JPS58501726A - 放射性診断剤製造用陽イオン化合物 - Google Patents

放射性診断剤製造用陽イオン化合物

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JPS58501726A JP58500156A JP50015683A JPS58501726A JP S58501726 A JPS58501726 A JP S58501726A JP 58500156 A JP58500156 A JP 58500156A JP 50015683 A JP50015683 A JP 50015683A JP S58501726 A JPS58501726 A JP S58501726A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 放射性診断剤製造用陽イオン化合物 発明の分野 本発明は、陽イオン放射性診断剤に関するものであり、詳細には99 mTc− 標識の陽イオン放射性診断剤を製造するだめの中間体として有用な水溶性陽イオ ン配位子、新規な99m7’c−標識の放射性診断剤、斯かる99−c−標識の 陽イオン放射性診断剤を調製するだめのキット、及び斯かる99m7”c−標識 の陽イオン放射性診断剤を用いる方法に関する。
発明の背景 単座及び複座配位子とテクネチウムとの各種錯体はこれ1てにも調製され且つま た研究されている。これらの錯体は一般に、テクネチウムの各種酸化状態を測定 するだめの研究用途及び斯かる錯体の構造に関するその他の研究並びに金属−配 位化学のために製造された。斯が一9王5.第28巻第2293−96頁(19 66年);Au5t、J、Chem、、 23 、第453−61頁(1970 年);Inorgami Chem、、第16巻第5号、第1041−48頁( 1977年);Lハ4引、Chem、’、第39巻。
第1092−92頁(1977年);及びJ、C1S。
f)vjfon、第125−30貞(1976年](報告されている。
最近の米国薬学協会(the Am、erican Pharynaceuti calAssociation)で、イー、ニー、ドイチュCE、A、Deu、 tsch)99mとのある種の錯体、及びDAIP’EtなわちCCJI3 ) 2P Cll2CIIJ’ (CH3)2とTc−99mのある種の錯体が、心 筋又は肝臓胆管の造影用放射性診断剤として有用なることを開示し7だ。ドイチ ュは、アルコール水溶液中の適当なハロゲン化水素、99mTc−過テクネチウ ム酸すl−IJつ4及びオルソ・−ノエニレンビス(−メチルひ素)−ナナわち DIARs又はビス−(1,2−ジメチルホスフィノ)エタンすなわちDMPE を含有ずろ反応混合物を開放フラスコ内で加熱することにより、(99rnTc −(DMP E ) 2 CToJ+及びC99m、Tc −(DIAES;) 2Brzfを調製した。該反応(では約3 (1分を要したと報告されている。
次に該標識付与錯体を、イオン交換カラムを用いるクロマトグラノ法により精製 した。
ドイチュの方法により製造される標識付与錯体には、幾つかの実用上の欠点を有 する。該方法は、反応混合物を調製するために、有機溶剤を含む数成分を取扱う こさ、引続いて生成した放射性標識付与錯体をクロマトグラフィーにより精製す ることが必要である。この操作工程は夫々、系及び最終生成物を汚染する可能性 を有する。精製工程は、最終製品の調製時間を更に必要さする。これらの諸工程 は熟練工を必要とし、使用直前に使用場所で実施される。斯くて、複雑且つ時間 多消費の化学調製法か必要であり、その間に諸成分及び容器を無菌に維持するこ とは困難である。従って、無汚染を確実にするため1・では、最終殺菌工程が必 要となり、更に調製時間が延長される。TC−99mは半減期か短いため、長時 間を要する調製方法は望1しくない。すなわち、無菌状態の維持及び99mTc −標識付与錯体の精製の両面に関して調製が複雑であるため、ドイチュの方法は 望才しいとは云えない。
製造業者が必要材料全てを備えた無菌化キットを調製し、使用場所てTc−99 mを添加しさえすれば、所望の標識付与錯体が直接的に高収率で得られ、精製の 必要性かなくなるようにてきるならば非常に望ましいてあろう。
キット材料を予かしめ殺菌した密閉容器又はバイアルに収め、使用場所では放射 性核種を添加するたけにしたものも望ましいであろう。キットの安定性及び棚寿 命を増大させるためには、諸材料を好1しくは水溶液から容易に凍結乾燥できる ことが非常に望捷しいてあろう。
先に概括した望ましい諸特徴を実現することにより、健全な心臓組織に濃縮され て便塞、損傷又は局所貧血組織の陰画像を与えるような使用に便利な心臓造影用 放射性薬剤が提供されるであろう。
一 本発明は、水溶性で凍結乾燥状態で安定であり且つTc−99mと結合して陽イ オン錯体を形成し得る単座又は多座配位子の酸塩を提供するものであり、該酸塩 は一般に下式により表わされる。
