JPH06255835A - 自動原稿送り装置 - Google Patents
自動原稿送り装置Info
- Publication number
- JPH06255835A JPH06255835A JP4675793A JP4675793A JPH06255835A JP H06255835 A JPH06255835 A JP H06255835A JP 4675793 A JP4675793 A JP 4675793A JP 4675793 A JP4675793 A JP 4675793A JP H06255835 A JPH06255835 A JP H06255835A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- document
- unit
- conveying
- automatic document
- document feeder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動原稿送り装置の原稿給送部から送り出し
た原稿を、原稿台ガラス上の画像読取位置に急速に搬送
停止させて原稿交換時間を短縮するとともに、原稿停止
位置を精度高く定位させる。 【構成】 給紙部の通過センサS3による原稿後端通過
検知信号発生により、カウンタ手段72による所定パルス
数m1計数後に、DCモータMに逆転ブレーキを所定カ
ウント数m2計数後、直ちに搬送部30の搬送クラッチM
C3をオフし、さらに一定パルス数P計数後、電磁ブレ
ーキMBをオンさせて搬送駆動ローラ軸に接続する搬送
クラッチ軸65を停止させるようにした自動原稿送り装置
た原稿を、原稿台ガラス上の画像読取位置に急速に搬送
停止させて原稿交換時間を短縮するとともに、原稿停止
位置を精度高く定位させる。 【構成】 給紙部の通過センサS3による原稿後端通過
検知信号発生により、カウンタ手段72による所定パルス
数m1計数後に、DCモータMに逆転ブレーキを所定カ
ウント数m2計数後、直ちに搬送部30の搬送クラッチM
C3をオフし、さらに一定パルス数P計数後、電磁ブレ
ーキMBをオンさせて搬送駆動ローラ軸に接続する搬送
クラッチ軸65を停止させるようにした自動原稿送り装置
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真複写機等の
記録装置や、画像読取装置等に付設される自動原稿送り
装置の改良に関し、特に、原稿載置部上に積載された原
稿を送り出し手段により送り出し、分離手段により一枚
の原稿を分離して給送しさらにレジストローラ対により
分離された一枚の原稿の姿勢を整えて待機させたのち画
像読取部に給送する給送部の改良に関するものである。
記録装置や、画像読取装置等に付設される自動原稿送り
装置の改良に関し、特に、原稿載置部上に積載された原
稿を送り出し手段により送り出し、分離手段により一枚
の原稿を分離して給送しさらにレジストローラ対により
分離された一枚の原稿の姿勢を整えて待機させたのち画
像読取部に給送する給送部の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機や記録画像読取装置等の
記録装置に対して、画像記録された原稿を能率的にか
つ、無人状態でも給送できる装置としては、自動化され
た原稿送り装置(ADF)が既に提供されている。
記録装置に対して、画像記録された原稿を能率的にか
つ、無人状態でも給送できる装置としては、自動化され
た原稿送り装置(ADF)が既に提供されている。
【0003】また、表裏面に記録画像を有する原稿(両
面原稿)の各画像を記録体の一面または両面に複写でき
る複写機や該画像を読取り記録できる画像読取装置とし
て、前記ADFに原稿の表裏反転の機能に備えた自動原
稿送り装置(R−ADF装置)が実用化されている。
面原稿)の各画像を記録体の一面または両面に複写でき
る複写機や該画像を読取り記録できる画像読取装置とし
て、前記ADFに原稿の表裏反転の機能に備えた自動原
稿送り装置(R−ADF装置)が実用化されている。
【0004】このような自動原稿送り装置(R−AD
F)による原稿台ガラス(プラテンガラス)上での原稿
搬送は、搬送駆動ローラと搬送従動ローラ間に巻回され
て正逆回動可能な搬送ベルトにより行なわれている。
F)による原稿台ガラス(プラテンガラス)上での原稿
