JPH0748840B2 - 半導体画像メモリ - Google Patents

半導体画像メモリ

Info

Publication number
JPH0748840B2
JPH0748840B2 JP63162967A JP16296788A JPH0748840B2 JP H0748840 B2 JPH0748840 B2 JP H0748840B2 JP 63162967 A JP63162967 A JP 63162967A JP 16296788 A JP16296788 A JP 16296788A JP H0748840 B2 JPH0748840 B2 JP H0748840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
read
data register
write
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63162967A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0213196A (ja
Inventor
孝司 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP63162967A priority Critical patent/JPH0748840B2/ja
Publication of JPH0213196A publication Critical patent/JPH0213196A/ja
Publication of JPH0748840B2 publication Critical patent/JPH0748840B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Dram (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半導体画像メモリに関する。より詳細には、テ
レビジョン信号の1フィールドまたは1フレームに対応
したデータ遅延が得られ、かつそのデータ遅延量がテレ
ビジョン信号の1走査線単位および少なくとも1つの走
査線に対応した部分のビット長が、ビット単位で可変可
能な半導体画像メモリに関する。
従来の技術 従来、テレビジョン信号を扱う装置、例えば代表的には
カラーテレビジョンなどでは、テレビジョン信号を装置
内でアナログ処理し、ブラウン管から画像として再生し
ていた。ところがアナログ信号で画像を処理する場合、
画像信号を一時記憶し、加工を加えたり、時間軸の方向
に遅延させ、フィールドあるいはフレーム間で画像を比
較して画質改善処理を行ったりするのは非常に困難であ
った。従って、アナログ画像信号をデジタル信号に変換
し、半導体メモリにそのデータを蓄えることによってデ
ータの加工やデータの遅延によるフィールドあるいはフ
レーム間のデータ処理が行われるようになってきた。
例えば日本や米国における放送方式、すなわちNTSC方式
においては、1フィールドを262.5本の水平走査線によ
り構成し、飛び越し走査により2フィールドでもって1
フレーム(525本の走査線)の画面、すなわち空間的に
完成した1枚の絵を構成する方式を採っている。そして
そのフレームを30回/秒の速度で流すことにより、連続
した画面を構成している。
よって画像メモリによるデータ遅延を利用して画像処理
を行う場合には、フィールドあるいはフレームサイズに
対応したデータ遅延が得られる画像メモリが必要となっ
ていた。この場合、アナログ信号をサンプリングしてデ
ジタル化する、例えば色信号副搬送波周波数(fsc≒3.5
8MHz)の4倍の周波数でサンプリングする場合には、1
水平走査線あたり910ビット(アドレス)のサンプリン
グポイントが必要なので、1フィールドあるいは1フレ
ームに相当したデータ遅延を行う場合には、その走査線
数に応じて、フィールドメモリの場合には910×263×n
ビットまたフレームメモリの場合には910×525×nビッ
トのメモリ容量が必要であった。ここでnは1画素=サ
ンプリングポイントあたりの階調数であり、525は1フ
レームあたりの走査線数である。263は1フィールドあ
たりの走査線数であり、実際は262.5本であるが、フィ
ールド同士の走査線の先頭位置を合わせるため263ある
いは262が用いられる。
また1フィールドあるいは1フレームの遅延素子として
使う場合には、このメモリに周辺回路を縦続接続して使
用する。1走査線分の遅延線として使われるラインメモ
リや、1ビット(画素)単位でデータを処理するための
ビット遅延素子を設けてそれら全体を1フィールドある
