JPH07502768A - 潤滑剤入りポリアセタール組成物 - Google Patents
潤滑剤入りポリアセタール組成物Info
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- JPH07502768A JPH07502768A JP5510160A JP51016093A JPH07502768A JP H07502768 A JPH07502768 A JP H07502768A JP 5510160 A JP5510160 A JP 5510160A JP 51016093 A JP51016093 A JP 51016093A JP H07502768 A JPH07502768 A JP H07502768A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
潤滑剤人すボリアセクール組成物
11技」
本発明は、良好な耐磨耗性/摺動特性(slidingproperties)
およびまた良好な溶融加工熱安定性(melt processing the
rmal 5tability)を有するポリアセタール組成物類に関する。更
に具体的には、これは、少なくとも一つの潤滑剤および少なくとも一つのエチレ
ンベースポリマ(ethylene−based polymer)を含むポリ
アセタール組成物類に関する。
ポリアセクール樹脂類は、種々の摺動用途(軸受材料類、歯車類、カム類、コン
ベアチェイン類等のような)に広く用いられてきた。二硫化モリブデン、黒鉛、
ポリテトラフルオロエチレン、パラフィン油、脂肪酸エステル、シリコーン等の
各種の固体および液体潤滑剤類をポリアセタール樹脂類中に添加し、かかる摺動
用途において摩擦および磨耗特性を改善することが知られている。しかし、固体
潤滑剤類は望まし5を結果を達成せず、液体潤滑剤類(例えば、米国特許第3.
808,133号中のような)は成形および押出プロセス中に起こる滑りのため
にスクリュー引っ込み時間(screw retraction time)の
増加の原因となること力≦分かった。
摺動用途におけるポリアセクールの性能を改善するために、ポリエチレンとポリ
プロピレンがポリアセタールに添加された(米国特許第4,945.126号)
。しかし、得られた組成物類は、成形部品類の表面で剥離または表層剥離を被る
ことが頻繁にあり、さらに、熱安定性に劣っていた。潤滑剤類およびエチレン−
酢酸ビニルコポリマをポリアセタール中に含ませると、ポリアセタールの摩擦お
よび磨耗特性は改善された(米国特許第4,041,002号)。しかし、この
ような組成物類は、エチレン−酢酸ビニルコポリマの酢酸エステル基(acet
ate groups)がポリアセタール鎮を不安定化するので、熱安定性に劣
ることが分かった。
そういうことで、良好な耐磨耗特性のみならず良好な熱安定特性を有するポリア
セタール組成物を開発する必要性がまだ存在する。
日の8 なt日
組」[物
本発明において、良好な耐磨耗性と良好な溶融加工熱安定性を有するポリアセク
ール組成物を開発したものである。すなわち、本発明の組成物類は、(A)ポリ
アセタール80重量%〜99重量%、CB)少な(とも一つの潤滑剤0.5重量
%〜10重量%、および(C)式E/X/Yを有し、この式において、Eはエチ
レンであり、Xはメチルアクリレート、エチルアクリレートおよびブチルアクリ
レートから選ばれ、Yはグリシジルメタクリレート、グリシジルアクリレートお
よびグリシジルビニルエーテルから選ばれたものであるエチレンベースポリマ(
ethylene−based polymer)0.5重量%〜lO重量%か
ら本質的になり、これらの全重量パーセントは成分(A)、(B)および(C)
のみの合計に基づいたものである。本発明の組成物類は、好ましくは、成分(A
184重量%〜98.5重量%、成分(B) 0.5重量%〜8.0重量%、お
よび成分(C) 1.0重量%〜8.0重量%から本質的になる。最も好ましく
は、本発明の組成物類は、成分(A188重量%〜97重量%、成分(B) 1
.0重量%〜6.0重量%、および成分(C12,0重量%〜6.0重量%から
本質的になる。
A、A −ポリアセクール
成分(A)「ポリアセタール」としては、末端基がエステル化またはエーテル化
