JPH0749599Y2 - 警報システム - Google Patents

警報システム

Info

Publication number
JPH0749599Y2
JPH0749599Y2 JP1990115638U JP11563890U JPH0749599Y2 JP H0749599 Y2 JPH0749599 Y2 JP H0749599Y2 JP 1990115638 U JP1990115638 U JP 1990115638U JP 11563890 U JP11563890 U JP 11563890U JP H0749599 Y2 JPH0749599 Y2 JP H0749599Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alarm
relay
request signal
control signal
issuing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990115638U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0474396U (ja
Inventor
哲夫 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP1990115638U priority Critical patent/JPH0749599Y2/ja
Publication of JPH0474396U publication Critical patent/JPH0474396U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0749599Y2 publication Critical patent/JPH0749599Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、警報装置及びこれを制御する警報制御装置を
有する警報システムに関し、特に警報装置の構成の簡素
化及び警報制御装置の制御ソフトウエア等の簡素化に関
する。
[従来の技術] 観測して得られた情報が警報発報条件を満たす場合に警
報を発する警報システムは、例えば土石流発生監視シス
テム等の安全性確保のために適用可能である。
第3図には、一従来例に係る警報システムの構成が示さ
れている。
この図に示されるシステムは、所定個数(n個)の観測
局10から計測データを取り込む監視装置12を備えてい
る。監視装置12は、観測局10から入力される計測データ
について所定の処理(集計、表示、伝送等)を実行す
る。
監視装置12は、制御信号出力部14を内蔵している。制御
信号出力部14は、制御信号を出力して警報装置16を制御
する回路である。警報装置16は、例えばブザー18を内蔵
しており、制御信号に応じて鳴動する。制御信号出力部
14は、観測局10から入力される計測データが所定の警報
発報条件を満たしているときに、ブザー18を鳴動させる
べく制御信号を出力する。従って、警報発報の必要が生
じた場合において、ブザー18が鳴動し、システム使用管
理者に警報が発せられる。
また、この従来例においては、警報装置16が確認信号出
力部20を内蔵している。確認信号出力部20は、ブザー18
の動作を停止させる必要がある場合には制御信号出力部
14に対し確認信号を供給する。制御信号出力部14は、確
認信号に応じて制御信号の出力を停止させる。これによ
り、ブザー18の鳴動が停止する。
このような動作は、ブザー18による警報をシステム使用
管理者が了知した場合に有効である。すなわち、一旦ブ
ザー18による警報を受けた後は鳴動を継続させる必要が
なく、場合によっては他の装置の管理・操作に支障とな
る。このため、この従来例においては、例えば使用者の
操作に応じて確認信号を発生させ、ブザー18の鳴動を停
止させることとしている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来においては、警報装置及び警報信号
出力部の構成が肥大化し、製造コストが大となるという
問題点があった。
まず、警報装置の側では警報を停止させるための確認信
号を発生させる必要がある。確認信号の発生は、ある程
度の規模を有する電子回路によって達成される。このた
め、警報装置の装置構成が大型となる。
また、警報信号出力部(以下、一般に警報制御装置とい
う)の側では、確認信号に応じて制御信号を停止させる
機能が必要になる。この機能の実現のためには、これを
相当する回路及びソフトウエアを必要とする。この回路
は、やはり複雑な構成となり、ソフトウエアの作成コス
トも発生する。
本考案は、このような問題点を解決することを課題とし
てなされたものであり、簡易かつ安価な装置構成及びソ
フトウエアで警報の停止に係る動作を実現できる警報シ
ステムを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するために、本考案は、入力され
る複数種類の情報のうちいずれかが所定の警報発報条件
を満たした警報必要状態において警報要求信号を発する
警報制御装置と、警報要求信号に応じて警報を発する警
報手段及び警報手段による警報を停止させる旨の指令を
発する警報停止手段を含む警報装置と、を有する警報シ
ステムにおいて、警報停止手段が、使用者によって操作
される確認スイッチと、確認スイッチの操作に応じて警
報解除動作を実行し、第2の警報要求信号に応じて当該
動作を中止するリレーと、リレーの警報解除動作に応じ
て当該リレーを警報制御装置に接続し、当該動作の中止
に応じて切り離す第1のリレー回路と、リレーの警報解
除動作に応じて警報手段を警報制御装置から切り離し、
当該動作の中止に応じて接続する第2のリレー回路と、
を含み、警報制御装置が、確認スイッチが操作された後
第1の警報要求信号を発する際第1のリレー回路を介し
第2の警報要求信号を供給してリレーによる警報解除動
作を強制的に中断させることにより、リレーを警報制御