いは1フレームの遅延回路として使う処理も行われてい
る。
第2図に、従来の半導体画像メモリを利用した回路の一
例を示す。第2図に示す回路は、フレーム間の相関を利
用したノイズリデューサー回路例である。
この回路は、ビデオ信号入力データをK倍(ここでKは
0≦K≦1)し、加算器23に出力する乗算器21と、遅延
回路25を経たビデオ信号を(1−K)倍し、やはり加算
器23に出力する乗算器22と、接点N21、N22間のデータを
比較して、動きがあったかどうかを検出し、動きがあっ
た場合には動き量に応じて、Kの値を変えて乗算器21お
よび22に出力する動作検出器24と、約1フレーム分に相
当した遅延回路25と、で主に構成される。
このノイズリデューサー回路では、ビデオ信号入力デー
タと、遅延回路25で1フレーム分だけ時間をずらしたデ
ータとを動作検出器24で比較して、静止画のように両者
の相関が高い場合には、Kの値を小さくして、前フレー
ムの絵との平均的な値を出力し、ランダムに発生するノ
イズを押さえた絵を出力する。また、動画のように両者
の相関が低い場合には、Kの値を大きくして新しいデー
タの比率を高めてビデオ信号を出力する。
この回路で重要なことは接点N22のデータのディレイ量
が接点N21のデータに対してちょうど1フレーム分だけ
遅延している必要があることで、そのために乗算器21、
23および約1フレーム遅延回路25全てにより、ちょうど
1フレームのデータ遅延が得られるようにしなければな
らない。従って約1フレーム遅延回路25は周辺に接続さ
れる回路に応じてその遅延量を変える操作が必要であっ
た。
発明が解決しようとする課題 従来は、上記のような1フィールドあるいは1フレーム
に対応したデータ遅延を、メモリを用いて行う場合に
は、汎用ダイナミックRAMを用いて行っていた。そのた
め、アドレスの制御や、リフレッシュの制御が必要であ
った。また、データ遅延として使うためには、同時に書
込み、読み出しを行わなければならないこと、さらに周
辺に接続する回路に応じてデータ遅延量を変更しなけれ
ばならないことなど制御が非常に複雑になってしまうと
いう欠点があった。
従って、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決
し、複雑な制御を必要としない半導体画像メモリを提供
することにある。
課題を解決するための手段 本発明に従うと、テレビジョン信号の走査線1本の画素
量に対応した容量のライトデータレジスタおよびリード
データレジスタと、前記テレビジョン信号の1フィール
ドまたは1フレームの画素量に対応した容量のメモリセ
ルと、前記ライトデータレジスタに入力されたデータ
を、該ライトデータレジスタのメモリ容量に相当するブ
ロック単位でまとめてメモリセルへ転送し、書込みを行
う転送手段と、メモリセル内に蓄えられているデータ
を、前記リードデータレジスタのメモリ容量に相当する
ブロック単位でまとめて、該リードデータレジスタへ転
送し、該リードデータレジスタから出力する出力手段
と、を有し、前記リードデータレジスタから出力される
データが、前記ライトデータレジスタに入力されるデー
タより、テレビジョン信号の1フィールドあるいは1フ
レームに相当した画素分遅延するよう、前記データの遅
延量をテレビジョン信号の1走査線単位で変える制御手
段および1フィールドまたは1フレーム内の少なくとも
1つの走査線に対応した部分のデータ遅延量をビット単
位で変える制御手段を有することを特徴とする半導体画
像メモリが提供される。
作用 本発明の半導体画像メモリは、テレビジョン信号の1走
査線の画素数に対応させた容量のライトデータレジスタ
およびリードデータレジスタと、テレビジョン信号の1
フィールドまたは1フレームの画素数に対応させた容量
のメモリセルとを有する。入力されたデータは、ライト
データレジスタに一時蓄積され、ライトデータレジスタ
が満杯になったところでメモリセルへ一括して書き込ま
れる。メモリセルからデータを読み出す場合も、1走査
線の画素数に対応した量のデータを一括してリードデー
タレジスタに転送してから出力する。メモリセルは、テ
レビジョン信号の1フィールドまたは1フレームの画素
数に対応した容量であるから、テレビジョン信号に合わ
せて、データの書込み、読み出しのタイミングを制御す
るだけで、1フィールドまたは1フレームの遅延回路が
実現できる。
また、周辺のラインメモリや、ビット遅延素子の量に応
じたデータ遅延量の変更も、メモリセルのライン数、お
よびメモリセルのいずれか1行のビット数に関しての制
御信号のみで可能である。
実施例 次に本発明について図面を参照して説明する。第1図
は、本発明の半導体画像メモリの一例のブロック構成図
である。
