JPH0750249Y2 - 車両用ウインドウモールディング - Google Patents

車両用ウインドウモールディング

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JPH0750249Y2
JPH0750249Y2 JP9019089U JP9019089U JPH0750249Y2 JP H0750249 Y2 JPH0750249 Y2 JP H0750249Y2 JP 9019089 U JP9019089 U JP 9019089U JP 9019089 U JP9019089 U JP 9019089U JP H0750249 Y2 JPH0750249 Y2 JP H0750249Y2
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molding
window
window plate
decorative
vehicle
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JP9019089U
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JPH0328913U (ja
Inventor
正樹 福沢
Original Assignee
橋本フォーミング工業株式会社
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は車両のフロントウインドウに取付けられるウ
インドウモールディングに関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は車両の斜視図であり、1は車体、2はウインド
ウプレート(ウインドウシールドガラス)、3はサイド
ウインドウ(ドアガラス)、4はウインドウモールディ
ング、5はそのアッパー部、6はサイド部である。
第8図は例えば実開昭62-192913号に示された従来のウ
インドウモールディングの斜視図、第9図は第7図およ
び第8図のB−B断面図、第10図はC−C断面図、第11
図はA−A断面図である。
ウインドウモールディング4は側部モールディング4Aお
よび装飾モールディング4Bからなる。側部モールディン
グ4Aはモールディング4のサイド部6およびコーナー部
11に対応してウインドウプレート2の両側縁部およびコ
ーナー部11に取付けられるコ字状の取付部4Aa、この取
付部4Aaの上部からウインドウの中央側に伸びてウイン
ドウプレート2との間に溝状の水受部8を形成する突条
4Ab、および取付部4Aaの側部に形成された係合部4Acか
らなる。側部モールディング4Aは取付部4Aaに芯材12を
埋設したPVC樹脂等の合成樹脂の押出成形品からなるサ
イド部6Aの先端にコーナー部11Aが射出成形により一体
化され、コーナー部11の突条4Abは先細となり、これに
より溝状の水受部8も徐々に小さくなっている。
装飾モールディング4Bは軟質PVC樹脂、アイオノマー樹
脂、EVA樹脂、透明なCAB樹脂、その他のエラストマー樹
脂等の可撓性を有するゴム、合成樹脂などの材料により
長尺に成形され、アッパー部5においてウインドウプレ
ート2と車体パネル7間に形成される間隙13を覆い、か
つサイド部6およびコーナー部11において側部モールデ
ィング4Aと車体パネル7の間隙14を覆うモールディング
本体4Baから取付脚4Bbが間隙13,14に伸びている。モー
ルディング本体4Baは外表面部に光輝フィルム、カラー
フィルム等の装飾フィルム15を有している。取付脚4Bb
の片側には車体パネル7の段差部7aに係合するフィン16
が突出し、反対側にはアッパー部5ではウインドウプレ
ート2と係合し、サイド部6およびコーナー部11では側
部モールディング4Aの係合部4Acと係合する係合部17が
突出している。9は接着剤、10はダムラバーである。
上記の構成において、ウインドウプレート2の両サイド
部6およびコーナー部11に側部モールディング4Aの取付
部4Aaを取付けて溝状の水受部8を形成するとともに、
ダムラバー10を取付け、外周部の全周(ロア部を含む)
に液状の接着剤9をひも状に吐出する。そしてウインド
ウプレート2を車体パネル7の段差部7a内に嵌合させて
フランジ部7bに仮固定し、接着剤が硬化しないうちに装
飾モールディング4Bの取付脚4Bbをウインドウプレート
2および側部モールディング4Aと車体パネル7との間隙
13,14に挿入して取付ける。
装飾モールディング4Bはアッパー部5およびサイド部6
を通して同一のものを使用し、コーナー部11で曲げて取
付ける。このときモールディング本体4Baでウインドウ
プレート2および側部モールディング4Aと車体パネル7
との間隙13,14を覆うように取付脚4Bbを挿入してフィン
16を段差部7aに係合させ、係合部17をウインドウプレー
ト2および係合部4Acに係合させるとともに、接着剤9
