JPH03283766A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH03283766A
JPH03283766A JP2080692A JP8069290A JPH03283766A JP H03283766 A JPH03283766 A JP H03283766A JP 2080692 A JP2080692 A JP 2080692A JP 8069290 A JP8069290 A JP 8069290A JP H03283766 A JPH03283766 A JP H03283766A
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character
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JP2080692A
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English (en)
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Takeshi Hayafune
早船 武志
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、着信通知機能を備えたファクシミリ装置に関
する。
[従来の技術] 例えば、ファクシミリ装置が、それを使用するオペレー
タから離れた位置に配置されているときには、オペレー
タがファクシミリ装置の様子を見にこない限り、他のフ
ァクシミリ装置から画情報を受信して受信原稿を記録出
力していても、オペレータが気付かないので、複数の受
信動作にかかる受信原稿がファクシミリ装置の排紙トレ
イにたまってしまうような事態を生じることがある。
このように、複数通の受信原稿が排紙トレイにたまって
しまうと、その受信原稿を仕分ける作業が面倒である。
また、目的の宛先人に受信原稿が届くまでに時間がかか
るという不都合も生じる。
そこで、画情報を受信して、受信原稿を記録出力すると
、例えば、オペレータを呼出すことのできる電話の電話
番号など、あらかじめ登録されている宛先を発呼して、
画情報受信して受信原稿が記録出力されていることを通
知する着信通知機能を備えたファクシミリ装置が実用さ
れている。
このような着信通知機能を用いると1画情報が受信され
るたびに、オペレータにその旨が通知されるので1画情
報伝送の即時性が良好になる。また、複数通の受信原稿
がトレイに排紙されたままになることもなく、仕分は作
業が不用なので、ファクシミリ装置の操作性が良好にな
る。
また、オペレータが望まない相手からの画情報受信動作
を行わないようにするために、あらかじめ登録されてい
る相手以外からの画情報受信を行わない着信制限機能を
備えたファクシミリ装置も実用されている。
この着信制限機能では、相手端末を識別するために、相
手端末から送られてくる識別情報を用いる。すなわち、
相手から通知された識別情報が、あらかじめ登録されて
いる識別情報に一致しない場合には、それ以降の画情報
受信動作を行わないようにすることで、不用な画情報を
受信しないようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来装置では、次のような種
々の不都合を生じていた。
まず1着信通知機能については、従来装置では着信通知
する宛先が1つに固定されていたので、次のような不都
合を生じていた。
すなわち、通常、ファクシミリ装置は複数人で共用され
るため、着信通知宛先が1つであると、ファクシミリ装
置を共用する複数人のうちの一人の宛先が設定される。
したがって、その着信通知宛先として登録されたオペレ
ータは、自分に直接関係しない受信原稿であっても、フ
ァクシミリ装置に出向いて取りにいく必要があり、自分
以外の宛先の受信原稿は、その宛先人に受信原稿を届け
る必要があり、そのオペレータの負担が非常に大きいと
いう不都合を生じていた。
また、着信制限機能については、登録されている識別情
報、または、送信側から通知された識別情報に、有為な
文字列の前後に空白コードが含まれている場合、有為な
文字列の内容が一致するにもかかわらず、空白コードの
数が相違するときには、登録された相手装置であること
を認識することができず、適切に着信制限機能を使用で
きないという不都合を生じていた。
本発明は、このような従来装置の不都合を解消するため
になされたものであり、識別情報を用いた各種機能を適
切に実行できるファクシミリ装置を提供することを目的
としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、送信側から通知される識別情報に対応して着
信通知する宛先を登録した着信通知宛先記憶手段と、画
