JPS60157373A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は回報機能を備えたファクシミリ装置に関する。

（ロ）従来技術 最近のファクシミリ装置では、同一原稿を同時に複数個
所に送信することができる所謂同報機能が設けられてお
り、例えば・特開昭５８−１１１４７３号公報にも記載
きれている。ところが従来の同報装置では記憶している
原稿内容は複数の個所に同じ内容のものが送信される方
式であり、送信先毎に原稿内容を選択することはできな
いものであった。

したがって複数枚の原稿の内１部のみ送信しようとする
と、送信する原稿を通常の方法で別途送信しなければな
らず不都合な点が有った。

（ハ）発明の目的 本発明は上述の問題点を解消し、送信先毎に送信内容を
選択できるよう構成した同報装置を備えたファクシミリ
装置を提供することを目的とするものである。

（ニ）発明の構成 本発明は原稿を読み取り内容を記憶装置に記憶させる際
、併せてその原稿の送信先を示すデータを記憶させるよ
う構成し、送信の際は送信先データが同じものを読み出
し送信することにより、送信先に応し送イｇ内容を選択
でさるよつ構成したものである。

（ホ）実施例 ・以下本発明の実施例を図面と共に説明する。

第１図はファクシミリ装置の構成を示すプロ・ンり図で
、（１）はファクシミリ装置全体を制御する制御回路で
、マイクロプロセッサで構成されており、処理プログラ
ムが記憶きれたプログラムメモリ（２）のプログラムに
従って各部を制御している。又制御回路（１）では読み
取った送信原稿データの信号処理及び受信した信号の処
理も併せて行なっている。（３）は送信原稿を光学的に
読み取り、読み取った白黒データを電気信号に変換して
制御回路（１）に供給する読取部で、原稿移送機構、レ
ンズ機構、照明機構及びイメージセンサ等で構成されて
いる。（４）は受信信号に基つき制御回路（１）の制御
の下にサーマルヘッド等の記録ヘッドを駆動し印写を行
なう記録部で、記録紙及び記録紙移送機構と記録ヘッド
で構成されている。（５〉は送信キー、受信キー、モー
ドキーあるいはテンキー等で′！ｐ！成きれるキーボー
ドで、キー信号を取り込んだ制御回路（１）はキー信号
に応してプログラムメモリ（２）のプログラムに従い制
御する。（６）はキーボード（５）より入力されたデー
タ等を表示する表示器である。（７）はキーボード（５
）のテンキーより入力された電話番号データ、送信先デ
ータ及び回報通信の為読取部く３）で読み取った原稿内
容データを記憶する記憶装置で、データの書込み及び読
み出しが制御回路（１）により制御されている。（８〉
は電話回線（Ｌ＞とファクシミリ装置を接続する回線接
続回路で、電話機（９）との切換えを行なう。（１０〉
は記憶装置く７）に記憶されている電話番号データの読
み出しで自動的にダイヤル発信を行なう自動ダイヤル発
信回路で、回線接続回路（８）を介してダイヤル信号を
電話回線（Ｌ）に発信する。

次に斯る構成よりなる本発明の動作につき説明する。

先ず使用に先立ち主要な通信先の電話番号をキーボード
（５）のテンキーより入力し、記憶装置（７）に記憶さ
せておく。この際キーボード（５）より２桁の短縮番号
入力に続き電話番号を入力すると、記憶装置（７）には
第２図に示すように、短縮番号と電話番号が対になって
記憶される。電話番号の登録を終了したところで、キー
ボード（５）で自動受信モードに設定しておくと、着呼
があると回線接続回路（８）がファクシミリ装置側に切
換わり、受信信号が制御回路（１）で処理され、記録部
（４〉の制御で記録ヘッドを制御し、印写を自動的に行
なうことにより受信画が得られる。

一方送値を行なう際は、先ず読取部（３）に送信原稿を
セットした後、キーボード（５）で予め記憶している電
話番号を読み出すべく短縮番号を入力すると、短縮番号
データを取り込んだ制御回路（１）は、記憶装置（７〉
から該当ψ゛る電話番号を読み出し、自動ダイヤル発信
回路（１０）を駆動して電話回線（Ｌ）にダイヤル発信
を行なう。発信に相手のファクシミリ装置が応答した事
を検出した制御回路（１）は、読取部（３）を制御して
送信原稿を走査することにより、読取ったデータを符号
化等の処理後回線接続回路（８）を介して電話回線（Ｌ
）に送信する。尚電話機（９）でダイヤルし相手の応答
を確認したところで送信キーを操作することにより、同
様に送信することができる。

