JP3060781B2 - 電話機付きファクシミリ装置 - Google Patents

電話機付きファクシミリ装置

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JP3060781B2
JP3060781B2 JP5133860A JP13386093A JP3060781B2 JP 3060781 B2 JP3060781 B2 JP 3060781B2 JP 5133860 A JP5133860 A JP 5133860A JP 13386093 A JP13386093 A JP 13386093A JP 3060781 B2 JP3060781 B2 JP 3060781B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は、電話機付きファクシミ
リ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話機部とファクシミリ装置
部とを備えた電話機付きファクシミリ装置が知られてい
る。この装置は、(a) 電話機部のハンドセットがオンフ
ック状態にあるか否かを検出するオンフック状態検出手
段と、(b) オンフック状態検出手段によってハンドセッ
トがオンフック状態にないと検出された場合には電話機
部が使用されると判定する使用判定手段とを備えたもの
である。電話機付きファクシミリ装置がこの使用判定手
段を備えていれば、その判定結果に基づいて、ダイヤル
入力の受付,相手先電話機への発呼等、使用者による電
話機部の使用に対応することができる。しかし、反面、
電話機部を使用する場合には、使用者がハンドセットを
持ち上げなければならず、使い勝手が悪いという問題が
あった。
【0003】そこで、本願出願人は、必ずしもハンドセ
ットを持ち上げなくても電話機部を使用できる電話機付
きファクシミリ装置を開発し、特願平4─177525
号として出願した。この装置は、(c) ファクシミリ装置
部の原稿台に原稿がセットされているか否かを検出する
原稿セット状態検出手段と、(d) その原稿セット状態検
出手段によって原稿がセット状態にないと検出された場
合には、電話機部が使用されると判定する使用判定手段
とを備えたものである。この装置においては、原稿台に
原稿がセットされていなければ、使用者が、電話機部を
使用する場合にもハンドセットを持ち上げる必要がなく
なり、その分使い勝手をよくすることができる。
【0004】
【発明が解決する課題】しかし、この電話機付きファク
シミリ装置にも未だ改良の余地があることが判明した。
この装置においては、原稿台に原稿がセットされている
場合には電話機部が使用されないと判定されるため、原
稿がセットされている状態で電話機部を使用するために
は必ずハンドセットを持ち上げなければならないのであ
るが、原稿がセットされていても電話機部が使用される
と判定され、ハンドセットを持ち上げることなくダイヤ
ル操作等ができる方がよい場合があることが判明したの
である。以上の事情を背景として、本発明の課題は、電
話機付きファクシミリ装置の使い勝手を更に良くするこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とすること
ろは、図1に示すように、ファクシミリ装置部1と電話
機部2とを備えた電話機付きファクシミリ装置であっ
て、(1) ファクシミリ装置部1の原稿台に原稿がセット
されているか否かを検出する原稿セット状態検出手段3
と、(2) ファクシミリ装置部1がセットされた原稿の送
信開始条件が整うのを待っている送信待機状態にあるか
否かを検出する送信待機状態検出手段4と、(3) 前記原
稿セット状態検出手段3が原稿がセットされていると検
出しても、前記送信待機状態検出手段4がファクシミリ
装置部1が送信待機状態にあると検出した場合には、電
話機部2が使用されると判定する使用判定手段5とを含
むものとしたことにある。
【0006】送信待機状態は、例えば、送信時刻が設定
されている場合に、その送信設定時刻が来るのを待って
いる状態や設定された時間間隔毎にリダイヤルするよう
にされている場合に、次のリダイヤル時刻が来るのを待
っている状態等、原稿台にセットされている原稿の送信
開始条件が整うのを待っている状態である。つまり、原
稿は使用者が今送信しようと意図してセットしたもので
はなく、すでにセットされていたものである。
【0007】
【作用】本発明の電話機付きファクシミリ装置において
は、原稿セット状態検出手段によって原稿がセット状態
にあると検出されても、送信待機状態検出手段によって
