JPH07502271A - 新規なbhtエーテル化合物および脂血減少及び抗アテローム性動脈硬化剤としてのこれらの使用 - Google Patents

新規なbhtエーテル化合物および脂血減少及び抗アテローム性動脈硬化剤としてのこれらの使用

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JPH07502271A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、脂血減少(hypolipidemic)及び抗アテローム性動脈硬 化(anlialherosclerolic)化合物、これらの薬剤組成物、 およびこれらの使用に関するものである。
発明の背景および従来技術 医学史が始まって以来、アテローム性動脈硬化症は重要な病気として記載されて きた。しかしながら、20世紀に、心筋梗塞がアテローム性冠状動脈硬化症や冠 状動脈血栓症とたいてい関連していることが発見されたのみであった。
1970年代に行われた疫学的研究によって、西欧の工業化された国における全 死亡数の約50%が心臓血管系の病気によって起こることが示された。
アテローム性動脈硬化症の発達における最も重要な因子は既知である。コレステ ロールおよびトリグリセリド濃度が上昇することが重要な因子であることが初期 に発見された。コレステロールおよびトリグリセリドは、いわゆるリポタンパク 質、血中濃度が上がるとアテロームが発生すると考えられているコレステロール −リッチな(cholesterol−rich)低密度(LDL)及びトリグ リセリド−リッチな(Irig17ceride−rich)超低密度(VLD L)分画の形態で輸送される。
しかしながら、これらの量に加えて、LDLの「質」もまた決定的な因子である ことが最近発見された。したがって、動物実験で、同様に高濃度なLDLコレス テロールは上昇したLDLコレステロール値を下げるために使用される薬剤の性 質によっては幾分アテローム発生の因子であることが示された。この発見の原因 は著者によっても示される、つまり、LDLの酸化を抑えることもできる薬剤は アテローム性動脈硬化症を防止するのに最も効果的である(カリニー(Care w) ら、ブロック ナショ アヵデ サイニーニスニー(Proc、 Naj 、Acxd、 Sci、 USA) 、84巻、ページ7725〜7729 ( 1987年11月))。この実験によってLDLの「質」の重要性が示された。
体内では、LDLやVLDLは、継続的に酸化されるが、この酸化はトコフェロ ールやアスコルビン酸等の天然のいわゆる抗酸化剤によって生理学的に均衡が保 たれている。しかしながら、LDL (コレステロール)やvLDL(トリグリ セリド)値が上昇すると、このホメオスタシスは破壊され、酸化が進むようにな っていく。
したがって、アテローム性動脈硬化症の発達および発現の危険性は以下の2つの 因子によって増大するニー 高濃度のいわゆるアテロームを発生させるリポタン パク質(LDLSVLDL)および −酸化物(例えば、酸化された脂質)の含量。
このため、原因となる治療は、上記の因子の両方に影響を及ぼすものでなければ ならない。
体液性の因子、つまりリポタンパク質とは別に、血管壁の細胞成分がアテローム 性動脈硬化症において重要な役割を果たしている。このため、血管内膜である、 内皮が物理的または化学的な傷害を受けた場合には、増殖インパルス(prol iferation impulse)が生じ、これによって平滑筋細胞の基礎 となる層が刺激される。このプロセスは血管形成術を行った後に内皮の傷害があ った後に特に起こる。かなり短期間の内に、増殖が誘導されることによって、血 管は梗塞が生じるくらいまで遮断される。物理的な内皮の傷害に加えて、酸化さ れたLDL等の病毒もまた重要な役割を果たす。
したがって、上記2つの可能性に加えて、内皮を保護し、平滑筋細胞の過度の増 殖を抑えることによって効果的にアテローム性動脈硬化症を防止することが望ま れる。
上記したすべての必要条件を満たす化合物は、少なくとも以下の、2つの薬理学 的に異なる作用を有する部分からなるニ ー 脂質を減少させる物質(principle)としてのニコチン酸またはこ れの適当な誘導体、 −抗アテローム性動脈硬化物質としての抗酸化剤。
ニコチン酸は、脂質に作用するのみでなく、それ自身抗アテローム性動脈硬化特 性を有するため選ばれた薬剤である。
しかしながら、投薬を目的とするためには、例えば、血液中のニコチン酸濃度が 非常に早く上昇することにょる潮紅等の、ニコチン酸の既知の副作用を避けなけ ればならない。事実、ニコチン酸の値が急激に上昇し高いことは脂質減少効果を 得るためには必要でないことが分かった。このため、低いニコチン酸濃度および 脂質の十分な減少が上記タイプの有用な化合物の主要な必要条件である。
DE 2716125号には、以下の式を有するBIT(ブチルヒドロキシトル エン)エーテル誘導体(以下MrZ 3/156と称する)が好ましい化合物と して開示さ必要な特性に関して試験したところ、非常に高いニコチン酸値(表1 参照)が観察されたため、この化合物は上記した必要条件を満たしていないこと が示された。
合成薬剤に関する広範囲に渡る、勤勉な努力によって、上記基準すべてに合うた めには必要な幾つかの構造上の必要条件があることが明らかになった。
以下の一般式を有する化合物のみが有効であることが分か7た。
本発明による化合物は、 −ニコチン酸の過度に高い値を誘導することなく脂質を減少させるのに有効であ り; −脂質及びリポタンパク質の酸化を防止するのに有効であり; −酸化されたLDLによる内皮の傷害を抑制するのに効果的であり;さらに −血管壁の平滑筋細胞の増殖を抑えるのに効果的であることが示される。
発明の目的 本発明の目的は、新規でより効果的な、脂血減少(h7polipidemic )及び抗アテローム性動脈硬化(antiijherosclsrolic)化 合物、これらの薬剤組成物、およびこれらによる高脂血症及びアテローム性動脈 硬化症の治療方法を提供することである。本発明の他の目的は、前記理論上の必 要条件を満たすこのような新規な化合物、組成物、および方法を提供することで ある。本発明のさらなる他の目的は、以下で明らかになり、さらに、本発明のさ らなる他の目的は当業者に明らかである。
発明の要約 本発明は、なかんずく、以下を単独であるいは組み合わせた、以下の概念からな るものである:以下の式を有するBHT−オメガ−ピリジル エーテル化合物( BIT−omegx−pyrid71 ether compound)がら選 ばれた化合物: 但し、m=lまたは3 m=lの際には、Σ=6〜9であり、 m=3の際には、Σ−5〜11であり、合計(Σ)= [m+n+1 (酸素の 分)]但し、ピリジン環に最も近い(CH2)。部分の2個の炭素原子間の結合 は単結合、二重結合若しくは三重結合である、 これらの製薬上使用できル(pharmaeclical17−accspja bIe)酸性の付加塩(addition 5xll) 、上記化合物及び製薬 上使用できる(pharmzceutical17−acceptable)担 体若しくは希釈剤からなる高脂血症及びアテローム性動脈硬化症を治療するのに 有用な薬剤組成物、および必要な、ヒトを含む、生きた動物に効果的な抗高脂面 (antih7pcrlipidemic)及び抗アテローム性動脈硬化(in 口ajherosclerotic)量の上記化合物を投与する段階からなる高 脂血症及びアテローム性動脈硬化症の治療方法。
