JPH0749660Y2 - 音響信号切換装置 - Google Patents

音響信号切換装置

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JPH0749660Y2
JPH0749660Y2 JP1987093536U JP9353687U JPH0749660Y2 JP H0749660 Y2 JPH0749660 Y2 JP H0749660Y2 JP 1987093536 U JP1987093536 U JP 1987093536U JP 9353687 U JP9353687 U JP 9353687U JP H0749660 Y2 JPH0749660 Y2 JP H0749660Y2
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signal
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audio
acoustic
acoustic signal
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慎一 立花
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、ファンクションスイッチの操作により映像及
び音響機器で再生される音響信号の入力切り換えを行う
音響信号切換装置に関し、特にファンクションスイッチ
の操作により放音する音響信号を選択すると共に録音す
る音響信号を選択する音響信号切換装置に関する。
(ロ)従来の技術 最近、ステレオ装置等の音響機器(A)とモニターテレ
ビ、ビデオテープレコーダ及びビデオディスクプレーヤ
等の映像機器(V)とを組み合わせたAVシステムが普及
してきた。前記AVシステムは、サラウンドプロセッサと
称される音場再生装置を備えると共に2組以上のスピー
カを備え、該音場再生装置により音響信号の左及び右チ
ャンネル信号を用いて音源用のメインスピーカを駆動す
る為のメイン信号の他に音場用のサブスピーカを駆動す
る為のサブ信号を作成し、映画館やコンサートホール等
における音の臨場感を家庭で楽しめる様に成されている
ものも多い。
ところで、音場再生装置は、音響信号を選択的に入力す
る為の音響信号選択回路及び映像信号を選択的に入力す
る為の映像信号選択回路を備えて映像及び音響機器が接
続出来る様にし、ファンクションスイッチを操作するこ
とにより映像及び音響機器で再生される音響信号の入力
切り換えを行うと共に該映像機器で再生される映像信号
の入力切り換えを行い、モニターまたは録画する映像信
号が選択出来る様に、あるいは放音または録音する音響
信号が選択出来る様に映像・音響信号切換装置を備えて
いる。前記映像・音響信号切換装置としては、例えば実
開昭62-14865号公報に示される如く、単一の制御信号を
用いて映像及び音響信号選択回路を択一的に切り換える
様にしたものが知られている。この様な映像・音響信号
切換装置は、映像機器を選択した場合、単一のファンク
ションスイッチを操作するだけで映像及び音響信号の入
力切り換えを同時に行うことが出来る。
ところで、音場再生装置の中には、ファンクションスイ
ッチを操作することによりスピーカから放音する音響信
号の他に録音可能な映像機器で録音する音響信号が選択
出来る音響信号切換装置が備えられたものがある。前記
音響信号切換装置を使用すれば、特別に録音する音響信
号を選択する為の選択回路を設ける必要がないので、部
品点数の軽減を計ることが出来ると共に録音する音響信
号を選択する為の操作を特別に行う必要がないという利
点を有する。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上述の音響信号切換装置を使用すると、
録音する音響信号に対応した音しかスピーカから放音さ
せることが出来ず、同一の音響信号の録音を数回行う場
合や録音途中で聴取したいラジオ放送(あるいはテレビ
放送)の開始時間になった場合等に不便であった。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成された音響信号切換装置