データ入力端子Dinから入力されたデータは、ライトデ
ータレジスタ103および104に一時保管・蓄積される。上
記のデータの書込みアドレスは、カラムデコーダ101お
よび102がライトアドレス発生器112が発生するカラムア
ドレスをデコードしてそれぞれ選択する。
ライトデータレジスタ103は、l個のデータが入る容量
であり、満杯になると、後述のライト制御回路116の発
生する信号によりl個のデータを一括してm行×l列の
構成を有する第1のメモリセルアレイ106のロウデコー
ダ105により選択された行に出力する。同様に、l′個
のデータが入る容量のライトデータレジスタ104は、満
杯になると、制御回路116の発生する信号によりl′個
のデータを一括してm行×l′列の構成を有する第2の
メモリセルアレイ107の、ロウデコーダ105により選択さ
れた行に出力する。
メモリセルアレイ106の各行のデータは、やはりl個の
データが入る容量のリードデータレジスタ108に、メモ
リセルアレイ107の各行のデータは、l′個のデータが
入る容量のリードデータレジスタ109に、それぞれ後述
のリード制御回路117の発生する信号により転送され、
一時保管・蓄積される。
リードデータレジスタ108および109のデータは、データ
出力端子Doutから出力されるが、その際リードデータレ
ジスタ108および109上の読出しアドレスは、リードアド
レス発生器113が発生したカラムアドレスをカラムデコ
ーダ110および111が、デコードすることで選択される。
メモリセルアレイ106および107をダイナミックメモリで
構成した場合には、リフレッシュタイマとアドレス発生
用のカウンタで構成されるリフレッシュアドレス発生器
114が必要となる。
上記のライトアドレス発生器112が発生するライトロウ
アドレス、リードアドレス発生器113が発生するリード
ロウアドレスおよびリフレッシュアドレス発生器114が
発生するリフレッシュアドレスは、マルチプレクサ115
により切り換えられる。
ライトクロック信号WCKとライトアドレス発生器112のラ
イトアドレスを1(初期値)にもどすためのクリア信号
▲▼とを入力とするライト制御回路116は、こ
れらの信号をもとに上記のライトアドレス発生器112に
対して、インクリメント信号とクリア信号とを発生し、
また、ライトデータレジスタ103に蓄積されたデータを
一括してメモリセルアレイ106の各行に、データレジス
タ104に蓄積されたデータを一括してメモリセルアレイ1
07の各行に転送するための制御信号を発生する。
同様に、リードクロック信号RCKとリードアドレス発生
器113のリードアドレスを1(初期値)にもどすための
クリア信号▲▼とを入力とするリード制御回路
117は、これらの信号をもとにリードアドレス発生器113
に対して、インクリメント信号とクリア信号とを発生
し、また、メモリセルアレイ106の各行1行分のデータ
をリードデータレジスタ108に、メモリセアレイ107の各
行1行分のデータをリードデータレジスタ109に転送す
るための制御信号を発生する。
さらに、ライトアドレス発生器112およびリードアドレ
ス発生器113は、外部から入力されたライン数、ライン
長の設定信号の設定値に基づいて制御信号を出力するラ
イン数/ライン長制御回路118によっても制御される。
本発明においては、上記のメモリセルアレイの1行の相
当するl+l′は、テレビジョン信号の1走査線の画素
数かあるいは1走査線の1/2K(K=1、2、・・)の画
素数に相当するアドレス数とする。例えば北米、日本の
放送方式であるNTSC方式において、1ラインのアナログ
信号を色信号副搬送波周波数の4倍の周波数(4fsc)で
サンプリングした場合1走査線の画素数は910となるの
でl+l′=910(l=l′=455)またはl+l′=91
0/2=455(l=228、l′=227)などとすることが考え
られる。
また西ヨーロッパ、中近東、南米などの放送方式である
PAL方式においては、同様に1走査線の画素数は1135と
なるのでl+l′=1135(l=568、l′=567)とする
こと等が考えられる。
次に、上記の如く構成された本実施例の半導体画像メモ
リの動作の説明を行う。
上記の半導体画像メモリに対しては、書込みは、以下の
ように行われる。まず▲▼信号によってライト
アドレス発生器112がクリアされ、ライト用カラムアド
レスおよびロウアドレスが、1番地に設定される。
クリアが、完了すると、WCK信号によりカラムアドレス
がインクリメントし、各アドレスに対応してDin端子か
ら入力されたデータが、ライトデータレジスタ103にス
トアされる。l回書込みが行われると、ライトデータレ
