JPH05252522A - デジタルビデオカメラ - Google Patents

デジタルビデオカメラ

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JPH05252522A
JPH05252522A JP4317280A JP31728092A JPH05252522A JP H05252522 A JPH05252522 A JP H05252522A JP 4317280 A JP4317280 A JP 4317280A JP 31728092 A JP31728092 A JP 31728092A JP H05252522 A JPH05252522 A JP H05252522A
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JP
Japan
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signal
block
circuit
color difference
line memory
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JP4317280A
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Hidekazu Maeda
英一 前田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動画用に画像圧縮を行う場合、フレームメモ
リを用いずラインメモリのみラスタースキャンからブロ
ックデータ変換と、撮像素子(CCD)からの出力信号を
輝度信号と色差信号に変換処理して実現する。 【構成】 ラスター信号から画像圧縮処理するため画像
信号変換に用いるラインメモリ6(2系統または1系統)
と、カメラプロセス回路,ブロックバッファ,マルチプ
レクサ等を有しブロック単位で輝度信号と色差信号に変
換処理する信号処理回路7と、圧縮回路8と、ラインメ
モリ6からの読み出しを書き込みクロックの2倍(また
は4倍)の周波数(あるいは入力データクロックの2倍の
周波数で読み出し書き込みを制御する)で制御するアド
レスコントローラ10等を備え、撮像素子3からの出力信
号を輝度信号と色差信号に変換するデジタルビデオカメ
ラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像圧縮を行うデジタ
ルビデオカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー画像の圧縮の標準であるジョイン
ト・ホトグラフィックコーディング・エキスパート・グ
ループ(JPEG)やモーション・ピクチュア・イメージ
コーディング・エキスパート・グループ(MPEG)シス
テムにおいて、これらの画像圧縮の標準であるアダプテ
ィブ・ディスクリート・コサイン・トランスフォーム
(ADCT)変換のためには電荷結合素子(CCD)出力を
ラスタースキャンの処理ではなく、8×8のブロック単
位の処理を行わなければならない。従来は、このため通
常はフレームメモリを用いフレームメモリに画像データ
を一時保持し、フレームメモリからの読み出しアドレス
を制御してこのラスタースキャンからブロック単位の変
換を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフレームメモリに画像データを一時保持し、ラスタ
ースキャンからブロック単位の変換を行う方法は、フレ
ームメモリ画が必須であり、このコストが高く低価格の
デジタルビデオカメラには大きな問題点であった。本発
明は上記従来の問題を解決するものであり、フレームメ
モリを用いずに撮像素子からの出力を8×8のブロック
単位の処理を行うデジタルビデオカメラを提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、 (1)動画用に画像圧縮を行う場合、リアルタイムでラス
タースキャンから処理用のブロックデータへの変換が必
要であり、このためラインメモリのみでラスタースキャ
ンからブロックデータ変換と、撮像素子(CCD)からの
出力信号を輝度信号,色差信号へ変換するものである。
【0005】(2)デジタルカメラは、CCD出力を直接
ラスター信号から画像圧縮処理のために必要なブロック
単位の画像信号に変換するためのnライン分のラインメ
モリ2系統と、入力用のレシーバと、前記ラインメモリ
2系統の出力を切り替える切り替えスイッチと、ライン
メモリからの読み出しを書き込みクロックの2倍の周波
数で制御するアドレスコントローラと、CCD出力信号
からn×mのブロック
【0006】
【外5】
【0007】プロセス回路と、ブロック単位でアパーチ
ャー補正を行うアパーチャー補正回路と、ブロック単位
の輝度信号,色差信号を一時保持するブロックバッファ
ーと、前記ブロック単位の輝度信号,色差信号をマルチ
プレックスするマルチプレクサ
【0008】
【外6】
【0009】ブロックの輝度信号と色差信号に変換する
ものである。 (3)または、デジタルカメラは、CCD出力を直接ラス
