEM (e)が計算され、近端 部の通話者が話しているか否かを決定するために使用されている。DEM (e )はまた好ましい実施例において[0,3]の範囲の整数値として与えられる。
DEム・I (e)は、ブロック304において以下の3つの計算されたしきい 値と図6のエネルギ計算装置+82から供給された信号T2(EBB)=−(1 ,912166xlO−5)EBH2+8.750045EB1+908.97 1; (22)T3(EBl) = −(4,946311xlO’) EE1 2+ 18.89962 EB、+ 2677.431 (23)ここにおいて 、信号e (n)の背景雑音評価は128個のサンプルごとに更新される; EBH,1= min (Ee、 160000. max (1,,0054 7EBH,EB;+1))、 (24)E が3つのしきい値の全てより大きい 場合、DEM (e)e =3であり、近端部のスピーチが存在していることを示す。
E がT3より大きくないがTIおよびT2より大きい場合、DEM (e)− 2であり、発声されていない近端部のスピーチが存在している可能性があること を示す。E がT2およびT3より大きくなくTlより大きい場合、DEM ( e)−1である。最後に、E が3つのしきい値の全てより小さい場合、DEM  (e)−0であり、スピーチが存在しないことを示す。DEM(e)の値は、 差動エネルギマグニチュード装置+84から状態マシン180に供給される。
DEM(x)およびDEM Ce>の値が;1算されると、XB、およびEB  の値はブロック306において式(17)および(24)に対して更新される。
XB およびEB の両者は+60000の値に初期化されることに留意すべき である。
背景雑音レベルを追跡する差動エネルギ測定値を使用することによって、背景雑 音の高いレベルでも誰かが話しているか否かの正しい決定が行われることができ る。これは、正しい状態決定を行う時に図6の状態マシン180を助ける。
上記のように、雑音解析計算は周期関数計算ステップで行われる。関数がブロッ ク300で選択し、状態マシンが現在のサンプルに対して0”の状態であること を検出したとき、現在のサンプルを含む最後の256個のサンプルが全て状態マ シンの状態″0“であるか否かに関する決定がブロック308において行われる 。そうであるならば、スピーチをボコード化するために伝統的に使用される線形 予測コーディング(LPC)方法が雑音のスペクトル特性を計算するために使用 される。しかしながら、これらの全てのサンプルが状態”0”でない場合、LP G方法はスキップされる。
LPG方法は、過去のサンプルプラス励起の線形組合せによって生成されるもの として各サンプルをモデル化する。どの通話者も話していない場合、エラー信号 e (n ) カ予191j−ラーフィルタ(図5の雑音解析素子166)を通 して送られ、全ての短期間冗長を除去する。このフィルタの伝達関数は以下の式 によって与えられる: 1=1 ここで、実施例の中の予flFI装置の次数は5である(P−5)。
LPG係数a は、良く知られた効果的な計算方法であるRabinerおよび 5chale+氏による文献(Digilal PIocessingoI 5 peech Signals) (二2載されているよう(こブロック312の ダービンの帰納によりブロック310の自己相関方法を使用して128個のサン プルのブロックから計算される。最初の6つの自己相関係数R(0)乃至R(5 )は次のように31算さその後、LPG係数がダービンの片納アルゴリズムを使 用して自己相関値から直接計算される。アルゴリズムは以下のように表されるこ とができる: (1) E(0) = R(0)、 i = 1 (27)(i) (i−1)  (i−1) (4) αi”l−に1円、 1 <= j <= i−1(30)(5) E (i) = (1−ki2) E(i−1) (31)(6)i<pならば、( 2)に進み、i = i +1である (32)(7)LPG係数にχ・Iする 最終的な解は、LpcH数か度tWされると、合成された雑音サンプルは、鳥= 1 によって与えられ、雑音解析のために使用されたフィルタの逆数である、雑音合 成フィルタ(図5の雑音合成素子168)に白色雑音を通すことによって同じス ペクトル特性により生成されることができる。
LPGコーディング技術は、実施例において雑音をモデル化する優れた方法を1 3倶することが理解されるべきである。
しかしながら、雑音をモデル化するためにその他の技術が使用されることが可能 であり、或は雑音モデル化が全く使用されなくてもよい。
