JPH07500174A - 車両用変速ドライブ - Google Patents

車両用変速ドライブ

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JPH07500174A
JPH07500174A JP5505088A JP50508893A JPH07500174A JP H07500174 A JPH07500174 A JP H07500174A JP 5505088 A JP5505088 A JP 5505088A JP 50508893 A JP50508893 A JP 50508893A JP H07500174 A JPH07500174 A JP H07500174A
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ロンディネリ アントニオ
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H15/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
    • F16H15/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
    • F16H15/04Gearings providing a continuous range of gear ratios
    • F16H15/40Gearings providing a continuous range of gear ratios in which two members co-operative by means of balls, or rollers of uniform effective diameter, not mounted on shafts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の目的は、上記問題点を解決するための変速ドライブ、特に、機械的効率 が高く、比較的高い動力を伝達できるだけではなく、直線的な形状であり、製造 費が安い変速ドライブを提供することである。
本発明に基づく変速ドライブは、一つの入力シャフトと、少なくとも一つの出カ ンヤフトと、上記入力シャフトを上記出力シャフトに接続し、これらのシャフト の速度比を連続的に変化させることができる手段とから構成される。更に、上記 接続手段は、上記シャフトの一つと回動可能に一体であり、所定の曲率半径を持 つ曲面が形成されている第1の回転駆動要素と、上記シャフトの他方と回動可能 に一体である多数の第2の回転駆動要素と、上記回転要素の母線に沿って移動可 能な一つの接触点において、上記曲面とを互いに協動させる制御手段と、接触点 において上記曲面を互いに押圧する手段より構成される。なお、第2回転要素は 第1回転要素の回りに環状配置され、各々の第2の回転駆動要素側面の上記第1 の回転要素に面する側は、所定の曲率半径を持つように形成されている。
図面の簡単な説明 本発明を、図示の実施例に基づいて以下に説明する。
図1は、本発明に基づく変速ドライブの第1の実施例を示す概略断面図であり、 実質的にブロック形式で表わされている。
図2は、図1のドライブの斜視図である。
図3は、図1と図2のドライブの拡大断面図である。
図4は、図3のドライブの断面図であり、2つの異なった動作位置を示している 。
図5は、図3の詳細を示す拡大図である。
図6は、図6の詳細を示す一部斜視図である。
図7は、本発明の第2の実施例の変速ドライブを示す概略断面図であり、実質的 にブロック形式で表わされている。
図8は、本発明の第3の実施例の変速ドライブを示す概略断面図であり、実質的 にブロック形式で表わされている。
図9は、本発明の更に他の好ましい実施例の変速ドライブを示す図である。
図10は、図9のドライブの拡大分解図である。
図11は、図9のドライブの正面断面図である。
図12は、図11に示す位置から90度回転した位置におけるドライブの側断面 図である。
発明を実施するための最良の形態 図1−図3において、符号1は車両用の変速ドライブを表す。ドライブ1は、外 ケース2、外ケース2の各端部から突出する入力シャフト3と出力シャフト4、 ケース2内に収容されているシステム5より構成される。システム5は、入力シ ャフト3を出力シャフト4に接続しており、入出力シャフト3.4の速度比を連 続的に変化させる。
図1−図3に示されているように、システム5は、先端を切り取った円錐形の第 1の回転体6と、多数(本例では6個)の先端を切り取った円錐形の第2の回転 体8より構成されている。なお、第1の回転体6は略樽型であり、所定の曲率半 径を持つ凸面7を有する。第2の回転体8は第1の回転体6の周囲に環状に配置 されている。第1の回転体6と対向する側において、各節2の回転体は、第1の 回転体6の側面を形成している凸面7より大きい曲率半径を持つ凹面9を有する 。
更に、システム5は、制御システム13(図3)により駆動される制御装置10 を有する。制御システム13は、曲面7と9を軸方向に移動可能な接触点Pで協 動させる。
図1、そして特に図3において、第1の回転体6は軸14を軸として回転する。
第1の回転体6は、出力シャフト4に確実に接続されている細い端部15と、テ ーパーローラーベアリング17を介して、長い円筒状の支持体18の自由端に接 続されている太い端部16を有する。円筒状支持体18の他端は外ケース2の端 部と一体である。
第2の回転体8は、第1の回転体6の周囲に等間隔に環状に配置されて0る。
第2の回転体8の太い端部20は、第1の回転体6の細い端部15と実質的に対 応している。第1の回転体6の直径力吠きくなるにつれて、第2の回転体8の直 径が小さくなる。第2の回転体8は、第1の回転体6の軸14に対して同角度だ けそれぞれ離れていて、ケース2(図3)の端部19に達する軸22の回りに回 転する。図3に示すように、第2の回転体8は、一対の支持ディスク23と24 によって第1の回転体6の上部に保持されている。支持ディスク23と241! 第1の回転体6の両側にあり、出力シャフト4と長い円筒体18の端部に近0部 分が緩く係合している穴23°と24°を有する。
