JP3239919B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP3239919B2
JP3239919B2 JP17438694A JP17438694A JP3239919B2 JP 3239919 B2 JP3239919 B2 JP 3239919B2 JP 17438694 A JP17438694 A JP 17438694A JP 17438694 A JP17438694 A JP 17438694A JP 3239919 B2 JP3239919 B2 JP 3239919B2
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和洋 谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリの付属電
話機の通話回路をファクシミリ筐体外部に設置して雑音
を防止するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高価格ファクシミリ装置には通常
付属電話機が装備されており、この付属電話機はダイヤ
ラや通話回路を備えて独立した電話機として使用できる
ようにしており、ファクシミリ装置本体にもダイヤラを
備えて、相手先を呼出しできるようにしていた。また、
低価格ファクシミリ装置では、ファクシミリ装置本体
に、ダイヤラや通話回路を設置し、ダイヤラをファクシ
ミリ送信にも、付属電話機による通話にも使用できるよ
うに共用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年コスト削
減化で無駄を省く傾向にあり、基本的な装備を有してお
れば、高付加価値を望まなくなってきており、ファクシ
ミリ装置も基本的機能を備えて余分な機能を有しない低
価格のファクシミリも望まれるようになってきた。この
ような背景において、ファクシミリ装置は画像等のデー
タ電送のみに使用されることが多く、通話に使用しない
ユーザーも存在する。また、低価格のファクシミリ装置
は前述のように、通話回路はファクシミリ本体にダイヤ
ラや制御回路等とともに設置されており、これらの基板
は配線やメンテナンス等を考慮して近い位置に配設され
ている。従って、制御系から発生するノイズは通話回路
に混入し易く、電話での通話時に雑音が発生していたの
である。そこで、本発明は特別な回路を付加することな
く、通話回路を本体ケース外部に設置して雑音を防止で
きるようにし、ファクシミリ装置の付属電話機を用いて
通話を行わないユーザーには外して販売できるようにす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決すべき課題
は以上の如くであり、該課題を解決するために、通信端
末装置内にダイヤラを設置し、付属電話機と共用した通
信端末装置において、付属電話機用の通話回路を、通信
端末装置筐体の外部に設置し、前記付属電話機用の通話
回路を、ハンドセット台内部に設置し、該ハンドセット
台は、取外し可能に設けたものである。
【0005】
【作用】このような手段を用いることによって、請求項
1によれば、ダイヤラと通話回路が分離されて、通話回
路が通信端末装置筐体外部に設置されるので、通信端末
装置内で発生するノイズの影響を受け難くなる。そし
て、請求項2よれば、通話回路をハンドセット台内に収
納することにより、特別な構成を必要とすることなく、
通話回路を通信端末装置筐体外に設置できる。請求項3
によれば、付属電話機を必要としない場合には、ネジを
外したり、或いは嵌合により取り付けられている場合に
は、工具なしでハンドセット台を取り外し、コード部分
はジャックを外すだけで、付属電話機をなくすことがで
きる。
【0006】
【実施例】次に本発明の通信端末装置の一実施例を図面
に従って説明すると、図1は本発明のファクシミリ装置
の全体斜視図、図2は同じく側面断面図、図3は回路構
成を示すブロック図、図4は自動送信の場合のフローチ
ャート、図5は手動送信の場合のフローチャートであ
る。
【0007】図1、図2においてファクシミリの全体構
成から説明すると、本体ケース1下部に給紙カセット2
を収納するカセット収納部1aを設け、この給紙カセッ
ト2を収納した状態の本体ケース1前部にインクシート
6が収納されて、該インクシート6は繰出側の軸7と巻
取り側の軸8に支持されて巻取り側の軸8に巻き取られ
るようにしており、この軸7と軸8の間の上部にサーマ
ルヘッド9を配置し、受信時に搬送されてきた記録紙に
情報を印刷できるようにしている。本体ケース1後部に
は主制御回路やNCUや電源回路の基板10・11・1
2が収納配置されている。
