JPH0650804Y2 - マイクミキシング装置 - Google Patents

マイクミキシング装置

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JPH0650804Y2
JPH0650804Y2 JP17371985U JP17371985U JPH0650804Y2 JP H0650804 Y2 JPH0650804 Y2 JP H0650804Y2 JP 17371985 U JP17371985 U JP 17371985U JP 17371985 U JP17371985 U JP 17371985U JP H0650804 Y2 JPH0650804 Y2 JP H0650804Y2
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deck
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microphone
circuit
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信幸 高橋
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は第1デツキの再生信号及び該再生信号以外のソ
ース信号とマイクロフオン信号とを混合するマイクミキ
シング装置に関し、特に第1デツキの再生信号を第2デ
ツキで録音することが出来る音響機器のマイクミキシン
グ装置に関する。
(ロ)従来の技術 単一のキヤビネツト内に2個のデツキを備えるテープレ
コーダ、いわゆるダブルデツキ型のテープレコーダが知
られている。この様なテープレコーダとしては、例え
ば、特開昭52-132814号公報に記載される如きものがあ
り、一方のデツキの再生信号を他方のデツキで録音する
ダビング機能や、一方のデツキの再生が終了した時、自
動的に他方のデツキの再生を開始させる連続再生機能を
持たせることが出来るので、使い勝手が良く、現在多用
されている。
一方、音響機器の中には、例えば、実開昭55-146710号
公報に記載される如く、磁気テープ及びレコードの再生
音にマイクロフオンから入力される歌声を混合して、同
時にスポーカから放音させ、手軽に歌唱を楽しむことが
出来る様にマイクミキシング機能を備え、カラオケ装置
として使用出来るものが存在する。そして、前記マイク
ミキシング機能を有する音響機器にダブルデツキ型のテ
ープレコーダを設ければ、一方のデツキから得られる演
奏信号にマイクロフオンから得られる歌唱信号を混合し
て、その信号を他方の録音機能を有するデツキに装填さ
れた磁気テープに録音することが出来るので、新たなミ
ユージツクテープを作成することが出来、便利である。
第2図はその様なダブルデツキ型のテープレコーダにマ
イクミキシング機能を設けた音響機器を示す回路図で、
(1)は第1デツキの再生用の第1磁気ヘツド、(2)
は該第1磁気ヘツド(1)で再生された再生信号を増幅
する第1再生アンプ、(3)は第2デツキの録音及び再
生用の第2磁気ヘツド、(4)は該第2磁気ヘツド
(3)で再生された再生信号を増幅する第2再生アン
プ、(5)は磁気テープの雑音を低減するドルビー方式
の雑音低減回路、(6)は第2デツキで録音するソース
信号を選択するフアンクシヨン切換えスイツチ、(7)
はマイクロフオン、(8)は該マイクロフオン(7)か
ら得られるマイクロフオン信号を増幅するマイクアン
プ、(9)は前記マイクロフオン(7)のプラグ(図示
せず)が音響機器に備えられたマイクジヤツク(図示せ
ず)に挿入されたときに閉成されるマイク出力切換えス
イツチ、(10)は前記フアンクシヨン切換えスイツチ
6)で選択されたソース信号と前記マイクアンプ
(8)からの出力信号とを混合すると共に混合比を設定
するミキシングボリユーム、(11)はパワーアンプ(1
2)及びスピーカ(13)から成り、前記フアンクシヨン
切換えスイツチ(6)で選択されたソース信号をモニタ
ーする為の出力回路、(14)は前記フアンクシヨン切換
えスイツチ(6)で選択されたソース信号を録音信号と
して前記第2磁気ヘツド(3)に供給する為の録音アン
プ、(15)は該録音アンプ(14)に供給される信号レベ
ルを所定レベルに制限し、前記第2磁気ヘツド(3)に
生じる磁気により録音される磁気テープが飽和しない様
にするALC(オートレベルコントロール)回路、(16)
乃至(18)は第2デツキの録音操作によりP(再生)側
からR(録音)側に切換わる録再スイツチである。
前記雑音低減回路(5)は録音時に雑音低減の為の録音
処理を行う録音処理手段と、再生時に雑音低減の為の再
生処理を行う再生処理手段とを有する。前記録音処理手
段はテープレコーダのフロントパネルに設けられる手動
の雑音低減スイツチがオンされ、かつ第2デツキが録音
状態に成された時に端子(19)に印加される制御信号に
より雑音低減の為の動作が行なわれる様に成され、前記
再生処理手段は前記雑音低減スイツチがオンされ、かつ
第2デツキが録音状態以外の時に雑音低減の為の動作が
行なわれる様に成されている。そして、前記録音処理手
段を介した信号は雑音低減回路(5)の第1出力端子
(5a)から出力され、前記再生処理手段を介した信号は
雑音低減回路(5)の第2出力端子(5b)から出力され
る様に成されている。
第2デツキで磁気テープの録音を行う場合、第1デツキ
の再生信号以外のソース信号を録音する時は、フアンク
シヨン切換えスイツチ(6)を録音したいソース信号に
合わせて、レコードプレーヤの再生信号が供給される端
子(6b)、チユーナの受信信号が供給される端子(6c)
またはCDプレーヤの再生信号が供給される端子(6d)に