装置から切り離すと共に、第1の警報要求信号が警報手
段に供給される状態となるよう警報手段を警報制御装置
に接続させる手段を有することを特徴とする。
[作用] 本考案においては、確認スイッチの操作に応じてリレー
が警報解除動作を実行する。この警報解除動作に応じて
第1のリレー回路は当該リレーを警報制御装置に接続
し、第2のリレー回路は警報手段を警報制御装置から切
り離す。この第2の警報要求信号が発せられると、この
第2の警報要求信号は第1のリレー回路を介しリレーに
供給される。リレーは、この第2の警報要求信号に応じ
て警報解除動作を中止する。すなわち、第1のリレー回
路によってリレーを警報制御装置から切り離すと共に、
第2のリレー回路によって警報手段を警報制御装置に接
続する。警報制御装置は、これと同時に第1の警報要求
信号を第2のリレー回路を介し警報手段に供給する。
この動作を実現するために警報装置に新たに求められる
部材はリレーのみであり、また、新たに警報制御装置の
制御対象となるのもこのリレーのみである。一方で、従
来において必要とされていた確認信号出力部は廃止さ
れ、確認信号に応じて制御信号を停止させるための装置
及びソフトウエアはも不要となる。従って、装置等の構
成が簡素化し、安価な警報システムとなる。
[実施例] 以下、本考案の好適な実施例について図面に基づき説明
する。なお、第3図に示される従来例と同様の構成には
同一の符号を付し説明を省略する。
第1図には、本考案の一実施例に係る警報システムの構
成が示されている。
この実施例は、本考案を土石流発生監視システムに適す
るシステムとして実現した場合の構成である。従って、
観測局10は土石流の発生有無の判断の基礎となる情報を
計測データとして監視装置12に供給する。
監視装置12は、複数の観測局10のうちいずれかに係る計
測データが警報発報条件を満たしている場合、例えば危
険な規模の土石流に発生に係るデータである場合、監視
装置16に対して制御信号Aを供給する。制御信号Aは、
ブザー18に供給され、ブザー18が鳴動する。
この動作は、前述の従来例においてもほぼ同様にして実
現されていたものである。この実施例において特徴とす
ることは、警報装置16が、確認スイッチ22の動作に応じ
てリレー24を動作させ、リレー24が制御信号出力部14に
より制御される点である。
次に、この特徴的構成及び動作について、第2図を用い
て説明する。第2図には、観測局10−1及び10−2の一
出力側に応じた本実施例の動作がタイミングチャートに
より示されている。
まず、観測局10−1により得られる計測データが時刻t0
において警報発報条件を満たしたとする。すると、制御
信号出力部14は、制御信号A及びBを立ち上がらせる。
この実施例の場合、制御信号A及びBは負電位から零電
位に立ち上がる。
制御信号Aは、リレー回路24aを介してブザー18に供給
される。ただし、このとき、ブザー18の前段に配置され
ているリレー回路24a及びリレー24の前段に配置されて
いるリレー回路24bは図中右側に倒されているものとす
る。従って、この場合、制御信号Aが立ち上がる時刻t0
においてブザー18が鳴動開始する。
こののち、観測局10−1について警報発報条件が満たさ
れ観測局10−2については警報発報条件が満たされてい
ない時刻t1において使用者が確認スイッチ22をオンさせ
たとする。
確認スイッチ22は、警報装置16に内蔵され使用者によっ
て操作されるスイッチである。例えばブザー18が鳴動し
ているときに、使用者は確認スイッチ22を操作する。
確認スイッチ22がオンされると、オンされている期間に
おいてリレー24の一端が接地され、これにより、リレー
回路24a及び24bが図中左側に(すなわち、図示されてい
る状態とは逆側に)切換えられる。すると、制御信号出
力部14から制御信号Aが出力されていても、この信号A
はブザー18に入力されない。従って、時刻t1においてブ
ザー18の鳴動が停止する。
一方、この状態では、制御信号出力部14がリレー回路24
bを介してリレー24に接続されている。従って、制御信
号出力部14が制御信号Bを出力すると、この制御信号B
がリレー24に供給される。
こののち、時刻t2において観測局10−2に係る計測デー
タが警報発報条件を満たしたとする。制御信号出力部14
は、これに応じて制御信号Bを瞬時低下させる。ただ
し、リレー24の一端が接地されている状態では制御信号
出力部14の制御信号Bに係る出力端が確認スイッチ22を
介して地絡されるため、少なくとも確認スイッチ22のオ
ンタイミングと制御信号Bの瞬時低下タイミングは一致
していてはならない。
リレー24は、これに応じてリレー回路24a及び24bを切換
える。すなわち、図示されている原接続状態に復帰させ
る。すると、制御信号出力部14が再びブザー18に接続さ
れ、鳴動が再開される。
この鳴動は、監視装置12に接続されている観測局10の全
てが警報発報条件を満たさなくなるまで、あるいは確認
スイッチ22がオンされるまで継続される。第2図の例で
は、時刻t3において観測局10−1及び10−2が共に警報
発報条件を満たさなくなるため、制御信号出力部14は、
制御信号A及びBを立ち下がらせ、この結果、ブザー18
の鳴動が停止する。
このように、本実施例によれば、ブザー18の鳴動及びそ
の停止を、リレー24の制御によって実行できる。リレー
24は小型な装置であり、警報装置16が簡素化する。これ
により、装置価格が低廉化する。
また、ブザー18が鳴動停止状態から鳴動状態に自動復帰
する。この自動復帰にあたっては、単に制御信号出力部
14により制御信号Bが立ち下げられるだけで足る。従っ
て、制御信号出力部14において複雑な回路構成を採用す
る必要がなく、またソフトウエアも非常に簡易なもので
足り、制御信号出力部14も簡易に構成できる。このこと
も、装置価格の低廉化に寄与する。
なお、この実施例は土石流発生監視システムに適用した
場合の例であるが、本考案は、他のシステムにも適用で