情報受信終了後、送信側から識別情報が通知されている
と着信通知宛先記憶手段よりその識別情報に登録されて
いる着信通知宛先を読み出し、その読み出した着信通知
宛先を発呼して、着信通知する制御手段を備えたもので
ある。
また、識別情報の登録時に入力された文字列の最初の空
白コードを除去した状態で、識別情報を着信通知宛先記
憶手段に記憶するとともに、送信側から通知された識別
情報に含まれている有為な文字列の前後の空白コードを
除去した状態に整形したのちに、登録された識別情報と
の比較を行うようにしている。
また、制御手段は、着信通知宛先記憶手段に記憶されて
いる識別情報に、所定の文字コードが含まれているとき
には、送信側から通知された識別情報の文字列のうちそ
の所定の文字コードに対応する文字位置以降の文字コー
ドについては、一致しているとみなすようにしている。
また、受信側に通知する識別情報を記憶する識別情報記
憶手段と、送信時に付加する個別情報が指定されると識
別情報記憶手段に記憶した識別情報に、そ・の指定され
た個別情報を付加した状態で受信側に自端末の識別情報
を通知する制御手段を備えたものである。
[作用コ したがって、送信側に応じた通知先に着信通知が行われ
るので、複数人でファクシミリ装置を共用する場合に、
特定のオペレータのみに負担がかかるような事態を回避
できる。
また、識別情報を登録するとき、および、検査するとき
には、有為な文字列の前後に付加されている空白コード
を削除した状態で行うので、識別情報の登録時の操作の
違いで、識別情報の検査が不適切になるような事態を回
避することができる。
また、登録されている識別情報に特定コードが含まれて
いるときには、それ以降の文字位置の文字コードについ
ては、一致しているとみなしているので、着信通知機能
や着信制限機能などをより効率良く活用することができ
る。
また、送信時に、識別情報に個別情報を付加することで
、識別情報の内容をおのおののオペレータに対応するも
のに切り換えることができ、複数人でファクシミリ装置
を共用する場合でも、極力個人対個人の通信を実現でき
るようにしている。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら1本発明の実施例を詳細
に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるグループ3フアク
シミリ装置を示している。
同図において、制御部1は、このファクシミリ装置の各
部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理
を行うものであり、システムメモリ2は、制御部lが実
行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを
実行するときに必要な各種データなどを記憶するととも
に、制御部lのワークエリアを構成す・るものであり、
パラメータメモリ3は、例えば、後述する着信通知宛先
テーブル情報など、このグループ3フアクシミリ装置に
固有な各種の情報を記憶するためのものである。
スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を読み取るため
のものであり、プロッタ5は、所定の解像度で画像を記
録出力するためのものであり、操作表示部6は、このフ
ァクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作キ
ー、および、各種の表示器からなる。
符号化復号化部7は、画信号を符号化圧縮するとともに
、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化す
るためのものであり1画像蓄積装置8は、符号化圧縮さ
れた状態の画情報を多数記憶するためのものである。
グループ3フアクシミリモデム9は、グループ3フアク
シミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送
手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V、2
1モデム)、および、おもに画情報をやりとりするため
の高速モデム機能(V、29モデム、V、27terモ
デム)を備えている。
網制御装置10は、このファクシミリ装置を公衆電話回
線網に接続するためのものであり、自動発着信機能を備
えている。
音声応答装置11は1例えば、1画情報を受信、しまし
た、受信原稿があります、」など1着信通知のための音
声メツセージを構成する音声信号を出力するためのもの
である。
切換器12は、網制御装置lOの送信信号入力端を。
グループ3フアクシミリモデム9の送信信号出力端、お
よび、音声応答装置11の音声信号出力端のいずれか一
方に切換接続するためのものである。