で固着する。
この状態でモールディング4を使用すると、サイド部6
では、ウインドウプレート2上の雨水は溝状の水受部8
に集められて流下し、サイドウインドウ3への横流れは
防止される。
しかしながら、このような従来のウインドウモールディ
ングにおいては、側部モールディング4Aのコーナー部11
Aの先端部aは、製作上完全な鋭角状にすることができ
ず、一定の肉厚が形成されるため、その先端部aより先
の部分では、ウインドウプレート2と装飾モールディン
グ4Bのモールディング本体4Baとの間に三角形の隙間が
生じ、外観を害するとともに、走行中の風切音の発生原
因となるという問題点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案の目的は、上記問題点を解決するため、ウインド
ウプレートと装飾モールディングの間に隙間が発生せ
ず、このため優れた外観を有し、風切音の発生もない車
両用ウインドウモールディングを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の次の車両用ウインドウモールディングである。
(1) ウインドウプレートの両側縁部に取付けられる
側部モールディングと、アッパー部において前記ウイン
ドウプレートおよび車体パネル間に形成される間隙を覆
い、かつサイド部において前記側部モールディングおよ
び車体パネル間に形成される間隙を覆うように一体的に
形成された装飾モールディングとからなり、前記側部モ
ールディングはサイド部で水受部を形成するように前記
装飾モールディングのウインドウプレート側の下面に当
接する頭部座面を有し、この頭部座面はサイド部からコ
ーナー部付近にかけて、ウインドウプレートからの高さ
が徐々に低くなり、かつ装飾モールディングがウインド
ウプレートに当接する位置まで伸びていることを特徴と
する車両用ウインドウモールディング。
(2) 装飾モールディングは側部モールディングの側
部に係合するように取付けられている上記(1)記載の
車両用ウインドウモールディング。
(3) 側部モールディングの頭部座面のサイド部に形
成された水受部が溝状である上記(1)または(2)記
載の車両用ウインドウモールディング。
〔作用〕
本考案の車両用ウインドウモールディングにおいては、
ウインドウプレートの両側縁部に側部モールディングを
取付け、装飾モールディングはアッパー部およびサイド
部を通して同一のものを使用し、アッパー部ではウイン
ドウプレートおよび車体パネル間に形成される間隙を覆
い、かつサイド部では側部モールディングおよび車体パ
ネル間に形成される間隙を覆うように取付ける。
このとき側部モールディングの頭部座面を装飾モールデ
ィングのウインドウプレート側の下面に当接させてサイ
ド部で水受部を形成し、コーナー部付近では上記頭部座
面の先端部を装飾モールディングのウインドウプレート
側の下面に収容して、ウインドウプレートと装飾モール
ディングの間に隙間が発生しないようにする。
この状態で側部モールディングの頭部座面により装飾モ
ールディングとウインドウプレートの間に連続した水受
部が形成されるため、サイド部で雨水は水受部に集めら
れて流下し、サイドウインドウへの横流れは防止され
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面により説明する。第1図は
実施例のウインドウモールディングを示す第7図のD方
向矢視図、第2図はそのE−E断面図、第3図はF−F
断面図、第4図はG−G断面図、第5図はH−H断面
図、第6図はI−I断面図であり、第7図ないし第11図
と同一符号は同一または相当部分を示す。
モールディング4は基本的には第7図ないし第11図と同
様に構成され、側部モールディング4Aと装飾モールディ
ング4Bとからなるが、側部モールディング4Aは第8図な
いし第11図の突条4Abの代りに、頭部座面4Adを有する。
この頭部座面4Adは側部モールディング4Aのサイド部6A
からコーナー部11Aにわたって形成され、装飾モールデ
ィング4Bのモールディング本体4Baのウインドウプレー
ト2側の下面に当接して、サイド部6Aにおいて溝状の水
受部8を形成している。またこの頭部座面4Adはサイド
部6Aでは、ウインドウプレート2からの高さが一定とな
っているが、コーナー部11では徐々にその高さが低くな
り、コーナー部11A付近において装飾モールディング4B
のモールディング本体4Baとウインドウプレート2が接
する部分まで伸びて、モールディング本体4Ba内に収容
され、ウインドウプレート2とモールディング本体4Ba
との間に隙間が発生しないようになっている。側部モー
ルディング4Aの係合部4Acはコーナー部11Aにおいて、頭
部座面4Adがなくなった部分よりもさらに先細になって
伸びている。
装飾モールディング4Bは、モールディング本体4Baのウ
インドウプレート2側の先端が側部モールディング4Aの