各々の第2の回転体8は、アーテイキュレーテイ・ラド・ジヨイント27(こよ って支持ディスク23と24に接続された端部26を有する。この端部26は、 第1の回転体6の軸14に対して第2の回転体8を前後に揺動可能とし、さらに 軸14に垂直な複数の軸(図示されず)の回りにも揺動可能とする。
図3、特に図5、図6に示すように、各アーテイキュレーテイツド・ジヨイント 27は、第1の球状の頭付き要素28を含む。この要素28は、第2の回転体8 の各端部26に軸方向に摺動可能に接続されており、アーテイキュレーテイツド ・ジヨイント27の一部を形成する第2の要素31内に形成された球状のシート (seat)30と係合し、そして支持ディスク23または24に固定されてい る。ディスク23と24は複数の放射状のシート32(図6)を持っており、各 ジヨイント27に対して一つのシート32がある。各シート32はジヨイント2 7の第2の要素とそれぞれ係合している。
第2の要素31の各々は、平行六面体である(図6)。第2の要素31は、その 両側にある一対のパッド33(図6)によってそれぞれ支持ディスク23と24 に留められており、シート32の側壁36に形成されている各々のガイド35に 係合していて、第1の回転体6の軸14の放射方向に前後に移動する。第2の要 素31は、バッド33上で台ピボット37の回りを回転し、そして、個々の第2 の回転体8の軸22に垂直であり、図3に示す平面に略垂直な軸38(図3と図 6)を軸として回転する。
図3に示すように、変速ドライブ1は更に、入力シャフト3と第2の回転体8と の間に在るヘリカルギヤ機構39と、ヘリカルギヤ機構39と各節2の回転体8 の細い端部26との間に複数のダブルユニバーサルジヨイント40を有する。
なお、ギヤ機構39は、ケース2の端部19の中に収容されていて、入力シャフ ト3に嵌合された第1のへりカルギヤ41と、各々の第2回転体8用の第2のヘ リカルギヤ42より構成されている。第2のヘリカルギヤ42は、ヘリカルギヤ 41と係合していて、環状に配置されており、各ジヨイント40と回動可能にそ して輪状に一体になっている。ギヤ対41と42が、第2の回転体8を第1の回 転体6に押圧する装置43を構成している。より詳細には、ギヤ41と42の各 々は、ダブルユニバーサルジヨイント40を介して各々の第2の回転体8に所定 の牽引力を与えるように傾斜が付けられており、後述のように、接触点Pにおい て表面7と9を強く接触(g r i p)させるようになっている。
図3に示すように、制御装置10は、第1の回転体6の軸14と同軸である円筒 体44を含む。この円筒体44は、回転体6と8を収容しており、支持ディスク 23と24に接続されていて、これらディスクに関して回転し移動する。制御装 置10は、一群の回転体としてのボール45を有する。ボール45は、保持器4 6に等間隔に収容され、第2の回転体8と円筒体44の間に設けられている。
円筒体44は、反力要素として機能し、ボール45の動きを規制する。ボール4 5の数は第2の回転体8の数と同じである。保持器46の軸方向の動作位置に拘 らず、ボール45が第2の回転体8と円筒体44と接するように、第1と第2の 回転体6と8の表面7と9の曲率を決めねばならない。すなわち、回転体6と8 の母線に沿う接触点Pにおいて、接触状態となるようにこれらの表面の曲率が決 められている。ギヤ41と42のそれぞれの牽引力によって、各節2の回転体8 は、常に第1の回転体6とボール45の間に押圧されている。その結果、回転体 6と8の接触面の間と、これら回転体の母線に直角に発生された作用によって、 入力動力は十分に変速ドライブ1に伝達される。
制御装置tlOは、更に、起動ユニット47(図3)を有する。起動ユニット4 7は、第1と第2の回転体6と8に対して保持器46とボール45を移動させ、 第1の回転体6の軸14に対して第2の回転体8を前後に揺動させる。
図3に示すように、起動ユニット47は複数の制御棒49(一つのみ図示)と、 アクチュエーター50(概略を示す)より構成されている。アクチュエーター5 0は、軸方向に摺動するように、支持ディスク23の外側で出力シャフト4に嵌 合されており、ボール45の保持器46に回動可能に固定され、周知の方法でシ ステム13の制御によって、第1の回転体6の軸14に平行に制御棒49を移動 させる。
各制御棒49は、アクチュエーター49の周端部と一体である第1の端部と、2 つのボール45間において保持器45の周端部と一体である第2の端部を有する 。
制御棒49をガイドするディスク51が、アクチュエーター50と支持ディスク 23間に設けられている。ガイドディスク51は、周囲に沿って複数のシャフト 穴52を持っていて、この穴52に制御棒49のそれぞれが摺動可能に嵌合され ている。ガイドディスク51は、制御装置1oの選択に応じて、ボールベアリン グ53を介して出力シャフト4にその軸方向に固定されて、回転される。
制御システム13が起動されると、アクチュエーター50が出力シャフト4に沿 って動かされ、次に制御棒49が同じ方向に動かされる。従って、保持器46と ボール46が軸方向に移動し、第2の回転体8を、アーティキュレート・ジヨイ ント27によって第1の回転体6の軸14に対して前後に揺動させる。その結果 、第1と第2の回転体6と8の母線に沿って、接触点Pを移動させる。
ボール45の軸方向への移動により、変速ドライブ1の最大と最小速度比に対応 する2つの限界位置(図4)間で、第2の回転体8を揺動させる。より詳細には 、ボール45が支持ディスク23に隣接している時、図48に示す「直結駆動」 状態が達成される。
逆に、ボール45が支持ディスク24に隣接している時、図4bに示されるよう に、変速機の最大減速、あるいは個別の変速の場合の「ファーストギヤ」状態と なる。
ボール45の移動により、円筒体44も移動される。保持器46が支持ディスク 23に隣接している時、円筒体44は保持器46と共に支持ディスク23の外側 面とガイドディスク51上を摺動する。そして、保持器46が支持ディスク24 に隣接している時に、円筒体44は保持器46と共に支持ディスク24の外側面 とケース2の端部19上を摺動する。
