JPH0749319Y2 - パルス燃焼式液体加熱装置 - Google Patents

パルス燃焼式液体加熱装置

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JPH0749319Y2
JPH0749319Y2 JP1988116334U JP11633488U JPH0749319Y2 JP H0749319 Y2 JPH0749319 Y2 JP H0749319Y2 JP 1988116334 U JP1988116334 U JP 1988116334U JP 11633488 U JP11633488 U JP 11633488U JP H0749319 Y2 JPH0749319 Y2 JP H0749319Y2
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JP
Japan
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pulse
liquid heating
tail
frame
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JP1988116334U
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JPH0236712U (ja
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洋 西野
進 江尻
信義 横山
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パロマ工業株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23CMETHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN  A CARRIER GAS OR AIR 
    • F23C15/00Apparatus in which combustion takes place in pulses influenced by acoustic resonance in a gas mass
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J37/00Baking; Roasting; Grilling; Frying
    • A47J37/12Deep fat fryers, e.g. for frying fish or chips

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  • Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
  • Chimneys And Flues (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、高温の燃焼ガスを発生するパルス燃焼器によ
り油や水等を加熱するパルス燃焼式液体加熱装置に関す
る。
(従来の技術) この種のパルス燃焼式液体加熱装置は、フレームの上部
に支持されて液体を収容する加熱槽と、燃焼室とテール
パイプを加熱槽内に設けたパルス燃焼器を備えており、
加熱槽は使用後の液体を排出し易くするために、底部に
中央に向かって下降する傾斜面を四方より形成し、また
伝熱面積を増加させるためにテールパイプを偶数本設け
て左右対称的に配置することが行われている。パルス燃
焼器においてはテールパイプからの排気は消音装置を経
て外部に排出されるが、安定したパルス燃焼を生じさせ
るために、消音装置の第1段目に燃焼室の10倍以上の容
積を有する膨張室(デカップラと呼ばれる)を設けるこ
とが行われ、このように複数本のテールパイプを設けた
ものにおいても両テールパイプに共用の1個のデカップ
ラを加熱槽の底部下側のフレーム内に設けている。
(考案が解決しようとする課題) このような従来技術においては1個の大きなデカップラ
を左右のテールパイプからほぼ等距離の位置に設けなけ
ればならず、また加熱槽の底部形状は複雑であるのに対
しデカップラの形状は生産性を考慮して単純な円筒形ま
たは箱形とするのが通常であるので、フレーム内部に無
駄なデッドスペースが生じ、その分だけ装置の寸法を大
形化することになる。
本考案は、デカップラを2個に分割して左右の各テール
パイプに連通させると共に各デカップラの配置を工夫し
てフレーム内部の無駄なデッドスペースをなくし、これ
