JPH0734978Y2 - カーテンウオールのパネル支持部材 - Google Patents
カーテンウオールのパネル支持部材Info
- Publication number
- JPH0734978Y2 JPH0734978Y2 JP2014189U JP2014189U JPH0734978Y2 JP H0734978 Y2 JPH0734978 Y2 JP H0734978Y2 JP 2014189 U JP2014189 U JP 2014189U JP 2014189 U JP2014189 U JP 2014189U JP H0734978 Y2 JPH0734978 Y2 JP H0734978Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support member
- ridge
- flange
- steel
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カーテンウオールを構成するパネル支持部材
に関する。
に関する。
カーテンウオールとしては建物躯体にパネル支持部材を
取付け、そのパネル支持部材にパネルを取付けるように
したものが知られ、そのパネル支持部材としては、例え
ば実公昭61-28811号公報に示すものが知られている。
取付け、そのパネル支持部材にパネルを取付けるように
したものが知られ、そのパネル支持部材としては、例え
ば実公昭61-28811号公報に示すものが知られている。
つまり、断面H型となった鉄製の型鋼に取付板を溶接
し、この取付板に被挟持部材を介して押縁をボルト止め
し、押縁と型鋼との間に凹陥部を形成し、その凹陥部に
パネルを取付けるようにしたパネル支持部材が知られて
いる。
し、この取付板に被挟持部材を介して押縁をボルト止め
し、押縁と型鋼との間に凹陥部を形成し、その凹陥部に
パネルを取付けるようにしたパネル支持部材が知られて
いる。
かかるパネル支持部材であると、取付板を型鋼に溶接す
る際に生ずる熱ひずみの防止を考慮せねばならないと共
に、押縁の型鋼への取付けは取付板の取付け位置によっ
て決定されるから、取付板を精度良く位置決めして溶接
する必要があり、取付板の溶接作業が大変面倒で組立作
業性が悪くなる。
る際に生ずる熱ひずみの防止を考慮せねばならないと共
に、押縁の型鋼への取付けは取付板の取付け位置によっ
て決定されるから、取付板を精度良く位置決めして溶接
する必要があり、取付板の溶接作業が大変面倒で組立作
業性が悪くなる。
また、溶接部の耐食性が低下するため腐食に対する相応
の処置が必要である。
の処置が必要である。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにしたカ
ーテンウオールのパネル支持部材を提供することを目的
とする。
ーテンウオールのパネル支持部材を提供することを目的
とする。
(1)支持部材の雄螺子部を型鋼に螺合して支持部材を
型鋼に取付け、その支持部材に押縁を固着してパネル取
付用の凹陥部を形成したパネル支持部材。
型鋼に取付け、その支持部材に押縁を固着してパネル取
付用の凹陥部を形成したパネル支持部材。
(2)型鋼に支持部材をボルト締めし、その支持部材に
押縁を固着してパネル取付用の凹陥部を形成したパネル
支持部材。
押縁を固着してパネル取付用の凹陥部を形成したパネル
支持部材。
これによって、面倒な溶接作業をせずに支持部材を簡単
に取付けできるから、組立作業を簡単にできる。
に取付けできるから、組立作業を簡単にできる。
第1図に示すように、断面H型の鉄製の型鋼1は横向き
に配設され、その型鋼1の室外側のフランジ2における
連結片3と対向した部分に螺子孔4が穿孔してあり、こ
の螺子孔4に支持部材5の雄螺子部6が螺合してある。
に配設され、その型鋼1の室外側のフランジ2における
連結片3と対向した部分に螺子孔4が穿孔してあり、こ
の螺子孔4に支持部材5の雄螺子部6が螺合してある。
該支持部材5は第2図(a),(b)に示すように、本
体7の一端部に雄螺子部6を一体形成し、他端部に雌螺
子部8を形成すると共に、レンチ等の工具ではさむ平面
な2面部より成る回転操作部9を有し、その回転操作部
9を工具で挟持して回転することで雄螺子部6を螺子孔
4に螺合するようにしてあり、その雄螺子部6と螺子孔
4の螺合部に接着剤が塗布されて弛まないようにしてあ
る。
体7の一端部に雄螺子部6を一体形成し、他端部に雌螺
子部8を形成すると共に、レンチ等の工具ではさむ平面
な2面部より成る回転操作部9を有し、その回転操作部
9を工具で挟持して回転することで雄螺子部6を螺子孔
4に螺合するようにしてあり、その雄螺子部6と螺子孔
4の螺合部に接着剤が塗布されて弛まないようにしてあ
る。
なお、フランジ2と本体7との間にスプリングワツシヤ
を設けて弛め止めするようにしても良い。
を設けて弛め止めするようにしても良い。
押縁10は板状の押えフランジ11に支持板12を一体形成し
