JPH07500816A - 遷移金属窒化物錯体からなる特に脳向性を有する放射性医薬化合物及びその製造方法 - Google Patents

遷移金属窒化物錯体からなる特に脳向性を有する放射性医薬化合物及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 遷移金属窒化物錯体からなる特に脳内性を有する放射性医薬化合物及びその製造 方法〔技術分野〕 本発明は、M三N部分(Mは遷移金属を表す)を有する遷移金属の窒化物錯体を 含有する特に脳内性(cerebral tropism)を有する放射性医薬 化合物(radiopharmaceutical product)に関する 。
〔背景技術〕
本明細書では、遷移金属とはd殻か部分的に満たされ、その金属の通常の酸化数 を有する金属のことであると理解されたい。これは、18の欄を有する、元素の 周期表の第1II〜第X[1周期を満たす元素に関する。
例えば、これらの金属は、Tc、Ru、Co5Pt、Fe、Os、T r、W。
Re、Cr、Mo、Mn、Ni、Rh、Pd、Nb及びTaである。
テクネチウムニ1〜ルロ錯体(Technetium n1truro com plex)は、J、バラダス(Baldas)その他による次の文献に記載され ている:国際特許出願WO−85103063、及び次の題名の本、[化学及び 核医学におけるテクネチウムJ(Technetium in Chemist ry and Nuclear Medicine) (M、ニコリ−(Nic ol 1n堰j、G。
パン]・す(Bandoli) 、U、7ン(Mazzi)編集、ベローナ、コ ーチン(Cort 1ne) Int。
1986年、第103頁〜108頁。
これらの文献には、99mTcNCLに対する置換反応によりテクネチウムニト ルロ錯体を製造することか記載されており、これらの錯体は放射性医薬化合物と して用いることかできるものとして特定化されているか、これらの文献は、これ らの錯体の人間の体中ての固定に関する結論的結果に対しては何も与えておらず 、従って、成る器官、特に脳に関するそれらの向性についての指示は与えていな い。更に、試験されたりガントは、主にンエチレントリアミンペンタアセテート (DTPA) 、ノスホスホネートメチレン(MDP)、システィン(CYS) 、グルコネート(GLUC) 、エタン−1−ヒト冶キシ−1,I−ンスホスホ ネ−1−(EHDP)、N−(2,6−シメチルフエニルカルバモイルメチル) イミノジアセテ−1−(HIDA) 、N−(2,6−ノイソプロビルフエニル カルハモイルメチル)イミノジアセテ−1−(P I F IDA) 、及びジ メルカプトスクシ不−1−(DMSA)である。
脳の光学的造影に用いることかできる放射性医薬化合物は、就中、ヘマト−エン セファリックバリア(hematoencephal ic barrier) を通過することができ、比較的短時間内に高濃度で脳内に固定蓄積し、そこに検 査か行えるだけの充分な時間留まっていることができる成る特性を有する必要が ある。
これらの特性を存するテクネチウム中性錯体は、文献EP−A−0394126 、EP−A−163119、EP−A−0279417、EP−A−01948 43、及びPR−A−2651232に記載されている。
文献EP−A−194843、EP−A−163119、FR−A−26512 32、及びEP−A−0394126で用いられている錯体は、アミノセト(c eto)又は千オール酸を有するりiJンドを含み、それらはTcOの如き放射 性金属イオンに結合させることかできる。これらの文献はテクネチウムニトルロ 錯体は取扱っていない。
しかし、文献EP−AO279417は、脳の光学的像を形成するために用いる ことかできるニトルロ錯体(nitruro complex)を形成するよう にTc=N構造に結合することかできるエステル置換基をイfするジアミノジチ オールリガンドに言及している。
文献WO−90106137にも、心臓への向性を有する放射性医薬化合物とし て用いることかできる遷移金属窒化物錯体か記載されているか、この文献の実施 例の錯体て得られている生体分布結果は、それらか脳によっては殆と保持されて いないことを示している。
しかし、同じ種類の他の放射性医薬化合物について行なった研究によれば、それ らの成るものは例えば、脳を検査するシンチスキャナー(scintiscan ner)を用いるための脳内性を有する診断剤又は治療剤として用いることを可 能にする満足すべき性質を存することか判明している。
〔発明の概要〕
本発明は、次の式を満足する遷移金属の錯体を含有する新規な放射性医薬化合物 に関する (MEN)L’ L2 (1) 式中、J、l及びL2は、同しか又は異なり、次の式を満足する:式中、R1及 びR2は、同しか又は異なり、1〜10個の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖ア ルキル基、場合によっては一〇−R3、−00CR3、−COOR’ 、−0C NR’ R’ 、又は−NR’R’(式中、R″は1〜5個の炭素原子を有する 直鎖又は分岐鎖アルキル基てあり、R4及びR5は、同じか又は異なり、水素原 子又は1〜5個の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖アルキル基である。)の群か ら選択された少なくとも一つの基によって置換されているアルキル基を表し、或 はR1及びR2は一緒になって炭化水素化環(hydrocarbonated cycle )を形成し、場合によっては一つ又は幾つかのへテロ原子を含み、 場合によっては一0R3、−COOR3、−00CR” 、−0CNR’ R5 、又は−NR’ R5(式中、R3、R4、及びR5は上で定義した通りである 。)から選択された少なくとも一つの基によって置換された炭化水素化環を形成 していてもよく、 −■及びWは、同しか又は異なり、0、S、又はSeを表し、−XはC,N−C ,P、又は△Sを表し、−1、m、及びnは、同しか又は異なり、0又はlに等 しく、但しm及びnは、XかCを表す時、0に等しく、mはXかN−C,P又は Asを表ず時、1に等しく、R1叉はR2は、XかN−Cを表す時、−NR’  R’、−0OCR3、又は−COOR”によって置換されたアルキル基である。
R1及びR2か一緒になって、場合によっては一つ又は幾つかのへテロ原子を含 む、炭化水素化環をXと共に形成し、この環の原子数は、Xの原子を含めて、一 般に5〜7である。
本発明の放射性医薬化合物では、J!!移金属二トルロ錯体は種々の型を有する 。
例えは、本発明の第一の態様によれば、リガンドL1及びL2はジチオカルバメ ート型であり、次の式を満足する 式中、R’又はR2は−NR” R’ 、−00CR’ 、又は−COOR2に よって置換されたアルキル基である。 好ましくは、1及びnはOに等しい。一 般的に言って、R1は−NR’R’又は−COOR”によって置換されたアルキ ル基であり、R2はアルキル基又は−COOR’によって置換されたアルギル基 である。
例として、L’及びL2は次の式を満足する:式中、R2はエチル又はメチル基 であり、Rはメチル、エチル、又はプロピル基である。
本発明の第二の態様によれば、リガントL1及びR2は次の式を満足する二式中 、R1及びR2は一緒になって、場合によってはC0OR’基によって置換され た、炭化水素化環を形成する。
によって形成された炭化水素化環は、窒素原子を含めて、例えば5〜7個の原子 を有する。
