JPH074782U - グリルシャッターの押上防止装置 - Google Patents

グリルシャッターの押上防止装置

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JPH074782U
JPH074782U JP3760093U JP3760093U JPH074782U JP H074782 U JPH074782 U JP H074782U JP 3760093 U JP3760093 U JP 3760093U JP 3760093 U JP3760093 U JP 3760093U JP H074782 U JPH074782 U JP H074782U
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明 横山
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鈴木シャッター工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁開閉制御装置を用いることなしにグリル
シャッターの開披を阻止できる装置を提供する。 【構成】 レール3の上端部近傍に、上下2本の芯パイ
プ間に位置し、シャッターを押上げて前記上下2本の芯
パイプ間の距離が相対的に縮小したとき、くの字型回動
レバー15の上端部が前記上の芯パイプに接して押し下
げられ、レールの底部に設けたロック穴7に没入してグ
リルシャッターの上昇を阻止するロック部14を有し、
かつシャッターの巻上げ時、前記ロック穴の外に前記ロ
ック部が退避するスライダー11を芯パイプと平行に進
退可能に配設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内部が見えるように格子状スラットで構成したグリルシャッターの 押上防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本考案が対象とするグリルシャッターは、図4に示すように、平行に横架した 複数本の芯パイプ1を、これと直交する方向に平行配設した複数列の連結リンク 2によって屈曲自在に連結して格子状スラットを形成し、建物の被取付部の両側 に立設されたガイドレ―ル3の案内溝の中を芯パイプ1と連結リンク2の結合部 が摺動してシャッターを開閉する。開閉に際しては、上吊りされた格子状スラッ トを巻取りドラム5を正転または逆転させる。
【0003】 このような格子状スラットのグリルシャッターは一般に小形かつ軽量であるた め、外部から無理矢理手で持ち上げて開被されるおそれがある。したがって、シ ャッターの開被を防止する施錠装置が防犯上必要とされている。この種の施錠装 置を備えたシャッターとしては、実公昭61−7334号及び実公平2−146 10号などが提案されている。前者はシャッターの中間高さ位置の左右両端にお いて隣接する2本の芯パイプの間に錠前を取付け、これを施錠することによって 格子状スラットをガイドレ―ルへ固定するようにしたものである。
【0004】 後者は、シャッターの下部両側の位置に、ガイドレ―ル内に張り出たラッチバ ―と、シャッターの昇降運動によりラッチバ―と係合する二股部材と、その二股 部材の回転運動を規制する爪車とを設け、シャッターが下降する際に該ラッチバ ―が二股部材に当接してこれを回動させながら二股部材の凹欠部へ落ち込むと、 爪車により二股部材がロックされて前記ラッチバ―の上昇退路を塞ぎ、またシャ ッター開閉機の解放動作に連動して、電磁的に爪車の回転を阻止する阻止片を爪 車から引離して、二股部材のロックを解除するようにしたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の装置にはいずれも次のような欠点がある。すなわち、前者は施錠、 解錠に人手を要するのが欠点であり、後者は巻き取りドラムの駆動装置に加えて ロック装置用の電磁開閉制御装置を必要とする欠点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は従来の欠点を解決するため、特別な装置を用いることなく、格子状ス ラットを下から無理に押し上げるとき、上下2本の芯パイプ間の距離が相対的に 縮小し、前記2本の芯パイプの間に取付けたスライダーが移動して先端のロック 部がガイドレールの底部に設けたロック穴内に没入し、シャッターの開披を阻止 できる装置を提供するものである。