上記に反して、保持器46が固定された軸位置に保持されていると、円筒体44 は、第1の回転体6の軸14の周囲をボール45によって回転させられ、対応す る支持ディスクと接触している。
従って、ボール45が要求された速度比に応じた位置にある時、ヘリカルギヤ機 構39とダブルユニバーサルジヨイント4oを介して、動きは第2の回転体8に 伝達される。第2の回転体8は、ギヤ対41と42によって第1の回転体6に押 圧される。更に、動きは、第2の回転体8から第1の回転体6を介して出力シャ フト4に伝達され、ギヤ41と42の第2の回転体8に対する牽引力によって、 第1の回転体6は第2の回転体8の間に確実に保持される。
図7の実施例は、ドライブ1と似た変速ドライブ55であり、同じ部品は上記と 同じ符号を用いて表示されている。
図7の実施例において、第1の回転体6は、その太い端部16で出力シャフト4 と一体である。
第2の回転体8は、第1の回転体6の周囲に環状に配置されているが、可撓性の ジヨイント56、一般にはヘリカルジヨイントとして知られている、にょって入 力シャフト3に回動可能に接続されている。このジヨイント56は、各々の第2 の回転体8の太い端部20と、ギヤ機構39のへリヵルギャ42の間に設けられ ている。ジヨイント56は2つのヘッド57と、ヘッド57接続用のコイルばね 状の可撓体58を有する。機構39のギヤ41と42の歯は、第1の回転体6が 第2の回転体8の中に進入するように傾斜が付けられていて、接触面7と9に高 度の摩擦が生ずるようになっている。
図8の実施例は、ドライブ1と似ており、同様な部品は同じ符号を用いて表され ている。
ドライブ60はドライブ1と以下の点で異なっている。すなわち、出力シャフト 4が入力シャフト3と同じ側から延出していることと、入力シャフト3と平行で あり隣接していること、第1の回転体6の太い端部16に一体に接続されている こと、ダブルユニバーサルジヨイント40間に延出していることである。
図8に示されているように、ギヤ42はギヤ41と係合している。ギヤ41は、 回転可能にそして軸方向に固定された状態で出力シャフト4と接続しており、中 間ギヤ61と一体である。中間ギヤ61は、出力シャフト4に対して回転し、そ して、入力シャフト3に取り付けられているヘリカルギヤ62と係合している。
ギヤ41.42.61と62は、ヘリカルギヤ機構63を構成していて、ケース 2の内部に収容されており、部分64に固定され、回転体6と8間で上述の押し つけ作用を行わせる。
図9の変速ドライブ80は、上述のドライブと同様であり、同じ部品には同じ符 号が付与されている。
図9−図12に示されているように、ドライブ80は、制御装置10の構成がド ライブ1のものと異なっている。すなわち、ドライブ80は、一群の回転体とし てのボール45を有する。ボール45は、環状のカップ型要素46によって形成 されている保持器内に等間隔で配置されている。このカップ型の要素46は、保 持器46と、ドライブ1のコントラスト(contrast)要素44として機 能する。
制御装置10は、端部壁を介して取り付けられ、ケース2と一体である複数の支 持とガイドバー81に沿って摺動可能であり、ボール45間の放射状間隙内で、 出力シャフト4の軸14と平行に環状に配置されている。
各ボール45と保持器46の円筒状の壁部44の間には、ボール45によって保 持器46に、特に、ボール45の外側に放射状に壁部44に、伝達される可能性 のある横揺れ成分を吸収するためのローリング要素82が設けられている。
図10.11と図12に示されているように、各転がり要素82が軸状のスラス トベアリング83と、一対のアイドル・ローラー91と92を有している。この ベアリング83のシャフトAは、出力シャフト4の軸14に略垂直である。
ベアリング83は、第1の円筒状のスラストベアリング84と、第1のスラスト ベアリングと同軸である第2のスラストベアリング85を有する。第1と第2の スラストベアリングの間に、球状の転動体(rolling bodies)8 6が設けられている。
スラストベアリング84と85には、中央に貫通シート(seat)87が形成 されている。個々の平行な転がりベアリング97に取り付けられたアイドルロー ラー91と92が、この貫通シート87に収容されている。各ボール45の外表 面と転がり接触するように、ローラー91と92の外表面は凹んでいる。従って 、各ボール45は、各要素82のローラー91と92と、各ボール45の一方の 側にある2つの隣接する第2の回転体8との間に入るのである。
ベアリング83は、更に、スラストベアリング85にねじ留めされたプレート9 5を有している。このプレート95は、動作中、ボール45の反対側にあるシー ト87内にローラー91と92を保持する。
第2のスラストベアリング85は、制御装置10をバー81に沿って移動させる ための制御タイ(t i e)101の第1の端部100に取り付けられている 。
そして、ベアリング85は、回転体8の外表面9に沿うボール45の作動点を移 動させ、第2の回転体8と第1の回転体6の外表面7の間で、接触転Pを移動さ せる。
タイ101の第2の反対側の端部(図示されず)は、駆動リング1o2(ドライ ブ1のアクチュエーター50の代替品)に取り付けられている。駆動リング10 2は、摺動可能にバー81に取り付けられており、周知のシステム(図示されず )、本例ではシステム13、によって制御される。
実際の使用状態では、ボール45は回転体8(図4)と保持器46の側M144 の間に、これらの間にある要素82を介して保持されている。従って、スラスト ベアリング84は側壁44上にある。この側壁44は、ベアリング84とベアリ ング83上のローラー91と92を介して、ドライブ1の要素44と同様に、ボ ール45のコントラスト要素として機能する。しかし、この場合、ボール45の 転勤がローラー91と92によりて吸収されるために、壁部44すなわち保持器 46全体としては、ボール45によって回転されることはない。そして、タイ1 01による要素82の軸方向の動きが保持器46に伝達され、前述のように速度 比が変更される。