搬送は、搬送駆動ローラと搬送従動ローラ間に巻回され
て正逆回動可能な搬送ベルトにより行なわれている。
【0005】上記搬送ベルトによる搬送される原稿を原
稿台ガラス上の所定位置に定位させる搬送停止手段とし
ては、原稿台ガラス上のストッパに突き当てる方式と、
原稿端通過をセンサで検知してタイマまたはカウンタで
計時して制御する方式とがある。
稿台ガラス上の所定位置に定位させる搬送停止手段とし
ては、原稿台ガラス上のストッパに突き当てる方式と、
原稿端通過をセンサで検知してタイマまたはカウンタで
計時して制御する方式とがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記原稿送り装置の搬
送ベルトによる原稿停止方法として、原稿台ガラス面の
一端に固設したストッパ板に、原稿端を突き当てる方法
が従来一般に採用されているが、原稿停止までに時間を
要し、かつ原稿停止位置精度が不安定であったり、原稿
端を損傷させるという問題がある。
送ベルトによる原稿停止方法として、原稿台ガラス面の
一端に固設したストッパ板に、原稿端を突き当てる方法
が従来一般に採用されているが、原稿停止までに時間を
要し、かつ原稿停止位置精度が不安定であったり、原稿
端を損傷させるという問題がある。
【0007】このような問題を改善するため、原稿自動
搬送時にストッパ板に突き当てないで停止制御する方法
があるが、原稿停止位置のばらつきが大きくなるという
未解決の問題がある。
搬送時にストッパ板に突き当てないで停止制御する方法
があるが、原稿停止位置のばらつきが大きくなるという
未解決の問題がある。
【0008】この発明は、このような従来の問題点に鑑
みてなされたものであって、搬送ベルトを駆動する搬送
駆動軸の停止制御を正確に行なうことにより、原稿台ガ
ラス上の所定の原稿読取位置に精度よく定位させる自動
原稿送り装置を提供することを目的とするものである。
みてなされたものであって、搬送ベルトを駆動する搬送
駆動軸の停止制御を正確に行なうことにより、原稿台ガ
ラス上の所定の原稿読取位置に精度よく定位させる自動
原稿送り装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するこの
発明の自動原稿送り装置は、原稿載置部上に積載された
原稿を送り出し手段により送り出し、分離手段により一
枚の原稿を分離して給送し、画像読取部に給送する給送
部と、前記画像読取部に給送された原稿を搬送させ所定
の画像読取位置に停止させたのち画像読取後の原稿を搬
出する搬送部と、該画像読取部から搬出された原稿を排
紙トレイ部に排出する排紙部と、少なくとも前記給送部
および搬送部を駆動するDCモータから成る駆動手段を
制御する制御手段とから成る自動原稿送り装置におい
て、前記給送部に設けられ原稿後端通過を検知する通過
センサと、前記搬送部の搬送ベルトを回動させる駆動伝
達路中に設けた電磁クラッチおよび電磁ブレーキと、前
記搬送ベルトを回転する軸又はこれと同期している軸に
設けたカウンタ手段と、から構成したことを特徴とする
ものである。
発明の自動原稿送り装置は、原稿載置部上に積載された
原稿を送り出し手段により送り出し、分離手段により一
枚の原稿を分離して給送し、画像読取部に給送する給送
部と、前記画像読取部に給送された原稿を搬送させ所定
の画像読取位置に停止させたのち画像読取後の原稿を搬
出する搬送部と、該画像読取部から搬出された原稿を排
紙トレイ部に排出する排紙部と、少なくとも前記給送部
および搬送部を駆動するDCモータから成る駆動手段を
制御する制御手段とから成る自動原稿送り装置におい
て、前記給送部に設けられ原稿後端通過を検知する通過
センサと、前記搬送部の搬送ベルトを回動させる駆動伝
達路中に設けた電磁クラッチおよび電磁ブレーキと、前
記搬送ベルトを回転する軸又はこれと同期している軸に
設けたカウンタ手段と、から構成したことを特徴とする
ものである。
【0010】
【実施例】以下、この発明の自動原稿送り装置の実施例
を添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明による
自動原稿送り装置の全体構成図、図2は該自動原稿送り
装置の給送部の断面図である。なお、図示の装置は原稿
自動反転機能付の自動原稿送り装置(R−ADF)であ
る。これらの図によって自動原稿送り装置の構造と動作
について説明する。