切換える。そして、第2デツキの録音操作を行う。する
と、録再スイツチ(16)乃至(18)は可動接片がR(録
音)側に切換わる。その為、前記フアンクシヨン切換え
スイツチ(6)で選択されたソース信号は出力回路(1
1)に供給されると共に、録再スイツチ(17)を介して
雑音低減回路(5)に供給される。前記出力回路(11
に供給されたソース信号は、スピーカ(13)により放音
されてモニターされる。また、この時、第2デツキが録
音状態の為に前記雑音低減回路(5)に供給されたソー
ス信号は、該雑音低減回路(5)の録音処理手段を介し
て第1出力端子(5a)から出力され、録音アンプ(14)
に供給され、該録音アンプ(14)でバイアス電流が重畳
されて録音信号として第2磁気ヘツド(3)に供給され
る。その為、第2デツキに装填される磁気テープに録音
が成され、第2デツキでの録音が達成される。そして、
この場合、雑音低減スイツチをオンすれば、前記雑音低
減回路(5)の録音処理手段が動作状態になるので、雑
音低減の為の録音処理が施された録音信号が磁気テープ
に録音され、前記雑音低減スイツチをオンすれば、前記
録音処理手段が動作しなくなり、単なる直線アンプとな
るので、雑音低減の為の録音処理の施されないソース信
号そのままの録音信号が磁気テープに録音される。
また、第1デツキの再生信号を第2デツキで録音する
時、すなわちダビング時は、フアンクシヨン切換えスイ
ツチ(6)をデツキの再生信号が供給される端子(6a)
に切換え、第2デツキの録音操作を行い、第1デツキの
再生操作を行う。すると、録再スイツチ(16)乃至(1
8)は第2デツキの録音操作の為に可動接片がR側に切
換わるので、第1磁気ヘツド(1)で再生される再生信
号は第1再生アンプ(2)、ラインアンプ(20)、録再
スイツチ(18)及びフアンクシヨン切換えスイツチ
6)を介して出力回路(11)に供給されると共に、録
再スイツチ(17)を介して雑音低減回路(5)に供給さ
れる。前記出力回路(11)に供給された第1デツキの再
生信号は、スピーカ(13)により放音されてモニターさ
れる。また、この時、第2デツキが録音状態にある為に
前記雑音低減回路(5)に供給された第1デツキの再生
信号は、該雑音低減回路(5)の録音処理手段を介して
第1出力端子(5a)から出力され、録音アンプ(14)に
供給され、該録音アンプ(14)でバイアス電流が重畳さ
れて録音信号として第2磁気ヘツド(3)に供給され
る。その為、第2デツキに装填される磁気テープに第1
デツキの再生信号が録音され、ダビング録音が達成され
る。
上述の装置は、フアンクシヨン切換えスイツチ(6)で
選択されたソース信号を演奏信号として歌唱を楽しむマ
イクミキシング時において、マイクロフオン(7)のプ
ラグを上述の装置に設けられたマイクジヤツクに挿入し
てマイク出力切換えスイツチ(9)を閉成する。そし
て、スピーカ(13)でモニターされる演奏音に合わせて
マイクロフオン(7)に向かって歌唱する。すると前記
歌唱音は前記マイクロフオン(7)、マイクアンプ
(8)及びマイク出力切換えスイツチ(9)を介して歌
唱信号として、ミキシングボリユーム(10)で演奏信号
との混合比が設定された後、パワーアンプ(12)に供給
される。その為、スピーカ(13)からは前記演奏信号に
前記歌唱信号が混合された混合信号に対応した演奏音に
歌唱音が混合された音が放射される。一方、このとき、
前記混合信号は、ALC回路(15)及び録再スイツチ(1
7)を介して雑音低減回路(5)に供給され、該雑音低
減回路(5)の録音処理手段を介して録音アンプ(14)
に供給されるので、該混合信号は第2デツキに装填され
た磁気テープに録音され、新たなミユージツクテープが
作成される。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかしながら上述の装置は、ダビング時において、フア
ンクシヨン切換えスイツチ(6)により第1デツキの再
生信号が供給される端子(6a)に切換えなければならな
いので、同一の磁気テープを数本作成しなければならな
い等の退屈しているダビング中に前記再生信号以外のソ
ース信号を演奏信号としてマイクミキシングを楽しむこ
とが出来なかった。だからといって一般にレツクセレク
タと称されるスイツチを設け、フアンクシヨン切換えス
イツチの切換え操作とは別に録音する為のソース信号を
手動操作により選択する様にすることは操作性上好まし
くない。また、出力回路(11)の入力端と録再スイツチ
(17)間を結ぶ録音信号路で、ALC回路(15)により録
音される信号レベルを制限しているので、磁気テープの
走行スピードを速くし、ダビングを短時間で行う為の高
速ダビング機能を設けることが出来ない。すなわち、高
速ダビング時において、磁気テープの走行スピードの高
速化に伴って、再生信号信号のレベルが上昇するので、
録音される信号のレベルがALC回路(15)により抑圧さ
れてしまい、正しくダビング出来なくなってしまうから
である。
本考案は上述の点に鑑み成されたマイクミキシング装置
を提供せんとするものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案に係るマイクミキシング装置はフアンクシヨンス
イツチの操作に応じてソース信号を選択するフアンクシ
ヨン切換えスイツチの切換えを制御すると共に前記フア
ンクシヨンスイツチの操作によりフアンクシヨン切換え
スイツチで第1デツキの再生信号が選択されたときに制
御信号を発生する切換え制御回路と、第1デツキの再生
信号を第2デツキで録音する状態のダビング状態を検出
する第1検出手段と、マイクロフオンがマイクアンプに