頭部座面4Adと係合し、係合部17が係合部4Acと係合する
ようになっている。
他の構成は第7図ないし第11図と同様である。
上記構成のウインドウモールディング4は、ウインドウ
プレート2の両サイド部6に側部モールディング4Aを取
付け、装飾モールディング4Bはアッパー部5ではウイン
ドウプレート2および車体パネル7間に形成される間隙
13を覆い、かつサイド部6では側部モールディング4Aお
よび車体パネル7間に形成される間隙14を覆うように取
付ける。
このとき側部モールディング4Aの頭部座面4Adを装飾モ
ールディング4Bのウインドウプレート2側のモールディ
ング本体4Baの下面に当接させ、サイド部6Aで溝状の水
受部8を形成し、コーナー部11A付近で頭部座面4Adの先
端部を装飾モールディング4Bのモールディング本体4Ba
のウインドウプレート2側の下面に収容して、ウインド
ウプレート2と装飾モールディング4Bのモールディング
本体4Baとの間に隙間が発生しないようにする。
この状態で側部モールディング4Aの頭部座面4Adによ
り、装飾モールディング4Bのモールディング本体4Baの
先端とウインドウプレート2の間に連続した溝状の水受
部8が形成されるため、サイド部6では雨水は水受部8
に集められて流下し、サイドウインドウ3への横流れは
防止される。
また側部モールディング4Aの頭部座面4Adは、装飾モー
ルディング4Bのモールディング本体4Baの先端がウイン
ドウプレート2に当接する部分まで伸び、その先の部分
でモールディング本体4Ba内に収容されているので、ウ
インドウプレート2とモールディング本体4Ba間に隙間
が形成されず、優れた外観を呈するとともに、風切音も
防止される。
さらに係合部4Acは頭部座面4Adがなくなった部分より先
まで先細に伸びているので、装飾モールディング4Bが係
合部4Acからウインドウプレート2に係合する切換点の
変形が滑らかになるとともに、ウインドウプレート2と
モールディング本体4Baの接触点における変形も滑らか
になる。
なお、上記実施例では水受部8は溝状に形成されている
が、せき状でもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、側部モールディングに装飾モールディ
ングがウインドウプレートに当接する位置まで伸びる頭
部座面を形成したので、ウインドウプレートと装飾モー
ルディングの間に隙間が発生せず、このため優れた外観
を呈し、風切音の発生しないウインドウモールディング
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のウインドウモールディングを示す第7
図のD方向矢視図、第2図はそのE−E断面図、第3図
はF−F断面図、第4図はG−G断面図、第5図はH−
H断面図、第6図はI−I断面図、第7図は車両の斜視
図、第8図は従来のウインドウモールディングの斜視
図、第9図は第7図および第8図のB−B断面図、第10
図はC−C断面図、第11図はA−A断面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、2はウ
インドウプレート、4はモールディング、4Aは側部モー
ルディング、4Aaは取付部、4Acは係合部、4Adは頭部座
面、4Bは装飾モールディング、4Baはモールディング本
体、4Bbは取付脚、5はアッパー部、6はサイド部、7
は車体パネル、8は水受部である。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウインドウプレートの両側縁部に取付けら
    れる側部モールディングと、アッパー部において前記ウ
    インドウプレートおよび車体パネル間に形成される間隙
    を覆い、かつサイド部において前記側部モールディング
    および車体パネル間に形成される間隙を覆うように一体
    的に形成された装飾モールディングとからなり、前記側
    部モールディングはサイド部で水受部を形成するように
    前記装飾モールディングのウインドウプレート側の下面
    に当接する頭部座面を有し、この頭部座面はサイド部か
    らコーナー部付近にかけて、ウインドウプレートからの
    高さが徐々に低くなり、かつ装飾モールディングがウイ
    ンドウプレートに当接する位置まで伸びていることを特
    徴とする車両用ウインドウモールディング。
  2. 【請求項2】装飾モールディングは側部モールディング
    の側部に係合するように取付けられている請求項(1)
    記載の車両用ウインドウモールディング。
  3. 【請求項3】側部モールディングの頭部座面のサイド部
    に形成された水受部が溝状である請求項(1)または
    (2)記載の車両用ウインドウモールディング。
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