【0008】そして、前記本体ケース1の前上部に上部
ケース5が配置されて、前記給紙カセット2から記録紙
が送り出されて該上部ケース5下部と本体ケース1上部
の間を通過して、前記サーマルヘッド9上で印刷されて
本体ケース1後部上に排出されるように構成している。
前記上部ケース5の前上部に操作パネル13が配設さ
れ、該操作パネル13下部と前記上部ケース5上部の間
を送信する原稿を通過させるように構成して、前記上部
ケース5後部上には原稿供給トレイ14が脱着可能に突
出され、該原稿供給トレイ14に原稿を載せて操作パネ
ル13後部と上部ケース5上の間の原稿挿入口から原稿
を挿入して、給紙ローラー3と分離パッド4によって一
枚ずつ前方へ送られる。この原稿が通過する途中の操作
パネル13下方に読取装置15が配設されて、該読取装
置15は密着型イメージセンサー(CIS)によって構
成されている。
【0009】前記操作パネル13の上面にはダイヤルし
た番号や操作方法、警報等を表示する液晶ディスプレイ
16やダイヤル操作のためのテンキー17やワンタッチ
ダイヤルキー18、その他コピーや通信するための操作
キーが配設されている。
【0010】また、本体ケース1側部上に付属電話機A
が着脱可能に配設されており、該付属電話機Aは送話器
20aと受話器20bよりなるハンドセット(送受器)
20とハンドセット台21からなり、該ハンドセット2
0はコード24によってハンドセット台21と接続さ
れ、該ハンドセット台21内には後述する通話回路22
が収納され、ハンドセット20を載置する上面部分には
フックスイッチ23が設けられている。そして、ハンド
セット台21はコード25によって本体ケース1下部の
接続部にジャックによって着脱可能に接続され、ハンド
セット台21自体は本体ケース1側部にネジ26・26
によって固定される。但し、ハンドセット台21の取付
位置は側部に限定するものではなく、前面や後面のファ
クシミリ操作に邪魔にならない位置であればよく、ま
た、取付方法もネジ固定に限らず、係止部材を用いた
り、ハンドセット台21に突起を設けて嵌合固定するよ
うにも構成できる。このようにして、付属電話機Aを取
り外せるようにしている。
【0011】次に、ファクシミリの回路構成について、
図3より説明すると、電話回線30がNCU(ネットワ
ークコントロールユニット)31に接続され、前記基板
11上に配設されている。該NCU31にはCMLリレ
ー32、トランス33、フォトカプラ34、通話検出回
路35が配設され、従来はこのNCU31に通話回路2
2が配設されていた。よって、上部の主制御回路や、下
部の電源回路から雑音の影響があった。
【0012】また、ファクシミリ全体を制御する主制御
部36にはCPU(中央演算処理装置)37、モデム3
8、EPROM39、DRAM40、イメージプロセッ
サ41、プリンタドライバ42が配設され、それぞれが
アドレス・データバス45によって接続されてアドレス
・データのやり取りができるようにしている。また、前
記CPU37には前記操作パネル13のテンキー17、
ワンタッチダイヤルキー18やコピーや送信の操作ボタ
ンや、ブザー43、通話回路22、通話検出回路35と
接続されている。
【0013】前記モデム38は送受信データの変調、復
調を行うとともに、デジタル命令信号やデジタル識別信
号等の発生・検出を行い、トーンダイヤラ38aでプッ
シュトーン信号を発生し、パルスダイヤラ44ではダイ
ヤルの代わりに電流を断続させてインパルスを発生させ
るダイヤラを形成している。EPROM(イレイサブル
リードオンリメモリ)39はNCU31や電源回路、ス
イッチ・ボタン操作やディスプレイの表示等のファクシ
ミリ装置の全体の動作を制御するためのプログラムが記
憶され、DRAM(ダイナミックランダムアクセスメモ
リ)40は画情報や命令・データ等を一時的に記憶し、
イメージプロセッサ41は読取装置15を作動させると
ともに、得られた信号をデータバス45に載せられるよ
うにし、プリンタドライバ42は受信された画データに
基づいてサーマルヘッド9を駆動して、記録紙の所定位
置で温度を高めてインクシート6を介して印刷できるよ
うにする。前記ブザー43は着信のベルを鳴らしたり、
送信や受信の終了を知らせたり、警報時に鳴動させたり
する。
【0014】このような構成において、着信の場合、電
話回線30からCMLリレー32のB−B接点を介して
フォトカプラ34のLED34aに電流が流れてフォト
ダイオード34bをONし、CPU37に着信した信号
が送られて、ブザー43によって着信音を発し、CML
リレー32をM−M接点側に切り換えて、発信側からC
NG信号を検出すると、通常のファクシミリ動作である
サーマルヘッド9を作動させて記録紙に画データを印刷
する。
