JPH074927Y2 - 印字装置用自動給紙装置 - Google Patents
印字装置用自動給紙装置Info
- Publication number
- JPH074927Y2 JPH074927Y2 JP1990088910U JP8891090U JPH074927Y2 JP H074927 Y2 JPH074927 Y2 JP H074927Y2 JP 1990088910 U JP1990088910 U JP 1990088910U JP 8891090 U JP8891090 U JP 8891090U JP H074927 Y2 JPH074927 Y2 JP H074927Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- platen
- feeding
- passage
- stacker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、適宜の印字ヘッドを備えたプリンタ、タイ
プライタ、ワードプロセッサなどの印字装置のプラテン
に用紙を自動的に給送する印字装置用自動給紙装置に関
する。
プライタ、ワードプロセッサなどの印字装置のプラテン
に用紙を自動的に給送する印字装置用自動給紙装置に関
する。
[従来の技術] 一般に、この種の装置は、給紙スタッカ上に積層された
用紙を1枚ずつ分離してプラテン上に給送し、この用紙
に印字ヘッドで印字した後、排出ローラにより排出して
排紙スタッカに収容している。
用紙を1枚ずつ分離してプラテン上に給送し、この用紙
に印字ヘッドで印字した後、排出ローラにより排出して
排紙スタッカに収容している。
従来かかる装置にあっては、給紙スタッカ上の積層用紙
を給紙ローラで1枚ずつ分離し、さらにこの給紙ローラ
によって用紙を給紙スタッカからプラテンに至る給送通
路に沿って給送し、いったんプラテンに用紙を突き当て
てスキュー修正を行っている。
を給紙ローラで1枚ずつ分離し、さらにこの給紙ローラ
によって用紙を給紙スタッカからプラテンに至る給送通
路に沿って給送し、いったんプラテンに用紙を突き当て
てスキュー修正を行っている。
またその後、プラテンを排紙方向つまり用紙保持方向に
回転させて用紙を保持させ、この状態で給紙ローラを給
紙スタッカ上の用紙に圧接させたまま給紙ローラの駆動
を切り、さらにプラテンを印字方向に回転させた後、プ
ラテンを所定量逆転させて印字位置の設定を行ってい
る。
回転させて用紙を保持させ、この状態で給紙ローラを給
紙スタッカ上の用紙に圧接させたまま給紙ローラの駆動
を切り、さらにプラテンを印字方向に回転させた後、プ
ラテンを所定量逆転させて印字位置の設定を行ってい
る。
そして、再びプラテンを印字方向に行送りしながら印字
させた後、用紙をプラテンから排紙スタッカに至る排紙
通路に沿って移送し、一対の圧接した排出ローラで排紙
スタッカに収容している。
させた後、用紙をプラテンから排紙スタッカに至る排紙
通路に沿って移送し、一対の圧接した排出ローラで排紙
スタッカに収容している。
ところで、最近、図形・グラフ処理・文字の縦書きなど
の印字、あるいはいったん印字した箇所の修正など複雑
な印字処理が多くなってきている。
の印字、あるいはいったん印字した箇所の修正など複雑
な印字処理が多くなってきている。
このため印字方法によっては、用紙を行送りしながら用
紙を給紙スタッカから印字方向あるいは印字方向から逆
方向にバックフィードし、これらの動作を繰り返しなが
ら印字する場合がある。
紙を給紙スタッカから印字方向あるいは印字方向から逆
方向にバックフィードし、これらの動作を繰り返しなが
ら印字する場合がある。
つまり、用紙はプラテンの回転によって給紙スタッカか
ら印字方向あるいはその逆方向に自由に用紙の移動方向
全域にわたって搬送することが必要となる。
ら印字方向あるいはその逆方向に自由に用紙の移動方向
全域にわたって搬送することが必要となる。
[考案が解決しようとする課題] しかし、従来の自動給紙装置では、給紙スタッカ上の用
紙と給紙ローラとが圧接しているために、プラテンの逆
転によって用紙をバックフィードさせることのできる範
囲は、用紙の印字位置設定のために用紙が撓むことがで
きるわずかな範囲であり、用紙を自由にバックフィード
させることはできない。
紙と給紙ローラとが圧接しているために、プラテンの逆
転によって用紙をバックフィードさせることのできる範
囲は、用紙の印字位置設定のために用紙が撓むことがで
きるわずかな範囲であり、用紙を自由にバックフィード
させることはできない。
また、用紙が排出ローラに挟持された後はプラテンを逆