【0007】 すなわち、平行に横架された複数本の芯パイプを、これと直交する方向に平行 配設された複数列の連結リンクによって屈曲自在に連結して格子状スラットを形 成させたグリルシャッターにおいて、 前記芯パイプの端部が上下方向に摺動するレールの上端部近傍に、上下2本の 芯パイプ間に位置し、シャッターの閉鎖時、レールの底部に設けたロック穴に没 入してグリルシャッターの上昇を阻止するロック部を有し、かつシャッターの巻 上げ時、前記ロック穴の外に前記ロック部が退避するスライダーを芯パイプと平 行に進退可能に配設し、更に該スライダーの上方にくの字型回動レバーを取り付 けた上で、該レバーの下部に形成した遊動溝に前記スライダーの腹部に設けた駆 動ピンが係合するように前記スライダーを支持してなるグリルシャッターの押上 防止装置を提案するものである。
【0008】
【実施例】
本考案を図面に従って説明する。図1は本考案装置の要部正面図、図2は水平 断面図、図3は側面図、図4はシャッッター閉鎖状態を概念的に表した正面図で ある。建物の開口部におけるグリルシャッターの被取付部の両側に立設したガイ ドレ―ル3の中を、格子状スラットを形成する芯パイプ1と連結リンク2の結合 部が上下に摺動する。本考案の押上防止装置は図4に示すようにレ―ル3の上端 近傍の位置、すなわちまぐさ近くのスラットの左右端部またはいずれか一方に取 り付けられる。この押上防止装置は図2のように上下2本の芯パイプ1a、1b 間にはめ込まれるように配設されている。
【0009】 以下この装置の詳細を図1〜3を参照しながら説明する。符号10が本装置の ケースである。このケースは隣接した関係にある上下2本の芯パイプ1a、1b にバンド様の部材で巻き付けるように取り付けられていて、ケース左右はその一 端が連結リンク2により、また他側は保持リンク6により左右が保持されている 。前記リンク2、6と芯パイプ1aの組み合わせに当たっては、リンク側に長穴 状の調整穴7が設けられ、それによりパイプ間の距離が若干縮小できるように組 み合わせられている。
【0010】 符号11は前記ケース10内に設けたスライダーであって、本スライダーは前 記上下2本の芯パイプ1a、1b間に芯パイプと平行に進退可能に配設されてい る。ちなみに符号12はスライダー後部に形成させた長穴状の滑り溝、13はケ ース10前面部より滑り溝を貫通するようにねじ込んだスライダー支持ピンであ る。14はスライダー11の先端に形成したロック部である。これは、シャッタ ーの閉鎖時、レール3の底部に設けたロック穴7に没入してグリルシャッターの 上昇を阻止し、かつシャッターの巻上げ時または下降時、前記ロック穴7の外に 退避するように構成されている。
【0011】 該スライダー11の上方には、くの字型回動レバー15をケース10に設けた 回動軸16を介して回動自在に取り付ける。またこのレバーは、上下2本の芯パ イプ1a、1b間の距離が相対的に縮小したとき、レバーの上端部が前記上の芯 パイプ1aに接して押し下げられる位置に設け、該レバーの下部に形成した遊動 溝18に前記スライダー11の腹部に設けた駆動ピン19が係合するようになっ ている。
【0012】 図1はスライダー11とくの字型回動レバー15の作用を示したものである。 上下2本の芯パイプ1a、1b間の距離が相対的に縮小したとき、前記くの字型 回動レバーの上端部17が前記上の芯パイプ1aに接して押し下げられ、それに よって、スライダー11が移動してロック部14が前記遊動溝18と駆動ピン1 9とを介してレール3の底部に設けたロック穴7内に没入するようになっている 。
【0013】 格子状のスラットが下降するときはスラットは上吊り状態となっているので、 一時的に上下2本の芯パイプのうち上のパイプ1aがくの字型回動レバーの上端 17に触れて、スライダー11のロック部がレールの底部に設けたロック穴7に 突出しようとしても、芯パイプ1a、1b間の距離は元のようにへ戻され、かつ 前記レバーの下部に図1において回動軸16を中心とした時計回り方向の力が常 に作用するのでスライダー11のロック部がレールの底部に設けたロック穴7へ 落ち込むことはなく、したがってスラットの下降動作になんら支障はない。
【0014】 ところが、シャッターの閉鎖時において、スラットを下から無理に押し上げよ うとすれば、シャッター上部は巻取りドラム、開閉機などでロックされているた め、ガイドレ―ル3の上端付近で図示のように上下2本の芯パイプ1a、1b間 の距離が相対的に縮小し、前記くの字型回動レバー15の上端部17が前記上の 芯パイプ1aに接して押し下げられ、前記スライダーがレールに向かって移動し てロック部が前記遊動溝と駆動ピンとを介してレールの底部に設けたロック穴内 に没入する。下からの押し上げ力が強ければ強いほど芯パイプ1aは作動レバー を押し下げる。したがって、スライダー11のロック部がロック穴内に没入する と、いったん閉じたグリルシャッターを下から押し上げて開くことは不可能であ る。