ファクシミリ装置部が送信待機状態にあると検出された
場合には、電話機部が使用されると使用判定手段によっ
て判定される。この判定は、使用者のダイヤル操作等、
何らかの入力に応じて行われるようにすることも、入力
とは無関係に、例えば、常時行われるようにすることも
できる。前者においては、入力がファクシミリ装置部で
なく電話機部を使用するためのものであると判定される
ことになり、後者においては、今使用されるとすれば電
話機部であると判定されることになる。前述のように、
原稿台にセットされている原稿は、使用者が今送信しよ
うとしてセットしたものではないため、今はファクシミ
リ装置部が使用されず、電話機部が使用されると判定さ
れる方が妥当なのである。
【0008】
【発明の効果】したがって、本発明によれば、原稿台に
原稿がセットされていても、ファクシミリ装置部が送信
待機状態にある場合には、電話機部として使用する場合
に使用者がハンドセットを持ち上げる必要がなくなり、
その分使い勝手が良くなる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例の電話機付きファクシミリ
装置を図面に基づいて詳細に説明する。図2は電話機付
きファクシミリ装置の外観を示す図である。このファク
シミリ装置の本体10は、図3に示すように容器状の下
カバー12と、その下カバー12に被せられる上カバー
14とを備えている。
【0010】下カバー12には、図2に示すようにハン
ドセット16が取り付けられている。下カバー12内に
は、図3に示すように、記録媒体としての記録紙18を
多数枚収容可能な記録紙カセット20がセットされるよ
うになっている。記録紙18は、記録紙カセット20か
ら給紙ローラ22により1枚ずつ送り出された後、ペー
パガイド24,一対の送りローラ26等により構成され
る記録紙送り装置28によって記録装置30に送られ、
文字,図形等の画像が記録される。32は記録紙先端セ
ンサであり、記録紙カセット20から送り出された記録
紙18の先端を検出し、その検出に基づいて記録装置3
0の記録開始タイミングが決められる。
【0011】記録装置30は上カバー14内に設けられ
ている。記録装置30は、記録ヘッド34と、記録ヘッ
ド34に対向する位置に回転可能に設けられたプラテン
36と、インクリボン装置38とを備えている。記録ヘ
ッド34はサーマル式であり、記録紙18の送り方向と
直交する方向に一列に並ぶ多数の発熱素子を有してい
る。また、プラテン36は図示しない駆動装置により中
心線まわりに回転させられて記録紙18を送るようにさ
れている。インクリボン装置38は、記録ヘッド34の
記録範囲に対応する幅の感熱インクリボン40と、感熱
インクリボン40を送るインクリボン送り装置42とを
有している。
【0012】感熱インクリボン40は記録紙18と同期
して送られ、感熱インクリボン40および記録紙18の
送りと、記録ヘッド34による感熱インクリボン40の
記録紙18への圧接および発熱素子の発熱とによって記
録紙18に画像が記録される。画像を記録された記録紙
18は、ペーパガイド52により案内されて排紙台54
へ送られ、装置外へ排出される。56は記録紙排出セン
サであり、記録が複数枚連続して行われるとき、画像を
記録された記録紙18が完全に排出されたことが記録紙
排出センサ56によって検出された後、次の記録紙18
の記録紙カセット20からの送り出しが開始されて紙詰
まりが回避される。
【0013】上カバー14内にはまた、送信する原稿6
0に記録された画像を読み取る画像読取り装置62が設
けられている。原稿60は、上カバー14に着脱可能に
取り付けられた原稿受け64上に載せられるとともに、
図2に示す一対の原稿ガイド66間にセットされる。セ
ットされた原稿60の先端は上カバー14内に設けられ
た原稿センサ68により検出され、原稿60は読取り開
始の指令に基づいて一対の原稿給紙ローラ70,ペーパ
ガイド72等により構成される原稿送り装置74によっ
て1枚ずつ画像読取り装置62へ送られる。
【0014】画像読取り装置62は、光源76によって
原稿60に光を照射し、原稿60からの反射光をレンズ
78により集光した後、ミラー80,82により反射さ
せ、ラインイメージセンサ84に入光させて原稿60の
画像を1ライン分ずつ読み取るものである。86は原稿
60の先端を検出する原稿先端センサであり、原稿先端
センサ86による原稿60の先端の検出に基づいてライ
ンイメージセンサ84が制御される。読取り後、原稿6
0は一対の排出ローラ90により送られ、上カバー14
に形成された開口92から外へ排出される。