周期関数計算ステップの別の関数として、タップシフトアルゴリズムがエコー遅 延を変化することを示すために使用される。この計算は、ブロック月4において ERLEがl0dBより大きい場合に、呼びに対する初期サンプル処理時に、お よびオプション的に256個のサンプルごとに実行される。ERLEが10dB より大きい場合、ある消去が存在しているという指示である最大タップ、すなわ ち初期フィルタ(図5のフィルタ156)中の最大値のフィルタ係数がブロック 316で図6のフラット遅延計算装置190において決定される。その後、エコ ー分散嶺域からの非常に多数の、またフラット遅延領域からの少数のサンプルを 処理するためにタップのシフトがブロック318において行われる。タップのシ フトはバッファから状態フィルタおよびエコー消去装置フィルタへの、通常発生 するよりもかなり多数のエコー分散領域サンプルの定められた配置である。ブロ ック320において、これらのサンプルに関するエネルギ平均の再計算が実行さ れる。タップシフトアルゴリズムが終了されるか、或は周期関数計算ステップの 他の2つの計算が終了されると、ブロック322においてFカラン)・がインク レメントされ、サブルーティンが出される。
エコー遅延調節に関して、ベースステーションと電話ネットワーク中のハイブリ ッドにおけるエコー消去装置間の距離は、呼びによって広範囲に変化することが できるため、エコー信号のフラット遅延もまた広い範囲を有する。この遅延の範 囲は、米国が横断方向に3000マイルであり、電気信号が光の273の速度で 伝播すると考えることによって迅速に評価されることができる。往1夏距離は6 000マイルなので、最大フラット遅延はほぼ: 本発明のネットワークエコー消去装置は、さらに多いタップがフラット遅延領域 て”消費”される代わりに、エコー分散領域で動作するように異なる呼びに認め られるフラット遅延の異なる値を示す。例えば、タップシフト機構を持たない伝 統的なエコー消去装置において、16m sのフラット遅延は、フィルタ遅延ラ イン中の128個の最も新しいサンプルが消去装置に入ったエコーサンプルと相 関しないため、エコー消去装置の最tηの128個のタップをゼロに近付ける。
したがって、実際のエコー信号は残っている128個のタップによってのみ消去 される。これと反対に、本発明のNECはフラット遅延が16m sであること を自動的に決定し、古いサンプルについて動作するようにタップをシフトする。
このノブ法はエコー分散領域上でさらに多数のタップを使用し、良好な消去を実 現させる。
本発明のNECは、円形バッファ(図5のバッファ154)に遠端部のスピーチ x (n)の512個のサンプルを蓄積し、これは64m5の遅延にス・I応す る。消去装置が始動したとき、それは最tηに図10に示されたように図5の川 明フィルタ156において448個の最も新しいサンプル上の448個のタップ を適応させる。
この位置のタップによる初期集束を得た後、アルゴリズムは最大タップ値および 初期フィルター56のタップバッファにおけるその各位置を見出すことによって フラット遅延計算装置190内のフラット遅延を決定する。最大タップのタップ 番号(T で示された)は、それが遠端部のスピーチサンプflal ルがエコー消去装置から出力され、ハイブリッドから反射し、エコー消去装置に 戻る時間なのでフラット遅延に対応する。
Tll1.Xだけタップをシフトする代わりに、アルゴリズムはエコーチャンネ ル応答が少し変化した場合に備えて32個のサンプルの安全な間隔を残す。実際 のタップシフト値は以下のように与えられる: T、h、、、 = MAX[O,MINFT −32,256)] ’ (36 )ax Tshiltが決定されると、T から始まる初期フィルhut 夕のタップは図11に示されたようなフラット遅延計算装置190によって状態 フィルタおよびエコー消去装置フィルタの両者に複写される。” 1hiflに よる円形バッファへのオフセットは、制御フィルタおよびエコー消去装置フィル タの両者のゼロ番目のフィルタタップが到達されたT が最も新hift しいサンプルの前に位置するようにサンプルと整列するために使用される。図1 2は、64m sのエコー集束を可能にするような最大シフトを示す。タップが 古いサンプルについて動作するようにシフトされた後、エネルギ測定値E (n )およびEX□(n)は、これらの古いサンプルの二乗の合計を測定するように 対応的に修正される。
ここにおいて説明のために、3つの適応フィルタが記載されている。しかしなが ら、種々の構造、特にデジタル信号プロセッサにおいて、初期フィルタはまた同 じ物理的メモリを使用する状態フィルタおよびエコー消去装置フィルタとして機 能することが理解されるべきである。
