JP2623753B2 - 燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置Info
- Publication number
- JP2623753B2 JP2623753B2 JP21655288A JP21655288A JP2623753B2 JP 2623753 B2 JP2623753 B2 JP 2623753B2 JP 21655288 A JP21655288 A JP 21655288A JP 21655288 A JP21655288 A JP 21655288A JP 2623753 B2 JP2623753 B2 JP 2623753B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- combustion
- air
- exhaust
- burner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Gas Burners (AREA)
- Chimneys And Flues (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は燃料を燃焼させて水あるいは空気を加熱する
燃焼装置に関し、装置を低騒音化することに係る。
燃焼装置に関し、装置を低騒音化することに係る。
従来の技術 第３図は従来の低騒音燃焼装置であり、１は空気室、
２は燃焼室、３は熱交換器、４は排気室、５は排気筒、
６は混合気室、７は炎口、８は燃焼ファン、９はノズ
ル、10は消音器である。燃焼ファン８より空気室２に供
給された空気とノズル９より供給された燃料とが、一部
の空気と燃料とを混合する混合気室６と炎口７よりなる
バーナにより、燃焼室２で燃焼する。燃焼ガスは熱交換
器３において、水または空気と熱交換した後、排気室４
に設置された消音器10により消音された後排気筒５より
排気される。
２は燃焼室、３は熱交換器、４は排気室、５は排気筒、
６は混合気室、７は炎口、８は燃焼ファン、９はノズ
ル、10は消音器である。燃焼ファン８より空気室２に供
給された空気とノズル９より供給された燃料とが、一部
の空気と燃料とを混合する混合気室６と炎口７よりなる
バーナにより、燃焼室２で燃焼する。燃焼ガスは熱交換
器３において、水または空気と熱交換した後、排気室４
に設置された消音器10により消音された後排気筒５より
排気される。
発明が解決しようとする課題 このような従来の装置では排気室４に消音器10がある
ため装置が大型になること、最も圧力変動が大きい燃焼
室２に消音器10が無いため消音効果が小さいこと等の課
題があった。
ため装置が大型になること、最も圧力変動が大きい燃焼
室２に消音器10が無いため消音効果が小さいこと等の課
題があった。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、燃焼ファンから
空気を供給される空気室、排気筒、燃焼室、熱交換器及
び排気室とからなる燃焼空間部の容積と排気筒の断面積
との長さにより決定される第１の音響固有振動数に対し
て、燃焼ファンから供給される空気とノズルから供給さ
れる燃料とを混合して燃焼させるバーナの混合気室の容
積と炎口の断面積と炎口を混合ガスが流れる方向の長さ
により決定される第２の音響固有振動数が同等となるよ
うに設定されている。
空気を供給される空気室、排気筒、燃焼室、熱交換器及
び排気室とからなる燃焼空間部の容積と排気筒の断面積
との長さにより決定される第１の音響固有振動数に対し
て、燃焼ファンから供給される空気とノズルから供給さ
れる燃料とを混合して燃焼させるバーナの混合気室の容
積と炎口の断面積と炎口を混合ガスが流れる方向の長さ
により決定される第２の音響固有振動数が同等となるよ
うに設定されている。
作用 燃焼ファンより空気室に供給された空気と供給された
燃料とが、一部の空気と燃料とを混合する混合気室と炎
口よりなるバーナにより、燃焼室で燃焼する。燃焼ガス
は熱交換器において、水または空気と熱交換し、排気室
に集められた後排気筒より排気される。この時、炎口に
形成された火炎により起振され、空気室と燃焼室と熱交
換器と排気室とからなる燃焼空間部の容積と排気筒の断
面積と排気筒の長さにより決定される音響固有振動数を
ピークとする騒音が発生する。そこで、この音響固有振
動数に対して、燃焼ファンから供給される空気と供給さ
れる燃料とを燃焼させるバーナにおいて混合気室の容積
と炎口の断面積と炎口を混合ガスが流れる方向の長さに
より決定される音響固有振動数が同等となるように設定
されている。
燃料とが、一部の空気と燃料とを混合する混合気室と炎
口よりなるバーナにより、燃焼室で燃焼する。燃焼ガス
は熱交換器において、水または空気と熱交換し、排気室
に集められた後排気筒より排気される。この時、炎口に
形成された火炎により起振され、空気室と燃焼室と熱交
換器と排気室とからなる燃焼空間部の容積と排気筒の断
面積と排気筒の長さにより決定される音響固有振動数を
