JPH0749883Y2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0749883Y2
JPH0749883Y2 JP1988035087U JP3508788U JPH0749883Y2 JP H0749883 Y2 JPH0749883 Y2 JP H0749883Y2 JP 1988035087 U JP1988035087 U JP 1988035087U JP 3508788 U JP3508788 U JP 3508788U JP H0749883 Y2 JPH0749883 Y2 JP H0749883Y2
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充伸 近藤
直光 村田
又平 小谷
雅史 松本
克之 酒井
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Sharp Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、原稿像を光学的に読取って得られた画像デー
タを伝送するたとえばファクシミリ装置に関する。
従来の技術 ファクシミリ装置では、原稿像を光学的に読取る読取手
段付近に搬送される複数本の原稿をストックするための
原稿スタッカが、ファクシミリ装置の装置本体に形成さ
れる原稿挿入口に関連して設けられている。原稿スタッ
カにセットされた複数枚の原稿は、一枚ずつ順次的に原
稿挿入口を通って読取手段近傍に搬送される。
考案が解決しようとする課題 前述のようなファクシミリ装置では、原稿スタッカを設
けるためのスペースが必要となるとともに、原稿スタッ
カおよびそれを配設するための部品が必要であるため、
部品点数が増大し、ファクシミリ装置が大形化するとと
もにコスト高となってしまうという問題点があった。
本考案の目的は、読取られるべき原稿を装置本体に形成
される挿入口付近に配置するための特別の手段を必要と
することがなく、したがって装置全体の小形化に有利な
ファクシミリ装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、(a)原稿を読取り手段10によって光学的に
読取って画像データを伝送し、かつ画像データを受信し
て印字手段26によって記録紙22に印字するファクシミリ
装置において、 (b)本体部2,4であって、 上面が、手前から背後になるにつれて上方になるように
傾斜し、その上面の下端部2aから上面に沿って上方に距
離Lをあけた位置で横に細長い原稿挿入口6が形成さ
れ、 挿入口6から背後になるにつれて低くなるように傾斜し
た原稿の搬送路が形成され、 この原稿搬送路の途中に前記読取り手段10が設けられる
本体部2,4と、 (c)大略的に平板状に形成される操作パネル7であっ
て、 この操作パネル7の上端部7aは、挿入口6よりも下方で
あってかつ挿入口6の近傍で、挿入口6の長手方向に沿
う軸線51まわりに角変位可能に設けられ、 操作パネル7の上面が本体部2,4の上面に沿って、操作
パネル7の手前から挿入口6に向けて上方になるように
傾斜した操作位置と、 操作パネル7の上面が操作パネル7の手前から挿入口6
に向けて下方になるように傾斜した原稿載置位置とに選
択的に設定される操作パネル7と、 (d)操作パネル7の上面に配設され、該ファクシミリ
装置を操作するためのキー8,9とを含むことを特徴とす
るファクシミリ装置である。
また本発明は、本体部2,4には、記録紙ロール21が、操
作パネル7の下方で操作パネル7に臨んで収納され、 前記印字手段26は、操作パネル7の下面に設けられ、操
作パネル7の前記操作位置で、記録紙ロール21から供給
される記録紙22に印字することを特徴とする。
作用 本考案に従えば、本体部2,4の上面の下端部2aから、そ
の上面に沿って上方に距離Lをあけた位置で、横に細長
い原稿挿入口6が形成され、この操作パネル7の上面に
は、本件ファクシミリ装置を操作するためのキー8,9が
備えられ、この操作パネル7は大略的に平板状であっ
て、この操作パネル7の上端部7aは、挿入口6よりも下
方であってかつ、挿入口6の近傍で、軸線51まわりに角
変位可能に本体部2,4に設けられ、操作パネル7を操作
位置とすることによって、操作パネル7の手前から挿入
口6に向けて上方になるように傾斜し、これによってキ