図7および図9の点りで周期関数計算ステップを出た時、状態マシン制御アルゴ リズムは状態マシン180(図6)によって実行される。状態マシン制御アルゴ リズムは、図13に示されたように5つの状態を有する状態マシンとしてモデル 化されることができる。状態マシン+80中で行われているような状態マシン制 御アルゴリズムは、結果的に新しい各サンプルにより状態の変化を生じさせるこ とができる。
ブロック330における状態0は、通話者が話していない沈黙状態である。状態 フィルタまたはエコー消去装置フィルタはこの状態で適応せず、エコーチャンネ ルからの発散を阻止する。NECが256個の連続したサンプル時間に対して状 態0のままである場合、制御フルボリズムは図9の雑音解析ルーティンを開始し 、LP(J折を使用して背景雑音の周波数特性をコード化する。
遠端部の通話者たけが話している場合、NECはブロック332て状態1に人力 し、この状態においてフィルタは常に適応する。エコー消去装置フィルタは、い ずれかのフィルタのERLEが適応しきい値VTより上である場合に適応する。
雑音合成ルーティンは雑音を生成しく最後の沈黙の期間中に得られたLPG係数 を使用して)、残留エコーを置換する。
事実、遠端部のスピーチx (n)がどれ程大きくても、エコー残留は自動車に 戻らないため、NECは状態1において無限大のERLEを有する。
近端部の通話者だけが話している場合、NECはブロック334の状態2に入る 。ここにおいて、状態マシンは両フィルタの適応を凍結し、信号e (n)を出 力する。近端部の通話者が話しを止めた場合、NECは状態0(沈黙)に転移す る前に、状態4(ハングオーバー)に転移し、実施例では50m5のハングオー バーである。このハングオーバーは、近端部のスピーチの可能な中断を示す。遠 端部の通話者が話し始めた場合、NECは状態3(二重トーク)に転移する。
二重トークか始まる状態3のブロック336において、状態マシンはエコー消去 装置フィルタの適応を凍結し、e (n)を出力する。ハイブリッド損失が3d Bより上である場合、状態マシン制御アルゴリズムは状態フィルタが適応してエ コーチャンネル衝撃応答の可能な変化を示すことを可能にする。
例えば、両フィルタが集束されると仮定すると、遠端部の通話者だけが話し、エ コーチャンネルは急に変化する。この状況は、例えば自動車ステーションの通話 者が地上電話側の2人の人物に同時に話すように誰かが拡張電話を採用した場合 に発生する可能性がある。この場合、両フィルタのERLEは突然低下し、NE Cは二重トーク状態にシフトし、近端部のスピーチとエコー信号を間違える。両 フィルタは通常二重1・−り時に凍結されるが、この場合両フィルタが適応する ことを許されていなければ、NECは呼びが終端するまでこの状態のままである 。しかしながら、NECは状態フィルタが適応することを許されているか否かを 決定するためにハイブリツド損失を使用する。状態フィルタが適応すると、その ERLEは新しいエコーチャンネルを再度獲得するため上昇し、ANECは状態 3(二重トーク)から復帰する。状態図に示されているように、状態3を出る唯 一の方法はハイブリツド損失が3dBより大きい場合にのみ入ることができ、状 態フィルタまたはエコー消去装置フィルタのいずれのERLEが最小しきい値M Tより上である状態4(ハングオーバー)を通る。
ブロック338の状態4は、近端部のスピーチにおける中止を示すハングオーバ ー状態である。遠端部の通話者が話しており、近端部のスピーチが実施例におけ る100m5に対して検出されない場合、NECはブロック340で状態4(/ hハングオーバーから状態1(遠端部のスピーチ)に転移する。遠端部の通話者 が話しておらず、近端部のスピーチが実施例において5Qm sの期間検出され ない場合、NECは状態4()\ングオーバー)から状態Oに転移する。近端部 のスピーチが検出された場合には制御アルゴリズムは状態2(近端部スピーチ) または状態3(二重トーク)のいずれかにNECを戻す。
NEC状態マシン制御アルゴリズムは図14に示されてし)る。図14において 、アルゴリズムは現在の状態が状態1(遠端部スピーチ)であるかどうかについ ての予備的決定を各サンプルに対して実行する。ブロック342において現在の 状態が状態1であると決定され、H1ossの値が3dBより小さいと決定され た場合、制御素子はブロック344で値e (n)の出力を許す。この場合は、 前のサンプルに対して遠端部のスピーチは存在していたが、現在のサンプルに対 して二重トークが存在している状況を示す。同様に、現在の状態がブロック34 0.346および348において状態1,2および3(遠端部のスピーチ、近端 部のスピーチおよび二重トーク)のいずれでもないとそれぞれ決定された場合、 ブロック344においてe (n)の値は出力されることが許され、出力制御が 状態マシンによって行われる。その後、NECが次のサンプルを処理する次の状 態に関する決定が行われ、次の状態決定が制御状態マシンアルゴリズムの点Eで 開始する。