【0015】 なお、巻取りドラム5によってスラットを上昇させる際には、連結リンク2a と2bは互いに直線状となって上昇し、仮に上下2本の芯パイプ1a、1b間の 距離が相対的に変動しても、芯パイプ1a、1b間の距離は元のようにへ戻され 、かつ前記レバー15の下部に回動軸16を中心とした時計回り方向の力が常に 作用するのでスライダー11のロック部がレールの底部に設けたロック穴7へ落 ち込むことはなく、したがってスラットの上昇動作になんら支障はない。
【0016】
【考案の効果】
上述のように本考案は、芯パイプの端部が上下方向に摺動するレールの上端部 近傍に、上下2本の芯パイプ間に位置し、シャッターの閉鎖時、レールの底部に 設けたロック穴に没入してグリルシャッターの上昇を阻止するロック部を有し、 かつシャッターの巻上げ時、前記ロック穴の外に前記ロック部が退避するスライ ダーを芯パイプと平行に進退可能に配設し、更に該スライダーの上方にくの字型 回動レバーを取り付けた上で、該レバーの下部に形成した遊動溝に前記スライダ ーの腹部に設けた駆動ピンが係合するように前記スライダーを支持してなるもの であるから、容易には外部から触れることはできず、しかも悪戯等、故意により 手でシャッターを持ち上げるのを阻止でき、防盗の目的を達することができる。 そのうえ本装置は、特別な機構も制御も要しないので実用上の効果が高いもので ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の要部正面図である。
【図2】図1の水平断面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】シャッッター閉鎖状態を概念的に表した正面図
である。
【符号の説明】
1 芯パイプ 1a芯パイプ 1b芯パイプ 2 連結リンク 2a連結リンク 2b連結リンク 3 ガイドレ―ル 5 巻取りドラム 7 ロック穴 10 ケース 11 スライダー 12 滑り溝 13 支持ピン 14 ロック部 15 くの字型回動レバー 16 回動軸 17 レバーの上端部 18 遊動溝 19 駆動ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に横架された複数本の芯パイプを、
    これと直交する方向に平行配設された複数列の連結リン
    クによって屈曲自在に連結して格子状スラットを形成さ
    せたグリルシャッターにおいて、 前記芯パイプの端部が上下方向に摺動するレールの上端
    部近傍に、上下2本の芯パイプ間に位置し、シャッター
    の閉鎖時、レールの底部に設けたロック穴に没入してグ
    リルシャッターの上昇を阻止するロック部を有し、かつ
    シャッターの巻上げ時、前記ロック穴の外に前記ロック
    部が退避するスライダーを芯パイプと平行に進退可能に
    配設し、更に該スライダーの上方にくの字型回動レバー
    を取り付けた上で、該レバーの下部に形成した遊動溝に
    前記スライダーの腹部に設けた駆動ピンが係合するよう
    に前記スライダーを支持して成り、 シャッターを押上げて前記上下2本の芯パイプ間の距離
    が相対的に縮小したとき、前記くの字型回動レバーの上
    端部が前記上の芯パイプに接して押し下げられ、前記遊
    動溝と駆動ピンとを介して前記スライダーが移動してロ
    ック部がレールの底部に設けたロック穴内に没入するこ
    とを特徴とするグリルシャッターの押上防止装置。
JP3760093U 1993-06-17 1993-06-17 グリルシャッターの押上防止装置 Expired - Lifetime JP2549279Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002161683A (ja) * 2000-11-24 2002-06-04 Om Kiki Corp シャッター
KR101316368B1 (ko) * 2012-05-31 2013-10-08 현대자동차주식회사 차량용 액티브 에어플랩 장치

Cited By (3)

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JP4582898B2 (ja) * 2000-11-24 2010-11-17 オーエム機器株式会社 シャッター
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