きることはいうまでもない。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、スイッチ及びリ
レーを用いて警報停止手段を構成するようにしたため、
装置構成の小型簡素化、ソフトウエアの簡素化乃至不要
化、ひいては装置の低価格化が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係る警報システムを土石
流発生監視システムに適用した場合の装置構成を示すブ
ロック図、 第2図は、この実施例の一例動作を示すタイミングチャ
ート図、 第3図は、一従来例に係る警報システムの装置構成を示
すブロック図である。 10−1,10−2…10−n……観測局 12……監視装置 14……制御信号出力部 16……警報装置 18……ブザー 22……確認スイッチ 24……リレー 24a,24b……リレー回路 t0……鳴動開始時刻 t1……鳴動停止時刻 t3……鳴動再開時刻

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される複数種類の情報のうちいずれか
    が所定の警報発報条件を満たした警報必要状態において
    第1の警報要求信号を発する警報制御装置と、第1の警
    報要求信号に応じて警報を発する警報手段及び警報手段
    による警報を停止させる旨の指令を発する警報停止手段
    を含む警報装置と、を有する警報システムにおいて、 警報停止手段が、 使用者によって操作される確認スイッチと、 確認スイッチの操作に応じて警報解除動作を実行し、第
    2の警報要求信号に応じて当該動作を中止するリレー
    と、 リレーの警報解除動作に応じて当該リレーを警報制御装
    置に接続し、当該動作の中止に応じて切り離す第1のリ
    レー回路と、 リレーの警報解除動作に応じて警報手段を警報制御装置
    から切り離し、当該動作の中止に応じて接続する第2の
    リレー回路と、 を含み、 警報制御装置が、 確認スイッチが操作された後第1の警報要求信号を発す
    る際第1のリレー回路を介し第2の警報要求信号を供給
    してリレーによる警報解除動作を強制的に中断させるこ
    とにより、リレーを警報制御装置から切り離すと共に、
    第1の警報要求信号が警報手段に供給される状態となる
    よう警報手段を警報制御装置に接続させる手段を有する
    ことを特徴とする警報システム。
JP1990115638U 1990-11-02 1990-11-02 警報システム Expired - Lifetime JPH0749599Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990115638U JPH0749599Y2 (ja) 1990-11-02 1990-11-02 警報システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990115638U JPH0749599Y2 (ja) 1990-11-02 1990-11-02 警報システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0474396U JPH0474396U (ja) 1992-06-29
JPH0749599Y2 true JPH0749599Y2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=31863415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990115638U Expired - Lifetime JPH0749599Y2 (ja) 1990-11-02 1990-11-02 警報システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0749599Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5036479U (ja) * 1973-07-30 1975-04-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0474396U (ja) 1992-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1991015834A1 (en) Transaction processor
JPH0749599Y2 (ja) 警報システム
JP3228299B2 (ja) 切替制御方式
JP2818002B2 (ja) チャネルスイッチ制御方式
JPH0675653A (ja) 計算機冗長制御方式
JPH09212388A (ja) Cpuの動作監視方法
JP2549774Y2 (ja) 自動通報装置
JP2583984B2 (ja) 自動通報装置
JP2582141B2 (ja) 遠隔監視装置
KR100818295B1 (ko) 분산 통신 시스템에서 원격 전원 제어 방법 및 이를 위한장치
JPS6134171B2 (ja)
JP3185382B2 (ja) 回線切替制御方式
KR100249520B1 (ko) 시스템과 분리된 프론트 패널 모듈
JP2749994B2 (ja) 数値制御装置
KR20050053235A (ko) 분산 통신 시스템에서 원격 전원 제어방법 및 장치
JPH0533415B2 (ja)
JPS5925503B2 (ja) 系切替方式
JPS62252244A (ja) 回線切替え装置の回路分割方式
JP3404852B2 (ja) 防災システムの通信制御装置
JPH01147642A (ja) 鉄道指令電話システム
JP2592676B2 (ja) 系切り替え方式
JP2766061B2 (ja) 遠隔監視装置
JPS61147723A (ja) 電源緊急切断方式
JPS6129922A (ja) 電源制御方式
JPH0681021U (ja) 複数の計算機システム装置における切替回路装置