JPH0747864B2 - 外壁竪目地用ガスケツト - Google Patents
外壁竪目地用ガスケツトInfo
- Publication number
- JPH0747864B2 JPH0747864B2 JP61272925A JP27292586A JPH0747864B2 JP H0747864 B2 JPH0747864 B2 JP H0747864B2 JP 61272925 A JP61272925 A JP 61272925A JP 27292586 A JP27292586 A JP 27292586A JP H0747864 B2 JPH0747864 B2 JP H0747864B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- vertical joint
- vertical
- gasket
- ventilation hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は外装カーテンウオールの竪目地に適用される外
壁竪目地ガスケットに係るものである。
壁竪目地ガスケットに係るものである。
（従来の技術） 外壁の目地から気圧差によって雨水が浸入するのを防止
するために、本出願人は曩に特に特開昭54−103210号公
報において、外壁版の竪目地部に内側から外側に亘っ
て、下方に指向して傾斜した多数に傾斜溝を設け、同溝
を介して前記竪目地内における内外両部を連通させた外
壁竪目地を提案した。
するために、本出願人は曩に特に特開昭54−103210号公
報において、外壁版の竪目地部に内側から外側に亘っ
て、下方に指向して傾斜した多数に傾斜溝を設け、同溝
を介して前記竪目地内における内外両部を連通させた外
壁竪目地を提案した。
（発明が解決しようとする問題点） 前記従来のものにおいては、外壁版の側面に傾斜溝を作
る必要があり、PC外壁版の製作に当って前記溝部分の欠
落、割裂を生起し易く、目地部分の版厚を可成り可成り
厚くする必要があった。
る必要があり、PC外壁版の製作に当って前記溝部分の欠
落、割裂を生起し易く、目地部分の版厚を可成り可成り
厚くする必要があった。
（問題点を解決するための手段） 本発明はこのような問題点を解決するために提案された
外壁竪目地用ガスケットに係り、先端部に配設され、竪
目地を挟んで相対する一双の外壁版のうち一方の外壁版
側面に弾性的に圧着される止水用保持片と、基端部に配
設され、前記一双の外壁版のうち他方の外壁版側面に装
着される取付脚片と、同取付脚片及び前記止水用保持片
の中間に介在し、前記竪目地の長手方向に延びる垂直通
気孔の両端に夫々同竪目地の室内側及び室外側各空間に
開口する端部水平通気孔が連設された通気孔が貫通され
た通気用中間片とによって外壁竪目地用ガスケットを構
成することによって、前記の問題点を解決するものであ
る。
外壁竪目地用ガスケットに係り、先端部に配設され、竪
目地を挟んで相対する一双の外壁版のうち一方の外壁版
側面に弾性的に圧着される止水用保持片と、基端部に配
設され、前記一双の外壁版のうち他方の外壁版側面に装
着される取付脚片と、同取付脚片及び前記止水用保持片
の中間に介在し、前記竪目地の長手方向に延びる垂直通
気孔の両端に夫々同竪目地の室内側及び室外側各空間に
開口する端部水平通気孔が連設された通気孔が貫通され
た通気用中間片とによって外壁竪目地用ガスケットを構
成することによって、前記の問題点を解決するものであ
る。
（作用） 本発明に係るガスケットは前記したように構成されてい
るので、同ガスケットにおける基端部の取付脚片を竪目
地を挟んで相対する一双の外壁版のうち、前記他方の外
壁版側面に装着するとともに、先端部の止水用保持片を
前記一双の外壁版のうち、一方の外壁版側面に弾発的に
圧着することによって、前記竪目地を本発明に係るガス
ケットによってシールするものである。
るので、同ガスケットにおける基端部の取付脚片を竪目
地を挟んで相対する一双の外壁版のうち、前記他方の外
壁版側面に装着するとともに、先端部の止水用保持片を
前記一双の外壁版のうち、一方の外壁版側面に弾発的に
圧着することによって、前記竪目地を本発明に係るガス
ケットによってシールするものである。
この際同ガスケットにおける前記止水用保持片と取付脚
片との間に介在する通気用中間片に貫通された垂直通気
孔及びその両端水平通気孔よりなる通気孔を介して前記
竪目地におけるガスケットの内外両部の大気が連通する
ことによって、常に竪目地におけるガスケットの内外両
部の気圧が等圧に保持され、竪目地より室内側への雨水
の浸入、滞留が防止される。
片との間に介在する通気用中間片に貫通された垂直通気
孔及びその両端水平通気孔よりなる通気孔を介して前記
竪目地におけるガスケットの内外両部の大気が連通する
ことによって、常に竪目地におけるガスケットの内外両
部の気圧が等圧に保持され、竪目地より室内側への雨水
の浸入、滞留が防止される。
（発明の効果） このように本発明によれば外壁版の竪目地の等圧保持用
の通気孔が、同竪目地に装着されるガスケット自体に設
けられるため、PC外壁版の目地部を単純な形状とし、確
実に竪目地内におけるガスケット内外の圧力を等圧に保
持することができ、また従来のようにPC外壁版の側面に
空気導入用溝を設ける必要がないので、PC外壁版の製作