iは1乃至6の整数、 8% 81%R2、R3、R4、R5及びR6は各々1.水素又は置換若しくは 未置換のアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、半環アル キル、多環アルキル、複素環式及び炭素環式の基から独立に選択されるもいは別 々に線状化合物を形成してもよい。
Y1%Y2、Y3、Y4、Y5及びY6は、置換又は未置換のアルキル、アリー ル、アルキルアリール、アリールアルキル、単環アルキル、多環アルキル、複素 環式及び炭素環式の基から独立に選択される。
A11,421,43 、A4 、 A!1及びA6は、各々、荷電配位子とな すべくプロトンを受容する、或いはTc−99m又はTc−99と錯結合して陽 イオン錯体を形成する自由電子Zは、好ましくは腸管外に受入れ可能な陰イオン である。
kl、R2、R5、R4、k、及びIc6 は、各々独立をてO又は1である。
nl %n2、R8、R4、R5及びR6は独立にO又は1てあり、R7及びn B、は1乃至6の整数である。
−1 n8Zで表わされる電荷は、十W7 と大きさか等しく符号は逆である。
式中、 R,R’及びR″は、水素、又は置換又は未置換のアルキル、アリール、アルキ ルアリール、アリールアルキル、単環アルキル、多環アルキル、複素環式及び炭 素環式の基から独立に選択される。
A%A′及びA”は、荷電配位子となすべくプロトンを受容する、或いは7’C −99m父はTc−99と錯結合して陽イオン錯体を形成する電子対を有する供 与原子の群から独立に選択される。
X及びX′は、飽和又は不飽和のアルキル基である。
を及びt′は独立に0又は1である。
j; j’ 及びj″は独立に0又は1である。 n、n’ 及びn″は独立、 に1又は2なる整数である。
Zは先に定着したものと、同一である。
R9とn1Gは1乃至約8から選択される整数であり、n、=j+j’+j“、 nl。Zで表わされる電荷は+n、と太きさが等しく符号は逆である。又は、 式中、 8% R”%R22、R23、R′、R“及びR″′は、水素又は置換若しくは 未置換のアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、単環アル キル、多環アルキル、複素環式及び炭素環式の基である。
R′、r“及びr″′は独立に0又は1である、A′、A“及びA″′は、7” c−99m又はTC−99と錯結合して陽イオン錯体を形成するような荷電配位 子となすべく、プロトンを受容する電子対を有する供与原子の群から独立に選択 される。
Bは、Tc−99m又はTc−99と錯結合する電子対を有する供与原子はう素 又は周期律表IVA族に表記の元素(すなわちC,Si%Ge、Sn及びPb) から選択される原子である。
mは0又は1である。
R′、n″及びn“′は独立に1又は2なる整数である。
Zは先に定義したも、の、と同一てあり1、nIIとnl2は1乃至3..17 1+整数てあ・す1、’n、、、 = f ’ 十F“+τ−J’//、312 で表わされる電荷jは+n IIと大きさが′等、シく、符号は逆である。
前記の式を有する本発明の酸塩、は、通需、水溶性で凍結乾燥が容易な固体化合 物であり、過テクネチウム酸塩を還元し、テクネチウムと結合して安定な陽イオ ン錯体を形成することができる。「安定な陽イオン錯体」とは、本発明の目的に 関しては、放射性薬剤と゛して十分長い寿命を有し、所望のラジオシンチグラフ 像を与える陽イオン錯体を意味する。
式(A)、(B)及び(C)中のR及びXは、好1しくは炭素原子数1乃至約6 のアルキル基、例えばメチル、エチル等並びに類似物、及びベンジル、フェニル 等並びに類似物のようなアリール基である。同一供与原子!F−2以上のR基が 結合する場合には、その結合R基は同一であっても、相異なるものてあってもよ い。本発明の新規配位子酸塩は、Tc−99mの陽イオン錯体を含有する放射性 薬剤組成物の調製に有用である。斯かZ7陽イオン・テクネチウム標識の錯体は 、心筋又は肝臓胆管組織に関する放射性診断試験に有用である。
有用なる陽イオンTc−99m錯体は、適当な錯体形成を補助する陰イオンの存 在下で、本発明の新規配位子酸塩を99mTC−過テクネチウム酸塩と反応する こと(てより製造される。一実施態様では、・・ロゲンイオンの存在下8 で反応を遂行するが、・・ロゲンイオンのうちでは塩素イオンが最も好適である 。別の実施形態では、擬(peSuIiO)−・・ロゲン陰イオンの存在下で反 応を行なうが、チオシアネートイオンとの反応生成物が特に有用である。更に別 の実施態様では、水酸イオンの存在下で反応を行なう。
発明の詳細な説明 本発明の水溶性配位子酸塩は、広範な単座及び多座配位子から調製可能である。