を添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明による
自動原稿送り装置の全体構成図、図2は該自動原稿送り
装置の給送部の断面図である。なお、図示の装置は原稿
自動反転機能付の自動原稿送り装置(R−ADF)であ
る。これらの図によって自動原稿送り装置の構造と動作
について説明する。
【0011】この発明の自動原稿送り装置(R−AD
F)は、図1に示すように複写機本体1の上に設置され
ており、複数枚の原稿を積載する原稿載置部10,該原稿
載置部10の原稿搬送トレイ11上に載置した原稿束から1
枚の原稿を画像読取部である原稿台ガラス(プラテンガ
ラス)2上に送り出す給送部20と、該給送部20から給送
された原稿を原稿台上の原稿台ガラス2の所定位置(画
像露光走査位置)へと搬送する搬送部30と、画像露光終
了後に該搬送部30から送り出された原稿を排出口から機
外に排出、または原稿の表裏を反転して再び該原稿を再
びプラテンガラス2上に返送する排紙反転部40、および
排紙トレイ部50とから構成されている。
F)は、図1に示すように複写機本体1の上に設置され
ており、複数枚の原稿を積載する原稿載置部10,該原稿
載置部10の原稿搬送トレイ11上に載置した原稿束から1
枚の原稿を画像読取部である原稿台ガラス(プラテンガ
ラス)2上に送り出す給送部20と、該給送部20から給送
された原稿を原稿台上の原稿台ガラス2の所定位置(画
像露光走査位置)へと搬送する搬送部30と、画像露光終
了後に該搬送部30から送り出された原稿を排出口から機
外に排出、または原稿の表裏を反転して再び該原稿を再
びプラテンガラス2上に返送する排紙反転部40、および
排紙トレイ部50とから構成されている。
【0012】まず、図1の全体構成図によって本発明の
自動原稿送り装置の構造と動作ついて説明する。
自動原稿送り装置の構造と動作ついて説明する。
【0013】複写機本体1の側方に張り出して設置され
ている原稿トレイ11に、複数枚の原稿Dが手差しセット
され、原稿幅規制部材12により幅方向が位置決めされ
る。この原稿Dの先端は、自動原稿送り装置本体100内
の給送部20の入口付近の可動ガイド板21の上方を通過し
てストッパ部材22に当接して停止する。この原稿停止状
態では、原稿先端が揺動自在なアクチュエータ27を跳ね
上げて、原稿セット検知センサS1からオン信号を発信
しADFモードが設定される。
ている原稿トレイ11に、複数枚の原稿Dが手差しセット
され、原稿幅規制部材12により幅方向が位置決めされ
る。この原稿Dの先端は、自動原稿送り装置本体100内
の給送部20の入口付近の可動ガイド板21の上方を通過し
てストッパ部材22に当接して停止する。この原稿停止状
態では、原稿先端が揺動自在なアクチュエータ27を跳ね
上げて、原稿セット検知センサS1からオン信号を発信
しADFモードが設定される。
【0014】複写機本体側のコピーボタンを押すことに
より、給紙ソレノイドSD1が作動し、可動ガイド板21
が跳ね上がり、原稿Dをさばきベルト23および送り出し
ローラ24に圧接する。次いでモータMの駆動により、さ
ばきベルト23は駆動源に接続する送り出しローラ24によ
り回転をはじめて、リバースローラ25との協働により最
上部の一枚の原稿Dだけが送り出される。一枚に分離さ
れて給送される原稿Dの先端が、レジストローラ対(中
間搬送ローラ対)26のニップ位置近傍のローラ周面に突
き当たり、原稿姿勢が整えられてここで一旦停止して待
機する。
より、給紙ソレノイドSD1が作動し、可動ガイド板21
が跳ね上がり、原稿Dをさばきベルト23および送り出し
ローラ24に圧接する。次いでモータMの駆動により、さ
ばきベルト23は駆動源に接続する送り出しローラ24によ
り回転をはじめて、リバースローラ25との協働により最
上部の一枚の原稿Dだけが送り出される。一枚に分離さ
れて給送される原稿Dの先端が、レジストローラ対(中
間搬送ローラ対)26のニップ位置近傍のローラ周面に突
き当たり、原稿姿勢が整えられてここで一旦停止して待
機する。
【0015】一方、レジストローラ対26の給送上流側に
設けたレジストセンサS2が原稿先端通過を検知してエ
ンコーダカウントによる所定計数後にレジストクラッチ
がオンになりレジストローラ対26が回転開始して原稿を
再給送する。原稿先端がレジストローラ対26のニップ位
置出口に達したとき、原稿サイズ検知用の通過センサS