、発明の一般的な記載 本発明は、活性を有する脂血減少(h7polipidemie)及び抗アテロ ーム性動脈硬化(anliajhetosclero目C)化合物としてのBH T−誘導体(ブチルヒドロキシトルエン誘導体)およびオメガ−ピリジルアルキ ル−(omegg−p7rid71alk71−)、−アルケニル−(−alk en7M 、若しくは−アルキニルーアルコール(−alkinyl−alco hol)のエーテルに関するものである。さらに詳しくは、本発明は、以下の式 を有するエーテル化合物に関するものである: 但し、m=1または3 m=lの際には、Σ=6〜9であり、 m=3の際には、Σ=5〜11であり、Σ= [m+n+l (酸素の分)] 但し、(CH2)。は必要であればピリジン環の3−位に共役する(conju gated)二重結合若しくは三重結合を有していてもよく、すなわち、ピリジ ン環に最も近い(CH2)。部分の2個の炭素原子間の結合は単結合、二重結合 若しくは三重結合である、 さらには、抗高脂面(alih7perlipidemic)及び抗アテローム 性動脈硬化(anjiajhsrogclerotic)剤として有用である、 これらの製薬上使用できる(pharmacelical17−xecepta ble)酸性の付加塩(addition 5xlt)および本発明の化合物を 有効成分として含む薬剤組成物、さらに、これらによる高脂血症及びアテローム 性動脈硬化症の治療方法。
薬理学 a)ニコチン酸の動態 調査した化合物から放出されるニコチン酸の動態をラットにおいて研究した。0 .2ミリモル/kgの投与量の試験物質を強制栄養(gavagelによって絶 食させた血中脂肪量が正常な(normolipidemic)ラットに1回投 与した。240および360分後、血液サンプルを採取して、血清中のニコチン 酸濃度をGC/MS方法を用いて測定した(n=5ラツト/時間)。
データを表1に示す。
嚢】工:薬剤を1回投与した後の全血清サンプルにおけるニコチン酸濃度(mg /l) ニコチン酸 試験化合物 時 間 時 間 3/161 0.2 0.2 3/187 0.58 0.23 3/192 0.54 0.85 3/179 0.21 0.15 3/188 0,17 0.18 3/124 0.67 0.61 3/190 0.18 0.13 3/191 0.47 0.44 3/181 0.23 0.12 b)脂質減少特性の証拠 本発明による化合物の脂質減少特性をラットのモデルで調べた。このモデルでは 0.2ミリモル/kgの投与量の試験物質を経口で絶食させた血中脂肪量が正常 な(normolipidemic)ラットに1回投与した。投与してから24 0および360分たった後、血液サンプルを採取し、トリグリセリドの濃度を標 準的な方法(つまり、GPO−PAP方法、イー メルク−システム(E、 M erck−system) 、ダーニスタット(Darnis+adt)、ドイ ツ)で調べた(n=5ラツト/測定時間)。 表2には、平均値の変化を、溶剤 (クレモフ7− (ctemophor) 、アクア デスト(aqug de sl) lこおいて30%)コントロールと比較した際の割合(%)で記載する 。
人り/賦形剤で処理したコントロールに対する1回投与後240及び360分た ったトリグリセリド濃度の平均変化(%)(Δ平均の減少) トリグリセリド 試験化合物 時 間 時 間 240− 36CI C)抗酸化特性の証拠 本発明による化合物の抗酸化特性をイン−ビトロ試験で研究した。これらの試験 において、物質を酸化される基質(不飽和脂肪酸を有する合成トリグリセリド、 すなわち、トリリルニンまたはヒトのLDL)と共にインキュベートした。イン キュベート期間後、酸化度をいわゆるチオバルビッル酸(TBA)アッセイによ って測定した。TBAは、必須酸化物の1つであるマロンジアルデヒド(MDA )と反応する。反応生成物を測光的にアッセイした。
C1)トリリルニンアッセイ 400μmのトリリルニンを、賦形剤(つまり、エタノール、0.5%の最終濃 度)または試験物質(濃度=5X10’M)を含む2mlのHAM F 10培 地と共に37℃で3時間インキュベートした(酸化を特別な触媒を含ませずに行 う)。
1mlのインキュベートしたものにおける全TBA−反応性材料の濃度を、1. 5mlの0,67% TBA溶液を0.05N NaOHに加え、1.5mlを 20%トリクロル酢酸溶液に加えることによって測定した。この混合物を60分 間沸騰した水浴上で反応させた。冷却後、吸収度を532nmで測定した。
1試験化合物当たり3つの製剤を試験した。
C2)LDLアッセイ LDL (d=1.019〜1.063)を、EDTAの添加したヒトの血漿か ら超遠心分離によって得た。
100μgのLDLを、10μMのCu2+の存在下で賦形剤(つまり、エタノ ール、0.5%の最終濃度)または試験物質(濃度: 5 X 10−5M)を 含む0.5mlのHAM F 10培地と共に37℃で24時間インキュベート した。
全TBA−反応性材料の濃度を、トリリルニンアッセイに従って測定した。
1試験化合物当たり3つの製剤を試験した。
表3a(トリリルニンアッセイ)および3b (LDLアッセイ)は、溶剤コン トロールと比較した際の平均変化(%)を表わす。
r:賦形剤で処理したコントロール製剤に対する3時間(a:トリリルニンアッ セイ)および24時間(b : LDLアッセイ)インキュベートした後のTB A−反応性材料の濃度の平均変化(%)(Δ平均の減少) コントール 00 d)酸化されたLDLの細胞毒性作用に対する内皮の保護の証拠 請静脈のヒトの内皮細胞を血管をコラゲナーゼ処理した後単離し、培養した。
アッセイ用に、細胞を1デイツシユ当たり50,000個の密度で分散し、15 %のウシ胎児血清、5%のウマ血清及び10ng/mlのECGFヘパリンを添 加したハムのF 12 / D M E M ()Iam’ s F12/DM EM)培地(割合: 4:1)で4日間培養した。
4日後、この細胞を血清を含まない培地で洗浄し、細胞毒性アッセイに使用した 。
このアッセイでは、細胞を、LDL (200μg/ml)を含む1mlのハム のF 10 (Ham’s F 10)培地(+ECGFヘパリン)中で37℃ で24時間培養した。この期間中、賦形剤、つまり、エタノール、0.5%の最 終濃度(コントロール製剤1)または試験物質(2X 10−5M)のいずれか を存在させた。平行して、1製剤をLDLを含ませないで、他の物質を含ませな いで、さらには賦形剤(0,5%エタノール)を含ませてインキュベートシ、最 大の増殖率を測定した(コントロール製剤2)。