によりエンドキャップされた(end−capped)ホルムアルデヒド或いは
ホルムアルデヒドの環状オリゴマ類のホモポリマ類、ならびに、ホルムアルデヒ
ドあるいはホルムアルデヒドの環状オリゴマ類と主鎖中に少なくとも2個の隣接
炭素原子を有するオキシアルキレン基を与える他のモノマ類とのコポリマ類であ
って、その末端基がヒドロキシルで終わっているかまたはエステル化もしくはエ
ーテル化によりエンドキャップされているものを挙げることができる。
本発明の組成物類に用いられるポリアセクール類は、分枝していても直鎖状であ
ってもよく、一般的には、10.000から100.000の範囲、好ましくは
20.000から75,000の範囲の数平均分子量を有する。分子量は、公称
孔径が60および1000人のデュポンPSMニモード力ラムキット(Du P
ont PSM bimodal column kit)を用いて160℃で
m−クレゾール中でゲル浸透クロマトグラフィにより便利に測定することができ
る。望ましい物理および加工特性によっては、もっと高いかもっと低い分子量平
均値を有するポリアセクール類も用いることができるが、上記のポリアセタール
分子量平均値は、組成物中に溶融ブレンドされる各種成分の良好な混合のバラン
スを与え、かかる組成物から製造される成形品における物理特性が最も望ましい
。
上に示したように、ポリアセタールは、ホモポリマでも、コポリマでも、あるい
はその混合物でもよい。
コポリマ類は、ポリアセタール組成物類を調製するのに一般的に用いられるコモ
ノマ類のような1または2以上のコモノマを含むことができる。もつと普通に用
いられるコモノマ類としては、2〜12炭素原子のアルキレンオキシド類、およ
びそれらとホルムアルデヒドとの環状付加物類等を挙げることができる。コモノ
マの量は、20重量パーセントを越えず、好ましくは15重量パーセントを越え
ず、最も好ましくは約2重量パーセントとする。最も好ましいコモノマは、エチ
レンオキシドである。一般的に、ポリアセタールホモポリマはその剛性と強度が
より大きいので、コポリマより好まれる。好ましいポリアセタールホモポリマ類
としては、末端ヒドロキシル基が化学反応によりエンドキャップされてエステル
またはエーテル基、好ましくはそれぞれ酢酸エステル基(acetate gr
oups)またはメトキシ基を形成したもの等を挙げることができる。
B、B −ゞ゛1
成分(B)潤滑剤としては、ポリアセクールに有用として知られている固体およ
び液体潤滑剤類を挙げることができる。かかる潤滑剤類の具体的に好ましい例と
しては、パラフィンワックス、ポリテトラフルオロエチレン、脂肪酸エステル類
、脂肪酸アミド類、シリコーンオイル、ポリエチレングリコール(米国特許第4
.351,916号に開示されるようなものが好ましい)、ポリテトラメチレン
グリコール、およびポリプロピレングリコール等を挙げることができる。有用な
脂肪酸エステル類は、参考のためにここに記入する米国特許第3,808.13
3号に示されており、最も好ましい脂肪酸エステルはエチレングリコールジステ
アレートである。最も好ましい脂肪酸アミドは、米国特許第4、582.869
号に開示されるエチレンビス−ステアラミドである。
C1C−エチレンベースポリマ
成分(C)は、式E/X/Yのエチレンベースポリマであり、ここで、Eはエチ
レンであり、Xはメチルアクリレート、エチルアクリレートおよびブチルアクリ
レートから選ばれ、Yはグリシジルメタクリレート、グリシジルアクリレートお
よびグリシジルビニルエーテルから選ばれるものである。Xとしてはブチルアク
リレートが好ましく、Yとしてはグリシジルメタクリレートが好ましい。E/X
/Yは、55〜99%のE、0〜35%のX、および1〜10%のYから本質的
になる。
好ましいエチレンベースポリマは、90重量%〜99重量%のエチレンと1重量
%〜10重量%のグリシジルメタクリレートとから本質的になる。このエチレン
/グリシジルメタクリレートじEGMA”)ポリマは、90重量%〜97重量%
のエチレンと3重量%〜10重量%のグリシジルメタクリレート(”GMA”)
とから本質的になるのが好ましい。最良の熱安定性結果のためには、EGMAポ
リマ中のGMA含有量が上に示したGMA範囲の上限により近いことが推奨され