3の検知信号によって、給紙クラッチがオフとなり、さ
ばきベルト23の駆動力伝達が断たれ以降フリー回転とな
り、先行の一枚の原稿Dのみが中間搬送ローラ対26によ
って搬送される。
設けたレジストセンサS2が原稿先端通過を検知してエ
ンコーダカウントによる所定計数後にレジストクラッチ
がオンになりレジストローラ対26が回転開始して原稿を
再給送する。原稿先端がレジストローラ対26のニップ位
置出口に達したとき、原稿サイズ検知用の通過センサS
3の検知信号によって、給紙クラッチがオフとなり、さ
ばきベルト23の駆動力伝達が断たれ以降フリー回転とな
り、先行の一枚の原稿Dのみが中間搬送ローラ対26によ
って搬送される。
【0016】上記レジストローラ対26によって搬送され
た原稿Dは、自動原稿送り装置を使用しないとき、原稿
Dの後端位置決めをするストッパ板4の上方を通過し
て、複写機本体1の上面に設置した原稿台ガラス2と、
搬送部30の搬送ベルト33の摩擦力によって搬送される。
た原稿Dは、自動原稿送り装置を使用しないとき、原稿
Dの後端位置決めをするストッパ板4の上方を通過し
て、複写機本体1の上面に設置した原稿台ガラス2と、
搬送部30の搬送ベルト33の摩擦力によって搬送される。
【0017】上記搬送ベルト33は、ハウジングの両側壁
部に固定した軸受板に回転自在の搬送駆動ローラ31と搬
送従動ローラ32との間に張設され、モータMにより正逆
回転可能となっている。搬送ベルト33の下側走行面は押
圧ローラ34A,34B,34Cによって原稿台ガラス2面に
押しつける。35は搬送ベルト33に圧接して従動回転して
ベルト張力を一定に保持するテンションローラである。
部に固定した軸受板に回転自在の搬送駆動ローラ31と搬
送従動ローラ32との間に張設され、モータMにより正逆
回転可能となっている。搬送ベルト33の下側走行面は押
圧ローラ34A,34B,34Cによって原稿台ガラス2面に
押しつける。35は搬送ベルト33に圧接して従動回転して
ベルト張力を一定に保持するテンションローラである。
【0018】いま、原稿Dの後端が通過センサS3を通
過することにより原稿Dのサイズが自動検知されると、
レジストローラ対26の駆動軸上のエンコーダによるパル
スカウントによって制御されて、原稿Dを所定の画像読
取位置に停止させる。このあと、複写機本体1内の光学
スキャンにより複写が行われる。画像読取走査後に、搬
送ベルト33が正転駆動して原稿Dを排紙反転部40に送り
込む。
過することにより原稿Dのサイズが自動検知されると、
レジストローラ対26の駆動軸上のエンコーダによるパル
スカウントによって制御されて、原稿Dを所定の画像読
取位置に停止させる。このあと、複写機本体1内の光学
スキャンにより複写が行われる。画像読取走査後に、搬
送ベルト33が正転駆動して原稿Dを排紙反転部40に送り
込む。
【0019】排紙反転部40に搬入された原稿Dは、ガイ
ド板43を通って、排紙反転ローラ41、ピンチローラ42
A,42Bにニップされて搬送され、排紙反転切換手段4
4、排紙規制部材(可動押圧板)45、排紙ローラ46を通
って機外の排紙トレイ部50に排出される。
ド板43を通って、排紙反転ローラ41、ピンチローラ42
A,42Bにニップされて搬送され、排紙反転切換手段4
4、排紙規制部材(可動押圧板)45、排紙ローラ46を通
って機外の排紙トレイ部50に排出される。
【0020】また、ピンチローラの近傍にある原稿排出
検知センサ(排紙センサ)S4により、搬送された原稿
Dの後端を検知し、この後端を挟持するに必要な時間
後、排紙ソレノイドSD2を作動して、可動押圧部材46
を変位させ、原稿Dの後端付近を低速回転する排紙ロー
ラ47と可動押圧部材46により挟持し、それまで高速で排
出中の原稿Dを減速して排紙トレイ部50の排紙スタック
面51上に排出される。
検知センサ(排紙センサ)S4により、搬送された原稿
Dの後端を検知し、この後端を挟持するに必要な時間
後、排紙ソレノイドSD2を作動して、可動押圧部材46
を変位させ、原稿Dの後端付近を低速回転する排紙ロー
ラ47と可動押圧部材46により挟持し、それまで高速で排
出中の原稿Dを減速して排紙トレイ部50の排紙スタック
面51上に排出される。
【0021】次に、図3について自動原稿送り装置の駆
動系を説明する。図3は駆動系(動力伝達系)を搬送ベ
ルト33の原稿押圧面側から見た全体構成図である。