ブロック340において、現在の状態が状態1(遠端部のスピーチ)であると決 定され、ブロック342においてH1ossO値が3dBより大きいと決定され た場合、ブロック350において状態フィルタは適応することを許される。その 後、ERLEおよびERLEIはブロック352および354においてそれぞれ VTに対して検査されて、いずれか一方がVTより大きい場合、ブロック356 においてエコー消去装置フィルタが適応することを許される。しかしながら、両 プロ・ツク352および354においてERLEおよびERLEIがVTより大 きくない場合、エコー消去装置フィルタは適応しない。いずれの場合でも、ブロ ック358において合成された雑音サンプルは沈黙の最後の期間中に得られたL PG係数を使用して制御素子の制御の下に合成された雑音成分によって生成され る。
合成された雑音サンプルs (n)はプロ・ツク360で出力され、出力制御が 制御素子によって行われる。その後、NECが次のサンプルを処理する次の状態 に関する決定が行われ、次の状態決定が点Eて開始する。
点Eにおいて、プログラム実行は次の状態サブルーティンに入る。ブロック36 2でDEM (X)の値が2の整数値以上である場合、DEM(e)が1以下で あるか否かを決定するためにブロック364において検査が行われる。DEM  (e)が1以下でない場合、状態マシンはプロ・ツク366において2の次の状 態(近端部のスピーチ)に転移する。しかしながら、DEM Ce>が1未満で あるならば、状態マシンはプロ・ツク368で0の次の状態(沈黙)に転移する 。転移が状態2または0に対して行なわれても、ルーティンはl\ングオー/く 一決定のために状態マシン制御アルゴリズムの点Fに進む。
しかしながら、点Eで次の状態サブルーティンに入った時、ブロック362てD EM(x)の値が2以上であるならば、OEM (e)の値はブロック370に おいて3に等しいか否か決定される。そうでなければ、次の状態はプロ・ツク3 72で1(遠端部のスピーチ)であると決定され、ルーティンはノ\ングオーバ ー決定のために制御状態マシンアルゴリズムの点Fに進む。ブロック370にお いてDEM (e)の値が3に等しいと決定された場合、ブロック374.37 6および378においてHl01sSE RL EおよびERLEIがそれぞれ 3dBより小さいが否かを決定するために検査が行われる。プロ・ツク374. 376および378において値の任意の1つが3dBより小さい場合、ブロック 380において次の状態は状態3(二重トーク)であると決定される。しかしな がら、ブロック374.376および378において各位が3dB以上である場 合、ブロック372で次の状態は状態1(遠端部のスピーチ)であると決定され る。前のようにブロック380およびブロック372から、ルーティンはハング オーバー決定のために制御状態マシンアルゴリズムの点Fに進む。
ブロック340において現在の状態が状態1(遠端部のスピーチ)でないと決定 された場合、ブロック346においてこのブロックに対するエントリイが行われ て、現在の状態が状態2(近端部のスピーチ)であるか否かの決定が行われる。
現在の状態が状態2である場合、ブロック382でe (n)の値が出力される 。その後、ブロック386でDEM (x)が3に等しいか否かを最初に決定す ることによって次の状態に関する決定が行われ、そうならば、次の状態はブロッ ク368で状態3(二重トーク)に設定される。しかしながら、DEM(X)が 3に等しくない場合、ブロック388においてDEM(e)が2以上であるか否 かの決定が行われる。
ブロック388においてDEM (e)が2以上であると決定された場合、ブロ ック390で次の状態は現在の状態である状態2(近端部のスピーチ)のままに 設定される。しかしながら、ブロック388でDEM (e)が2以上でないと 決定された場合、ブロック392においてDEM (x)が1以下であるか否か の決定が行われる。ブロック392てDEM (x)が1以下でないと決定され た場合、ブロック386において次の状態は状態3(二重1・−り)に設定され る。ブロック392でDEM(x)が1以下であると決定された場合には、ブロ ック394で次の状態は状態4(ハングオーバー)であるようにに設定される。
さらにブロック394において、制御素子中の内部カウンタである1■カウンタ (示されていない)は400のHcounl値に設定される。ブロック386. 390および394からルーティンは、ハングオーバー決定のために制御状態マ シンアルゴリズムの点Fに進む。
