JP2540387Y2 - 窓枠材の連結装置 - Google Patents

窓枠材の連結装置

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JP2540387Y2
JP2540387Y2 JP13954089U JP13954089U JP2540387Y2 JP 2540387 Y2 JP2540387 Y2 JP 2540387Y2 JP 13954089 U JP13954089 U JP 13954089U JP 13954089 U JP13954089 U JP 13954089U JP 2540387 Y2 JP2540387 Y2 JP 2540387Y2
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Inventor
哲二 道祖尾
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新日軽株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、窓枠の枠材の連結装置に関する。
〔従来の技術〕
たとえばビル等の壁面において、開放感を増すために
開口を大きく採ることがあり、その際、第6図に示され
るような比較的横に長い窓、たとえば横連窓を構成する
ことがある。
この場合には、窓の上枠100および下枠材101について
は、その製造上、あるいは施工上の理由から分割して連
結部50を介して連設する必要が生じる。
かかる枠材の連結部50の構造例について、第7図およ
び第8図を参照しながら説明する。第7図および第8図
は共に上枠材の連結部50の構造を示したもので、第7図
はその室外側からの正面図を示し、第8図は第7図のVI
II−VIII線矢視図を示している。
通常、連結部50は、枠材の熱膨張を考慮して20mm程度
の隙間が設けられた状態で連結が行われる。単位枠材10
0A、100Bの連結は、この枠材100A、100Bの上面側に跨が
るように連結板102を載置し、前記上枠材100A、100Bと
前記連結板102とを、それぞれ連結ネジ103、103……に
よってネジ固定することによって間接的に行われてい
る。
一方、各上枠材100A、100Bは、水平基板部100bと、こ
の両側端部に直交して形成された室外片部100aおよび室
内片部100cと、水平基板部100bの中間部位に設けられた
中間リブ片部100dから構成されており、さらに前記室内
片部100cおよび中間リブ片部100dによって、ガラスGが
嵌合されるためのリップ溝型状のガラス嵌合溝104が形
成されている。さらに、このガラス嵌合溝104に嵌装さ
れるガスケット(グレチャン)105を介して、ガラスG
が支持される。
しかし、連結部50では、前記したように上枠材100A、
100Bとが20mm程度の隙間を空けた状態で連結が行われる
ため、このままではその隙間部分に空気の通孔ができる
ので、シール材等によりその隙間を埋めることによっ
て、その処理が行われている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、横枠材の連結に際し生じる隙間をシー
ル等のみにより処理したのでは、火炎の発生による溶損
で、再び外部との通孔ができてしまうという問題があっ
た。
また、かかる問題は、火炎がその通孔部より外部に洩
れてしまう事態を生じる。したがって、たとえ火災時に
おいてシールの溶損があったとしても、通孔の生じない
防火上安全な連結構造が望まれている。また、一般に枠
材の連結部は強度の点で弱点部ともなっていたため、そ
の強化も同時に望まれていた。
そこで本考案の目的は、横枠材の連結に際し、たとえ
火災等の事態が生じても、外部との通孔を生じないとと
もに、連結構造として強度的に強化させた窓枠材の連結
装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、基板部から開口部内方に突出して形成さ
れたリブ片により共通のガラス嵌め溝が形成された単位
窓枠材同士を、隙間をあけて長手通しで連結するための
連結装置であって、 前記単位窓枠材間に跨がって窓開口部外面側に設けた
主連結材により各単位窓枠材を連結するとともに、 前記単位窓枠材間に跨がって各ガラス嵌め溝内に両端
が夫々挿嵌された金属製の補助連結部材により各単位窓
枠材を連結し、 前記補助連結材は前記隙間において、室内外に至る通
路を封鎖するように配設されていることで解決できる。
なお、本考案の構造は、横連窓を構成するときの上枠
材の連結に有効に適用されるが、下枠材や縦枠材の連結
にも用いることができる。
〔作用〕
本考案においては、前記主連結材の他に、単位窓枠材
間に跨がって各ガラス嵌め溝内に両端が夫々挿嵌された
金属製の補助連結部材によって単位窓枠材を連結するよ
うにしている。そして、この補助連結部材は、各単位窓
枠材間の隙間部分において、室内外に至る通路を封鎖し
ているため、たとえ火災時にシール材が溶損したとして
も、火炎の室外への流出を防止できる。
また、隣接する単位窓枠材相互が主連結材と補助連結
材により連結されているため、一つの連結部材を用いる
場合に比較して、連結強度が高まる。
〔実施例〕
本考案を第1図〜第5図を参照しながら実施例に基づ
いて詳説する。
第2図に示されるように、本実施例における上枠材2
A,2Bの横断面形状は、前述した従来の連結装置の場合と
同様に、水平基板部2bと、この両側端部に直交して形成