ター信号から画像圧縮処理のために必要なブロック単位
の画像信号に変換するためのnライン分のラインメモリ
1系統と、該ラインメモリの制御で読み出しのクロック
を書き込みのクロックの4倍の周波数で行うアドレスコ
ントローラと、CCDの出力信号から
【0010】
【外7】
【0011】に変換するカメラプロセス回路と、ブロッ
ク単位でアパーチャー補正を行うアパーチャー補正回路
と、ブロック単位の輝度信号,色差信号を一時保持する
ブロックバッファーと、ブロック単位の輝度信号,色差
信号をマルチプレックスするマ
【0012】
【外8】
【0013】画素のブロックの輝度信号と色差信号に変
換処理するものである。
【0014】(4)または、デジタルカメラにおいて、C
CD出力を直接ラスター信号から画像圧縮処理のために
必要なブロック単位の画像信号に変換するためのnライ
ン分のラインメモリと、このラインメモリの読み出し書
き込みをCCDからの入力データクロックの2倍の周波
数で制御するアドレスコントローラと、CCDからの出
力信号をn×nのブロック単位で処理を行いn×nのブ
ロック単位の輝度信号,色差信号に変換するカメラプロ
セス回路とn×nブロック単位の輝度信号と色差信号を
一時保持するブロックバッファーと、ブロック単位の輝
度信号,色差信号をマルチプレックスするマルチプレク
サと、ブロック単位の出力回路と、水平・垂直のアパー
チャー補正を行うアパーチャー補正回路とを備え、撮像
画像を実時間でn×n画素のブロックの輝度信号と色差
信号に変換処理して画像を記録し、再生時にアパーチャ
ー補正を行うものである。
【0015】
【作用】したがって本発明によれば、 (イ)フレームメモリを用いず実時間処理により画像処
理を行うので高速連写が可能であり、またリアルタイム
で処理ができるので動画像の圧縮も可能となる。 (ロ)デジタルカメラにおいて、ラインメモリを2系統
持たせた場合はアドレス発生回路が大幅に簡略化され
る。また上記(3)に示したラインメモリ1系統持たせた
場合は、ラインメモリの節約と切り替えスイッチの不要
に伴う部品点数の削減ができる。
【0016】(ハ)上記(4)に示した場合は、ラインメモ
リの容量が少ないのでラインメモリが節約でき、また書
き込みと読み出しのクロックがデータクロックの単純に
2倍の比なのでアドレス発生回路の構成が大幅に簡素化
でき、クロックも高い周波数を必要としない。さらに、
再生回路にアパーチャー補正回路を持たせたことにより
記録回路が大幅に簡素化でき、再生時のアパーチャー補
正であればブロック単位でアパーチャー補正を行わず、
ライン単位でアパーチャー補正をすることができるので
簡略化できる。
【0017】
【実施例】図1は本発明におけるデジタルビデオカメラ
の基本ブロック構成を示すものである。図1において、
1はデジタルビデオカメラ、2はレンズ、3は入射光を
光電変換する撮像素子(CCD)、4は相関二重サンプリ
ング回路(CDS)、5はA/Dコンバータ、6はライン
メモリ、7は輝度信号,色差信号に変換する信号処理回
路、8は圧縮回路、9はタイミングジェネレータ、10は
タイミングで制御されたアドレスコントローラ、11は各
部を制御する制御回路(CPU)、12はメモリカードであ
る。
【0018】次に図1の動作について説明する。記録時
レンズ2を通ってきた入射光は撮像素子(CCD)3で光
電変換されて電気信号になり、CDS回路4でCCDの
リセットノイズが除去されA/Dコンバータ5でデジタ
ル信号に変換され、タイミングジェネレータ9のタイミ
ングによりアドレスコントローラ10で制御され、ライン
メモリ6でCCD3出力のラスター信号からn×nのブ
ロックに変換される。ブロック単位の信号は信号処理回
路7によりブロック単位の輝度信号(Y),色差信号(R
−Y,B−Y)に変換する。ブロック単位の輝度信号,
色差信号は圧縮回路8により画像圧縮され、圧縮画像デ
ータはメモリカード12に記録される。これら一連のシー
ケンスはCPU11により制御される。
【0019】図2は図1に示す信号処理回路7の一例の
詳細なブロック構成を示したものである。図2におい
て、13はカメラプロセス回路であって、マトリックス回
路(1)17とガンマ補正回路18とマトリックス回路(2)19と
で構成される。14はアパーチャー補正回路、15はブロッ
クバッファー、16は出力回路の切り替えスイッチであ
る。アドレスコントローラ10により制御されたnライン
分のラインメモリ6によりラスタースキャンからブロッ
ク単位のデータに変換された出力信号はカメラプロセス
回路13に送られる。ここでブロック単位でマトリックス
回路(1)17で輝度信号および色差信号に変換されて、ガ
ンマ補正回路18によりブラウン管用のガンマに合うよう
に補正される。さらにマトリックス回路(2)19により輝
度信号(Y),色差信号(R−Y,B−Y)に変換される。
輝度信号はアパーチャー補正回路14により周波数特性を
補正して輝度信号は2ブロック分、色差信号はそれぞれ
1ブロック分ブロックバッファー15に蓄えられる。出力
回路の切り替えスイッチ16により輝度信号,色差信号は
ブロック単位でインターリーブされてYブロック,Yブ