【0015】上カバー14上には、図4に示すように操
作盤98が設けられている。操作盤98の上方には液晶
ディスプレイ100等が設けられ、下方にはキーボード
102が設けられている。キーボード102は、テンキ
ー104,スタート(START)キー106等種々のキーを
有する。
【0016】スタートキー106は、発呼ループの形成
等を指示するキーである。発呼ループが形成されると、
回線がモニタ状態にされ、図示しない内部スピーカによ
ってピーという発信音が発せられ、ダイヤル番号を表す
ダイヤル信号が送出される。ダイヤル番号の入力はテン
キー104の操作によって行われる。
【0017】本電話機付きファクシミリ装置は、図5に
示す制御装置120により制御される。制御装置120
は、CPU,制御プログラムが格納されたプログラムメ
モリ122を有するROM,リダイヤル開始フラグ12
3,タイマ送信フラグ124,ポーリング送信フラグ1
25,入力されたダイヤル番号を記憶するダイヤルバッ
ファ126を有するRAM,図示しない入力部,出力
部,バス等を備えている。また、バスによってダイヤル
制御回路127が接続されている。
【0018】上記制御プログラムの一部は図6のフロー
チャートで表される。ただし、このフローチャートは、
理解を容易にするために、実際の制御プログラムから本
発明に関連のある部分のみを取り出して示したものであ
る。また、後に詳述するように、リダイヤル開始フラグ
123は、ダイヤル信号が最初に送出された際に相手装
置の回線が塞がっていた場合にセットされ、相手装置と
回線が接続されればリセットされるものであり、タイマ
送信フラグ124は、使用者が送信時刻を設定した場合
にセットされ、送信時刻になり、ダイヤル番号が送出さ
れればリセットされるものである。ポーリング送信フラ
グ125は、使用者がポーリング送信を設定した場合に
セットされ、相手装置からの指示によって送信が行われ
ればリセットされるものである。
【0019】また、制御装置120には、前記操作盤9
8,画像読取り装置62,原稿セットセンサ68,フッ
クスイッチ130等が接続されている。また、図示は省
略するが、前記記録紙先端センサ32,記録紙排出セン
サ56,原稿先端センサ86および記録紙送り装置2
8,原稿送り装置74等、本ファクシミリ装置の作動に
必要な種々の装置も接続されている。
【0020】フックスイッチ130は、ハンドセット1
6がオンフック状態にあるか否かを検出するものであ
り、ハンドセット16がオンフック状態にある場合には
開状態となり、ハンドセット16が持ち上げられ、オン
フック状態にない場合には閉状態となる。また、ダイヤ
ル制御回路127は、ダイヤルバッファ126に記憶さ
れているダイヤル番号をダイヤル信号として回線に送出
するものである。
【0021】以上のように構成された電話機付きファク
シミリ装置の本発明と関連の深い部分の作動を説明す
る。ステップ1(以下、S1と略称する。他のステップ
についても同様)において、ハンドセット16がオンフ
ック状態にある場合において、使用者によって操作され
るキーがテンキー104であるか否かが判定される。テ
ンキー104が操作されれば、YESと判定され、S2
において、入力されたテンキー104の表す数字がRA
Mのダイヤルバッファ126に格納される。S3におい
て、次に操作されたキーがスタートキー106か否かが
判定される。YESと判定された場合にはS4以降が実
行され、NOと判定された場合にはS1に戻される。
【0022】ダイヤル番号の入力の途中であれば、テン
キー104の操作が連続して行われるため、S1〜S3
が繰り返し実行され、ダイヤル番号がダイヤルバッファ
126に格納される。ダイヤル番号の入力が終了し、ス
タートキー106が操作されれば、S4において、ダイ
ヤルバッファ126に格納されたダイヤル番号がダイヤ
ル信号として送出される。スタートキー106の操作に
応じて発呼ループが形成され、ダイヤル制御回路127
からダイヤル信号が送出されるのである。
【0023】次に、S5において、原稿セットセンサ6
8の出力信号が読み込まれ、原稿60が原稿台64にセ
ットされているか否かが判定される。セットされておら
ず、NOと判定された場合にはS6以降が実行され、セ
ットされており、YESと判定された場合にはS8以降
が実行される。
【0024】S6においてはフックスイッチ130が開
状態から閉状態に切り換わったか否かが判定される。ハ
ンドセット16が持ち上げられれば、YESと判定さ
れ、S7において、電話機部が作動状態にされ、後述す
るように、その原稿60が送信される。また、ハンドセ