そのようなりガンl’の例として、次の式を満足するものを挙げることかできる 。
本発明の第三の態様によれば、リガントL1及びR2は次の式を満足する。
式中、R1及びR2はアルキル基であり、場合によっては置換されているアルキ ル基である。
l及びnは0に等しく、リガン1−L1及びR2はジチオホスフィネート型であ る。
ジチオホスフィ不一トリガンI・は、次の式を満足するものであってもよい:こ の第三の態様ては、Ll及びR2は同しか又は異なっている。
本発明のこの第三の態様では、I =n= 1、リガンドし+及びR2がジチオ ホスフェート型である場合、次の式を満足する:式中、■及びWは0、S、又は Seてあり、例えば0てあり、R1及びR1は上て与えた意味を有する。
本発明の第四の態様によれは、Ll及びR2はジチオカルボキシレート型であり 、次の式を満足する・ 本発明の錯体ては、用いられる遷移金属は、特にその放射性医薬化合物の用途に 依存する。
例えは、その化合物を診断のために用いたい場合には、比較的寿命の短いテクネ チウム99mの如き放射性遷移金属を用いる。
放射性医薬化合物を治療のために用いたい場合には、治療に有効な放射線を放出 し、寿命の長い、レニウム、例えばRe−186又はRe−188の如き遷移金 属を用いる。
本発明で用いられるテクネチウムニトルロ錯体は、バラダメ法により製造しても よい。しかし、それらは病院で実施し易く、一層大きな収率を与える結果になる 一層簡単な方法によって製造するのか好ましい。
この方法は、次の連続的段階を4丁する・l) 遷移金属Mの溶解した酸素含有 化合物(oxygenous compound)を、次のもの・ a) 場合によっては置換された、脂肪族及び芳香族のポリホスフィン及びボス フィンからなる群から選択された第一反応剤、及びb) アンモニウム窒化物又 は医薬的に許容出来る金属及び構造・\N−N/ 〔式中、Nは水素原子及び(又は)−価有機基に結合しているか、或はNの一つ か二価の有機基の炭素原子に二重結合により結合している場合、他のNは水素原 子及び(又は)−価の有機基に結合している。〕を有する窒素含有リガントから 選択された第二反応剤、と反応させ、2) 第一段階で得られた中間生成物を、 式:(式中、R1、R2、V、W、1、m、n及びXは上で与えた意味を有し、 R6はアルノJり金属(alkaline metal)イオン、H′″又はN H4”であり、pは0、又は1〜5の範囲の整数に等しい。)を満足する化合物 と反応させる。
この方法を遷移金属としてテクネチウムを用いて実施する場合、遷移金属の酸素 含有化合物はアンモニウム又はアルカリ金属のペルテクネテートにすることがで きる。遷移金属カルニウムの場合、アンモニウム又はアルカリ金属のベルレネ− 1−を用いることかできる。
本方法の第一段階では、第一のテクネチウムニトルロ錯体がこのようにして製造 され、それを次に式(X11)の化合物と反応させ、この化合物によって第−及 び第二の反応剤を交換させる。
反応を実現するために、第−及び第二反応剤を無菌的に容器に導入し、次に必要 な量の遷移金属酸素含有化合物、例えばテクネチウム99mベルチクネートを、 酸又は塩基を添加することによりpHを適当な値に調節した後、添加する。次に 反応を周囲温度又は50〜100°Cの一層高い温度で行う。用いられる温度及 びpHは、特に第二反応剤に依存する。一般的に言ってこれは2〜7のpHて行 われる。
第一段階では、水性、アルコール性、又はヒドロアルコール性の溶液の形の第− 及び第二反応剤を用い、これらの溶液を遷移金属の酸素含有化合物に単に添加す ることがてきる。
第二段階では、第一段階で得られた生成物を、一般に7より大きいpHを有する 水性溶液、例えは炭酸−炭酸水素ナトリウムパラF(pad)又はプラグ(pl ug)の中に入れた式(Xmの化合物と反応させる。
この第二段階ては、化合物(Xl+)のアルコール性又はヒドロアルコール性の 溶液を用いることができる。
ニトルロ錯体を形成させるのに用いられる第一反応剤は、場合によって置換され た、脂肪族及び芳香族ポリホスフィンから選択されたドナー燐原子を存するを機 リガンドである。
用いることかできるホスフィンは、次の式を満足する・式中、R7、Re及びR 1よ、同しか又は異なり、水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、 又はアミ人アミド、シア人スルホン酸基、クロロ、フルオロ、又はカルボン酸基 から選択された基によって置換されたアルキル又はアリール基を表す。
この神類のボスフィンの例として、それらはトリフェニルホスフィン、トリスル ホン酸化1〜リフエニルホスフイン、ジエチルフェニルホスフィン、l−リエチ ルホスフィン、1ヘリメチルホスフイン、及びトリス(2−シアノエチル)ホス フィンP (C)1.−CH2CN)、である。 第一段階では、第二反応剤と してアンモニウム又はアルカリ金属の窒化物、例えば、窒化ナトリウム、或はヒ ドラジン及びその誘導体の如<N−N1M造を有する窒素含有リガントを用いる ことかできる。
この型の多くの種類の窒素含frリガンドを用いることかできる。一般的に言っ て、窒素含有(nitrogenous)リガントとして、文献WO−8910 0608に記載されているように、ジチオカルバシック アシッド(dithi ocarbazic acid)又はその誘導体の一つ、或は式: (式中、R14、R15、及びR”は、同じか又は異なり、水素原子、アルキル 基、アリール基、アルコキシ基、ヒドロキシ、カルボキシ、アミ人アミド及びメ ルカプ1〜基から選択された少なくとも一つの基で置換されたアルキル基、或は ハロゲン原子及びアルコキシ、ヒI・ロキシ、アミ人メルカプト基から選択され た少なくとも一つの基によって置換されたアリール基、及び少なくとも一つのア ルキル基で置換されたアミノ基を表し、 R”は式。
一3O3R” 又は−COR” 式中、R”はフェニル糸であり、場合によってはハロゲン原子及びアルキル基か ら選択された少なくとも一つの置換基によって置換されたフェニル基であり、そ してRl jは、水素原子、−NH2、又はアルキル基及びソア人ビ刀ジル及び −Co−NH−NI−(2基から選択された少なくとも一つの基で置換されたア ルキル基から選択された基、フェニル基、−OH,NH2及びアルキル及びアル コキシ基から選択された少なくとも一つの置換基によって置換されたフェニル基 である。) を満足する窒素含有リガントを用いるのか好ましい。
この式中、アルキル及びアルコギン基は、直鎖ても分岐鎖基てもよく、好ましく メチル又はメトキシ基の如く1〜4個の炭素原子を有するものである。
アリール基は、フェニル及びナフチル基の如く、一つの水素原子を除いた核から 誘導された基である。
前述の式を満足するりガン1−を使用することは、周囲温度で第一段階を行い、 中間生成物を形成し、次にこの中間生成物と第二リガンドとの反応によって少な くとも95%の放射化学純度を存する放射性医薬化合物を製造することができる 点て有利である。
窒素含有リガンドとして用いることができるカルバシックジチオアソッド誘導体 の例として、S−メチルジチオカルバゼ−1・、S−メチル−N−メチルジチオ カルバセード、α−N−メチル−8−メチル β−N−ピリジルメチレン ジチ オカルバシック、S−メチル−β−N−(2−ヒドロキシフェニル)メチレンソ チオ力ルハセ−1−1及びα−N−メチル−8−メチル−β−N−(2−ヒドロ キソフェニル)メチレンジチオカルバシックを挙げることかできる。