動系を説明する。図3は駆動系(動力伝達系)を搬送ベ
ルト33の原稿押圧面側から見た全体構成図である。
【0022】自動原稿送り装置本体のほぼ中央には、駆
動源のモータMがあり、その図示左方に給送部20、中央
に搬送部30、右方に排出部40の駆動系が配置されてい
る。モータMを駆動源として歯車G0,中間軸61の歯車
G1を経て、該中間軸61上のプーリP1,P2を回転さ
せる。プーリP1を巻回するベルトB1はプーリP3を
有する中間搬送ローラ軸62に駆動力を伝達する。一方、
中間軸61上のプーリP2を巻回するベルトB2は反転ロ
ーラ軸63に駆動力を伝達する。
動源のモータMがあり、その図示左方に給送部20、中央
に搬送部30、右方に排出部40の駆動系が配置されてい
る。モータMを駆動源として歯車G0,中間軸61の歯車
G1を経て、該中間軸61上のプーリP1,P2を回転さ
せる。プーリP1を巻回するベルトB1はプーリP3を
有する中間搬送ローラ軸62に駆動力を伝達する。一方、
中間軸61上のプーリP2を巻回するベルトB2は反転ロ
ーラ軸63に駆動力を伝達する。
【0023】前記中間搬送ローラ軸62には、駆動力をオ
ン・オフさせるレジストクラッチMC2、中間搬送プー
リP3、エンコーダ64Aが設けてある。該中間搬送ロー
ラ軸62の軸上のプーリP4は、ベルトB3を介してクラ
ッチプーリ部P6を有する搬送クラッチ軸65に駆動力を
伝達する。また、前記プーリP3,P4と同軸上のプー
リP5はベルトB4を介してプーリP7を有する給紙駆
動軸66に駆動力を伝達する。該給紙駆動軸66には給紙M
C1が設けられてあり、駆動伝達をオン・オフさせる。
ン・オフさせるレジストクラッチMC2、中間搬送プー
リP3、エンコーダ64Aが設けてある。該中間搬送ロー
ラ軸62の軸上のプーリP4は、ベルトB3を介してクラ
ッチプーリ部P6を有する搬送クラッチ軸65に駆動力を
伝達する。また、前記プーリP3,P4と同軸上のプー
リP5はベルトB4を介してプーリP7を有する給紙駆
動軸66に駆動力を伝達する。該給紙駆動軸66には給紙M
C1が設けられてあり、駆動伝達をオン・オフさせる。
【0024】搬送クラッチ軸65には、搬送クラッチ軸65
の回転をオン・オフさせる搬送クラッチMC3、電磁ブ
レーキMB、エンコーダ64B、プーリP8が設けてあ
り、該プーリP8はベルトB5を介してプーリP9を有
する搬送駆動ローラ軸67に駆動力を伝達する。該搬送駆
動軸67には、搬送駆動ローラ31が一体に形成されてい
る。該搬送駆動ローラ31と搬送従動ローラ32の間には搬
送ベルト33が巻回されて回動可能になっている。なお、
68A,68Bは装置本体に固設されたフレームである。ま
た、上記各ベルトは歯付ベルト(タイミングベルト)、
各プーリは歯付プーリ(タイミングプーリ)を使用し
た。
の回転をオン・オフさせる搬送クラッチMC3、電磁ブ
レーキMB、エンコーダ64B、プーリP8が設けてあ
り、該プーリP8はベルトB5を介してプーリP9を有
する搬送駆動ローラ軸67に駆動力を伝達する。該搬送駆
動軸67には、搬送駆動ローラ31が一体に形成されてい
る。該搬送駆動ローラ31と搬送従動ローラ32の間には搬
送ベルト33が巻回されて回動可能になっている。なお、
68A,68Bは装置本体に固設されたフレームである。ま
た、上記各ベルトは歯付ベルト(タイミングベルト)、
各プーリは歯付プーリ(タイミングプーリ)を使用し
た。
【0025】次に、この発明による自動原稿送り装置の
搬送部30の搬送駆動軸の制御について、図4,図5,図
6に基いて説明する。図4は片面原稿コピーモード(A
DFモード)におけるタイムチャート、図5は搬送駆動
軸制御のタイムチャート、図6は搬送部のハードカウン
タのブロック図である。
搬送部30の搬送駆動軸の制御について、図4,図5,図
6に基いて説明する。図4は片面原稿コピーモード(A
DFモード)におけるタイムチャート、図5は搬送駆動
軸制御のタイムチャート、図6は搬送部のハードカウン
タのブロック図である。
【0026】前記さばきベルト23とリバースローラ25が
圧接する分離手段のニップ位置から送り出された1枚の
原稿は、レジストローラ対26のニップ位置付近のローラ
周面に当接して、一定時間搬送方向へ付勢力を付与しつ
つスリップさせてループを形成し原稿の斜行を防止す
る。
圧接する分離手段のニップ位置から送り出された1枚の
原稿は、レジストローラ対26のニップ位置付近のローラ