で、ファンクションスイッチの操作に応じて映像及び音
響機器で再生される音響信号を選択的に入力する為の音
響信号選択回路に映像機器により再生される音響信号を
出力する第1出力端子と音響機器により再生される音響
信号を出力する第2出力端子とを設け、前記第1出力端
子から出力される音響信号をスピーカにより放音させる
為の出力手段に供給する為の第1信号路と該第1信号路
に接続されていると共に前記第2出力端子から出力され
る音響信号を前記出力手段に供給する為の第2信号路と
を設けると共に前記第1信号路の該第1信号路と前記第
2信号路との接続点の上流側にスイッチング素子を挿入
し、前記第1信号路の該スイッチング素子の上流側に前
記第1出力端子から出力される音響信号を映像機器の録
音入力端に供給する為の録音信号路を設け、かつファン
クションスイッチの操作に応じて音響信号選択回路の選
択状態を制御し、ファンクションスイッチにより音響機
器が選択されたときにその選択された音響機器の音響信
号を選択すべく制御する制御回路を設け、該制御回路に
ファンクションスイッチにより音響機器が選択されたと
きにその操作直前まで音響信号選択回路により選択され
ていた映像機器の音響信号を継続して選択すべく前記音
響信号選択回路の選択状態を保持する保持手段を設けて
いる。
(ホ)作用 本考案は、スイッチング素子の導通・遮断状態に応じて
音響信号選択回路の第1出力端子から出力される音響信
号を選択的に出力手段に供給する様にすると共に音響信
号選択回路の第2出力端子から出力される音響信号を選
択的に映像機器の録音入力端に供給する様にし、かつ前
記第2出力端子から出力される音響信号を出力手段に供
給するときに前記スイッチング素子により前記第1出力
端子を前記出力手段から切り離し可能にし、前記第2出
力端子を前記録音機器の録音入力端から切り離し可能に
すると共にファンクションスイッチにより音響機器が選
択されたときに音響信号選択回路の操作直前の選択状態
を保持可能にして前記出力手段に供給される音響信号と
前記録音機器の録音入力端に供給される音響信号とを独
立させたものである。
(ヘ)実施例 第1図は本考案の一実施例を示す音響切換装置を備える
音場再生装置で、(1)及び(2)はそれぞれ映像再生
出力を発生する映像出力端(VOUT)及び音響再生出力を
発生する音響出力端(AOUT)を備える第1及び第2ビデ
オディスクプレーヤ(VDプレーヤ)、(3)及び(4)
はそれぞれ映像再生出力を発生する映像出力端及び音響
再生出力を発生する音響出力端を備えると共にそれぞれ
録画する映像信号を入力する録画入力端(VIN)及び録
音する音響信号を入力する録音入力端(AIN)を備える
録画・録音可能な第1及び第2ビデオテープレコーダ
(VTR)、(5)はステレオ装置により再生される音響
信号が入力される音響入力端子、(6)は前記第1VDプ
レーヤ(1)、第2VDプレーヤ(2)、第1VTR(3)及
び第2VTR(4)の音響出力端にそれぞれ接続された第1
乃至第4ゲート(7)乃至(10)と前記音響出力端子
(5)に接続された第5ゲート(11)とから構成される
と共に前記第1乃至第4ゲート(7)乃至(10)を介し
た音響信号が出力される第1出力端子(12)と前記第5
ゲート(11)を介した音響信号が出力される第2出力端
子(13)とを備えた音響信号選択回路、(14)は第6及
び第7ゲート(15)及び(16)から構成されると共に該
第6及び第7ゲート(15)及び(16)の導通制御を行う
ことにより前記第1及び第2VTR(3)及び(4)の録音
入力端に音響信号を選択的に入力する為の録音機器選択
回路、(17)は前記音響信号選択回路(6)の第1出力
端子(12)と前記録音機器選択回路(14)の入力端とを
接続する録音信号路、(18)は加算回路、減算回路、遅
延回路及びフィルター回路等が適当に組み合わされて構
成され、片チャンネルしか図示していないが、前記音響
信号選択回路(6)により選択された音響信号の左及び
右チャンネル信号を用いて音源用のメインスピーカを駆
動する為のメイン信号と音場用のサブスピーカを駆動す
る為のサブ信号とを作成すると共に前記メイン信号をメ
イン信号出力端子(19)に導出し、前記サブ信号をサブ