ロック,R−Y(V)ブロック,B−Y(u)ブロックの順
に圧縮回路に送られる。
【0020】図3は本発明の第1の実施例におけるビデ
オカメラの要部ブロック図であり、図4は第1の実施例
のタイミングチャートを示すものである。図3におい
て、20はバスレシーバ、21はラインメモリ(1)、22はラ
インメモリ(2)、23は切り替えスイッチであり、A/D
コンバータ(図1)の出力信号はバスレシーバ20により切
り替えられ、まずラインメモリ(1)21に書き込まれる。
ここで8ライン分書き込まれると、その次の2ライン分
はシングルポートのラインメモリ(2)22にも同時に書き
込まれる。次の11ラインからバスレシーバ20が切り替わ
り同じくシングルポートのラインメモリ(2)22に書き込
まれる。次にラインメモリ(1)21に書き込まれたデータ
は書き込みクロックの2倍の周波数で読み出される。2
つのラインメモリ(1),(2)からの読み出されたデータは
図4に示す読み出しのタイミングで切り替えスイッチ23
により切り替えられ信号処理回路7に送られ、圧縮回路
8で圧縮される。このラインメモリの書き込み読み出し
のタイミングは、アドレスコントローラ10により制御さ
れる。なお、それぞれのラインメモリ(1)21,ラインメ
モリ(2)22の読み出しは、交互に6ラインの間に2倍の
クロックで読み出される。
【0021】図5は本発明の第1の実施例におけるアド
レスコントローラ書き込み回路の具体例を示すものであ
る。ラインメモリの構成をrow=10,Column=768と
する。ここで書き込みはラスター信号として行われるの
で書き込みアドレスのrowは水平同期信号(HD)を4
ビットカウンタ30でカウントし、(0〜9)の4ビットの
rowアドレスとして出力する。そしてデコーダ32でr
owアドレスが(10)になるとパルスを出力し4ビットカ
ウンタ30をリセットする。また垂直ブランキング信号
(VBLK)でもリセットされる。Columnアドレスは、
CDDからの入力信号のクロックであるマスタークロッ
クであるCLKの2分周したクロック(2CLK)をクロ
ックとして10ビットカウンタ31でカウントして10ビット
のColumnアドレスを発生させる。デコーダ33でColumn
アドレス768をデコードして10ビットカウンタ31のリセ
ットパルスを発生しカウンタをリセットする。
【0022】図6の本発明の第1の実施例におけるアド
レスコントローラ読み出し回路の具体例を示したもので
ある。ラインメモリの読み出しはCCDのマスタークロ
ックにより6H(6ホリゾンタル)期間中にブロック単位
で行われる。ColumnアドレスはCCDのマスタークロ
ックであるCLKをクロックとして、ラインメモリの読
み出し期間を規定する6HパルスとのAND出力をクロ
ックとして4ビットカウンタ34に入力される。ここでク
ロックをカウントし、ブロック処理のライン単位である
8Hラインのブロックラインの第1ブロックは水平10画
素読み出されるので(10)、以下のブロックは8画素ずつ
読み出されるので(8)のアドレスをデコーダ35でデコー
ドし4ビットカウンタ34をリセットする。この4ビット
にアドレスは加算器36とラッチ回路41により累積加算さ
れ、最終的に10ビットのColumnアドレスとして出力さ
れる。次にrowアドレスはブロック単位のアドレスな
のでColumnアドレス発生の4ビットカウンタ34のデコ
ードされたパルスをクロックとして4ビットカウンタ39
でカウントされ、rowアドレスごとにデコーダ40でパ
ルスを出力し4ビットカウンタ39をリセットする。この
リセットパルスの出力は累積加算器のラッチ回路41のラ
ッチパルスとしても使用される。このデコーダ40のリセ
ットパルスをD−F/F(D−フリップフロップ)でラッ
チし、第1ブロックとそれ以外の切り替えのパルスとし
て出力しColumnアドレスのデコーダ35の出力を切り替
える切り替えスイッチ37を制御し、上記のようにブロッ
クのアクセスを(10)と(8)とを切り替える。このように
することでラインメモリをブロック単位でアクセスでき
る。
【0023】図7は本発明の第1の実施例におけるブロ
ック単位でのアクセスの様子を示したものであるCCD
の出力であるCDSデータは、図5の書き込み回路によ
りラスター順にラインメモリに書き込まれる。読み出し
はブロック単位でかつブロックのアクセスもカメラ信号
処理回路の内部レジスタを使用することができるので、
図7のように最初は10×10のブロックを読み出し、次か
らは10×8のブロックでアクセスする。
【0024】図8は本発明の第1の実施例におけるライ
ンメモリの読み出しと書き込みを切り替える切り替えパ
ルスである6Hパルス発生回路の具体例を示したもので
ある。この切り替えは10Hと6Hの計16Hの周期で行わ
れるのでまず水平同期信号(HD)を16分周回路42で16分
周し、この16分周されたHDパルスをシフトレジスタ43
で10HD遅らせ、図8に示すロジックで10H期間HIG
Hで6H期間Lowのパルスが発生できる。さらにライ
ンメモリ(2)用にシフトレジスタ44で8H期間遅れたパ
ルスを発生させる。
【0025】図9は本発明の第1の実施例における信号
