JPH03120803A - 磁気シールド組込みマグネット - Google Patents

磁気シールド組込みマグネット

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Publication number
JPH03120803A
JPH03120803A JP25982689A JP25982689A JPH03120803A JP H03120803 A JPH03120803 A JP H03120803A JP 25982689 A JP25982689 A JP 25982689A JP 25982689 A JP25982689 A JP 25982689A JP H03120803 A JPH03120803 A JP H03120803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
magnetic
shielding member
magnetic shield
magnetic shielding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25982689A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Hirai
伸之 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP25982689A priority Critical patent/JPH03120803A/ja
Publication of JPH03120803A publication Critical patent/JPH03120803A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野] 本発明は、磁気特性のバラツキが少ないとともに、寸法
精度が高(、さらに製造の容易な磁気シールド組込みマ
グネットに関するものである。
し従来の技術] カメラ、OAI器等は多くのマグネットを使用しており
、例えばビデオファインダーのフォーカス機構にもマグ
ネットを使用している。最近の機器は全体が小型化され
ているので、各種の部品は隣接して配置されている。そ
のため、ある部品のマグネットの磁束が外部へ漏れると
、他のモータ等の機器に悪影響を与えることが多い。こ
のような磁気的悪影響を防止するため、マグネットに&
R磁気シールド材取付けたものも知られている。
この種のマグネットに磁気シールド材を取付ける場合、
第8図に示すように5加圧成形後に熱処理した円筒状磁
性体11を用意し、円筒状の磁気シールドカップ12の
内周面に接着材13を塗布し、6G気シールドカツプ1
2内に円筒状磁性体11を入れて接着剤により固定させ
ている。さらにその後、全体をコーティングし、円筒状
磁性体11を着磁して磁気シールド組込みマグネットを
完成している。
[発明が解決しようとする課題] 従来の磁気シールド組込みマグネットは、接着剤により
円筒状磁性体を磁気シールドカップ内に取付けているの
で、組立コストが増加する。さらに組立ての便のため円
筒状磁性体と磁気シールドカップ内周との間にクリアラ
ンスを設けており、そのため接着剤の厚みが位置により
異なったりして組立て寸法に微小なズレを生じ、マグネ
ット中心部の磁束分布が不均一になり、例えばフォーカ
スが合わせにくくなる等の問題が発生している。
そこで本発明は、マグネットに磁気シールドを組付けて
も磁束分布を均一化させられるようにするとともに、加
工精度のよい磁気シールド組込みマグネットを容易かつ
経済的に製造できるようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の磁気シールド組込みマグネットは、磁石の外周
に磁気シールド材が設けられている磁気シールド組込み
マグネットであって、磁石がその加圧成形後の熱処理に
より膨張して磁石が磁気シールド材内に圧接、固定され
るようにしたものである。
磁石は、磁性粉にバインダー材としてエポキシ樹脂を添
加したものを加圧成形後、熱硬化処理し、その後着磁さ
れている。また磁気シールド材は、例えば円筒状に作成
されて、その軸方向一端に半径方向内側に突出するリブ
材が設けられる。
[作用J 上記の磁気シールド組込みマグネットは、円筒状磁性体
が接着剤を介することなく直接磁気シールド材の内周面
に圧接されているので、磁石と磁気シールド材との組合
せのために両者間にクリアランスを設ける必要はな(5
そのため接着剤厚さが全周で不均一になったり、組込み
による組立てズレを生じるのを防止でき、磁束中心部で
の磁束分布が均一になる。
また円筒状磁性体は、熱処理時に膨張して磁気シールド
材の内周面に圧接固定されて一体となるので、接着剤は
不要であり、組立て工程が短縮される。
[実施例] 本発明の実施例を第1図により説明する。
本発明の磁気シールド組込みマグネットは、例えば等方
性ネオジボンドからなる円筒形のマグネットlが円筒状
の磁気シールド材2の内周に入れられて、マグネットl
の熱処理時の膨張によりマグネット1を磁気シールド材
2内に圧接固定させである。
マグネットlの作成は、磁性粉にバインダー材としての
エポキシ樹脂を添加したものを、金型内のカップ状の磁
気シールド材2内に振り込み、加圧成形後に170℃で
120分間加熱して熱硬化処理をし、全体をコーティー