この切換器12は、常時は、グループ3フアクシミリモ
デム9を選択するように、制御部lにより制御されてい
る。
これらの、制御部1、システムメモリ2、パラメータメ
モリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表示部6、符号
化復号化部7、画像蓄積装置8.グループ3フアクシミ
リモデム9、および、網制御装置10は、システムバス
13に接続されており、これらの各要素間でのデータの
やりとりは、主としてこのシステムバス13を介して行
われている。
第2図は、操作表示部6の一例を示している。
同図において、スタートキー68は、このグループ3フ
アクシミリ装置の送受信動作の開始を指令入力するため
のものであり、ストップキー6bは、グループ3フアク
シミリ装置の動作の停止を指令入力するためのものであ
り、テンキー6Cは、電話番号などの数値情報を操作入
力するためのものであり、機能キー6dは、端末識別情
報や非標準端末式別情報の登録など、このファクシミリ
装置の各種機能を選択するためのものである。
ワンタッチダイアルキー6eは、1つのキー操作で宛先
を指定入力するワンタッチダイアル機能に用いられるも
のである。
液晶表示器6fは、このグループ3フアクシミリ装置か
らオペレータに対する種々のガイダンスメツセージなど
を表示するためのものであり、YESキー6gは、ガイ
ダンスメツセージに対して肯定的な解答などを操作入力
するためのものであり、N。
キー6hは、ガイダンスメツセージに対して否定的な解
答などを操作入力するためのものである。
さて、パラメータメモリ3には、着信通知宛先テーブル
情報1部門コード情報、端末式別情報、および、非標準
端末識別情報などが登録される。
着信通知宛先テーブル情報は、第3図(a)に示すよう
に、デフォルトの通知宛先の電話番号を記憶するための
デフォルト通知宛先情報、および、相手装置から通知さ
れた端末識別情報と着信通知する宛先との関係を記憶す
るための通知宛先情報からなる。ここでは、通知宛先情
報は、3つまで登録することができる。
また、おのおのの通知宛先情報は、同図(b)に示すよ
うに、通知宛先の電話番号を記憶した電話番号情報、お
よび、m個の相手識別情報からなる。
部門コード情報は、同図(c)に示すように、例えば、
3桁の数字からなる部門コードと、その部門コードに登
録された部課名や個人名などの名称情報からなり、おの
おのの部門コードについて1つづつ形成される。
端末識別情報および非標準端末識別情報は、同図(d)
 、 (e)に示すように、それぞれ所定桁数の識別情
報からなる。ここで、端末識別情報は、画情報伝送時に
標準的な伝送機能を通知または設定する場合に受信側端
末に通知するものであり、非標準端末識別情報は、画情
報伝送時に非標準的な伝送機能を通知または設定する場
合に受信端末に通知するものである。
第4図は、端末識別情報および非標準端末識別情報の登
録時の処理例を示している。
オペレータが操作表示部6を操作して、端末識別情報の
登録操作を選択すると、まず、端末識別情報を入力させ
るためのガイダンスメツセージを液晶表示器6fに表示
してオペレータに端末識別情報の登録操作を行うように
促す(処理101)、また、このとき、既に登録されて
いる内容があるときには、その内容を表示する。
これにより、オペレータが端末識別情報の入力を行うこ
とを応答操作すると、端末識別情報の入力画面を表示し
て、オペレータに端末識別情報を入力させ(処理102
)、その入力を終了すると、入力された端末識別情報を
パラメータメモリ3に保存する(処理103)。
このように、端末識別情報の登録を終了すると、次に、
非標準端末識別情報を入力させるためのガイダンスメツ
セージを液晶表示器6fに表示してオペレータに非標準
端末識別情報の登録操作を行うように促す(処理104
)。また、このとき、既に登録されている内容があると
きには、その内容を表示する。
これにより、オペレータが非標準端末識別情報の入力を
行うことを応答操作すると、非標準端末識別情報の入力
画面を表示して、オペレータに非標準端末識別情報を入
力させ(処理105)、その入力を終了すると、入力さ
れた非標準端末識別情報をパラメータメモリ3に保存す
る(処理106)。
このようにして、端末識別情報および非標準端末識別情
報の登録が行われる。
第5図は、部門コード情報の登録時の処理例を示してい
る。
オペレータが操作表示部6を操作して、部門コード情報
の登録操作を選択すると、まず、登録する部門コード情
報を指定入力させるためのガイダンスメツセージを液晶
表示@6fに表示して、オペレータにいずれかの部門コ
ードを入力するように促す(処理201)。
これにより、オペレータが部門コードの入力を行うこと
を応答操作すると、部門コードの入力画面を表示して、