るが、経済的理由からは、EGMAポリマ中のGMA含有量が上に示したGMA
範囲の下限により近い方がより好ましい。
もう一つの好ましいエチレンベースポリマは、60重量%〜98.5重量%のエ
チレン、0.5重量%〜35重量%のブチルアクリレート(”BA”)、および
1重量%〜10重量%のグリシジルメタクリレートじGMA”)から本質的にな
る。このエチレン/ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレートじEBAG
MA”)ポリマは、55重量%〜84重量%のエチレン、15重量%〜35重量
%のBA、および1重量%〜lO重量%のGMAから本質的になるのが好ましい
。最も好ましくは、このEBAGMAポリマは、57.5重量%〜74重量%の
エチレン、25重量%〜35重量%のBA、および1%〜7.5%のGMAから
本質的になる。
エチレンベースポリマ成分は、当業者にとって容易に利用できる技術により調製
することができる。
EBAGMAポリマの一例は、米国特許第4,753,980号に提示されてい
る。 EBAGMAポリマは、最も好ましい成分(C)である。
一匹一他9」L1朋
本発明の組成物類は、ポリアセクール組成物類に有用であることが知られている
他の成分類、変性剤類および添加剤類を含有することができると理解されるべき
である。
かかる他の成分類、変性剤類および添加剤類の例としては、限定されるものでは
無いが、下記のものを挙げることができる。
ポリアミド類〔ナイロン66、ナイロン6/lO、ナイロン6のナイロンターポ
リマ(三元共重合体)および米国特許第3,960,984号のポリアミド安定
剤を含む] ;エチレンビニルアルコールコポリマと米国特許第4,814,3
97号および米国特許第4.766、168号に開示される安定剤類とを含む、
溶融性ヒドロキシ含有ポリマ類およびコポリマ類;米国特許第5,001,89
0号に開示される非溶融性ヒドロキシ含有または窒素含有ポリマ類、特にポリア
クリルアミド、ならびにマイクロクリスタリン(微結晶性)セルロースなど:の
熱安定剤類;
米国特許第4,972,014号に開示されるようなものなどの酸化防止剤類;
ポリウレタン類などの強化剤類(tougheners) ;顔料類および着色
剤類;
紫外線安定剤類およびヒンダード(bindered)アミン系光安定剤類;
窒化ホウ素およびタルクなどの核剤類(nucleatingagents)
;
補助安定剤類;および
カーボンブラック、カオリン、ガラス繊維類、ガラスピーズ、ガラスフレーク、
蛍光増白剤類 (opticalbrighteners)、および帯電防止剤
類などの充填剤類(fillers)および補強剤類(reinforcing
agents)。
L皮立星二11
本発明の組成物類は、ゴム用ロール機類(rubbermills)、[バンバ
リーじBanbury”) Jおよび「ブラベンダー(”Brabender“
)」ミキサー類等の密閉式ミキサー類(internal m1xers) 、
外部からまたは摩擦により加熱されるキャビティ(cavity)を有する単刃
または多刃(single or multiblade)密閉式ミキサー類、
「コニーグー類じKo−kneaders”)」、「ファレル連続式ミキサー類
じFarrel Continuous Mixers”)J等の多バレル式(
multibarrel)ミキサー類、射出成形機類、および単軸スクリュー類
でも二軸スクリュ一式でもよく、共転式(co−rotating)でも逆転式
(counter rotating)でもよく、噛み合い式(interme
shing)でも非噛み合い式(non−intermeshing)でもよい
押出機類などの、熱可塑性ポリアセタール組成物類を調製するに当たって通常使
用される強力混合装置の何れかを用いて、ポリアセクールの融点を越える温度で
各成分を混合することにより調製することができる。これらの装置類は、単独で
使用してもよく、また、内圧および/または混合強度を増大させるために、静止
ミキサー類(staticmixers) 、混練トーピード類(mixing
torpedoes)および/または各種装置類、例えば、この目的のために
デザインされたバルブ類、ゲートまたはスクリュー類、と組み合わせて使用して
