JP3147591B2 - 転送機能付きファクシミリ装置 - Google Patents

転送機能付きファクシミリ装置

Info

Publication number
JP3147591B2
JP3147591B2 JP13541593A JP13541593A JP3147591B2 JP 3147591 B2 JP3147591 B2 JP 3147591B2 JP 13541593 A JP13541593 A JP 13541593A JP 13541593 A JP13541593 A JP 13541593A JP 3147591 B2 JP3147591 B2 JP 3147591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
data group
transmission
stored
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13541593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06326810A (ja
Inventor
哲也 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP13541593A priority Critical patent/JP3147591B2/ja
Publication of JPH06326810A publication Critical patent/JPH06326810A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3147591B2 publication Critical patent/JP3147591B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転送機能を備えたファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】受信したデータを予め設定された転送先
のファクシミリ装置へ送信する転送機能を有するファク
シミリ装置が知られている。この種のファクシミリ装置
は、データを受信する受信手段と、その受信手段で受信
されたデータを記憶するデータ記憶手段と、データ記憶
手段に記憶されたデータを送信する送信手段と、データ
記憶手段に記憶されたデータの送信手段による送信を制
御する送信制御手段と、予め設定された転送先のファク
シミリ装置を呼び出す呼出し手段とを備えている。この
ようなファクシミリ装置では、受信手段によって受信さ
れたデータがデータ記憶手段により記憶され、受信が終
了した後に呼出し手段により転送先のファクシミリ装置
が呼び出される。呼出しの際、転送先のファクシミリ装
置が受信できる状態にあれば、データ記憶手段に記憶さ
れたデータが送信制御手段による制御の下に送信手段に
より転送先へ送信される。しかし、転送先のファクシミ
リ装置が作動中であり受信できない状態にある場合は、
そのファクシミリ装置を呼び出すことができず、転送が
行われない。そのため、転送先のファクシミリ装置が受
信できない状態にある場合に転送先のファクシミリ装置
が呼び出されるまで一定時間間隔で発呼を繰り返すリダ
イヤル機能を有するファクシミリ装置が多く用いられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リダイヤルを
無制限に繰り返すことは転送元および転送先のファクシ
ミリ装置の回線がそのリダイヤル中占有されることとな
り、他のファクシミリ装置からの発呼等に応答できなく
なるため好ましくない。そのため、この種のファクシミ
リ装置では、リダイヤルが所定回数もしくは所定時間行
われても転送先の呼出しができない場合には転送が放棄
される。転送は毎回の受信毎にその受信したデータにつ
いて行われるため、一旦転送が放棄されたデータがその
後転送されることはない。転送エラー等の異常によって
転送が終了した場合も同様であり、転送されずに残され
たデータが、その後転送されることはない。
【0004】また、リダイヤルと次のリダイヤルとの間
の待機時間中に受信が行われる場合がある。その場合、
その受信されたデータの転送が行われた後、リダイヤル
による転送先の呼出しが行われて転送される。そのた
め、転送先のファクシミリ装置が先のデータの受信終了
直後に送信状態となった場合、あるいは、別のファクシ
ミリ装置からの送信を受け付けた場合等においては転送
が受け付けられない場合がある。
【0005】そこで、本発明は、これらの問題点を解決
し、受信したデータをできるかぎり確実にかつ効率的に
転送先へ転送できる転送機能付きファクシミリ装置を得
ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、図1に示すように、前記受信手段1,デ
ータ記憶手段2,送信手段3,送信制御手段4および呼
出し手段5を備えた転送機能付きファクシミリ装置にお
いて、受信手段1により一連のデータが受信され、デー
タ記憶手段2に1群のデータとして記憶される毎に、呼
出し手段5に予め設定された転送先のファクシミリ装置
を呼び出させ、送信手段3に、その呼出しの原因となっ
たデータ群を送信させるとともに、データ記憶手段2に
同じ転送先のファクシミリ装置へ転送すべきデータ群で
あって未送信のものが1群以上あれば、それら1群以上
のデータ群のうち少なくとも1群を、前記呼出しの原因
となったデータ群とともに送信させる複数データ群送信
制御手段6を送信制御手段4に設けたことを要旨とする
ものである。本発明の望ましい実施形態においては、前
記データ記憶手段2が、(1) 転送先 のファクシミリ装置
が呼出しに応答しなかったために転送されなかったデー
タ群、(2) 転送エラー等の異常のために転送されなかっ
たデータ群、および(3) 前記呼出しの原因となったデー
タ群の転送のためのリダイヤル待機中に新たに受信され
て記憶されたデータ群の少なくとも1種を消去しないで
