JPH0470459B2 - - Google Patents

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JPH0470459B2
JPH0470459B2 JP433285A JP433285A JPH0470459B2 JP H0470459 B2 JPH0470459 B2 JP H0470459B2 JP 433285 A JP433285 A JP 433285A JP 433285 A JP433285 A JP 433285A JP H0470459 B2 JPH0470459 B2 JP H0470459B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gap
mullion
mullions
plate
watertight connector
Prior art date
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Expired
Application number
JP433285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61162653A (ja
Inventor
Shunkai Chiba
Takaharu Mizuma
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUKEN SETSUKEI KK
NYUU UOORU SHISUTEMU KK
Original Assignee
NITSUKEN SETSUKEI KK
NYUU UOORU SHISUTEMU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITSUKEN SETSUKEI KK, NYUU UOORU SHISUTEMU KK filed Critical NITSUKEN SETSUKEI KK
Priority to JP433285A priority Critical patent/JPS61162653A/ja
Publication of JPS61162653A publication Critical patent/JPS61162653A/ja
Publication of JPH0470459B2 publication Critical patent/JPH0470459B2/ja
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本発明は雨水の浸入を防止するために上下方立
の接続間の空隙を外気圧と等しい状態に保持でき
るようにしたゴム様弾性体により成形されたカー
テンウオールの方立の水密接続器に関するもので
ある。
ロ 従来の技術 カーテンウオールの方立は熱伸びを考慮して接
続部、即ち、上階の方立の下端と下階の方立の立
端との間に約15mm程度の間隔をとつて、隙間を持
たせた状態で接続している。
この接続部の水密性を確保するために、従来は
古くから不定形シール材でこの隙間を塞ぐ方法が
常用されており、この場合は建築現場における作
業であるために作業管理が難しく、従つて、安定
した品質の確保に難点があり、又、シール材が常
に温度変動による方立の伸縮によつて圧縮、引つ
張り、剪断等の力を受けるために剥離破段等が生
じ易く、シールの信頼性に欠ける問題点があつ
た。
また、上下方立の接続部間を水密部材を組み合
わせて接続する手段も色々と提案されているが、
いずれもその組合わせ接合部分に必然的に僅か間
隙が有り、しかも方立の熱膨張伸縮による相対的
な動き差もあつてその間隙はが生ずるのは避けら
れず、従つて、この間隙からの水の浸入が避けら
れない問題点があつた。
ハ 発明が解決しようとする問題点 カーテンウオールの上階の方立の下端と下階の
方立の上端とを接続する接続手段において、作業
管理が容易であり、安定した品質が確保できて剥
離破断等が生じないだけでなく、水の浸入を防止
できるカーテンウオールの方立の水密接続器を得
ようとするものである。
ニ 問題点を解決するための手段 本発明は以上の如き観点に鑑みてなされたもの
であつて、雨水の浸入を防止するために上下方立
の接続間の空隙を外気圧と等しい状態に保持する
ゴム様弾性体により成形された方立の水密接続器
であつて、全体的外形が略T字型でその脚部であ
る中央部分が扁平である対称的形状を有し、前記
中央部分はプレート部を間隙を介して平行に対面
させ、その間の一個所以上に前記間隙に差し込ま
れる上下方立の端部に設けられた切欠に対応位置
する接合部が設けられて一体となつており、前記
各プレート部の側壁には前記間隙に差し込まれる
上下方立の間隙空間に対応する位置に外気圧を導
入する長孔が形成され、前部側方には柱状部分が
一体に張出形成され、室内側端部にはそれぞれ外