周囲温度で反応を実施したい場合、第一リガントは前記式。
(式中、R14、R”、及びRI@は水素原子てあり、R17は式SO2R”  (R”は上記意味を有する)を存する基、又は式、−COH1−COCH2CH 2CONHNH2,又はを持つ基を表す。) を満足するのか好ましい。
例として、R”、R15及びR”か水素原子であり、R′7か5o2R’″を表 す場合、R”はフェニル基、p−メチルフェニル基、フェニルトリクロロ−1, 3゜5基、又はフェニルトリメチル−1,3,5基でもよい。
本発明の放射性医薬化合物は、次の段階:l) 遷移金属Mの酸素含有化合物を 溶液中で、a) 医薬的に許容出来るアンモニウム窒化物又は金属窒化物により 、又は構造 \N−N/ (式中、Nは水素原子及び(又は)−価有機基に結合しているか、或はNの一つ か二価のa機基の炭素原子に二重結合により結合している場合、他のNは水素原 子及び(又は)−価の41機基に結合している。)を有する窒素含有化合物によ り構成された窒素含有リガント、 及び b) 医薬的に許容出来る金属又はアンモニウムジチオナイトにより、又は溶液 中にイオン状態てγf在している錫([Dにより構成された還元剤、と反応させ 、そして 2) 第一段階で得られた中間生成物を、式。
(式中、R1、R2、■、〜■、1、rn、 n及びXは上て与えた意味を有し 、R8はアルカリ金属イオ入H+又はNH,’であり、pはOl又は1〜5の整 数に等しい) を満足する化合物と反応させる、 段階を含む第二の方法により製造することもてきる。
この第二の方法では、第一方法のボスフィン又はポリポスフィンを用いる代わり に、錫(11)により、又は医薬的に許容出来る金属又はアンモニウムジチオナ イトにより構成された還元剤を用いる。
このことは、錫及び塩化錫のような化合物の毒性及び生物学的影響かよく知られ ているので、テクネチウム系化合物のQllき新規な放射性医薬化合物の認定を かなり簡+Bi化するものであり、第一の方法のホスフィン及びポリホスフィン の場合にはこれは当てはまらない。
実際、錫はピロホスフェート、メチレンジホスホネート、及びヒドロキシメチレ ンンホスホネ−1・型テクネチウム錯体を製造するために長い間使われてきた。
更に、i (II)化合物及びシチオナイi・は一般に水に可溶性であり、その ため遷移金属二トルロ錯体の製造か簡単になる。なぜなら、水溶液中て行うこと かでき、人や生き物にそれを投与するのに適当な媒体中に入れて行うことかてき るからである。
この第二の方法では、二つの反応を連続的又は同時に行うことができる。
しかし、二つの反応を連続的に行うのか好ましい。
この第二の方法は、特に用いる還元剤、窒素含有リガンドの選択、及び第二段階 で用いる化合物(Xll)に依存する異なった方法て行うことがてきる。
この第二方法の第一の態様によれば、錫(11)を還元剤として用い、窒素含有 リガン1〜の存在下で、場合によっては更に化合物(X11)の存在下て錫をイ オン状態に保つことかできる一種類又は数種類の反応剤の溶液中に導入し、窒素 含有リガント又は化合物(Xll)と共に形成され易い錫錯体の沈澱を起こさな いようにする。
例えは、錫塩([I)の陰イオンか、溶液中に存在する他の反応剤、即ち窒素含 有リガンド及び場合によっては化合物(Xll)よりも錫に対し一層大きな錯化 力を存する場合には、その錫塩の形の錫を導入することかできる。
例として錫塩は酒石酸塩又はfg酢酸錫ちよい。
錯化剤て、窒素含有リガント及び、場合によっては第二段階で用いられる化合物 (Xll)の錯化力よりも大きな、錫に対する錯化力を有する錯化剤を同時に溶 液に添加するならは、他の錫塩、特に塩化錫の溶液として、錫(11)を導入し 、それをイオン状態に保つこともできる。
この場合、塩化錫(XX)及び適当な錯化剤を、遷移金属酸素含有化合物及び窒 素含ずfリガン)・の溶液に添加する。
用いることかできる錯化剤の例は、アンモニウム又はアルカリ金属ピロホスフエ ート、アンモニウム又はアルカリ金属グルコヘプトネート、アンモニウム又はア ルカリ金属ジエチレントリアミノペンタアセテート、アンモニウム又はアルカリ 金属エチレンジアミノテトラアセテート、アンモニウム又はアルカリ金属ジアミ ノ−1,2プロパンN、N、 N’ 、 N’−テトラアセテ−1〜、アンモニ ウム又はアルカリ金属グルコ不−1−、アンモニウム又はアルカリ金属メチレン ジポスボネート、アンモニウム又はアルカリ金属ヒトロキシメチレンソホスポネ ート、及びアンモニウム又はアルカリ金属シ]・レートである。
この第二方法の第二の方lムによれば、還元剤は医薬的に許容出来る金属又はア ンモニウムジチオナイトである。
医薬的に許容出来る金属ジチオナイトは、特にナトリウムシチオナイトの如きア ルカリ金属のンチオナイj・である。
前から分かっているように、遷移金属の酸素含有化合物、窒素含有リガンド、及 び還元剤の間の反応は、pHを適当な値に調節した水溶液で行うのが好ましい。
しかし、アルコール性又はヒドロアルコール性の溶液で操作することもてきる。
反応を実施するために、遷移金属酸素含有化合物の殺菌した溶液を無菌的に導入 し、窒素1仔リガント及び還元剤の殺菌溶液を前記第一殺菌溶液に添加し、前記 還元剤のpHを酸、塩基又は適当なバットを添加することにより希望の値に調節 する。次に反応を周囲温度又は例えは、50−100’cの範囲の高い温度で、 特に用いたその温度に依rYする種々の時間行うことができる。
一般的に言って、この操作は遷移金属酸素含有化合物/窒素含有リガントのモル 比を1O−7〜10−2にして行う。
この反応に続き、式(Xl+)の化合物を添加し、それを周囲温度又は例えば、 モノクローナル抗体の場合、37〜45°Cの一層高い温度で、特に用いられる 温度に依存した種々の時間反応させることができる。従来のリガントては、周囲 温度を越える温度を用いてもよく、50−100″Cにすることができる。
一般的に言ってこの操作は遷移金属酸素含有化合物/式(Xl+)の化合物のモ ル比を10−7〜10−2にして行うことかできる。
この第二段階では、溶液のpHを、適当に調節したpHを有する水溶液中に化合 物(Xl+)を導入することにより適当な値に調節することもてきる。
この第二段階を、用いられた化合物(Xl+)と錫との反応を防ぎ、特に沈澱物 の形成を防ぐことかできる錯化剤の如き他の添加剤の存在下で行うこともできる 。
前に述へたように、この第二段階は水溶液で行うのか好ましいが、アルコール性 又はヒドロアルコール性の溶液中で行うこともでき、第一段階と第二段階とを異 なった溶液で行うことさえてき、例えば、第一段階を水溶液で、第二段階をアル コール性又はヒドロアルコール性の溶液中で、或はそれを逆にして行うこともて きる。
本発明の放射性医薬化合物を診断のために用いたい場合には、一般に使用時にそ れを調製することか必要である。 本発明は、心臓向性を有する放射性医薬化合 物を調製するためのキットにも関し、それは。
−ホスフィン、又は医薬的に許容出来る金属ジチオナイト、アンモニウムジチオ ナイト、及びイオン状態のm (11)から選択された還元剤の入った第一フラ スコ、 −窒化アンモニウム、医薬的に許容出来る金属の窒化物、及び窒素含有 リガントの入った第二フラスコ、及び(式中、R’、R”、V、W、I、m、n 及びXは上で与えた意味を有し、R1はアルカリ金属イオン、H4又はNH,” であり、pは0、又は1〜5の整数に等しい) を満足する化合物の入った第三フラスコ、を含む。