24時間後、培地中のこのようにして得られたTBA−反応性材料の濃度を測定 したまたは細胞数を測定した。
1試験化合物当たり3つの製剤を試験した。
表4aは、適当なコントロール製剤1に対する平均変化(%)を表わす。
表4bは、適当なコントロール製剤2と比較した場合の細胞数の割合(%)を示 す。
表4a:適当なコントロール製剤1.に対するLDLと共に24時間内皮細胞を 培養した後のTBA−反応性材料の濃度の平均変化(%) (Δ平均の減少) 表4b:適当なコントロール製剤2と比較した際のLDLと共に24時間インキ ュベートした後の平均細胞数(%) ralive effect)の証拠 バルーンカテーテルを挿入したラットの大動脈から単離した後得られた、平滑筋 細胞を10%ウシ胎児血清を添加したDMEM中で培養し、継代培養した。
アッセイを目的として、1デイツシユ当たり10.000個の1回線代培養した 細胞を播き、播いてから4時間後に賦形剤(つまり、DMSo、0.5%の最終 濃度)または試験化合物(濃度:5X10’M)を含ませて3日間培養した。3 日後、細胞数を数えた。1試験化合物当たり6つの製剤を試験した。
表5は、溶剤コントロールに対する平均変化を%で示す。
衣擾−:賦形剤で処理したコントロール製剤と比較した場合の試験物質を含ませ て3日間培養した後の平滑筋細胞数の平均変化(%)(Δ平均の減少)試験化合 物 細胞数 発明の化合物の合成 本発明の化合物の調製は、オメガ−ピリジルアルキル−、アルケニル−1若しく はアルキニル−アルコールから始めて行われ、これを酢酸塩の形態の3.5−ジ ターシャリー−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジル−アルコールと反応但し、さ らなる詳細および意味については前記した通りである。
ω−ピリジル−アルキル−アルコールは、相当するハローアルキルアルコールか ら合成される、ピリジルー3−アルデヒド及びホスホニウム塩から開始するウィ ッティッヒ反応(Wi lting−rsaclion)によって調製される。
このようにして得られた不飽和ω−ピリジル−アルキル−アルコールは、直接ま たは水素添加後目的とするエーテルに変換される。
本発明は、上記化合物の製薬上使用できる酸性の付加項九イー必す%4/rSづ 七1 ’(T1し1bydropyr1nFl+または、開始ω−ピリジル−アルキル −アルコールを、3−ブロモピリジン及び相当するオメガ−アルキニルアルコー ルを反応させることによって調製してもよい。このようにして得られたω−ピリ ジル−アルキニル−アルコールは、直接または水素添加後代Iの目的とする化合 物のうちのω−ピリジル−アルケニル−またはω−ピリジル−アルキル−アルコ ールに変換される。
(3−ピリジル)−4−オクサペンチル]フェノール 12゜そ%)百Ubので みる。
式■の化合物は特に以下の化合物を含む:1.2.6−シータージヤリーーブチ ルー4−[8−(3−ピリジル)−2−オクサオクチル]フェノール 12゜6 −Di−+ e r t−bu ly 1−4− [8−D−py r i d y l) −2−oxaoc ty ll phenol■ (Mrz 3/161) 2.2.6−シータージヤリーーブチルー4−[6−(3−ピリジル)−2−オ クサヘキシル]フェノール (2゜6−Di−+ e r +−bu jy l −4−+6− D−py r i dy l) −2−oxahexy I]  phenoll(Mrz 3/187) 3.2.6−シータージヤリーーブチルー4−[7−(3−ピリジル)−2−オ クサヘプチル]フェノール ]2゜6−Di−1e r 1−bu ty 1− 4− [7−D−py r idy l) −2−oxahepjyI] ph eno ll(Mrz 3/192) 4、 (z)−2,6−シータージヤリーーブチルー4−[8−(3−ピリジル )−2−オフサオフチーツー二ル]フェノール I(x) −2,6−Di−1 e目−buj71−4−[8−D−p7+fdy1)−2−oxaoCl−7− en71]phenoll(Mrz 3/181)5.2.6−シータージヤリ ーーブチルー4− [9−(3−ピリジル)−2−オクサノニル]フェノール  12.6−Di−1e r t−bu jy 1−4− [9−D−py r  idy l) −2−oxanony ll pheno II(M r z  3/ 188) 6.2.6−シータージヤリーーブチルー4−[5−v ++ <+ll Vl ilJ’ M (J IJ 1lllllJllj ’I vA@pl;11− 1息1pLlcIIIJl+(Mrz 3/124) 7.2.6−シータージヤリーーブチルー4− [7−(3−ピリジル)−4− オクサヘプチル]フェノール 12゜6−Diier t−bu jy 1.− 4− [7−D−p7 r id71)−4−oxahept71] phen o 11(Mrz 3/190) 8.2.6−シータージヤリーーブチルー4− [9−(3−ピリジル)−4− オクサノニル]フェノール +2.6−Di−1e目−bujyl−4−[9− D−p7rid71)−4−oxanon71] phenoll(Mrz 3 /191) 9.2.6−シータージヤリーーブチルー4− [8−(3−ピリジル)−2− オフサオフチーツー二ル]フェノール (2,6−旧−jert−butyl− 4−[8−(3−pyridyl)−2−oxaoct−7−7nyl]phe noll (M r z 3/ 179)、これらのうち、2,6−シータージ ヤリーーブチルー4−[8−(3−ピリジル)−2−オクサオクチル]フェノー ルおよび2.6−シータージヤリーーブチルー4−[5−(3−ピリジル)−4 −オクサペンチル]フェノールが好ましい。
本発明の化合物の調製を詳細に説明するために以下の実施例を記載するが、これ らに制限されるものではないと考2.6−シータージヤリーーブチルー4− [ 8−(3−ピリジル)−2−オフサオクチルコツエノールの合成ステップ1 3.5−ジ−ターシャリー−ブチル−4−ヒドロキシベンジルアセテートD、  5−Dine目−bu171−4−h7drox7bcnBlacet11e) 102.1g (1モル)の無水酢酸を、0℃で118g(0,5モル)の3. 5−ジ−ターシャリー−ブチル−4−ヒドロキシベンジルアルコールを溶解した 攪拌された90m1のピリジン溶液にゆっくり加える。15分後、冷却槽を取り 除き、溶液を周囲温度でさらに2時間反応させる。
次に、この反応混合物を激しく攪拌させながら氷水中に注ぐ。15分後、沈殿物 を濾過によって収集し、水で洗浄し、乾燥した後ヘキサンで再結晶化すると、1 10g(80%)の3,5−ジ−ターシャリー−ブチル−4−ヒドロキシベンジ ルアセテート(m、p、108℃)が黄色味帯びた結晶質固体として得られる。
(C17H2603;代置(F、 W。