ブロック346で現在の状態が状態2(近端部のスピーチ)ではないことが決定 されたならば、ブロック348において現在の状態は状態3(二重トーク)であ ると決定される。現在の状態が状態3ならば、ブロック396でe (n)の値 が出力される。その後、ブロック398でDEM (X)が3に等しいか否かを 最初に決定することによって次の状態に関する決定が行われ、そうでな1ノれば 、ルーティンは上記に説明されたように状態決定のためにブロック388に進む 。しかしがながら、DEM (x)が3に等しい場合、ブロック400において H1ossか3dBより大きいが否かの決定が行われる。ブロック400におい てI−flossが3dBより大きくないならば、ブロック386において次の 状態が状態3(二重トーク)に設定される。H1ossか3dBより大きいなら ば、ブロック402で状態フィルタが適応することを許される。
状態フィルタの適応が許された時、ブロック404においてERLEがMTより 大きいが否かの決定が行われ、その後ブロック406においてERLEIがMT より大きいか否かの決定が行われる。ERLEまたはERLEIのいずれがMT より大きい場合、ブロック408における次の状態は状態4(ハングオーバー) に設定される。しかしながら、ERLEIがMTより大きくない場合、次の状態 はブロック386における状態3(二重1・−り)に設定される。ブロック40 8において次の状態が状態4(二重トーク)に設定された場合、Hcounlは 800に設定される。ブロック386および408から、ルーティンはハングオ ーバー決定のために状態マシン制御アルゴリズムの点Fに進む。
ハングオーバールーティンは、近端部のスピーチ状態または二重トーク状態から 遠端部のスピーチまたは沈黙の状態への転移間に遅延が発生することを確実にす る。ハングオーバー決定ルーティンが点Fで人力されると、ブロック410にお いて現在の状態が状態4(ハングオーバー)であるか否かに関する決定が行われ る。現在の状態が状態4でない場合、状態マシン制御アルゴリズムルーティンは 出され、ルーティンは図7の点Aに戻る。
ブロック410において現在の状態が状態4であると決定された場合、ブロック 412において次の状態が状態2より小さい状態、すなわち状態1(遠端部のス ピーチ)または状態0(沈黙)に設定されたか否かが決定される。ブロック41 2において次の状態が状態0または1でないと決定された場合、状態マシン制御 アルゴリズムサブルーティンは出され、サブルーティンは図7の点Aに戻る。し かしながら、次の状態が状態0または1であると決定された場合、ブロック41 4でHcountはデクレメントされ、その後ブロック416でHcounlが 0に等しいか否かの決定が行われる。Hcouolが0に等しいと決定された場 合、状態マシン制御アルゴリズムサブルーティンが出され、サブルーティンは図 6の点Aに戻る。しかしながら、Hcountが0に等しくない場合、ブロック 418において次の状態は状態4に設定され、状態マシン制御アルゴリズムサブ ルーティンか出され、サブルーティンは図7の点Aに戻る。
実施例に関して説明された多数のパラメータは、本発明の技術的範囲内で修正さ れることができることが理解されるべきである。例えば、ハングオーバー遅延は しきい値、しきい値レベル数またはフィルタステップサイズ値等の別のパラメー タに変化されることが可能である。
好ましい実施例の前述の説明は、当業者が本発明を形成または使用することを可 能にするために行われている。これらの実施例に対する種々の修正は当業者に容 易に明らかであり、またここに限定された普遍的な原理は発明の機能を使用せず にその他の実施例に適応されることが可能である。したがって、本発明はここに 示された実施例に制限されるものではなく、ここに記載された原理および新しい 特徴と一致した広い範囲の技術的範囲に適応される。
フラット遅延領域 エコー分散領域 時間(ms) x(n) FIG、 6 最新のサンプル 最古のサンプル 最新のサンプル 最古のサンプル x (n) x (n) FIG、12 図14bから FIG、 14c フロントベージの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、0A(BP、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、  MR,NE、SN。
TD、TG)、AT、AU、BB、BG、BR,CA。
CH,CZ、DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,KZ、 LK、LU、LV、MG、MN、MW、NL、No、NZ、PL、RO,RU、 SD。
SE、SK、UA、VN