このキラl−を用いて、核医療病院業務として、最初の二つのフラスコの内容物 を遷移金属酸素含有化合物の溶液、例えば、アンモニウム又はアルカリ性金属ペ ルテクネテートの溶液と混合し、次に得られた生成物に第三フラスコの内容物を 添加することにより直接希望の放射性医薬化合物を調製することができる。
第一、第二、及び第三のフラスコ中に存在している化合物は、夫々液体又は凍結 乾燥状態にすることかできる。
成る場合には、最ト刀の二つのフラスコの内容物を使用する前に混合することか てきる。この場合には、キットは窒化物、又はンチオカルハジックアシッド、又 はその誘導体によって構成された第二反応剤と混合したホスフィン又は還元剤の 入った一つの第一フラスコと、上記式(Xl+)の化合物の入った第二フラスコ だけを含むものになるであろう。
生成物を、例えは、静脈LIE射により生物へ投与する事を考えた場合、適切に 殺菌され、無熱(alllyrogenous)溶液を得ることかできるような 適切な製造及び実施条件を用いることか必須になる。
それら溶液を製造するために、殺菌無熱水又はアルコール性又はヒドロアルコー ル性の溶液を用い、それらの溶液を窒素中て保(Tすることかてきる。
凍結乾燥した組成物を製造するために、上て述へたのと同し条件て得られた溶液 を慣用的装置で凍結乾燥する。
本発明の放射性医薬18合物は、脳のシンチスキャニングに特に用いることかで きる。
この場合、テクネチウムニトルロ錯体を調製した後、それを検査すべき患者に注 入し、脳をシンチグラフィー(SC団(igraρ1]y)により調へる。
生成物を注入できるように、種々の反応剤の量は、得られる錯体の化学量論性に 大略相当するような量にする。最終的注入量は、特に用いられた反応剤及びそれ らの毒性に依rrする。
一般的に言って、満足ずへき結果は、体重について、005〜0.40mg/k gの範囲の反応剤全量を用いることにより得られる。
遷移金属、例えはテクネチウムの全投与量は、一般に185〜740MbQ(5 〜20ミリキユーリー)の範囲内にある。
遷移金属二トルロ錯体を投与した(L 0.5〜3時間以内に満足できる検査を 行うことかでき、それによって良好なコントラスト好な検出を行うことかできる 。
〔実施例〕
本発明の他の特徴及び利点は、次の、限定的意味を持つのではなく、例示として の実施例を読むことにより一層容易に明らかになるであろう。
(TcNDMDP)の製造 a) 中間生成物の製造 エチルアルコール中に2XIO−2モル/I (2.5mg/ml)のS−メチ ルジチオカルバセードを含有する溶液0.4mlを、ペニシリン(penici  lin)型フラスコ中に導入し、次にエチルアルコール中に2XIO−’モル /1(5mg/ml)のトリフェニルホスフィンを入れた溶液0.2ml及びI Nの塩酸0.1mlを導入した。次にナトリウムペルテクネテート(Tc99m )の溶液0.5〜1mlを添加し、反応を80°Cて30分間、又は100″C で15分間行なった。
b) 最終錯体の製造 段階a)で得られたフラスコの内容物に、酢酸ナトリウムの0. 5M, pH 5。
0のプラグ溶液1ml及び0.2M,pH5.0の酢酸パッド中に入れたナトリ ウムジメチルジチオホスフィネートの6.7XlO−2M溶液0.5mlを添加 した。
反応を周囲温度て30分間行なった。
得られた錯体の放射化学純度を、薄いシリカゲルフィルム及び溶媒としてジクロ ロメタンとトルエンとのIll混合物を用いたクロマトグラフを行うことにより 試験した。
得られた錯体は0.53±0.03のRfを持っていた。
放射化学純度か80%より低い場合には、薄膜クロマトグラフにより錯体を精製 した。この場合には、溶媒による展開後、純粋な生成物の移動位置に相当する放 射能物質をエチルアルコールにより抽出した。この精製後の最終生成物の放射化 学純度は93%に等しいか又はそれより大きいものであった。
NDEDP)錯体の製造 する溶液0.2mlを、ペニシリン型フラスコ中に導入し、次にエチルアルコー ル中に2XlO−”モル/I (5mg/ml)のトリフェニルホスフィンを入 れた溶液0.2ml及びINの塩酸0.1mlを導入した。次にナトリウムペル テクネテート(Tc−99m)の溶液0.5−1m1を添加し、反応を80°C で30分間、又は100°Cで15分間行なった。
b) 最終生成物の製造 段階a)で得られたフラスコの内容物に、0.5M、pH5,0のアセテートバ ット溶液1ml及び0.2M、pH5,0のアセテートパッド中に入れたナトリ ウムジチオホスフィネートジエチルの6X10−2M溶液0.5mlを添加した 。
反応を周囲温度で30分間行なった。
得られた錯体の放射化学純度を、薄いシリカゲルフィルム及び溶媒としてジクロ ロメタンとトルエンとの1:l混合物を用いたクロマトグラフを行うことにより 試験した。
得られた錯体は0,80±0.03のRfを持っていた。
放射化学純度は90%に等しいか又はそれより大きいものであった。
例3 ニトルロ(ジメチルシチ才ホスフイナト、ジエチルジチオホスフイナh) 99mTc (V)(TcNMEDP)錯体の製造a) 中間生成物の製造 ペニシリン型フラスコ中に次のものを導入した。
−18MBq 〜3.7GBq(100mCiで0.5)の放射能に相当するす l・リウムペルテクネテ−1−(テクネチウム−99m)の無菌溶液0.5〜m l −〇、1〜0.5Mのモル濃度及び7.4〜8のpHを有するホスフェートパッ ド1ml、 −S−メチル、N−メチルジチオカルバゼートを2XIO−”モル/+ (2゜ 7mg/ml)含有する水溶液0.1〜0.5ml、及び−塩化5 (I+)三 水塩1.8XIO−2モル/1及びピロ燐酸ナトリウム5゜6XIO−2モル/ 1含存する水溶液0.1〜0.3m10反応を周囲温度で30分間行なった。
段階a)で得られたフラスコの内容物に、0.5M、pH5,0のアセテートパ ット1ml及び0.2M、pH5,0のアセテートバットムジチオホスフィネー トの6.7XlO−”M溶液0.5ml及び0.2M,pH5、0のアセテート パット 10−2M溶液0.3mlを添加した。
反応を周囲温度で30分間行なった。
反応条件は、三つの生成物の形成を与える結果になる・二l・ルローb(ジメチ ルジチオホスフィナト)99mTc (V) 、二l・ルローb(ジエチルジチ オホスフィナト)99mTc (V)及び二)・ルロ(ジメチルジチオホスフィ ナト、ジエチルジチオホスフィナト)99mTc (V)で、後者は好ましく満 足できるものである。この生成物は、ジクロロメタン及びトルエン(1 : l )を溶媒として用い、薄膜シリカゲル−してのクロマ1−グラフにより分離する 。二つの対称錯体の位置を、基準試料を参照して印を付け、混合錯体の位置を推 測する。
この混合錯体をエチルアルコールで洗浄することによりシリカゲルから抽出する 。薄膜クロマトグラフ(CCM)による精製後の最終生成物の純度は90%よオ カルバマト)99mTc (V)(TcN−NDMMDC)錯体の製造a) 中 間生成物の製造 ペニシリン型フラスコに、水中に7.7XIO−”モル/I (5mg/m+) の窒化ナトリウムを入れた溶液0.2mlを導入し、次にIXIO−”モル/1 のトリス(2−ソアノエチル)ボスフィンを含有する溶液0.4mlを導入した 。
次に0. 5〜5mlのナトリウムペルテクネテート(99mTc)を添加し、 反応を80°Cて30分間、又は100°Cて15分間行なった。
この操作は7に近いpHて行われた。
b) 最終生成物の製造 段階a)で得られたフラスコの内容物に、INのNaOH溶液0.1ml及び0 、2M,pH7.6のホスフェートパット溶液中にN− (N.Nジメチルエチ ル75人すトリウムNーメチルジチオカルバメーI・のO.IMを入れた溶液0 。