もよい。押出機類が好ましい。室温で液体潤滑剤を使用するときは、押出機と連
結された液体射出管路(Hquid 1njection 1ine)を通して
該液体潤滑剤を押出機中に注入する4=4=のが推奨される。勿論、かかる混合
は、それ以下ではポリアセタールの有意な分解が起こらない温度で行うべきであ
る。
多量の潤滑剤をポリアセタールに添加する場合は、射出成形プロセス中に樹脂/
材料の滑りが生じ得ることに注目される。このような場合は、通常または標準の
加工条件を変えて改善された加工条件とすることができる。例えば、射出成形機
のホッパー付近のバレルに対する室温設定を用いることができるし、また、射出
成形機において、特殊なスクリュー[深いねじ溝深さくdeep channe
l depth)、特殊のねじ山形状(special flight、 5h
ape)]を用いることもできる。
代わりに、射出成形に代えてプレス成形 (pressmolding)を用い
ることができる。さらに、100℃未満の融点を有する潤滑剤を多量に用いるの
が望ましい、あるいは組成物を射出成形する場合は、射出成形条件を緩和するた
めにエチレンベースポリマ成分量を増加することが推奨される。例えば、射出成
形用組成物にエチレンビス(ステアラミド)のような潤滑剤を5%添加する場合
は、加工性の容易化のために、該組成物にエチレンベースポリマを少な(とも2
%添加することが推奨される。
圧縮成形、射出成形、押出成形、吹込成形(blowmolding)、回転成
形、溶融紡糸、および熱成形(termoforming)等の数種の通常法の
何れかを用い、本発明の組成物類から成形品(shaped articles
)を造ることができる。射出成形法が好ましい。造形品類の例としては、歯車類
、カム類、コンベヤチェイン類、シート、断面材類(profiles)、棒材
(rodstock)、フィルム、フィラメント類、繊維類、紐材(stra
pping) 、テープ、チューブ材、およびパイプ等を挙げることができる。
このような造形品類に、配向、延伸、コーティング、アニール(anneali
ng) 、塗装、ラミネート(laminating)、メッキ等の後処理を行
うことができる。かかる成形品およびこれらからのスクラップは粉砕して(gr
ound)、再成形することができる。
本発明の組成物類およびこれらから造られる造形品類を製造するに当たって用い
られる加工条件として、約170〜260℃、好ましくは185〜240 ”C
1最も好ましくは200〜230℃の溶融温度がある。本発明の組成物類を射出
成形するときは、金型温度は一般的には10〜120℃、好ましくは10〜10
0℃、最も好ましくは約50〜90℃である。
及血l
以下の実施例において、本発明の具体的実施態様および本発明の範囲外の対照実
験の実施態様との幾つかの比較を示す。別に特定されていない限り、全ての温度
は摂氏温度である。元々SI単位(SI units)では無い測定値は、その
ように換算し、適当な場合は丸めた。
サンプル組成物類中に用いられたポリアセクール成分は、下記のものであった。
rPOMAJは、数平均分子量約45.000のアセテート・エンドキャップさ
れた(acetate end−capped)ポリアセクールホモポリマであ
った。
以下の実施例において用いられた潤滑剤成分類は、下記のものであった。
「パラフィン」は、パラフィンワックスであった。
r EGDSJは、脂肪酸エステルで、具体的にはエチレングリコールジステア
レートであった。
r EBSAJは、脂肪酸アミドで、具体的にはエチレンビス−ステアラミドで
あった。
以下の実施例で用いられたエチレンベースポリマ類は、下記のものであった。
r EGMAJは、ASTM D1238に従って測定したメルトインデックス
が2の90/10エチレン/グリシジルメタクリレートポリマであった。
r EBAGMA (a) Jは、ASTM 01238に従って測定したメル
トインデックスが12の62/3315エチレン/ブチルアクリレート/グリシ
ジルメタクリレートポリマであった。
r EBAGMA (b) Jは、ASTM 01238に従って測定したメル
トインデックスが15の73/26/1エチレン/ブチルアクリレート/グリシ
ジルメタクリレートポリマであった。