オペレータに部門コードを入力させる(処理202)。
このように1部門コードの入力を終了すると、その部門
コードに登録する名称を入力させるためのガイダンスメ
ツセージを液晶表示器6fに表示してオペレータに名称
の登録操作を行うように促す(処理203)。また、こ
のとき、指定された部門コードに既に名称情報が登録さ
れているときには。
その内容を表示する。
これにより、オペレータが名称の入力を行うことを応答
操作すると、名称情報の入力画面を表示してオペレータ
に名称情報を入力させ(処理204)、その入力を終了
すると、入力された名称情報を指定された部門コードに
対応してパラメータメモリ3に保存する(処理205)
このようにして、部門コード情報の登録が行われる。
第6図は、デフォルト通知宛先情報、または。
おのおのの通知宛先情報に登録される電話番号の登録処
理の一例を示している。
オペレータが操作表示部6を操作して、通知先電話番号
の登録操作を選択すると、まず、登録する通知先の種別
が、デフォルトであるのか、あるいは、1−3のいずれ
かの通知先情報であるのかを選択させるためのガイダン
スメツセージを液晶表示器6f411表示して、オペレ
ータに登録する通知先の種別を入力するように促す(処
理301)。
これにより、オペレータが通知先の種別の入力を行うこ
とを応答操作すると、その入力された通知先に対する電
話番号の入力画面を表示して(処理302)、オペレー
タに電話番号を入力させる(処理303)。また、この
とき、既に登録されている内容があるときには、それを
表示する。
そして、電話番号の入力が終了すると、その入力された
電話番号を、指定された通知先に応じて着信通知宛先テ
ーブル情報に保存する。
おのおのの通知宛先情報に相手端末の識別情報を登録す
るときの処理例を第7図に示す。
オペレータが操作表示部6を操作して、通知宛先情報へ
の端末識別情報の登録操作を選択すると、まず、登録す
る通知先の種別が、1〜3のいずれかの通知先情報であ
るのか、その番号を選択させる(処理401)。
次いで、この選択された通知先情報について。
端末識別情報を登録する画面を表示して、1つの端末識
別情報を入力させて(処理402)、入力終了して保存
することが指令されると(判断403の結果がYES)
、そのときに入力された端末識別情報の最初の部分に1
つ以上の空白コードがあるかどうかを調べる(判断40
4)。
判断404の結果がYESになるときには、そのときに
入力された端末識別情報の文字列を、空白コードの数だ
け左シフトして先頭部の空白コードを除去する(処理4
05)。
次いで、入力された端末識別情報の文字列が、入力可能
な最大文字数よりも少ない場合には、その文字列の後に
1足りない桁数だけ無効データをあられすコードFFh
 (hは16進数をあられす;以下間′じ)をセットし
て(処理406) 、そのときの登録内容をパラメータ
メモリ3に保存する(処理467)。
また、このように端末識別情報を登録するとき、後述す
る比較処理において全ての文字と一致するように設定さ
れている、いわゆるワイルドカード文字を入力すること
ができる。このワイルドカード文字としては、例えば、
「ネ」が設定されていて、このワイルドカード文字より
も後に入力された文字は、後述するように、実質的には
無効な文字となる。
以上のようにして、各種情報が登録された状態で、第1
図に示したファクシミリ装置相互間で画情報伝送する場
合について説明する。なお、この場合、送信原稿が1枚
の場合である。
まず、送信装置は、指定された宛先を発呼すると、受信
装置は、被呼局識別信号CEDを送出したのちに、自端
末の標準的な伝送機能を通知するためのデジタル識別信
号DIS、および、非標準的な伝送機能を通知するため
の非標準機能識別信号NSFを送信装置に応答する。
これにより、送信装置は、受信装置が使用可能な伝送機
能を判定して、標準的な伝送機能を使用するときには、
そのときに使用する伝送機能をデジタル命令信号DC3
により通知するとともに、端末識別情報を通知するため
の送信端末識別信号TS工を送出する。また、非標準的
な伝送機能を使用するときには、そのときに使用する伝
送機能を非標準機能設定信号NSSにより通知するとと
もに、非標準端末識別情報を通知するための端末識別信
号TTIを送出する。
次いで、送信装置は、そのときに設定した伝送速度でグ
ループ3フアクシミリモデム9のトレーニングを行うた
めに、トレーニングチエツク信号TCPを送出する。
受信装置では、デジタル命令信号DC5または非標準機
能設定信号NSSにより指定された伝送機能を設定した
のちに、トレーニングチエツク信号TCFを受信し、そ
の受信結果が良好な場合には、受信準備確認信号CFR
を送信装置に応答する。また、送信端末識別信号TSI
で通知された端末識別情報、および、端末識別信号TT
Iで通知された非標準端末識別情報を記憶しておく。