5mlを添加した。
反応を周囲温度で30分間行なった。得られた錯体の放射化学純度を薄膜シリカ ゲル及びエタノール、クロロホルム、トルエン、及びO.1M酢酸アンモニウム の6:3:3:1の体積比の混合物により構成された溶媒を用いたクロマトグラ フを行うことにより試験した。生成物のRfは0.60±0.03であった。
放射化学的純度は9396に等しいか又はそれより大きかった。
例5.ニトルローb (N’−N. Nジエチルエチルアミノ、N−メチルジチ オカルハマト)99mTc (V)錯体の製造例1と同し操作方法を用いて中間 生成物を製造した。
最終的生成物を製造するために例4の操作方法を、7.6のpHを有する0。
2Mホスフェートバット溶液中に0. 1モル/1のN− (N.Nジエチルア ミノ)、ナトリウムシチオカルハメ−1−N−メチルを入れた溶液を用いること により行なった。
得られた錯体の放射化学純度を薄膜シリカゲル及びエタノール、クロロホルム、 1〜ルエン、o.tNt酎酸耐ンモニウムの6 3・3:lの体積比の混合物に より積数された溶媒を用いたクロマトグラフを行うことにより試験した。生成物 のRfは0.80±0.02であった。
放射化学純度は9396に等しいか又はそれより大きかった。
例6 二トルローb (N−メチレンメチルカルボキシレ−1・、N−メチルジ チオカルバ?+−)99mTc (V)錯体の製造中間生成物を例3と同し操作 方法に従って製造し、フラスコの最終生成物を次のようにして製造した 中間生成物を製造するための段階で得られたフラスコの内容物に、水中にN−メ チレンカルボキシレー1・、N−メチルナトリウムジチオカルl\メー1−を0 .5モル/1入れた溶液0.1mlを添IJI した。
反応経路はトに示す通りであると思われるニトルローb (N−メチレンメチル カルボキシレート、N−メチルジチオカルバマh)99mTc (V)(1)を 得ることができる反応は、周囲温度で10分以内で行われる。
この溶液0.25mlにジメチルスルホキッド(DMSO)1.5ml及び沃化 メチル0.2ml (3.2Xl(]”モル)を添加した。遊離力ルボキ刀しく 単数又は複数)のエステル化反応を周囲温度で30分間行った。
過剰の量の沃化メチルを窒素流中で蒸発させ、次にpH5.0の0.2Mアセテ ートパッド溶液1.5ml及びエタノール1.5mlを添加した。混合物を、一 つ又は幾つかの負電荷を仔する化合物を固定することかできるアミノ第四基を有 するポリスチレン成形イオン交換樹脂2mlの入ったカラムに移動させtこ。こ れにより中性である最終生成物(3)か最初の生成物(1)及びモノエステル副 生成物(2)から分離され、後者の二つの生成物は共に負に帯電してし)だ。
放射化学純度を薄膜シリカゲルによ頃エタノール、クロロホルム、トルエン、及 び0.1M酢酸アンモニウムの6:3:3:lの体積比の混合物により構成され た溶媒を用いたクロマトグラフにより試験した。最終生成物のRfは0.88± 0.02であった。放射化学純度は95%に等しいか又はそれより太き力1つな 。
Dawley品種雄ラットての分布を決定することにより試験した。
この場合、ナトリウムペントバルヒタルて麻酔させたラットに、1〜2゜5μC 1の放射線量に相当する体重1kg当たり15 ltモルの錯体に相当する投与 量で注射した。
錯体を注射した後5.30、又は60分後にラッl−を殺し、器官を取り出し、 各器官内に存在する放射能を決定した。
得られた結果を下の表1に示し、取り出してdI数した後の器官に見出された注 入放射能の%として表されている。
表の各四角の欄中に与えられlこ数値は平均値及び二つの極端な値を表している 。
表中には、コントラスト りに見出される注入放射能の%の比も示されている。
例8 この例では、例4及び6で得られた錯体の生物学的性質を、7.5〜8.5kg の体重のサル(Macaques Cynomolgus)の脳中に回収された 量を決定することにより試験した。
サルをケタミンで麻酔させ、4〜6mCiの放射線量に相当する、例4に記載し た生成物1 25μモル/kg及び例6に記載した生成物0.30μモル/kg に相当する投与量て注射した。
脳及び周りの器官及び組織(心臓、肺、筋肉、甲状腺、頭)中に取り込まれた放 射能の量を、注射とγ線カメラによる検査終了時との間の動的獲得量により決定 し、それにより各器官についての問題の領域を定めた。
獲得中、動物を右側姿勢で横たえた。
値は1分当たりImCi当たりのビクセル(pixel)活性度(表面単位)と して表しである。それらは放射性元素の放射性崩壊によって補正されてはいない 。
得られた結果を下の表2に示す。
例4の錯体は改良された脳/筋肉比を示し、例6の錯体は極めて良好な大脳への 固定を示すことか認められる。
本発明の放射化学的生成物は、従って脳の治療及び診断用化合物として極めて有 利である。
例9 ニトルローb (N−メチレンエチルカルボキシレ−1−,N−メチルジ チオカルバマド)99mTc (V)錯体の製造中間生成物を例3と同し操作方 法に従って製造し、次に最終生成物を次のようにして製造した。
中間生成物を製造するための段階で得られたフラスコの内容物に、水中にN−メ チレンカルボキシレー1・及びすl・リウムジチオカルバメートNーメチルを0  5モル/】て入れた溶液0.1mlを添加した。
ニトルローb (N−メチレン力ルホキシレート,Nーメチルジチオカルバマド )Tc(v)か得られる結果になる反応は周囲温度で10分以内で行われた。
この溶液0.25mlにツメチルスルホキシド(DMSO)1.5ml及び沃化 エチル0.2ml (2.5XIO−’モル)を添加した。遊離カルボキシルの エステル化反応は周囲温度で30分以内で行われた。過剰の沃化エチルを窒素流 中て蒸発させ、次に0.2M.pH=5のアセテートパット溶液1.5ml及び エタノール1.5mlを添加した。混合物を、陰イオン交換樹脂2mlの入った カラムに移動させた。これにより中性である最終生成物か最初の生成物及びモノ エステル副生成物から分離され、後者の二つの生成物は共に負に帯電していた。
放射化学純度を薄膜シリカゲルにより、水中にエタノール、クロロホルム、トル エン、及びo, +MTh酸アンモニウムを6・3:3:1の体積比で入れた混 合物により構成された溶媒を用いたクロマトグラフにより試験した。最終生成物 のRfは0.90±0 02であった。放射化学純度は80%に等しいか又はそ れルジチオ力ルハマト)99mTc (V)の製造中間生成物を例3と同し操作 方法に従って製造し、次に最終生成物を次のようにして製造した。
中間生成物を製造するための段階で得られたフラスコの内容物に、水中にN−メ チレンカルボキシレート及びN−エチルナトリウムジチオ力ルバメートを0。
5モル/1て入れた溶液0.1mlを添JJOした。
ニトルローb錯体(N−メチレン力ルホキンレート,Nーエチルジチオカルバマ ド)9 9mTc (V)か得られる結果になる反応は周囲温度で10分以内で 行われた。
この溶液0.25mlにツメチルスルホキシド(DMSO)1.5ml及び沃化 メチル0.2ml (3.2xlO−3モル)を添加した。遊離カルボキシルの エステル化反Lt:は周囲温度て30分以内で行われた。過剰の沃化メチルを窒 素流中で蒸発させ、次に0.2M,pH=5のアセテートパラ1−溶液1.5m l及びエタノール1.5mlを添IJII した。混合物を、陰イオン交換樹脂 2mlの入ったカラムに移動させた。これにより中性である最終生成物か最初の 生成物及びモノエステル副生成物から分離され、後者の二つの生成物は共に負に 帯電していた。