) 278. 2) Rf : 0.57 (Sin260;n−ヘキサン/ジエチルエーテル 3: 1) ステップ2 6−(3−ピリジル)へキサノール[6−D−Pyridyl)hexan。
150mlのトリエチレンアミン及び500m1のジクロロメタン中に45m1  (0,47モル)の3−ブロモピリジン及び52g (0,53モル)の5− ヘキシン−1−オール(5−huyn−1−of)を溶解した溶液を、アルゴン で15分間ガス抜きし、3g (4,3ミリモル)のビス(トリフェニルホスフ ィン)−塩化パラジウム(I I) [bis(triphen71phosp hine) −palladium(I I) chloride]及び450 mgのヨウ化第−銅を添加する。この混合物を3時間還流させながら加熱する。
冷却した反応混合物を1リツトルのジクロロメタンで希釈し、水及びブラインで 洗浄し、乾燥(KCO)し、濃縮し、バルブ−ツー−バルブで(bulb−t。
−bulb)蒸留(b、p、 120〜130℃10.05ミリバール)するこ とによって、63gの6−(3−ピリジル)ヘキシ−5−ノール(3−(pyr idyl)hex−5−ynoll を黄色の油として得、これを300m1の イソプロパツールに溶解し、パール−ヒドロジェネレイタ−(Parr−hyd rogenerator)において炭素について(on carbon) 6  gの10%パラジウムで16時間水素添加する。未精製物を蒸気化して(eva pors+1vely)蒸留(b、p、 120〜130°C10,05ミリバ ール)することによって、61.8g (65%)の6=(3−ピリジル)ヘキ サノールをわずかに黄色の粘性のある液体として得る。(C1□H17No ;  F、W、179゜ステップ3 2.6−シータージヤリーーブチルー4− [8−(3−ピリジル)−2−オフ サオクチルコツエノール60m1のガス抜きした、乾性アセトニトリル中に1゜ 53g (5,5ミリモル)の3,5−ジ−ターシャリー−ブチル−4−ヒドロ キシベンジルアセテート、895mg(5ミリモル)の6−(3−ピリジル)ヘ キサノール及び30mgのテトラキス(トリフェニルホスフィン)ノ々ラジウム (0) [fefrakis(triphen71phosphine)pal ladium(0)]を溶解した溶液を、窒素雰囲気下で5日間室温で攪拌する 。
溶媒を蒸発し、残留物をエーテルと飽和重炭酸塩水溶液(を出r山d aque ous bicatbonate)との間で分配し、乾燥抽出物を、濃縮後シリ カゲルのカラム−クロマトグラフィーによって分離する。2.6−−ジーターシ ヤリーーブチルー4− [8−(3−ピリジル)−2−オクサオクチル]フェノ ールの収率は59%である;緩やかに結晶化する、黄色味帯びた、粘性のある油 である(m、p、63℃)。
(C26H39No、、 ;F、W、 397.6)Rf : 0.6 (Si 0 60;n−ヘキサン/酢酸2.6−シータージヤリーーブチルー4− [6 −(3−ピリジル)−2−オクサヘキシル]フェノールの合成ステップ1 2−(3−ブロモプロピルオキシ)テトラヒドロピラン[2−(3−Bromo prop71ox7) tetrahydropyran]500m1のジエチ ルエーテル中に35g (0,251モル)の3−ブロモプロパツール及び1g のp−トルエンスルホン酸を溶解した溶液に、32.5ml (0,357モル )の3,4−ジヒドロ−2H−ピランを氷水で冷却しながら滴下して加え、溶液 を室温で2時間攪拌する。この混合物を飽和重炭酸塩水溶液(saturate d aqueous bicatb。
naje)で中和し、ブラインで洗浄し、乾燥した後濃縮することによって、5 6gの2−(3−ブロモプロピルオキシ)テトラヒドロピランを粘性のある液体 として実質的に定量的な収率で得、これをさらに精製せずに用いる。(C8H1 5BrO2;F、W、223.1) Rf : 0. 9 (S i 02 60 ; n−ヘキサン/酢酸3−(テ トラヒドロピラニルオキシ)プロピル−トリフェニルホスホニウムプロミド[3 −(Tejrah7dropyrxny1ox7) pr。
pyl−triphenylphosphoniumbromide]66.5 g (0,298モル)の2−(3−ブロモプロピルオキシ)テトラヒドロピラ ンを、500m1のアセトニトリル中に溶解した82g (0,312モル)の トリフェニルホスフィン及び1gのヨウ化テトラブチルアンモニウム(tejr gbulylammonium 1odide)と共に24時間還流する。溶媒 を蒸発した後、残留物を沸騰したジエチルエーテルと共に数回粉砕する。144 g (100%)の3−(テトラヒドロピラニルオキシ)プロピル−トリフェニ ルホスホニウムプロミドが重油として得られる。(C26H30B rNo2P  ; F、W、485.4) ステップ3 2− [4−(3−ピリジル)ブチ−3−ノキシ]テトラヒドロピラン12−  [4−D−Pyrid71) but−3−enox7] 1ejrah7dr opyrn1 300mlの乾性テトラヒドロフラン中に33.6m1(0,24モル)のジイ ソプロピルアミンを溶解した溶液に、149m1 (0,244モル;ヘキサン において15%溶液)のブチルリチウムを、78℃で窒素雰囲気下で滴下して加 える。さらに15分間攪拌した後、400m1の乾性テトラヒドロフランに溶解 した、115g (0,237モル)の3−(テトラヒドロピラニルオキシ)プ ロピル−トリフェニルホスホニウム プロミドを混合物にゆっくり加え、30分 後、19m1 (0,199モル)の新たに蒸留したピリジン−3−アルデヒド の溶液によって続けた。
次に、この反応混合物を一78℃で3時間攪拌した後、さらに16時間周囲温度 で反応させる。一般的なウオーク−アップ(work−up)の後、87g ( 79%)の2−[4−(3−ピリジル)ブチ−3−ノキシ]テトラヒドロピラン を、未精製混合物をクロマトグラフィーで分離することによって粘性のある液体 として単離する。(C14H19N O2;F、W、233. 3) Rf : 0.2 (Si02 60;n−ヘキサン/ジ工4−(3−ピリジル )ブタノール14−D−P7rid71)bulxnol1200mlのメタノ ール/水[1: 1 (v/v) ]に110g43ミリモル)の2− [4− (3−ピリジル)ブチ−3−ノキシ]テトラヒドロピランを溶解したものを2N の塩酸で酸性化し、炭素について(on cxrbon) 2gの10%パラジ ウムで16時間水素添加する。濾過後、溶媒を除去し、残った残留物を飽和重炭 酸塩水溶液(slurred *queous bicarbonan)で中和 し、生成物を様々な割合のエーテルで抽出する。未精製物をシリカゲルにょるカ ラムクロマトグラフィーで精製することによって、15. 7g (87%)の 4−(3−ピリジル)ブタノールが無色の粘性のある油として得られる。(C9 H13No ; F、W、151゜Rf: 0.2(Sio26o;n−ヘキサ ン/酢酸実施例1、ステップ3による2、6−シータージヤリーーブチルー4−  [6−(3−ピリジル)−2−オフサヘキシルコツエノールの合成 2.6−シータージヤリーーブチルー4− [6−(3−なエーテル化段階で6 2%の収率で琥珀色の油として得る。