側に屈曲された屈曲片が一体に形成され、前記柱
状部分にはその室外側前面の中間所定部に前記間
隙を跨ぐ止水片が一体的に張出形成されているカ
ーテンウオールの方立の水密接続器を提供しよう
とするものである。
ホ 作用 次に、本発明の作用について説明する。
水密接続器の間隙12に挿入された上下方立
1,2間の間隙空間Aはプレート部11の側壁4
7に設けられた長孔17を通してガラス溝24内
の外気圧と等しくされるために、従来にない高品
質な水密性を確保することができ、従つて、雨水
の直接的な浸入を防止できるものである。
ヘ 実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら
説明する。
第1図に於て、上方立1と下方位2とはアルミ
合金で製作されている。それらは上下方向にその
熱伸びを考慮して15mm程度の隙間Aを取つて一連
に位置決めされ、それぞれ建物の躯体に取り付け
られる。この隙間Aのある接続部に跨つて本発明
の水密接続器が取り付けられるものである。
該水密接続器はゴム様弾性体により以下の通り
の構造に形成されている。即ち、全体的外形は略
T字型でその脚部である中央部分が扁平である対
称的形状を有している。前記中央部分はプレート
部11を間隙12を介して平行に対面させ、その
間の二箇所に前記間隙12に差し込まれる上方立
1と下方立2の端部に設けられた切欠19に対応
位置する縦長の接合部18が設けられて一体とな
つている。前記各プレート部11の側壁47には
前記間隙12に差し込まれる上下方立1,2の間
隙空間Aに対応する位置に外気圧を導入する長孔
17が形成されている。該各プレート部11には
その前部側方に柱状部分37,37が一体に張出
形成され、該柱状部分37,37にはその室外側
前面の中間所定部に前記間隙12が跨ぐ止水片1
5と、その側部両側に下方に開口する溝42を有
する下垂片43とが一体的に膨出形成され、且つ
該止水片15と下垂片43との上面は同一平面と
されている。そして、該止水片15の上面には排
水溝16が形成されている。
前記各プレート部11の室内側端部にはそれぞ
れ外側にカール状に屈曲する屈曲片13が一体に
形成されている。
他方、上方立1はウエブ部30とその先端に一
体に形成されたフランジ部38とで略T字状に形
成され、同様に、下方立2はウエブ部31とその
先端に一体に形成されたフランジ部40とで略T
字状に形成されている。
そこで、前記本体の間隙12の位置に対応する
上方と下方に上方立1及び下方立2のそれぞれの
ウエブ部30,31を位置合わせし、同時に、プ
レート部11の柱状部分37,37の上方部分は
前記上方立1のフランジ部分38の後側に設けら
れた堅溝39に、同様に、前記プレート部11の
柱状部分37,37の下方部分は前記下方立2の
フランジ部分40の後側に設けられた堅溝41に
それぞれ位置合わせして、それらを互いにスライ
ドさせて両者を嵌め込むと、前記溝42に前記下
方立2のフランジ部分40の後側堅溝41の両側
壁44が嵌め込まれて合体される。
合体されると、前記止水片15の上面36は上
方立1のフランジ部分38の前方部分と密接す
る。前記止水片15の上面36に接しているプレ
ート部11の柱状部分37,37にはその前面に
前記止水片15の排水溝16と一連に連通する排
水溝16が垂直に形成されている。
そして、前記各プレート部11の屈曲片13は
上下方立1,2の室内側の別々の押縁32に対し
て接触し、そして、該各方立1,2の所定部位に
垂直に配備された室内側気密材14の一端と接触
する。
前記上下方立1,2のフランジ部分38,40
に対応するプレート部11の室外側には前記間隙
12に連通する水切りホール22が設けられ、該
ホール22に外気が入り込めるようにされてい
る。
他方、前記本体の間隙12に対して挿入される
上下方立1,2の端部にはプレート部11の接合
部18を逃げるための切欠(19,19……)
と、下方立2の中間部には更に水切ノツチ20が
設けられている。この水切ノツチ20は長孔17
に直接連通していると共に該長孔17は上下方立
1,2間の間隙Aの位置に対応しており、従つ
て、本体の間隙12に挿入された上下方立1,2
間の間隙Aの気圧は長孔17を通してガラス溝2
4内の外気圧と等しくなる。
前記プレート部11の長孔17より室内側に寄
つた位置を座板21で方立のウエブ部に対して圧
接すると、プレート部11の側壁47の内面と方
立のウエブ部30,31の表面とが密接して、よ
り水密性能の向上に効果的である。
前記座板21は上方立1のウエブ部30に明け
た孔33と側壁47,47に明けた孔34とにボ
ルト35を挿通してナツト35′で締め付けられ
るのであるが、これによりプレート部11は上方
立1に固定され、且つ又、上方立1のフランジ部
分38の前方部分とプレート部11の止水片15
の上面36とが密接される。
このようにして、上方立1に固定されたプレー