変速ドライブ1.55.60と80の利点は、上述の説明から明らかであろう。
特に、これらの装置では、回転体6と8が単一の母IIPの位置で直接接触し、 完全ではないにしろかなり、摩擦に起因する動力損失を減少することができ、ド ライブの効率を向上し、略l:6の最大速度比を達成できる。
同時に、ドライブの設計(デザイン)特性によって、所定の寸法で比較的高い動 力伝達が可能となり、高い動力伝達値でも非常に小型である。
ドライブの寸法、特に長さ、は図9の実施例のドライブ80の場合、かなり小さ くなっている。実際に、ドライブ1では、保持器46の移動は反力要素44の移 動を伴うことになり、ボール45によって回転される反力要素44は、支持ディ スク23と24の一方に支持され、その上に達する長さを有していなければなら ず、ドライブ1が比較的長くなる。しかし、ドライブ80の壁部44は、保持器 46の一部を構成しており、要素82によって回転を阻まれるために、保持器4 6を支持しているバー81に支持されても良い。従って、壁部44の長さをかな り減らすことができる。
入力シャフト3と第2の回転体8への動きの伝達に加えて、変速ドライブ1と5 5のヘリカルギヤ機IJ!39は、自己補償型の軸ジヨイントとして機能する。
すなわち、受けた動力の関数として、第2の回転体8に所定の軸圧を与えること ができる。
変速ドライブ1.55.60と80に、本発明の範囲内で様々な変更が可能であ ることは、当業者には明かであろう。特に、他種のアーティキュレーティド・ジ ヨイントを、第2の回転体8の端部26をそれぞれの支持ディスク23と24と の接続に使用できる。
第2の回転体8を作動位置に保持するためのジヨイント40と56を、他デザイ ンの物と代えても良く、そのような場合、ドライブ1.55と60の支持ディス ク23と24を省くこともできる。
第2の回転体8を第1の回転体6に押圧する作用の少なくとも一部を、可撓性の ジヨイント56に行わせても良い。このジヨイント56は、組立により、そして トルクの関数として、牽引あるいはスラストによって上記の抑圧作用を行う。
最後に、第2の回転体8の第1の回転体6への抑圧方法も変更可能である。特に 、ギヤ41と42に押圧する作用の一部のみを行わせて、残りをボール45によ って行っても良い。ボール45による押圧は、第2の回転体8と円筒体44の間 になされる。更に、この押圧作用を、第2の回転体8に対して第1の回転体6を 軸方向に移動させるシステムを設けることによって、部分的に実行しても良い。
この場合、そしてこの場合に限らず、ギヤ42の軸方向の位置(放射状のリブ等 を用いて)をはみ出してバー81(類似の物)を延出させることができるシステ ムによって、支持体18(図9)をケース2と一体にしても良い。更に、端部1 9をガイドバー81と支持体18に沿って軸方向に摺動可能に取り付けられたリ ング11つと代えても良い。従って、これらは全て回転体6に対して、軸方向に 一緒に同じ瓜移動する。この様にボール45の位置に関係無く、接触点Pは永久 に同じ円周上にあり、一つ以上の回転体8が回転体6に対して摺動するのを防止 し、装置の早すぎる摩耗を防いでいる。
ボール45の移動に他種の起動ユニット47を使用しても良い。更に、コントラ スト要素44は、必ずしも上述のような環状体でなくても良い。
最後に、必要に応じて変速ドライブ1.55.60と80を、高効率域で制御モ ーター(図示されず)を使用できるように設計しても良く、モーター自体の「弾 性」を増すことができる。
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)19国際出願の表示 PCT/IT92100104 2、発明の名称 車両用変速ドライブ 3、特許出願人 国籍 イタリア国 4、代理人 5、補正書の提出年月日 1993年 8月27日 6、添付書類の目録 広く採用されているのではあるが、この様な設計手法は、接触面で相対的に摺動 する母線の接触部分において、表面速度が異なることによる重大な機能的な欠点 がある。すなわち、摩擦により動力損失が増大し、変速ドライブの効率が低下す ることになる。相対的な摺動とそれに伴う動力損失を、母線の接触部を短くする ことによって減少させることができ、その結果、回転体がせいぜい一点のみで接 触することになる。
上記問題を解決する従来の構造は、しかしながら動力伝達という点では不十分で ある。動力伝達量の増加は、可動の中間要素数を増せば達成されるが、ドライブ の大きさと製造コストを増加することになる。
上記解決法におけるコストの増加は、円錐体の一方が他方に対してシャフト方向 に可動でなければならず、自己補償型の軸ジヨイント、例えば、円錐状駆動体の トルクの関数として所定の軸圧力を与えることができるもの、を使用する必要が あるからである。
ドイツ公開公報第902204号には、接合された湾曲面を有する円錐体が解決 策として開示されている。これらの接合された湾曲面は、円錐体に対して軸方向 に摺動可能な外部剛体リングよりなる抑圧手段によって、互いに直接接触してい る。しかしながら、この解決法にも欠点がないわけではない。すなわち、リング を軸方向に動かして入出力シャフト間の速度比を変化させるために、変速ドライ ブに、変速動作中、ドライブから負荷を除去することができる摩擦装置を設けね ばならないからである。従って、はぼ無限の速度比を得られるにも拘らず、連続 可変ドライブとして、このドライブを採用することはできない。
発明の開示 本発明の目的は、上記問題点を解決するための変速ドライブ、特に、機械的効率 が高く、比較的高い動力を伝達できるだけではなく、直線的な形状であり、製造 費が安い変速ドライブを提供することである。
本発明に基づく変速ドライブは、請求の範囲1に記載される車両用変速ドライブ を提供する。