信号用パワーアンプ(20)に供給する信号処理回路、
(21)は前記音響信号選択回路(6)の第1出力端子
(12)から出力される音響信号を前記信号処理回路(1
8)に供給する為の第1信号路、(22)は該第1信号路
(21)を介して前記録音信号路(17)に接続されている
と共に前記音響信号選択回路(6)の第2出力端子(1
3)から出力される音響信号を前記信号処理回路(18)
に供給する為の第2信号路、(23)は該第2信号路(2
2)と前記録音信号路(17)とを切り離し可能にする為
に前記第1信号路(21)に挿入された第8ゲート、(2
4)は第1VDプレーヤ(1)、第2VDプレーヤ(2)、第1
VTR(3)及び第2VTR(4)の映像出力端にそれぞれ接
続された第9乃至第12ゲート(25)乃至(28)から構成
されると共に該第9乃至第12ゲート(25)乃至(28)の
導通制御を行うことによりテレビモニター(図示せず)
を駆動する為の映像アンプ(29)に映像信号を選択的に
入力する映像信号選択回路、(30)は第13及び第14ゲー
ト(31)及び(32)から構成されると共に該第13及び第
14ゲート(31)及び(32)の導通制御を行うことにより
前記映像信号選択回路(24)で選択された映像信号を第
1及び第2VTR(3)及び(4)の録画入力端に選択的に
入力する為の録画機器選択回路、(33)はモニターまた
は録画する映像信号、あるいは放音または録音する音響
信号の選択する為の操作を行う第1乃至第5スイッチ
(34)乃至(38)から構成されるファンクションスイッ
チ、(39)は第8ゲート(23)を遮断状態にして録音す
る音響信号を切り換える為の録音切換スイッチ、(40
は前記ファンクションスイッチ(33)及び該録音切換ス
イッチ(39)の操作状態を監視し、それに応じて音響信
号選択回路(6)、録音機器選択回路(14)、映像信号
選択回路(24)及び録画機器選択回路(30)の切り換え
制御を行う制御回路である。
ところで、制御回路(40)は、マイクロコンピュータに
より構成され、ファンクションスイッチ(33)及び録音
切換スイッチ(39)の操作状態を監視し、操作されたス
イッチに応じて作動するスイッチ入力手段(41)と、該
スイッチ入力手段(41)により検出される操作されたス
イッチに応じて音響信号選択回路(6)、録音機器選択
回路(14)、映像信号選択回路(24)及び録画機器選択
回路(30)のそれぞれのゲートを切り換え制御する為の
制御信号を発生する信号発生手段(42)と、前記スイッ
チ入力手段(41)によりファンクションスイッチ(33)
の第5スイッチ(38)が操作されたことが検出されたと
きに作動し、前記信号発生手段(42)から発生される音
響信号選択回路(6)及び映像信号選択回路(14)に供
給される切換信号を直前の状態に保持する保持手段(4
3)と、録音切換スイッチ(39)の操作状況を示す情報
信号が前記スイッチ入力手段(41)から前記信号発生手
段(42)に供給されない様にして前記録音切換スイッチ
(39)の入力を禁止する禁止手段(44)と、前記スイッ
チ入力手段(41)によりファンクションスイッチ(33)
の第5スイッチ(38)が操作されたときに作動し、前記
禁止手段(44)の禁止状態を解除する禁止解除手段(4
5)と、前記第5スイッチ(38)が操作され、前記禁止
手段(44)の禁止状態が解除されている状態において、
録音切換スイッチ(39)が操作されたときに作動し、前
記保持手段(43)の保持状態を切り換えて信号発生手段
(42)により音響信号選択回路(6)の保持状態のみを
解除して第5ゲート(11)のみを導通状態にする保持解
除手段(46)とを備えている。前記制御回路(40)は、
第1スイッチ(34)が操作されると、第1ゲート
(7)、第6ゲート(15)、第7ゲート(16)、第8ゲ
ート(23)、第9ゲート(25)、第13ゲート(31)及び
第14ゲート(32)を導通状態に、それ以外を遮断状態に
する制御信号を発生し、第2スイッチ(35)が操作され
ると、第2ゲート(8)、第6ゲート(15)、第7ゲー
ト(16)、第8ゲート(23)、第10ゲート(26)、第13
ゲート(31)及び第14ゲート(32)を導通状態に、それ
