JPH0750427Y2 - 建設機械の安全装置 - Google Patents

建設機械の安全装置

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JPH0750427Y2
JPH0750427Y2 JP7194893U JP7194893U JPH0750427Y2 JP H0750427 Y2 JPH0750427 Y2 JP H0750427Y2 JP 7194893 U JP7194893 U JP 7194893U JP 7194893 U JP7194893 U JP 7194893U JP H0750427 Y2 JPH0750427 Y2 JP H0750427Y2
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JP
Japan
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control box
pin
side plate
lever
support plate
Prior art date
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JP7194893U
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English (en)
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JPH0735563U (ja
Inventor
篤夫 藤井
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として小型油圧ショ
ベルなど建設機械、産業車両に装備している操縦装置の
安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来技術の操縦装置の要部側面
図である。図において、1はコントロ−ルボックス、2
は作業機用操作レバ−、3はオペレ−タシ−ト、4はオ
ペレ−タシ−ト3のサポ−ト板、5は台枠、6は台枠5
に左右方向に設けた水平軸、7は台枠5の上面部に取付
けているリレ−などの電気部品、8は走行用操作レバ
−、9は床板である。また2点鎖線はコントロ−ルボッ
クスを後方へ転倒させたレバ−ロック状態を示す。図7
は、図6のA−Aより見た要部正面図である。図におい
て、10はヒンジである。図8は、運転席シ−ト3を前
方に回動させた状態を示す操縦装置の要部側面図であ
る。
【0003】従来技術の操縦装置は、図6及び図7に示
すように、台枠5の上面部に電気部品7を配設し、また
台枠5の前部上面部にヒンジ10を設けて上記電気部品
を覆うようなサポ−ト板4を回動可能に連結し、そのサ
ポ−ト板4の上面部にオペレ−タシ−ト3を取付けてい
る。またオペレ−タシ−ト3の左右側部に作業機用操作
レバ−2を備えたコントロ−ルボックス1を配設し、上
記台枠5に左右方向に設けた水平軸6を中心として前後
方向に回動できるようにし、コントロ−ルボックス1を
後方に転倒させたとき操作レバ−2を操作不能状態にレ
バ−ロックするようにしている。また図8に示すように
オペレ−タシ−ト3を前方に回動して電気部品7のメン
テナンスができるように構成している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】オペレ−タシ−トの下
部に配設した電気部品のメンテナンスを行うとき、オペ
レ−タシ−トをサポ−ト板とともに前方へ回動しなけれ
ばならない。このとき、オペレ−タシ−トの背もたれ部
が操作レバ−に干渉し前方に回動させることがある。過
ってエンジンを停止させないまま上記の状態が発生する
と作業機は作動することになる。しかし従来技術では、
上記の状態を回避する手段が講じられていない。本考案
は、上記の問題点を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案では第1の手段として、コントロ−ルボック
スの側板部よりサポ−ト板の側板部に向かってかつ側板
部の内面部に達する長さのピンを上記コントロ−ルボッ
クスの側板部に設け、またサポ−ト板の側板部に引掛け
鈎部を形成し、上記コントロ−ルボックスがレバ−操作
可能な正常位置にあるとき、上記ピンを引掛け鈎部に係
止固定させ、上記コントロ−ルボックスを後方に転倒さ
せてレバ−ロック状態になった時点で、ピンを引掛け鈎
部より開放させるようにした。また第2の手段として、
ヒンジを中心としてオペレ−タシ−トを前方に回動して
いくときのピンの軌跡に沿うような曲面部を上記サポ−
ト板の側面部に形成し、その曲面部が上記ピンを係止固
定するように構成した。
【0006】
【作用】上記のように構成された安全装置では、コント
ロ−ルボックスがレバ−操作可能な正常位置にあるとき
はオペレ−タシ−ト下部のサポ−ト板の側板部に形成し
た引掛け鈎部が、コントロ−ルボックスの側板部に設け
たピンに係止されているのでオペレ−タシ−トを前方に
回動することはできない。つぎにコントロ−ルボックス
を後方に転倒させると、操作レバ−は操作不能状態にレ
バ−ロックされ、同時に上記ピンがサポ−ト板の引掛け
鈎部より離れるのでオペレ−タシ−トは前方に回動可能
となる。またオペレ−タシ−トを前方に回動する時点で
オペレ−タシ−トの背もたれ部が操作レバ−に干渉し前
方に回動させても、操作レバ−は操作不能状態にレバ−
ロックされているので、もしエンジンが回転していても
作業機を作動させることはない。さらに上記の状態にお
いて、サポ−ト板の側板部に形成した曲面部がコントロ
−ルボックスに設けた上記ピンを係止しているので、オ
ペレ−タシ−トを前方に回動した状態ではコントロ−ル
ボックスを操作可能な正常位置に復帰させることはでき
ない。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本考案請求項1の安全装置を設け
た操縦装置の要部側面図である。図において、従来技術
と同一構成要素を使用するものに対しては同符号を付
す。11はコントロ−ルボックス、12はコントロ−ル
ボックス11の側板部に設けたピン、13はサポ−ト
板、14はサポ−ト板の側板部に形成した引掛け鈎部で