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.反射された受信チャンネル信号がエコーチャンネルによって入力復帰チャン ネル信号と結合される反射された受信チャンネル信号を復帰チャンネル信号にお いて消去するエコー消去装置において、 第1のフィルタ係数を生成し、この第1のフィルタ係数によって第1のエコー評 価信号を生成し、第1のフィルタ制御信号に応答して第1のフィルタ係数を更新 する第1のフィルタ手段と、 結合された復帰チャンネルおよびエコー受信チャンネル信号から第1のエコー評 価信号を減算し、第1のエコー残留信号を生成する第1の合計手段と、 第2のフィルタ係数を生成し、この第2のフィルタ係数によって第2のエコー評 価信号を生成し、第2のフィルタ制御信号に応答して第2のフィルタ係数を更新 する第2のフィルタ手段と、 結合された信号から第2のエコー評価信号を減算して第2のエコー残留信号を生 成し、復帰チャンネル上に第2のエコー残留信号を供給する第2の合計手段と、 受信チャンネル信号、結合された信号並びに第1および第2のエコー残留信号か ら複数の制御状態の1つを決定する制御手段とを具備し、 第1の制御状態が第1の予め定められたエネルギレベルより上の受信チャンネル 信号を示し、制御手段が第1の制御状態のときに第1の制御信号を生成し、第1 のエコー残留信号と結合された信号との第1のエネルギ比および第2のエコー残 留信号と結合された信号との該2のエネルギ比の少なくとも一方が第1の予め定 められたエネルギ比レベルを越えたとき第2の制御信号を生成するエコー消去装 置。
  2. 2.制御手段は、第1の制御状態において、第2のエネルギ比が第1のしきい値 と第1の予め定められた固定値の合計より大きいか否かを決定することによって 第1の予め定められたエネルギ比レベルを決定し、そうであるならば、第1のし きい値と第2のエネルギ比および第1の予め定められた固定値の差の大きい方に 第1の予め定められたエネルギ比レベルを設定し、また第2のエネルギ比が第1 のしきい値と第1の予め定められた固定値の合計より小さいならば、第2のエネ ルギ比が第2の予め定められた固定値と第3の予め定められた固定値との問の差 より小さいときに、第2の予め定められた固定値に第1の予め定められたエネル ギ比レベルを設定する請求項1記載のエコー消去装置。
  3. 3.制御手段はさらに複数の制御状態の中の第2の制御状態を決定し、第2の制 御状態は第2の予め定められたエネルギレベルより上の入力復帰チャンネル信号 を示し、制御手段は第2の制御状態であるとき、第1および第2の両制御信号の 生成を抑制する請求項1記載のエコー消去装置。
  4. 4.制御手段はさらに複数の制御状態の中の第2の制御状態を決定し、第2の制 御状態は第1の予め定められたエネルギレベルより上の受信チャンネル信号を示 し、入力復帰チャンネル信号は第2の予め定められたエネルギレベルより上であ り、制御手段が第2の制御状態であるとき、第1の制御信号を生成する請求項1 記載のエコー消去装置。
  5. 5.制御手段は、第2の制御状態において、受信チャンネル信号エネルギと結合 された信号との比が第3の予め定められたエネルギ比レベルより大きい場合に第 1の制御信号を生成する請求項4記載のエコー消去装置。
  6. 6.さらに雑音信号を生成し、雑音選択信号に応答して復帰チャンネル上に第2 のエコー残留信号の代わりに雑音信号を供給する出力手段を含み、制御手段が第 1の制御状態においてさらに雑音選択信号を生成する請求項1記載のエコー消去 装置。
  7. 7.制御手段は、受信チャンネル信号エネルギと結合された信号の比が第3の予 め定められたエネルギ比レベルより大きいときに雑音選択信号を生成する請求項 6記載のエコー消去装置。
  8. 8.制御手段はさらに前記複数の制御状態中の第2の制御状態を決定し、第2の 制御状態は第2および第3の予め定められたエネルギレベルよりそれぞれ下の受 信チャンネル信号および入力復帰チャンネル信号の両者を示し、制御手段が第2 の制御状態のときに、第1および第2の制御信号の生成を抑制し、出力手段は、 制御手段が第2の制御状態のときに、第2のエコー残留信号の線形予測コーディ ング解析を行って、解析出力を供給する雑音解析手段と、 解析出力を受信し、第2のエコー残留信号を表す雑音信号を合成する雑音合成手 段と、 第2のエコー残留信号の代わりに復帰チャンネル上に雑音信号を供給するために 雑音選択信号に応答して復帰チャンネル上に第2のエコー残留信号の出力を供給 するスイッチ手段とを備えている請求項7記載のエコー消去装置。
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