図面の簡単な説明 請求の範囲 1、ひとつの入力シャフト(3)と、少なくともひとつの出力シャフト(4)と 、前記入力シャフト(3)と出力シャフト(4)とを接続してシャフト(3)( 4)の速度比を連続して変えるための手段(5)とを含む車両用の変速ドライブ (1;55;60)において、前記接続手段(5)は、前記出力シャフト(4) に回動的に結合され、所定の曲率半径でカーブする第1の横方向の湾曲側面(7 )を有する第1の回転駆動要素(6)と、前記入力シャフト(3)に回動的に結 合され、前記第1の回転要素(6)のまわりに環状に配置された第2の回転駆動 要素(8)であって、その各々が所定の曲率半径でカーブする横方向の第2の側 面(9)をもって前記第1の回転要素(6)に面する第2の回転要素(8)と、 前記第1、第2の回転要素(6)(8)の各湾曲面(7)(9)が、これら回転 要素(6)(8)の母線に沿って移動し得る単一の接点Pにおいてのみ相互に接 するように制御する制御手段(10)と、前記第1、第2の回転要素(6)(8 )の各湾曲面(7)(9)が前記接点Pで互いに接するように押圧するための手 段(41,42)と、を含み、 前記制御手段(10)は、前記第2の回転要素(8)と、第1回転要素(6)と 同軸をなす反力要素(44)との間に位置する複数の回転体(45)からなる少 なくとも一連のリングと、前記回転体(45)のリングを前記第1および第2の 回転要素(6)(8)に沿って移動させるための起動手段(47)とを含み、前 記第1および第2の回転要素(6)(8)の各湾曲側面(7)(9)は、前記回 転体(45)がその軸上の位置に関係なく常に第2回転要素(8)と反力要素( 44)との間に挟持されるように設計されることを特徴とする変速ドライブ。
2、請求の範囲1に記載の変速ドライブにおいて、前記第2の回転要素(8)の 曲面(9)は、前記第1の回転要素(6)の曲面(7)とは逆の曲率を有し、前 記第1の回転要素(6)の曲面(7)の曲率半径より大きい曲率半径でカーブす ることを特徴とする変速ドライブ。
3°請求の範囲1または2に記載の変速ドライブにおいて、前記第1の回転要素 (6)は、前記出力シャフト(4)に回動的に結合される樽型の先細のローラで あり、前記複数の第2の回転要素(8)はその各々が前記入力シャフト(3)に 回動的に結合される複数の先細のローラであり、前記第1のローラの直径が増加 する方向に沿って、前記第2のローラの直径は減少するような位置に配置される ことを特徴とする変速ドライブ。
4、請求の範囲工ないし3のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、前記回転 体(45)の数は前記第2の回転要素(8)の数に等しいことを特徴とする変速 ドライブ。
5、前記各請求の範囲のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、前記第2の回 転要素(8)は、前記第1及び第2の回転要素(6)(8)上に位置する一対の 支持ディスク(23)(24)にそれぞれ固定される端部(26)を有し、これ ら端部(26)は前記第2回転要素(8)を第1回転要素(6)の軸(14)に 対して揺動させる関節手段(27)によって前記各支持ディスク(23)(24 )に連結されることを特徴とする変速ドライブ。
6、請求の範囲5に記載の変速ドライブにおいて、前記関節手段は球形のアーテ ィキュレーティッド・ジヨイント(27)を含み、このアーティキュレーティッ ド・ジヨイントは前記第2回転要素(8)の各端部(26)にスライド可能に接 続される第1の球形ヘッド要素(28)を有し、第1の球形ヘッド要素は、前記 支持ディスク(23)(24)に固定される第2の要素(31)上に形成される 球形シート(30)と係合し、前記第2の要素(31)は、これの両側に位置し 前記支持ディスク(23)(24)に接続する一対のパッド(33)を介して支 持ディスク(23)(24)に固定されて、前記第1の回転要素(6)の軸(1 4)の方向および軸からの方向に迅速にスライドし、かつ前記パッド上でピボッ ト(揺動)運動して前記第1回転要素の軸(14)に垂直な軸(38)まわりに 回転することを特徴とする変速ドライブ。
7、請求の範囲5または6に記載の変速ドライブにおいて、前記起動手段(47 )は、 前記第1の回転要素(6)を回動的に結合するシャフト(4)上で軸方向にスラ イドするように搭載されるアクチュエータ(50)と、前記アクチュエータ(5 0)と前記回転体(45)リングとの間にある少なくともひとつのロッド(49 )とを含み、前記ロンド(49)は、前記アクチュエータと第1及び第2の回転 要素(6)(8)との間に位置するガイドディスク(51)に軸方向にスライド 可能に連結され、ガイドディスクはローリングベアリング(53)を介して、w 41の回転要素(6)を結合するシャフト(4)に接続されることを特徴とする 変速ドライブ。
8、請求の範囲7に記載の変速ドライブにおいて、前記抑圧手段(41,42) は、前記第2の回転要素(8)と、この第2回転要素(8)を結合するシャフト (3)との間に位置し、第2回転要素(8)のための前記押圧手段(41,42 )は、お互いに噛み合う一対のヘリカルギヤ(41)(42)を含み、これらギ ヤの歯は前記第2の回転要素(8)の各軸に沿って所定の押圧力を与えるように 傾斜し、これによって前記第1及び第2の回転要素のそれぞれの曲面(7)(9 )が互いに接触することを特徴とする変速ドライブ。
9、請求の範囲8に記載の変速ドライブにおいて、前記一対のギヤ(41)(4 2)は、前記第2の回転要素(8)の各々を、第1の回転要素(6)と前記制御 手段(10)との間に押し込むために設けられることを特徴とする変速ドライブ 。
10、請求の範囲8または9に記載の変速ドライブにおいて、前記一対のギヤの 各々は、前記第2の回転要素(8)に回動的に結合する第1のヘリカルギヤ(4 2)と、第2の回転要素(8)に回動的に結合するシャフト(3)に固定される 第2のへりカルギヤ(41)からなり、前記ギヤ(41)(42)は外ケース( 2)の内部(19)に収納されるヘリカルギヤメカニズム(39)を形成するこ とを特徴とする変速ドライブ。