接続された状態を検出する第2検出手段と、前記切換え
制御回路の制御信号、前記第1検出手段の検出出力及び
前記第2検出手段の検出出力に応じて切換えられると共
に第1位置に切換えらたときに第1デツキの再生信号
を、第2位置に切換えられたときに出力回路の入力信号
をそれぞれ第2デツキの録音アンプに供給する切換え手
段とを設けたことを特徴とする。
(ホ)作用 本考案はダビング状態で、かつマイクロフオンがマイク
アンプに接続された状態において、フアンクシヨン切換
えスイツチにより第1デツキの再生信号が選択されたと
きに切換え手段を第2位置に切換えて第1デツキの再生
信号と前記マイクアンプからの出力信号との混合信号を
第2デツキで録音出来る様にし、そして前記フアンクシ
ヨン切換えスイツチにより第1デツキ以外のソース信号
が選択されたときに前記切換え手段を第1位置に切換え
て第1デツキの再生信号だけを第2デツキで録音出来る
様にすると共に該フアンクシヨン切換えスイツチで選択
されたソース信号とマイクアンプからの出力信号との混
合信号を出力回路に供給出来る様にしたものである。
(ヘ)実施例 第1図は本考案の一実施例を示すもので、(21)は第1
デツキの再生用の第1磁気ヘツド、(22)は該第1磁気
ヘツド(21)で再生された再生信号を増幅する第1再生
アンプ、(23)は第2デツキの録音及び再生用の第2磁
気ヘツド、(24)は該第2磁気ヘツド(23)で再生され
た再生信号を増幅する第2再生アンプ、(25)は録音時
に雑音低減の為の録音処理を行う録音処理手段と再生時
に雑音低減の為の再生処理を行う再生処理手段とを備
え、該録音処理手段を介した信号は第1出力端子(25
a)から出力され、該再生処理手段を介した信号は第2
出力端子(25b)から出力されるドルビー方式の雑音低
減回路、(26)は第1または第2デツキの再生信号が第
1端子(26a)に、レコードプレーヤの再生信号が第2
端子(26b)に、チユーナの受信信号が第3端子(26c)
に、CDプレーヤの再生信号が第4端子(26d)に供給さ
れ、第2デツキで録音するソース信号信号を選択するフ
アンクシヨン切換えスイツチ、(27)はソース信号を選
択するフアンクシヨンスイツチ(28)の操作に応じた切
換え信号を第1端子(27a)から発生することにより前
記フアンクシヨン切換えスイツチ(26)を制御する切換
え制御回路、(29)はマイクロフオン、(30)は該マイ
クロフオン(29)から得られるマイクロフオン信号を増
幅するマイクアンプ、(31)は前記フアンクシヨン切換
えスイツチ(26)で選択されたソース信号と前記マイク
アンプ(30)からの出力信号とを混合すると共に混合比
を設定するミキシングボリユーム、(32)は前記マイク
アンプ(30)とミキシングボリユーム(31)とを接続す
る信号路(33)に挿入されたマイク出力切換えスイツ
チ、(34)はパワーアンプ(35)及びスピーカ(36)か
ら成り、前記ミキシングボリユーム(31)の可動接片
(31a)に得られる信号をモニターする為の出力回路、
(37)は前記フアンクシヨン切換えスイツチ(26)で選
択されたソース信号を録音信号として前記第2磁気ヘツ
ド(23)に供給する為の録音アンプ、(38)は共通端子
(38a)が前記雑音低減回路(25)の入力端子(25c)
に、第1端子(38b)が前記出力回路(34)の入力端
に、第2端子(38c)が前記第1再生アンプ(22)の出
力端に、第3端子(38d)が前記第2再生アンプ(24)
の出力端に、第4端子(38e)がアースに接続された第
1切換えスイツチ、(39)は共通端子(39a)が前記録
音アンプ(37)の入力端に、第1端子(39b)が前記雑
音低減回路(25)の第1出力端子(25a)に、第2端子
(39c)が前記出力回路(34)の入力端に、第3端子(3
9d)が前記第1再生アンプ(22)の出力端に接続された
第2切換えスイツチ、(40)は第1及び第2出力端子
(41)及び(42)から前記第1切換えスイツチ(38)を
切換える為の制御信号を、第3及び第4出力端子(43)
及び(44)から前記第2切換えスイツチ(39)を切換え
る為の制御信号を第5出力端子(45)から前記マイク出
力切換えスイツチ(32)を切換える為の制御信号を発生
する制御信号発生回路、(46)は該制御信号発生回路
(40)の第1及び第2出力端子(41)及び(42)から発
生される制御信号に応じて前記第1切換えスイツチ(3
8)を切換える第1スイッチ切換え回路、(47)は前記
制御信号発生回路(40)の第3及び第4出力端子(43)
及び(44)から発生される制御信号に応じて前記第2切
換えスイツチ(39)を切換える第2スイッチ切換え回
路、(48)は第2デツキの録音操作によりP(再生)側
からR(録音)側に切換わる録再スイツチである。
雑音低減回路(25)は、音響機器のフロントパネルに設
けられ、手動で操作される雑音低減スイツチ(図示せ
ず)のオン・オフに応じて動作・非動作状態に成され、
第2デツキが録音状態に成されたときに録音処理手段
が、第1または第2デツキが再生状態に成されたときに
再生処理手段が使用される様に該第1及び第2デツキの
状態に応じて制御端子(49)に制御信号が供給される。
また、制御信号発生回路(40)は、第1デツキの再生状
態で閉成される第1再生スイツチ(50)と、第2デツキ
の再生状態で閉成される第2再生スイツチ(51)と、第
2デツキの録音状態で閉成される録音スイツチ(52)
と、前記第1再生スイツチ(50)に接続され第1インバ
ータ(53)と、該インバータ(53)に一方の入力端が接
続される第1ノア回路(54)と、前記第2再生スイツチ
(51)に接続された第2インバータ(55)と、該インバ
ータ(55)に一方の入力端が接続され、前記第1ノア回
