JPH0747832Y2 - シ−ズヒ−タの端末構造 - Google Patents

シ−ズヒ−タの端末構造

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JPH0747832Y2
JPH0747832Y2 JP1987126438U JP12643887U JPH0747832Y2 JP H0747832 Y2 JPH0747832 Y2 JP H0747832Y2 JP 1987126438 U JP1987126438 U JP 1987126438U JP 12643887 U JP12643887 U JP 12643887U JP H0747832 Y2 JPH0747832 Y2 JP H0747832Y2
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JP
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JP1987126438U
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JPS6431693U (ja
Inventor
信英 宇留野
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は取り付けに際し水密、気密性を要するシーズヒ
ータの端末構造に関するものである。
従来の技術 従来この種のシーズヒータは、金属管の端口部につば状
部材を水密、気密性を有するように固定する目的で固定
部材に例えば銀ろう、ニッケルろう等の金属ろう材を用
い、端口部とつば状部材の固定時には600℃〜1000℃程
度の温度で固定部材を溶融し、端口部とつば状部材の接
合すき間に充填後、冷却させ硬化、固定していた。
考案が解決しようとする問題点 しかるに、かかる構造のものにあっては、固定部材の溶
融時に高温となる為、端口部やつば状部材、あるいはそ
の近傍に酸化スケールが発生、付着する。
この酸化スケールは液体中や高湿中では金属管やつば状
部材の耐食性を著しく低下させるものであった。
その害を除く為、固定部材の加熱工程後にショットブラ
スト工程を設け、前記酸化スケールの除去につとめてい
るが、このショットブラスト工程時につば状部材に予め
形成されたねじ山をつぶしたりするのみならず、前記加
熱工程時につば状部材の変形をもたらす欠点があった。
又かかる固定部材による固定時には溶融した固定部材が
端口部表面やつば状部材と気密状態となるよう完全密着
させるべくフラックスと呼ばれる腐食性の強い溶剤を併
用するが、固定後にこのフラックスを完全に除去するの
が困難で、微少の残留フラックスが長期の間にシーズヒ
ータの金属パイプを腐食したり、シーズヒータの端末部
を経て内部に進入して絶縁低下をきたすという欠点があ
った。
さらに、前記酸化スケールや、残留フラックスを除去す
る為に多くの工数を要し、高価なものとなる欠点もあっ
た。
問題点を解決するための手段 本考案は上記の欠点を除くためになされたものであり、
金属管の端口部に取付けるつば状部材と、該端口部との
間に、常温で嫌気硬化性を有するか、または、これに紫
外線硬化性を併せもつ固定部材を介在し、つば状部材を
端口部に固定するようにしたものである。
作用 このようにしたことにより、端口部につば状部材を固定
する時には、加熱温度は20〜50℃にすればよい。又、紫
外線硬化性を併せもつ部材を用いた場合、つば状部材と
金属管との間から溢れた部材は気中放置して紫外線照射
をすれば容易に凝固する。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に従って説明する。
実施例の構成を示す第1図において、1は金属管、2は
発熱線、3は絶縁物質でマグネシア粉末等よりなるもの
である。4は発熱線2と接続されている端子で、絶縁物
質3により保持されかつ、後記端口部5より導出されて
いる。5は端口部で、金属管1の端末部をシール材6に
よって絶縁封止するとともに、他器具(図示省略)に取
付けるためのつば状部材7を固定する部位である。8は
固定部材で該つば状部材7の内側面と前記端口部5の外
側面間に介在させ、かつ、嫌気硬化性を有するか、又は
紫外線硬化性を併せもつ樹脂状の接着剤よりなるもので
ある。
かかる構成において、つば状部材7を前記端口部5に固
定するときには、まず端口部5の外側につば状部材7を
位置させ、端口部5の外側とつば状部材7の内側のすき
間に液状の固定部材8を流入充填する。すき間に充填さ
れた固定部材8は空気と遮断され、かつ金属イオンの存
在する部分に幽閉されることにより嫌気硬化の性能を発
揮し、常温下で液状から固体状へ硬化し、端口部5とつ
ば状部材7の間を気密固定する。
紫外線硬化性を併せもつ固定部材8を用いた場合前記固
定部材8の流入充填の際に外部にはみ出した固定部材8
に紫外線を照射し硬化させる。
考案の効果 以上本考案によると、常温又は常温と紫外線でつば状部
材を金属管の端口部に固定できることから、ショットブ
ラスト工程が省かれて加工工程が削減され、かつ、常温
での作業が可能なためにつば状部材の変形がなく精度の
高い製品が得られるのみならず、フラックス等の腐食性
溶剤も用いないため高性能で安定したシーズヒータの端
末構造を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるシーズヒータの端末構
造の断面図、第2図は従来のシーズヒータの端末構造の
断面図である。 1……金属管、2……発熱線、3……絶縁物質、5……
端口部、7……つば状部材、8……固定部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属管(1)内に絶縁物質(3)を充填し
    て発熱線(2)を挿入するとともに、金属管(1)の端
    口部(5)にシーズヒータ取付用のつば状部材(7)を
    固定するものにおいて、該つば状部材(7)と端口部
    (5)との間に常温で嫌気硬化性を有するか、または、
    これに紫外線硬化性を併せもつ固定部材(8)を介在
    し、つば状部材(7)を端口部(5)に固定することを
    特徴とするシーズヒータの端末構造。
JP1987126438U 1987-08-20 1987-08-20 シ−ズヒ−タの端末構造 Expired - Lifetime JPH0747832Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6431693U JPS6431693U (ja) 1989-02-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55144791U (ja) * 1979-04-05 1980-10-17
JPS56106395U (ja) * 1980-01-18 1981-08-19

Also Published As

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JPS6431693U (ja) 1989-02-27

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