処理回路の一例を示したものである。図9において、45
は4(水平)×10(垂直)のレジスタRAM、46は水平10,
垂直10のシフトレジスタ、47はマトリックス回路、48は
ゲート回路、49〜52はブロックメモリ、53は切り替えス
イッチであって、はじめのブロックラインメモリからの
出力である水平10画素,垂直10画素のブロック単位で読
み出されたCDSデータはシフトレジスタ46に送られる
と同時に、ブロックの画像の左側4×10のCDSデータ
はレジスタRAM45に一時保持される。次のブロックの
読み出しの前にレジスタRAM45から4×10のCDSデ
ータが読み出され、その後にラインメモリからの水平8
画素,垂直10画素はCDSデータがシフトレジスタに入
力される。またこれと同時に前のブロックと同様にブロ
ックの画像の左側4×10のCDSデータはレジスタRA
M45に記録される。
【0026】シフトレジスタ46により水平6画素,垂直
3ラインの計18(6×3)画素のデータが同時にマトリッ
クス回路47へ入力される。このマトリックス回路47を制
御するゲート回路48があり、このゲート回路48にはCD
Sデータの転送クロックと、12×10のCDSデータのブ
ロック単位のブロックパルスとが入力されそのタイミン
グでマトリックス回路47を制御する。このマトリックス
回路47の出力である輝度信号と色差信号はブロックメモ
リ49〜52によりブロック単位に一時記憶され、各ブロッ
クメモリの読み出しを切り替えスイッチ53により切り替
えることで輝度信号と色差信号の出力を輝度信号のブロ
ック2ブロックと、各色差信号の1ブロックずつのクロ
ック単位の図で示したブロックインターリーブのシーケ
ンスで出力する。
【0027】図10は図9の第1の実施例における水平6
画素,垂直3ラインの計18(6×3)画素のデータが同時
に出力されるシフトレジスタのブロックを示したもので
ある。まずレジスタRAM45から読み出された処理され
るブロック画像の右側の4×10のCDSデータと、次の
ラインメモリからの出力である残りの8×10のCDSデ
ータは合わせて12×10のCDSデータが、ブロック単位
で処理されるプロセス回路の入力としてのこのシフトレ
ジスタにより水平6画素,垂直3ラインの計18画素のC
DSデータとしてマトリックス回路47に入力される。こ
こで、シフトレジスタの入力である12×10画素のCDS
データは水平方向に読み出され、水平12データ読んだら
垂直方向に1つ進むようにデータは入力される。図10の
ようにレジスタ(D)を配列することで注目する画素の上
下2ライン,左右3画素のデータ18個が同時に読み出さ
れる。
【0028】図11は図9の実施例におけるマトリックス
回路のブロックを示したものである。図11において、55
はYプロセス回路、56はアパーチャー補正回路、57はγ
(ガンマ)補正回路、58はRGBプロセス回路、59はγ補
正回路、60は色差マトリックス回路であって、シフトレ
ジスタからの出力である18画素のCDSデータは同時に
マトリックス回路に入力される。ここで太線で表わして
あるのは同時に多くのデータが入力されていることを示
すものである。
【0029】まず輝度信号用の輝度(Y)プロセス回路55
によりCDSデータは輝度信号に変換され、水平5画
素,垂直3ラインの計15(5×3)画素の輝度データが同
時にアパーチャー補正回路56に入力され水平,垂直方向
のアパーチャー補正を行い、アパーチャー補正信号はガ
ンマ補正回路57によりガンマ補正を行い輝度信号として
出力される。色差信号についてはRGBプロセス回路58
で輝度信号と同様にシフトレジスタからの出力を演算し
て第1の色差信号を得る。さらにYプロセス回路55の出
力の輝度信号をこの第1の色差信号と演算してR信号,
G信号,B信号の3出力を得て輝度信号と同様にガンマ
補正回路59でガンマ補正を行い、色差マトリックス回路
60によりR−Y信号とB−Y信号の第2の色差信号を得
る。これらの輝度信号と第2の色差信号の出力はブロッ
ク単位で出力される。
【0030】図12は図11の輝度(Y)プロセス回路とRG
Bプロセス回路の一例を示したものである。図12に示す
ように6(水平)×3(垂直)の18個のCDSデータ(D00
〜D50,D01〜D51,D02〜D52)の入力であるが、輝
度信号は水平方向に隣りあうCDSデータを加算するこ
とで得られる。これにより水平5画素×垂直3ラインの
計15画素の輝度データが得られる。RGBプロセス回路
の場合は、水平方向のあい隣りあうCDSデータの差分
を求めることでまず色差データを得ることができる。さ
らにこの色差データに輝度データとの演算を行うことで
R信号,G信号,B信号の3信号を得ることができる。
【0031】ここで本発明の第1の実施例の具体例を図
13に示す。40万画素のCCDを使用し、CCDのクロッ
クは14.3MHzで水平画素数が768画素,ラインメモリの読
み出しクロック28.6MHzのシステムを考えると画像圧縮
回路に送るデータ1ブロックラインつまり96ブロック
(8ライン分)を得るためには10ライン分を処理しなけれ
ばならない。ここで1ブロック分のデータについて注目