送信装置は、受信準備確認信号CFRを受信すると、そ
のときにスキャナ4にセットされている送信原稿の画像
を読み取り、それによって得た画信号を符号化復号化部
7で符号化圧縮し、それによって得た画情報PIXをグ
ループ3フアクシミリモデム9により変調して、受信装
置に送出する。
受信装置では、受信画情報を符号化復号化部7で元の画
信号に復号化し、その画信号をプロッタ5に転送して、
受信原稿を記録出力させる。
画情報PIXの伝送を終了すると、送信装置は、伝送終
了を通知するための手順終了信号EOPを送出し、受信
装置は、画情報PIXの受信結果が良好な場合には、メ
ツセージ確認信号MCFを送信装置に応答する。
それによって、送信装置は、切断命令信号DCNを送出
して、回線を復旧し、送信動作を終了する。
また、受信装置は、切断命令信号DCNを受信すると、
回線を復旧して受信動作を終了する。
次いで、受信装置は、そのときに通知された端末識別情
報または非標準端末識別情報が、いずれかの通知宛先情
報に登録されているかどうかを調べて、登録されている
場合には、その通知宛先情報の電話番号を、また、登録
されていない場合には、デフォルト通知宛先情報の電話
番号を発呼する。
そして、相手が着信応答したことを検出すると、切換器
12を音声応答装置11に切り換えて、音声応答装置1
1を作動して、応答音声メツセージを出力させる。
また、音声応答装M11の音声メツセージ出力動作が終
了すると、切換器12をグループ3モデム9に切り換え
る。
これにより、送信装置に応じた通知先に、画情報受信が
あったことを知らせる音声メツセージが通知される。
第9図は、送信装置の処理例を示している。
送信装置では、まず、指定された宛先を発呼して(処理
501)、受信装置から送出される被呼局識別信号CE
D、デジタル識別信号DIS、および、非標準機能識別
信号NSFを受信する(処理502)。
そして、そのときに非標準機能を使用できるかどうかを
調べて(判断503)、判断503の結果がYESにな
るときには、使用する伝送機能を設定して。
その設定内容をセットした非標準機能設定信号NSS、
および、非標準端末識別情報と操作された部門コードの
名称情報を連結して形成した内容の端末識別信号TTI
を受信装置に送出する(処理504)。
また、判断503の結果がNOになるときには、使用す
る伝送機能を設定して、その設定内容をセットしたデジ
タル命令信号DCS、および、端末識別情報と操作され
た部門コードの番号情報を連結して形成した内容の送信
端末識別信号TSIを受信装置に送出する(処理505
)。
そして、所定のトレーニング手順を実行して(処理50
6)、画情報を送信しく処理507)、回線を開放して
(処理508)、一連の送信動作を終了する。
このようにして、オペレータが部門コードを操作入力す
ると、非標準端末識別情報を通知するときには、その部
門コードに登録されている名称情報の内容を付加した状
態で、また、端末識別情報を通知するときには、部門コ
ードの番号を付加した状態でそれぞれ送信している。
したがって、オペレータが異なる部門コードを操作入力
すると、それぞれに応じて異なった識別情報が形成され
て、受信装置に通知されるので、識別情報の上から考え
ると、本実施例のファクシミリ装置は、送信時には、お
のおののオペレータごとに占有される固有なファクシミ
リ装置として機能することができる。
第10図は、受信動作終了後に受信装置が実行する処理
例を示している。
まず、受信結果が良好であったかどうかを調べて(判断
601)、判断601の結果がYESになるときには、
端末識別信号TTIまたは送信端末識別信号TSIのい
ずれかを受信しているかどうかを調べる(判断602,
603)。
端末識別信号Tτ工または送信端末識別信号TSIのい
ずれかを受信しており1判断602,603のいずれか
一方の結果がYESになるときには、その端末識別信号
TTIまたは送信端末識別信号TSIにセットされてい
る[非標準端末識別情報中名称情報]、[端末識別情報
中部門コード番号]の内容を。
システムメモリ2に形成したワークエリアにコピーする
(処理604)。
そして、ワークエリアの内容が、その先頭部に空白コー
ドがセットされているかどうかを調べて(判断605)
、判断605の結果がYESになるときには、空白コー
ドの数だけワークエリアの内容を左シフトして(処理6
06)、有為な文字列の先頭に付加されている空白コー
ドを除去する。
次いで、有為な文字列の後端部から、ワークエリアの最
終領域までの各桁に、無効コードをセットする(処理6
07) 。
このようにして、ワークエリアに記憶した識別情報を整
形した状態で、ワークエリアの内容と1通知宛先情報に
登録されている1つの相手識別情報を比較する処理60
8を実行する。
この結果、一致したと判定した場合には(判断609の