斯かる配位子の代表例には、例えば、ひ素、りん、窒素、硫黄、酸素、セレン、 テルル又はそれらの組合せが互いにオルソ位に置換されたアリール化合物が含ま れる。例えば次の構造式を有する0式中、M及びM′はひ素、りん、窒素、硫黄 、酸素、セレン、テルル、又はそれらの組合せてあり、n及びn′は独立に1又 は2であってM及びM′として使用される特定の供与原子に依る。R及びR′は 独立に水素又は有機基、好ましくは炭素原子数1乃至6のアルキル基、フェニル 又はその類似物等のアリール基、及び置換された斯かる基である。好適配位子の 更なる例に、次式の2座シス−テトラエチレン配位子がある。
R’ tM’ CX≦CX2−MRnIII式中、M%M′、R1及びR′は先 に定義した通りであり、n及びn′は独立に1又は2てあってM及びM′として 使用される特定の供与原子に依存し、X及びM′は、水素、・・ライド、炭素原 子数1乃至約6の置換又は未置換の低級アルキルから独立に選択される。好適配 位子の更なる例には、次式のものがある。
式中、M、 M’、R及びR′は先に定義した通りてあり、M“はひ素、りん、 窒素、硫黄、酸素、セレン、及びテルルから独立に選択されるものであり、nは O又は1、n′及びn“は独立に0.1、又は2てあり、R″は水素、・・ロゲ ン、又は有機基、好丑しくは炭素原子数1乃至約6のアルキル基、フェニル又は その類似物等のアリール基及び置換された斯かる基から独立に選択される。
本発明の実施に特に好適な配位子は、ビス−ジアルキルホスフィンエタン及びそ れらの置換誘導体であり、例えば下記の化合物を包含する。
1.2−ビス(ジメチルホスフィノ)エタン、1.2−ビス(ジ(トリフルオロ メチル)ホスフィノ)エタン、 1.2−ビス(ジメチルホスフィン)−1、1−ジフルオロエタン、 1.2−ビス(ジメチルホスフィノ)−1−フルオロエタン、 1.2−ビス(ジメチルホスフィン)プロパン、0 1.2−ビス(ジ(トリフルオロメチル)ホスフィノ)−’、112+ 2−テ トラフルオロエタン、1.2−ビス(ジ(トリフルオロメチル)ホスフィノ)プ ロパン、 2.8−ビス(ジ(トリフルオロメチル)ホスフィノ)ブタン、 1.2−ビス(ジ(トリフルオロメチル)ホスフィノ)ブタン、 1.3−ビス(ジメチルホスフィノ)ブタン、1.3−ビス(ジメチルホスフィ ン)プロパン、1.3−ビス(ジ(トリフルオロメチル)ホスフィン)プロパン 、 1.2−ビス(ジメチルホスフィノ)−1,1−ジクロロ−2,2−ジフルオロ エタン、 及び窒素、ひ素、硫黄、酸素、セレン、テルル、又は自由電子対を有するその他 の原子にてりんを置換した類似の化合物、及びその類似物。
その他の有用な配位子【は、アルキルアミノビス(ジフルオロホスフィン)すな わちRN(PF2)2なる配位子及びRが有機基好1しくは炭素原子数1乃至約 6のアルキル基、フェニル等のアリール基、又は類似物、及び置換された斯かる 基、及び例えば以下のようなO−フェニレン化合物、すなわち オルソフェニレンビス(二ひ素)、オルノフエニし/ンビス(ジメチルひ素)、 オルソフェニレンビス(ジアミン)、オルソフェニレンビス(ジメチルアミン) 、オルソフェニレンビス(ジホスフィン)、副ルンフエニレンビス(ジメチルホ スフィン)及び類似物がある。
本発明ての使用に好適な更なる配位子は、ノソゾCNozzo)他のJ、Am、 Chem、Soc 、 、第101巻第3683頁(1979年)及びウィルノ ン(Wilson)他のJ、Am。
Chem、Soc、、第100巻第2269頁(1978年)に記載されており 、それを参照文献として引用する。
荷電配位子となすべくプロトンを受容する自由電子対を有する原子てあって、且 つ、適当な陰イオン存在下にテクネチウム(Tc−99又はTc−99yrL) と錯結合して陽イオン錯体を形成てきるものならば、いかなる供与元素も本発明 の配位子として使用可能である。斯かる好適元素には、例えば、りん(P)、ひ 素(As)、窒素(N)、酸素(Q)、硫黄(S)、アンチモン(Sb)、セレ ン(Se)、テルル(Te )及び類似物が含1れる。好適元素はPとAsであ る。
配位子の酸塩は、配位子を、好寸しくは腸管外て受入れ可能な陰イオンを有し、 適当な餠媒内で配位子をプロトン化し得る酸と混合することにより調製される。
溶剤蒸発後、再結晶法により配位子酸塩を同一の溶剤又は別の有効な溶剤にて精 製する。
親水性陰イオンを有し、配位子をプロトン化できる酸ならば、任意のものが配位 子酸塩の製造に使用可能である。斯かる酸は、酸素含有親水性陰イオンを有する ものl2 が好ましい。本発明の実施に好適な酸の例には、例えば、硫酸、硝酸、りん酸、 テトラフルオロはう酸、しゆう酸、トリクロロ酢酸、過塩素酸、ヘキサフルオロ りん酸、及び類似物がある。人体で使用するためには、毒物学的に許容できる酸 、すなわち毒物学的に許容できる陰イオンの酸が好適である。