すると、ラインメモリからの出力はまず最初のブロック
を処理するためには12(水平)×10(垂直)のデータが必要
になるが次のブロックを処理するためにはプロセス回路
内のレジスタに4×10画素は保持されているので8×10
のデータだけでよく、以下同様であり1ブロックサイン
を処理するためにラインメモリから読み出しが必要なデ
ータ数は、10×10+95×(8×10)画素つまり7700画素と
なり、このデータを読み出すための時間は、7700×35ns
=269.5μsであり、このデータは図4に示すように6ラ
インで読み出すことができる。ビデオカメラでは、レン
ズの周波数特性(MTF)が高域で劣化することと、撮像
素子の受光部が有限なためにおこるアパーチャー効果に
よる高周波領域の出力の劣化を補正するためにアパーチ
ャー補正が必要になる。ここでアパーチャー補正回路で
は注目する画素に対し水平アパーチャー補正ではその画
素のとなり合う左右の画素から補正を行い、垂直アパー
チャー補正ではその画素の上下の画素から補正を行う。
【0032】図14にアパーチャー補正の一例を示す。垂
直アパーチャー補正は注目する画素の上下に画素から補
正し、水平アパーチャー補正は左右2画素となりの画素
から補正する。その場合のアパーチャー補正の一般的な
式は数1の式で表わされる。
【0033】
【数1】 X′=X−α{(A+D)/2−X}−β{(B+C)/2−X} 但し、α{(A+D)/2−X}は垂直アパーチャー、β
{(B+C)/2−X}は水平アパーチャー、α,βは垂
直,水平アパーチャー補正の係数、このとき図14のよう
にディスクリート・コサイン変換(DCT)演算用の8×
8画素のブロック単位の画像処理において注目するブロ
ックを処理するためには、そのブロックよりひとまわり
大きいエリア(例えば12×10画素)のブロックを取り出し
アパーチャーの補正を行う必要がある。
【0034】図15は本発明の第2の実施例の要部ブロッ
クであり、図16は図15のタイミングチャートの詳細を示
したものである。図15において、ラインメモリ6はディ
スクリート・コサイン変換(DCT)演算が8×8のブロ
ック単位で行われるので上下に1ラインずつ加え10ライ
ンのラインメモリを使用する。CCDからの出力信号
は、まずシングルポートのラインメモリ6に10ライン分
書き込まれる。次に1系統10ライン分のシングルポート
のラインメモリ6から書き込みの4倍のクロックで読み
出され、信号処理回路7にブロック単位で送られる。信
号処理回路7の出力であるブロック単位の輝度信号およ
び色差信号は圧縮回路8により画像圧縮される。このタ
イミングはアドレスコントローラ10により制御される。
図16に示すタイミングはラインメモリ6の書き込み読み
出しのタイミングを示し、書き込み読み出しの制御信号
はCCDのクロックの4倍の周波数をもとに生成され
る。図16のようにCCDの出力データに対し書き込みパ
ルスは1/4のデューティであり、書き込みパルスの前
後にメモリから読み出される。CCDのデータの書き込
みとその前の読み出しとは同じアドレスであり、メモリ
で一般的にいうリード・モディファイ・ライトのシーケ
ンスを取っている。この処理によりアドレスの周波数も
メモリの出力周波数もCCDがクロック例えば14.3MHz
の場合その2倍の周波数28.6MHzであり、タイミングは
それほどきびしくない。また静止画像の場合のCCDの
読み出しクロックを7.15MHzのシステムの場合などはさ
らにアクセスのスピードが低速のスタティックランダム
アクセスメモリ(SRAM)をラインメモリとして使用す
ることができる。
【0035】次に本発明の第3の実施例について説明す
る。
【0036】第3の実施例におけるデジタルビデオカメ
ラの基本ブロックの構成は本発明の第1の実施例の基本
ブロックの構成(図1)と同様であるので説明を省略す
る。
【0037】図17は図1に示す第3の実施例における信
号処理回路7の詳細なブロック構成を示したものであ
る。図17において、13はカメラプロセス回路であって、
マトリックス回路(1)17とガンマ補正回路18とマトリッ
クス回路(2)19とで構成される。15はブロックバッファ
ー、16は出力回路の切り替えスイッチ、24は再生装置で
あって、伸長回路25,アパーチャー補正回路26,バッフ
ァーメモリ27,出力回路28およびD/Aコンバータ29で
構成される。
【0038】アドレスコントローラ10により制御された
nライン分のラインメモリ6によりラスタースキャンか
らブロック単位のデータに変換されたCCDの出力信号
はカメラプロセス回路13は送られる。ここでブロック単
位でマトリック回路(1)17で輝度信号および色差信号に
変換されて、ガンマ補正回路18によりブラウン管用のガ
ンマに合うように補正される。さらにマトリックス回路
(2)19により輝度信号(Y),色差信号(R−Y,B−Y)に
変換される。輝度信号は2ブロック分、色差信号はそれ
ぞれ1ブロック分ブロックバッファー15に蓄えられる。
出力回路の切り替えスイッチ16により輝度信号および色
差信号はブロック単位でインタリーブされてYブロッ
ク,Yブロック,R−Yブロック,B−Yブロックの順