保持するものであり、前記複数データ群送信制御手段6
が、その少なくとも1種のデータ群を、前記呼出しの原
因となったデータ群とともに、送信手段3に送信させる
ものとされる。 また、本発明の別の望ましい実施形態に
おいては、複数データ群送信制御手段6が、データ記憶
手段2に記憶されている同じ転送先のファクシミリ装置
へ転送すべきデータ群であって未転送のものの全てを、
前記呼出しの原因となったデータ群とともに、送信手段
3に送信させるものとされる。
【0007】
【作用】本発明に係る転送機能付きファクシミリ装置に
おいては、データ記憶手段2、異なる時期に受信さ
れ、かつ未だ送信されていない複数のデータ群(以下、
未送信データ群と言う)が記憶される場合がある。これ
ら各未送信データ群は、それぞれが各受信毎の一連のデ
ータとして、受信時期を異にする他の未送信データ群と
は区分けして記憶される。複数データ群送信制御手段6
は、受信手段1により一連のデータが受信され、データ
記憶手段2に1群のデータとして記憶される毎に、呼出
し手段5に予め設定された転送先のファクシミリ装置を
呼び出させ、送信手段3に、その呼出しの原因となった
データ群(呼出し原因データ群と称する)を送信させる
のであるが、それのみならず、データ記憶手段2に同じ
転送先のファクシミリ装置へ転送すべきデータ群であっ
て未送信のものが1群以上あれば、それら1群以上のデ
ータ群のうち少なくとも1群を、呼出し原因データ群と
ともに送信させる。
【0008】前記未送信データ群には、例えば、転送先
のファクシミリ装置が呼出しに応答しなかったために転
送されなかったデータ群、転送エラー等の異常のために
転送されなかったデータ群、受信手段1によって受信さ
れたばかりで転送先のファクシミリ装置への送信待機中
のデータ群、あるいは受信データ転送のためのリダイ
ル待機中に新たに受信されて記憶されたデータ群等があ
る。最後から2番目のデータ群が前記呼出し原因データ
群であり、前の2者は過去受信の未送信データ群と称す
べきものの例であり、最後の1者はリダイヤル待機中受
信の未送信データ群と称すべきものである。勿論、これ
ら例示の未送信データ群であれば必ず1回の送信の対象
とされなければならないわけではなく、また、未送信デ
ータ群には、例示したデータ群以外のデータ群が含まれ
ていてもよい。
【0009】過去受信の未送信データ群やリダイヤル待
機中受信の未送信データ群は、呼出し原因データ群が転
送される際に、その呼出し原因データ群とともに複数デ
ータ群送信制御手段6の制御の下に転送先のファクシミ
リ装置に送信されるが、過去受信の未送信データ群やリ
ダイヤル待機中受信の未送信データ群の全てが1回で送
信されるようにすることも、過去受信の未送信データ群
やリダイヤル待機中受信の未送信データ群の一部のみ
1回で送信されるようにすることも可能である。過去受
信の未送信データ群やリダイヤル待機中受信の未送信デ
ータ群の全てが1回の転送で送信されることが望ましい
場合が多いが、必ずしも望ましくない場合もあり、ま
た、未送信データ群の中には転送される必要のないデー
タ群が含まれることもあるのである。
【0010】例えば、古いデータは早く必要である
が、リダイヤル待機中受信の未送信データ群のような多
少遅れてもよいような未送信データ群の場合には、古い
データを先に転送し、多少遅れてもよいような未送信
データ群は次の機会に転送するようにすることができ
る。勿論、その逆も可能である。また、データ群の数が
多かったり、1つのデータ群のデータ量が多く、1度に
多数のデータ群を転送すると時間がかかり過ぎるような
場合には、転送を何回かに分けて行うこともできる。さ
らに、未送信データ群に転送する必要のないデータ群が
ある場合には、その不必要なデータ群を除外することも
できる。
【0011】今回受信されたデータ群が転送する必要の
あるものである場合に、その転送に 係る呼出し原因デー
タ群とともに過去受信の未送信データ群やリダイヤル待
機中受信の未送信データ群で転送の必要のあるもののう
ちの少なくとも一部が転送される。呼出し原因データ群
とともに過去受信の未送信データ群やリダイヤル待機中
受信の未送信データ群を転送することにより転送先のフ
ァクシミリ装置への発呼回数を減らすことができ、転送
元および転送先のファクシミリ装置の回線の開放時間を
長くすることができる。特に、呼出し原因データ群転送
のためのリダイヤル待機中に受信した新たなデータ
転送される際に、リダイヤル待機中のデータ群もともに
転送されることが一層望ましい。リダイヤル待機中に受
信した新たなデータが転送遅れを伴うことなく転送さ
れるからである。
【0012】
【発明の効果】以上の如く、本発明のファクシミリ装置
を用いることにより、受信したデータを従来より確実に
かつ効率的に転送先に送信することが可能となり、必要
なデータを転送先で確実に安価に入手することが可能と
なる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例である受信通知機能を
有するファクシミリ装置を図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、受信通知には、ファクシミリ装置がデータを
受信した旨を予め指定した連絡先に単に伝えるだけの単
純通知と、受信データを予め指定したファクシミリ装置
へ転送するデータ転送とがある。図2はファクシミリ装
置の外観を示す図である。このファクシミリ装置の本体
10は、図3に示すように容器状の下カバー12と、そ
の下カバー12に被せられる上カバー14とを備えてい
る。
【0014】下カバー12には、図2に示すように受話
器16が取り付けられている。下カバー12内には、図
3に示すように、記録媒体としての記録紙18を多数枚
収容可能な記録紙カセット20がセットされるようにな
っている。記録紙18は、記録紙カセット20から給紙
ローラ22により1枚ずつ送り出された後、ペーパガイ
ド24,一対の送りローラ26等により構成される記録
紙送り装置28によって記録装置30に送られ、文字,