放射性診断処理に有用な陽イオンテクネチウム錯体は、水溶液又はアルコール溶 液内で、適当な錯体形成を補助する陰イオンの存在下に、配位子酸塩と99mT c−過テクネチウム酸塩を混合し、該混合物を加熱し−C陽イオン錯体を形成す ることにより調製される。
好適な錯体形成を補助する陰イオンには、例えば、ハライドイオン、擬ハロゲン イオン、例えばチオシアナト−イオン、シアノ−イオン、シアナト−イオン、セ レノシアナト−イオン、雷酸−イオン及びこれらのイオンの同形及びアシド−イ オン、水酸イオン、及び類似物があり、テクネチウムが特定の配位子と安定錯体 を形成するのを補助する。配位子酸塩は、過テクネチウム酸塩に添加する前に、 凍結乾燥して殺菌した密封バイアルに収納するのが好ましい。続いて、無菌性を 維持するため無菌条件下にて、過テクネチウム酸塩゛溶液をバイアル内に注入す ることができる。該バイアルは一般に加熱され、配位子とテクネチウムが錯体を 形成するために十分な時間にわたり、昇温下に維持される。バイアルは少くとも 80℃に約30分間以上加熱すべきである。バイアル゛の13 特表昭58−5 01726(5)加熱は100℃以上が好ましく、約130℃乃至約150℃の 範囲の温度が更に好ましい。反応物の種類及び濃度にも依るが、約150℃では 反応は約5乃至10分間で完結する。
陽イオンテクネチウム錯体調製用のキットは、反応混合物にポリヒドロキシ化合 物を添710するき改善されることが知見された。ポリヒドロキシ化合物を使用 すると、理由は十分解明されてはいないが、陽イオンテクネチウム錯体の収率は 一層一貫不変となる。好適ポリヒドロキシ化合物には、例えばヘタスターチ(H etastarch、ヒドロキシエチルでんぷん)、マンニトール、グリセロー ル、D−マンノース、ソルビトール及び類似物がアル。
本発明の配位子酸塩は、好ましくは精製された配位子酸塩を含有する殺菌された 単一(又は複数)の投薬びんからなる放射性薬剤調製のキットに供給される。塩 中の約50mC1の99’mTc、−過テクネチウム酸をバイアルに無菌的に注 入し、混合物を加熱して標識付与陽イオン錯体を形成する。冷却後、得られた放 射性薬剤調製物のpHを調整するさ使用可能な状態とな葛。、代表的な7)H調 整範囲は約4.0乃至約9.0であり、生理的pHが好ましい。
キットは、好ましくは、配位子酸塩の水溶液から得られる凍結乾燥混合物、ポリ ヒドロキシ化合物、及びpHを調節するだめの酸又は緩衝剤からなる。好適pH 範囲は約1.0乃至約3.0であり、ハライドイオン使用の際に4 は約1.5乃至約2.5の範囲が更に好適である。最適pHは勿論、個別の配位 子及びそれに使用される塩、陰イオン及びそれらの濃度に依り変化するであろう 。例えば、陰イオンとして水酸イオンの存在下に陽イオンテクネチウム錯体を形 成することが望まれる場合、9.′oを超える7JHが望ましい。ハライドその 他の塩も、凍結乾燥さるべき溶液に添加可能である。
哺乳動物の生体の心臓を造影するためには、個々の哺乳動物に対し適当量の放射 能を有する本発明の放射性薬剤調製物を、該哺乳動物の静脈内に注射する。該哺 乳動物をシンチレーションカメラの下に、心臓が視野に入るように配置する。タ リウム−201を用いる臨床研究で得られるものに類似した高質の心臓像が得ら れる。
高質の像を得るためには、凍結乾燥した混合物を再生し標識付与したあとの放射 性標識付与陽イオンテクネチウム錯体の収率は70%以上でなければならない。
収率がそれ未満だき、像の質が劣り、高質像を得るために望ましからぬ精製工程 が必要となるであろう。
以下の実施例により、本発明を更に説明しよう。
実施例1 ニー」ニヱヱAjノlヱオノ1イヱユニlヱニ工lエヱトラフルオロはう酸塩) すなわち(DMPEH);圭2BF4−の調製 ビス(ジメチルホスフィノ)エタン210■を、窒素雰囲気下に50rnt丸底 フラスコに配置し、それをエタノール10縦に溶解する。49%テトラフルオロ はう酸溶液Q、 5 mAを添加する。15分後、ロータリーエバポレーターで 溶剤を除去し、15+++Aのエタノールで生成物を再結晶する。濾過し、真空 下で乾燥する。406mgの結晶性固体が得られ、融点は199.5〜210° Cであった。
実施例2 」−ユニyヱエ21二三土玉り工乙工五ム乙−二二14470■のDMPEを、 窒素雰囲気下に維持された59mA’丸底フラスコ内で、エタノールlQmAに 溶解する。
撹拌しながら、シリンジから濃硫酸0.34mを添加する。
10分後沈澱物を濾過し、10rnlのメタノールで再結晶する。濾過し、真空 下で乾燥する。920■の結晶性固体が得られ、融点は135〜136,5°C である。該化合物の構造及び純度は、赤外及び核磁気共鳴ス啄りトル並びに元素 分析で確認した。