ー8,9の操作を容易に行うことができ、またこの操作パ
ネル7を、その操作パネル7の上面が操作パネル7の手
前から挿入口6に向けて下方になるように傾斜した原稿
載置位置とすることによって、操作パネル7の上面に載
置された原稿は、原稿挿入口6から本体部2,4の原稿搬
送路に導かれ、読取り手段10によって光学的に読取られ
る。
さらに本考案に従えば、本体部2,4には、記録紙ロール2
1が収納されており、この記録ロール21は、操作パネル
7の下方で操作パネル7に臨んでいるので、操作パネル
7を前述の原稿載置位置とすることによって、記録紙ロ
ール21の消費状況を一見して知ることができ、したがっ
てその記録紙ロール21の交換などをすべきことを容易に
知ることができる。また記録紙22の紙詰まりが生じたと
きにおいても、その修理を容易に行うことができる。さ
らに操作パネル7を前記操作位置としたとき、その操作
パネル7の下面に設けられる印字手段26によって記録紙
22に印字を行うことができ、画像データの受信を行うこ
とができる。
実施例 第1図は、本考案の一実施例のファクシミリ装置として
用いることができる電話機1の外観を示す斜視図であ
る。すなわち電話機1はファクシミリ機能をも有するよ
うに構成されており、装置本体2およびハンドセット3
などを含んで構成されている。装置本体2には原稿を読
取るための読取装置4が着脱自在に装備されており、そ
の上部には原稿の読取りの開始を指示するための開始ス
イッチ5が配設されている。読取装置4が装置本体2に
装着された状態では、原稿を挿入するための挿入口6が
読取装置4に関連して形成される。
装置本体2にはさらに、前記挿入口6付近に、その一端
部が原稿の挿入方向と交差する軸線、すなわち挿入口6
の長手方向に大略的に平行な軸線まわりに角変位自在に
操作パネル7が取付けられる。この操作パネル7にはダ
イアル番号を選択するための置数キー群8および各種の
機能を指定するための機能キー群9が配設されている。
第2図は、読取装置4を装置本体2から取外した状態を
示す斜視図である。読取装置4には1次元の密着型イメ
ージセンサ(以下、「イメージセンサ」という)10が備
えられ、また後述する検出ローラ11が備えられている。
装置本体2の読取装置4が装着される装着部12には、原
稿を搬送するための搬送ローラ13が配設されている。こ
の搬送ローラ13の操作パネル7側、すなわち原稿の搬送
方向(第2図矢符A1方向)上流側には、原稿の挿入を検
出するための原稿検知センサ14が設けられている。また
読取装置4が装置本体2に装着/離脱されていることを
検知する検知センサ15が、装着部12の一端部付近に配設
されている。
第3図は、読取装置4が装置本体2から取外されて使用
される場合における使用状態を示す斜視図である。挿入
口6に挿入することができない程度に大きな原稿、およ
び本などの任意の頁の読取りを行う場合には、読取装置
4が装置本体2から取外されて使用される。この場合に
操作者は、原稿17の原稿面に読取装置4のイメージセン
サ10が対向するようにして、読取装置4を原稿17上に載
置し、そのような状態で開始スイッチ5を押圧操作した
後、第3図示矢符18方向に移動する。これによってイメ
ージセンサ10は順次的に原稿像を読取る。このとき検出
ローラ11は読取装置4の変位量に比例して回転するた
め、この検出ローラ11に関連して、たとえばロータリエ
ンコーダなどを配置することによって読取位置を検出す
ることができる。
第4図は、電話機1の構成を簡略化して示す縦断面図で
ある。検出ローラ11に関連してロータリエンコーダ19が
設けられており、装置本体2内に収納される電気回路部
20にその出力が与えられる。これによって読取装置4が
装置本体2から取外されて用いられる場合において、イ
メージセンサ10の読取位置に関する情報は電気回路部20
に入力される。
操作パネル7の挿入口6とは反対側の端部付近の装置本
体2内には、記録紙ロール21から供給される感熱記録紙
22を、矢符23方向に搬送するためのプラテン24が配設さ
れている。画像記録時には、このプラテン24はパルスモ
ータ(図示せず)などによって矢符25方向に角変位され
る。プラテン24に関連して、プラテン24の長手方向に沿
ってドット状に配列される発熱抵抗体などを含んで構成
されるサーマルヘッド26が配設されている。
画像情報の感熱記録紙22への記録は、プラテン24が矢符
25方向に角変位され、またサーマルヘッド26が記録すべ