周面に当接して、一定時間搬送方向へ付勢力を付与しつ
つスリップさせてループを形成し原稿の斜行を防止す
る。
【0027】その後、中間搬送ローラ軸62に設けたレジ
ストクラッチMC2のオン、および搬送クラッチ軸65に
設けた搬送クラッチMC3のオンによりレジストローラ
対26が回転して原稿Dが再び送り出されて、原稿先端が
通過センサS3を通過時に、レジストクラッチMC2
と、給紙クラッチMC1をオフにする。そして通過セン
サS3で原稿後端通過を検知した信号を発してから、所
定カウント数(m1パルス)をエンコーダ64Bで計数し
たら、DCモータMに逆電圧印加ブレーキをかける。こ
の逆電圧印加ブレーキを一定カウント数(m2パルス)
かけたのち、直ちに搬送クラッチMC3をオフする。こ
の時点からさらに一定カウント数(Pパルス)経過後、
搬送クラッチ軸65に設けた電磁ブレーキMBをオンにす
る。なお、上記Pパルスは約数ミリ秒ないし10ミリ秒、
これらのカウント制御m1,m2,Pは制御手段70の制
御基板71に設けたハードカウンタ72によって制御され、
各カウント数は原稿後端が所定の原稿読取位置BLにく
るように設定されている。
ストクラッチMC2のオン、および搬送クラッチ軸65に
設けた搬送クラッチMC3のオンによりレジストローラ
対26が回転して原稿Dが再び送り出されて、原稿先端が
通過センサS3を通過時に、レジストクラッチMC2
と、給紙クラッチMC1をオフにする。そして通過セン
サS3で原稿後端通過を検知した信号を発してから、所
定カウント数(m1パルス)をエンコーダ64Bで計数し
たら、DCモータMに逆電圧印加ブレーキをかける。こ
の逆電圧印加ブレーキを一定カウント数(m2パルス)
かけたのち、直ちに搬送クラッチMC3をオフする。こ
の時点からさらに一定カウント数(Pパルス)経過後、
搬送クラッチ軸65に設けた電磁ブレーキMBをオンにす
る。なお、上記Pパルスは約数ミリ秒ないし10ミリ秒、
これらのカウント制御m1,m2,Pは制御手段70の制
御基板71に設けたハードカウンタ72によって制御され、
各カウント数は原稿後端が所定の原稿読取位置BLにく
るように設定されている。
【0028】図7は、原稿停止制御の各種モードの比較
速度特性図である。
速度特性図である。
【0029】図において曲線Aはクラッチオフのみによ
る従来の原稿停止速度特性を示し、上方に凸の緩やかな
カーブを描き、原稿停止までの時間が長くなり、かつそ
の停止位置もばらつく。曲線Bはクラッチオフと電磁ブ
レーキ併用式の原稿停止速度特性を示し、原稿はK1点
通過後、急激に停止するが、原稿停止までの時間は大き
い。曲線Cはモータ逆転ブレーキのみの特性曲線で、や
はり原稿停止までの時間がかかる。曲線Dは本発明によ
る特性曲線であり、最初モータ逆転ブレーキにより、K
2点まで急激に下降し、その後、搬送クラッチMC3の
オフにより惰性回転するが、次に電磁ブレーキMBの作
動により急激に停止する。これによって無理なく短時間
に搬送クラッチ軸65を停止させることができる。
る従来の原稿停止速度特性を示し、上方に凸の緩やかな
カーブを描き、原稿停止までの時間が長くなり、かつそ
の停止位置もばらつく。曲線Bはクラッチオフと電磁ブ
レーキ併用式の原稿停止速度特性を示し、原稿はK1点
通過後、急激に停止するが、原稿停止までの時間は大き
い。曲線Cはモータ逆転ブレーキのみの特性曲線で、や
はり原稿停止までの時間がかかる。曲線Dは本発明によ
る特性曲線であり、最初モータ逆転ブレーキにより、K
2点まで急激に下降し、その後、搬送クラッチMC3の
オフにより惰性回転するが、次に電磁ブレーキMBの作
動により急激に停止する。これによって無理なく短時間
に搬送クラッチ軸65を停止させることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の自動原
稿送り装置によれば、本発明の原稿停止制御手段は、ハ
ードカウンタによる所定パルスカウント数(m1,m
2,Pパルス数)を設定して行なうものであり、DCモ
ータ逆転ブレーキと、搬送クラッチおよび電磁ブレーキ
MBを順次作動させることにより、駆動源からの駆動伝
達系の慣性が遮断される。これによって原稿を急速に停
止させて原稿読取を開始させることができるから、原稿
交換時間が短縮されて、コピー生産性が向上する。さら
に、原稿停止位置を精度高く定位することが可能となっ