が容易になり、同外壁版の目地部の版厚を厚くする必要
がなく、同目地部の版厚が薄くても等圧用空気の導入が
可能になる。
の通気孔が、同竪目地に装着されるガスケット自体に設
けられるため、PC外壁版の目地部を単純な形状とし、確
実に竪目地内におけるガスケット内外の圧力を等圧に保
持することができ、また従来のようにPC外壁版の側面に
空気導入用溝を設ける必要がないので、PC外壁版の製作
が容易になり、同外壁版の目地部の版厚を厚くする必要
がなく、同目地部の版厚が薄くても等圧用空気の導入が
可能になる。
更にまた本発明によれば前記したように、前記ガスケッ
トに設けられた通気孔が、前記竪目地の長手方向に延び
る垂直通気孔の両端に、竪目地の幅方向に延び、同竪目
地の室内側及び室外側空間に開口する端部水平通気孔が
設けられているので、雨水等が通気孔を介して室内側に
浸入することがなく、前記止水用保持片に雨水の内部流
入防止用の部片を設ける必要がなくなる。
トに設けられた通気孔が、前記竪目地の長手方向に延び
る垂直通気孔の両端に、竪目地の幅方向に延び、同竪目
地の室内側及び室外側空間に開口する端部水平通気孔が
設けられているので、雨水等が通気孔を介して室内側に
浸入することがなく、前記止水用保持片に雨水の内部流
入防止用の部片を設ける必要がなくなる。
（実施例） 以下本発明を図示の実施例について説明する。
（Ａ）はゴム等の弾性資材よりなる外壁竪目地ガスケッ
トで、先端部の中空状の止水用保持片（１）と、基端部
の取付脚片（２）と、同両片（１）（２）の中間に介在
し、同各片と接着された通気用中間片（３）とより構成
され、同通気孔用中間片（３）には両端部が同中間片
（３）の内外両側面に開口する通気孔（４）が貫通され
ている。なお同通気孔（４）は竪目地の長手方向に延び
る垂直通気孔（4a）の両端に、夫々竪目地の室内側及び
室外側に交互に開口する端部水平通気孔（4b）が連設さ
れている。また前記通気孔（４）は図示のように半円形
断面の他、角形断面形でもよい。
トで、先端部の中空状の止水用保持片（１）と、基端部
の取付脚片（２）と、同両片（１）（２）の中間に介在
し、同各片と接着された通気用中間片（３）とより構成
され、同通気孔用中間片（３）には両端部が同中間片
（３）の内外両側面に開口する通気孔（４）が貫通され
ている。なお同通気孔（４）は竪目地の長手方向に延び
る垂直通気孔（4a）の両端に、夫々竪目地の室内側及び
室外側に交互に開口する端部水平通気孔（4b）が連設さ
れている。また前記通気孔（４）は図示のように半円形
断面の他、角形断面形でもよい。
而して前記ガスケット（Ａ）の取付脚片（３）を、竪目
地（Ｂ）を挟んで対向する一双のPC外壁版（Ｃ）
（Ｃ′）のうち、PC外壁版（Ｃ′）に設けた縦方向に延
びる取付溝孔（５）に係着するとともに、止水用保持片
（１）をPC外壁版（Ｃ）に圧着することによって、前記
PC外壁版（Ｃ）（Ｃ′）間の竪目地（Ｂ）をシールす
る。
地（Ｂ）を挟んで対向する一双のPC外壁版（Ｃ）
（Ｃ′）のうち、PC外壁版（Ｃ′）に設けた縦方向に延
びる取付溝孔（５）に係着するとともに、止水用保持片
（１）をPC外壁版（Ｃ）に圧着することによって、前記
PC外壁版（Ｃ）（Ｃ′）間の竪目地（Ｂ）をシールす
る。
なお図中、（Ｄ）はPC外壁版（Ｃ）の取付溝孔（６）に
装着された従来の中間部シール材、（Ｅ）はPC外壁版
（Ｃ）（Ｃ′）の各取付溝孔（７）（７′）に装着され
た従来の内部シール材である。（第４図参照） 図示の実施例は前記したように構成されているので、前
記通気用中間片（３）に貫通された通気孔（４）内に、
その外側に設けた水平通気孔（4b）の開口部を介してPC
外壁版（Ｃ）（Ｃ′）間の竪目地（Ｂ）外部より第２図
及び第４図の矢印Ｐに示すように垂直通気孔（4a）に空
気が導入され、同導入空気は矢印Ｑに示すように前記通
気孔（４）の内側に設けた水平通気孔（4b）の開口部を
介して竪目地（Ｂ）内部に排出され、かくして前記竪目
地（Ｂ）におけるガスケット（Ａ）の内外両部の気圧が
等圧に保持され、同竪目地（Ｂ）より内部側への雨水の
浸入、滞留が防止される。
装着された従来の中間部シール材、（Ｅ）はPC外壁版
（Ｃ）（Ｃ′）の各取付溝孔（７）（７′）に装着され
た従来の内部シール材である。（第４図参照） 図示の実施例は前記したように構成されているので、前
記通気用中間片（３）に貫通された通気孔（４）内に、
その外側に設けた水平通気孔（4b）の開口部を介してPC
外壁版（Ｃ）（Ｃ′）間の竪目地（Ｂ）外部より第２図
及び第４図の矢印Ｐに示すように垂直通気孔（4a）に空
気が導入され、同導入空気は矢印Ｑに示すように前記通
気孔（４）の内側に設けた水平通気孔（4b）の開口部を
介して竪目地（Ｂ）内部に排出され、かくして前記竪目
地（Ｂ）におけるガスケット（Ａ）の内外両部の気圧が
等圧に保持され、同竪目地（Ｂ）より内部側への雨水の
浸入、滞留が防止される。
このように前記実施例によればガスケット自体に竪目地
（Ｂ）の等圧保持用通気孔（４）が設けられているの
で、PC外壁版（Ｃ）（Ｃ′）の竪目地（Ｂ）を単純な形
状として、同竪目地（Ｂ）におけるガスケット（Ａ）の
内外の圧力を等圧に保持し、同竪目地（Ｂ）内への雨水
の浸入、滞留を防止するこができ、また従来のようにPC
外壁版の竪目地に望む側面に空気導入用溝を設ける必要