された室外片部2aと室内片部2cと中間部位に直交して形
成された中間リブ片部2dから構成されている。さらに前
記室内片部2cと前記中間リブ片部2dとによって、ガラス
G側に条溝口に臨ませリップ溝型状のガラス嵌め溝5が
形成されている。
さらに、第1図に示されているように、前記の横断面
形状を有する隣接した上枠材2Aと上枠材2Bは、その連結
部において、上枠材2A,2Bの熱膨張を考慮して、20mm程
度の隙間を空けた状態で連結されている。
その連結構造としては、上枠材2Aと上枠材2Bの両枠材
上面側に跨がって主連結板3が載置され、この主連結板
3と上枠材2Aおよび上枠材2Bとが、それぞれ連結ネジ
4、4…によって固定されることによって、枠材2Aと枠
材2Bの連結が間接的に行われている。
かかる連結構造と同時に、前記ガラス嵌め溝5内に
は、上枠材2Aと上枠材2Bの連結を強度的に補助するため
に、上枠材2A、2Bの嵌め溝5,5の両者に跨がって補助連
結材1が挿嵌されている。この補助連結材1は、第2図
に示されるように、横断面がコ字状の長物金物であり、
その長さは、上枠材2A,2Bの伸縮によって、補助連結材
1が上枠材2のガラス嵌め溝5より外れないように、ジ
ョイント目地幅+20〜30mm程度となっている。
さらに、補助連結材1は、前記ガラス嵌め溝5に対し
て、足片の先端部に側外方に突設された突部1a、1bが中
間リブ片部2dおよび室内片部2cのリップ部とが係合した
状態に嵌装されており、そのコ字状溝には図示しないガ
スケットを介してガラスGが嵌合されるようになってい
る。
一方、本考案装置の場合には、前記補助連結材1とし
ては、枠材1A、1Bのリップ溝型の嵌め溝5、5に対し
て、嵌挿状態に跨設されておればよいため、第3図に示
されるように前記嵌め溝5に内接して嵌挿する補助連結
材11とすることもできる。
また、第4図および第5図に示すようなリップ溝型嵌
め溝15の場合には、補助連結材11の室内片部11aの幅が
短かくガラスGの縁からのラップ代が小さいので、前記
した補助連結材1を併用して、前記のラップ代を補うこ
ともできる。
ところで、前記補助連結材1、11の材質としては、耐
熱性の点でスチール製のものが好適とされる。
〔考案の効果〕
以上詳説したように、本考案によれば、単位窓枠材間
に跨がって各ガラス嵌め溝内に両端が夫々挿嵌された金
属製の補助連結部材を設け、連結部の隙間を封鎖するよ
うにしているため、連結部に設けたシール材がたとえば
火災により溶損したとしても、前記補助連結部材により
火炎の室外への流出を防止でき、さらに窓枠材の連結も
強固なものとなるなどの利点がもたらされる。さらに、
連結材がシール材のバックアップ材としても機能するの
でシール処理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る横枠材連結装置の実施例の室外側
からの正面図、第2図は第1図のII−II矢視図、第3図
は本考案に係る横枠材連結装置の別態様例を示す横断面
図、第4図はさらに他の態様の正面図、第5図はそのV
−V線矢視図、第6図は外壁構成例の室外からの視図、
第7図は従来の横枠材連結装置の正面図、第8図は第7
図のVIII−VIII線矢視図である。 1……補助連結材、2……上枠材(窓枠材)、3……連
結板、4,6……連結ネジ、5……ガラス嵌め溝、11……
補助連結材、G……ガラス。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板部から開口部内方に突出して形成され
    たリブ片により共通のガラス嵌め溝が形成された単位窓
    枠材同士を、隙間をあけて長手通しで連結するための連
    結装置であって、 前記単位窓枠材間に跨がって窓開口部外面側に設けた主
    連結材により各単位窓枠材を連結するとともに、 前記単位窓枠材間に跨がって各ガラス嵌め溝内に両端が
    夫々挿嵌された金属製の補助連結部材により各単位窓枠
    材を連結し、 前記補助連結材は前記隙間において、室内外に至る通路
    を封鎖するように配設されていることを特徴とする窓枠
    材の連結装置。
JP13954089U 1989-12-01 1989-12-01 窓枠材の連結装置 Expired - Lifetime JP2540387Y2 (ja)

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JPH0378885U JPH0378885U (ja) 1991-08-09
JP2540387Y2 true JP2540387Y2 (ja) 1997-07-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016048030A (ja) * 2015-12-03 2016-04-07 株式会社Lixil 複層ガラスパネル、障子、及び開口部装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016048030A (ja) * 2015-12-03 2016-04-07 株式会社Lixil 複層ガラスパネル、障子、及び開口部装置

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JPH0378885U (ja) 1991-08-09

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