路(54)の出力端に他方の入力端が接続され、該第1ノ
ア回路(54)の他方の入力端に出力端が接続された第2
ノア回路(56)と、前記第1再生スイツチ(50)及び前
記録音スイツチ(52)のそれぞれに入力端が接続される
第1アンド回路(57)と、該アンド回路(57)の出力端
に接続された第3インバータ(58)と、該インバータ
(58)の出力端に一方の入力端が接続され、前記録音ス
イツチ(52)に他方の入力端が接続された第2アンド回
路(59)と、該アンド回路(59)の出力端に一方の入力
端が接続され、前記第1ノア回路(54)の出力端に他方
の入力端が接続された第1オア回路(60)と、前記アン
ド回路(59)の出力端に一方の入力端が接続され、前記
第2ノア回路(56)の出力端に他方の入力端が接続され
た第2オア回路(61)と、第1デツキの高速再生及び第
2デツキの高速録音を行うときに手動操作により閉成状
態に切換えられるハイスピードスイツチ(62)と、マイ
クロフオン(29)のプラグ(図示せず)が音響機器に備
えられたマイクジヤツク(図示せず)に挿入されたとき
に閉成されるマイクスイツチ(63)と、前記ハイスピー
ドスイツチ(62)に一方の入力端が接続され、第1アン
ド回路(57)の出力端に他方の入力端が接続されたナン
ド回路(64)と、該ナンド回路(64)の出力端に一方の
入力端が接続され、前記マイクスイツチ(63)に他方の
入力端が接続された第3アンド回路(65)と、第1また
は第2デツキの選択的に操作されるフアンクシヨンスイ
ツチ(28)が操作されたときに「H」信号を発生する切
換え制御回路(27)の第2端子(27b)に一方の入力端
が接続され、前記第3アンド回路(65)の出力端に他方
の入力端が接続された第4アンド回路(66)とから成
る。
前記制御信号発生回路(40)は、第1及び第2デツキが
何ら操作されていない初期状態において、第1再生スイ
ツチ(50)、第2再生スイツチ(51)及び録音スイツチ
(52)は全て開放状態にあるので、第1インバータ(5
3)、第2インバータ(55)、第1アンド回路(57)の
両入力端、及び第2アンド回路(59)の一方の入力端に
は「L」信号が印加される。その為、第1及び第2ノア
回路(54)及び(56)は共に一方の入力端に「H」信号
が印加されるので、該第1及び第2ノア回路(54)及び
(56)からは共に「L」信号が発生される。一方、前記
第1及び第2アンド回路(57)及び(59)からは共に
「L」信号が発生される。したがって、第1及び第2オ
ア回路(60)及び(61)は共に両入力端に「L」信号が
印加されることになるので、該第1及び第2オア回路
(60)及び(61)からは共に「L」信号が発生される。
すなわち、初期状態において、制御信号発生回路(40)
の第1乃至第3出力端子(41)乃至(43)からは全て
「L」信号が発生されている。この状態から第1デツキ
が再生状態に成され、第1再生スイツチ(50)が閉成さ
れると、第1インバータ(53)に「H」信号が印加さ
れ、第1ノア回路(54)の両入力端には共に「L」信号
が印加される様になるので、該第1ノア回路(54)から
は「H」信号が発生され、第1出力端子(41)から
「H」信号が発生される様になる。また、第2ノア回路
(56)の両入力端には共に「H」信号が印加されるの
で、該第2ノア回路(56)からは「L」信号が発生され
る。一方、第1アンド回路(57)は一方の入力端に
「H」信号が印加されるが、他方の入力端に「L」信号
が印加されているので、「L」信号を発生する。その
為、第2及び第3出力端子(42)及び(43)からは共に
「L」信号が発生される。
次に、第2デツキのみが再生状態に成され、第2再生ス
イツチ(51)が閉成された場合、今度は第1デツキのみ
が再生状態に成されたときと逆に第1ノア回路(54)か
ら「L」信号が、第2ノア回路(56)から「H」信号が
発生される様になり、第1アンド回路(57)からは
「L」信号が発生されるので、第2出力端子(42)から
「H」信号が発生され、第1及び第3出力端子(41)及
び(43)から「L」信号が発生される。
また、第1及び第2デツキが共に再生状態に成され、第
1及び第2再生スイツチ(50)及び(51)が閉成された
場合、先に再生状態に成されたデツキに応じて第1及び
第2出力端子(41)及び(42)からは信号が発生され
る。すなわち、第1及び第2再生スイツチ(50)及び
(51)のうち先に閉成されたスイツチに応じて第1及び
第2ノア回路(54)及び(56)の一方から「H」信号が
発生されるので、該第1及び第2ノア回路(54)及び
(56)の他方の一方の入力端には「H」信号が印加され
ることになり、後に閉成されたスイツチに、前記第1及
び第2ノア回路(54)及び(56)は影響されない。
第2デツキが録音状態に成され、録音スイツチ(52)が
閉成された場合、第1アンド回路(57)は、一方の入力
端に「L」信号が、他方の入力端に「H」信号が印加さ
れるので、該第1アンド回路(57)からは「L」信号が
発生される。その為、第2アンド回路(59)の両入力端
には「H」信号が印加され、該第2アンド回路(59)は
「H」信号を発生する。したがって、第1及び第2出力
端子(41)及び(42)からは共に「H」信号が発生さ
れ、第3出力端子(43)からは「L」信号が発生され
る。
次に、第2デツキが録音状態に成されている状態におい
て、第1デツキを再生状態にするダビング状態の場合、
録音スイツチ(52)及び第1再生スイツチ(50)が閉成
されるので、第1アンド回路(57)の両入力端には
「H」信号が印加され、該第1アンド回路(57)から
「H」信号が発生される。その為、第2アンド回路(5