(C24H35No2;F、W、369.6)Rf : 0.42 (S i0 2 60 ;n−ヘキサン/酢酸エチル 3:2) 実施例3 実施例1、ステップ2(4−ペンチノー1−−ル(4−pent7n−1−of )から開始する;イーアールエッチ ジョーンズ(E、 R,H,Jones) ら、オルグ シンテシス コル(Org、 5ynthesis Co11.) 、4巻、ページ755 (1963年))からステップ3による2、6−シータ ージヤリーーブチルー4− [7−(3−ピリジル)−2−オフサヘプチルコツ エノールの合成 2.6−シータージヤリーーブチルー4− [7−(3−ピリジル)−2−オフ サヘプチルコツエノールが、最終的なエーテル化段階で59%の収率で重い黄色 のシロップとして得られる。 (C,,5H37NO2;F、W、383.6) Rf : 0.49 (Sin260;n−ヘキサン/酢酸エチル 3:2) 実施例4 (z)−2,6−シータージヤリーーブチルー4−[8−(3−ピリジル)−2 −オクサオクテー7−ニル]フェノ(z)−6−(3−ピリジル)ヘキセ−5− ノール[m−6−D−pyridyl) hex−5−enol1150mlの トリエチルアミン及び500m1のジクロロメタン中に45m1 (0,47モ ル)の3−ブロモピリジン及び52g (0,53モル)の5−ヘキシン−1− オールを溶解した溶液をアルゴンで15分間ガス抜きし、3g (4,3ミリモ ル)のビス(トリフェニルホスフィン)塩化パラジウム(I I)及び450m gのヨウ化第−銅を添加する。この混合物を3時間還流させながら加熱する。
冷却した反応混合物を1リツトルのジクロロメタンで希釈し、水及びブラインで 洗浄し、乾燥(K2CO3)し、濃縮し、バルブ−ツー−バルブで(bulbi o−bulb)蒸留(b。
p、 120〜130°C10,05ミリバール)することによって、63gの 6−(3−ピリジル)ヘキシ−5−ノール[3−(pyridyl) hex− 5−ynol] を黄色の油として得、これを500m1の酢酸エチルに溶解し 、15m1のキノリンを加えた後、パール−ヒドロジェネレイタ−(Parr− h7drogenera+or)において6gのリンドラ−触媒(Lindla r cafa17st)(Pbで触媒の力が減じる(Pb−poisoned)  P d触媒)で5時間水素添加する。未精製物を蒸気化して(evapora 目vely)蒸留(b、p、 120〜130℃10.05ミリバール)するこ とによって、61g(73%)の(2)=6−(3−ピリジル)ヘキセ−5−ノ ールを無色の粘性のある液体として得る。(C,、H,5No ; F、 W、 177゜Rf: 0.21(St02 60;CH2Cl2/MeOH97:3 ) ステップ2 (z)−6−(3−ピリジル)ヘキセ−5−ノールをエーテル化反応におけるア ルコール成分として用いた、実施例1、ステップ3による(z)−2,6−シー タージヤリーーブチルー4− [8−(3−ピリジル)−2−オクサオクテー7 −ニル]フェノールの合成 (z)−2,6−シータージヤリーーブチルー4−[8−(3−ピリジル)−2 −オフサオフチーツー二ル]フェノールの収率は49%である;緩やかに結晶化 する、黄色味帯びた、粘性のある油である(m、p、44°C)。(C26H3 9No2; F、 W、 397.6)Rf : 0.4 (St02 60; n−ヘキサン/酢酸2.6−シータージヤリーーブチルー4− [9−(3−ピ リジル)−2−オクサノニル]フェノールの合成出発材料である7−(3,ピリ ジル)ヘプタツール[7−(3、pyridyl) heplanol] を、 実施例2、ステップ1からステップ4に類似した、6−ブロモヘキサノール及び ニコチンアルデヒドからのウィッティッヒールート(Wifting−role )を経て調製した。実施例1、ステップ3と同様にしてエーテル化することによ って、2,6−シータージヤリーーブチルー4− [9−(3−ピリジル)−2 −オクサノニル]フェノール(43%)を得た;琥珀色の粘性のある液体。
(C27H41No2;F、W、411.6)Rf : 0.48 (Sin2 60;n−ヘキサン/酢酸エチル 3:2) 実施例6 2.6−シータージヤリーーブチルー4− [5−(3−ピリジル)−4−オク サペンチル]フェノールの合成ステップ1 3− (3,5−ジ−ターシャリー−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパ ツール[3−[3,5−Diie目−butyl−4−h7drox7phen yl) propanol]100m1の乾性トルエン中に57.76g (0 ,2モル;トルエンにおける70%溶液)の水素化ビス(2−メトキシエトキシ )アルミニウムナトリウム[sodium bis(2−mejhoxyelh oxy)aluminium h7dride]を溶解した溶液を、機械攪拌機 (mechanical 5tirrer)、窒素の流入口を備えた冷却器、及 び500 m lの均圧の滴下漏斗を備えた1リツトルの三つロフラスコ中に調 製する。この混合物を水浴で冷却しながら攪拌し、300m1の無水トルエン中 に29゜24g (0,1モル)のメチル 3−(3,5−ジ−ターシャワー− ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ−ト[methyl 3−D、  5−di−tert−bujyl−4−h7droxyphenyl)pr。
pionale] (イオノックス(lonox) ;シェル ケミ−ゲゼルシ ャフト ミツト ベシュレンクテル ハフラング(SheII Chemi<  GmbH) )を溶解した溶液を30分間にわたりゆっくり添加する間窒素雰囲 気下に維持する。添加した後周囲温度で30分間攪拌し続けた後、80分間還流 する。反応中に粘性のあるガラス様の沈殿物を析出した、冷却した反応混合物を 、1リツトルの3Mの塩酸で注意深く急冷する。一般的なウオーク−アップの後 、油状の未精製物を蒸気化してバルブ−ツー−バルブで(bulbio−bul b) 145〜150℃(1トル)で蒸留することによって、n−へキサで再結 晶化した後25.7g (97%)の3− (3,5−ジ−ターシャワー−ブチ ル−4−ヒドロキシフェニル)プロパツールを無色の固体(m、p、 69〜7 0℃)として得る。(C17H2802; F、W、264.4)Rf : 0 .49 (S i 02 60 ; トルエン(Tol) /イソプロパツール (i−PrOH) 9 : 1)ステップ2 3− (3,5−ジ−ターシャリー−ブチル−4−ヒドロキシフェニル’)−1 −(テトラヒドロビラ二−2−ルオキシ)プロパン[3(3,5−Di−teロ ーbu f7 l−4−h7droxyphen71) −1−(Hfrahy drop7ran−2−71oB) prop!lle1120mlの無水ジク ロロメタン中に31. 06g (0゜117モル)の3− (3,5−ジ−タ ーシャリー−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパツール及び500mgの p−トルエンスルホン酸ピリジン(p7ridinium p−toluene sulphonate) (P P T S )を溶解した氷冷され攪拌された 溶液を、11.91g (0,142モル)の3.4−ジヒドロ−2H−ビラン を15分間滴下して処理し、冷却浴中にさらに60分間おいた後、室温で一晩反 応させる。さらに、この反応混合物を、飽和重炭酸塩水溶液及びブラインで洗浄 し、N a 2 S O4で乾燥し、真空中で濃縮することによって、40.7 4g (実質100%)の3−(3,5−ジ−ターシャワー−ブチル−4−ヒド ロキシフェニル)−1−(テトラヒドロビラ二−2−ルオキシ)プロパンが黄色 の油として残り、これをさらに精製せずに用いる。