図形等の画像が記録される。32は記録紙先端センサで
あり、記録紙カセット20から送り出された記録紙18
の先端を検出し、その検出に基づいて記録装置30の記
録開始タイミングが決められる。
【0015】記録装置30は上カバー14内に設けられ
ている。記録装置30は、記録ヘッド34と、記録ヘッ
ド34に対向する位置に回転可能に設けられたプラテン
36と、インクリボン装置38とを備えている。記録ヘ
ッド34はサーマル式であり、記録紙18の送り方向と
直交する方向に一列に並ぶ多数の発熱素子を有してい
る。また、プラテン36は図示しない駆動装置により中
心線まわりに回転させられて記録紙18を送るようにさ
れている。
【0016】インクリボン装置38は、記録ヘッド34
の記録範囲に対応する幅の感熱インクリボン40と、感
熱インクリボン40を送るインクリボン送り装置42と
を有している。感熱インクリボン40は記録紙18と同
期して送られ、感熱インクリボン40および記録紙18
の送りと、記録ヘッド34による感熱インクリボン40
の記録紙18への圧接および発熱素子の発熱とによって
記録紙18に画像が記録される。画像を記録された記録
紙18は、ペーパガイド52により案内されて排紙台5
4へ送られ、装置外へ排出される。56は記録紙排出セ
ンサであり、記録が複数枚連続して行われるとき、画像
を記録された記録紙18が完全に排出されたことが記録
紙排出センサ56によって検出された後、次の記録紙1
8が記録紙カセット20からの送り出しが開始されて紙
詰まりが回避される。
【0017】上カバー14内にはまた、送信する原稿6
0に記録された画像を読み取る画像読取り装置62が設
けられている。原稿60は、上カバー14に着脱可能に
取り付けられた原稿受け64上に載せられるとともに図
2に示す一対の原稿ガイド66間にセットされる。セッ
トされた原稿60の先端は上カバー14内に設けられた
原稿センサ68により検出され、原稿60は読取り開始
の指令に基づいて一対の原稿給紙ローラ70,ペーパガ
イド72等により構成される原稿送り装置74によって
1枚ずつ画像読取り装置62へ送られる。
【0018】画像読取り装置62は、光源76によって
原稿60に光を照射し、原稿60からの反射光をレンズ
78により集光した後、ミラー80,82により反射さ
せ、ラインイメージセンサ84に入光させて原稿60の
画像を1ライン分ずつ読み取るものである。86は原稿
60の先端を検出する原稿先端センサであり、原稿先端
センサ86による原稿60の先端の検出に基づいてライ
ンイメージセンサ84が制御される。読取り後、原稿6
0は一対の排出ローラ90により送られ、上カバー14
に形成された開口92から外へ排出される。
【0019】上カバー14上には、図4に示す操作盤9
8が設けられている。操作盤98には液晶ディスプレイ
100およびキーボード106が設けられている。キー
ボード106は、テンキー108,ファンクション(FUN
CTION)キー120,セット(SET)キー122,カーソル
キー123等種々のキーを有する。また、キーボード1
06の上側には,モード選択キー124,オート(AUTO)
ランプ126,ファックス/テル(FAX/TEL)ランプ12
8等が設けられている。
【0020】ファンクションキー120は本ファクシミ
リ装置において実行可能な種々の機能の表示開始等を指
示するキーであり、カーソルキー123はその機能の選
択等を指示するキーであり、セットキー122はその機
能の選択決定等を指示するキーである。さらに、モード
選択キー124は、本ファクシミリ装置を、画像デー
タを自動的に受信する自動受信モード,画像データを
使用者の操作に基づいて受信するマニュアルモード,
1本の電話回線で送信されて来たデータが画像データで
あれば自動受信し、音声データであれば受話器16を取
って通話することができるファックス/電話切換モード
および留守番電話モードのいずれのモードで使用する
かを選択するキーである。自動受信モードが選択されれ
ばオートランプ126が点灯され、ファックス/電話切
換モードが選択されればファックス/テルランプ128
が点灯され、マニュアルモードが選択された場合にはい
ずれも点灯されず、留守番電話モードが選択された場合
には両ランプ126,128が点灯される。
【0021】本ファクシミリ装置は、図5に示す制御装
置130により制御される。制御装置130において
は、符号/復号制御部140,通信制御部142および
音声録音/再生制御部144がバス146によりシステ
ム制御部148に接続されている。この制御装置130
には、前記操作盤98,記録装置30および画像読取り
装置62が接続され、さらに、図示は省略するが前記記
録紙先端センサ32,記録紙排出センサ56,原稿セン
サ68,原稿先端センサ86,記録紙送り装置28,原
稿送り装置74等、本ファクシミリ装置の作動に必要な
種々の装置も接続されている。
【0022】符号/復号制御部140は、画像読取り装
置62により読み取られた原稿60の画像を表すデジタ
ルデータを符号化して圧縮し、伝送時間の短縮を図る一
方、外部から符号化されて入力されたデータを符号化さ
れる前のデジタルデータに復号するものである。
【0023】また、通信制御部142は、相手方の通信
装置との間で信号の交換を行い、制御手順を実行する制
御部である。通信制御部142には、モデム150が接
続されている。モデム150は、デジタル信号をアナロ
グ信号に変調し、網制御部152を介して外部回線15
4に出力するとともに、外部回線154から入力される
アナログ信号をデジタル信号に復調する変調・復調機構
156を有している。網制御部152は、データ受信時
には外部回線154からの発呼に対して自動的に着信
し、データ送信時には相手先に対して自動的に発呼する
ものであり、音声を入力するハンドセット158および
音声を出力するスピーカ160が接続されている。
【0024】モデム150はまた、音声アナログデータ
を音声デジタルデータに変換する音声デジタル化機構1
64および音声デジタルデータを音声データに再生する