転させて、用紙をバックフィードさせることは不可能で
あり、図形・グラフ処理・文字の縦書きなどの印字、あ
るいはいったん印字した箇所の修正など複雑な印字処理
を行う場合には、自動給紙装置を使用せずに、オペレー
タが用紙を1枚ずつプラテンに挿入して印字しなければ
ならず、非常に煩わしい作業を行っていた。
転させて、用紙をバックフィードさせることは不可能で
あり、図形・グラフ処理・文字の縦書きなどの印字、あ
るいはいったん印字した箇所の修正など複雑な印字処理
を行う場合には、自動給紙装置を使用せずに、オペレー
タが用紙を1枚ずつプラテンに挿入して印字しなければ
ならず、非常に煩わしい作業を行っていた。
[考案の目的] この考案の目的は、プラテンに保持された用紙をバック
フィードする際、用紙を給送通路とは異なる別通路に導
くとの着目により、いったんプラテンに繰り出された用
紙がプラテンに保持された後、繰り出し方向への回転
(正転)および逆方向への回転(逆転)により、いずれ
の方向にも所望送りすることが可能で、しかも装置自体
がいたって小型かつ安価である印字装置用自動給紙装置
を提供することにある。
フィードする際、用紙を給送通路とは異なる別通路に導
くとの着目により、いったんプラテンに繰り出された用
紙がプラテンに保持された後、繰り出し方向への回転
(正転)および逆方向への回転(逆転)により、いずれ
の方向にも所望送りすることが可能で、しかも装置自体
がいたって小型かつ安価である印字装置用自動給紙装置
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するためこの考案では、給送通路を閉塞
するとともにバックフィード通路を開放する第1の位置
と給送通路を開放して給紙スタッカから繰り出された用
紙をプラテンに到達可能とする第2の位置とをシフトす
る通路切換え手段と、この通路切換え手段をシフトさせ
る駆動手段とを備えている。
するとともにバックフィード通路を開放する第1の位置
と給送通路を開放して給紙スタッカから繰り出された用
紙をプラテンに到達可能とする第2の位置とをシフトす
る通路切換え手段と、この通路切換え手段をシフトさせ
る駆動手段とを備えている。
[考案の一実施例] 以下に、この考案の一実施例について図面を参照して説
明する。
明する。
<構成> まず構成について説明する。
印字装置は、印字ヘッド2と、これに対向してモータな
どの駆動手段により回転するプラテン3と、このプラテ
ン3に付設するピンチローラ15、16と、さらにプラテン
の近傍に設けられ用紙を検出して印字装置を制御する用
紙挿入センサ14および用紙排出センサ17とを備えてい
る。
どの駆動手段により回転するプラテン3と、このプラテ
ン3に付設するピンチローラ15、16と、さらにプラテン
の近傍に設けられ用紙を検出して印字装置を制御する用
紙挿入センサ14および用紙排出センサ17とを備えてい
る。
このように構成された印字装置には、自動給紙装置1が
プラテン3の用紙挿入口および排出口に位置するように
取り付けられている。
プラテン3の用紙挿入口および排出口に位置するように
取り付けられている。
この自動給紙装置1には、分離爪4′を有し用紙Pを積
載する給紙スタッカ4と、用紙Pに圧接して用紙Pを繰
り出す給紙ローラ12と、給紙スタッカ4からの用紙Pを
プラテン3に案内して給送通路7を形成する給紙案内板
13とが設けてある。
載する給紙スタッカ4と、用紙Pに圧接して用紙Pを繰
り出す給紙ローラ12と、給紙スタッカ4からの用紙Pを
プラテン3に案内して給送通路7を形成する給紙案内板
13とが設けてある。
さらに、印字された用紙をプラテン3から排紙スタッカ
6に導く排紙通路23を形成する排紙案内板19と、この排
紙案内板19に沿って移送されてきた用紙を排紙スタッカ
6に放出する排出手段5例えば排紙ローラ11とこの排紙
ローラ11に圧接された排紙ローラ10が配設してある。
6に導く排紙通路23を形成する排紙案内板19と、この排
紙案内板19に沿って移送されてきた用紙を排紙スタッカ
6に放出する排出手段5例えば排紙ローラ11とこの排紙
ローラ11に圧接された排紙ローラ10が配設してある。
排紙ローラ10または排紙ローラ11は、プラテン3から図
示しない歯車、ベルトなどの伝動手段によって駆動伝達
可能としてある。
示しない歯車、ベルトなどの伝動手段によって駆動伝達
可能としてある。
また、図示のものは、透明なプラスチック板で形成した
前面カバー18が軸24を中心に開閉するように取り付けら
れている。排紙案内板19には自動給紙装置1を使用しな
いで、例えば特殊サイズの用紙に印字する場合に、プラ
テン3に用紙を手差し可能に手差しスリット19′が形成