によりコンパクトにまとまったパルス燃焼式液体加熱装
置を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) このために、本考案によるパルス燃焼式液体加熱装置
は、添付図面に例示する如く、フレーム10の上部に支持
され底部22に中央に向かって下降する左右の傾斜面22a
を形成した加熱槽20と、燃焼室31とその出口に一端を固
定したテールパイプ32を前記加熱槽20内に設けてなるパ
ルス燃焼器30を備え、前記テールパイプ32は偶数のもの
を左右対称的に配置してなるパルス燃焼式液体加熱装置
において、前記各テールパイプ32の他端32aがそれぞれ
連通される左右一対のデカップラ51を備え、この各デカ
ップラを前記底部22の左右の傾斜面22aと前記フレーム1
0の左右の側面11の間に形成される左右の各鋭角空間15
内に各傾斜面22aに沿ってそれぞれ配置したことを特徴
とするものである。
(考案の作用及び効果) パルス燃焼器の各テールパイプからの排気は各デカップ
ラを通って外部に排出される。各デカップラは左右のテ
ールパイプ毎に分割されているので、各1個分の容積は
両テールパイプに共用としたものに比して半分程度とな
り、また左右両側に分離して配置することが可能とな
る。従って各デカップラは、従来は有効に利用すること
ができなかった加熱槽底部の左右の傾斜面とフレームの
左右の側面の間に形成される各鋭角空間に配置すること
ができ、これによりフレーム内部のデッドスペースが減
少するのでパルス燃焼式液体加熱装置を小型にまとめる
ことができる。
(実施例) 添付図面は、油を用いた揚げ物料理等に使用するフライ
ヤーにおける本考案の実施例を示す。
第1図〜第3図に示す如く、加熱槽20は、天ぷら油等を
入れる槽部21と、その上縁から外側に水平に張り出して
設けたエプロン部23と、その後縁から上方に立設して後
面に薄い箱部25を形成した起立壁24よりなり、エプロン
部23を介してフレーム10の上縁に支持されている。主と
して第1図及び第2図に示す如く、槽部21の底部22には
中央に向かって下降する左右両側の傾斜面22aと後側の
傾斜面22bが形成され、また槽部21の前壁の下部21aは多
少後退した位置に鉛直に形成されている。底部22中央の
最下部には使用後の天ぷら油を排出するドレン装置(図
示省略)が設けられている。
加熱槽20内の天ぷら油を加熱するパルス燃焼器30は、第
1図及び第3図に示す如く、燃焼室31、左右一対のテー
ルパイプ32及び混合室33を主要な構成部材とし、燃焼室
31とテールパイプ32は槽部21内に設けられている。燃焼
室31は、一側に混合気の入口(図示省略)を開口したフ
ランジ部31aが一体形成され、このフランジ部31aにより
ガスケットを介して槽部21の前壁下部21aの内面に気密
にねじ止め固定されている。各テールパイプ32は一端が
燃焼室31両側の各出口に気密に溶着固定されて、槽21内
に左右対称的にループ状に配置され、各他端32aはフラ
ンジ部31aの左右上部に気密に溶着固定され、前壁下部2
1aに固定した延長パイプ35に連通されている。混合室33
は前壁下部21aの外面に気密に固定され、その内部は前
記混合気の入口を介して燃焼室31の内部と連通されてい
る。
第1図に示す如く、混合室33の吸入側にはエアチャンバ
40が設けられている。電動式のターボファン45からの空
気は吸気マフラ46及び給気管47を経てエアチャンバ40内
に供給され、混合室33に設けられてエアチャンバ40側か
らの流入のみを許容するフラッパバルブ(図示省略)を
経て混合室33内に供給される。また、エアチャンバ40内
にはガスチャンバ(図示省略)が設けられ、電磁弁(図
示省略)を備えたガス供給管41を経てガスチャンバ内に
供給されたガスは、混合室33に向かう流れのみを許容す
るフラッパバルブ(図示省略)を経て混合室33内に供給
されるようになっている。
第1図及び第2図に示す如く、パルス燃焼器30からの燃
焼ガスを消音して外部に排出する消音装置50は、一対の
デカップラ51と1個の排気マフラ52を主要な構成部材と
している。各デカップラ51は、比較的細長い中空の筒状
をなし、燃焼室31の容積に比して合計で10倍以上の膨張
室容積を有しており、加熱槽20底部22の左右の傾斜面22
aとフレーム10の左右の側面11の間に形成される各鋭角
空間15内に、各傾斜面22aに沿って前後方向に配置して
ブラケット(図示省略)によりフレーム10に取り付けら
れ、各デカップラ51の前端部はそれぞれ前記延長パイプ
35を介して各テールパイプ32に連通されている。各デカ
ップラ51はその大きな容積の膨張室によりパルス燃焼器