rEVAJは、60/40エチレン/酢酸ビニルポリマであった。
r PEJは、三菱化成株式会社により1(Y2Oとして市販されている高密度
ポリエチレンであった。
試験された各サンプルの組成物は、以下の表に示されている。重量パーセントは
、組成物の全重量に基づく。特に記載されていない限り、全サンプルは、また、
酸化防止剤であるトリエチレングリコールビス(3−(3’ −tert−ブチ
ル−4′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)プロピオネートを0.2%含有
した。サンプル1〜27は、また、米国特許第5,011,890号に開示され
るような非溶融性ポリアクリルアミド熱安定化剤を0.6%含有した。サンプル
28〜32は、また、ナイロン66、ナイロン6/10およびナイロン6のそれ
ぞれが33/23/43のターポリマである熱安定剤を0.6%含有した。
各サンプルは、室温で全成分を混合し、得られた混合物をホッパ中に供給し、そ
れから押出機で配合(compounding) L/た。各サンプルは、バレ
ル温度を190℃〜200℃に設定した301ウエルナー・アンド・フレイプラ
ー(Werner & Pfleiderer)二軸スクリュー押出機で配合し
た。ダイ(die)に存在する溶融物の温度は、約210℃であった。次に、サ
ンプル試験のために溶融物をベレット化した。
各サンプルを、下記のように耐磨耗性および溶融加工熱安定性について試験した
。
耐磨耗性は、スラストワッシャータイプ試験(Thrust Washer t
ype te、stl法[日本工業規格(JIS)K7218A]によるサンプ
ルの「動摩擦係数」および「磨耗量」により決定した。各サンプルをJIS K
7218Aの記載に従って成形した。動摩擦係数試験は、1kg/cm”、0.
15m/秒、3時間、室温で行った。磨耗量(mg)は、上下両方の摩擦試験部
分(friction test parts)の全損失重量を測定して決定し
た。
溶融加工熱安定性は、熱発生ホルムアルデヒド(TEF)試験手順(therm
ally evolved formaldehydetest proced
ure)を用いて測定した。重量を測ったポリアセタール組成物のサンプルをチ
ューブ中にいれ、サンプルを無酸素環境に維持しつつ装置から発生する如何なる
ガス類をも除去するために試験サンプルに窒素を導入するキャップを該チューブ
に取り付けた。サンプルを収容したチューブを、シリコーンオイル洛中で250
℃に加熱した。窒素およびこれにより輸送される如何なる発生ガス類を40g/
リットルの亜硫酸ナトリウム水溶i(175nl!中に通して泡立てた。ホルム
アルデヒドが発生すると、亜硫酸ナトリウムと反応し、水酸化ナトリウムを遊離
する。この水酸化ナトリウムを連続的に標m O,INのHCρで中和した。結
果は、滴定量のm42対試験時間のチャートとして得られた。発生ホルムアルデ
ヒドパーセントは、次の式により計算した。
ただし、■=ミリリットルでの滴定量、N=滴定液(titer)の規定度、お
よびSW=ダラムでのサンプル重量。
係数rO,03Jは、g/ミリ当量(g/m1lliequivalentJ中
のホルムアルデヒドのミリ当量重量
(milliequivalent weight)である。熱発生ホルムアル
ヒトは、g/ミリ当量を単位とする。熱発生ホルムアルヒトの結果は、30分間
の加熱(TEF、。)の後のものとして、便宜のため以下の表中に報告しである
。
試験結果は、以下の表中に提示されている。
及i匠よ二」
実施例1〜14の組成物類は、それらの試験結果と共に、下記の第1表に提示し
である。 EGMAおよび潤滑剤を含有する組成物類が、EVAおよび潤滑剤を
含有する比較用組成物類より良好なTEF結果を有した。
支1匠旦二二
実施例15〜27の組成物類は、それらの試験結果と共に、下記の第2表に提示
しである。EBAGMAおよび潤滑剤を含有する組成物類が、EVAおよび潤滑
剤を含有する比較用組成物類より良好なTEF結果を有した。
失11糺罎ヒョ猥
実施例28〜32の組成物類は、それらの試験結果と共に、下記の第3表に提示
しである。EBAGMAおよび潤滑剤を含有する組成物類が、EVAおよび潤滑
剤を含有する比較用組成物類より良好なTEF結果を有した。