ット16がオンフック状態に保たれていればNOと判定
され、ハンドセット16が持ち上げられるまで待たれ
る。
【0025】一方、S5が最初に実行される場合に既に
原稿60がセットされていた場合には、S5においてY
ESと判定され、S8において、本実施例の電話機付き
ファクシミリ装置が原稿60の送信待機状態であるか否
かが判定される。すなわち、リダイヤル開始フラグ12
3,タイマ送信フラグ124,ポーリング送信フラグ1
25の状態が読み込まれ、少なくとも1個のフラグがセ
ットされている状態にあれば、送信待機状態であると判
定され、すべてのフラグ123,124,125がリセ
ットされている状態にあれば、送信待機状態でないと判
定される。送信待機状態である場合にはYESと判定さ
れ、S6以降が実行されるが、送信待機状態ではない場
合にはNOと判定され、S9以降が実行される。
【0026】送信待機状態は、セットされている原稿6
0の送信開始条件が整うのを待っている状態である。本
実施例においては、ダイヤル時に相手装置の回線が塞が
っていた場合には、それ以後、設定された時間間隔毎に
リダイヤルするようになっており、次にリダイヤルする
時刻が来るのを待っている状態(リダイヤル送信待機
中)が送信待機状態の一例である。この場合には、リダ
イヤル開始フラグ123がセットされる。また、送信時
刻を設定できるようになっており、その送信設定時刻が
来るのを待っている状態(タイマ送信待機中)も送信待
機状態である。この場合には、タイマ送信フラグ124
がセットされている。さらに、相手装置からの指示に応
じて原稿を送信し得るようになっており、相手装置から
の指示を待っている状態(ポーリング送信待機中)も送
信待機状態であり、ポーリング送信フラグ125がセッ
トされるのである。
【0027】原稿台64に原稿60がセットされている
と検出されても、送信待機状態である場合には、電話機
部が使用されると判定される。つまり、原稿台64にセ
ットされた原稿60は、使用者が今送信しようと意図し
てセットしたものではなく、前からセットされていたも
のである。したがって、使用者に電話機部を使用する意
図があると判定され、電話機部が作動状態にされるので
ある。
【0028】送信待機状態において電話機部が使用され
た場合には、電話機部の作動終了後に本実施例の電話機
付きファクシミリ装置は作動前の状態に戻される。リダ
イヤル待機中であった場合には、電話機部の作動終了後
リダイヤル時刻の到来を待つ状態に戻されるのである
が、電話機部の作動中にリダイヤル時刻が経過した場合
は電話機部の作動終了直後にリダイヤルされ、それ以
後、次のリダイヤル時刻の到来を待つ状態に戻される。
タイマ送信待機中であった場合にはその時刻が来るのを
待つ状態に戻されるが、電話機部の作動中にその送信時
刻が経過した場合には、電話機部の作動終了直後に送信
される。ポーリング送信待機中であった場合には指示が
あるのを待つ状態に戻される。電話機部の作動中に相手
装置からの指示があった場合には、その指示に応じたポ
ーリング送信は行われない。
【0029】一方、送信待機状態でない場合には、S8
においてNOと判定され、使用者がファクシミリ装置部
を使用するとみなされる。セットされている原稿60
は、使用者が送信しようと意図してセットしたものであ
り、直ちに送信されるべきものとされるのである。した
がって、S9においてCNG(呼側が非音声端末を表す
信号)が発せられ、S10において、DIS(ディジタ
ル識別信号)が検出されたか否かが判定される。DIS
は、相手装置が非音声端末を表す信号である。DISが
検出され、YESと判定されれば、本実施例の電話機付
きファクシミリ装置(呼側)および相手装置(被呼側)
の双方がファクシミリ装置であることが確認されたこと
になるため、S11において、ファクシミリ装置部が作
動状態にされる。相手装置との間で、解像度を表す信
号,符号化を表す信号等の交信が行われ、本電話機付き
ファクシミリ装置において原稿60の読取りが開始され
る。
【0030】DISが検出されず、S10においてNO
と判定された場合には、S12において、一定時間経過
したか否かが判定される。DISが検出されないのは、
被呼側(相手装置)が使用状態にあると考えられる。最
初にS12が実行される場合にはNOと判定され、S1
0に戻される。S12,S10が繰り返し実行される間
に被呼側が未使用状態になれば、S10においてYES
と判定され、S11においてファクシミリ装置部が作動
状態とされる。S12,S10が繰り返し実行される間
に一定時間経過し、S12において、YESと判定され