ピークとする騒音が発生する。そこで、この音響固有振
動数に対して、燃焼ファンから供給される空気と供給さ
れる燃料とを燃焼させるバーナにおいて混合気室の容積
と炎口の断面積と炎口を混合ガスが流れる方向の長さに
より決定される音響固有振動数が同等となるように設定
されている。
実施例 以下、本発明の一実施例を第１図および第２図により
説明する。
説明する。
第１図および第２図において、第３図と同一部材には
同一符号をふしている。また、11はバーナ仕切り、12は
小孔、Ａは燃焼空間部、Ｂはバーナでる。第１図におい
て、燃焼ファン８より空気室１に供給された空気とノズ
ル９より供給された燃料とが、一部の空気と燃料とを混
合する混合気室６と炎口７よりなるバーナＢにより、燃
焼室２で燃焼する。燃焼ガスは熱交換器３において、水
または空気と熱交換した後、排気室４に集められ、排気
筒５より排気される。この時、炎口７に形成された火炎
により起振され、空気室１と燃焼室２と熱交換器３と排
気室４等からなる燃焼空間部Ａの容積と排気筒５の断面
積と排気筒の長さにより決定される音響固有振動数f1を
ピークとする騒音が発生する。
同一符号をふしている。また、11はバーナ仕切り、12は
小孔、Ａは燃焼空間部、Ｂはバーナでる。第１図におい
て、燃焼ファン８より空気室１に供給された空気とノズ
ル９より供給された燃料とが、一部の空気と燃料とを混
合する混合気室６と炎口７よりなるバーナＢにより、燃
焼室２で燃焼する。燃焼ガスは熱交換器３において、水
または空気と熱交換した後、排気室４に集められ、排気
筒５より排気される。この時、炎口７に形成された火炎
により起振され、空気室１と燃焼室２と熱交換器３と排
気室４等からなる燃焼空間部Ａの容積と排気筒５の断面
積と排気筒の長さにより決定される音響固有振動数f1を
ピークとする騒音が発生する。
ここで、 c:音速 S:排気筒の断面積 l:排気筒の長さ V:燃焼空間部の容積 で表される。
一般的に、燃焼装置においてはf1＝100〜300Hzであ
り、この音響固有振動数に対して、燃焼ファン８から供
給される空気とノズル９から供給される燃料とを燃焼さ
せるバーナにおいて混合気室６の容積と炎口７の断面積
と炎口７を混合ガスが流れる方向の長さにより決定され
る音響固有振動数f2が同等となるように設定されてい
る。その結果、バーナ自体が共鳴型消音器として作用
し、著しく消音効果を発揮する。また、燃焼の関係から
音響固有振動数f2が設定しにくい場合には、混合気室６
の内部に小孔12を穿設したバーナ仕切り11を設けること
により容易に設定することも可能である。
り、この音響固有振動数に対して、燃焼ファン８から供
給される空気とノズル９から供給される燃料とを燃焼さ
せるバーナにおいて混合気室６の容積と炎口７の断面積
と炎口７を混合ガスが流れる方向の長さにより決定され
る音響固有振動数f2が同等となるように設定されてい
る。その結果、バーナ自体が共鳴型消音器として作用
し、著しく消音効果を発揮する。また、燃焼の関係から
音響固有振動数f2が設定しにくい場合には、混合気室６
の内部に小孔12を穿設したバーナ仕切り11を設けること
により容易に設定することも可能である。
発明の効果 以上のように本発明は次のような効果がある。
（１） バーナ自体が共鳴型消音器と兼ねているため、
あらためて消音器用の空間を必要とせず装置を小型化出
来る。
あらためて消音器用の空間を必要とせず装置を小型化出
来る。
（２） 最も圧力変動の大きな燃焼室に望むバーナ自体
を消音器としても機能させているため、消音効果が著し
い。
を消音器としても機能させているため、消音効果が著し
い。
第１図は本発明の一実施例における燃焼装置の断面図、
第２図は同装置バーナの断面図、第３図は従来の燃焼装
置の正面図である。 １……空気室、２……燃焼室、３……熱交換器、４……
排気室、５……排気筒、６……混合気室、７……炎口、
８……燃焼ファン、９……ノズル、11……バーナ仕切
り、Ａ……燃焼空間部、Ｂ……バーナ。
第２図は同装置バーナの断面図、第３図は従来の燃焼装
置の正面図である。 １……空気室、２……燃焼室、３……熱交換器、４……
排気室、５……排気筒、６……混合気室、７……炎口、
８……燃焼ファン、９……ノズル、11……バーナ仕切
り、Ａ……燃焼空間部、Ｂ……バーナ。
Claims (2)
- 【請求項１】燃焼ファンから空気が供給される空気室
と、前記空気と燃料とを混合させて混合ガスをつくる混
合気室及び前記混合ガスが噴出する炎口とから成るバー
ナと、前記空気室、燃焼室、熱交換器及び排気室から成
る燃焼空間部と、前記排気室に連通される排気筒とを備
え、前記燃焼空間部の容積及び前記排気筒の断面積及び
前記排気筒の長さにより決定される第１の音響固有振動
数と前記混合気室の容積及び前記炎口の断面積及び前記
炎口を前記混合ガスが流れる方向の長さにより決定され
る第２の音響固有振動数とを等しくした燃焼装置。 - 【請求項２】バーナの混合気室の内部を、小孔を有する
バーナ仕切りで複数に分割した請求項（１）記載の燃焼