ングした後に着磁して形成されている。この製造工程中
の熱硬化処理中に磁性粉の成形体が約1%膨張するので
、前記のようにマグネットlが磁気シールド材2内に圧
接固定され、接着剤を必要としないのである。
なお、フォーカス用マグネットとして使用する場合、第
1図の磁気シールド組込みマグネットを2つ互いに逆向
きの軸方向に重ねて、マグネットの外周が磁気シールド
材2で被われるようになっている。
第1図の実施例では、円筒状の磁気シールド材2の一端
開口部に半径方向内側にリブ材2aが突設され、リブ材
2aの内径は円筒形マグネットlの内径に一致させであ
るが、必ずしもリブ材2aがマグネットlの端面全体を
被うような大きさにする必要はない。
上記磁気シールド組込みマグネットにおいて、磁気シー
ルド材2のリブ材2aおよび円筒部の軸方向長さを種々
変更した場合の磁束分布がどのように変わるかを測定し
て第2〜5図(半断面図)に示した。また比較のため磁
気シールドのないものの磁束分布を第6図に示した。第
2〜第6図かられかるように、磁気シールド材の軸方向
長さがマグネットlの軸方向長さより太き(なる程、そ
してリブ材2aがマグネットlの端面を被う程、磁束が
外部に漏れにくくなっている。また本実施例の場合、い
ずれもマグネット中心部の磁束分布に均一性があり、第
8図の従来例のようにマグネットを磁気シールド材に接
着剤で固定した場合の磁束分布(第7図)よりも、均一
になりやすいこともわかった。
上記実施例では磁気シールド材とマグネットの形状が円
筒形であったが、その形状に限定されるものではなく、
マグネット材の熱膨張でマグネットが磁気シールド材内
に圧接固定される形状であればよい。
[発明の効果] 本発明の磁気シールド組込みマグネットは、磁性粉をカ
ップ状の磁気シールド材内で加圧成形して熱処理、着磁
させることにより作成されているので、磁性粉の成形体
とシールド材との間に組立てのためのクリアランスは不
要になり、組付は誤差は生じないので精度よ(作成でき
、マグネットの中心部での磁束分布は均一性のよいもの
になる。また磁性粉の成形体を熱処理したときに膨張し
て磁気シールド材内に圧接固定されるので、接着剤を必
要とせず、製造が簡単になり、しかも磁気シールド材内
周や磁性粉の成形体の加工精度も要求しないので経済的
に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気シールド組込みマグネットの断面
図、第2〜5図はそれぞれシールド材形状が異なる本実
施例のマグネットの磁束分布図、第6図と第7図はそれ
ぞれ異なる従来例のマグネットの磁束分布図である。 l;マグネット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性粉が磁気シールド材内で加圧成形され熱硬化
    処理後に着磁されて作成される磁気シールド組込みマグ
    ネットであって、熱硬化処理での膨張により磁石が磁気
    シールド材内に圧接固定されていることを特徴とする磁
    気シールド組込みマグネット。
  2. (2)磁性粉は、バインダー材としてエポキシ樹脂が添
    加されている請求項1に記載の磁気シールド組込みマグ
    ネット。
  3. (3)磁気シールド材は円筒状に作成されて、その軸方
    向一端に半径方向内側に突出するリブ材が設けられてい
    る請求項1又は2に記載の磁気シールド組込みマグネツ
    ト。
JP25982689A 1989-10-04 1989-10-04 磁気シールド組込みマグネット Pending JPH03120803A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25982689A JPH03120803A (ja) 1989-10-04 1989-10-04 磁気シールド組込みマグネット

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JP25982689A JPH03120803A (ja) 1989-10-04 1989-10-04 磁気シールド組込みマグネット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03120803A true JPH03120803A (ja) 1991-05-23

Family

ID=17339531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25982689A Pending JPH03120803A (ja) 1989-10-04 1989-10-04 磁気シールド組込みマグネット

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JP (1) JPH03120803A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106898464A (zh) * 2016-12-28 2017-06-27 芜湖顺景自动化设备有限公司 一种易组装型加防磁罩变压器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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