以外を遮断状態にする制御信号を発生し、第3スイッチ
(36)が操作されると、第3ゲート(9)、第7ゲート
(16)、第8ゲート(23)、第11ゲート(27)及び第14
ゲート(32)を導通状態に、それ以外を遮断状態にする
制御信号を発生し、第4スイッチ(37)が操作される
と、第4ゲート(10)、第6ゲート(15)、第8ゲート
(23)、第12ゲート(28)及び第13ゲート(31)を導通
状態に、それ以外を遮断状態にする制御信号を発生す
る。そして、前記制御回路(40)は、第5スイッチ(3
8)が操作されると、第5ゲート(11)、第6ゲート(1
5)、第7ゲート(16)、第13ゲート(31)及び第14ゲ
ート(32)を導通状態にする制御信号を発生し、それ以
外のゲートには、前記第5スイッチ(38)が操作される
直前の状態及び録音切換スイッチ(39)の操作状態に応
じた制御信号を発生する。すなわち、前記第5スイッチ
(38)を操作すると、それに応じて信号発生手段(42)
はステレオ装置からの音響信号を選択する第5ゲート
(11)を導通状態にする制御信号を発生すると共に該信
号発生手段(42)は保持手段(43)の作動により前記第
5スイッチ(38)の操作直前まで選択していた映像機器
の選択状態を保持すべく今まで発生されていた制御信号
をそのまま継続して音響信号選択回路(6)及び映像信
号選択回路(24)に発生する。また、前記第5スイッチ
(38)を操作すると、信号発生手段(42)から第8ゲー
ト(23)を遮断状態にする制御信号が発生すると共に禁
止解除手段(45)が作動し、禁止手段(44)の禁止状態
が解除されて録音切換スイッチ(39)の操作状況を示す
情報信号が信号発生手段(42)に伝達される様になるの
で、録音切換スイッチ(39)を操作に応じて第8ゲート
(23)は制御され、該録音切換スイッチ(39)を操作し
ないと、該第8ゲート(23)は遮断状態のままに、前記
録音切換スイッチ(39)を操作すると、前記第8ゲート
(23)は導通状態になる。また更に、前記録音切換スイ
ッチ(39)を操作すると、保持解除手段(46)が作動
し、保持手段(43)の保持状態が切り換えられるので、
映像信号選択回路(24)は今までの状態が保持されると
共に音響信号選択回路(6)は第5スイッチ(38)の操
作に応じた第5ゲート(11)のみが導通状態になる。
したがって、ファンクションスイッチ(33)のそれぞれ
のスイッチの操作に応じて音響信号選択回路(6)、録
音機器選択回路(14)、映像信号選択回路(24)及び録
画機器選択回路(30)の導通状態に成されるゲートと第
8ゲート(23)の導通状態は、第2図に示す如く表わせ
る。
尚、録音機器選択回路(14)及び録画機器選択回路(3
0)は、それぞれ音響信号選択回路(6)及び映像信号
選択回路(24)により選択される映像機器の音響及び映
像信号がその同一の映像機器の録音及び録画入力端に入
力されて発振しない様に制御回路(40)によって所定の
ゲートが遮断される様に成されている。
ところで、上述した第1図の装置は、音響入力端子
(5)及びメイン信号出力端子(19)が第3図に示す如
く、それぞれステレオ装置の音響増幅器(47)の録音出
力端子(48)及び再生入力端子(49)に接続される。前
記音響増幅器(47)は通常、音響ソースとなる音響信号
を該音響増幅器(47)に供給する為の複数の音響機器、
例えばレコードプレーヤ(50)、チューナ(51)及びCD
プレーヤ(52)が接続されており、レコードプレーヤ
(50)の再生信号はイコライザアンプ(53)で増幅され
た後に、チューナ(51)の受信信号及びCDプレーヤ(5
2)の再生信号はそのまま入力信号選択回路(54)に供
給され、該入力信号選択回路(54)により音響増幅器
(47)に入力される音響信号が選択される。前記入力信
号選択回路(54)により選択された音響信号は、録音出
力端子(48)に供給されるので、音響入力端子(5)に
供給される。また、前記入力信号選択回路(54)により
選択された音響信号は、テープモニタスイッチ(55)の
第1端子(55a)に供給される。ここで、前記テープモ
ニタスイッチ(55)の第2端子(55b)には、メイン信
号出力端子(19)に導出される信号処理回路(18)によ