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21655288A JP2623753B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21655288A JP2623753B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0264306A JPH0264306A (ja) | 1990-03-05 |
| JP2623753B2 true JP2623753B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=16690224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21655288A Expired - Lifetime JP2623753B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2623753B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| PL236140B1 (pl) | 2018-04-05 | 2020-12-14 | Aic Spolka Akcyjna | Zespół palnika gazowego dla wymiennika ciepła |
| PL237172B1 (pl) | 2018-06-29 | 2021-03-22 | Aic Spolka Akcyjna | Zespół palnika gazowego dla wymiennika ciepła |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP21655288A patent/JP2623753B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0264306A (ja) | 1990-03-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4209493A (en) | Combination catalytic converter and muffler for an exhaust system | |
| US6588545B1 (en) | Muffler for internal combustion engine | |
| GB748053A (en) | Improvements in or relating to exhaust silencers for internal combustion engines | |
| JPH0749319Y2 (ja) | パルス燃焼式液体加熱装置 | |
| JPH01306705A (ja) | パルス燃焼器 | |
| US3042499A (en) | Burner-muffler | |
| JP2623753B2 (ja) | 燃焼装置 | |
| JP2705795B2 (ja) | 携帯式エンジン駆動型工具の内燃機関用消音装置 | |
| JPH0523927Y2 (ja) | ||
| JP2623752B2 (ja) | 燃焼装置 | |
| US4367808A (en) | Silencer | |
| JPH0232990Y2 (ja) | ||
| JP2805763B2 (ja) | ガス給湯器 | |
| JPH0117047B2 (ja) | ||
| SU989112A1 (ru) | Глушитель-искрогаситель двигател внутреннего сгорани | |
| JPS60232404A (ja) | パルス燃焼装置 | |
| JPH02169915A (ja) | 強制給気式給湯器 | |
| JPS58200910A (ja) | パルス燃焼器 | |
| GB460234A (en) | Improvements relating to silencers serving for the passage of gaseous currents | |
| SU665111A1 (ru) | Глушитель шума выпуска дл двигател внутреннего сгорани | |
| JPS5823050Y2 (ja) | 強制給気式燃焼器 | |
| SU848713A2 (ru) | Глушитель шума выпуска дл дви-гАТЕл ВНуТРЕННЕгО СгОРАНи | |
| SU1483056A1 (ru) | Глушитель-искрогаситель | |
| RU33978U1 (ru) | Глушитель шума выхлопа двигателя внутреннего сгорания | |
| JPH02267410A (ja) | 強制燃焼式の燃焼装置 |