してあり、前面カバー18を回動させ、排紙案内板19を露
出させて手差しスリット19′に用紙を挿入しすることに
よって、1枚のみの印字も可能な構成となっている。
前面カバー18が軸24を中心に開閉するように取り付けら
れている。排紙案内板19には自動給紙装置1を使用しな
いで、例えば特殊サイズの用紙に印字する場合に、プラ
テン3に用紙を手差し可能に手差しスリット19′が形成
してあり、前面カバー18を回動させ、排紙案内板19を露
出させて手差しスリット19′に用紙を挿入しすることに
よって、1枚のみの印字も可能な構成となっている。
そして、給紙スタッカ4からの用紙をプラテン3に案内
する給送通路7との分岐点を形成する位置すなわち図示
給紙案内板13上方に、通路切換え手段9をその先端9bを
給紙案内板13に接触・離間するように回動自在に軸支さ
れている。この通路切換え手段9を回動制御する制御手
段としてソレノイド33が設けられている。
する給送通路7との分岐点を形成する位置すなわち図示
給紙案内板13上方に、通路切換え手段9をその先端9bを
給紙案内板13に接触・離間するように回動自在に軸支さ
れている。この通路切換え手段9を回動制御する制御手
段としてソレノイド33が設けられている。
さらにこの通路切換え手段9から図示右側に用紙保持ト
レイ26が延設してあり、用紙が通路切換え手段9と用紙
保持トレイ26上を移動可能なようにバックフィード通路
8を構成している。
レイ26が延設してあり、用紙が通路切換え手段9と用紙
保持トレイ26上を移動可能なようにバックフィード通路
8を構成している。
前記の通路切換え手段9は、ソレノイド33により給送通
路7を閉塞するとともにバックフィード通路8を開放す
る第1の位置(図示実線位置)と、給送通路7を開放し
て給紙スタッカ4から繰り出された用紙プラテン3に到
達可能とする第2の位置(図示仮想線位置)とをシフト
されるようになっている。
路7を閉塞するとともにバックフィード通路8を開放す
る第1の位置(図示実線位置)と、給送通路7を開放し
て給紙スタッカ4から繰り出された用紙プラテン3に到
達可能とする第2の位置(図示仮想線位置)とをシフト
されるようになっている。
<動作> このような構成において、この装置は次のように動作す
る。
る。
ソレノイド33によって通路切換え手段9を給送通路7を
開放する第2の位置(図示仮想線位置)に保持した状態
において、印字開始信号が入力されると、図示しない駆
動手段により給紙ローラ12が回転し、給紙スタッカ4上
の用紙が分離爪4′によって1枚に分離され、給紙案内
板13によって形成される給送通路7を経てプラテン3と
ピンチローラ15との挟持位置に突き当てられる。
開放する第2の位置(図示仮想線位置)に保持した状態
において、印字開始信号が入力されると、図示しない駆
動手段により給紙ローラ12が回転し、給紙スタッカ4上
の用紙が分離爪4′によって1枚に分離され、給紙案内
板13によって形成される給送通路7を経てプラテン3と
ピンチローラ15との挟持位置に突き当てられる。
このとき、用紙挿入センサ14が用紙を検知してから所定
時間、つまりスキューが修正される時間だけ給紙ローラ
12を回転して、その後給紙ローラ12の駆動を切る。
時間、つまりスキューが修正される時間だけ給紙ローラ
12を回転して、その後給紙ローラ12の駆動を切る。
その後、プラテン3とピンチローラ15によって用紙は挟
持され、今度はプラテン3の印字方向(図示時計方向)
の回転によって用紙が移送される。この場合、給紙ロー
ラ12には図示しない一方向クラッチを介在させてあるの
で、用紙は何等拘束されることはない。
持され、今度はプラテン3の印字方向(図示時計方向)
の回転によって用紙が移送される。この場合、給紙ロー
ラ12には図示しない一方向クラッチを介在させてあるの
で、用紙は何等拘束されることはない。
次に、用紙排出センサ17によって用紙を検知してから設
定された時間だけプラテン3は印字方向(図示時計方
向)に回転を続け、設定時間終了後、今度は逆方向(反
時計方向)に逆転して印字開始行の設定を行う。
定された時間だけプラテン3は印字方向(図示時計方
向)に回転を続け、設定時間終了後、今度は逆方向(反
時計方向)に逆転して印字開始行の設定を行う。
ところで、プラテン3を逆転させる前または直後に、ソ
レノイド33により通路切換え手段9は給送通路7を閉塞
するとともにバックフィード通路8を開放する第1の位
置(図示実線位置)にシフトされる。用紙排出センサ17
が用紙を検知してからプラテン3が逆転を開始するまで
の時間は、用紙の後端が通路切換え手段9の先端9bを通
過後に設定してあり、プラテン3が逆転を開始すると、
