JPH0749145Y2 - ダストカバーの取付構造 - Google Patents

ダストカバーの取付構造

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JPH0749145Y2
JPH0749145Y2 JP1990032169U JP3216990U JPH0749145Y2 JP H0749145 Y2 JPH0749145 Y2 JP H0749145Y2 JP 1990032169 U JP1990032169 U JP 1990032169U JP 3216990 U JP3216990 U JP 3216990U JP H0749145 Y2 JPH0749145 Y2 JP H0749145Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
dust cover
stopper
annular flange
holder
annular
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990032169U
Other languages
English (en)
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JPH03123162U (ja
Inventor
裕之 寺田
雅仁 服部
直樹 山口
浩 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本考案は、筒状に形成されたダストカバーの取付構造に
関する。
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
筒状の形成されたダストカバーの端部を筒体の外周に取
付ける場合、一般的には、ダストカバーの端部を筒体の
外周に嵌合して、これら両者を外周からクランプで締め
付け固定するようになっている。(例えば、実開昭55-1
8614号公報参照)しかして、クランプによる締め付け固
定はその作業が煩雑で多くの時間を要するばかりか、手
の入りにくい狭い場所では作業が困難である。 また、例えば、操舵輪(後輪操舵車両の後輪を含む)を
懸架する懸架装置に設置されるショックアブソーバのア
ウタシェルから延出するピストンロッドの外周を被覆保
護するようにダストカバーを取付ける場合、ダストカバ
ーの一端部を操舵によって転舵されない部材に固定し他
端部を転舵される部材に固定すると、操舵の都度、ダス
トカバーの一端部と他端部との間に捩れが生じてダスト
カバーが変形し、ダストカバーが他部品、例えばショッ
クアブソーバを取り巻いているコイルばねと干渉する恐
れがあり、ダストカバーの繰り返しの変形によってダス
トカバーが破損する恐れもある。 本考案は、上記した問題に対処すべくなされたものであ
り、手の入りにくい狭い場所でもワンタッチで取付可能
で、かつダストカバーの一端部と他端部との間に生じ得
る捩れを抑制し得るダストカバーの取付構造を提供する
ことを目的としている。
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本考案においては、筒
状に形成されたダストカバーの端部を筒体の外周に取付
けるようにしたダストカバーの取付構造において、前記
筒体の外周に径方向外方に所定量延出する環状フランジ
を備える環状のストッパを固着するとともに、前記ダス
トカバーの端部に径方向外方に拡大して先端にて前記ス
トッパの環状フランジの一側面に当接する係止部を一体
的に設け、この係止部と前記環状フランジを、前記係止
部に外周から回転可能に係合する係合部と前記環状フラ
ンジの他側面に弾撥的に係合するフックとこのフックか
ら開口端に向けて拡大形成されたテーパ面を有してばね
性を有する材料で拡径可能に形成された環状のホルダに
よって結合するようにした。
【作用】
本考案においては、ダストカバーの係止部に予めホルダ
をその係合部が係合するように組付けた状態にて、ホル
ダのテーパ面をストッパの環状フランジの外周に合わせ
てホルダを環状フランジの一側から他側に向けて押動す
れば、ホルダがそのテーパ面とストッパの環状フランジ
の係合により径方向外方に一時的に押し広げられた後に
復帰して、ホルダのフックがストッパの環状フランジの
他側面に弾撥的に係合し、同時にダストカバーの係止部
の先端がストッパの環状フランジの一側面に当接し、ホ
ルダによってダストカバーとストッパが結合されてダス
トカバーの取付が完了する。
【考案の効果】
本考案においては、上述したようにダストカバーに予め
組付けたホルダを持ちストッパの環状フランジに合わせ
て押動することにより、ダストカバーをストッパにホル
ダを用いてワンタッチにて取付けることができ、またホ
ルダと環状フランジを円周方向にて位置合わせをする必
要がないため、手の入りにくい狭い場所でもダストカバ
ーを容易に取付けることができ、ダストカバーの取付性
を大幅に向上させることができる。また、ダストカバー
の係止部とホルダの係合部とは回転可能に係合している
ため、組付時は勿論のこと組付後においても、ダストカ
バーの一端部と他端部との間に生じ得る捩れはダストカ
バーの係止部が回転することにより解消され、ダストカ
バーの捩れによる変形を抑えて耐久性を向上させること
ができる。
【実施例】
以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 第2図は四輪操舵システムを有する車両に搭載されるリ
ア側ショックアブソーバを示していて、このショックア
ブソーバにおいてはアウタシェル11から上方に延出する
ピストンロッド12の外周がダストカバー20によって被覆
保護され、ほこり等がアウタシェル11内に侵入するのを
遮断されている。 ダストカバー20は、中央に伸縮可能な蛇腹部を有して樹
脂(例えば、オレフィン系エラストマ)にて筒状に形成
されていて、上端にてアッパシート13に一体的に設けた
筒部13aの外周に周知のクランプ14を用いて取付けら
れ、また下端にてアウタシェル11の外周に固着した環状
のストッパ21に本考案による取付構造にて取付けられて
いる。なお、アッパシート13はアッパサポート15ととも
にピストンロッド12の先端部にナット16により共締め固
定されている。 しかして、本考案による取付構造においては、第1図に
て拡大して示したように、ダストカバー20の下端部に形