9)の一方の入力端には「L」信号が印加され、該第2
アンド回路(59)からは「L」信号が発生される。一
方、前記第1再生スイツチ(50)の閉成の為に第1デツ
キが再生状態に成されたときと同様に第1ノア回路(5
4)からは「H」信号が発生される。したがって、第1
及び第3出力端子(41)及び(43)からは「H」信号
が、第2出力端子(42)からは「L」信号が発生され
る。
すなわち、上述した第1及び第2デツキの状態と、制御
信号発生回路(40)の第1再生スイツチ(50)、第2再
生スイツチ(51)及び録音スイツチ(52)の開閉状態
と、第1乃至第3出力端子(41)乃至(43)から発生さ
れる出力信号との関係をまとめると第3図に示す如くな
る。
ところで、ナンド回路(64)の一方の入力端には第3出
力端子(43)に発生される信号が印加され、該第3出力
端子(43)から「H」信号が発生されるときはダビング
時だけであるから、前記ナンド回路(64)からはダビン
グ状態で、かつハイスピードスイツチ(62)が閉成され
たときだけ「L」信号が発生される。その為、第3アン
ド回路(65)からはダビング状態でなく、まてはハイス
ピードスイツチ(62)が閉成されていない状態であり、
かつマイクスイツチ(63)が閉成されたときに「H」信
号を発生する。すなわち、第4図に示す如くなる。前記
第3アンド回路(65)からの出力信号は、第5出力端子
(45)に印加されると共に第4アンド回路(66)に入力
される。そして前記第4アンド回路(66)は前記第3ア
ンド回路(65)からの出力信号の他に切換え制御回路
(27)の第2出力端子(27b)からの出力信号が入力さ
れるので、該第4アンド回路(66)からは前記第3アン
ド回路(65)から「H」信号が発生される条件に、かつ
前記第2出力端子(27b)から「H」信号が発生された
とき「H」信号を発生する。
第1スイツチ切換え回路(46)は、制御信号発生回路
(40)の第1及び第2出力端子(41)及び(42)から発
生される制御信号が共に「H」信号の場合は第1切換え
スイツチ(38)の共通端子(38a)が第1端子(38b)
に、それぞれ「H」及び「L」信号の場合は前記共通端
子(38a)が第2端子(38c)に、それぞれ「L」及び
「H」信号の場合は前記共通端子(38a)が第3端子(3
8d)に、共に「L」信号の場合は前記共通端子(38a)
が第4端子(38e)に接続される様に第1切換えスイツ
チ(38)を切換える(第5図)。
また、第2スイッチ切換え回路(47)は、制御信号発生
回路(40)の第3及び第4出力端子(43)及び(44)か
ら発生される制御信号が共に「H」信号の場合は、第2
切換えスイツチ(39)の共通端子(39a)が第2端子(3
9c)に、それぞれ「H」及び「L」信号の場合は前記共
通端子(39a)が第3端子(39d)に、それ以外の場合は
前記共通端子(39a)が第1端子(39b)に接続される様
に第2切換えスイツチ(39)を切換える(第6図)。
マイク出力切換えスイツチ(32)は、制御信号発生回路
(40)の第5出力端子(45)から発生される制御信号が
「H」信号のときに閉成される様に成されている。
上述の装置において、マイクミキシングを行う場合、ま
ず、マイクロフオン(29)のプラグをマイクジヤツクに
挿入し、該マイクロフオン(29)をマイクアンプ(30)
に接続する。その後、ハイスピードスイツチ(62)が開
放されていることを確認し、フアンクシヨンスイツチ
(28)を操作することにより所望の演奏信号となるソー
ス信号を選択する。すると、切換え制御回路(27)の第
1出力端子(27a)から前記フアンクシヨンスイツチ(2
8)の操作に応じた切換え信号が発生し、該切換え信号
によりフアンクシヨン切換えスイツチ(26)が切換えら
れる。前記フアンクシヨンスイツチ(28)により演奏信
号として第1デツキの再生信号が選択されたときは前記
フアンクシヨン切換えスイツチ(26)が第1端子(26
a)に切換えられるから、その後、第1デツキの再生操
作を行う。すると、第1磁気ヘツド(21)で磁気テープ
の再生が開始される。ここで、制御信号発生回路(40)
は第2デツキの録音操作が行われていないので、第1及
び第2出力端子(41)及び(42)からはそれぞれ「H」
及び「L」信号を発生し、第3出力端子(43)からは
「L」信号を発生する。また、マイクロフオン(29)の
プラグのマイクジヤツクへの挿入によりマイクスイツチ
(63)が閉成されているので、ハイスピードスイツチ
(62)が閉成されていなければ、第5出力端子(45)か
らは「H」信号が発生される。すなわち、上述の状態に
おいては、第1切換えスイツチ(38)は共通端子(38
a)が第2端子(38c)に接続され、マイク出力切換えス
イツチ(32)は閉成されている。したがって、第1磁気
ヘツド(21)で再生された再生信号は、第1再生アンプ
(22)、第1切換えスイツチ(38)、雑音低減回路(2
5)の再生処理手段及びフアンクシヨン切換えスイツチ
(26)を介して出力回路(34)に供給され、スピーカ
(36)から第1デツキで再生された再生信号に対応した
演奏音が放音される。そして、前記演奏音に合わせてマ
イクロフオン(29)に歌唱音を供給すれば、該歌唱音は
マイクアンプ(30)及びマイク出力切換えスイツチ(3
2)を介して歌唱信号として、ミキシングボリユーム(3
1)で前記再生信号と混合されると共に混合比が設定さ
れた後、混合信号として出力回路(34)に供給される様
になり、スピーカ(36)からは前記演奏音に歌唱音が混
合されて放音される。そして、この場合、第1デツキで
再生された再生信号が雑音低減回路(25)の再生処理手
段を介しているので、第1デツキで再生される磁気テー