用紙の後端は通路切換え手段9によってバックフィード
通路8に案内される。
レノイド33により通路切換え手段9は給送通路7を閉塞
するとともにバックフィード通路8を開放する第1の位
置(図示実線位置)にシフトされる。用紙排出センサ17
が用紙を検知してからプラテン3が逆転を開始するまで
の時間は、用紙の後端が通路切換え手段9の先端9bを通
過後に設定してあり、プラテン3が逆転を開始すると、
用紙の後端は通路切換え手段9によってバックフィード
通路8に案内される。
印字開始行の設定後、印字はプラテン3の印字方向への
回転に従って行うが、ある程度用紙に印字した後、再び
印字開始行位置までプラテン3を逆転して用紙をバック
フィードさせると、用紙はバックフィード通路8の通路
切換え手段9と用紙保持トレイ26によって支持されつつ
図示右方向に移送され、反対にプラテン3を印字方向に
回転すると、用紙は通路切換え手段9と用紙保持トレイ
26上を図示左方向に移送される。
回転に従って行うが、ある程度用紙に印字した後、再び
印字開始行位置までプラテン3を逆転して用紙をバック
フィードさせると、用紙はバックフィード通路8の通路
切換え手段9と用紙保持トレイ26によって支持されつつ
図示右方向に移送され、反対にプラテン3を印字方向に
回転すると、用紙は通路切換え手段9と用紙保持トレイ
26上を図示左方向に移送される。
この場合の用紙の移動範囲は、プラテン3が用紙を保持
している範囲である必要があり、これはセンサ14、17に
よって制御されている。
している範囲である必要があり、これはセンサ14、17に
よって制御されている。
以上の動作を繰り返した後、印字が終了すると、一対の
排紙ローラ10、11で排紙スタッカ6に向けて放出され
る。
排紙ローラ10、11で排紙スタッカ6に向けて放出され
る。
<実施例の効果> 以上説明した実施例によれば、次の効果が得られる。
用紙をプラテン3に保持させた後、プラテン3を印字方
向とは逆に回転して用紙をバックフィードさせる際に用
紙を給送通路7とは異なるバックフィード通路8に導く
ようにしたので、プラテン3の印字方向の回転またはそ
の逆方向の回転に従って用紙をその全域にわたって自由
に移送できる。
向とは逆に回転して用紙をバックフィードさせる際に用
紙を給送通路7とは異なるバックフィード通路8に導く
ようにしたので、プラテン3の印字方向の回転またはそ
の逆方向の回転に従って用紙をその全域にわたって自由
に移送できる。
ソレノイド33により通路切換え手段9を駆動して、給送
通路7とバックフィード通路8とを互いに切り換えるの
で、繰り出した用紙は確実に給送通路7に沿って給送さ
れるとともに、逆送された用紙は確実にバックフィード
通路8に沿ってバックフィードされる。
通路7とバックフィード通路8とを互いに切り換えるの
で、繰り出した用紙は確実に給送通路7に沿って給送さ
れるとともに、逆送された用紙は確実にバックフィード
通路8に沿ってバックフィードされる。
[考案の効果] この考案の印字装置用給紙装置によれば、用紙を載置す
る給紙スタッカと、印字済みの用紙を収容する排紙スタ
ッカとを具備するとともに、前記給紙スタッカから、正
逆転を繰り返しながら印字可能の印字装置のプラテンに
用紙を給紙する印字装置用自動給紙装置において、前記
給紙スタッカから繰り出された用紙を前記プラテンに導
く給送通路と、印字された用紙を前記排紙スタッカへ導
くとともに、前記プラテンの正逆転に応じて用紙の前部
の出入を可能ならしめる排紙通路とを、排紙案内板を介
して隣接して設けるとともに、前記給送通路内に、前記
排紙案内板との間にバックフィードされる前記用紙の後
部を受け入れるバックフィード通路を形成する用紙保持
トレイを設け、該用紙保持トレイの先端部に、前記給送
通路を適時に開閉して、前記プラテンの正逆転に伴い、
用紙の後部を前記バックフィード通路に出入可能ならし
める通路切換え手段を配設して構成したから、印字装置
のプラテンの正逆転に応じて、用紙を無理なく正逆方向
に自由に移動させることができ、しかもこのことを簡素
で最小限の構成部材によって実現することができた。さ
らに、印字完了した用紙を極限位置まで後退させる必要
がなく、そのまま排紙動作に移行させることができ、印
字処理スピードの向上に寄与するところ大である。
る給紙スタッカと、印字済みの用紙を収容する排紙スタ
ッカとを具備するとともに、前記給紙スタッカから、正
逆転を繰り返しながら印字可能の印字装置のプラテンに
用紙を給紙する印字装置用自動給紙装置において、前記
給紙スタッカから繰り出された用紙を前記プラテンに導
く給送通路と、印字された用紙を前記排紙スタッカへ導