ジスタ103は満杯となり、同様にライトデータレジスタ1
04にデータがストアされる。同時に、ライト制御回路11
6は、ライトデータレジスタ103が満杯になったことを検
知し、ライトデータレジスタ103のデータを一括して第
1のメモリセルアレイ106の最初の行(第1行)に転送
するための制御信号を発生する。
ライトデータレジスタ104にデータがl′回書込まれる
と、ライト制御回路116よりライトデータレジスタ104の
データが一括して第2のメモリセルアレイ107の最初の
行(第1行)に転送される。その際、ライト用のカラム
アドレスは1番地にリセットされ、再びライトデータレ
ジスタ103にDin端子からのデータがライトクロックWCK
に同期して蓄積される。
ライト用のカラムアドレスが1番地にリセットされる際
には、ライト用のロウアドレスが1アドレスだけインク
リメントされ、このとき新しくストアされたライトデー
タレジスタ103、104のデータはそれぞれメモリセルアレ
イ106、107の第2行に転送・蓄積される。
以下、同様にライトデータレジスタ103および104の内容
はメモリセルアレイ106および107の第3行、第4行と順
次インクリメントしたアドレスに転送され、最終行に達
すると再び第1行目からライトデータレジスタのデータ
転送を繰り返すように構成される。
読出しは以下のように行われる。まず▲▼信号
によってリードアドレス発生器113がクリアされ、リー
ド用カラムアドレスおよびロウアドレスが、1番地に設
定されると同時に、クリア期間中に第1のメモリセルア
レイ106および第2のメモリセルアレイ107の第1行目の
データが、一括して、それぞれリードデータレジスタ10
8および109に転送される。
クリアおよびそれに伴うデータの転送動作が完了すると
RCK信号に基づいてカラムアドレスがインクリメント
し、各アドレスに対応してリードデータレジスタ108か
ら読出しが行われる。リードクリア動作に伴う、第2の
メモリセルアレイ107の第1行目からリードデータレジ
スタ109へのデータ転送が終了すると、リード用のロウ
アドレスが1アドレスだけインクリメントされる。従っ
て、クリア後、リードデータレジスタ108からl回の読
出しが終了すると、リードデータレジスタ109から読出
しが開始され、同時にリード制御回路により第1とメモ
リセルアレイ106の第2行のデータが、リードデータレ
ジスタ108に一括して転送される。またリードデータレ
ジスタ109からl′回の読出しが行われると、第2のメ
モリセルアレイ107の第2行のデータが、リードデータ
レジスタ109に転送され、同時にリード用ロウアドレス
が1つインクリメントされる。
以下、同様にリードデータレジスタの読出しが終了する
とメモリセルアレイの第3行、第4行と順次インクリメ
ントしたアドレスからデータの転送が行われ、最終行に
達すると再び第1行目から読出しデータの転送が繰り返
される。
本発明の半導体画像メモリでは、WCKおよびRCKを共通に
接続し、同じクロック信号を入力する。同様に▲
▼、▲▼も共通に接続し、同じクリア信号を
入力する。クリア信号を同時に入力することによりライ
ト、リードアドレスは、共に1番地にクリアされライト
データの書込み、リードデータの読出しが、それぞれラ
イトデータレジスタ、リードデータレジスタの等しいア
ドレスに対して行われる。本発明の半導体画像メモリで
は、ライトデータのメモリセルアレイへの転送はライト
データレジスタが満杯となってから行われる。従って、
ライトアドレス、リードアドレスが同じ場合の読出しデ
ータは、ちょうどこのメモリセルアレイの全アドレスに
対応した画素分だけ遅延したデータとなる。
従って例えばNTSC方式で4fscサンプリングの場合l+
l′を910として、メモリセルアレイの行数mを263(も
しくは262)に設定すれば1フィールドに相当した遅延
線が得られ、mを525とすれば1フレームに相当した遅
延線が得られる。
次に、本発明のメモリにおいて、ライトデータレジスタ
からメモリセルへのデータ転送と、メモリセルからリー
ドデータレジスタへのデータ転送と、リフレッシュと、
が同時に要求された場合について説明する。この場合
は、図示されないがアクセス順序仲裁回路が備わってお
り、3つ同時に要求された場合にも順序よくひとつずつ
行わせることができる。また、ライトデータレジスタお
よびリードデータレジスタの転送要求が発生した場合で
も、Din、Dout端子からのアクセスは他方のレジスタよ
り行われているので書込みあるいは読出しが中断される
ことはない。
一般的にこのデータ転送あるいはリフレッシュ期間はお
よそ300n秒程度で終了する。一方l+l′=910アドレ
スとした場合1つのレジスタのアクセス期間はおよそ32