き画像に対応して発熱駆動されることによって行われ
る。
電話機1において機能キー群9が操作されてファクシミ
リ機能が選択されるとき、操作パネル7は操作者によっ
て矢符27方向に角変位され、第4図において破線で示さ
れる角変位方向上端の位置に、図示しない構成によって
支持される。このような状態では、操作パネル7上に複
数枚の原稿を載置することができ、操作パネル7は原稿
をストックしておく原稿スタッカとしての役割を果たす
ことができる。操作パネル7上に載置された原稿は、挿
入口6からイメージセンサ10の近傍に導かれ、搬送ロー
ラ13によって等速度で矢符28方向に搬送されつつ、その
原稿像が読取られていく。また操作パネル7の置数キー
群8および機能キー群9を操作するときには、第1図お
よび第2図に示されるように、また第4図の実線で示さ
れるように操作パネル7は角変位方向下端の位置に支持
される。
構成をさらに述べると、装置本体2と読取装置4とは、
本体部を構成する。この本体部の上面は、特に第4図か
ら明らかなように手前(第4図の左方)から背後(第4
図の右方)になるにつれて上方になるように傾斜してい
る。原稿挿入口6は、前記上面の下端部2aから上面に沿
って上方に距離Lをあけた位置で、横(第4図の紙面に
垂直方向)に細長く形成される。原稿の搬送方向が前述
のように矢符28で示されるように、原稿の搬送路は、挿
入口から背後(第4図の右方)になるにつれて低くなる
ように傾斜して形成されており、この原稿搬送路の途中
に、イメージセンサ10が配置される。
操作パネル7は、第1図、第2図および第4図から明ら
かなように大略的に平板状に形成されている。この操作
パネル7の上端部7aは、第4図に示されるように挿入口
6よりも下方であってかつ挿入口6の近傍で、挿入口6
の長手方向(第4図の紙面に垂直方向)に沿う軸線51ま
わりに角変位可能に本体部を構成する装置本体2に設け
られる。この操作パネル7は、前述のように第4図の実
線で示される位置では、その操作パネル7の上面は装置
本体2の上面に沿って操作パネル7の手前から挿入口6
に向けて上方になるように傾斜し、操作位置とされる。
また第4図の破線で示されるように操作パネル7の上面
が操作パネル7の手前から挿入口6に向けて下方になる
ように傾斜した原稿載置位置に設定されることもでき
る。
第5図は、電話機1の電気的構成を示すブロック図であ
る。電話機1にはその各種の機能を実現し、各機能の一
連の制御を行うための中央制御回路30が備えられてい
る。該中央制御回路30には、ファクシミリ機能を実現す
るためのファクシミリ回路31、読取装置4の動作を制御
する読取制御回路32、電話機能を実現するための電話回
路33、およびプラテン25の回転駆動およびサーマルヘッ
ド26の発熱駆動などの制御を行う印字制御回路34などが
接続されている。該中央制御回路30にはまた、操作パネ
ル7の置数キー群8および機能キー群9の操作に対応す
る信号が入力される。
読取制御回路32には読取装置4からの信号、すなわちイ
メージセンサ10およびロータリエンコーダ19などからの
信号が与えられる。読取制御回路32にはさらに、原稿検
知センサ14および検知センサ15からの信号が与えられて
いる。
電話回路33は、ライン35を介して電話回線に接続されて
いる。該電話回路33にはハンドセット3が接続されてお
り、またハンドセット3に関連して設けられるフックス
イッチ36からの出力が与えられている。電話回路33には
また、各種の信号音、および着呼時における呼出し音な
どを音響化するためのスピーカ37が接続されている。
印字制御回路34には、プラテン24を回転駆動するための
パルスモータや、サーマルヘッド26を発熱駆動するため
の回路などを含むプリンタ部38が接続され、また感熱記
録紙22が無くなったことを検出するための記録紙センサ
39などが接続されている。
操作パネル7の置数キー群8および機能キー群9の操作
に応答して、中央制御回路30は前記ファクシミリ回路3
1、読取制御回路32、電話回路33、および印字制御回路3
4を選択的に能動化し制御する。
第6図は、装置本体2に対する後述するファクシミリカ
ートリッジ40の取付構造を説明するための斜視図であ
る。本実施例においては、前述のファクシミリ回路31は
ファクシミリカートリッジ40内に収納され、ファクシミ
リカートリッジ40を装置本体2に着脱自在に構成するこ