放射化学純度を薄膜シリカゲルにより、水中にエタノール、クロロホルム、l・ ルエン、及びO.1M酢酸アンモニウムを6:3:3川の体積比で入れた混合物 により構成された溶媒を用いたクロマトグラフにより試験した。最終生成物のR fは0.90±0.02であった。放射化学純度は92%に等しいか又はそれビ ルジチオカルハマl−)99mTc (V)の製造中間生成物を例3と同し操作 方法に従って製造し、次に最終生成物を次のようにして製造した。
中間生成物を製造するだめの段階で得られたフラスコの内容物に、水中にN−メ チレンカルボキシレート、N−プロピルナトリウムシチオカルノくメートを0。
5モル/1て入れた溶液0.1mlを添加した。
ニトルローb錯体(N−メチレン力ルホキシレート,Nープロビルジチオカルハ マh)99mTc (V)か得られる結果になる反応は周囲温度で10分以内で 行われた。
この溶液0.25mlにツメチルスルホキシト(DMSO)1.5ml及び沃化 メチル0.2ml (3.2×10−’モル)を添加した。遊離カルボキシルの エステル化反応は周囲温度で30分以内で行われた。過剰の沃化メチルを窒素流 中で蒸発させ、次に0.2M,pH5のアセテートバット溶液1.5ml及びエ タノール1 5mlを添加した。混合物を、陰イオン交換樹脂2mlの入ったカ ラムに移動させた。これにより中性である最終生成物か最初の生成物及びモノエ ステル副生成物から分離され、後者の二つの生成物は共に負に帯電していた。
放射化学純度を薄膜シリカゲルにより、水中にエタノール、クロロホルム、トル エン、及び0.1M酢酸アンモニウムを6:3:3:lの体積比で入れた混合物 により構成された溶媒を用いたクロマ]・グラフにより試験した。最終生成物の Rfは0.92±0.02であった。放射化学純度は95%に等しいか又はそれ プロビルジチオカルハマl−)9 9mTc (V)の製造中間生成物を例3と 同し操作方法に従って製造し、次に最終生成物を次のようにして製造した。
中間生成物を製造するための段階で得られたフラスコの内容物に、水中にN−メ チレン力ルホキシレート、N−プロピルナトリウムジチオカルノくメートを05 モル/lて入れた溶液0.1mlを添Drlした。
ニトルローb錯体(N−メチレンカルボキシレ−1・、N−プロピルジチオカル ハマト)99mTc (V)か得られる結果になる反応は周囲温度で10分以内 で行われた。
この溶液0.25mlにツメチルスルホキシト(DMSO)1.5ml及び沃化 エチル0.2ml (2.5XI O−’モル)を添加した。遊離カルボキシル のエステル化反応は周囲温度で30分以内で行われた。過剰の沃化メチルを窒素 流中で蒸発させ、次に0.2M.pH5のアセテ−h / ” ソト溶液1.5 ml及びエタノール1.5mlを添加した。混合物を、陰イオン交換樹脂2ml の入ったプyラムに移動させた。これにより中性である最終生成物か最初の生成 物及びモノエステル副生成物から分離され、後者の二つの生成物は共に負に帯電 して(また。
放射化学純度を薄膜シリカゲルにより、水中にエタノール、クロロホルム、トル エン、及びO.1M酢酸アンモニウムを6・3・3:lの体積比で入れtこ混合 物により構成された溶媒を用いたクロマトグラフにより試験した。最終生成物の Rfは0.92±0 02であった。放射化学純度は9596に等しいか又はそ れより大きかった。
例13:二l・ルローb錯体(3−(メチル力ルポキル−ト)ビベリジノジチオ ノJルバマト)99mTc (V)の製造中間生成物を例3と同し操作方法に従 って製造し、次に最終生成物を次のようにして製造した。
中間生成物を製造するための段階で得られたフラスコの内容物に、水中に(3− カルボキシレート)すトリウムジチオカルバメートビベリシノを0.5モル/l て入れた溶液0.1mlを添加した。
ニトルローb錯体((3−カルボキシレート)ピペリジノンチオ力ルバマト)9 9mTc (V)か得られる結果になる反応は周囲温度で10分以内で行われた 。
この溶液0.25m1にジメチルスルホキシド(DMSO)1.5ml及び沃化 エチル0.2ml (3,2XlO−’モル)を添加した。遊離カルボキシルの エステル化反応は周囲温度で30分以内で行われた。過剰の沃化メチルを窒素流 中て蒸発させ、次に0.2M、pH5のアセテートパッド溶液1.5ml及びエ タノール1.5mlを添加した。混合物を、陰イオン交換樹脂2mlの入ったカ ラムに移動させた。これにより中性である最終生成物が最初の生成物及びモノエ ステル副生成物から分離され、後者の二つの生成物は共に負に帯電していた。
放射化学純度を薄膜シリjyゲルにより、水中にエタノール、クロロホルム、ト ルエン、及び0.1M酢酸アンモニウムを6:3:3:1の体積比で入れた混合 物により構成された溶媒を用いたクロマトグラフにより試験した。最終生成物の Rfは0.94±0.02であった。放射化学純度は9596に等しいか又はそ れチオカルバマド)99mTc (V)の製造中間生成物を例3と同し操作方法 に従って製造し、次に最終生成物を次のようにして製造した。
中間生成物を製造するための段階で得られたフラスコの内容物に、水中にb(メ チレンカルホキツレ−1・)すトリウムジチオカルハメーI・を0.5モル/I 入れた溶液0.1mlを添加した。
二1−ルローb錯1本(b(メチレンカルホキツレ−1・)ジチオカルハマl− )99mTc (V)か得られる結果になる反応は周囲温度で10分以内て行わ れた。
この溶液0.25m1にジメチルスルホキシド(DMSO)1.5ml及び沃化 メチル0.2ml (3,2xlO−’モル)を添加した。遊離カルボキシルの エステル化反応は周囲温度で30分以内で行われた。過剰の沃化メチルを窒素流 中で蒸発させ、次に0.2M、pH5のパッド溶液の溶液1.5ml及びエタノ ール15mlを添IJII した。混合物を、陰イオン交換樹脂2mlの入った カラムに通した。これにより中性である最終生成物か最初の生成物及びモノエス テル、ジエステル及びトリエステル副生成物から分離され、後者の二つの生成物 は共に負に帯電していた。
放射化学純度を薄膜シリカゲルにより、水中にエタノール、クロロホルム、トル エン、及びO,1M酢酸アンモニウムを6:3:3:Iの体積比で入れた混合物 により構成された溶媒を用いたクロマトグラフにより試験した。最終生成物のR fは0686±002てあった。放射化学純度は85%に等しいか又はそれN− メチルシチオカルハマh)99rnTc (V)の製造中間生成物を例3と同し 操作方法に従って製造し、次に最終生成物を次のようにして製造した。
中間生成物を製造するための段階で得られたフラスコの内容物に、水中にN−エ チレン(2(カルボキシル−1−)、N−メチルナトリウムジチオカルバメート を05モル/1て入れた溶液0,1mlを添加した。
二トルローbM体(N−エチレン(2−カルボキシレート)、N−メチルジチオ カルバマド)99mTc (V)か得られる結果になる反応は周囲温度で10分 以内で行われた。
この溶液0.25m1にジメチルスルホキシド(DMSO)1.5ml及び沃化 メチル0.2ml (3,3xlO−’モル)を添加した。遊離カルボキシルの エステル化反応は周囲温度で30分以内で行われた。過剰の沃化メチルを窒素流 中で蒸発させ、次に0.2M5pH5のアセテートパッド溶液15ml及びエタ ノール1.5mlを添加した。混合物を、陰イオン交換樹脂2mlの入ったカラ ムに通し、/こ。これにより中性である最終生成物か最初の生成物及びモノエス テル副生成物から分離され、後者の二つの生成物は共に負に帯電していた。