30に安定したパルス燃焼を生ぜしめると共に膨張により
燃焼ガスの消音を行うものである。排気マフラ52はデカ
ップラ51よりも大径の細長い筒状をなし、各デカップラ
51と直交してその下側に配置されてフレーム10に取り付
けられ、両側部は連通管53を介して各デカップラ51の後
部に連通され、中央部には排気管54が設けられている。
排気マフラ52はデカップラ51からの燃焼ガスを更に消音
するものであり、排気管54はフレーム10の後面内側に沿
って上方に延び、その上端は箱部25内に入って開放され
ている。第3図に示す如く、箱部25の上面には燃焼ガス
を排出する細長い開口25aが設けられている。図示は省
略したが、フレーム10の左右の側面11と前後面は、操作
に必要な部分を除き外板により覆われている。
ガス供給管41からのガスと供給管47からの空気は、各フ
ラッパバルブを通り混合室33に入って混合され、混合気
となって燃焼室31内に供給され、点火栓(図示省略)に
より点火されて高温の燃焼ガスとなる。この燃焼ガス
は、その圧力により前記各フラッパバルブを閉じてガス
と空気の流入を停止させると共に各テールパイプ32内に
流入して加熱槽20内の油を加熱し、延長パイプ35及び消
音装置50を経て大気中に排出される。排出される燃焼ガ
スの慣性により燃焼室31内は負圧となり、各フラッパバ
ルブが開いてガスと空気は再び吸入され、混合気となっ
て燃焼室31内に供給される。これと同時に高温の燃焼ガ
スの相当部分は燃焼室31と各テールパイプ32及び延長パ
イプ35からなる共鳴系の作用により各テールパイプ32内
から燃焼室31内に逆流し、この燃焼ガスにより燃焼室31
内の混合気は着火されて再び燃焼する。従ってターボフ
ァン45及び点火栓はパルス燃焼器30の始動時のみ作動さ
せればよい。また膨張容積の大きいデカップラ51により
燃焼室31と各両パイプ32,35は単純な共鳴系を構成する
ので、燃焼室31内の燃焼は短かい安定した周波数(例え
ば100ヘルツ)で繰り返され、燃焼ガスはデカップラ51
及び排気マフラ52により消音されて排気管54の先端から
開口25aを経て大気中に放出される。
上記実施例によれば、各デカップラ51は左右のテールパ
イプ32毎に分割されるので1個分の容積は両テールパイ
プ32に共用としたものに比して半分程度となり、生産性
の良い単純な形状であっても加熱槽20底部22の左右の傾
斜面22aとフレーム11の左右の側面11の間に形成される
利用価値の少ない各鋭角空間15内に配置することがで
き、これによりフレーム11内部のデッドスペースが減少
するのでパルス燃焼式液体加熱装置を小型化することが
できる。
なお、以上は1個の燃焼室31に左右一対のテールパイプ
32を設けたパルス燃焼器30を使用した例につき説明した
が、本考案は1個の燃焼室に複数対のテールパイプを左
右対称的に配置したパルス燃焼器を使用して実施するこ
ともできるし、2組または偶数組のパルス燃焼器を左右
対称的に配置して実施することもできる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案によるパルス燃焼式液体加熱装置の一
実施例を示し、第1図は全体側面図、第2図は全体後面
図、第3図は一部破断した全体平面図である。 符号の説明 10……フレーム、11……側面、15……鋭角空間、20……
加熱槽、22……底部、22a……傾斜面、30……パルス燃
焼器、31……燃焼室、32……テールパイプ、51……デカ
ップラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームの上部に支持され底部に中央に向
    かって下降する左右の傾斜面を形成した加熱槽と、燃焼
    室とその出口に一端を固定したテールパイプを前記加熱
    槽内に設けてなるパルス燃焼器を備え、前記テールパイ
    プは偶数のものを左右対称的に配置してなるパルス燃焼
    式液体加熱装置において、前記各テールパイプの他端が
    それぞれ連通される左右一対のデカップラを備え、この
    各デカップラを前記底部の左右の傾斜面と前記フレーム
    の左右の側面の間に形成される左右の各鋭角空間内に各
    傾斜面に沿ってそれぞれ配置したことを特徴とするパル
    ス燃焼式液体加熱装置。
JP1988116334U 1988-09-02 1988-09-02 パルス燃焼式液体加熱装置 Expired - Lifetime JPH0749319Y2 (ja)

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