μ秒程度であるので32μ秒の間にライトデータレジスタ
→メモリセルへのデータ転送、メモリセル→リードデー
タレジスタへのデータ転送、リフレッシュを終了させる
ことは十分可能である。
また、本発明半導体画像メモリには、第1のメモリセル
アレイ+第2のメモリセルアレイのメモリ容量を行単位
および1行に付ビット単位で調整可能とするライン数、
ライン長制御回路118が具備されている。
上記のライン数、ライン長制御回路は、外部から入力さ
れるライン数設定信号の設定値により、ライトおよびリ
ードのロウアドレスの最終行を1アドレス単位で決定
し、最終行に達したら最初の行(第1行)に戻るような
コントロール信号を発生させる構成とする。この構成に
より、メモリ容量をテレビジョン信号の1ライン単位で
変更することを実現する。
またライトアドレスおよびリードアドレスがライン数設
定信号により設定された最終行に達したときのみ、ライ
ン長設定信号が有効になり、その設定値により、カラム
アドレスのリセット番地をカラムアドレスのアドレス単
位で変更できるような構成とする。この構成により、フ
ィールドあるいはフレームの最終行のライン長をビット
単位で変えることを実現する。
以上説明したように本発明により、テレビジョン信号の
1走査期間に対応したライン単位あるいは、少なくとも
1つのラインをビット単位で可変できる機能を有する、
1フィールドあるいは1フレームに対応した画素分の遅
延線として使用できる画像メモリを実現できる。実際に
は、この画像メモリに接続して使用するラインメモリは
1〜2個、ビット単位の遅延回路は10〜15ビット程度な
のでライン単位の可変量は最後の4ライン、ビット単位
の可変量は最終ラインの最後の16ビット程度でも使用上
問題はない。
例えば、本メモリをNTSC方式4fscサンプリングのフレー
ムメモリとするには、ライン数設定信号を2本、ライン
長設定信号を4本とし、l+l′を910アドレスとす
る。この構成により、mは525〜522まで1ライン単位
で、最終ライン長は、910〜895アドレスのいずれかの値
に1アドレス単位で設定することができる。
尚、ビット遅延素子は安価に入手できるので、これを外
付けして調整することにより最終ライン長を2アドレス
単位あるいは4アドレス単位・・・というように可変す
ることも可能である。
発明の効果 以上説明したように本発明により、簡単な制御で1フィ
ールドあるいは1フレームに対応したデータ遅延と、外
部に接続するラインメモリやビット遅延素子量に対応し
たデータ遅延量の調整が行え、周囲回路を含んでちょう
ど1フィールドあるいは1フレームの遅延回路が提供さ
れる。
以上の説明は主にNTSC方式のテレビジョン信号を4fscで
サンプリングした場合について述べたが、サンプリング
レートは3fsc、2fscなど特に制限なく構成することがて
きる。
またPAL方式などテレビジョン方式が異なった場合で
も、それに対応してメモリ容量を変えて設計することも
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の半導体画像メモリの一例のブロック
図であり、 第2図は、1フレームの遅延素子の使用例を示すブロッ
ク図である。 〔主な参照番号〕 101、102……ライト用カラムデコーダ、 103、104……ライトデータレジスタ、 105……ロウデコーダ、 106、107……メモリアルアレイ、 108、109……リードデータレジスタ、 110、111……リード用カラムデコーダ、 112……ライトアドレス発生器、 113……リードアドレス発生器、 114……リフレッシュアドレス発生器、 115……アドレス切換用マルチプレクサ、 116……ライト制御回路、 117……リード制御回路、 118……ライン数・ライン長制御回路、 WCK……ライトクロック、 RCK……リードクロック、 ▲▼……ライトアドレスクリア信号、 ▲▼……リードアドレススリア信号、 21、22……乗算器、23……加算器、 24……動作検出器、 25……約1フレーム遅延回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン信号の走査線1本の画素量に
    対応した容量のライトデータレジスタおよびリードデー
    タレジスタと、前記テレビジョン信号の1フィールドま
    たは1フレームの画素量に対応した容量のメモリセル
    と、前記ライトデータレジスタに入力されたデータを、
    該ライトデータレジスタのメモリ容量に相当するブロッ
    ク単位でまとめてメモリセルへ転送し、書込みを行う転
    送手段と、メモリセル内に蓄えられているデータを、前