り作成されたメイン信号が供給され、テープモニタスイ
ッチ(55)により選択された音響信号はパワーアンプ
(56)に供給されるので、該テープモニタスイッチ(5
5)の切り換えに応じて前記パワーアンプ(56)に接続
されたメインスピーカ(57)からはステレオ装置のその
ままの音響信号、あるいは音場再生装置(58)を介した
音響信号に応じた音が選択的に放音される。尚、第3図
において、第1図と同一回路及び同一素子には同一の図
番が付してある。
次に図面を用いて具体的な動作に付いて説明する。
まず、第1図の音場再生装置に接続されている映像機器
で再生する映像及び音響信号を第1あるいは第2VTR
(3)あるいは(4)によりコピーする場合は、再生を
行う映像機器に応じてファンクションスイッチ(33)を
操作し、その後、録画及び録音を行う第1あるいは第2V
TR(3)あるいは(4)を録画・録音状態にし、再生を
行う映像機器を再生状態にする。すると、前記ファンク
ションスイッチ(33)の操作に応じて所定の映像機器に
対応した音響及び映像信号がそれぞれ音響信号選択回路
(6)及び映像信号選択回路(24)により選択される様
に所定のゲートが導通状態になると共に前記音響及び映
像信号が第1あるいは第2VTR(3)あるいは(4)の再
生信号である場合にそれぞれ該音響及び映像信号を再生
したVTRの録音及び録画入力端に入力されない様に録音
機器選択回路(14)及び録画機器選択回路(30)の所定
のゲートのみが遮断状態になり、当然、再生を行う映像
機器と録画及び録音を行う映像機器とは異なるので、再
生された音響信号は音響信号選択回路(6)を介して第
1出力端子(12)に発生し、録音信号路(17)及び録音
機器選択回路(14)を介して録画・録音状態に成された
VTRの録音入力端に入力されると共に再生された映像信
号は映像信号選択回路(24)及び録画機器選択回路(3
0)を介して録画・録音状態に成されたVTRの録画入力端
に入力される。その為、前記録画・録音状態に成された
VTRにより再生状態に成された映像機器で再生される映
像及び音響信号が録画及び録音され、コピーが行える。
ところで、上述した映像機器で再生する映像及び音響信
号をコピーする場合、操作されるファンクションスイッ
チ(33)は第1乃至第4スイッチ(34)乃至(37)のい
ずれかであるので、第8ゲート(23)が導通状態に成さ
れ、第1信号路(21)は導通状態に成されている。その
為、録音している音響信号選択回路(6)の第1出力端
子(12)に発生される音響信号は、前記第1信号路(2
1)を介して信号処理回路(18)に供給され、該信号処
理回路(18)により信号処理されてメイン信号及びサブ
信号に変換され、それぞれメイン信号出力端子(19)及
びサブ信号用パワーアンプ(20)に供給される。前記メ
イン信号出力端子(19)に供給されたメイン信号は、音
響増幅器(47)のテープモニタスイッチ(55)を第2端
子(55b)側に切り換えておけば、パワーアンプ(56)
に供給される。したがって、メインスピーカ(57)から
は前記メイン信号に応じた音を、サブスピーカ(59)か
らは前記サブ信号に応じた音を放音することが出来、コ
ピーしている音響信号の音場再生を行うことが出来る。
また、映像信号選択回路(24)により選択された映像信
号は、テレビモニターに接続される映像アンプ(29)に
供給されるので、コピーを行っている映像は、テレビモ
ニターにより監視することが出来る。
今、上述の状態でファンクションスイッチ(33)のステ
レオ装置の音響信号を選択する操作、すなわち第5スイ
ッチ(38)を操作する。すると、制御回路(40)により
音響信号選択回路(6)は導通状態に成されているゲー
トがそのまま導通状態に保持されると共に第5ゲート
(11)が導通状態に成され、録音機器選択回路(14)、
映像信号選択回路(24)及び録画機器選択回路(30)は
それぞれ導通状態に成されているゲートがそのまま導通
状態に保持され、かつ第8ゲート(23)は遮断状態に成
され、録音信号路(17)と第2信号路(22)とが該第8
ゲート(23)により分離されるので、映像機器により再
生される音響信号は、録音機器選択回路(14)にのみ供