とにより、電話機1に対してファクシミリ機能を選択的
に付加することができるようにしている。ファクシミリ
カートリッジ40には、電話機1をファクシミリとして機
能させるための、たとえば自動/手動受信の切換スイッ
チ、自信モードの切換スイッチなどのスイッチ類41が設
けられている。装置本体2の下部には取付凹所43が形成
されている。該取付凹所43内には案内凸部44、係止凹所
45が形成されている。ファクシミリカートリッジ40は操
作者によって第6図示矢符46方向に搬送されて取付けら
れる。このときカートリッジ40の側面に形成される案内
溝47内に、前記案内凸部44が摺接し、これによってファ
クシミリカートリッジ40が取付位置に導かれる。ファク
シミリカートリッジ40の上部には第6図(2)に示され
る係止爪48が形成されており、該係止爪48は前記係止凹
所45に掛止される。これによってファクシミリカートリ
ッジ40が取付凹所43に取付けられる。取付凹所43には複
数の端子を有するコネクタ49が配設されており、このコ
ネクタ49を介して、カートリッジ40内に収納されるファ
クシミリ回路31と、中央制御回路30との間の信号の授受
が行われる。
以下において第1図〜第6図を参照して、電話機1の各
機能について説明する。
(1)電話機能 電話機1を通常の電話機として用いる場合には、発呼時
においてはハンドセット3を持ち上げ、操作パネル7の
置数キー群8を操作してダイアル番号を選択する。この
後発信先の電話機が電話回線に接続されると、相互に通
話を行うことができる。着呼時においては、スピーカ37
から呼出し音が発生し、この後にハンドセット3を持上
げることによって発呼者との通話を行うことができる。
(2)複写機能 自動原稿読取モード 操作者は複写すべき原稿の先端を挿入口6に挿入した
後、読取装置4の上部の開始スイッチ5を押圧する。挿
入された原稿は搬送ローラ13によって等速度で搬送され
る。このときイメージセンサ10は搬送ローラ13の回転に
同期して順次的に原稿像を読取っていく。読取られた原
稿像の複写像は、プラテン24、サーマルヘッド26などの
働きによって感熱記録紙22上に得られる。
手動原稿読取モード 操作者は読取装置4を装置本体2から取外し、第3図示
のように原稿面上に載置する。この後開始スイッチ5を
押圧操作した後に、第3図示矢符18方向に移動する。該
読取装置4が移動されることによって検出ローラ11が回
転し、これによってロータリエンコーダ19から位置情報
が検出される。イメージセンサ10はこの位置情報に同期
して順次的に画像の読取りを行っていく。読取られた原
稿像の複写像は、プラテン24、サーマルヘッド26などの
働きによって感熱記録紙22上に得られる。なお、複写動
作の停止は開始スイッチ5を再度押圧操作することによ
って行われる。
(3)ファクシミリ機能 自動原稿読取モードによる発信動作 操作者はファクシミリカートリッジ40を装置本体2に装
填し、原稿の先端を挿入口6に挿入する。次にハンドセ
ット3を持上げ、通信先のファクシミリのダイアル番号
を操作パネル7の置数キー群8および機能キー群9など
の操作によって選択する。この後通信先のファクシミリ
が電話回線に接続されたことが確認された後、開始スイ
ッチ5を押圧する。これによって、原稿は搬送ローラ13
の働きによって等速度で搬送され、イメージセンサ10は
このとき搬送ローラ13の回転に同期して原稿像の読取り
を行う。読取られた原稿像に対応する画像データは、フ
ァクシミリ回路31によって送信用信号として符号化さ
れ、通信先のファクシミリへ伝送される。
手動原稿読取モードによる発信動作 操作者はファクシミリカートリッジ40を装置本体2に装
填する。そして読取装置4を装置本体2から取外し、第
3図示のように原稿面上に載置する。次にハンドセット
3を持上げ、操作パネル7の置数キー群8および機能キ
ー群9を操作し、通信先のファクシミリのダイアル番号
を選択する。通信先のファクシミリが電話回線に接続さ
れたことが確認された後に、操作者は開始スイッチ5を
押圧し、読取装置4を第3図示矢符18方向に移動させ
る。この読取装置4の移動によって検出ローラ11が角変
位し、ロータリエンコーダ19から読取装置4の読取位置
に関する情報が検出される。この位置情報に同期して、
イメージセンサ10が順次的に画像の読取動作を行う。こ
のようにして読取られた原稿像に対応する画像データ