音声再生機構166を有している。
【0025】モデム150の音声デジタル化機構164
および音声再生機構166は、音声録音/再生制御部1
44により制御される。音声録音/再生制御部144
は、ハンドセット158および外部回線154から入力
された音声アナログデータを音声デジタル化機構164
に音声デジタルデータに変換させ、変換した音声デジタ
ルデータをシステム制御部148に設けられた記憶領域
に格納するとともに、その記憶領域から音声デジタルデ
ータを読み出し、音声再生機構166を用いて音声デー
タに再生し、スピーカ160あるいは外部回線154に
出力する。
【0026】図6に示すように、システム制御部148
は、演算処理するCPU168,プログラムが格納され
たROM169,データ等が格納されるRAM170を
有する。ROM169およびRAM170には、図7,
図8に示すメモリ領域が設けられている。
【0027】ROM169には、システム制御部148
のメインルーチンが格納されたメインルーチンメモリ領
域172、データを受信するルーチンである受信ルーチ
ンが格納された受信ルーチンメモリ領域174、受信通
知の準備をする受信通知準備ルーチンが格納された受信
通知準備ルーチンメモリ領域176、受信通知をする際
に先方の受信装置を呼び出すダイヤルルーチンが格納さ
れたダイヤルルーチンメモリ領域178、受信通知を行
う受信通知ルーチンが格納された受信通知ルーチンメモ
リ領域180および先方が受信状態になかった場合リダ
イヤルを行うリダイヤルルーチンが格納されたリダイヤ
ルルーチンメモリ領域182等の受信通知に係るルーチ
ンのメモリ領域の他、システム制御に係る種々のルーチ
ンのメモリ領域が設けられている。
【0028】また、RAM170には、画像および音声
データを記憶する画像/音声データメモリ領域184、
データ転送モード時に受信した画像データの転送状態を
管理するためのデータが記憶される受信データ管理メモ
リ領域186、受信通知モードのON/OFFおよび受
信通知の種別(単純通知,データ転送等)が記憶される
受信通知モードメモリ領域188、受信通知先のダイヤ
ル番号が記憶されるダイヤルメモリ領域190、データ
転送時にどのデータを転送すべきであるかを管理するた
めのデータが記憶される管理バッファメモリ領域192
およびプログラム進行中のフラグのON/OFFを記憶
するフラグ領域194等の受信通知に係るメモリ領域の
他、システム制御に係る種々のメモリ領域が設けられて
いる。
【0029】図9に示すように、画像/音声データメモ
リ領域184には、画像データを記憶する画像データメ
モリ領域200と音声データを記憶する音声データメモ
リ領域202とが設けられている。音声デジタルデータ
には、応答用音声デジタルデータと用件音声デジタルデ
ータとがあり、それぞれ音声データメモリ領域202内
で区別されて記憶される。応答用音声デジタルデータ
は、外部から掛けられた電話に応答する応答メッセージ
のデジタルデータであり、用件音声デジタルデータは、
外部から入力される用件メッセージのデジタルデータで
ある。また、画像デジタルデータには、外部から送信さ
れて来た画像デジタルデータと、原稿60の読取りによ
り得られた画像デジタルデータとの両方があり、いずれ
も画像/音声データメモリ184に格納される。
【0030】画像データメモリ領域200と音声データ
を記憶する音声データメモリ領域202とには、それぞ
れに管理番号域204,素性記録域206およびデータ
域208が設けられている。管理番号域204にはデー
タの受け付けられた順番およびデータの種別等を管理す
る管理番号が記憶され、素性記録域206には送信され
てきたデータか入力されたデータかの別や、送信されて
きたデータの発信者,受信日時等受け付けたデータの素
性が記憶され、データ域208には送られてきた一連の
データ(以下、データ群という)が記憶される。
【0031】図10に示すように、受信データ管理メモ
リ領域186には、管理番号域210,送信識別符号域
212および素性記録域214が設けられている。管理
番号域210および素性記録域214には画像/音声デ
ータメモリ領域184の管理番号域204および素性記
録域206と同じ情報が記憶され、送信識別符号域21
2には対応する管理番号が付されたデータ群が受信通知
済のものであるか否かを識別する送信識別符号が記憶さ
れる。本実施例では、受信データ管理メモリ領域186
には画像データに関する情報のみが記憶される。図の例
では、1P,2Pの管理番号が付された画像データ群に
は送信識別符号0が付されており、受信通知済であるこ
とを示している。また、3P,4Pの管理番号が付され
た画像データ群には送信識別符号1が付されており、転
送が未だ済んでいないことを示している。この送信識別
符号を確認することでデータ群の転送状況が分かる。
【0032】管理バッファメモリ領域192には、図1
1に示すように、受信データ管理メモリ186で管理さ
れている未送信データ群の管理番号が記憶される。図の
例では、図10に示す未送信データ群の管理番号3Pお
よび4Pが記憶されている。なお、管理番号の記憶およ
び消去は、プログラムの進行に従って行われる。
【0033】次に、本ファクシミリ装置により受信デー
タの受信通知を行う場合の操作手順について図4を参照
しつつ説明する。ファクシミリ装置の電源が入った状態
でモード選択キー124で留守番電話モードを選択する
と、液晶ディスプレイ100にその旨が表示される。次
に、ファンクションキー120を押すと留守番電話モー
ドで設定することのできる機能が表示されるので、「転
送 ON/OFF」の表示がされるまで押圧操作を繰り
返す。「転送 ON/OFF」が表示されたら、カーソ
ルキー123で「ON」の位置にカーソルを移動させ、
セットキー122を操作して受信通知モードを設定す
る。
【0034】受信通知モードが設定されると、次に受信
通知が単純通知であるのかデータ転送であるのかを選択
するための表示が液晶ディスプレイ100上に表示され
るので、カーソルキー123でいずれかを選択し、セッ