給され、音響入力端子(5)に供給される音響信号は、
信号処理回路(18)にのみ供給される。したがって、コ
ピー状態において、第5スイッチ(38)を操作すること
により、コピーを継続した状態で前記音響入力端子
(5)に供給される音響信号に応じた音をメイン及びサ
ブスピーカ(57)及び(59)から放音することが出来
る。尚、前記音響入力端子(5)には、音響増幅器(4
7)の入力信号選択回路(54)により選択された音響信
号が供給されるから該入力信号選択回路(54)を切り換
えることによりレコードプレーヤ(50)の再生信号、チ
ューナ(51)の受信信号、あるいはCDプレーヤ(52)の
再生信号の応じた音をメイン及びサブスピーカ(57)及
び(59)から放音することが出来る。
また、上述のコピー状態において、第5スイッチ(38)
を操作した後に録音切換スイッチ(39)を操作すると、
制御回路(40)により音響信号選択回路(6)は、第5
ゲート(11)のみの導通状態が継続され、それ以外の第
1乃至第4ゲート(7)乃至(10)が遮断状態に成さ
れ、映像信号選択回路(24)は導通状態に成されている
ゲートがそのまま導通状態に保持される。一方、録音機
器選択回路(14)は第6及び第7ゲート(15)及び(1
6)が導通状態に成され、録画機器選択回路(30)は導
通状態に成されているゲートがそのまま導通に保持され
るから当然のことながら前記録音及び録画機器選択回路
(14)及び(30)のそれぞれの入力端に供給される音響
及び映像信号は、それぞれ録画・録音状態に成されたVT
Rの録音及び録画入力端に供給される。したがって、前
記VTRにより録画される映像信号は、今まで通り所定の
映像機器により再生された映像信号となるが、前記VTR
により録音される音響信号は、音響入力端子(5)に入
力されるステレオ装置からの音響信号となる。その為、
例えば、ステレオ装置により再生された映像と関係のな
い音響信号をコピーせんとする映像信号と共にVTRによ
り録音及び録画することが出来たり、テレビ放送とFM放
送とが同時に行われたときにVTRによりテレビ放送の映
像信号を録画すると共にFM放送の音響信号を録音するこ
とが出来る。尚、テレビ放送の映像信号を録画し、FM放
送の音響信号を録音する理由は、テレビ放送の音響信号
がモノラル音声である場合が多いと共にS/Nも一般にFM
放送に比べて悪いからである。
また、音場再生装置(58)に接続された第1または第2V
TR(3)または(4)によりステレオ装置で再生された
音響信号のみを録音し、前記第1または第2VTR(3)ま
たは(4)をオーディオ用テープレコーダとして使用す
る場合は、ファンクションスイッチ(33)の全てのスイ
ッチが操作されていない状態から第5スイッチ(38)を
操作し、その後、録音切換スイッチ(39)を操作すれば
良い。この場合、映像信号選択回路(24)及び録画機器
選択回路(30)は、共に今まで全てのゲートが遮断状態
に成されていたので、そのまま全てのゲートが遮断状態
に保持される。一方、音響信号選択回路(6)は、第5
ゲート(11)のみが導通状態になり、その他のゲートが
遮断状態に保持され、録音機器選択回路(14)は、第6
及び第7ゲート(15)及び(16)が共に導通状態にな
る。そして、第8ゲート(23)が導通状態になる。その
為、第1及び第2VTR(3)及び(4)のそれぞれの映像
入力端には、映像信号が入力されず、該第1及び第2VTR
(3)及び(4)のそれぞれの音響入力端には、音響入
力端子(5)に入力される音響信号が入力される。した
がって、音響増幅器(47)の入力信号選択回路(54)に
より選択されたステレオ装置の音響信号のみを音場再生
装置に接続された第1または第2VTR(3)または(4)
により録音することが出来る。
(ト)考案の効果 以上述べた如く、本考案は、音響信号選択回路の第2出
力端子から出力される音響信号を出力手段に供給すると
きにスイッチング素子により前記音響信号選択回路の第
1出力端子を前記出力手段から切り離し可能にし、該音
響信号選択回路の第2出力端子を録音機器の録音入力端
から切り離し可能にすると共にファンクションスイッチ
により音響機器が選択されたときに前記音響信号選択回
路の操作直前の選択状態を保持可能にしているので、映