に圧縮回路8に送られメモリカード12に記録される。メ
モリカード12に記録された圧縮画像データは再生時、再
生装置24の伸長回路25により圧縮画像データは伸長さ
れ、アパーチャー補正回路26でカメラ用のアパーチャー
補正を行い1画面分のバッファメモリ27に1画面分を一
時保持し、出力回路28により再生ビデオ信号として変換
され、D/Aコンバータ29によりアナログビデオ信号と
してビデオ出力端子25より再生ビデオ信号として出力さ
れる。
【0039】図18は本発明の第3の実施例におけるライ
ンメモリの書き込みと読み出しのタイミングを示したも
のである。図18において、まずCCDの出力データはC
CDクロックでラインメモリに8ライン分書き込まれ
る。次に、ここでラインメモリの読み出しと書き込みは
CCDクロックの2倍の周波数で交互に行われ、1つの
アドレスデータを読み出して直ぐそのアドレスにCCD
のデータを書き込むことを繰り返す。このときアドレス
はブロック順のアドレスを発生する。このことにより1
つのラインメモリでCCDのデータのラスタースキャン
からディスクリート・コサイン変換(DCT)のような8
×8ブロックデータへ変換することができる。メモリ出
力の最後の8ラインは、メモリへのCCDからの入力は
なくメモリ内のデータの読み出しだけとなり画像の最終
8ライン分のブロックデータが出力されて一画面が終わ
る。
【0040】図19は本発明の第3の実施例における再生
時のアパーチャー補正回路の一例を示したものである。
図19において、80,81は1水平期間遅延線、82は加算回
路、83,85は減算回路、84は乗算回路である。ビデオカ
メラでは、レンズの周波数特性(MTF)が高域で劣化す
ることと、撮像素子の受光部が有限なために起こるアパ
ーチャー効果による高周波領域の出力の劣化を補正する
ためにアパーチャー補正が必要になる。垂直アパーチャ
ー補正は注目する画素の上下に画素から補正し、水平ア
パーチャー補正は左右2画素となりの画素から補正す
る。その場合のアパーチャー補正の一般的な式は図19
(b)により前述の本発明の第1の実施例に示した数1の
式で表される。
【0041】再生輝度信号は2つの1水平期間遅延線8
0,81により1水平期間(H)前の信号(A)と1Hあとの
信号(D)を得る。ここで信号(A)と(D)を加算回路82で
加算し1/2したものから現信号(X)を減算回路83で引
くことでアパーチャー成分が求められ、これに乗算回路
84で係数αをかけてアパーチャーのかけかたを調整す
る。そして現信号(X)からアパーチャー成分を減算回路
85で引くことにより垂直アパーチャー補正ができる。水
平アパーチャー補正についても同様である。
【0042】ラインメモリを使用せず動画を処理するデ
ジタルビデオカメラを実現することは技術的に可能であ
る。図20はラインメモリの代わりに1フレーム分のCD
Sデータを記憶できるフレームメモリを有する動画を処
理するデジタルビデオカメラのシステム例の要部を示し
たものである。ここでは1フレーム分のメモリ2つを持
ち切り替えて使用するものである。図20において、100
はフレームメモリ(1)、101はフレームメモリ(2)、103は
切り替えスイッチ、104はプロセス回路、105は圧縮回路
である。
【0043】このフレームメモリ(1)100およびフレーム
メモリ(2)101のアドレスは、読み出しアドレスと書き込
みアドレスがフレーム単位でフレームメモリ(1)100とフ
レームメモリ(2)101と交互に与えられる。つまり最初フ
レームメモリ(1)100にCDSデータを書き込み、次のフ
レームではフレームメモリ(2)にCDSデータを書き込
む同時にフレームメモリ(1)100のCDSデータを図20
(b)のように12×10のブロック単位で読み出すものであ
る。このように12×10のブロックで読み出すことにより
図9に示したレジスタRAM45が必要なくなる。但しフ
レームメモリ2組設けるのでメモリ量を増加する。上記
のように切り替えで読み書きすることでCDSデータを
リアルタイムにカメラ処理回路であるプロセス回路で処
理することができる。
【0044】図21は図20におけるフレームメモリの読み
出しのアドレス回路の一例を示したものである。図21に
おいて、106および109は4ビットカウンタ、107,110は
デコーダ、108,111は加算器、112はカウンタ、113は切
り替えスイッチである。CDSデータの書き込みは単純
にラスター順にアドレスを発生するだけでよい。読み出
しの場合は図20(b)のようにブロック単位にアドレスを
発生しなければならない。このアドレスの発生は、ライ
ンメモリのアドレス発生回路と同様にCDSデータの転
送クロックを4ビットカウンタ106でカウントして12ク
ロックでデコーダ107の出力で4ビットカウンタ106をリ
セットする。このリセットパルスを垂直方向のクロック
として10クロックで4ビットカウンタ109をリセットす
ることでブロック単位でCDSデータを読み出すことが
できる。この水平と垂直のアドレスを基本アドレスとし
て、ブロック単位のパルスであるブロックパルスをカウ
ントするカウンタ112の出力と基本アドレスを加算器108
と加算器111で水平,垂直方向に累積加算して読み出し