実施例3 DMPE−ビス(重硫酸塩)80,5mpと塩化ナトリウム525mgを蒸留水 26.251Mに溶解した溶液を調製する。撹拌しながらそれにプロパン−1, 2−ジオール43.75rn7!を添加し、引続き2N塩酸Q、4mlを添加し てpHを2.46乃至1.92に調整する。このバルク調製物2WLlを1Qc cバイアル30個に分与する。各バイアルを窒素ガス定常流で20秒間パージし 、テフロン被覆栓を用いてねじり曲げ密封(crimp 5eal)する。約1 0yyrCiの99mTc−過テクネチウム酸塩を含有する生理塩水05rnl をバイアルに注入し、100℃に予熱した蒸気オートクレーブ内に配置する。温 度調節を135℃に設定し、その温度に達したならばそこに15分間維持する。
系を100℃まで放冷し、バイアルをオートクレーブから取り出す。薄層クロマ トグラフ(TL C)による評価では、放射能の95%以上は〔99rnTCC 12(DMPE)2〕十の形態であり、錯体の構造及び荷電は元素分析、Tc− 99同族体の赤外スペクトル及び核磁気共鳴スペクトル、電気泳動による易動度 及び高性能液体クロマトグラフ分析CHPLC)により確認された。
実施例4 エタノール−PMPEキット(先行技術)脱気したエタノール20mgに塩化ナ トリウム117■を溶解して塩化ナトリウム飽和エタノール溶液を調製する。こ の溶液に液体DMPE11.1 pAを添加し、濃塩酸を添加してpHを約2. 25に調整する。その5=zを10弘バイアルに移し、テフロン被覆ストソノで −を用QMてねじ曲げ密封する。約5rrLCiの99mTc−過テクネチウム 酸塩溶出物を該バイアルに注入し、それを沸騰水浴に1時間置く。HPLC分析 の結果、〔99mTcC12CDMPE)2〕”錯体の収率は80%以上であっ た。
実施例5 マンニトール−DMPE・2 Hz S O4キットマンニトール1g、塩化ナ トリウム150rn?及びDMPE−ビス(重硫酸塩)46■を脱酸素した生理 塩溶液[0,15モル濃度]10aに溶解する。2N塩酸を必要容量添加して該 溶液のpHを1,4に調整する。該溶液1 rulを各10cc−のバイアル数 個に分子し、各々を窒素ガスで20秒間フラッシュし、テフロン被覆栓で閉じて それをねじ曲げ密封する。
標識付与法A 生理塩水0.’5ml中の50mC1の99mTc−過テクネチウム酸塩を数個 のバイアルの各々に注入し、それらを予熱後150°±5℃に維持された油浴に 5〜10分間配置する。実施例4のようにHPLC分析した結果、収率は90〜 100%であった。
標識付与法B 生理塩水0.5ml中の50mC1の99mTc−過テクネチウム酸塩を数個の バイアルの各々′に注入し、それらを100℃に予熱されたスチームオートクレ ーブ内に配置する。温度調節を135℃に設置し、その一温度に達したならば、 その温度に20分間維持する。該系を100℃に放冷し、バイアルを取り出す。
実施例4のようにHPLC分析した結果、収率は95乃至100チであった。
実施例6 1日 マンニt) ” 1.5 g茫rD、’lvf P E−ピ;ス【重・硫酸塩辷 2:B;0りを1低酸素蒸溜水約、734 、vlHに1溶解1−シ1、出1N ・硫酸で溶液のpiyrをM、、IO【調整する。窒−累で皺ル・)1、攪僻( Lな加≦ち1.低、酸S蒸留水を喀・液重量7が、5 +(1:g+に万/るま で添加する。。本、溶、液i+mAを各1・QCj−のバイアル数イ個の分与す ・る。当業者°に周知の方法に従って凍結乾燥し、窒素下、に栓をする。各びん の内容物を、約10−20 m、ci R9m’l’c−過テクネチウム酸塩を 含有する生理塩水1m/iで再生する。実施例3と同様の技術を用いて、オート クレーブで135℃30分間処理する。実施例3と同様にTLC分析した結果、 収率は終始一貫して95φ以上てあった。
実施例7 グルコヘプタン酸−DMPE・2 H2S O4キットDMPE−ビス(重硫酸 塩)115■とグルコヘプタン酸4,35グラムを脱酸素生理塩水451に溶解 する。
このバルク溶液2mlを各10にC−のバイアル数個に分与するこさ1でよりキ 、ノドを調製1゛る。窒素化1てテフロン破蓚栓で閉じ、それらをねじ曲げ密封 する。約5−10 m、Ciの99mTc−過テクネチウム酸塩を含有する生理 塩水0.5−を注入し、予熱後150°Cに維持された油浴で6分間加熱する。
実施例3のようにしてTLC分析した際+ の(99m、TccR2(DMPE ) ) の収率は〉90%てあった。
実施例8 堰′化す+・リウム0.439.9を2.W水酸化ナトリウム溶、液41′51 n1.に・溶解し、濃塩酸を用いてψHを1.6に調整する。。・実差・例と同 様に調製したビス−(ジメチルホスフィノつエタン−ビス−重硫酸塩115■を 前記溶液に添加シ1、稚・拌1してそれを溶解する。その21を各IQccのバ イアル、数個に分与することにより数個7のキットを調製し、−窒素下・7にテ フロン被覆栓で閉じてそ九らをねじ曲は密封する。5−15−1Oの99mTc −過テクネチウム酸塩を含有する通常の生理塩水0.51を各キットに注入し。