がないので、PC外壁版の製作が容易になり、目地部の版
厚が薄くても等圧用空気の導入が可能となる。
（Ｂ）の等圧保持用通気孔（４）が設けられているの
で、PC外壁版（Ｃ）（Ｃ′）の竪目地（Ｂ）を単純な形
状として、同竪目地（Ｂ）におけるガスケット（Ａ）の
内外の圧力を等圧に保持し、同竪目地（Ｂ）内への雨水
の浸入、滞留を防止するこができ、また従来のようにPC
外壁版の竪目地に望む側面に空気導入用溝を設ける必要
がないので、PC外壁版の製作が容易になり、目地部の版
厚が薄くても等圧用空気の導入が可能となる。
更にまた前記ガスケット（Ａ）には雨水の内部浸入防止
用の部片を設ける必要がなく、構造が簡略化されるもの
であり、金属カーテンウオールの目地にも、多少の形状
の変更によって適用できる。
用の部片を設ける必要がなく、構造が簡略化されるもの
であり、金属カーテンウオールの目地にも、多少の形状
の変更によって適用できる。
第１図は本発明に係る外壁竪目地用ガスケットの一実施
例を示す平面図、第２図はその一部を欠截して示した正
面図、第３図はその一部を欠截して示した側面図、第４
図はその使用状態を示す横断平面図である。 （１）……止水用保持片、（２）……取付脚片 （３）……通気用中間片、（４）……通気孔 （4a）……垂直通気孔、（4b）……端部水平通気孔
例を示す平面図、第２図はその一部を欠截して示した正
面図、第３図はその一部を欠截して示した側面図、第４
図はその使用状態を示す横断平面図である。 （１）……止水用保持片、（２）……取付脚片 （３）……通気用中間片、（４）……通気孔 （4a）……垂直通気孔、（4b）……端部水平通気孔
Claims (1)
- 【請求項１】先端部に配設され、竪目地を挟んで相対す
る一双の外壁版のうち一方の外壁版側面に弾性的に圧着
される止水用保持片と、基端部に配設され、前記一双の
外壁版のうち他方の外壁版側面に装着される取付脚片
と、同取付脚片及び前記止水用保持片の中間に介在し、
前記竪目地の長手方向に延びる垂直通気孔の両端に夫々
同竪目地の室内側及び室外側各空間に開口する端部水平
通気孔が連設された通気孔が貫通された通気用中間片と
よりなることを特徴とする外壁竪目地用ガスケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61272925A JPH0747864B2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 外壁竪目地用ガスケツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61272925A JPH0747864B2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 外壁竪目地用ガスケツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63130842A JPS63130842A (ja) | 1988-06-03 |
| JPH0747864B2 true JPH0747864B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=17520666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61272925A Expired - Lifetime JPH0747864B2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 外壁竪目地用ガスケツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747864B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10899503B2 (en) | 2016-04-20 | 2021-01-26 | Yeti Coolers, Llc | Spigot and spigot guard for an insulating container |
| USD835470S1 (en) | 2017-07-12 | 2018-12-11 | Yeti Coolers, Llc | Container |
| CA3121121A1 (en) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | Yeti Coolers, Llc | Spigot and spigot guard for an insulating container |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5856250U (ja) * | 1981-10-14 | 1983-04-16 | 株式会社リコー | プリンタ |
-
1986
- 1986-11-18 JP JP61272925A patent/JPH0747864B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63130842A (ja) | 1988-06-03 |
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