田
旧
補正書の写しく翻訳文)提出書
原文明細書第2頁(翻訳文第2頁第11行〜第3頁第22(特許法第184条の
8)
行)
アセタール80重量%〜99重量%、(B)少なくとも一つの潤滑剤0.5重量
%〜lO重量%、および(CJ式E/X/Yを有し、この式において、Eはエチ
レンであり、Xはメチルアクリレート、エチルアクリレートおよびブチルアクリ
レートから選ばれ、Yはグリシジルメタクリレート、グリシジルアクリレートお
よびグリシジルビニルエーテルから選ばれたものであるエチレンベースランダム
ポリマ(ethyl、ene−based random polymer)0
.5重量%〜10重量%から本質的になり、これらの全重量パーセントは成分(
A)、(B)および(C)のみの合計に基づいたものである。本発明の組成物類
は、好ましくは、成分(A184重量%〜98.5重量%、成分(B) 0.5
重量%〜8.0重量%、および成分(C) 1.0重量%〜8.0重量%から本
質的になる。最も好ましくは、本発明の組成物類は、成分(A188重量%〜9
7重量%、成分(B)lO重量%〜6.0重量%、および成分(C) 2.0重
量%〜6,0重量%から本質的になる。
A、J″ A)−ポリアセタール
成分(A)rポリアセタール」としては、末端基がエステル化またはエーテル化
によりエンドキャップされた(end−capped)ホルムアルデヒド或いは
ホルムアルデヒドの環状オリゴマ類のホモポリマ類、ならびに、ホルムアルデヒ
ドあるいはホルムアルデヒドの環状オリゴマ類と主鎖中に少なくとも2個の隣接
炭素原子を有原文明細書第4頁および第5頁(翻訳文第5頁第5行〜第7頁下か
ら2行)
まれる。好ましいポリアセタールホモポリマ類としては、末端ヒドロキシル基が
化学反応によりエンドキャップされてエステルまたはエーテル基、好ましくはそ
れぞれ酢酸エステル基(acetate groups)またはメトキシ基を形
成したもの等を挙げることができる。
B、 (B−’1
成分(B)潤滑剤としては、ポリアセタールに有用として知られている固体およ
び液体潤滑剤類を挙げることができる。かかる潤滑剤類の具体的に好ましい例と
しては、パラフィンワックス、ポリテトラフルオロエチレン、脂肪酸エステル類
、脂肪酸アミド類、シリコーンオイル、ポリエチレングリコール(米国特許第4
.351,916号に開示されるようなものが好ましい)、ポリテトラメチレン
グリコール、およびポリプロピレングリコール等を挙げることができる。有用な
脂肪酸エステル類は、参考のためにここに記入する米国特許第3,808.13
3号に示されており、最も好ましい脂肪酸エステルはエチレングリコールジステ
アレートである。最も好ましい脂肪酸アミドは、米国特許第4、582.869
号に開示されるエチレンビス−ステアラミドである。
C1C−エチレンベースラン ムボリマ成分(C)は、式E/X/Yのエチレン
ベースランダムポリマであり、ここで、Eはエチレンであり、Xはメチルアクリ
レート、エチルアクリレートおよびブチルアクリレートから選ばれ、Yはグリシ
ジルメタクリレート、グリシジルアクリレートおよびグリシジルビニルエーテル
から選ばれるものである。Xとしてはブチルアクリレートが好ましく、Yとして
はグリシジルメタクリレートが好ましい。E/X/Yは、55〜99%のE、
0〜35%のX、および1〜lO%のYから本質的になる。
好ましいエチレンベースランダムポリマは、90重量%〜99重量%のエチレン
と1重量%〜lO重量%のグリシジルメタクリレートとから本質的になる。この
エチレン/グリシジルメタクリレートじEGMA”)ランダムポリマは、90重
量%〜97重量%のエチレンと3重量%〜10重量%のグリシジルメタクリレー
ト(”GMA”)とから本質的になるのが好ましい。最良の熱安定性結果のため
には、EGMAランダムポリマ中のGMA含有量が上に示したGMA範囲の上限
により近いことが推奨されるが、経済的理由からは、EGMAランダムポリマ中
のGMA含有量が上に示したGMA範囲の下限により近い方がより好ましい。
もう一つの好ましいエチレンベースランダムポリマは、60重量%〜98.5重
量%のエチレン、0.5重量%〜35重量%のブチルアクリレートじBA”)、