た。
稿送り装置によれば、本発明の原稿停止制御手段は、ハ
ードカウンタによる所定パルスカウント数(m1,m
2,Pパルス数)を設定して行なうものであり、DCモ
ータ逆転ブレーキと、搬送クラッチおよび電磁ブレーキ
MBを順次作動させることにより、駆動源からの駆動伝
達系の慣性が遮断される。これによって原稿を急速に停
止させて原稿読取を開始させることができるから、原稿
交換時間が短縮されて、コピー生産性が向上する。さら
に、原稿停止位置を精度高く定位することが可能となっ
た。
【0031】なお、これまで原稿搬送方向後端側を基準
位置に停止させる実施例について説明したが、先端基準
でも同様に本発明は適用可能である。
位置に停止させる実施例について説明したが、先端基準
でも同様に本発明は適用可能である。
【図1】この発明の自動原稿送り装置の全体構成図。
【図2】上記自動原稿送り装置の給送部の断面図。
【図3】上記自動原稿送り装置の駆動系を示す全体構成
図。
図。
【図4】片面原稿コピーのADFモードのタイムチャー
ト。
ト。
【図5】搬送部の搬送駆動軸制御のタイムチャート。
【図6】搬送部のハードカウンタのブロック図。
【図7】原稿停止制御の特性図。
1 複写機本体 2 原稿台ガラス(プラテンガラス) 10 原稿載置部 20 給送部 21 可動ガイド板 22 ストッパ部材 23 さばきベルト 24 送り出しローラ 25 リバースローラ 26 レジストローラ対(中間搬送ローラ対) 30 搬送部 31 搬送駆動ローラ 33 搬送ベルト 62 中間搬送ローラ軸 65 搬送クラッチ軸 67 搬送駆動ローラ軸 70 制御手段 71 制御基板 72 ハードカウンタ M モータ MB 電磁ブレーキ MC2 レジストクラッチ MC3 搬送クラッチ S2 レジストセンサ S3 通過センサ
Claims (2)
- 【請求項1】 原稿載置部上に積載された原稿を送り出
し手段により送り出し、分離手段により一枚の原稿を分
離して給送し、画像読取部に給送する給送部と、前記画
像読取部に給送された原稿を搬送させ所定の画像読取位
置に停止させたのち画像読取後の原稿を搬出する搬送部
と、該画像読取部から搬出された原稿を排紙トレイ部に
排出する排紙部と、少なくとも前記給送部および搬送部
を駆動するDCモータから成る駆動手段を制御する制御
手段とから成る自動原稿送り装置において、前記給送部
に設けられ原稿後端通過を検知する通過センサと、前記
搬送部の搬送ベルトを回動させる駆動伝達路中に設けた
電磁クラッチおよび電磁ブレーキと、前記搬送ベルトを
回転する軸又はこれと同期している軸に設けたカウンタ
手段と、から構成したことを特徴とする自動原稿送り装
置。 - 【請求項2】 前記通過センサによる原稿端通過検知信
号発生により、前記カウンタ手段による所定パルス数
(m1)印加後に、前記DCモータに逆方向電圧印加ブ
レーキを所定パルス数(m2)印加後、直ちに前記搬送
部の電磁クラッチをオフし、さらに一定パルス数(p)
印加後、前記電磁ブレーキをオンさせるようにしたこと
を特徴とする請求項1に記載の自動原稿送り装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4675793A JPH06255835A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 自動原稿送り装置 |
US08/206,539 US5532809A (en) | 1993-03-08 | 1994-03-04 | Copying machine having automatic document feeding device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4675793A JPH06255835A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 自動原稿送り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06255835A true JPH06255835A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12756205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4675793A