ト部11に下方立2を嵌め込むと共に、下方立2
の後方上端部分に嵌装固定したジヨイントスリー
ブ45を上方立1の後方下端部分に嵌め込む。そ
れにより温度差によつて上下方立1,2が伸縮す
るときは、下方立2とプレート部11との間に摺
動を生じさせる。符号46で示すものは、上下方
立1,2とプレート部11との前方部分の位置決
めをする嵌合ピンである。
ト 発明の効果 本発明は、以上の説明により明らかなように、
風雨を伴う外気圧の変動は、方立1,2の各所に
設けられた導圧孔(図示されていない)を通つて
直ちにガラス溝24に導かれ、該ガラス溝24は
外気圧と同圧になる。そして、水密接続器の間隙
12に挿入された前記上下方立1,2間の間隙空
間Aはプレート部11の側壁47に設けられた長
孔17を通して前記ガラス溝24内の外気圧と等
しくされる。従つて、前記上下方立1,2間の間
隙空間Aの気圧は外気と同圧になり、方立接続部
の圧力差により生じる雨水の浸入は効果的に防止
されるもので、従来にない高品質な水密性を確保
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例のカーテンウオールの
方立接続部の接続態様を示す第2図−線断面
図、第2図は第1図−線断面図、第3図は本
発明一実施例の構成を示す正面図、第4図は同側
面図、第5図は同平面図、第6図は同背面図、第
7図は同底面図、第8図は本発明の一実施例に使
用される上方立の一例を示す斜視図、第9図は本
発明一実施例の構成を示す斜視図、第10図は本
発明の一実施例に使用される下方立の一例を示す
斜視図である。 11……プレート部、12……間隙、13……
屈曲片、15……止水片、17……長孔、18…
…接合部、37……柱状部分、42……溝、43
……下垂片、47……側壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 雨水の浸入を防止するために上下方立の接続
    間の空隙を外気圧と等しい状態に保持するゴム様
    弾性体により成形された方立の水密接続器であつ
    て、全体的外形が略T字型でその脚部である中央
    部分が扁平である対称的形状を有し、前記中央部
    分はプレート部11を間隙12を介して平行に対
    面させ、その間の一個所以上に前記間隙12に差
    し込まれる上下方立の端部に設けられた切欠に対
    応位置する接合部18が設けられて一体となつて
    おり、前記各プレート部11の側壁47には前記
    間隙12に差し込まれる上下方立の間隙空間に対
    応する位置に外気圧を導入する長孔17が形成さ
    れ、前部側方には柱状部分37,37が一体に張
    出形成され、室内側端部にはそれぞれ外側に屈曲
    された屈曲片13が一体に形成され、前記柱状部
    分37,37にはその室外側前面の中間所定部に
    前記間隙12を跨ぐ止水片15が一体的に張出形
    成されていることを特徴とするカーテンウオール
    の方立の水密接続器。
JP433285A 1985-01-14 1985-01-14 カーテンウォールの方立の水密接続器 Granted JPS61162653A (ja)

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JP433285A JPS61162653A (ja) 1985-01-14 1985-01-14 カーテンウォールの方立の水密接続器

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JP433285A JPS61162653A (ja) 1985-01-14 1985-01-14 カーテンウォールの方立の水密接続器

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JPS61162653A JPS61162653A (ja) 1986-07-23
JPH0470459B2 true JPH0470459B2 (ja) 1992-11-11

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SE509284C2 (sv) * 1998-04-07 1999-01-11 Nordiska Balco Ab Ramkonstruktion för montering mellan två över varandra belägna balkongplattor
JP2019183474A (ja) * 2018-04-09 2019-10-24 ミサワホーム株式会社 縦材
CN109680849A (zh) * 2019-01-31 2019-04-26 昆山鸿禧来装饰工程有限公司 一种背挂式幕墙连接节点

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