(C22H3603; F、 W、 348.5)Rf : 0. 57 (S  i 02 60 ; トルエン(Toり /イソプロパツール(i−PrOH ) 9 : 1)ステップ3 3−(4−アセトキシ−3,5−ジーターシャリーープチルフェニル)−1−( テトラヒドロビラ二−2−ルオキシ)プロパン[3−(4−Ac e +ox7 −3.5−d 1−te r +−bu 171phen71) −1−(te jrab7dropyran−2−71oB) l1rOp!ne]250m1 のジクロロメタン及び250m1の50%水酸化ナトリウム水溶液中に40.7 4g (0,117モル)の3−(3,5−ジ−ターシャワー−ブチル−4−ヒ ドロキシフェニル)−1−(テトラヒドロビラ二−2−ルオキシ)プロパン及び 5.85g (16,7ミリモル)の硫酸水素テトラブチルアンモニウム(te jrabut71ammonium h7drog*n 5ulphλts)を 入れた激しく攪拌された混合物を、窒素雰囲気下で、0℃で100m1のジクロ ロメタン中に溶解した14.32g (0,140モル)の無水酢酸を滴下して 処理する。添加し終わった後、この混合物を周囲温度でさらに4時間反応させる 。一般的な抽出ウオーク−アップ(exjractive work−up)の 後、42.69g (93%)の3−(4−アセトキシ−3,5−ジーターシャ リーープチルフェニル)−1−(テトラヒドロビラ二−2−ルオキシ)プロパン が茶色の粘性のある液体として得られ、これはさらに精製せずに以下の脱保護ス テップに用いる。(C24H38o4 ; F、W、390.6) Rf : 0.52 (S Tol 60 ; トルエン(Tol) /イソプ ロパツール(i−PrOH19: 1)ステップ4 3−(4−アセトキシ−3,5−ジーターシャリーープチルフエール)−プロパ ツール[3−(4−^celox7−3.5−di−tert。
−buj71pheBl) −propanol)80mlの無水メタノール中 に14.6g (37,38ミリモル)の3−(4−アセトキシ−3,5−ジ− ターシャリー−ブチルフェニル) −1−(テトラヒドロビラ二−2−ルオキシ )プロパンを溶解した溶液を、1gのアンバーリスト 15 (amberly sl 15) (H−型(H−form))と共に45℃で2時間攪拌し、室温 で一晩放置する。この懸濁液を100m1のメタノールで希釈した後、触媒を濾 過によって除去し、濾液を減圧下で蒸発させることによって、11.53gの未 精製物が残り、これを溶離剤としてのH/Ac0E t (3: 1)のシリカ ゲルによるフラッシュクロマトグラフィー (flsshchromNogrt pby)によって精製する。6.96g (61%)の3−(4−アセトキシ− 3゜5−ジーターシャリーープチルフェニル)プロパツールを、若干黄色味帯び た油として生成物を含有する分画から単離し、これは放置すると徐々に結晶化す る(m、p、93〜95℃)。(C19H3oO3;F、W、306.4)Rf : 0.47(Si02 60;)ルエン(Tol) /イソプロパツール(i −PrOH) 9 : 1)ステップ5 2.6−シータージヤリーーブチルー4− [5−(3−ピリジル)−4−オク サペンチル]フェノール250m1のトルエン中に19.74g (64,42 ミリモル)の3−(4−アセトキシ−3,5−ジーターシャリーープチルフェニ ル)プロパツール、12. 68g (77,3ミリモル)の3−ピコリルクロ リド塩酸塩D−pieolylchloride hydrochloride )及び5gの硫酸水素テトラブチルアンモニウムを溶解した溶液を、窒素雰囲気 下でかつ水浴で外部から冷却し激しく攪拌(>40Orpm)Lながら250m 1の50%水酸化水溶液で処理する。暗色の反応混合物を室温でさらに5時間攪 拌し続ける。一般的な物(26,3g)を溶離剤としてのAc0Et/H(2: 1)のシリカゲルによるフラッシュ−クロマトグラフィーによって精製すること によって、16.9g (66%)の2.6−シータージヤリーーブチルー4−  [5−(3−ピリジル)−4−オキサペンチル]フェニル アセテートが無色 の油として得られ、これを100m1の乾性テトラヒドロフラン中に溶解し、不 活性条件下で一78℃(アセトン/ドライアイス)で100m1の無水テトラヒ ドロフラン中に1.77g (46,フロミリモル)の水素化リチウムアルミニ ウムを懸濁した攪拌された懸濁液に滴下しながら加える。この反応混合物を徐々 に暖めた冷却槽中で一晩攪拌し、40℃で2時間放置し、激しく攪拌し、氷水で 外部から冷却しながら、1.77gの水、1.77gの15%の水酸化ナトリウ ム水溶液及び最後に5.31gの水を順次注意深く加えることによって急冷する 。1時間後、得られた懸濁液を200m1のTHFで希釈し、20gのNa2S O4で乾燥し、アルミン酸塩の沈殿物をガラス濾過器による濾過によって除去し 、溶媒を減圧下で蒸発させることによって、12.9gの未精製の2.6−シー タージヤリーーブチルー4− [5−(3−ピリジル)−4−オクサペンチル] フェノールが黄色の固体として得られ、n−ヘキサン/酢酸エチルで再結晶化す ることによって、11゜49g(脱保護のステップで76%)の精製物(m、p 。