Pending JPH06255835A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 自動原稿送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06255835A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020093880A (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | キヤノン株式会社 | 給紙装置及び画像形成装置 |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP4675793A patent/JPH06255835A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020093880A (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | キヤノン株式会社 | 給紙装置及び画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05286606A (ja) | 原稿自動送り装置を備えた複写機 | |
JP2000289865A (ja) | 給紙装置、シート材処理装置、及び画像読取装置 | |
JPH0379536A (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
JPH05188690A (ja) | 原稿自動給送装置 | |
JPH06255835A (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP2687016B2 (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
JP2526034B2 (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JPH058886A (ja) | 原稿搬送装置 | |
JP3259063B2 (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP2829334B2 (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP2896685B2 (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
JP2560353B2 (ja) | 複写機等の用紙積載装置 | |
JPH03106752A (ja) | 原稿自動給送装置 | |
JP2670629B2 (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
JPH06263332A (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JPH03100563A (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
JP2681698B2 (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
JP2784675B2 (ja) | 原稿自動送り装置 | |
JP2816411B2 (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP3371262B2 (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JPH02310230A (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP3369081B2 (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JPH06255844A (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JPH0627765A (ja) | 原稿位置規制部材を有する複写装置 | |
JPH03249041A (ja) | 自動原稿搬送装置 |