および1重量%〜lO重量%のグリシジルメタクリレート(”GMA”)から本
質的になる。このエチレン/ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレートじ
EBAGMA”)ランダムポリマは、55重量%〜84重量%のエチレン、15
重量%〜35重量%のBA、および1重量%〜10重量%のGMAから本質的に
なるのが好ましい。最も好ましくは、このEBAGMAランダムポリマは、57
.5重量%〜74重量%のエチレン、25重量%〜35重量%のBAlおよび1
%〜7.5%のGMAから本質的になる。
エチレンベースランダムポリマ成分は、当業者にとって容易に利用できる技術に
より調製することができる。EBAGMAランダムポリマの一例は、米国特許第
4゜753.980号に提示されている。EBAGMAランダムポリマは、最も
好ましい成分(C)である。
−匹一咀ffl立1
本発明の組成物類は、ポリアセクール組成物類に有用であることが知られている
他の成分類、変性剤類および添加剤類を含有することができると理解されるべき
である。
かかる他の成分類、変性剤類および添加剤類の例としては、限定されるものでは
無いが、下記のものを挙げることができる。
ポリアミド類[ナイロン66、ナイロン6/10、ナイロン6のナイロンターポ
リマ(三元共重合体)および米国特許第3,960,984号のポリアミド安定
剤を含む] ;エチレンビニルアルコールコポリマと米国特許原文明細書第9頁
(翻訳文第12頁第13行〜第13頁第16行)
以下の実施例で用いられたエチレンベースポリマ類は、下記のものであった。
r EGMAJは、ASTM 01238に従って測定したメルトインデックス
が2の90/10エチレン/グリシジルメタクリレートランダムポリマであった
。
r EBAGMA (a) Jは、ASTM D1238に従って測定したメル
トインデックスが12の62/3315エチレン/ブチルアクリレート/グリシ
ジルメタクリレートランダムポリマであった。
r EBAGMA (b) Jは、ASTM D123gに従って測定したメル
トインデックスが15の73/26/1エチレン/ブチルアクリレート/グリシ
ジルメタクリレートランダムポリマであった。
rEVAJは、60/40エチレン/酢酸ビニルポリマであった。
r PEJは、三菱化成株式会社によりHY40として市販されている高密度ポ
リエチレンであった。
試験された各サンプルの組成物は、以下の表に示されている。重量パーセントは
、組成物の全重量に基づ(。特に記載されていない限り、全サンプルは、また、
酸化防止剤であるトリエチレングリコールビス(3−(3’ −tert−ブチ
ル−4′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)プロピオネートを0.2%含有
した。サンプル1〜27は、また、米国特許第5,011,890号に開示され
るような非溶融性ポリアクリルアミド熱安定化剤を0.6%含有した。サンプル
28〜32は、また、ナイロン66、ナイロン6/lOおよびナイロン6のそれ
ぞれが33/23/43のターポリマである熱安定剤を0.6%含有した。
原文明細書第15頁および第16頁(翻訳文第20頁〜第22頁)
L計11
1、 (A)ポリアセタール80〜99重量パーセント、(B)少なくとも一つ
の潤滑剤0.5〜lO重量パーセント、および
(C) 式E/X/Yのエチレンベースランダムポリマで、当該式において、
Eはエチレンであり、
Xはメチルアクリレート、ブチルアクリレートおよびエチルアクリレートから選
ばれ、
Yはグリシジルメタクリレート、グリシジルアクリレートおよびグリシジルビニ
ルエーテルから選ばれたものであり、
かつ、E/X/Yは、55〜99%E10〜35%Xおよび1〜10%Yから本
質的になるもの0.5〜10重量パーセント、
から本質的になり、
(A)、(B)および(C)の重量パーセントは成分(A)。
(B)および(C)のみの合計に基づくものである組成物。
2、前記成分(A)ポリアセタールが、ホモポリマである請求の範囲第1項記載
の組成物。
3、前記成分(A)ポリアセタールが、コポリマである請求の範囲第1項記載の
組成物。
4、前記成分(B)潤滑剤が、パラフィンワックス、ポリテトラフルオロエチレ