11、請求の範囲8または9に記載の変速ドライブにおいて、前記入力シャフト (3)と出力シャフト(4)は平行であり、前記第1及び第2の回転要素(6) (8)に対して同じ側に位置し、前記一対のギヤ(41,42)は、前記第2の 回転要素(8)に角度をなして結合する第1のヘリカルギヤ(42)と、第1の 回転要素(6)を結合するシャフト(4)の軸上に回転可能に搭載される第2の ヘリカルギヤ(41)とからなり、第2のヘリカルギヤ(41)は中間ギヤ(6 1)と一体となって、この中間ギヤを介してさらに、第2の回転要素(8)を一 体化する前記シャフト(3)上に取り付けられたもうひとつのヘリカルギヤ(6 2)と噛み合い、前記ギヤ(41)(42)(61)(62)は外ケース(2) の内部に収納されるへりカルギヤメカニズム(63)を形成することを特徴とす る変速ドライブ。
12、請求の範囲10または11に記載の変速ドライブにおいて、さらに、前記 第2回転要素(8)と前記第1のヘリカルギヤ(42)の間にアングルジヨイン ト(40,56)を含むことを特徴とする変速ドライブ。
13、請求の範囲12に記載の変速ドライブにおいて、前記アングルジヨイント (40)はダブルユニバーサルジヨイントであることを特徴とする変速ドライブ 。
14、請求の範囲12に記載の変速ドライブにおいて、前記アングルジヨイント (56)は、コイルスプリング形感の弾性要素(58)で接合される一対のヘッ ド(57)からなるフレキシブルジヨイントであることを特徴とする変速ドライ  。
ブ。
15、請求の範囲12ないし14に記載の変速ドライブにおいて、前記各アング ルジヨイント(40,56)は、前記第1のヘリカルギヤ(42)と前記第2の 各回転要素(8)の小さい側の端部との間に位置することを特徴とする変速ドラ イブ。
16、請求の範囲12ないし14に記載の変速ドライブにおいて、前記各アング ルジヨイント(40,56)は、前記第1のへりカルギヤ(42)と前記第2の 各回転要素(8)の広い側の端部との間に位置することを特徴とする変速ドライ ブ。
17、請求の範囲12ないし16のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、前 記外ケースの内部収納部分(19)は、前記第1の回転要素(6)のうちシャフ ト(4)に結合する側と反対側の端部(16)にむかって延びる細長いボディ( 18)を含み、この細長いボディは前記各アングルジヨイント(40,56)の 間で、かつこれらアングルジヨイントに隣接する前記支持ディスク(24)に形 成されたホール(24°)内に位置し、前記第1の回転要素(6)の自由端は、 先細のローラーベアリングを介して前記細長いボディ (18)の自由端に結合 され、第1の回転要素(6)に結合するシャフト(4)は、前記ロッド(49) のガイドディスク(51)に隣接するもう一方の前記支持ディスク(23)を通 り、さらに前記ガイドディスク(51)を通過して延びることを特徴とする変速 ドライブ。
18、請求の範囲うないし17のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、前記 反力要素(44)は、前記起動手段(47)の外側に延びる筒型の本体であり、 19、請求の範囲18に記載の変速ドライブにおいて、前記反力要素(44)は 前記支持ディスク(23)(24)の外側に延び、これら支持ディスクに回転可 能及び軸方向へのスライド可能な状態で接続されることを特徴とする変速ドライ ブ。
20.請求の範囲1ないし17のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、前記 制御手段(10)はさらにローリング要素(82)群を含み、各ローリング要素 は前記回転体(45)と反力要素(44)との間に配置されて、回転体(45) から反力要素(44)に伝達される横揺れ成分を吸収することを特徴とする変速 ドライブ。
21、請求の範囲20に記載の変速ドライブにおいて、前記ローリング要素(8 2)は実質的に前記出力シャフト(4)の軸とほぼ垂直な軸を有する軸方向のベ アリング(83)であり、前記軸ベアリング(83)にはアイドルローラ(91 ゜92)を囲うための貫通シート(87)が設けられ、アイドルローラ(91, 92)は前記リング型の各回転体(45)の表面(94)と係合するような凹上 の外部表面(93)を有することを特徴とする変速ドライブ。
22、請求の範囲21に記載の変速ドライブにおいて、前記軸ベアリング(83 )は前記制御ドライブ(10)を動かすための制御タイ(101)の第1の端部 (100)に取り付けられ、前記第2回転要素(8)と第1回転要素(6)の曲 面(7)との接点(P)を移動することを特徴とする変速ドライブ。
2、特許請求の範囲のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、前記複数の第2 の回転要素(8)は軸上で互いに固定されることを特徴とする変速ドライブ。
2、特許請求の範囲のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、前記複数の回転 体からなるリングは、複数のボール(45)で形成されるリングであることを特 徴とする変速ドライブ。
国at[査報告 M N84FJCi ANNIEX A NNEXEPCT/rT921001 04 SAE 64513フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、SE)、0A (BF、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD 、TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,C3゜D E、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、 LU、 MG 、 MN、 MW、 NL、 No、 PL、RO,RU、SD、SE、US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ひとつの入力シャフト(3)と、少なくともひとつの出力シャフト(4)と 