成した環状の係止部20aとストッパ21に形成した環状フ
ランジ21aが環状のホルダ22によって結合されている。 ダストカバー20の係止部20aは、下端に向けて径方向外
方に拡大する形状に形成されていて、先端20a1にてスト
ッパ21の環状フランジ21aの上側面に当接している。一
方、ストッパ21の環状フランジ21aは、アウタシェル11
の外周に嵌合し溶着された筒部21bの上端に一体的に形
成されていて、径方向外方に所定量延出している。 ホルダ22は、ばね性を有する樹脂(例えば、ジュラコ
ン)にて環状に形成されて一部に合口(拡径を容易にす
る図示省略の切口)を有しており、上部にはダストカバ
ー20の係止部20aに外周から回転可能に係合する環状の
係合部22aが形成され、中央内側にはストッパ21の環状
フランジ21aの下端面に弾撥的に係合する環状のフック2
2bが形成され、下部内周すなわちフック22bから下端開
口に至る部位には下方に向けて拡大形成されたテーパ面
22cが形成されている。なお、テーパ面22cの下端径はス
トッパ21の環状フランジ21aの外径より僅かに大径とな
っている。 上記のように構成した本実施例においては、ダストカバ
ー20の係止部20aに予めホルダ22をその係合部22aが係合
するように組付けた状態にて、ホルダ22のテーパ面22c
をストッパ21の環状フランジ21aの外周に合わせてホル
ダ22を環状フランジ21aの一側から他側に向けて押動す
れば、ホルダ22がそのテーパ面22aとストッパ21の環状
フランジ21aの係合により径方向外方に一時的に押し広
げられた後に復帰して、ホルダ22のフック22bがストッ
パ21の環状フランジ21aの他側面に弾撥的に係合し、同
時にダストカバー20の係止部20aの先端20a1がストッパ2
1の環状フランジ21aの一側面に当接し、ホルダ22によっ
てダストカバー20とストッパ21が結合されてダストカバ
ー20の取付が完了する。 このように、本実施例においては、ダストカバー20に予
め組付けたホルダ22を持ちストッパ21の環状フランジ21
aに合わせて押動することにより、ダストカバー20をス
トッパ21にホルダ22を用いてワンタッチにて取付けるこ
とができ、またホルダ22と環状フランジ21aを円周方向
にて位置合わせをする必要がないため、手の入りにくい
狭い場所でもダストカバー20を容易に取付けることがで
き、ダストカバー20の取付性を大幅に向上させることが
できる。また、ダストカバー20の係止部20aとホルダ22
の係合部22aとは回転可能に係合しているため、組付時
は勿論のこと組付後においても、ダストカバー20の一端
部と他端部との間に生じ得る捩れはダストカバー20の係
止部20aが回転することにより解消され、ダストカバー2
0の捩れによる変形を抑えて耐久性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるダストカバーの取付構造の一例を
示す要部拡大断面図、第2図はダストカバーの取付状態
の一例を示す図である。 符号の説明 11……アウタシェル(筒体)、20……ダストカバー、20
a……係止部、20a1……先端、21……ストッパ、21a……
環状フランジ、22……ホルダ、22a……係合部、22b……
フック、22c……テーパ面。
フロントページの続き (72)考案者 山口 直樹 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)考案者 近藤 浩 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−161625(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状に形成されたダストカバーの端部を筒
    体の外周に取付けるようにしたダストカバーの取付構造
    において、前記筒体の外周に径方向外方に所定量延出す
    る環状フランジを備える環状のストッパを固着するとと
    もに、前記ダストカバーの端部に径方向外方に拡大して
    先端にて前記ストッパの環状フランジの一側面に当接す
    る係止部を一体的に設け、この係止部と前記環状フラン
    ジを、前記係止部に外周から回転可能に係合する係合部
    と前記環状フランジの他端面に弾撥的に係合するフック
    とこのフックから開口端に向けて拡大形成されたテーパ
    面を有してばね性を有する材料で拡径可能に形成された
    環状のホルダによって結合するようにしたことを特徴と
    するダストカバーの取付構造。
JP1990032169U 1990-03-28 1990-03-28 ダストカバーの取付構造 Expired - Lifetime JPH0749145Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990032169U JPH0749145Y2 (ja) 1990-03-28 1990-03-28 ダストカバーの取付構造

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03123162U JPH03123162U (ja) 1991-12-16
JPH0749145Y2 true JPH0749145Y2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=31535085

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JP1990032169U Expired - Lifetime JPH0749145Y2 (ja) 1990-03-28 1990-03-28 ダストカバーの取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60161625U (ja) * 1984-04-05 1985-10-26 マツダ株式会社 シフトレバ−ブ−ツの取付構造

Also Published As

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JPH03123162U (ja) 1991-12-16

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