トキー122で設定する。さらに、単純通知の場合には
通知先がポケットベルである場合にメッセージを送るか
否かの選択をするための表示が液晶ディスプレイ100
上に表示されるので、カーソルキー123でいずれかを
選択し、セットキー122で設定する。これらの受信通
知モードに関するデータは受信通知モードメモリ188
に格納される。次に、液晶ディスプレイ100には受信
通知先のダイヤル番号を入力すべき旨の表示がされるの
で、テンキー108で入力し、セットキー122で設定
してダイヤルメモリ領域190に記憶し、ダイヤル番号
の登録を終了する。これらの設定が終了した後に受信が
あると、その旨が受信通知先に通知される。なお、受信
通知設定の解除は、モード選択キー124で留守番電話
モードを解除するか、もしくは、留守番電話モードの
「転送 ON/OFF」で、「OFF」を設定すること
によって行うことができる。
【0035】次に、受信通知モードが設定された場合の
本ファクシミリ装置の作動を、図12から図17のフロ
ーチャートに従って説明する。図12は、システム制御
部148のメインルーチンのフローチャートである。
【0036】ステップ1(以下、S1という)では、フ
ァクシミリ装置に何らかの入力が有るか否かが判定され
る。入力が有り、判定がYESであれば、S2が実行さ
れ、入力が無く判定がNOであればS3が実行される。
S2では、入力が着信であるか否かが判定される。な
お、ここで着信とは、電話機等の通信端末機器に対して
呼び出し信号が送出され、これに応じて端末機器が電話
回線を閉結することをいう。入力が着信であれば、S4
で受信ルーチンが実行され、入力が着信でなければ、S
5でその他の処理が実行された後S1に戻る。S4の受
信ルーチンでデータの受信が行われ回線が開放された
後、S6で受信通知準備ルーチンが実行される。S6の
受信通知準備ルーチンでは、受信通知モードの確認等の
受信通知に係わる準備が行われる。
【0037】続いて、受信通知の準備ができているか否
かがS7で確認される。受信通知準備が行われたか否か
を示す準備確認フラグがS6の受信通知準備ルーチンで
ONされているか否かが判定される。準備確認フラグが
ONでない場合は受信通知の必要がないため、プログラ
ムの実行はS1に戻るが、準備確認フラグがONであれ
ば、S8で準備確認フラグがOFFされた後、S9でダ
イヤルルーチンが実行される。ダイヤルルーチンで受信
通知先の呼出しが行われた後S10が実行される。S1
0では、リダイヤルをすべきか否かを示すリダイヤルフ
ラグがダイヤルルーチンでONされているか否かが判定
される。リダイヤルフラグがONされており判定がYE
SであればS1に戻り、リダイヤルフラグがONでなけ
ればS11で受信通知ルーチンが実行された後、S1以
降の処理が繰り返される。
【0038】スタート後入力がなくS1の判定がNOの
場合、S3でリダイヤルフラグがONか否かの判定が行
われ、ONでなければS12でその他の処理が行われた
後、S1に戻るが、ONであればS13のリダイヤルル
ーチンが実行される。リダイヤルルーチンの実行に続い
てS14で先方が着信したか否かを示す着信フラグがリ
ダイヤルルーチンでONされているか否かが判定され
る。着信フラグがONであり判定がYESであればS1
5で着信フラグがOFFされた後S11の受信通知ルー
チンが実行される。着信フラグがONでなければS1に
戻る。
【0039】S4の受信ルーチンを図13に基づいて説
明する。受信ルーチンでは、S101において、受信し
たデータが画像データであるか否かが判定される。受信
データが画像データであればS102において受信デー
タが画像データメモリ領域200に格納され、受信デー
タが画像データでなければ音声データであるためS10
3において受信データが音声データメモリ領域202に
格納される。なお、画像および音声のデータがメモリに
格納される際には、それぞれのメモリ領域200,20
2の管理番号域204に受信したデータ群の管理番号が
付され、素性記録域206にそのデータ群の素性が記憶
され、データ域208にデータ群のデータが記憶され
る。受信データの記憶後、S104において受信が正常
に終了したか否かが判定される。受信が正常に終了した
か否かの判定は、受信したデータが画像データであるか
音声データであるかで異なる。画像データである場合に
は、ファクシミリ通信の予め定められた手順に従って通
信が正常に終了したか否かで判定され、音声データで
は、応答用音声が発せられた後に音声が入力されたか否
かで判定される。受信が正常に終了していればS105
でフラグ領域194の正常終了フラグがONされた後S
106が実行される。受信が正常に終了していなければ
直ちにS106が実行される。S106では、回線が開
放されてルーチンの実行が終了する。
【0040】S6の受信通知準備ルーチンを図14に基
づいて説明する。受信通知準備ルーチンでは、S201
で受信通知モードメモリ領域188に記憶された受信通
知モードがONであるか否かが判定される。受信通知モ
ードがONされておればS202が実行され、受信通知
モードがONされていなければS202〜S206をス
キップしてS207が実行され、正常終了フラグがOF
Fされてルーチンの実行が終了する。S202では受信
データが画像データであるか否かが判定される。受信デ
ータが画像データであれば、S203において受信した
データ群に係わる情報が受信データ管理メモリ領域18
6に記憶される。受信データ管理メモリ領域186の管
理番号域210に受信したデータ群の管理番号が付さ
れ、素性記録域214にそのデータ群の素性が記憶され
るのである。さらに、送信識別符号域212に未送信識
別符号1が付された後、S204が実行される。受信デ
ータが画像データでなく判定がNOであれば直ちにS2
04が実行される。
【0041】S204では正常終了フラグがONである
か否かが判定される。正常終了フラグがONであればS
205が実行され、正常終了フラグがONでなければ以
降の処理をスキップしてS207が実行されルーチンの