アドレスとする。この読み出しアドレスの水平Column
と垂直rowは切り替えスイッチ113でマルチプレックス
されフレームメモリのアドレスとして出力される。
【0045】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、以下に示す効果を有する。 (1)フレームメモリを用いず実時間処理により画像処理
を行う場合は、高速連写が可能であり、またリアルタイ
ム処理ができるので動画像の圧縮も可能となる。
【0046】(2)ラインメモリを2系統持たせる場合は
アドレス発生回路が大幅に簡略化される。また、ライン
メモリを1系統持たせる場合はラインメモリの節約がで
き、切り替えスイッチが不要となり部品点数が削減でき
部品コストが低減する。
【0047】(3)nライン分のラインメモリとこのライ
ンメモリの読み出し書き込みをCCDからの入力の2倍
の周波数で制御する場合は、ラインメモリの容量が少な
く経済的であり、またアドレス発生回路の構成が大幅に
簡素化でき、クロックも高い周波数を必要としない。さ
らに再生回路にアパーチャー補正回路をもたせると記録
回路が大幅に簡素化でき、またブロック単位でアパーチ
ャー補正を行なわずライン単位でアパーチャー補正をで
きるので簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるデジタルビデオカメラの基本ブ
ロック構成図である。
【図2】図1の信号処理回路の詳細ブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例におけるビデオカメラの
要部ブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施例のタイミングチャートで
ある。
【図5】本発明の第1の実施例におけるアドレスコント
ローラ書き込み回路の具体例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例におけるアドレスコント
ローラ読み出し回路の具体例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例におけるブロック単位で
のアクセスの説明図である。
【図8】本発明の実施例におけるラインメモリの読み出
しと書き込みを切り替える切り替えパルス発生回路の具
体例を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施例における信号処理回路の
一例を示した図である。
【図10】図9における水平6画素,垂直3ラインの計
18(6×3)画素のデータが同時に出力されるシフトレジ
スタのブロック図である。
【図11】図9におけるマトリックス回路のブロック図
である。
【図12】図11の輝度(Y)プロセス回路とRGBプロセ
ス回路の例を示した図である。
【図13】本発明の第1の実施例の具体例を説明する図
である。
【図14】本発明の第1の実施例のアパーチャー補正の
一例を説明する図である。
【図15】本発明の第2の実施例におけるビデオカメラ
の要部ブロック図である。
【図16】本発明の第2の実施例のタイミングチャート
である。
【図17】本発明の第3の実施例における信号処理回路
の詳細なブロック構成図である。
【図18】本発明の第3の実施例におけるラインメモリ
の書き込みと読み出しのタイミングチャートである。
【図19】本発明の第3の実施例におけるアパーチャー
補正回路図である。
【図20】ラインメモリの代わりに1フレーム分のCD
Sデータを記憶できるデジタルビデオカメラのシステム
例の要部を示した図である。
【図21】ラインメモリの代わりに1フレーム分のCD
Sデータを記憶できる図20におけるフレームメモリの読
み出し回路図の一例を示すものである。
【符号の説明】
1…デジタルビデオカメラ、 2…レンズ、 3…撮像
素子、 4…相関二重サンプリング回路、 5…A/D
コンバータ、 6…ラインメモリ、 7…信号処理回
路、 8,105…圧縮回路、 9…タイミングジェネレ
ータ、 10…アドレスコントローラ、 11…制御回路、
12…メモリカード、 13…カメラプロセス回路、 1
4,26,56…アパーチャー補正回路、 15…ブロックバ
ッファー、16…出力回路の切り替えスイッチ、 17…マ
トリックス回路(1)、 18,57,59…ガンマ補正回路、
19…マトリックス回路(2)、 20…バスレシーバ、 2
1…ラインメモリ(1)、 22…ラインメモリ(2)、 23,3
7,53,103,113…切り替えスイッチ、 24…再生装
置、 25…伸長回路、 27…バッファーメモリ、 28…
出力回路、 29…D/Aコンバータ、 30,34,39,10
6,109…4ビットカウンタ、 31…10ビットカウンタ、
32,33,35,40,107,110…デコーダ、 36,108,1
11…加算器、 38…D−F/F、 41…ラッチ回路、
42…16分周回路、43,44,46…シフトレジスタ、 45…
レジスタRAM、 47…マトリックス回路、 48…ゲー
ト回路、 49,50,51,52…ブロックメモリ、 55…Y