プが雑音低減の為の録音処理が施されたものであれば、
雑音低減スイツチをオンして前記再生処理手段を動作状
態にし、雑音低減の為の再生処理を行わせ、前記磁気テ
ープが雑音低減の為の録音処理が施されていないもので
あれば、雑音低減スイツチをオフして前記再生処理手段
を動作させずに単なる直線アンプとして使用することで
両方の場合において正しくミキシング再生出来る。
また、このとき、フアンクシヨンスイツチ(28)により
第1デツキが選択され、切換え制御回路(27)の第2出
力端子(27b)からは「H」信号が発生しているので、
第4出力端子(44)からは第5出力端子(45)と同じ出
力信号が発生される。その為、上述の場合、第3出力端
子(43)からは「L」信号が発生されているので、前記
第4出力端子(44)からは「H」信号が発生され、第2
切換えスイツチ(39)は共通端子(39a)が第1端子(3
9b)に接続された状態にある。この状態において、第2
デツキを録音状態にすると、第3出力端子(43)から
「H」信号が発生される様になり、第4及び第5出力端
子(44)及び(45)からは「H」信号は発生され続ける
ので、前記第2切換えスイツチ(39)は共通端子(39
a)が第2端子(39c)に接続される。その為、出力回路
34)の入力端には第1デツキの再生信号と歌唱信号と
の混合信号が発生され続けるのでスピーカ(36)からは
演奏音と歌唱音との混合音が放射され続ける。一方、前
記混合信号はALC回路(67)及び第2切換えスイツチ(3
9)を介して録音アンプ(37)に供給される。ここで、
録再スイツチ(48)は第2デツキの録音操作によりR側
に切換えられているので、前記録音アンプ(37)に供給
された混合信号は、該録音アンプ(37)でバイアス電流
が重畳されて録音信号として第2磁気ヘツド(23)に供
給される。したがって、第2デツキに装填された磁気テ
ープに前記混合信号が録音され、新たなミユージツクテ
ープが作成出来る。そして、この場合、前記混合信号
は、ALC回路(67)により所定値以下にレベルが制限さ
れるので、磁気テープには歪まずに混合信号が録音され
る。
次に演奏信号としてレコードプレーヤの再生信号、チユ
ーナの受信信号またはCDプレーヤの再生信号を選択して
マイクミキシングを行うときは、ハイスピードスイツチ
(62)が開放していることを確認し、前記演奏信号に対
応したフアンクシヨンスイツチ(28)を操作して切換え
制御回路(27)の第1出力端子(27a)から発生される
切換え信号によりフアンクシヨン切換えスイツチ(26)
を所望の端子に接続させる。そして、上述の第1デツキ
の再生信号を演奏信号としたときと同様にマイクロフオ
ン(29)のプラグをマイクアンプ(30)に接続する。こ
こで、前記切換え制御回路(27)の第2出力端子(27
b)からはデツキ以外の演奏信号が選択されている為に
「L」信号が発生されており、制御信号発生回路(40)
はマイクスイツチ(63)が閉成されているだけなので、
第5出力端子(45)からは「H」信号が発生され、それ
以外の第1乃至第4出力端子(41)乃至(44)からはい
ずれも「L」信号が発生されている。すなわち、第1切
換えスイツチ(38)は共通端子(38a)が第4端子(38
e)に接続され、第2切換えスイツチ(39)は共通端子
(39a)が第1端子(39b)に接続され、マイク出力切換
えスイツチ(32)は閉成されている。したがって、ミキ
シングボリユーム(31)でフアンクシヨン切換えスイツ
チ(26)を介して得られる演奏信号とマイクアンプ(3
0)から得られる歌唱信号とが混合されて混合信号とな
り、出力回路(34)に供給されるので、スピーカ(36)
から演奏音と歌唱音との混合音が放射される。
また、このとき、第2デツキを録音状態にすれば、制御
信号発生回路(40)の第1及び第2出力端子(41)及び
(42)からの出力信号が「L」信号から「H」信号に変
化し、その他の第3及び第4出力端子(43)及び(43)
からはそれぞれ「L」信号が、第5出力端子(45)から
は「H」信号が今まで通り発生されるので、第1切換え
スイツチ(38)は共通端子(38a)が第1端子(38b)に
接続され、第2切換えスイツチ(39)は今まで通りに共
通端子(39a)が第1端子(38b)に接続され、マイク出
力切換えスイツチ(32)は今まで通りに閉成状態に成さ
れる。その為、出力回路(34)の入力端にはフアンクシ
ヨン切換えスイツチ(26)を介して供給される演奏信号
とマイクアンプ(30)から供給される歌唱信号との混合
信号が発生され続けるので、スピーカ(36)からは演奏
音と歌唱音との混合音が放射され続ける。一方、前記混
合信号は第1切換えスイツチ(38)、雑音低減回路(2
5)の録音処理手段及び第2切換えスイツチ(39)を介
して録音アンプ(37)に供給される。ここで、録再スイ
ツチ(48)は第2デツキの録音操作によりR側に切換え
られているので、前記録音アンプ(37)に供給された混
合信号は、該録音アンプ(37)でバイアス電流が重畳さ
れて録音信号として第2磁気ヘツド(23)に供給され
る。したがって、第2デツキに装填された磁気テープに
前記混合信号が録音され、新たなミユージツクテープが
作成出来る。そして、この場合、前記混合信号は雑音低
減回路(25)の録音処理手段を介しているので、雑音低
減スイツチをオンすれば、該録音処理手段が動作状態に
なり、第2デツキに装填される磁気テープに雑音低減の
為の録音処理が施された録音信号が録音され、前記雑音
低減スイツチをオフすれば、前記録音処理手段が非動作
状態で単なる直線アンプとなり、前記磁気テープに雑音
低減の為の録音処理手段が施されない録音信号が磁気テ
ープに録音される。
また、上述の装置はダビングを行うときに効果を発揮す