    記リードデータレジスタのメモリ容量に相当するブロッ
    ク単位でまとめて、該リードデータレジスタへ転送し、
    該リードデータレジスタから出力する出力手段と、を有
    し、前記リードデータレジスタから出力されるデータ
    が、前記ライトデータレジスタに入力されるデータよ
    り、テレビジョン信号の1フィールドあるいは1フレー
    ムに相当した画素分遅延するよう、前記データの遅延量
    をテレビジョン信号の1走査線単位で変える制御手段お
    よび1フィールドまたは1フレーム内の少なくとも1つ
    の走査線に対応した部分のデータ遅延量をビット単位で
    変える制御手段を有することを特徴とする半導体画像メ
    モリ。
JP63162967A 1988-06-30 1988-06-30 半導体画像メモリ Expired - Lifetime JPH0748840B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63162967A JPH0748840B2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 半導体画像メモリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63162967A JPH0748840B2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 半導体画像メモリ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0213196A JPH0213196A (ja) 1990-01-17
JPH0748840B2 true JPH0748840B2 (ja) 1995-05-24

Family

ID=15764681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63162967A Expired - Lifetime JPH0748840B2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 半導体画像メモリ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0748840B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0213196A (ja) 1990-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0862333B1 (en) Method for storing video data and corresponding television system
US4743970A (en) Picture transformation memory
JP5008826B2 (ja) 高精細度デインタレース/フレーム倍増回路およびその方法
US5128760A (en) Television scan rate converter
JPH06505853A (ja) ズーム及びパン効果のためのデジタル画像補間システム
JP3141772B2 (ja) Mpeg復号化器及びその復号化方法
JP2577926B2 (ja) 画像データの書き込み及び読み出し方法
JPH0748840B2 (ja) 半導体画像メモリ
US20030223016A1 (en) Image processing apparatus and image processing method
JPH05252522A (ja) デジタルビデオカメラ
JP2000284771A (ja) 映像データ処理装置
JP3274479B2 (ja) 画像記憶方法及び画像記憶装置
JPH01237990A (ja) 半導体メモリ
WO2007051674A1 (en) Method for controlling an image sensor
JP2668277B2 (ja) 映像信号変換装置
JP2548018B2 (ja) 倍速変換装置
JPS6250965A (ja) 画像メモリ
JPH036595B2 (ja)
JP3380706B2 (ja) 信号処理装置
JP2823433B2 (ja) デジタル画像のズーム処理用補間回路
JPH0423993B2 (ja)
JPH06350918A (ja) 静止画処理方法
JPH11164265A (ja) 信号変換回路
JPH01296853A (ja) 映像信号の縮小画像生成回路
JPH11341344A (ja) ダイナミックレンジ拡大機能を備えた電子カメラ