予熱後150℃に維持された油浴で6分間加熱する。
C99mTccI3□(DMPE:h〕十の収率CHPLCに基〈)は90%以 上であった。
実施例9 蔗糖−0MPE・2H2S(hキット 実施例2と同様にして調製したビス(ジメチルホスフィノ)エタン−ビス−重硫 酸塩4.6〜と蔗糖430■を生理塩溶液2mlに溶解し、塩酸てpHを1.8 1に調整する。窒素下にテフロン被覆栓て閉じ、ねじ曲げ密封する。
5−15−1Oの99mTc−過テクネチウム酸塩溶出物を含有する生理塩水0 .5mlを注入する。
a)135℃て20分間オートクレーブ処理後実施例3(!:同様のTLC分析 すると、C99m、7’ c CA2(DMPE)2〕十収率は44%であった 。
b)オートクレーブ処理を延長するさ、(99mTccIb(DMPE)2〕士 の収率を少くとも80%に増加させ得る。
20 実施例1O ノルピトールー MPE・2 H2S O4キット実施例2と同様にして調製し たビス(ジメチルホスフィン)エタン−ビス−重硫酸塩4.6■を生理塩水2d に溶解し、塩酸でpHを1.81に調整する。窒素下にテフロン被覆栓で閉じ、 ねじ曲げ密封する。99mTc−過テクネチウム酸塩溶出物を含有する生理塩水 9.5mlを添加する。185℃で20分間オートクレーブ処理した後の(99 mT ccIl (DMP E) z 〕十の転化率は、実施例8と同様のTL C分析にて95嘩以上であった。
実施例11 グリセロール−DMPE・2 H2SOaキットソルビトールの代りにグリセロ ールを用いる点を除き、実施例10の手順を繰返す。実施例1oと同様に、実施 の転化率は95%以上であった。
実施例12 マンノース−DMPE・2 H2S 04キツトノルビトールの代りにマンノー スを用いる点を除き、実施例10の手順を繰返す。実施例10と同様に、実施例 3のTLC分析によるC 99 mTccIh CDMPE)z 〕十への転化 率は95%以上であった。
実施例13 ヒドロキシエチルてんぶん−DMPE・2H2SO4キツトンルビトールの代り に、ボレツクス(Volez■、ヒドロキシエチルでんぷん、生理塩水6(W/ V)%溶液、AfcGaw Laboratoriesから入手可) 600  plを用いる点を除き、実施例10の手順を繰返す。実施例10と同様に、実施 例3のTLC分析によるC 99 mTcctl。
(DMPE)2〕十への転化率は95%以上であった。
実施例14 マンニトール5gとDMPE −ビス(重硫酸塩)115■を低酸素蒸留水約8 5m1に溶解し、3N硫酸でpHを1.0に調整する。窒素被覆下に撹拌しなが ら、溶液重責が50gになるまで低酸素蒸留水を流下する。本溶液1m1.を1 Qccバイアル数個の各々に分与する。当業者に同類の方法に従って凍結乾燥し 、窒素下に栓をする。約10−29mciの99mTc−過テクネチウム酸塩を 含有する生理塩水1 rnlで各バイアルの内容物を再生し、IN水酸化す)  IJウム溶液0.15m7!を添加する。このpHは約12である。実施例3と 同様の技術を用いて、185℃で30分間オートクレーブ処理する。T L C ’分析による( 99mTcCDMPE)3]十の収率はほぼ95%であり、錯 体の構造及び荷電は、Tc−99同族体の元素分析、赤外及び核磁気共鳴スペク トル並びに電気泳動易動度により確認した。
実施例15 2 a)実施例6の99mTc−標識付与調製物に、チオシアン酸カリウム25rn 9を含有する0、5N水酸化ナトリウム0.8 mlを添加する。沸騰水浴で3 0分間加熱後にHPLCで分析すると、実施例5及び実施例14の生成物とは区 別できるが、電気泳動による陽イオン特性は同様々標識付与錯体であった。
b)凍結乾燥した(しかしまだ標識を付与していない)実施例6の調製物に、1 0−10−2Oの99mTc−過テクネチウム酸塩を含有する生理塩水1 ml 及びチオシアン酸カリウム25mgを含有する0、5N水酸化ナトリウムQ、3 mA’を添加する。実施例6のように135℃で30分間オートクレーブ処理し た後のHPLC分析が示すところでは、実施例5.14又は15czの生成物と は区別できるが、電気泳動による陽イオン特性は同様な標識付与錯体てあった。
実施例16 T# 201を用いるウサギ心臓の造影2mC1のタリウム−201(ベンジル アルコール0.9%を含有する生理塩水中の第一塩化タリウムとして)を、2. 5に9のニュージランドアルビノ(Albiη0)ウサギの雄に静脈注射する。
このウサギをサールホーガンマ(Searle Pho−Gamrrux) シ ンチv−ションカ) 7ノTlC1心臓と肺の域が視野に入るように配置する。
注射1o分後、人間の臨床研究てみられるような心臓像を得るために十分なカウ ント数が蓄積された。