結果がYES)、一致した相手識別情報が登録されてい
る通知宛先情報の電話番号を1通知先電話番号とじてセ
ットする(処理610)。
また、判断609の結果がNOになるときには、そのと
きに登録されている全ての相手識別情報と比較したかど
うかを調べて(判断611)、判断611の結果がNO
になるときには、次の相手識別情報との比較を行うため
に、処理608に戻る。
判断611の結果がYESになるときには、一致する相
手識別情報が登録されていないので、デフォルト通知宛
先情報の電話番号を、通知先電話番号としてセットする
(処理612)。
このようにして、送信装置から通知された識別情報に対
応した通知宛先が判定されて、その電話番号が通知先電
話番号として認識される。
この後では、一定の発呼タイミングになったときに、後
述する着信通知のための処理が実行されて、通知先に着
信通知がなされる。
第11図は、比較処理(処理608)の−例を示してい
る。
まず、着信通知宛先テーブル情報に登録されている相手
識別情報を1つ選択しく処理701)、 −致する文字
数を計数するためのカウンタNを0に初期設定する(処
理702)。
この状態で、選択した相手識別情報のN番目の文字を読
み出しく処理703)、その文字がワイルドカード文字
であるかどうかを調べる(判断704)。
判断704の結果がNOになるときには、ワークエリア
内の文字列のN番目の文字と比較して(処理705)、
一致するかどうか調べ(判断706)、判断706の結
果がYESになるときには、カウンタNの値を1つ増や
す(処理708)。
そして、カウンタNの値が、識別情報の最大桁数kに一
致するかどうかを調べて(判断709)、判断709の
結果がNOになるときには、次の文字について調べるた
めに、処理703に戻る。
判断709の結果がYESになるときには、ワークエリ
ア内の文字列が、選択した相手識別情報の文字列と完全
に一致するので、両者が一致していると判定することが
でき1判定結果として「一致」を通知する(処理710
)。
また、いずれかの文字が不一致で、判断706の結果が
Noになるときには、判定結果として「不一致」を通知
する(処理711)。
また、ワイルドカード文字が見つかって、判断704の
結果がYESになるときには、それ以降の文字の比較を
中断し、その時点で両者が一致すると判定する(処理7
10に移行)。
このようにして、通知された端末識別情報または非標準
端末識別情報と、着信通知宛先テーブル情報に登録され
ている相手識別情報を比較している。
また、相手識別情報にワイルドカード文字が記憶されて
いるときには、それ以降の文字については、比較対象か
ら外しているので、例えば、端末識別情報に部門コード
の番号情報を連結しているような場合、端末識別情報の
次にワイルドカード文字をセットすることで、同一のフ
ァクシミリ装置からの着信通知を1つの宛先に行うこと
ができる。
第12図は、受信装置が着信通知するときの処理例を示
している。
まず、所定の発呼タイミングまでの待機時間を待ち(判
断801のNoループ)、発呼タイミングになって判断
801の結果がYESになるとそのときに通知先電話番
号の宛先を発呼して(処理802)、宛先が着信応答す
るまで待つ(判断803のNoループ)。
宛先が着信応答して、判断803の結果がYESになる
と、切換器12を音声応答装置!11側に切り換えて(
処理804)、音声応答装置11を作動して、着信通知
のメツセージを宛先に通知する(処理805)。
そして、着信通知を終了すると、切換器12をグループ
3フアクシミリモデム9側に切り換えるとともに、回線
を開放する(処理806)。
このようにして、通知宛先に対する着信通知を行う。
なお、本実施例では、着信通知のために音声応答装置l
lを設けたが、着信通知するための可聴音信号としては
、グループ3フアクシミリモデム9から出力させた特定
のトーン信号を用いることもできる。
また、上述した実施例では、ワイルドカード文字として
「*」を用いているが、それ以外の文字をワイルドカー
ド文字として用いることもできる。また、2つ以上の文
字をワイルドカード文字に規定することもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、送信側に応じた
通知先に着信通知が行おれるので、複数人でファクシミ
リ装置を共用する場合に、特定のオペレータのみに負担
がかかるような事態を回避できるという効果を得る。
また、識別情報を登録するとき、および、検査するとき
には、有為な文字列の前後に付加されている空白コード
を削除した状態で行うので、識別情報の登録時の操作の
違いで、識別情報の検査が不適切になるような事態を回
避することができるという効果も得る。
また、登録されている識別情報に特定コードが含まれて
いるときには、それ以降の文字位置の文字コードについ