像機器により再生された音響信号の録音中に音響機器に
より再生された音響信号を出力手段により放音すること
が出来るという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す音響信号切換装置を備
える音場再生装置の回路図、第2図は第1図に示された
それぞれのゲートの導通・遮断状態を示す説明図、第3
図は第1図の音場再生装置とステレオ装置との接続関係
を示すブロック図である。 主な図番の説明 (1)(2)……VDプレーヤ、(3)(4)……VTR、
(5)……音響入力端子、(6)……音響信号選択回
路、(12)……第1出力端子、(13)……第2出力端
子、(14)……録音機器選択回路、(17)……録音信号
路、(21)……第1信号路、(22)……第2信号路、
(23)……第8ゲート、(24)……映像信号選択回路、
(30)……録画機器選択回路、(33)……ファンクショ
ンスイッチ、(39)……録音切換スイッチ、(40)……
制御回路、(43)……保持手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファンクションスイッチの操作により映像
    及び音響機器で再生される音響信号の入力切り換えを行
    う音響信号切換装置において、複数の映像機器及び音響
    機器で再生される音響信号を選択的に入力すると共に複
    数の映像機器で再生される音響信号を選択的に第1出力
    端子から出力し、音響機器で再生される音響信号を第2
    出力端子から出力する音響信号選択回路と、前記ファン
    クションスイッチの操作に応じて該音響信号選択回路の
    選択状態を制御すると共に前記ファンクションスイッチ
    により音響機器が選択されたときにその選択操作直前ま
    で前記音響信号選択回路により選択されていた映像機器
    の音響信号を継続して選択すべく前記音響信号選択回路
    の選択状態を保持する保持手段を有し、かつ前記ファン
    クションスイッチにより音響機器が選択されたときに前
    記音響信号選択回路によりその選択された音響機器の音
    響信号を新たに選択すべく前記音響信号選択回路の選択
    状態を制御する制御回路と、前記音響信号選択回路の第
    1出力端子から出力される音響信号を録音可能な映像機
    器の録音入力端に供給する為の録音信号路と、前記音響
    信号選択回路の第1出力端子から出力される音響信号を
    スピーカにより放音させる為の出力手段に供給する為の
    第1信号路と、前記録音信号路との分流後の前記第1信
    号路に挿入され、該第1信号路を選択的に遮断するスイ
    ッチング素子と、該スイッチング素子の後段で前記第1
    信号路に接続されると共に前記音響信号選択回路の第2
    出力端子から出力される音響信号を前記出力手段に供給
    する為の第2信号路とを備え、前記音響信号選択回路の
    第2出力端子から出力される音響信号を出力手段に供給
    するときに前記スイッチング素子による第1信号路の遮
    断により前記音響信号選択回路の第1出力端子を前記出
    力手段から切り離すと共に前記音響信号選択回路の第2
    出力端子を前記録音機器の録音入力端から切り離し、か
    つファンクションスイッチにより音響機器が選択された
    ときに前記音響信号選択回路によりその選択された音響
    機器の音響信号を新たに選択すると共に音響機器の選択
    操作直前まで前記音響信号選択回路により選択されてい
    た映像機器の音響信号を前記保持手段により継続して選
    択することにより前記出力手段に音響信号を供給する信
    号経路と前記録音機器の録音入力端に音響信号を供給す
    る信号経路とを独立させたことを特徴とする音響信号切
    換装置。
JP1987093536U 1987-06-18 1987-06-18 音響信号切換装置 Expired - Lifetime JPH0749660Y2 (ja)

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