実施例17 所望標識付与錯体の収率か80%以上の99mTc−標識□□111“11嘩− −V−■h■−−リー階■■暦−内一一■−−■シーーーー喝−−瞬一一−■中 増−0樟実施例3の1mC1以上の99mT(、−標識生成物をウサギに注射し 、実施例16のように造影する。心臓像の質及び外観は、実施例16で得られた ものと同様である。
実施例4.5.6.7.8.9b、10. 11.12.13又は14の生成物 はいずれも、前記のようにウサギに注射すると同様な結果を与える。
実施例18 所望標識付与錯体が80係以上の99mTc−標識生成物を用いるヒヒ心臓の造 影 実施例17の10 m 03以上の99 m、 Tc−標識生成物のいずれかを 、実施例]7のウサギと同様にノンチl/ −ジョンカメラ下に配置した成熟し たヒヒに静脈注射しだ。
優れた質の心臓像が得られ、人間にTc3−201を用いて得られたものと同様 であった。
実施例19 99 m、 Tc−標識のディツノエニンによる肝臓胆管通過のHEPATOL ITETM にューイングランドニュークリアー社のテクネチウムTc99rn デイソフエニンの商品名)の凍結乾燥バイアルを、製造業者の指示に従って99 m7’c−過テクネチウム酸塩て標識付与する。少くとも1m、ciの標識調製 物を、2.5kli+のニュ−ジールラ24 ンドアルピノウサギの雄に静脈注射する。このウサギをプールホーガンマシンチ レーションカメラ下に、肝臓及び胃−腸系が視野に入るように配置する。注射時 から継時的に像をとると、初期の肝臓の取込み並びに胆のう及び胃腸系の徐々な る映像化を示し、正常健康人の臨床研究で得られた診断的に有効な結果き類似し ていた。
実施例20 化 実施例15a又は15bのいずれかからの99mTc−チオシアナ) −DMP E錯体を1rrLC4以上、実施例19と同様にウサギに注射する。肝臓胆管通 過の継時像は、実施例19と少くとも同等の速度にて、同様の像質で肝臓、胆の う及び胃−腸系を示す。
本発明を特定の好適実施態様にて詳細に説明したが、本開示を読むことにより、 当業者は本発明の精神と範囲の中て諸変更並びに諸改善が可能なことを了解され るであろう。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 又は から選択される化学式を有し、Tc−99mと結合して陽イオン錯体を形成し得 る通常は固体の親水性化合物。 但し前記式中、 R%R′、R″、R″′、R夏、R2、R3、R4、R5、R6、R”、R22 及びR23は、各々水素、又は置換若しくは未置換のアルキル、アルキレン、ア リール、アルキルアリール、アリールアルキル、単環アルキル、多環アルキル、 複素環式及び炭素環式の基から独立に選択され;(A)式のRプラスRi は環 状化合物を形成するものであってもよい;A、A′、A”、A″′、AI 1, 421,43、A4、A′及びR6は、各々プロトンを受容して荷電配位子とな し得る自由電子対を有し且つTC−99mと錯結合して陽イオン錯体を形成する 能力を有する供与原子から独立に選択される二Bは、’J’c−99m父はTc −99と錯結合する電子対を有する供与原子、ホウ素又は周期律表第PjA族元 累の群から選択される原子である; Yl 、 Y2、Y3、Y4、Y5 及びR6は各々、水素、又は置換若しくは 未置換のアルキル、アルキレン、アリール、アルキルアリール、アリールアルキ ル、単環アルキル、多環アルキル、複素環式及び炭素環式の基から独立に選択さ れる; X及びX′は、飽和又は不飽和のアルキル基である;Zは陰イオンである; αは1乃至6の整数である; j、’j’及びjrLは各々独立に0又は1である:に1、R2、R3、R4、 R5及びに6は各々独立に0又は1である; n、n′及びnIは各々独立に1父は2なる整数である;nl 、R2、R3、 R4、R5、R6は独立に0又はlである;R7及びR8は各々1乃至6の整数 である:η0、nI(+ 、nII及びn12は各々1乃至3の整数である;m はO又はlである。 r′、r“、r″′は独立に0又は1てあり;且つt及びt′は独立にO又は1 である。 2、特許請求の範囲第1項に記載の化合物をテクネチウ27 ムと錯結合させてなる陽イオン錯体。 8)特許請求の範囲第1項に記載の化合物を、ハロゲンイオンその他適当な錯体 形成を補助する陰イオンの存在下で、テクネチウムと錯結合させてなる陽イオン 錯体。 4)特許請求の範囲第1項に記載の化合物、又は特許請求の範囲第2項若しくは 第3項に記載の錯体を含有する水溶液。 ”)RCAHJR’nt)’;、n 、 n7/Zなる化学式を有する特許請求 の範囲第1項に記載の化合物。 但し式中、Rはエチル又はフェニル、Aはりん又はひ素であり、R′は炭素原子 数1乃至約6の低級アルキル基である。 6) Zが重硫酸イオン、重りん酸イオン又はテトラフルオロはう酸イオンであ る特許請求の範囲第5項に記載の化合物。 ?) Zが硫酸、りん酸、過塩素酸、硝酸又はほう酸から誘導されるものである 特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 8) P、As、N、O,S、Sb、Se及びTeからなる群がらAを選択する 特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 28 特装、958−5(1172(i(2)なる化学式を有する特許請求の範 囲第1項に記載の化合物。 但し式中、Aはりん又はひ素であり、Rは各々独立にH1炭素原子数1乃至約6 の低級アルキル基、又はフェニル基である。 10)Zが重硫酸イオン、重硫酸イオン、硝酸イオン、テトラフルオロはう酸イ オン又は過塩素酸イオンである特許請求の範囲第9項に記載の化合物。 ■)特許請求の範囲第9項に記載の化合物をテクネチウムと錯結合させてなる陽 イオン錯体。 (2、特許請求の範囲第9項に記載の化合物を、ハロゲンイオン又はその他適当 な錯体形成を補助する陰イオンの存在下で、テクネチウムと錯結合させてなる陽 イオン錯体。 13) Aがつんである特許請求の範囲第9項に記載の化合物。 1t Aがつんであり、且つ、Rがメチル又はエチル基である特許請求の範囲第 9項に記載の化合物。 ■ 式を有する特許請求の範囲第9項に記載の化合物。 9 なる化学式を有する特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 但し式中、Aはりん又はAsであり、Rは各々独立にHl又は炭素原子数1乃至 約6の低級アルキル基である。 17)Zが重硫酸イオン、重りん酸イオン、硝酸イオン、テトラフルオロはう酸 イオン、又は過塩素酸である特許請求の範囲第16項に記載の化合物。 区特許請求の範囲第15項又は第16項に記載の化合物をテクネチウムと錯結合 させてなる陽イオン錯体。 恥 特許請求の範囲第15項又は第16項に記載の化合物を、ハロゲンイオン又 はその他適当な錯体形成を補助する陰イオンの存在下で、テクネチウムと錯結合 させてなる陽イオン錯体。 20)Aがつんである特許請求の範囲第16項に記載の化合物。 21)Aがつんであり、且つ、Rがメチル又はエチル基である特許請求の範囲第 16項に記載の化合物。 許請求の範囲第16項に記載の化合物。 2、特許請求の範囲第1.5.6.7.8.9.10゜13.14.15.16 .17.20.21又は22項に記載の化合物を含有する、密封され殺菌された バイアルからなる放射性薬剤調製物を調製するだめのキット。 24)前記バイアルが、ハロゲンイオン又はその他の適当な錯体形成を補助する 陰イオンを特徴とする特許請求の範囲第23項に記載のキット。 2、特許請求の範囲第1項に記載の化合物を、ハロゲンイオン又はその他適当な 錯体形成を補助する陰イオンの存在下にTc−99m含有水溶液と混合すること 及び該混合物を加熱して安定錯体を形成するこ古からなる、ラジオシンチグラフ 造影用Tc−99mを含有する陽イオン錯体の製造方法。 26)無菌条件下且つ閉じた系内で遂行される特許請求の範囲第25項に記載の 方法。 2′?)前記の化合物を無菌の密封されたバイアルに収納し、前記溶液を前記バ イアルに無菌的に添加する特許請求の範囲第26項に記載の方法。 28)前記の化合物はビス−1,2−(ジメチルホスフィン)エタン又はO−フ ェニレンビス(ジメチルひ素)の固体、水溶性の塩であり、ハロゲンイオンは臭 素イオン又は塩素イオンであり、且つ、99mTc−含有溶液が99mTc−過 テクネチウム酸塩の生理塩溶液を含有する特許請求の範囲第25項に記載の方法 。 29)前記溶液が実質的に有機溶剤を含有せぬ特許請求の範囲第25項に記載の 方法。 30)前記溶液がエタノール又はプロピレングリコールを特徴とする特許請求の 範囲第25項に記載の方法。 31)前記の加熱工程を80℃以上の温度で遂行する特許31 請求の範囲第25項に記載の方法。 32)前記の加熱工程を100℃以上の温度で遂行する特許請求の範囲第25項 に記載の方法。 33)特許請求の範囲第25項の方法により形成される陽イオン錯体を哺乳動物 に注射すること及びラジオシンチグラフ造影装置を用いて該哺乳動物を走査する ことからなる、ラジオシンチグラフィーによる哺乳動物の心臓又は肝臓胆管系を 映像化する方法。 3優混合工程及び加熱工程の間、pHを約1.0乃至約3.0の範囲に維持する 特許請求の範囲第25項に記載の方法。 35)加熱工程の間、pHを約1.0乃至約8.0の範囲に維持する特許請求の 範囲第25項に記載の方法。 36) pHを約4.0乃至約9.0の範囲に調整すること、前記錯体を哺乳動 物に注射すること、及びラジオシンチグラフ造影装置を用いて該哺乳動物を走査 する工程を特徴とする特許請求の範囲第34項又は第35項に記載の方法。 1 衿表昭’、38−’、JU1726(3)
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