は、ファクシミリ回路31の働きによって送信用信号とし
て符号化された順次的に通信先のファクシミリに伝送さ
れる。発信動作の終了は、開始スイッチ5を再度押圧操
作することによって行われる。
受信動作 ファクシミリカートリッジ40は、装置本体2に予め装填
される。このときファクシミリカートリッジ40に備えら
れる自動/手動受信切換スイッチを操作することによ
て、受信動作の自動/手動を選択する。自動受信の場合
には、ファクシミリ回路31の働きによって、自動的に電
話回線に接続され、発呼側のファクシミリ装置からの画
像データを受信し、受信された画像データに対応する画
像は、プラテン24、サーマルヘッド26などの働きによっ
て感熱記録紙22上に印字される。
手動受信の場合には、スピーカ26から音響化される呼出
し音に応答して操作者がハンドセット3を持ち上げ、回
線を接続させた後に開始スイッチ5を押圧する。開始ス
イッチ5が押圧されることによって、発呼側のファクシ
ミリからの画像データの受信が行われ、サーマルヘッド
26などの働きによって受信された画像は感熱記録紙22上
に印字出力される。
以上のように本実施例においては、ファクシミリ機能を
有する電話機1に備えられる読取装置4は、装置本体2
に対して着脱自在に設けられている。これによって挿入
口6から挿入することができない程度に大きい原稿、お
よび本などのような冊子状の原稿などの読取りおよび読
取られた画像情報の伝送が特別な構成を必要とすること
なく実現される。
さらに本実施例の電話機1では、ファクシミリ機能を実
現するためのファクシミリ回路31を内部に備えるファク
シミリカートリッジ40が装置本体2に対して着脱自在な
ように構成されている。ファクシミリカートリッジ40を
装置本体2に装填することによって、電話機1はファク
シミリ機能を有することができる。またファクシミリカ
ートリッジ40を装置本体2に装填しない場合には、電話
機能と複写機能とを有している。
たとえば電話機1が家庭用などとして用いられる場合に
は、複写機能は必要であるけれども、ファクシミリ機能
は不必要な場合がある。そのような場合にはファクシミ
リカートリッジ40を装置本体2に装填する必要はない。
このようにして、所望の機能のみを有する電話機を提供
することができるようになる。
さらに電話機1では、操作パネル7は挿入口6の付近
に、原稿の搬送方向と交差する軸線まわりに角変位自在
に取付けられる。この操作パネル7は前記角変位方向両
端の安定位置を有して取付けられる。これによって電話
機1においてファクシミリ機能が選択される場合に、操
作パネル7を第4図において破線で示される位置で支持
するようにすることによって、操作パネル7を複数枚の
原稿をストックするための原稿スタッカとして用いるこ
とができる。すなわち複数枚の原稿をストックするため
の特別な構成を必要とすることがなく、電話機1の小形
化に有利である。
考案の効果 本考案によれば、大略的に平板状の操作パネル7は、本
体部2,4の上面の下端2aから上面に沿って上方に距離L
をあけた位置に、横に細長く形成された原稿挿入口6よ
りも下方であってかつその挿入口6の近傍で、挿入口6
の長手方向に沿う軸線51まわりに、上端部7aが角変位可
能に、本体部2,4に設けられ、この操作パネル7を操作
位置とすることによって、操作パネル7の手前から挿入
口6に向けて上方になるように操作パネル7の上面が傾
斜し、この操作パネル7の上面に配設されるキー8,9を
操作して本件ファクシミリ装置を操作することができ、
操作性が良好である。
しかも本考案では、操作パネル7は、操作位置で上述の
ようなキー8,9の操作のための本来の機能を達成するだ
けでなく、さらに、原稿載置位置として、その操作パネ
ル7の手前から挿入口6に向けて下方になるように操作
パネル7の上面が傾斜するようにし、原稿を挿入口6に
供給するような原稿スタッカとしての働きを果すことも
また可能である。
本考案では、特に、操作パネル7は、その上端部7aが、
本体部2,4の上面の下端部2aから上面に沿って上方に距
離Lをあけた位置に形成された原稿挿入口6への近傍
で、その挿入口6よりも下方で、軸線51まわりに操作パ
ネル7の上端部7aが角変位可能に設けられているので、
上述のように操作位置と原稿載置位置との2つの各位置
を選択的に設定することができ、しかも操作位置では、
操作パネル7の手前が低くなっており、背後側が高くな