放射化学純度を薄膜シリカゲルにより、水中にエタノール、クロロホルム、トル エン、及び0. 1〜1酊酸アンモニウムを6:3:3・lの体積比で入れた混 合物により構成された溶媒を用いたクロマトグラフにより試験した。最終生成物 のRfは090±0.02てあった。放射化学純度は95%に等しいか又はそれ 次の反応経路に従い、サルコシンのメチルエステルのクロロハイI・ルー1へか らリガントを製造した メタノール200m1中に8gのNa0H(0,2モル)を入れた溶液を一10 °Cに冷却した。この溶液に、14.2gのサルコンンメチルエステルクロロハ イ]・ルー1〜(0,1モル)を添加し、次に7.6gのC32(0,+モル) を添加した。その溶液を一10°Cに保つことにより30分間反応させた。次に 生成物を溶離剤としてメタノールを用いてシリカカラムにより分離した。最終生 成物に相当する部分を再び一緒にし、溶媒を蒸発させた。黄/褐色の油か得られ た。
リガントはDMSO中のプロ1ヘンのRMHにより次の特徴を持っていた(C8 4−ト) :3,701)pm’−重項中間生成物を例3と同し操作方法に従っ て製造し、次に最終生成物を次のようにして製造した。
中間生成物を製造するための段階で得られたフラスコの内容物に、水中にN−メ チレンメチル力ルホキシレート、N−メチルナトリウムジチオカルバメートを0 .05モル/1て入れた溶液3mlを添加した。ニトルローb錯体(N−メチレ ンメチル力ルポキソレート、N−メチルジチオカルバマド)99mTc (V) 錯体か得られる結果になる反応は周囲温度で10分以内で行われた。
放射化学純度を薄膜シリカゲルにより、水中にエタノール、クロロホルム、トル エン、及びO,1M酢酸アンモニウムを6:3:3:lの体積比で入れた混合物 により構成された溶媒を用いたクロマトグラフにより試験した。最終生成物のR fは0.88±0.02であった。放射化学純度は90%に等しいか又はそれよ り大きかった。
このようにして例6の場合ど同し錯体か?)られた。
例9〜16で得られた錯体の式を次の表3に与える。
例17 この例では、例9〜16で得られた錯体の性質を、例8に記載したのと同し操作 方法に従いサルの脳からの回収量を決定することにより試験した。
固定値は、1分当たりの1ピクセル当たり、lmC1当たりのパルスとして表し 、次の表4に列挙しである。
これらの結果を考鷹すると、例9.123及び14の錯体は平均的大脳固定値( ceret+ral fixation)を存し、池の錯体は全て良好な大脳固 定値を持っていることか観察される。
更に、得られた影像は、極めて良好な品質を持ち、そのことは本発明の放射化学 用化合物(radiochemical product)か脳の光学的造影及 びrh療に対する長所をイ■することを示している。
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許184条)8)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中、L1及びL2は、同じか又は 異なり、次の式を満足する:▲数式、化学式、表等があります▼(II)式中、 R1及びR2は、同じか又は異なり、1〜10個の炭素原子を有する直鎖又は分 岐鎖アルキル基を表し、それらアルキル基は場合によっては−O−R3、−OO CR3、−COOR3、−OCNR4R5、又は−NR4R5(式中、R3は1 〜5個の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖アルキル基であり、R4及びR5は、 同じか又は異なり、水素原子又は1〜5個の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖ア ルキル基である。)の群から選択された少なくとも一つの基によって置換されて いてもよく、或はR1及びR2は一緒になって炭化水素化環を形成し、それら環 は場合によっては一つ又は幾つかのヘテロ原子を含み、場合によっては基−O− R3、−OOCR3、−OOR3、−OOCNR4R5、又は−NR4R5(式 中、R3、R4、及びR5は上で定義した通りである。)から選択された少なく とも一つの基によって置換されていてもよく、−V及びWは、同じか又は異なり 、O、S、又はSeを表し、−XはC、N−C、P、又はAsを表し、そして− l、m、及びnは、同じか又は異なり、0又は1に等しく、但しm及びnは、X がCを表す時、0に等しく、mはXがN−C、P又はAsを表す時には1に等し く、R1又はR2は、XがN−Cを表す時、−NR4R5、−OOCR3、又は −COOR3によって置換されたアルキル基である。〕を満足する遷移金属の錯 体を含有する放射性医薬化合物。 2.L及び(又は)Lが式: ▲数式、化学式、表等があります▼(XI)を満足する請求項1に記載の放射化 学用化合物。 3.1及びnが0に等しい、請求項2に記載の放射化学用化合物。 4.R及びRがメチル又はエチル基である、請求項3に記載の放射化学用化合物 。 5.L1が ▲数式、化学式、表等があります▼(XII)を表し、そしてL2が ▲数式、化学式、表等があります▼(XIII)を表す、請求項1に記載の放射 化学用化合物。 6.L1及び(又は)L2が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1は、−NR4R5、−OOCR3、又は−COOR2によって置換 されたアルキル基であり、R2は、場合によっては−COOR3によって置換さ れた、アルキル基である。) を満足する請求項1に記載の放射化学用化合物。 7.R1が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ を表し、R2がメチル基を表す、請求項6に記載の放射化学的化合物。 8.L1及び(又は)L2が次の式: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)▲数式、化学式、表等があります▼ (VII)▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)(式中、R3はメチ ル又はエチル基であり、R4はメチル、エチル、又はプロピピル基てある。) の一つを満足する、請求項1に記載の放射化学用化合物。 9.L1及び(又は)L2が次: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R1及びR2は一緒になって、COOR3基(R3は1〜5個の炭素原 子を有する直鎖又は分岐鎖アルキル基を表す。)によって置換された、炭化水素 化環を形成する。〕 を満足する、請求項1に記載の放射化学用化合物、10.L1及びL2が同じて ある、請求項1〜9のいずれか1項に記載の放射化学用化合物。 11.Mがテクネチウム又はレニウムの同位元素を表す、請求項1〜10のいず れか1項に記載の放射化学用化合物。 12.テクネチウムの同位元素がTc99mである、請求項11に記載の放射化 学用化合物。 13.レニウムの同位元素がRe−186又はRe−188である、請求項11 に記載の放射化学用化合物。 14.