ては、−敵しているとみなしているので、着信通知機能
や着信制限機能などをより効率良く活用することができ
るという効果も得る。
また、送信時に、識別情報に個別情報を付加することで
、識別情報の内容をおのおののオペレータに対応するも
のに切り換えることができ、複数人でファクシミリ装置
を共用する場合でも、極力個人対個人の通信を実現でき
るようにしているという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
第1IIは本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置
を示すブロック図、第2図は操作表示部の一例を示す概
略図、第3図(a)は着信通知宛先テーブル情報の一例
、を示す概略図、同図(b)は通知宛先情報の一例を示
す概略図、同図(C)部門コード情報の一例を示す概略
図、同図(d)は端末識別情報の一例を示す概略図、同
図(e)は非標準端末識別情報の一例を示す4[4図、
第4図は端末識別情報の登録時の処理例を示すフローチ
ャート、第5図は部門コード情報の登録処理例を示すフ
ローチャート、第6図は通知宛先の電話番号を登録する
ときの処理例を示すフローチャート、第7図は相手識別
情報の登録処理例を示すフローチャート、第8図は伝送
手順の一例を示すタイムチャート、第9図は送信処理の
一例を示すフローチャート、第1O図は受信終了後の処
理例を示すフローチャート、第11図は比較処理の一例
を示すフローチャート、第12図は着信通知処理の一例
を示すフローチャートである。 1・・・制御部、2・・・システムメモリ、3・・・パ
ラメータメモリ、11・・・音声応答装置、12・・・
切換器゛。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動発着信機能を備えたファクシミリ装置におい
    て、送信側から通知される識別情報に対応して着信通知
    する宛先を登録した着信通知宛先記憶手段と、着信通知
    するための可聴音信号を発生する可聴音信号発生手段と
    、画情報受信終了後、そのときに送信側から識別情報が
    通知されていると上記着信通知宛先記憶手段よりその識
    別情報に一致する識別情報に登録されている着信通知宛
    先を読み出し、その読み出した着信通知宛先を発呼して
    、上記可聴音信号発生手段より発生させた可聴音信号を
    その宛先に送出する制御手段を備えたことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. (2)前記着信通知宛先記憶手段は、識別情報の登録時
    に入力された文字列の最初の空白コードを除去し、前記
    制御手段は、送信側から通知された識別情報に含まれて
    いる有為な文字列の前後の空白コードを除去した状態に
    整形することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ
    装置。
  3. (3)前記制御手段は、前記着信通知宛先記憶手段に記
    憶されている識別情報に、所定の文字コードが含まれて
    いるときには、送信側から通知された識別情報の文字列
    のうちその所定の文字コードに対応する文字位置以降の
    文字コードについては、一致しているとみなすことを特
    徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. (4)自動発着信機能を備えたファクシミリ装置におい
    て、受信側に通知する識別情報を記憶する識別情報記憶
    手段と、送信時に付加する個別情報が指定されると上記
    識別情報記憶手段に記憶した識別情報に、その指定され
    た個別情報を付加した状態で受信側に自端末の識別情報
    を通知する制御手段を備えたことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013074609A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Konica Minolta Business Technologies Inc ファイル名作成装置およびファイル名作成プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013074609A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Konica Minolta Business Technologies Inc ファイル名作成装置およびファイル名作成プログラム
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