た断面略倒T字状となり、その押えフランジ11に凹条溝
13が形成され、その凹条溝13の底部にボルト挿通孔14が
形成してあり、支持板12を支持部材5の本体7上に載置
し、ボルト挿通孔14よりボルト等の固着具15を雌螺子部
8に螺合して押縁10を連結し、型鋼1のフランジ2と押
縁10とによって凹陥部16を形成してパネル支持部材とし
てある。
た断面略倒T字状となり、その押えフランジ11に凹条溝
13が形成され、その凹条溝13の底部にボルト挿通孔14が
形成してあり、支持板12を支持部材5の本体7上に載置
し、ボルト挿通孔14よりボルト等の固着具15を雌螺子部
8に螺合して押縁10を連結し、型鋼1のフランジ2と押
縁10とによって凹陥部16を形成してパネル支持部材とし
てある。
なお、前記支持部材5は型鋼1の長手方向に間隔を置い
て複数取付けてある。
て複数取付けてある。
そして、パネル17は凹陥部16内に臨み、シール材18でシ
ールしてある。
ールしてある。
なお、押縁10の支持板12には上向片12aが一体形成さ
れ、この上向片12aに水密材19が装着されて室内側のシ
ール材18との間にシールして凹陥部16に浸入した雨水が
型鋼1側に流れないようし、それによって型鋼1の腐食
を防止していると共に、凹陥部16に浸入した雨水は押縁
10の押えフランジ11に形成した排水孔20より外部に排水
するようにしてある。
れ、この上向片12aに水密材19が装着されて室内側のシ
ール材18との間にシールして凹陥部16に浸入した雨水が
型鋼1側に流れないようし、それによって型鋼1の腐食
を防止していると共に、凹陥部16に浸入した雨水は押縁
10の押えフランジ11に形成した排水孔20より外部に排水
するようにしてある。
第3図は型鋼1を縦方向に配設した状態を示し、この場
合には押縁10は押えフランジ11のみとして支持部材5に
直接ビス15で連結すめようにしてある。
合には押縁10は押えフランジ11のみとして支持部材5に
直接ビス15で連結すめようにしてある。
また、第4図,第5図のように、支持部材5の本体7に
おける外周面に係合溝21を形成し、押縁10に係合片22,2
3を形成して、その係合片22,23を係合溝21にスナツプ式
に係合して押縁10を支持部材5に仮止めできるようにし
ても良い。
おける外周面に係合溝21を形成し、押縁10に係合片22,2
3を形成して、その係合片22,23を係合溝21にスナツプ式
に係合して押縁10を支持部材5に仮止めできるようにし
ても良い。
次に、第2実施例を説明する。
第6図,第7図に示すように、支持部材5を板状の本体
30に一対の取付フランジ31,31を一体形成し、その取付
フランジ31にボルト挿通孔32を形成すると共に、本体30
に雌螺子部33を形成し、取付フランジ31のボルト挿通孔
32よりボルト34を型鋼1に形成した一対の螺子孔4にそ
れぞれ螺合して支持部材5を型鋼1のフランジ2に取付
け、その支持部材5に押縁10を第1実施例と同様に取付
けてある。
30に一対の取付フランジ31,31を一体形成し、その取付
フランジ31にボルト挿通孔32を形成すると共に、本体30
に雌螺子部33を形成し、取付フランジ31のボルト挿通孔
32よりボルト34を型鋼1に形成した一対の螺子孔4にそ
れぞれ螺合して支持部材5を型鋼1のフランジ2に取付
け、その支持部材5に押縁10を第1実施例と同様に取付
けてある。
また、型鋼1が縦方向に配設してある場合には第8図の
ように支持部材5を縦向きに取付けて押縁10を第1実施
例と同様に取付けてある。
ように支持部材5を縦向きに取付けて押縁10を第1実施
例と同様に取付けてある。
以上の各実施例において、型鋼1のフランジ2と押縁10
の押えフランジ11との間に断熱材を介在して断熱性の優
れたパネル支持部材としても良い。
の押えフランジ11との間に断熱材を介在して断熱性の優
れたパネル支持部材としても良い。
(1)支持部材5を型鋼1に螺合して取付けたので、溶
接による熱ひずみを考慮する必要がないばかりか、型鋼
1のフランジ2に螺子孔4を予じめ位置決めして形成す
ることによって支持部材5を所定の位置に正しく取付け
でき、支持部材5の取付作業が簡単となって組立作業が
簡単となる。
接による熱ひずみを考慮する必要がないばかりか、型鋼
1のフランジ2に螺子孔4を予じめ位置決めして形成す
ることによって支持部材5を所定の位置に正しく取付け
でき、支持部材5の取付作業が簡単となって組立作業が
簡単となる。
また、支持部材5に雄螺子部6を一体形成したので、部
品点数が少なくなって在庫管理が容易となる。
品点数が少なくなって在庫管理が容易となる。
(2)支持部材5をボルト34で型鋼1に取付けたので、
溶接による熱ひずみを考慮する必要がないばかりか、型
鋼1のフランジ2に螺子孔4を予じめ位置決めして形成
することで支持部材5を組立時に所定の位置に正しく取
付けでき、支持部材5の取付作業が簡単となって組立作
業が簡単となる。