【0015】また、発信側からファクシミリ手順である
ことを示すCNG信号が所定時間経過しても検出されな
い場合にはCMLリレー32をB−B接点に切り換えて
回線を断つ。但し、付属電話器Aを装備しない場合には
この状態で終了するが、付属電話器Aを装備している場
合には、会話の可能性があり、ブザー43を鳴動させて
ハンドセット20を取るように促し、ハンドセット20
を取ると、CMLリレー32がB−B接点に切り換えら
れ、フックスイッチ23が閉じて通話ができる。
【0016】そして、自動通信の場合には、図4に示す
ように、操作パネル上のテンキー(又は短縮ダイヤルキ
ー)入力があれば(ステップS1)、そのダイヤル信号
をダイヤルバッファへ格納し(S2)、次にスタートキ
ー入力があれば(S3)、原稿が原稿挿入口にあるかを
センサーで検知して(S4)、原稿がなければステップ
S3まで戻り、有ればCMLリレー32をM接点側に切
り換えて(S5)、電話回線へ呼出し信号を送り(発呼
し、S6)、相手から受信信号が発せられると、ファク
シミリ通信、即ち原稿が読み込まれた画データが送られ
る(S7)。そして、通信が終了すると(S8)、CM
Lリレー32をB接点側に切り換えて(S9)回線を断
ち終了する。
【0017】また、通話したり手動で送信する場合に
は、図5に示すように、ハンドセット20を上げたかど
うか(オフフック)をフックスイッチ23によって検出
し(S10)、オフフックされたならばテンキー入力が
あるか(S11)判断して、テンキー入力が有ればCM
Lリレー32をM接点側に切り換えて(S12)、電話
回線へ呼出し信号を送り(発呼し、S13)、CMLリ
レー32をB接点側に切り換えて(S14)、このとき
ハンドセット20は上げられているので通話ができる
(S15)。通話が終了したかは前記通話検出回路35
によって検出し(S16)、通話が終了するとハンドセ
ット20をハンドセット台21においてオンフック(フ
ックスイッチ23開)となり回線が断たれる。但し、手
動で送信する場合にはステップS15で送信ボタンを押
し、図4におけるステップS5にジャンプする。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く構
成したので、通話回路が他の制御回路や電源回路等から
離れた位置となり、ノイズの影響が小さくなり、通話時
における雑音が減少されて良好な通話ができるようにな
ったのである。
【0019】請求項2の如くハンドセット台に通話回路
を設けたので、ハンドセット台を有効に利用でき、特別
なノイズ対策を講ずる必要がなく、安価にノイズ対策が
できたのである。
【0020】請求項3の如くハンドセット台を取外し可
能に構成したので、通話の必要がなくファクシミリ装置
のみでよいユーザーには付属電話機を外して販売するこ
とができ、その分価格を低くして、安価なファクシミリ
を提供できるようになり、ユーザーは使用状況に応じ
て、付属電話機をオプションとして選択できる。また、
付属電話機を外せばファクシミリ本体を小型化できるの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリの全体斜視図である。
【図2】同じく全体側面断面図である。
【図3】回路構成を示すブロック図である。
【図4】自動送信の場合のフローチャートである。
【図5】通話の場合のフローチャートである。
【符号の説明】 A 付属電話機 1 本体ケース 20 ハンドセット 21 ハンドセット台 22 通話回路 26 ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04M 11/00 - 11/10 H04M 1/02 - 1/23

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信端末装置内にダイヤラを設置し、付
    属電話機と共用した通信端末装置において、付属電話機
    用の通話回路を、通信端末装置筐体の外部に設置した通
    信端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の付属電話機用の通話回路
    を、ハンドセット台内部に設置した通信端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のハンドセット台を、取外
    し可能に設けた通信端末装置。
JP17438694A 1994-07-26 1994-07-26 通信端末装置 Expired - Lifetime JP3239919B2 (ja)

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