る。
ダビングを行う場合は、マイクロフオン(29)のプラグ
をマイクジヤツクに挿入しないでマイクスイツチ(63)
を開放状態にしておく。そして、第2デツキの録音操作
を行い、第1デツキの再生操作を行う。すると、制御信
号発生回路(40)の第1及び第2出力端子(41)及び
(42)からはそれぞれ「H」及び「L」信号が発生され
る。一方、前記マイクスイツチ(63)は開放状態であ
り、第3出力端子(43)からは「H」信号が発生される
ので、第5出力端子(45)からはハイスピードスイツチ
(62)の開閉状態にかかわらず、常に「L」信号が発生
される。その為、第4出力端子(44)からも切換え制御
回路(27)の第2出力端子(27b)からの出力信号に影
響されずに常に「L」信号が発生される。したがって、
第1切換えスイツチ(38)は共通端子(38a)が第2端
子(38c)に接続され、第2切換えスイツチ(39)は共
通端子(39a)が第3端子(39d)に接続される。また、
録再スイツチ(48)はR側に切換わる。その為、第1磁
気ヘツド(21)で再生された再生信号は、前記第2切換
えスイツチ(39)を介して録音アンプ(37)に供給さ
れ、該再生信号は該録音アンプ(37)でバイアス電流が
重畳されて録音信号として第2磁気ヘツド(23)に供給
されるので、第2デツキに装填された磁気テープに第1
デツキの再生信号が録音され、ダビングが達成される。
一方、第1磁気ヘツド(21)で再生された再生信号は、
第1切換えスイツチ(38)を介して雑音低減回路(25)
の再生処理手段を介してフアンクシヨン切換えスイツチ
(26)の第1端子(26a)に印加されるので、フアンク
シヨンスイツチ(28)によりソース信号として第1デツ
キの再生信号を選択すれば、該再生信号は前記フアンク
シヨン切換えスイツチ(26)を介して出力回路(34)に
供給される。したがって、前記第1デツキの再生信号を
スピーカ(36)から放音させてモニターすることが出来
る。そして、この場合、第1デツキの再生信号が雑音低
減回路(25)の再生処理手段を介して出力回路(34)に
供給されているので、第1デツキで再生される磁気テー
プが雑音低減の為の録音処理が施されたものであれば、
雑音低減スイツチをオンして、前記再生処理手段を動作
状態にし、雑音低減の為の再生処理を行わせ、前記磁気
テープが雑音低減の為の録音処理が施されていないもの
であれば、雑音低減スイツチをオフして、前記再生処理
手段を動作させずに単なる直線アンプとして使用するこ
とで両方の場合において正しくモニター出来る。また、
第1デツキの再生信号は、第1再生アンプ(22)を介し
た後、そのまま録音アンプ(37)に供給されるので、第
1デツキで再生される磁気テープが雑音低減の為の録音
処理が施されたものであれば、そのまま第2デツキに装
填される磁気テープに前記録音処理が施された状態で録
音され、第1デツキで再生される磁気テープが雑音低減
の為の録音処理が施されていないものであれば、そのま
ま第2デツキに装填される磁気テープに録音処理が施さ
れていない状態で録音される。
特に上述の状態において、第1デツキの高速再生及び第
2デツキの高速録音を行って高速ダビングにする場合
は、ハイスピードスイツチ(62)を閉成する。この状態
において、前記ハイスピードスイツチ(62)の閉成によ
り制御信号発生回路(40)の第1乃至第5出力端子(4
1)乃至(45)から発生される出力信号は何ら変化しな
いので、第1及び第2デツキの磁気テープの走行速度が
速い他は上述と同様に第1デツキの再生信号が第2デツ
キに装填された磁気テープに録音される。また、上述と
同様に第1デツキの再生信号はフアンクシヨン切換えス
イツチ(26)の第1端子(26a)に印加されるが、該再
生信号は高速再生の為に聞き苦しいので、この場合にお
いてはフアンクシヨンスイツチ(28)を操作してフアン
クシヨン切換えスイツチ(26)により前記再生信号以外
のソース信号を選択する様にすれば良い。この様にして
もダビングの為の録音信号路(68)は前記フアンクシヨ
ン切換えスイツチ(26)と全く独立しているので、ダビ
ングに影響はない。
ところで、ダビング状態でマイクロフオン(29)のプラ
グをマイクジヤツクに挿入してマイクスイツチ(63)を
閉成させると、制御信号発生回路(40)の第5出力端子
(45)は、ハイスピードスイツチ(62)が閉成されてい
ない通常速度のダビング時に「H」信号を発生する。そ
の為、このときマイク出力切換えスイツチ(32)が閉成
してマイクミキシングが出来る状態になる。そして、制
御信号発生回路(40)の第4出力端子(44)は切換え制
御回路(27)の第2出力端子(27b)からの出力信号に
応じて出力信号を発生するので、該第4出力信号(44)
の出力信号に応じて第2切換えスイツチ(39)の共通端
子(39a)は第2または第3端子(39c)または(39d)
に接続される様になる。すなわち、フアンクシヨンスイ
ツチ(28)により第1デツキの再生信号が選択され、前
記切換え制御回路(27)の第2出力端子(27b)から
「H」信号が発生された場合、制御信号発生回路(40)
の第4出力端子(44)から「H」信号が発生されるの
で、このとき第2切換えスイツチ(39)の共通端子(39
a)は第2端子(39c)に接続され、マイクミキシングの
ところで説明した如く、マイクアンプ(30)からの出力
信号が第1デツキの再生信号と混合されて第2デツキで
録音される状態になる。また、フアンクシヨンスイツチ
(28)により第1デツキの再生信号以外のソース信号が
選択され、前記切換え制御回路(27)の第2出力端子
(27b)から「L」信号が発生された場合、制御信号発