ン、脂肪酸エステル類、脂肪酸アミド類、シリコーンオイル、ポリエチレングリ
コール、ポリテトラメチレングリコール、およびポリプロピレングリコールから
なる群から選ばれる請求の範囲第1項記載の組成物。
5、前記成分(B)潤滑剤が、パラフィンワックス、エチレングリコールジステ
アレート、エチレンビス(ステアラミド)、ポリテトラメチレングリコール、お
よびポリエチレングリコールから選ばれる請求の範囲第1項記載の組成物。
6、前記成分(C)が、エチレン/ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレ
ートランダムポリマである請求の範囲第1項記載の組成物。
7、前記成分(C)が、エチレン/グリシジルメタクリレートランダムポリマで
ある請求の範囲第1項記載の組成物。
8.さらに、熱安定剤類、補助安定剤類、酸化防止剤類、強化剤類、顔料類、着
色剤類、紫外線安定剤類、ヒンダードアミン系光安定剤類、核剤類、充填剤類、
および補強剤類の少なくとも一つから本質的になる請求の範囲第1項記載の組成
物。
9 請求の範囲第1項記載の組成物から製造された成形品。
10、歯車類、カム類、コンベアチェイン類、シート、断面材類、棒材、フィル
ム、フィラメント類、繊維類、紐材、テープ、チューブ材、およびパイプからな
る群から選ばれた請求の範囲第9項記載の成形品。
国際調査報告 IX−T/II(Q7/nQQR7フロントページの続き
(51) Int、 C1,6識別記号 庁内整理番号D 01 F 6/36
7199−3B6/46 C7199−3B
(C10M 111104
105 :38
105:68
107:28)
CION 30:06
30:08
40:02
40:06
50:08
I
Claims (10)
- 1.(A)ポリアセタール80〜99重量パーセント、(B)少なくとも一つの 潤滑剤0.5〜10重量パーセント、および (C)式E/X/Yのエチレンベースポリマで、当該式において、 Eはエチレンであり、 Xはメチルアクリレート、ブチルアクリレートおよびエチルアクリレートから選 ばれ、 Yはグリシジルメタクリレート、クリシジルアクリレートおよびグリシジルビニ ルエーテルから選ばれたものであり、 かつ、E/X/Yは、55〜99%E、0〜35%Xおよび1〜10%Yから本 質的になるもの0.5〜10重量パーセント、 から本質的になり、 (A),(B)および(C)の重量パーセントは成分(A),(B)および(C )のみの合計に基づくものである組成物。
- 2.前記成分(A)ポリアセタールが、る請求の範囲第1項記載の組成物。 ホモポリマであ
- 3.前記成分(A)ポリアセタールが、コポリマである請求の範囲第1項記載の 組成物。
- 4.前記成分(B)潤滑剤が、パラフィンワックス、ポリテトラフルオロエチレ ン、脂肪酸エステル類、脂肪酸アミド類、シリコーンオイル、ポリエチレングリ コール、ポリテトラメチレングリコール、およびポリプロピレングリコールから なる群から選ばれる請求の範囲第1項記載の組成物。
- 5.前記成分(B)潤滑剤が、パラフィンワックス、エチレングリコールジステ アレート、エチレンビス(ステアラミド)、ポリテトラメチレングリコール、お よびポリエチレングリコールから選ばれる請求の範囲第1項記載の組成物。
- 6.前記成分(C)が、エチレン/ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレ ートポリマである請求の範囲第1項記載の組成物。
- 7.前記成分(C)が、エチレン/グリシジルメタクリレートポリマである請求 の範囲第1項記載の組成物。
- 8.さらに、熱安定剤類、補助安定剤類、酸化防止剤類、強化剤類、顔料類、着 色剤類、紫外線安定剤類、ヒンダードアミン系光安定剤類、核剤類、充填剤類、 および補強剤類の少なくとも一つから本質的になる請求の範囲第1項記載の組成 物。
- 9.請求の範囲第1項記載の組成物から製造された成形品。
- 10.歯車類、カム類、コンベアチェイン類、シート、断面材類、棒材、フィル ム、フィラメント類、繊維類、紐材、テープ、チューブ材、およびパイプからな る群から選ばれた請求の範囲第9項記載の成形品。
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