実行が終了する。S205では、受信通知先のダイヤル
番号がダイヤルメモリ領域190に登録されているか否
かが判定される。受信通知先のダイヤル番号が登録され
てればS206でフラグ領域194の準備確認フラグが
ONされた後、S207で正常終了フラグがOFFされ
てルーチンの実行が終了する。受信通知先のダイヤル番
号が登録されていなければ、直接S207が実行されル
ーチンの実行が終了する。
【0042】S9のダイヤルルーチンを図15に基づい
て説明する。S301でファクシミリ装置がリダイヤル
中であるか否かが判定される。リダイヤル中でない場合
は、S302で受信通知先のダイヤル番号がダイヤルメ
モリ領域190から読み出され、受信通知先への呼出し
信号が発せられた後、S303で受信通知先が着信した
か否かが判定される。受信通知先が着信したのであれば
ルーチンの実行が終了し、受信通知先が着信していなけ
ればS304が実行されてルーチンの実行が終了する。
【0043】S304では、リダイヤル条件の設定が行
われる。フラグ領域194のリダイヤルフラグがONと
され、回線が開放され、リダイヤルの回数がm回にセッ
トされ、リダイヤルする時間間隔がt分に設定され、さ
らに、独立に時刻を演算しているタイマから現在の時刻
が取得され、先に設定した時間間隔がその時刻に加算さ
れて初回のリダイヤル時刻がセットされるのである。ま
た、先のS301でファクシミリ装置がリダイヤル中で
あり判定がYESの場合は、S305でリダイヤルの回
数がn=m+1にリセットされてルーチンの実行が終了
する。
【0044】S13のリダイヤルルーチンを図16に基
づいて説明する。S401ではリダイヤルをするべく設
定された時刻がすでに過ぎているか否かが判定される。
時刻が過ぎている場合はS402で受信通知先の呼出し
が行われ、時刻が過ぎていない場合は、ルーチンの実行
が終了する。S402での受信通知先の呼出しは、S8
のダイヤルルーチンでの受信通知先の呼出しと同手順で
あり、ダイヤル番号がダイヤルメモリ領域190から読
み出された後受信通知先にダイヤルされる。
【0045】次のS403では、受信通知先が着信した
か否かが判定される。受信通知先が着信していればS4
04でフラグ領域194の着信フラグがONされ、S4
05でリダイヤルフラグがOFFされてルーチンの実行
が終了する。受信通知先が着信していない場合は、S4
06でリダイヤルの回数が増やされた後にS407が実
行される。S407では、設定された回数リダイヤルし
てリダイヤルが終了したか否かが判定される。リダイヤ
ルが終了していればS405でリダイヤルフラグがOF
Fされた後ルーチンの実行が終了し、リダイヤルが終了
していなければ、現在の時刻が取得され、その時刻にS
8のダイヤルルーチンで設定されたリダイヤル時間間隔
tが加算されて次のリダイヤル時刻が設定され、ルーチ
ンの実行が終了する。
【0046】S11の受信通知ルーチンを図17に基づ
いて説明する。S500で受信通知モードメモリ領域1
88のデータが読み出され、受信通知モードがデータ転
送モードであるのか、単純通知モードであるかが判定さ
れる。受信通知モードがデータ転送モードであればS5
01が実行され、受信通知モードが単純転送モードの場
合はS502でメッセージ機能を有するポケットベルの
呼出しが行われてルーチンの実行が終了する。受信通知
先が通常の電話であれば、電話がつながった後にファク
シミリ装置の通信信号が発せられるため、この発信音が
呼出し信号とされるのであるが、メッセージ機能を有す
るポケットベル等ではメッセージを表す信号を送る必要
がある。そこで、ファクシミリ装置のダイヤル番号等の
メッセージの送信を行う旨が設定されている場合に、S
502が実行され、受信があった旨の通知がなされるの
である。なお、メッセージ機能を有さないポケットベル
では電話がつながること自体が呼出しとされるため、S
502は実行されない。
【0047】S501では、受信データ管理メモリ領域
186の送信識別符号域212に未送信識別符号1が付
されたものの管理番号が管理バッファメモリ領域192
に読み込まれ、管理バッファメモリ領域192において
管理番号が格納された順番の指標であるB値が0にセッ
トされた後S503が実行される。S503では、管理
バッファメモリ領域192に順番に格納された管理番号
のうちの(B+1)番目の管理番号が読み出され、S5
04において、読み出された管理番号に対応するデータ
群のデータがページを1単位として送信され、ページ毎
にS505が実行される。S505では、送信が正常に
終了したか否かが判定され、送信が正常に行われた場合
にはS506が実行され、送信が正常に行われない場合
にはS507が実行される。
【0048】S506では、読み出された管理番号に対
応するデータ群全部の送信が終了したか否かが判定さ
れ、送信が終了していればS508が実行され、送信が
終了していなければS504に戻る。S507では、現
在処理中の管理番号に対応するデータ群より前、即ち1
番目に読み出されたデータ群からB番目に読み出された
データ群までについて送信識別符号域212の符号が0
とされて未送信状態が解除されるとともに、管理バッフ
ァメモリ領域192に記憶された管理番号がクリアされ
る。その後S511が実行されて回線が開放され、ルー
チンの実行が終了する。
【0049】S508では、管理バッファメモリ領域1
92に記憶された全ての管理番号に対応するデータ群が
送信されたか否かが判定される。全ての管理番号に対応
するデータ群が送信されていればS509が実行され、
管理番号に対応するデータ群が全ては送信されていなけ
ればS510が実行される。S509では、管理バッフ
ァメモリ領域192に記憶された全ての管理番号に対応
するデータ群について送信識別符号域212の符号が0
とされて未送信状態が解除されるとともに、管理バッフ
ァメモリ領域192に記憶された管理番号が全てクリア
される。その後S511が実行されて回線が開放され、
ルーチンの実行が終了する。S510では、今まで読み