溶接による熱ひずみを考慮する必要がないばかりか、型
鋼1のフランジ2に螺子孔4を予じめ位置決めして形成
することで支持部材5を組立時に所定の位置に正しく取
付けでき、支持部材5の取付作業が簡単となって組立作
業が簡単となる。
また、支持部材5は本体30に取付フランジ31と雌螺子部
33を形成したものであり、鋳造あるいは鍛造等によって
容易に製造できる。
33を形成したものであり、鋳造あるいは鍛造等によって
容易に製造できる。
第1図〜第3図は本考案の第1実施例を示し、第1図は
型鋼を横方向に配設した状態の断面図、第2図(a),
(b)は支持部材の正面図、側面図、第3図は型鋼を縦
方向に配設した状態の断面図、第4図,第5図は支持部
材取付けの変形例を示す断面図、第6図〜第8図は第2
実施例を示し、第6図は型鋼を横方向に配設した状態の
断面図、第7図は支持部材の斜視図、第8図は型鋼を縦
方向に配設した状態の断面図である。 1は型鋼、2はフランジ、4は螺子孔、5は支持部材、
6は雄螺子部、7は本体、8は雌螺子部、10は押縁、15
は固着具、16は凹陥部、30は本体、31は取付フランジ、
33は雌螺子部、34はボルト。
型鋼を横方向に配設した状態の断面図、第2図(a),
(b)は支持部材の正面図、側面図、第3図は型鋼を縦
方向に配設した状態の断面図、第4図,第5図は支持部
材取付けの変形例を示す断面図、第6図〜第8図は第2
実施例を示し、第6図は型鋼を横方向に配設した状態の
断面図、第7図は支持部材の斜視図、第8図は型鋼を縦
方向に配設した状態の断面図である。 1は型鋼、2はフランジ、4は螺子孔、5は支持部材、
6は雄螺子部、7は本体、8は雌螺子部、10は押縁、15
は固着具、16は凹陥部、30は本体、31は取付フランジ、
33は雌螺子部、34はボルト。
Claims (2)
- 【請求項1】型鋼1のフランジ2に螺子孔4を形成し、
本体7の一端に雄螺子部6を備え、他端に雌螺子部8を
備えた支持部材5を形成し、その支持部材5の雄螺子部
6を螺子孔4に螺合して型鋼1に取付け、押縁10を支持
部材5の他端側に配設し、その押縁10の外表面より固着
具15を雌螺子部8に螺合して押縁10を支持部材5に連結
し、押縁10と型鋼1のフランジ2とによってパネル取付
用の凹陥部16を形成して成るカーテンウオールのパネル
支持部材。 - 【請求項2】型鋼1のフランジ2に螺子孔4を形成し、
本体30の一端に取付フランジ31を備え、他端に雌螺子部
33を備えた支持部材5を形成し、その取付フランジ31よ
りボルト34を型鋼1の螺子孔4に螺合して支持部材5を
型鋼1のフランジ2に取付け、その支持部材5の他端に
押縁10を配設し、その押縁10の外表面より固着具15を雌
螺子部33に螺合して押縁10を支持部材5に連結し、押縁
10と型鋼1のフランジ2とによってパネル取付用の凹陥
部16を形成して成るカーテンウオールのパネル支持部
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014189U JPH0734978Y2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | カーテンウオールのパネル支持部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014189U JPH0734978Y2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | カーテンウオールのパネル支持部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02111708U JPH02111708U (ja) | 1990-09-06 |
JPH0734978Y2 true JPH0734978Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31236261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014189U Expired - Lifetime JPH0734978Y2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | カーテンウオールのパネル支持部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734978Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-27 JP JP2014189U patent/JPH0734978Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02111708U (ja) | 1990-09-06 |
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