ニトルロービス(ジメチルジチオホスフィナト)99mTc(V)、ニト ルロービス(ジエチルジチオホスフィナト)99mTc(V)、ニトルロ(ジメ チルジチオホスフィナト,ジエチルジチオホスフィナト)Tc(V)、ニトルロ ービス(N−(N,Nジメチルエチルアミノ),N−メチルジチオカルバマト) 99mTc(V)、ニトルロービス(N−(N,Nジエチルエチルアミノ),N −メチルジチオカルバマト)99mTc(V)、ニトルロービス(N−メチレン メチルカルボキシレート,N−メチルジチオカルバマト)Tc(V)、ニトルロ ービス(N−メチレンエチルカルボキシレート,N−メチルジチオカルバマト) 99mTc(V)、ニトルロービス(N−メチレンメチルカルボキシレート,N −エチルジチオカルバマト)99mTc(V)、ニトルロービス(N−メチレン メチルカルボキシレート,N−プロピルジチオカルバマト)99mTc(V)、 ニトルロービス(N−メチレンエチルカルボキシレート,N−n−プロピルジチ オカルバマト)99mTc(V)、ニトルロービス(3−(メチルカルボキシレ ート)ピペリジノジチオカルバマト)99mTc(V)、ニトルロービス[bN −(メチレンメチルカルボキシレート]ジチオカルバマト)99mTc(V)、 及びニトルロービス(N−エチレン−2−(メチルカルボキシレート),N−メ チルジチオカルバマト)99mTc(V)から選択される放射化学用化合物。 15.次の連続的段階: 1)溶液中の遷移金属Mの酸素含有化合物を、次のもの:a)場合によっては置 換された、脂肪族及び芳香族のホスフィン及びポリホスフィンからなる群から選 択された第一反応剤、及びb)医薬的に許容出来るアンモニウム及び金属の窒化 物及び構造:▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Nは水素原子及び(又は)一価有機基に結合しているか、或はNの一つ が二価の有機基の炭素原子に二重結合により結合しており、他のNが水素原子及 び(又は)一価の有機基に結合している。〕を有する窒素含有リガンドから選択 された第二反応剤、と反応させ、そして2)第一段階で得られた中間化成物を、 式:▲数式、化学式、表等があります▼(XVI)(式中、R1、R2、V、W 、X、l、m、及びnは請求項1に記載の意味を有し、 R6がアルカリ金属イオン、H+又はNH4+であり、pが0又は1〜5の整数 に等しい。) を満足する化合物と反応させる、 段階を含む、請求項1〜14のいずれか1項に記載の放射性医薬化合物の製造方 法。 16.次の段階: 1)溶液中の遷移金属Mの酸素含有化合物を、次のもの:a)医薬的に許容出来 る金属又はアンモニウムの窒化物により、又は構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Nは水素原子及び(又は)一価有機基に結合しているか、或はNの一つ が二価の有機基の炭素原子に二重結合により結合しており、他の▲数式、化学式 、表等があります▼ が水素原子及び(又は)一価の有機基に結合している。〕を有する窒素含有化合 物により構成された窒素含有リガンド、及びb)アンモニウムジチオナイト又は 医薬的に許容出来る金属により、又は溶液中でイオン状態で存在する錫(II) により構成された還元剤、と反応させ、そして 2)第一段階で得られた中間生成物を、式:▲数式、化学式、表等があります▼ (XVI)(式中、R1、R2、V、W、l、m、n、及びXは請求項1に記載 の意味を有し、 R6はアルカリ金属イオン、H+又はNH4+であり、pが0又は1〜5の整数 に等しい。) を満足する化合物と反応させる、 段階を含む、請求項1〜14のいずれか1項に記載の放射性医薬化合物の製造方 法。 17.遷移金属の酸素含有化合物がアンモニウム又はアルカリ金属のペルテクネ テートである、請求項15又は16に記載の方法。 18.遷移金属の酸素含有化合物がアンモニウム又はアルカリ金属のペルレネー トである、請求項15又は16に記載の方法。 19.第一反応剤が、トリフェニルホスフィン、ジエチルフェニルホスフィン、 トリエチルホスフィン、トリメチルホスフィン、トリス(2−シアノエチル)ホ スフィン、及びトリスルホン化トリフェニルホスフィンから選択されるホスフィ ンである、請求項15に記載の方法。 20.窒素含有リガンドが、S−メチルジチオカルバゼート、S−メチル−N− メチルジチオカルバゼート、α−N−メチル−S−メチル−β−N−ピリジルメ チレンジチオカルバゼート、S−メチル−β−N−(2−ヒドロキシフェニル) メチレンジチオカルバゼート、及びα−N−メチル−S−メチル−β−N−(2 −ヒドロキシフェニル)メチレンジチオカルバゼートから選択される、請求項1 5又は16に記載の方法。 21.窒素含有リガンドが、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R14、R15、及びR16は、同じか又は異なり、水素原子、アルキ ル基、アリール基、アルコキシ基、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ、アミド及 びメルカプト基から選択された少なくとも一つの基て置換されたアルキル基、或 はハロゲン原子及びアルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、及び少なく とも一つのアルキル基により置換されたアミノ基から選択された少なくとも一つ の基によって置換されたアリール基を表し、 R17は式: −SO2R18又は−COR19 (式中、R18はフェニル基であり、場合によってはハロゲン原子及びアルキル 基から選択された少なくとも一つの置換基によって置換されたフェニル基であり 、そして R19は、水素原子、−NH2、又はアルキル基、シアノ、ピリジル及び−CO −NH−NH2基から選択された少なくとも一つの基により置換されたアルキル 基、フェニル基、−OH、NH2及びアルコキシ及びアルキル基から選択された 少なくとも一つの置換基によって置換されたフェニル基から選択された基である 。)〕 を満足する、請求項15又は16に記載の方法。 22.R14、R15、及びR16が水素原子であり、R17が式SO2R18 (R18は請求項18に記載の意味を有する)の基、又は式、COH、CO−C H2−CH2−CO−NH−NH2、又は▲数式、化学式、表等があります▼ の基を表し、反応を周囲温度で行う、請求項21に記載の方法。 23.R17がSO2R18(R18はフェニル基、p−メチルフェニル基、ト リクロロ−1,3,5フェニル基、又はトリメチル−1,3,5フェニル基であ る)を表す請求項22に記載の方法。 24.第二反応剤が窒化ナトリウムである、請求項15及び17〜19のいずれ か1項に記載の方法。 25.放射線性医薬化合物を調製するためのキットにおいて、−ホスフィン、又 はアンモニウムジチオナイト、医薬的に許容出来る金属ジチオナイト、及びイオ ン状態の錫(II)から選択された還元剤の入った第一フラスコ、 −窒化アンモニウム、医薬的に許容出来る金属の窒化物、及び窒素含有リガンド の入った第二フラスコ、及び −式: ▲数式、化学式、表等があります▼(XVI)(式中、R1、R2、V、W、l 、m、n及びXは請求項1に記載した意味を有し、R6はアルカリ金属イオン、 H+又はNH4+であり、pは0、又は1〜5の整数に等しい。)を満足する化 合物の入った第三フラスコ、を含むキット。 26.脳向性を有する放射性医薬化合物を製造するための請求項15〜24のい ずれか1項に記載の方法により得られた遷移金属錯体の使用。
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