くとともに、前記プラテンの正逆転に応じて用紙の前部
の出入を可能ならしめる排紙通路とを、排紙案内板を介
して隣接して設けるとともに、前記給送通路内に、前記
排紙案内板との間にバックフィードされる前記用紙の後
部を受け入れるバックフィード通路を形成する用紙保持
トレイを設け、該用紙保持トレイの先端部に、前記給送
通路を適時に開閉して、前記プラテンの正逆転に伴い、
用紙の後部を前記バックフィード通路に出入可能ならし
める通路切換え手段を配設して構成したから、印字装置
のプラテンの正逆転に応じて、用紙を無理なく正逆方向
に自由に移動させることができ、しかもこのことを簡素
で最小限の構成部材によって実現することができた。さ
らに、印字完了した用紙を極限位置まで後退させる必要
がなく、そのまま排紙動作に移行させることができ、印
字処理スピードの向上に寄与するところ大である。
図はこの考案の一実施例を示す全体説明図である。 2:印字ヘッド、3:プラテン 4:給紙スタッカ、5:排出手段 6:排紙スタッカ、7:給送通路 8:バックフィード通路、9:通路切換え手段 10:排紙ローラ、11:排紙ローラ 33:ソレノイド
Claims (1)
- 【請求項1】用紙を載置する給紙スタッカと、印字済み
の用紙を収容する排紙スタッカとを具備するとともに、
前記給紙スタッカから、正逆転を繰り返しながら印字可
能の印字装置のプラテンに用紙を給紙する印字装置用自
動給紙装置において、 前記給紙スタッカから繰り出された用紙を前記プラテン
に導く給送通路と、印字された用紙を前記排紙スタッカ
へ導くとともに、前記プラテンの正逆転に応じて用紙の
前部の出入を可能ならしめる排紙通路とを、排紙案内板
を介して隣接して設けるとともに、 前記給送通路内に、前記排紙案内板との間にバックフィ
ードされる前記用紙の後部を受け入れるバックフィード
通路を形成する用紙保持トレイを設け、該用紙保持トレ
イの先端部に、前記給送通路を適時に開閉して、前記プ
ラテンの正逆転に伴い、用紙の後部を前記バックフィー
ド通路に出入可能ならしめる通路切換え手段を配設した
ことを特徴とする印字装置用給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990088910U JPH074927Y2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 印字装置用自動給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990088910U JPH074927Y2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 印字装置用自動給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0345148U JPH0345148U (ja) | 1991-04-25 |
JPH074927Y2 true JPH074927Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31638501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990088910U Expired - Lifetime JPH074927Y2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 印字装置用自動給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074927Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59220387A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-11 | Toshiba Corp | 搬送装置 |
JPS609778A (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-18 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
-
1990
- 1990-08-24 JP JP1990088910U patent/JPH074927Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0345148U (ja) | 1991-04-25 |
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