1056C)が残る。(C23H33No2 ;F、W、355゜Rf : 0 . 37 (S t 02 60 : )ルエン(Tol) /イソプロパツー ル(i−PrOH) 9 : 1)実施例7 2.6−シータージヤリーーブチルー4−[7−(3−ピリジル)−4−オフサ ヘプチルコツエノールの合成ステップ1 3−(4−アセトオキシ−3,5−ジーターシャリーープチルフェニル)−1− (トシルオキシ)プロパン(3−(4−Ace joxy−3,5−d 1−t e r t−bu t71 phen7 I) −1−(ton foxy)  p ropxne]125m1の無水ピリジンに溶解した、8.41g(27, 44ミリモル)の3−(4−アセトキシ−3,5−ジ−ターシャリー−ブチルフ ェニル)−プロパツール(実施例6、ステップ3からステップ4を参照)に、5 .49g(28,80ミリモル)のp−塩化トルエンスルホニル(p−tolu ene 5uphonyl chloride)を0℃で加える。この反応混合 物を上記温度で1.5時間攪拌し、冷蔵庫の中で一晩貯蔵し、一般的な方法で抽 出によるウオーク−アップを行う(work−up extractively )。未精製の3−(4−アセトオキシ−3,5−ジ−ターシャリー−ブチルフェ ニル)−1=(トシルオキシ)プロパンを、溶離剤としてのn−ヘキサン/Ac 0E t (4: 1)のシリカゲルによるフラッシュクロマトグラフィーによ って精製することによって、8゜28g (66%)の精製されたトシル塩(t os71i1e)が無色の粘性のある液体として得られる。(C23H36S0 5 ;F。
W、460. 6) Rf : 0.42 (S i02 60 ; トルエン(Tol) /イソプ ロパツール(i−PrOH) 9 : 1)ステップ2 2.6−シータージヤリーーブチルー4− [7−(3−ピリジル)−4−オキ サヘプチル]フェノール30m1の無水THF及び3.5mlの乾性HMPA中 に3.66g (26,68ミリモル)の3−(3−ピリジル)プロパツールを 溶解した溶液を、0℃の不活性雰囲気下で35m1の無水THF中に2.56g  (60%油状懸濁液、53.33ミリモル)のNaHを懸濁した攪拌された懸 濁液にシリンジで加えた後、2時間還流した。次に、ナトリウムアルコラード溶 液を0℃に再冷却し、35m1の無水THF中に溶解した10.68g (23 ,19ミリモル)の3−(4−アセトオキシ−3,5−ジ−ターシャリー−ブチ ルフェニル)−1−(トシルオキシ)プロパンを添加した後、2時間還流し、室 温で一晩攪拌する。一般的なウオーク−アップ(work−up)の後、未精製 物(9,88g;茶色の油)をシリカゲルによるフラッシュクロマトグラフィー によって精製し、n−ヘキサン/酢酸エチル(3: 1)で溶出することによっ て、2.88g (62%)の2,6−シータージヤリーーブチルー4−[7− (3−ピリジル)−4−オクサヘプチル]フェノールを琥珀色の油として得る。
(C25H37No2 ; F、W、383.6)Rf: 0.44(SiO2 60;n−ヘキサン/酢酸エチル 3:2) 実施例8 2.6−シータージヤリーーブチルー4− [9−(3−ピリジル)−4−オフ サノニルコツエノールの合成2.6−シータージヤリーーブチルー4− [9− (3−ピリジル)−4−オフサノニルコツエノール5−(3−ピリジル)ペンタ ノール[5−D−pyridyl)pentanol] (g製:実施例1、ス テップ2を参照)から開始し、4−ベンチノー1−−ル(4−penj7n−1 −ol) (イーアールエッチ ジョーンズ(E、R,Il、 Jonsg)ら 、オルグ シンテシスコル(Org、 57nlhesis Co11.)、4 巻、ページ755 (1963年))から開始し、上記したのと同様のエーテル 化(実施例7を参照)することによって、57%の収率で2゜6−シータージヤ リーーブチルー4− [9−(3−ピリジル)−4−オフサノニルコツエノール を黄色味帯びた粘性のある油として得る。(C27H4,No2 ; F、W、 411゜Rf : 0.52 (Sin260;n−ヘキサン/酢酸エチル 3 :2) 実施例9 2.6−シータージヤリーーブチルー4− [8−(3−ピリジル)−2−オフ サオフチーツー二ル]フェノールの合実施例1、ステップ2(水素添加ステップ を除く)からステップ3にしたがって、2.6−シータージヤリーーブチルー4 − [8−(3−ピリジル)−2−オフサオフチーツー二ル]フェノールが、最 終段階で62%の収率で黄色の粘性のある油として得られる。(C26H35N  O2; F 。
W、393. 6) Rf : 0.48 (S 1o260 ;n−ヘキサン/酢酸エチル 2:1 ) 酸性の付加塩 従来方法による酸性の付加塩の形成に適している酸としては、以下の一連の無機 酸:塩酸、臭化水素酸、メタンスルホン酸、イソチオン酸(isothioni c xcid) 、硫酸、燐酸、及びスルファミド酸、および以下の一連の有機 酸:酢酸、プロピオン酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、蓚酸、及 び安息香酸が挙げられる。塩酸、クエン酸、及びマレイン酸が好ましい酸である 。前記したように、また、従来技術ではそうであるように、他の製薬上使用でき る酸性の付加塩を必要であれば調製してもよく、また、一つの酸性の付加塩を、 一つの塩、例えば、塩酸塩を中和し、異なる無機若しくは有機酸で再度酸性にす ることによって他に変換し、他の製薬上使用できる酸性の付加塩を調製して本発 明による化合物を、本発明の活性化合物に製薬上使用できる担体若しくは希釈剤 を加えることからなる薬剤組成物に加工してもよい。このような組成物は、経口 または非経口の経路で、生きた動物、特に生きたヒトに投与することができる。
例えば、経口投与用の固体の製剤または薬剤組成物は、カプセル、錠剤、火剤、 粉末、若しくは顆粒の形態を取る。このような固体の薬剤配合物において、活性 物質またはこのプロドラッグを、蔗糖、乳糖、澱粉、タルク、若しく合成或いは 天然ガム等の少なくとも1つの製薬上使用できる希釈剤若しくは担体、ゼラチン 等のバインダー、ステアリン酸ナトリウム等の滑剤、および/または炭酸水素ナ トリウム等のディスインチグランド(dislntegrant)と混合する。
一定の放出効果を可能するために、ハイドロコロイド(kydrocolloi d)等の物質または他のポリマーを薬剤組成物中に導入してもよい。従来技術と 同様にして、滑剤や緩衝剤等の物質をさらに加えてもよい。錠剤、火剤、または 顆粒に、必要であれば、腸内で溶解するような被覆(enjCric coat ing)を施してもよい。経口投与用の液体は、水等の一般的に用いられる不活 性希釈剤を含む、リポソーム、エマルジョン、溶液、若しくは懸濁液の形態を有 する。
さらに、このような液状の薬剤組成物は、浸潤剤、乳化剤、分散助剤、若しくは 一般的な界面活性剤、さらには甘味料、香味料(flavoring) 、若し くは芳香物質(fragr*nce−impgrting 5ubrtanCe )をも含むものであってもよい。
非経口投与用の製剤は、他の中でも、滅菌した水溶液若しくは非水溶液、懸濁液 、リポソーム、またはエマルジョンであることが好ましい。これらのうちの多く はこのような形態を有する薬剤組成物ではすでに既知である、物質を、製薬上使 用できる希釈剤若しくは担体材料としてさらに用いてもよい。
目的とする使用形態および処置期間によっては、本発明の製剤における活性化合 物の正確な投与量は変化し、特に担当の医師または獣医が適当であると考える量 となる。本発明の活性剤は他の薬理学上活性のある物質による投与と組み合わせ てもよいことは明らかである。