って傾斜しているので、その操作パネル7の上面に配設
されているキー8,9の操作が容易であるという優れた効
果が達成される。
さらに本考案によれば、記録紙ロール21は、本体部2,4
において、操作パネル7の下方で操作パネル7に臨んで
収納されているので、操作パネル7を原稿載置位置とな
るように設定した状態では、その記録紙ロール21の消費
状態を一見して知ることができ、したがって記録紙ロー
ル21が消費されて新たに供給しなおさなければならない
かどうかを容易に判断することができ、また記録紙22の
紙詰まりが生じても、容易に修理を行うことができると
いう優れた効果が達成される。さらに本考案によれば、
操作パネル7の下面に印字手段26が設けられ、操作パネ
ル7の操作位置で記録紙22に印字することができ、これ
によって紙詰まりの解除もまた上述のように容易に行う
ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である電話機1の概観を示す
斜視図、第2図は電話機1の読取装置4を取外した状態
を示す斜視図、第3図は読取装置4が装置本体2から取
外されて使用される場合の使用状態を示す斜視図、第4
図は電話機1の構成を簡略化して示す縦断面図、第5図
は電話機1の電気的構成を示すブロック図、第6図はフ
ァクシミリカートリッジ40の装置本体2に対する取付構
造を示す斜視図である。 1…電話機、2…装置本体、3…ハンドセット、4…読
取装置、6…挿入口、7…操作パネル、10…イメージセ
ンサ、11…検出ローラ、12…装着部、19…ロータリエン
コーダ、24…プラテン、26…サーマルヘッド、31…ファ
クシミリ回路、40…ファクシミリカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小谷 又平 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)考案者 松本 雅史 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)考案者 酒井 克之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−70867(JP,A) 特開 昭62−154943(JP,A) 実開 昭62−161458(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)原稿を読取り手段10によって光学的
    に読取って画像データを伝送し、かつ画像データを受信
    して印字手段26によって記録紙22に印字するファクシミ
    リ装置において、 (b)本体部2,4であって、 上面が、手前から背後になるにつれて上方になるように
    傾斜し、その上面の下端部2aから上面に沿って上方に距
    離Lをあけた位置で横に細長い原稿挿入口6が形成さ
    れ、 挿入口6から背後になるにつれて低くなるように傾斜し
    た原稿の搬送路が形成され、 この原稿搬送路の途中に前記読取り手段10が設けられる
    本体部2,4と、 (c)大略的に平板状に形成される操作パネル7であっ
    て、 この操作パネル7の上端部7aは、挿入口6よりも下方で
    あってかつ挿入口6の近傍で、挿入口6の長手方向に沿
    う軸線51まわりに角変位可能に設けられ、 操作パネル7の上面が本体部2,4の上面に沿って、操作
    パネル7の手前から挿入口6に向けて上方になるように
    傾斜した操作位置と、 操作パネル7の上面が操作パネル7の手前から挿入口6
    に向けて下方になるように傾斜した原稿載置位置とに選
    択的に設定される操作パネル7と、 (d)操作パネル7の上面に配設され、該ファクシミリ
    装置を操作するためのキー8,9とを含むことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】本体部2,4には、記録紙ロール21が、操作
    パネル7の下方で操作パネル7に臨んで収納され、 前記印字手段26は、操作パネル7の下面に設けられ、操
    作パネル7の前記操作位置で、記録紙ロール21から供給
    される記録紙22に印字することを特徴とする請求項1記
    載のファクシミリ装置。
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