れば、S13,14において、回線が開放され、リダイ
ヤル開始フラグ123がセットされ、リダイヤル送信待
機中とされる。
【0031】一方、S1〜S3においてダイヤル番号が
入力されている途中において、前回のテンキー104操
作と今回のテンキー104操作との時間間隔が例えば1
分以上になると、それ以前のテンキー操作がキャンセル
される。S15の判定がYESとなり、S16におい
て、RAMのダイヤルバッファ126に格納されている
データが消去され、S1に戻される。また、操作された
キーがテンキー104でなく他のキーである場合には、
同様に、S15においてYESと判定され、S16が実
行されるが、この場合には、ダイヤルバッファ126に
はデータは格納されていない。
【0032】以上のように、本実施例における電話機付
きファクシミリ装置においては、原稿台64に原稿60
がセットされていても、その原稿が直ちに送信しようと
してセットされたものでない場合には、電話機部が使用
されると判定されるため、電話機部を使用するためのダ
イヤル番号を入力する際ハンドセット16を持ち上げる
必要がなくなり、その分使い勝手がよくなる。
【0033】つまり、使用者は、電話機部を使用する場
合にもファクシミリ部を使用する場合にも、オンフック
状態においてダイヤル番号を入力することができるた
め、使い勝手がよくなるのである。
【0034】以上の説明から明らかなように、本実施例
においては、原稿セットセンサ68が原稿セット状態検
出手段を構成している。また、制御装置120の、RA
Mのリダイヤル開始フラグ123,タイマ送信フラグ1
24,ポーリング送信フラグ125と、S8においてそ
れらフラグ123,124,125の状態を読み込む部
分とが送信待機状態検出手段を構成し、S5において原
稿がセットされていると判定されても、S8において送
信待機状態にあると判定された場合には、S6,7が実
行されるようにされている部分が使用判定手段を構成す
る。
【0035】なお、上記実施例においては、S10にお
いてDIS信号が検出されない場合には、S12におい
てその状態が一定時間経過したか否かが判定されるよう
にされており、一定時間経過した場合には、リダイヤル
送信待機中とされていたが、S12において、ハンドセ
ット16が持ち上げられたか否かが判定されるように
し、ハンドセット16が持ち上げられれば、それまでの
実行がキャンセルされるようにしてもよい。DISが検
出されないのは、被呼側が使用状態にある場合だでな
く、呼側において使用者がダイヤル番号を誤って入力し
た場合も考えられるからである。
【0036】その他、いちいち例示することはしない
が、特許請求の範囲を逸脱することなく当業者の知識に
基づいて種々の変形,改良を施した態様で本発明を実施
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例である電話機付きファクシミ
リ装置を示す斜視図である。
【図3】上記電話機付きファクシミリ装置の側面断面図
である。
【図4】上記電話機付きファクシミリ装置の操作盤を示
す平面図である。
【図5】上記制御装置のブロック図である。
【図6】上記制御装置のROMに格納されたプログラム
の一部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
16 ハンドセット 64 原稿台 68 原稿セットセンサ 123 リダイヤル開始フラグ 124 タイマ送信フラグ 125 ポーリング送信フラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 H04N 1/32 - 1/36 H04M 1/26 - 1/57 H04M 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ装置部と電話機部とを備え
    た電話機付きファクシミリ装置であって、 ファクシミリ装置部の原稿台に原稿がセットされている
    か否かを検出する原稿セット状態検出手段と、 ファクシミリ装置部がセットされた原稿の送信開始条件
    が整うのを待っている送信待機状態にあるか否かを検出
    する送信待機状態検出手段と、 前記原稿セット状態検出手段が原稿がセットされている
    と検出しても、前記送信待機状態検出手段がファクシミ
    リ装置部が送信待機状態にあると検出した場合には、電
    話機部が使用されると判定する使用判定手段とを含むこ
    とを特徴とする電話機付きファクシミリ装置。
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