生回路(40)の第4出力端子(44)から「L」信号が発
生されるので、このとき第2切換えスイツチ(39)の共
通端子(39a)は第3端子(39d)に接続される。その
為、フアンクシヨン切換えスイツチ(26)で選択された
ソース信号はマイクアンプ(30)からの出力信号と混合
されて出力回路(34)を介して放音されると共に第1デ
ツキの再生信号は録音信号路(68)を介してそのまま第
2デツキで録音される状態になる。
(ト)考案の効果 以上述べた如く、本考案は、第1デツキの再生信号を演
奏信号として自らの歌唱信号を吹き込んで新たなミユー
ジツクテープが作成出来ると共にダビング状態において
も第1デツキの再生信号以外のソース信号を演奏信号と
してマイクミキシングを楽しむことが出来る。また、第
1デツキの再生信号とマイクロフオンから得られるマイ
クロフオン信号との混合信号を第2デツキで録音すると
きに使用される録音信号路と第1デツキの再生信号をそ
のまま第2デツキで録音するときに使用される録音信号
路と別にしたので、実施例の如く、前者の録音信号路に
ALC回路を挿入することにより、前記混合信号を歪み無
く録音出来ると共に高速ダビング機能を設けることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2図は従来
のマイクミキシング装置を示す回路図、第3図は第1及
び第2デツキの状態と制御信号発生回路の第1乃至第3
出力端子との関係を示す説明図、第4図は制御信号発生
回路の第3出力端子、ハイスピードスイツチ及びマイク
スイツチと第5出力端子との関係を示す説明図、第5図
は制御信号発生回路の第1及び第2出力端子と第1切換
えスイツチとの関係を示す説明図、第6図は制御信号発
生回路の第3及び第4出力端子と第2切換えスイツチと
の関係を示す説明図である。 主な図番の説明 (21)……第1磁気ヘツド、(22)……第1再生アン
プ、(23)……第2磁気ヘツド、(24)……第2再生ア
ンプ、(25)……雑音低減回路、(26)……フアンクシ
ヨン切換えスイツチ、(27)……切換え制御回路、(2
9)……マイクロフオン、(30)……マイクアンプ、(3
1)……ミキシングボリユーム、(32)……マイク出力
切換えスイツチ、(34)……出力回路、(37)……録音
アンプ、(38)……第1切換えスイツチ、(39)……第
2切換えスイツチ、(40)……制御信号発生回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも再生機能を有する第1デッキと
    録音機能を有する第2デッキとを備えると共に該第1デ
    ッキの再生信号と他のソース信号とを選択するファンク
    ション切換えスイッチを有する音響機器において、前記
    ファンクション切換えスイッチの切換え時に操作される
    ファンクションスイッチと、該ファンクションスイッチ
    の操作に応じて前記ファンクション切換えスイッチの切
    換えを制御すると共に前記ファンクションスイッチの操
    作により第1デッキの再生信号が選択されたときに制御
    信号を発生する切換え制御回路と、マイクロフォンから
    得られるマイクロフォン信号を増幅するマイクアンプ
    と、該マイクアンプからの出力信号と前記ファンクショ
    ン切換えスイッチで選択されるソース信号とを混合する
    混合手段と、該混合手段に発生される信号をモニターす
    る出力回路と、第1デッキの再生信号を第2デッキで録
    音する状態のダビング状態を検出する第1検出手段と、
    マイクロフォンが前記マイクアンプに接続された状態を
    検出する第2検出手段と、前記切換え制御回路の制御信
    号、前記第1検出手段の検出出力及び前記第2検出手段
    の検出出力に応じて切換えられると共に第1位置に切換
    えられたときに第1デッキの再生信号を、第2位置に切
    換えられたときに前記出力回路の入力信号をそれぞれ第
    2デッキの録音アンプに供給する切換え手段とから成
    り、ダビング状態でかつマイクロフォンがマイクアンプ
    に接続された状態において、前記ファンクション切換え
    スイッチにより第1デッキの再生信号が選択されたとき
    に前記切換え手段を第2位置に切換えて第1デッキの再
    生信号と前記マイクアンプからの出力信号との混合信号
    を第2デッキで録音出来る様にし、そして前記ファンク
    ション切換えスイッチにより第1デッキ以外のソース信
    号が選択されたときに前記切換え手段を第1位置に切換
    えて第1デッキの再生信号だけを第2デッキで録音出来
    る様にすると共に該ファンクション切換えスイッチで選
    択されたソース信号と前記マイクアンプからの出力信号
    との混合信号を前記出力回路に供給出来る様にしたこと
    を特徴とするマイクミキシング装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9387602B2 (en) 2002-01-04 2016-07-12 Anchor Wall Systems, Inc. Method of making a concrete block

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9387602B2 (en) 2002-01-04 2016-07-12 Anchor Wall Systems, Inc. Method of making a concrete block

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