、前記入力シャフト(3)と出力シャフト(4)とを接続してシャフト(3)( 4)の速度比を連続して変えるための手段(5)とを含む車両用の変速ドライブ (1;55;60)において、 前記接続手段は、 前記シャフト(3)(4)の一方である出力シャフト(4)に角度をなして結合 され、所定の曲率半径でカーブする横方向の湾曲側面(7)を有する第1の回転 駆動要素(6)と、 前記シャフト(3)(4)の他方である入力シャフト(3)に回動的に結合され 、前記第1の回転駆動要素(6)のまわりに環状に配置される複数の第2の回転 駆動要素(8)であって、所定の曲率半径でカーブするその横方向の側面(9) が前記第1の回転要素(6)に面する第2の回転駆動要素(8)と、前記第1、 第2の回転要素(6)(8)の各湾曲面(7)(9)が、これら回転要素(6) (8)の母線に沿って移動可能な単一の接点Pにおいてのみ相互に接するように 制御する制御手段(10)と、前記第1、第2の回転要素(6)(8)の各湾曲 面(7)(9)が前記接点Pで互いに接するよう押圧するための手段(41、4 2)と、を含むことを特徴とする変速ドライブ。 2.請求の範囲1に記載の変速ドライブにおいて、前記第2の回転要素(8)の 曲面(9)は、前記第1の回転要素(6)の曲面(7)の曲率半径より大きい曲 率半径で、逆の曲率で湾曲することを特徴とする変速ドライブ。 3.請求の範囲1または2に記載の変速ドライブにおいて、前記第1の回転要素 (6)は、前記出力シャフト(4)に回動的に結合される樽型の先細のローうで あり、前記複数の第2の回転要素(8)はその各々が前記入力シャフト(3)に 回動的に結合される複数の先細のローラであり、前記第1のローラの直径が増加 する方向に沿って、前記第2のローラの直径は減少するような位置に配置される ことを特徴とする変速ドライブ。 4.請求の範囲1ないし3のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、前記制御 手段(10)は、前記第2の回転要素(8)と、前記第1の回転要素(6)と同 軸をなす反力要素(44)との問に位置する、複数の回転体(45)で形成され てこれら回転体の経路をなす少なくともひとつの回転体(45)のリングと、前 記回転体(45)からなるリングを前記第1、第2の回転要素(6)(8)に対 して移動するための起動手段(47)とを含み、前記第1、第2の回転要素(6 )(8)のそれぞれの湾曲側面(7)(9)は、前記回転体(45)リングの軸 上の位置に関係なく、この回転体(45)リングを第2の回転体(8)と反力要 素(44)との間に挟まれるように保持するように没計されることを特徴とする 変速ドライブ。 5.請求の範囲4に記載の変速ドライブにおいて、前記起動手段(47)は、前 記第1の回転要素(6)を回動的に結合するシャフト(4)上で軸方向にスライ ドするように搭載されるアクチュエータ(50)と、前記アクチュエータ(50 )と前記回転体(45)リングとの間にある少なくともひとつのロッド(49) とを含み、前記ロッドは、前記アクチュエータと第1及び第2の回転要素(6) (8)との間に位置するガイドディスク(51)に軸方向にスライド可能に連結 され、ガイドディスクはローリングベアリング(53)を介して、第1の回転要 素(6)を結合するシャフト(4)に接続されることを特徴とする変速ドライブ 。 6.請求の範囲4または5に記載の変速ドライブにおいて、前記複数の回転体( 45)の数は前記第2の回転要素(8)の数と同数であり、前記反力要素は前記 起動手段(47)の外側に延びるチューブ型の本体からなることを特徴とする変 速ドライブ。 7.前記各請求の範囲のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、前記押圧手段 (41、42)は、前記第2の回転要素(8)と、この第2回転要素(8)を結 合するシャフト(3)との間に位置し、第2回転要素(8)のための前記押圧手 段は、お互いに噛み合う一対のヘリカルギヤ(41)(42)を含み、これらギ ヤの歯は前記第2の回転要素(8)の各軸に沿って所定の押圧力を与えるように 傾斜し、これによって前記第1及び第2の回転要素のそれぞれの面(7)(9) が互いに接触することを特徴とする変速ドライブ。 8.請求の範囲7に記載の変速ドライブにおいて、前記一対のギヤ(41)(4 2)は、前記第2の回転要素(8)のそれぞれを、第1の回転要素(6)と前記 制御手段(10)との間に押し込むために設けられることを特徴とする変速ドラ イブ。 9.請求の範囲7または8に記載の変速ドライブにおいて、前記一対のギヤの各 々は、前記第2の回転要素(8)に回動的に結合する第1のヘリカルギヤ(42 )と、第2の回転要素(8)に回動的に結合するシャフト(3)に固定される第 2のヘリカルギヤ(41)からなり、前記ギヤ(41)(42)は外ケース(2 )の内部に収納されるヘリカルギヤ機構を形成することを特徴とする変速ドライ ブ。 10.請求の範囲7または8に記載の変速ドライブにおいて、前記入力シャフト (3)と出力シャフト(4)は平行であり、前記第1及び第2の回転要素(6) (8)に対して同じ側に位置し、前記一対のギヤ(41、42)は、前記第2の 回転要素(8)に回動的に結合する第1のヘリカルギャ(42)と、第1の回転 要素(6)を結合するシャフト(4)の軸上に回転可能に搭載される第2のヘリ カルギヤ(41)とからなり、第2のヘリカルギヤ(41)は中間ギヤ(61) と一体となって、この中間ギヤを介してさらに、第2の回転要素(8)を一体化 する前記シャフト(3)上に取り付けられたもうひとつのヘリカルギヤ(62) と噛み合い、前記ギヤ(41)(42)(61)(62)は外ケース(2)の一 部(64)に収納されるヘリカルギヤ機構(63)を形成することを特徴とする 変速ドライブ。 11.