出しを行っていたデータ群の次のデータ群の読み出しを
行うために、B値が増やされる。このようにして管理番
号が次々に読み出されて対応するデータ群の転送が順次
行われるのである。
【0050】以上の記載から明らかなように、本実施例
では、網制御部152と、モデム150とが受信手段を
構成し、システム制御部148のRAM170に形成さ
れた画像/音声データメモリ領域184がデータ記憶手
段を構成している。また、網制御部152と、モデム1
50とが送信手段を構成し、通信制御部142と、音声
録音/再生制御部144の再生制御部と、符号/復号制
御部140の符号制御部とシステム制御部の送信に係る
制御を実行する部分とが送信制御手段を構成し、システ
ム制御部148のダイヤルルーチンとリダイヤルルーチ
ンとを実行する部分が呼出し手段を構成している。ま
た、システム制御部148の受信通知準備ルーチンおよ
び受信通知ルーチンを実行する部分と、受信データ管理
メモリ領域186および管理バッファメモリ領域192
とが複数データ群送信制御手段を構成している。
【0051】以上、本発明の実施例について詳細に説明
したが、本発明はこの実施例に限られるものではない。
例えば、画像/音声データメモリ領域184に記憶され
る画像および音声のデータは、必ずしも画像データメモ
リ領域200と音声データメモリ領域202とに分けて
記憶される必要はなく、1つのメモリ領域に混在して記
憶されてもよい。また、受信データ管理メモリ186に
設けられていた送信識別符号域212が画像/音声デー
タメモリ領域184に設けられてもよい。管理バッファ
メモリ領域192も不可欠ではなく、受信データ管理メ
モリ領域186あるいは画像/音声データメモリ領域1
84の未送信識別符号を確認しつつ受信通知が行われる
ようにしてもよい。
【0052】各フローチャートの構成が記載のものに限
られることのないのは言うまでもないが、未送信データ
群の取扱い等についても上記実施例には限られない。例
えば、上記実施例では全ての未転送データ群が1回で転
送されるようになっているが、回線の連続的な占有を行
わないようにするため複数回数に分割して転送されるよ
うにしてもよい。あるいは、未転送のデータ群が全て転
送されるのではなく、例えば、リダイヤル中に受信され
たデータ群のみがリダイヤル中のデータ群とともに転送
されるようにしてもよい。逆に、リダイヤル中に受信さ
れたデータ群は次の機会に転送されるようにし、リダイ
ヤル開始までに蓄積されていた未転送データ群のみが1
回で転送されるようにしてもよい。また、データ群のう
ち特定の送信元から送信されたデータ群のみが転送され
るようにしてもよい。さらに、未送信データ群の送信時
期も、新しいデータ群の受信があったときに限られず、
予め設定された時期に適宜送信されるようにしてもよ
い。その他、特許請求の範囲を逸脱することなく、当業
者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した態様で本
発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を概念的に示す図である。
【図2】本発明の実施例のファクシミリ装置の外観を示
す斜視図である。
【図3】上記ファクシミリ装置の内部構造を概念的に示
す側面断面図である。
【図4】上記ファクシミリ装置の操作板を示す平面図で
ある。
【図5】上記ファクシミリ装置の制御を示すブロック図
である。
【図6】上記ブロック図に記載されたシステム制御部の
構成を概念的に示す図である。
【図7】上記システム制御部のROMに形成されたメモ
リ領域を概念的に示す図である。
【図8】上記システム制御部のRAMに形成されたメモ
リ領域を概念的に示す図である。
【図9】上記RAMに形成された画像/音声メモリ領域
に記憶されるデータの内容を概念的に示す図である。
【図10】上記RAMに形成された受信データ管理メモ
リ領域に記憶されるデータの内容を概念的に示す図であ
る。
【図11】上記RAMに形成された管理バッファメモリ
領域に記憶されるデータの内容を概念的に示す図であ
る。
【図12】上記ROMに記憶されたメインルーチンのフ
ローチャートである。
【図13】上記ROMに記憶された受信ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図14】上記ROMに記憶された受信通知準備ルーチ
ンのフローチャートである。
【図15】上記ROMに記憶されたダイヤルルーチンの
フローチャートである。
【図16】上記ROMに記憶されたリダイヤルルーチン
のフローチャートである。
【図17】上記ROMに記憶された受信通知ルーチンの
フローチャートである。
【符号の説明】
100 液晶ディスプレイ 106 キーボード 108 テンキー 120 ファンクションキー 122 セットキー 123 カーソルキー 124 モード選択キー 140 符号/復号制御部 142 通信制御部 144 音声録音/再生制御部 148 システム制御部 150 モデム 152 網制御部 154 外部回線 169 ROM 170 RAM

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを受信する受信手段と、その受信
    手段で受信されたデータを記憶するデータ記憶手段と、
    データ記憶手段に記憶されたデータを送信する送信手段
    と、前記データ記憶手段に記憶されたデータの前記送信
    手段による送信を制御する送信制御手段と、予め設定さ
    れた転送先のファクシミリ装置を呼び出す呼出し手段と
    を備えた転送機能付きファクシミリ装置において、前記受信手段により一連のデータが受信され、前記デー
    タ記憶手段に1群のデータとして記憶される毎に、前記
    呼出し手段に前記予め設定された転送先のファクシミリ
    装置を呼び出させ、前記送信手段に、その呼出しの原因
    となったデータ群を送信させるとともに、前記データ記
    憶手段に同じ転送先のファクシミリ装置へ転送すべきデ