ある。図2は、図1のBより見た要部正面図である。図
3は、図2のC−Cより見た要部側面断面図でコントロ
−ルボックス11を後方に転倒させた状態を示す。図4
は同じく図2のC−Cより見た要部側面断面図で、図3
の状態よりさらに運オペレ−タシ−ト3を前方に回動し
た状態を示す。
【0008】図5は、本考案請求項2の安全装置を設け
た操縦装置の要部側面断面図である。図において、15
はサポ−ト板、16はサポ−ト板15の側板部に形成し
た引掛け鈎部、17は同じく曲面部である。
【0009】次に、本考案の安全装置の構成を図1〜図
5について述べる。図1及び図2に示すように、コント
ロ−ルボックス11の側板部にピン12を設け、サポ−
ト板13の側板部に引掛け鈎部14を形成して、コント
ロ−ルボックス11が正常位置にあるとき、上記ピン1
2が上記引掛け鈎部14を係止固定している。図3に示
すように、コントロ−ルボックス11を後方に転倒させ
ると、ピン12は水平軸6を中心としてコントロ−ルボ
ックス11とともに後方に回転し、引掛け鈎部14を開
放し、図4に示すようにオペレ−タシ−ト3が前方に回
動できるように構成している。あるいはまた、図5に示
すようにヒンジ10を中心としてサポ−ト板15を前方
に回動する時点で、ピン12の軌跡に沿うような曲面部
をサポ−ト板15の側板部に形成し、ピン12を係止固
定するように構成している。
【0010】
【考案の効果】本考案では、コントロ−ルボックスの側
板部にピンを設け、オペレ−タシ−トのサポ−ト板に引
掛け鈎部を形成して上記ピンを係止固定させ、コントロ
−ルボックスを後方に転倒し、レバ−ロック状態にしな
いとオペレ−タシ−トが回動できないようにしている。
さらにサポ−ト板の側板部に曲面部を形成し、オペレ−
タシ−トを前方に回動した時点で上記ピンを係止固定
し、コントロ−ルボックスが正常位置に戻らないように
構成している。これによりエンジン回転中であっても安
心してオペレ−タシ−トを前方に回動して電気部品の保
守点検が実施でき、メンテナンス性と安全性の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案請求項1の安全装置を設けた操縦装置の
要部側面図である。
【図2】図1のBより見た要部正面図である。
【図3】図2のC−Cより見た要部側面断面図である。
【図4】図2のC−Cより見た要部側面断面図である。
【図5】本考案請求項2の安全装置を設けた操縦装置の
要部側面図である。
【図6】従来技術の操縦装置の要部側面図である。
【図7】図6のA−Aより見た要部正面図である。
【図8】オペレ−タシ−トを前方に回動させた状態を示
す操縦装置の要部側面図である。
【符号の説明】
1,11 コントロ−ルボックス 2 作業機用操作レバ− 3 オペレ−タシ−ト 4,13,15 サポ−ト板 5 台枠 6 水平軸 7 電気部品 12 ピン 14,16 引掛け鈎部 17 曲面部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室後部に配設している台枠上部に、
    ヒンジ及びサポ−ト板を介してオペレ−タシ−トを前後
    方向に回動可能に取付け、また上記台枠に左右方向の水
    平軸を設け、作業機用操作レバ−をそなえたコントロ−
    ルボックスを上記水平軸を中心として前後方向に回動で
    きるように取付け、そのコントロ−ルボックスを後方に
    転倒させたとき操作レバ−を操作不能状態にレバ−ロッ
    クするようにしている操縦装置において、コントロ−ル
    ボックスの側板部よりサポ−ト板の側板部に向かってか
    つ側板部の内面部に達する長さのピンを上記コントロ−
    ルボックスの側板部に設け、またサポ−ト板の側板部に
    引掛け鈎部を形成し、上記コントロ−ルボックスがレバ
    −操作可能な正常位置にあるとき、上記ピンを引掛け鈎
    部に係止固定させ、上記コントロ−ルボックスを後方に
    転倒させてレバ−ロック状態になった時点で、ピンを引
    掛け鈎部より開放させるようにしたことを特徴とする建
    設機械の安全装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の安全装置におい
    て、上記ヒンジを中心としてオペレ−タシ−トを前方に
    回動していくときのピンの軌跡に沿うような曲面部を上
    記サポ−ト板の側面部に形成し、その曲面部が上記ピン
    を係止固定するようにしたことを特徴とする建設機械の
    安全装置。
JP7194893U 1993-12-09 1993-12-09 建設機械の安全装置 Expired - Lifetime JPH0750427Y2 (ja)

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JP7194893U JPH0750427Y2 (ja) 1993-12-09 1993-12-09 建設機械の安全装置

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JP7194893U JPH0750427Y2 (ja) 1993-12-09 1993-12-09 建設機械の安全装置

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Publication Number Publication Date
JPH0735563U JPH0735563U (ja) 1995-07-04
JPH0750427Y2 true JPH0750427Y2 (ja) 1995-11-15

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ID=13475226

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JP7194893U Expired - Lifetime JPH0750427Y2 (ja) 1993-12-09 1993-12-09 建設機械の安全装置

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