(輝度)プロセス回路、 58…RGBプロセス回路、 60
…色差マトリックス回路、 80,81…1水平期間遅延
線、 82…加算回路、 83,85…減算回路、 84…乗算
回路、100…フレームメモリ(1)、 101…フレームメモ
リ(2)、 104…プロセス回路、112…カウンタ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画用に画像圧縮を行う場合にフレーム
    メモリを使用せず、ラインメモリのみでラスタースキャ
    ンからブロックデータ変換と、撮像素子(CCD)からの
    出力信号を輝度信号および色差信号へ変換することを特
    徴とするデジタルビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 デジタル信号処理を用いたデジタルカメ
    ラにおいて、撮像素子(CCD)出力を直接ラスター信号
    から画像圧縮処理のために必要なブロック単位の画像信
    号に変換するためのnライン分のラインメモリ2系統
    と、入力用のバスレシーバと、前記ラインメモリ2系統
    の出力を切り替える切り替えスイッチと、前記ラインメ
    モリからの読み出しを書き込みクロックの2倍の周波数
    で制御するアドレスコントローラと、CCD出力信号か
    らn×mのブロック単位で処理を 【外1】 と、ブロック単位でアパーチャー補正を行うアパーチャ
    ー補正回路と、ブロック単位の輝度信号,色差信号を一
    時保持するブロックバッファーと、前記ブロック単位の
    輝度信号,色差信号をマルチプレックスするマルチプレ
    クサと、ブロック 【外2】 と色差信号に変換処理することを特徴とするデジタルビ
    デオカメラ。
  3. 【請求項3】 デジタル信号処理を用いたデジタルカメ
    ラにおいて、撮像素子(CCD)出力を直接ラスター信号
    から画像圧縮処理のために必要なブロック単位の画像信
    号に変換するためのnライン分のラインメモリ1系統
    と、該ラインメモリの制御で読み出しのクロックを書き
    込みのクロックの4倍の周波数で行うアドレスコントロ
    ーラと、CCDの出力信号からn×mのブロック単位で
    処理を行 【外3】 、ブロック単位でアパーチャー補正を行うアパーチャー
    補正回路と、ブロック単位の輝度信号,色差信号を一時
    保持するブロックバッファーと、前記ブロック単位の輝
    度信号,色差信号をマルチプレックスするマルチプレク
    サと、ブロック単 【外4】 色差信号に変換処理することを特徴とするデジタルビデ
    オカメラ。
  4. 【請求項4】 デジタル信号処理を用いたデジタルカメ
    ラにおいて、撮像素子(CCD)出力を直接ラスター信号
    から画像圧縮処理のために必要なブロック単位の画像信
    号に変換するためのnライン分のラインメモリと、該ラ
    インメモリの読み出し書き込みをCCDからの入力デー
    タクロックの2倍の周波数で制御するアドレスコントロ
    ーラと、CCDからの出力信号をn×nのブロック単位
    で処理を行いn×nブロック単位の輝度信号,色差信号
    に変換するカメラプロセス回路と、n×nブロック単位
    の輝度信号と色差信号を一時保持するブロックバッファ
    ーと、ブロック単位の輝度信号と色差信号をマルチプレ
    ックスするマルチプレクサと、ブロック単位の出力回路
    と、水平・垂直のアパーチャー補正を行うアパーチャー
    補正回路とを備え、撮像画像を実時間でn×n画素のブ
    ロックの輝度信号と色差信号に変換処理して画像を記録
    し、再生時アパーチャー補正を行うことを特徴とするデ
    ジタルビデオカメラ。
  5. 【請求項5】 2つの1水平期間遅延線と、2つの減算
    回路と、1つの加算回路と乗算回路からなり、再生信号
    は前記1水平期間遅延線により1水平期間前の信号と1
    水平期間後の信号を求め前記加算回路で加算したものか
    ら現信号を前記減算回路で減算することでアパーチャー
    成分を求め、これに前記乗算回路で係数をかけてアパー
    チャーを調整したアパーチャー成分を現信号から前記減
    算回路で減算することにより水平または垂直のアパーチ
    ャー補正を行うことを特徴とする請求項4記載のデジタ
    ルビデオカメラ。
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JP93492 1992-01-07
JP4-934 1992-01-08
JP158692 1992-01-08
JP4-1586 1992-01-08

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JP2008271596A (ja) * 2008-06-16 2008-11-06 Nikon Corp デジタルカメラおよび画像信号処理用記憶媒体
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