次に同報通信につき説明する。先ず第５図に示すように
キーボード（５）で同報通信モードに設定すると、制御
回路（１）はＩ′１枚目の送信先は、と表示器（６）に
表示を行ない送信先の入力を要求する。そこで送信する
相手を示す為に電話番号を記憶している短縮番号を送信
先コードとして人力する。例えば第４図に示すようにキ
ー操作し３個の短縮番号を入力した後送信キーを操作す
ると、制御回路（１）は記憶装置（７）に短縮番号を原
稿の頁番号に対応して記憶させた後、原稿を走査し読み
取ったデータを記憶装置く７）に記憶させる。１頁目の
読み取りが終了したところで、同様にして２頁目以降の
原稿についても送信先データを人力した後原稿データを
記憶きせることにより、記憶装置（７）には第３図に示
すように、原稿の頁番号に対応して送信先の短縮番号デ
ータと原稿データが記憶される。

このようにして原稿データを記憶装置（７）に記憶した
後、第６１５０に示すようにキーボード（５）で同報通
信操作を行なうと、キー信号を取り込んた制御回路（１
）は、記憶装置く７）から１頁目の最初の送信先の短縮
番号データの「０１．を読み出し、記憶装置（７）の電
話番号を記憶した領域から読み出した短縮番号に該当し
た電話番号を読み出し、自動ダイヤル発信回路（１０）
を制御してダイヤル発信を行なう。ダイヤル発信に相手
のファクシミリ装置が応答した事を確認後、制御回路（
１）は記憶装置（７）から１頁目の原稿データを読み出
し符号化処理して送信を行なう。１頁分の送信が終了す
ると、次に制御回路（１）は同じ送信先データが記憶さ
れている原稿は何頁目に有るかを検索する。

今の場合第２頁も同じ送信先データの１０１」が記憶さ
れている為、制御回路（１）は２頁目のデータを読み出
し送信を行なう。同様にして３頁目も送信する。その後
送信する原稿がなければ、制御回路（１）は次の送信先
の有無をチェックする。送信先が有る場合一旦電話回線
を遮断した後、１頁目の次の送信先データのｒ０２」を
読み出し前述と同様にしてダイヤル発信の後送信−を行
なう。今の場合この送信先には１頁しか送信するように
指定されていない為、１頁の送信が終了すると制御回路
（１）は次の送信先の有無のチェックを行なう。３番目
の送信先には第１頁と第２頁を送信するようデータの「
０３．が記憶されている為、前述と同様にして記憶装置
（７）から第１頁と第２頁のデータを読み出し送信を行
なう。かくして第３図に示すように３頁の原稿が記憶さ
れている場合、第１番目のファクシミリ装置には３頁全
部が送信きれ、第２番目には第１頁のみで、第３番目に
は第１頁と第２頁のデータが選択して送信される。全て
の送信終了で制御回路（１）は電話回線を切断し、記憶
装置（７）の送信先データ及び原稿データをクリアーし
た後自動受信モードに復帰する。実施例では３頁の原稿
を３個所に送信する場合を示したが、記憶装置（７〉の
容量が許す限り更に多くの負数の原稿を記憶し複数の個
所に送信噴ることか可能である。

尚実施例では送信先を示すデータとして短縮番号データ
を利用したが、これに゛限らず他のコード番号を利用す
ることも可能である。

（へ）発明の効果 上述の如く本発明のファクシミリ装置は、送信原稿毎に
送信先データを記憶させておき、同し送−イ言先データ
が記憶きれている原稿データを読み出して送信すること
により、送信先に応じ原稿データを選択して送信するこ
とができるもので、実用−的効果大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のファクシミリ装置の構成を示すブロッ
ク図、第２図、第３図は記憶装置の記憶状態を示す模式
図、第４図はキーボードのキー操作を示す凶、第５図、
第６図は本発明の動作状態を示すフローチル−ト図であ
る。 （１）・・・制御回路、（２〉・・・プログラムメモリ
、（３）・・・読取部、（４）・・・記録部、（５〉・
・・キーボード、〈６）・・・表示器、（７）・・・記
憶装置、（ｌＯ）・・・自動ダイヤル発信回路。 出願人三洋電機株式会社外１名 代理人　弁理士　佐野静夫 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）送信原稿データを記憶し複数個所に送信する回報
   機能を具備したファクシミリ装置に於いて、記憶装置に
   送信原稿毎に原稿データと共に送信先を示すデータを記
   憶し、制御手段が同し送信先データが記憶された原稿デ
   ータを順次読み出し゛Ｃ送信するよう構成したことを特
   徴とするファクシミリ装置。