    ータ群であって未送信のものが1群以上あれば、それら
    1群以上のデータ群のうち少なくとも1群を、前記呼出
    しの原因となったデータ群とともに 送信させる複数デー
    タ群送信制御手段を前記送信制御手段に設けたことを特
    徴とする転送機能付きファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記データ記憶手段が、(1) 転送先のフ
    ァクシミリ装置が呼出しに応答しなかったために転送さ
    れなかったデータ群、(2) 転送エラー等の異常のために
    転送されなかったデータ群、および(3) 前記呼出しの原
    因となったデータ群の転送のためのリダイヤル待機中に
    新たに受信されて記憶されたデータ群の少なくとも1種
    を消去しないで保持するものであり、前記複数データ群
    送信制御手段が、その少なくとも1種のデータ群を、前
    記呼出しの原因となったデータ群とともに、前記送信手
    段に送信させるものである請求項1に記載の転送機能付
    きファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記複数データ群送信制御手段が、前記
    データ記憶手段に記憶されている同じ転送先のファクシ
    ミリ装置へ転送すべきデータ群であって未転送のものの
    全てを、前記呼出しの原因となったデータ群とともに、
    前記送信手段に送信させるものである請求項1または2
    に記載の転送機能付きファクシミリ装置。
JP13541593A 1993-05-12 1993-05-12 転送機能付きファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP3147591B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13541593A JP3147591B2 (ja) 1993-05-12 1993-05-12 転送機能付きファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13541593A JP3147591B2 (ja) 1993-05-12 1993-05-12 転送機能付きファクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06326810A JPH06326810A (ja) 1994-11-25
JP3147591B2 true JP3147591B2 (ja) 2001-03-19

Family

ID=15151202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13541593A Expired - Fee Related JP3147591B2 (ja) 1993-05-12 1993-05-12 転送機能付きファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3147591B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06326810A (ja) 1994-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5717498A (en) Facsimile machine for receiving, storing, and reproducing associated image data and voice data
US6002752A (en) Method and apparatus for changing operational mode of a facsimile system
JP3147591B2 (ja) 転送機能付きファクシミリ装置
JP2670439B2 (ja) 画像通信装置
JP2517602B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3394951B2 (ja) 通信装置
JPH06326847A (ja) 受信通知機能付きファクシミリ装置
JP3179778B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH07105877B2 (ja) 画像通信装置
JP3578050B2 (ja) 転送機能付き通信端末装置
JPH0715239Y2 (ja) メモリ付ファクシミリ装置
JP3261678B2 (ja) ファクシミリ装置およびその受信方法
JP3295189B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2503308B2 (ja) 手動給紙型ファクシミリ
JP3613205B2 (ja) 通信端末装置
JP3115929B2 (ja) ファクシミリ装置
JPS60182865A (ja) フアクシミリ装置
JPS6154773A (ja) ファクシミリ装置
JPS60157373A (ja) フアクシミリ装置
JPS63132569A (ja) フアクシミリ装置
JPH06121088A (ja) ファクシミリ装置
JPH08116420A (ja) 通信装置及び通信方法
JPH03283766A (ja) ファクシミリ装置
JPH0324855A (ja) 通信装置
JPH08298580A (ja) ファクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080112

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090112

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090112

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees