JPH074774U - 電動オーバードア開閉装置 - Google Patents

電動オーバードア開閉装置

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JPH074774U
JPH074774U JP3241093U JP3241093U JPH074774U JP H074774 U JPH074774 U JP H074774U JP 3241093 U JP3241093 U JP 3241093U JP 3241093 U JP3241093 U JP 3241093U JP H074774 U JPH074774 U JP H074774U
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JP
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overdoor
curtain
opening
over door
electric motor
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JP3241093U
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JP2592080Y2 (ja
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松三郎 鈴木
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Bunka Shutter Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オーバードアカーテンの閉塞動作時に障害物
を損傷することがない。オーバードアカーテンの開放動
作時には確実に開放する。 【構成】 電動機20によって回転する巻胴26に巻回、巻
戻されるワイヤー28にてオーバードアカーテン12を開閉
する。電動機20によって回転する駆動系に、オーバード
アカーテン12の開閉動作時に巻胴26の固定を解除する電
磁クラッチ16を設ける。電磁クラッチ16にオーバードア
カーテン12の開放動作時に巻胴26を連動するとともに閉
じ動作時にワイヤー28の弛みを検知して電動機20と巻胴
26との連動を解除するワンウェイトルクリミッタ25を並
設する。 【効果】 オーバードアカーテンが閉塞時に障害物に当
るとオーバードアカーテンの下降動作が確実に停止す
る。オーバードアカーテンの開放時に、ワンウェイトル
クリミッタは作動されない。オーバードアカーテンの制
動装置を省略できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電動機によって回転される巻胴にワイヤーを巻回してオーバードア カーテンを開くとともに巻胴に巻回されたワイヤーを巻戻すことによりオーバー ドアカーテンを閉じる電動オーバードア開閉装置に係り、特に、オーバードアカ ーテンの閉塞動作時における安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の電動オーバードア開閉装置は、オーバードアカーテンを開閉す るワイヤーを巻回または巻戻す巻胴の駆動系にトルクリミッタを設け、オーバー ドアカーテンの下降閉塞時に、オーバードアカーテンが障害物に当たり、駆動系 にトルクの異常が生じたとき、トルクリミッタが滑り障害物を押し潰すことがな いようにした構造が採られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構造の装置では、トルクリミッタの感度を敏感にすると、オーバー ドアカーテンの上昇時にトルクリミッタが滑り、オーバードアカーテンが開動作 しなくなり、また、トルクリミッタの感度を鈍くすると、オーバードアカーテン の下降時に障害物を押し潰し損傷し易い問題があった。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、オーバードアカーテンの閉塞動作 時に障害物に当たったときには敏感にオーバードアカーテンの閉塞動作を停止し 、また、オーバードアカーテンの開放動作時には確実に開放されるオーバードア 開閉装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のオーバードア開閉装置は、電動機によって回転する巻胴に巻回、巻戻 されるワイヤーにてオーバードアカーテンを開閉する電動オーバードア開閉装置 であって、前記電動機によって回転する駆動系に、前記オーバードアカーテンの 開閉動作時に前記巻胴の固定を解除する電磁クラッチと、前記オーバードアカー テンの開放動作時に前記巻胴を連動するとともに閉じ動作時に前記ワイヤーの弛 みを検知して前記電動機と巻胴との連動を解除するワンウェイトルクリミッタと を並設したものである。
【0006】
【作用】
本考案のオーバードア開閉装置は、オーバードアカーテンを閉じる場合には、 電磁クラッチを開放し、電動機に連動する駆動系の固定を解除し、この駆動系に 設けたワンウェイトルクリミッタを作動させ、オーバードアカーテンの下降時に オーバードアカーテンが障害物に当たったとき、巻戻されるワイヤーの弛みが生 じたとき、ワンウェイトルクリミッタにより駆動系の回転が空転され、オーバー ドアカーテンの下降動作が停止される。また、オーバードアカーテンを開放する 場合には、ワンウェイトルクリミッタはロックしており、オーバードアカーテン は確実に開放される。さらに、オーバードアカーテンの開放状態または閉塞状態 時には電磁クラッチが駆動系をロックしてオーバードアカーテンは開閉動作され ることがない。
【0007】
【実施例】
次に本考案の一実施例の構成を図面に基づいて説明する。
【0008】 図3において、左右垂直レール10の上端から略水平に左右水平レール11が連接 され、この左右垂直レール10と左右水平レール11とにオーバードアカーテン12の 両端に設けた図示しない案内ピンが摺動案内されてオーバードアカーテン12が開 閉されるようになっている。
【0009】 また、前記左右水平レール11の上方に位置して前記左右垂直レール10を支持す る支柱13の上部に前記左右水平レール11と略平行に上框14が設けられ、この上框 14に駆動系の回転軸15が軸支されている。
【0010】 この回転軸15の一端部には電磁クラッチ16が設けられ、この電磁クラッチ16の 固定側の吸着部17に対して前記回転軸15に沿って摺動吸着される被吸着部18とに て構成され、この被吸着部18には径大スプロケット19が固着されている。
【0011】 この径大スプロケット19と電動機20の駆動軸21に設けた径小スプロケット21a とにベルトまたはチェーン22が懸回され、径大スプロケット19が電動機20によっ て回転されるようになっている。
【0012】 また、前記径大スプロケット19にワンウェイトルクリミッタ25が設けられ、こ のワンウェイトルクリミッタ25が前記回転軸15に結合されている。そして、この 回転軸15の両端部には巻胴26,26が固着されている。この巻胴26,26間の回転軸 15は複数に分割され、この分割された回転軸15間は、オーバードアカーテン12の 重量と開閉バランスをとりながらオーバードアカーテン12の開閉が円滑に行われ るようにした捩りコイルばね27,27にて連結されている。
【0013】 この巻胴26,26に巻回、巻戻されるワイヤー28はオーバードアカーテン12に連 結されている。
【0014】 次に、この実施例の作用を説明する。
【0015】 オーバードアカーテンを閉じる場合には、電磁クラッチ16を開放し、電動機20 に連動する駆動系の固定を解除すると駆動系に設けたワンウェイトルクリミッタ 25が作動される。そして、電動機20を駆動すると、電動機20の駆動軸21に設けた 径小スプロケット21a と径大スプロケット19とに懸回したチェーン22により径大 スプロケット19が回転し、ワンウェイトルクリミッタ25を介して回転軸15が回転 され、オーバードアカーテン12が下降される。オーバードアカーテン12の下降時 にオーバードアカーテン12が障害物に当たったときに、巻戻されるワイヤー28の 緊張が弛み、ワンウェイトルクリミッタ25により駆動系の径大スプロケット19の 回転が空回りして回転軸15は停止され、オーバードアカーテン12の下降動作が停 止される。このオーバードアカーテン12の閉塞状態で電磁クラッチ16を作動させ ると、径大スプロケット19は固定され、オーバードアカーテン12が開放されるこ とがない。
【0016】 そして、このオーバードアカーテン12の閉塞動作時にはワンウェイトルクリミ ッタ25が動作し、電磁クラッチ16があるため、制動装置を省略できる。
【0017】 また、オーバードアカーテン12を開放する場合には、電磁クラッチ16を開放し て電動機20に連動する駆動系の固定を解除する。そして、電動機20を先と反対方 向に駆動すると、このときにはワンウェイトルクリミッタ25がロックされ、電動 機20にチェーン22を介して径大スプロケット19が回転し、ワンウェイトルクリミ ッタ25を介して回転軸15が回転され、オーバードアカーテン12が上昇される。こ のオーバードアカーテン12の上昇時にはワンウェイトルクリミッタ25はロックさ れ、オーバードアカーテン12は確実に開放される。さらに、オーバードアカーテ ン12の開放状態時には電磁クラッチ16を固定することによりオーバードアカーテ ンは閉じ動作されることがない。
【0018】 また、オーバードアカーテン12の開放時には、捩りコイルばね27,27の保持ト ルクより敏感にワンウェイトルクリミッタ25を設定することにより、オーバード アカーテン12が自重で閉じ動作しないときのワイヤー28の弛みはワンウェイトル クリミッタ25が滑ることにより回避できる。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、オーバードアカーテンを閉じる場合には、オーバードアカー テンの下降時にオーバードアカーテンが障害物に当り、巻戻されるワイヤーの弛 みが生じたとき、ワンウェイトルクリミッタにより駆動系の回転が停止され、オ ーバードアカーテンの下降動作が停止され、オーバードアカーテンを開放する場 合には、ワンウェイトルクリミッタはロックされ、オーバードアカーテンは確実 に開放される。さらに、オーバードアカーテンの開放状態または閉塞状態時には 電磁クラッチが駆動系をロックしてオーバードアカーテンは開閉動作されない。 さらに、オーバードアカーテンの制動装置を省略できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電動オーバードア開閉
装置の駆動系の斜視図である。
【図2】同上電磁クラッチ部とワンウェイトルクリミッ
タ部の斜視図である。
【図3】同上電動オーバードア開閉装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
12 オーバードアカーテン 16 電磁クラッチ 20 電動機 25 ワンウェイトルクリミッタ 26 巻胴 28 ワイヤー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機によって回転する巻胴に巻回、巻
    戻されるワイヤーにてオーバードアカーテンを開閉する
    電動オーバードア開閉装置であって、 前記電動機によって回転する駆動系に、前記オーバード
    アカーテンの開閉動作時に前記巻胴の固定を解除する電
    磁クラッチと、前記オーバードアカーテンの開放動作時
    に前記巻胴を連動するとともに閉じ動作時に前記ワイヤ
    ーの弛みを検知して前記電動機と巻胴との連動を解除す
    るワンウェイトルクリミッタとを並設したことを特徴と
    する電動オーバードア開閉装置。
JP1993032410U 1993-06-16 1993-06-16 電動オーバードア開閉装置 Expired - Fee Related JP2592080Y2 (ja)

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JPH074774U true JPH074774U (ja) 1995-01-24
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013527348A (ja) * 2010-05-28 2013-06-27 ハンター ダグラス インコーポレイテッド 回転モータにより電力を供給される建築物の開口部遮蔽物
JP2014070339A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Nec Engineering Ltd 駆動機構及び駆動方法
US10975619B2 (en) 2011-10-03 2021-04-13 Hunter Douglas Inc. Methods and apparatus to control architectural opening covering assemblies

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JP2014070339A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Nec Engineering Ltd 駆動機構及び駆動方法

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