本発明の組成物において、組成物中の活性物質(複数を含む)の割合は、本発明 の活性成分またはこれのプロドラッグによって効果的な量が得られるまたは提供 される、つまり適当な効果的な投与量が使用された投与量と一致している限り、 広範囲に変化する。様々な投与形態さらには様々な特有の活性化合物を、同時期 成いは同時期付近に、または同じ薬剤組成物或いは配合物中に投与してもよいこ とは明らかである。
治療方法 前記したように、本発明の化合物は、特に、経口若しくは非経口投与を目的とす る、薬剤組成物または配合物の形態が好ましく、正確な特有の投与量さらには所 定の期間における毎日の投与量は、担当の医師または獣医の方針に従った確立さ れた医学的なおよび/または獣医学的な原則によって決定される。
経口投与が好ましいが、経口および非経口投与に加えて、直腸および/または静 脈内投与を用いてもよく、投与量は通常非経口投与に用いる際には少なくなると 考えられる。
繰り返し投与する形態では10当たり約1〜3gの量が好ましい。個々の場合に よって異なるが、1日当たり約0゜5〜10gのより広い範囲を用いてもよい。
500mgの活性成分が錠剤に使用するのに特に適していることが分かったが、 特有の投与量は約200から1,000mgまでを変化し、当然、錠剤に使用す る際に指摘された500mgを例えば、1日に1〜3回経口投与してもよい。い うまでもないことであるが、上記で指摘したように1日当たり1〜3gの毎日の 経口投与伝が必要である際には、1個以上の錠剤を1回に投与してもよい。
前記した通り、本発明の化合物またはこれのプロドラッグは、様々方法で、例え ば、カプセルや錠剤による経口で、滅菌された溶液若しくは懸濁液の形態による 非経口で、またはペレット植込みによって、さらには場合によっては滅菌した溶 液の形態による静脈内で、生きたヒトを含む、生きた動物に投与する。他の明ら かな投与形態としては、皮膚による、皮下による、頬による、筋肉内による、及 び腹腔内によるものがあり、さらに特殊な投与形態は担当の医補正書の写しく翻 訳文)提出書(特許法第184条の8)平成 6年 6月16凋

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下の式のBHT−オメガ−ピリジルエーテル化合物(BHT−omega −pyridyl ether compound)から選ばれた化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼但し、▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、m=1または3 m=1の際には、Σ=6〜9であり、 m=3の際には、Σ=5〜11であり、合計(Σ)=[m+n+1(酸素の分) ]であり、但し、ピリジン環に最も近い(CH2)n部分の2個の炭素原子間の 結合は単結合、二重結合若しくは三重結合である、およびこれらの製薬上使用で きる(pharmaceutically−acceptable)酸性の付加 塩(addition salt)。
  2. 2.以下から構成される群から選ばれた請求の範囲第1項に記載の化合物: 2,6−ジ−ターシャリー−ブチル−4−[8−(3−ピリジル)−2−オクサ オクチル]フェノール(Mrz3/161)、 2,6−ジ−ターシャリー−ブチル−4−[6−(3−ピリジル)−2−オクサ ヘキシル]フェノール(Mrz3/187)、 2,6−ジ−ターシャリー−ブチル−4−[7−(3−ピリジル)−2−オクサ ヘブチル]フェノール(Mrz3/192)、 (z)−2,6−ジ−ターシャリー−ブチル−4−[8−(3−ピリジル)−2 −オクサオクテ−7−ニル]フェノール(Mrz3/181)、 2,6−ジ−ターシャリー−ブチル−4−[9−(3−ピリジル)−2−オクサ ノニル]フェノール(Mrz3/188)、 2,6−ジ−ターシャリー−ブチル−4−[5−(3−ピリジル)−4−オクサ ペンチル]フェノール(Mrz3/124)、 2,6−ジ−ターシャリー−ブチル−4−[7−(3−ピリジル)−4−オクサ ヘブチル]フェノール(Mrz3/190)、 2,6−ジ−ターシャリー−ブチル−4−[9−(3−ピリジル)−4−オクサ ノニル]フェノール(Mrz3/191)、および 2,6−ジ−ターシャリー−ブチル−4−〔8−(3−ピリジル)−2−オクサ オクチ−7−ニル]フェノール(Mrz3/179)。
  3. 3.2,6−ジ−ターシャリー−ブチル−4−[8−(3−ピリジル)−2−オ クサオクチル]フェノールである請求の範囲第1項に記載の化合物。
  4. 4.2,6−ジ−ターシャリー−ブチル−4−[5−(3−ピリジル)−4−オ クサペンチル]フェノールである請求の範囲第1項に記載の化合物。
  5. 5.効果的な抗高脂血(antihyperlipidemic)及び抗アテロ ーム性動脈硬化(antiatherosclerotic)量の請求の範囲第 1項から第4項のいずれかに記載の化合物を有効成分として含む抗高脂血および 抗アテローム性動脈硬化薬剤組成物。
  6. 6.効果的な抗高脂血及び抗アテローム性動脈硬化量の請求の範囲第1項から第 4項のいずれかに記載の化合物を患者に投与する段階からなるヒトまたは動物の 患者の高脂血症およびアテローム性動脈硬化症の治療方法。
  7. 7.以下の式の化合物または例えば、酢酸塩等の低級アルカノエート(alka noate)またはトシル塩(tosylate)等の脂肪族若しくは芳香族ス ルホン酸塩等のこれらのエーテル化誘導体(etherifying deri vative)を:▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、mは請求の範囲第1項に記載したものと同様であり、Rは水素原子ま たは例えば、エステル化基(esterifying group)、好ましく はアセチル基等の低級アルカノイル基である、O−保護基(O−protect ing group)である)、以下の式の化合物または例えば、塩化物等の相 当するハロゲン化物またはナトリウムアルコラート等のアルカリ金属アルコラー ト等のこのエーテル化誘導体(etherifying derivative )と反応させ: HO−(CH2)n−3−Pyr (ただし、nおよび−3−Pyrは請求の範囲第1項に記載したものと同様であ り、−(CH2)n−部分は、nが1より大きい際には、ピリジン環と共役した (conjugated)シス或いはトランスの二重結合若しくは三重結合を有 する)、さらに、必要である若しくは望むならば、以下の段階のいずれかからな る請求の範囲第1項に記載の化合物の調製方法:− i)O−保護基であるRの除去; ii)単結合または二重結合を生じさせるために−(CH2)n−部分中に存在 する二重結合または三重結合の水素添加;および iii)酸性の付加塩の形成および/または一つの酸性の付加塩の他への変換。
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