請求の範囲4ないし10のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、前記 第2の回転要素(8)は、前記第1及び第2の回転要素(6)(8)上に位置す る一対の支持ディスク(23)(24)にそれぞれ固定される端部(26)を有 し、前記反力要素(44)は前記支持ディスク(23)(24)の外側に延び、 これら支持ディスクに回転可能及び軸方向への摺動可能であり、前記第2回転要 素(8)の端部(26)は、前記第2回転要素(8)を第1回転要素(6)の軸 から揺動させる関節手段(27)によって前記各支持ディスク(23)(24) に連結されることを特徴とする変速ドライブ。 12.請求の範囲11に記載の変速ドライブにおいて、前記関節手段は球形のア ーティキュレーティッド・ジョイント(27)を含み、このアーティキュレーテ ィッド・ジョイントは前記第2回転要素(8)の各端部(26)に摺動可能に接 続される第1の球形ヘッド要素(28)を有し、第1の球形ヘッド要素は、前記 支持ディスク(23)(24)に固定される第2の要素(31)上に形成される 球形シート(30)と係合し、前記第2の要素(31)は、これの両側に位置し 前記支持ディスク(23)(24)に接続する一対のパッド(33)を介して支 持ディスク(23)(24)に固定されて、前記第1の回転要素(6)の軸(1 4)へ迅速にスライドし、かつ前記パッド上でピボット運動して前記第1回転要 素の軸(14)に垂直な軸(38)まわりに回転することを特徴とする変速ドラ イブ。 13.請求の範囲9ないし12のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、さら に、前記第2回転要素(8)と前記第1のヘリカルギヤ(42)の間にアングル ジョイント(40、56)を含むことを特徴とする変速ドライブ。 14.請求の範囲13に記載の変速ドライブにおいて、前記アングルジョイント (40)はダブルユニバーサルジョイントであることを特徴とする変速ドライブ 。 15.請求の範囲13に記載の変速ドライブにおいて、前記アングルジョイント (56)は、コイルスプリング形態の弾性要素(58)で接合される一対のヘッ ド(57)からなるフレキシブルジョイントであることを特徴とする変速ドライ ブ。 16.請求の範囲13ないし15のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、前 記各アングルジョイント(40、56)は、前記第1のヘリカルギヤ(42)と 前記第2の各回転要素(8)の小さい側の端部との間に位置することを特徴とす る変速ドライブ。 17.請求の範囲13ないし15のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、前 記各アングルジョイント(40、56)は、前記第1のヘリカルギヤ(42)と 前記第2の各回転要素(8)の広い側の端部との間に位置することを特徴とする 変速ドライブ。 18.請求の範囲13ないし17のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、前 記外ケースの内部収納部分(19)は、前記第1の回転要素(6)のうちシャフ ト(4)に結合する側と反対側の端部(16)にむかって延びる細長いボディ( 18)を含み、この細長いボディは前記各アングルジョイント(40、56)の 間で、かっこれらアングルジョイントに隣接する前記支持ディスク(24)に形 成されたホール(24′)内に位置し、前記第1の回転要素(6)の自由端は、 先細のローラーベアリングを介して前記細長いボディ(18)の自由端に結合さ れ、第1の回転要素(6)に結合するシャフト(4)は、前記ロッド(49)の ガイドディスク(51)に隣接するもう一方の前記支持ディスク(23)を通り 、さらに前記ガイドディスク(51)を通過して延びることを特徴とする変速ド ライブ。 19.請求の範囲1ないし3のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、前記制 御手段(10)は、前記第2の回転要素(8)と、第1の回転要素(6)と軸を 同じくする反力要素(44)との間に位置する複数の回転体(45)で形成され る少なくともひとつのリングと、この回転体(45)リングを前記第1及び第2 の回転要素(6)(8)に対して動かすための起動手段(101、102)とを 含み、前記第1及び第2の回転要素(6)(8)のそれぞれの湾曲する側面(7 )(9)は、前記回転体(45)リングがその軸上の位置に関係なく常に第2回 転要素(8)と反力要素(44)との間にはさまれるように設計され、各回転体 (45)と反力要素(44)との間には、回転体(45)から反力要素(44) に伝達される横揺れ成分を吸収するために、ローリング要素(82)がもうけら れるとを特徴とする変速ドライブ。 20.請求の範囲19に記載の変速ドライブにおいて、前記ローリング要素(8 2)は実質的に、前記出力シャフト(4)の軸とほぼ垂直な軸を有する軸方向の ベアリング(83)であり、前記軸ベアリング(83)にはアイドルローラ(9 1、92)を囲うための貫通シート(87)が設けられ、アイドルローラ(91 、92)は前記リング型の各回転体(45)の表面(94)と係合するような凹 状の外部表面(93)を有することを特徴とする変速ドライブ。 21.請求の範囲20に記載の変速ドライブにおいて、前記軸ベアリング(83 )は前記制御装置(10)を動かすための制御クイ(101)の第1の端部(1 00)に取り付けられ、前記第2回転要素(8)と第1回転要素(6)の曲面( 7)との接点(P)を移動することを特徴とする変速ドライブ。 22.前記各請求の範囲のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、前記複数の 第2の回転要素(8)は軸上で互いに固定されることを特徴とする変速ドライブ 。 23.請求の範囲4ないし22のいずれかに記載の変速ドライブにおいて、前記 複数の回転体からなるリングは、複数のボール(45)で形成されるリングであ ることを特徴とする変通ドライブ。 24.本明細書に記載され図面に示される、車両用の変速ドライブ。
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